JPS6235981B2 - - Google Patents
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- JPS6235981B2 JPS6235981B2 JP5698480A JP5698480A JPS6235981B2 JP S6235981 B2 JPS6235981 B2 JP S6235981B2 JP 5698480 A JP5698480 A JP 5698480A JP 5698480 A JP5698480 A JP 5698480A JP S6235981 B2 JPS6235981 B2 JP S6235981B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/02—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
- C03B37/03—Drawing means, e.g. drawing drums ; Traction or tensioning devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
- Inorganic Fibers (AREA)
Description
本発明は、高速気流を利用してガラス、岩綿等
の溶融無機質繊維原料から連続した無機質繊維を
紡糸する方法並びに装置に関する。 従来の溶融繊維原料から繊維を製造する方法と
しては火焔法、遠心法、高速回転法などがあり、
無機質繊維に対しては火焔法が一般的である。こ
の火焔法は石油燃料を使用しバーナなどによる高
速の火焔でもつて溶融無機質原料例えば溶融ガラ
スを吹き飛ばして微細化したガラス繊維をつくる
ものであつた。この方法は火焔吹き飛ばしによる
ため長尺繊維が得られず、また大量の石油燃料を
使用するため特に最近の石油事情等に鑑み生産性
が悪いものであつた。そこで石油を使用しないも
つと生産性の高い製法が望まれ、最近になつてジ
エツト気流を利用した高速繊維紡糸法が研究され
ている。溶融ポリマーを紡糸した有機質繊維に関
しては、例えば「エアージエツトノズルによる高
速紡糸について」(繊維学会誌、Vol30、No.2、
1974)に報告されている。しかしながら無機質繊
維に関しては上記方法によつても充分な生産性が
得られずその工業化をみるに至つていない。 本発明者は、以上の実状に鑑み高速気流を利用
する無機質繊維の製造に関し、その生産性の向上
と長繊維化につき研究を重ね、所要長の導糸管、
該導糸管に接続連通する所要長の加速管および両
管の接続部において高圧空気の噴出が加速管中心
に収斂するようになされた高圧空気噴出用の截頭
円錐状スリツトからなる特殊な組合わせを用いる
ことが極めて良好な結果をもたらすことを知見し
本発明の完成をみるに至つたものである。 すなわち本発明による長尺無機質繊維の紡糸方
法は、溶融炉の底部に設けたノズル孔から溶融し
た無機質繊維原料を糸状に流下させ、その固化繊
維部分を前記ノズル孔の下方に垂直に配置した導
糸管の上部開口から導入し、該導糸管の下部開口
外周面に形成される倒立截頭円錐状のスリツトか
ら前記導糸管に接続連通する加速管中に高圧空気
を管中心に収斂する如く噴出せしめ、前記導糸管
および加速管中に導かれる前記固化繊維部分にこ
れら管中に起生される高速気流に基づく引張力を
作用せしめることにより無機質繊維を連続的に紡
出することを特徴とするものであり、また上記方
法を実施するための紡糸装置は、無機質繊維原料
を溶融し、該溶融原料を糸状に流下させるための
ノズル孔を備えた溶融炉と、前記ノズル孔から流
下する溶融原料の固化繊維部分を導入する上部開
口を有しノズル孔の下方に垂直に配置された導糸
管と、該導糸管の下部開口外周面との間に倒立截
頭円錐状のスリツトを形成せしめかつ該スリツト
を通して高圧空気を噴出せしめるための高圧空気
室と、前記導糸管の下部に接続連通するとともに
前記スリツトからの高速空気の噴出が管中心に収
斂するようになされた加速音とからなり、前記導
糸管および加速管中に導かれる前記固化繊維部分
にこれら管中に起生される高速気流に基づく引張
力を作用せしめることにより無機質繊維を連続的
に紡出するようにしたことを特徴とするものであ
る。 本発明においては、溶融炉底部のノズル孔から
糸状に流下する溶融無機質繊維原料の固化繊維部
分が導糸管および加速管中に導入通過せしめられ
る際に、導糸管および加速管中に起生される高速
気流に基づく引張力作用を受けて高速かつ連続的
に引出され、しかも導糸管および加速管とは非接
触状態で安定的に維持されるので機械的な無理が
加わらず、したがつて製造過程における切断が少
なく連続せる無機質繊維が得られる。また流下す
る溶融原料の固化繊維部分を導糸管に導入するよ
うにしている関係上、ノズル孔の数をふやして1
本の導糸管に1本乃至数10本の固化繊維部を導入
することができる。このように導入する繊維数が
複数本の場合でも繊維相互がからみ合うことなく
円滑安定した紡出が行なわれ生産性を一層向上す
ることができた。 以下本発明を連続せるガラス繊維を製造する実
施例について図面を参照の上詳細に説明する。 第1図において、1は原料ガラスの溶融炉であ
り、例えばソーダ、石灰ガラスの場合は1100℃乃
至1400℃の溶融ガラスが貯溜される。溶融炉1の
炉底に設けられたノズルプレート2に設けたノズ
ル孔3を貯溜溶融ガラスにまで通ずると該ノズル
孔3から重力作用により溶融ガラスが糸状に流下
する。ノズル孔3の直径は1mm乃至6mmで孔径の
大きさにより流下する溶融ガラスはノズル孔3の
下方30mm乃至60mmで固化繊維部分となり、該部分
をノズル孔3の下方に適当な距離例えば200mm乃
至1000mm隔てて垂直に配置された内径2mm乃至4
mm、長さ150mm乃至1300mmの導糸管4中へその上
部開口5から導入する。導糸管が短い場合は吸引
力が弱く、又長すぎる場合は空気及び繊維が管内
を通過する際に生じる管内抵抗が増加し、吸引力
も弱くなるため好ましいことではない。 第2図に示すように導糸管4の下部には開口6
を有し導糸管の一部をなす口金7が取付けられて
おり開口6の外周面は倒立截頭円錐状をなしてい
る。導糸管4の下部および口金7を包囲して倒立
円錐状の下部内面を有する高圧空気室本体8およ
び該本体8に取付けられる密封蓋9からなる高圧
空気室10が配設され、前記口金7の開口6外周
面と前記本体8下部内面とによつて倒立截頭円錐
状のスリツト11を形成している。 前記口金7は本体8の円筒内部に螺合装着され
ており、口金7を回動することにより前記スリツ
ト11のスリツト幅を任意に調節設定することが
できる。スリツト11の垂直線に対する傾斜角は
15゜乃至30゜にとり、またスリツト11のスリツ
ト幅は0.2mm乃至1.5mm、特に好ましくは0.2mm乃至
0.5mmにとるのが適当である。 高圧空気室10にはコンプレツサー12、圧気
溜13等を介して除塵・除油されたた圧力3Kg/
cm2乃至7Kg/cm2の高圧空気が供給されるように構
成されている。また前記導糸管4の下部開口6に
接続連通する加速管14が設けられる。該加速管
14は前記本体8の下方部分とこれに螺合取付け
られた管部材15によつて構成されている。該加
速管14の長さは導入される固化ガラス繊維部分
に適正な引張力を作用せしめるのにきわめて重要
な意味をもつものであり、前記スリツト11の傾
斜角にもよるが、開口6から40mm乃至150mmの範
囲に選定される。加速管14の内径は導糸管の内
径に略々等しいか僅かに大きめ(3mm乃至5mm)
にするのがよく、これらの管は互いに連通しその
最上端と最下端は共に大気中に開放している。加
速管は直管又は下端が広径の異径管やラツパ管形
状のものが好ましい。 高圧空気室10から倒立截頭円錐状のスリツト
11を通して高圧空気が40/min乃至500/
minの容量をもつて噴出されるが、該噴出は加速
管14の中心に収斂し加速管14中に導かれた固
化ガラス繊維に対し下方への引張力を及ぼす。こ
れと同時に導糸管4に対してはエジエクタ効果を
及ぼして負圧を生ぜしめ導糸管4中においても高
速気流を起生する。加速管が短かすぎる場合には
加速管中の高速気流部分が短かくなることに起因
すると推定されるが固化ガラス繊維に対する引張
り効果がかえつて低下し、また長すぎる場合には
管抵抗が大となつて内圧が高まり導糸管内を負圧
にする効果が得られず長尺のガラス繊維の連続的
な製造に支障をきたすので加速管の長さは適正な
値に選定しなければならない。 以上説明した構成の本発明によれば、連通接続
部において倒立截頭円錐状のスリツト11を設け
た導糸管4および加速管14を備え、前記スリツ
ト11から加速管中心に収斂する如く高圧空気を
噴出せしめることにより導糸管4および加速管1
4中に導かれる固化ガラス繊維部分にこれら管中
に起生される高速気流に基づく引張力を作用せし
め、これにより流下ガラスは延伸されながら引き
出されて繊維径が3μm乃至25μmのガラス繊維
を安定した状態で連続的に紡出することができ
る。このような安定したガラス繊維の紡出は、一
般に管中の気流が中心部ほど速く管壁近傍に比較
して圧力が相対的に低いため導糸管および加速管
内でのガラス繊維は管の中心部に維持され管壁に
接触することなく管中のガラス繊維全長にわたり
高速気流に基づく引張力が作用することによるも
のであり、本発明により始めて従来法によつては
得られない連続せるガラス繊維を得ることができ
たのである。 実施例 1 第1図に示す紡糸装置において導糸管1本に付
き1本の固化繊維を導入し加速管長l2=60mm、ノ
ズル孔から導糸管上部開口までの距離l3=1000mm
とし、導糸管内径d1=2mm、加速管内径d2=3
mm、倒立截頭円錐状スリツト傾斜角α=20゜、ス
リツト幅W=0.5mm、空気圧P=5Kg/cm2、ノズ
ル孔径d3=3mm、溶融ガラス温度t=1300℃とし
て導糸管長l1を300mmから1000mmとした場合に導
糸管長l1に対する紡糸速度m/min、紡糸量g/
Hr(導糸管1本当り)、繊維径μmは第1表に示
すとおりであつた。
の溶融無機質繊維原料から連続した無機質繊維を
紡糸する方法並びに装置に関する。 従来の溶融繊維原料から繊維を製造する方法と
しては火焔法、遠心法、高速回転法などがあり、
無機質繊維に対しては火焔法が一般的である。こ
の火焔法は石油燃料を使用しバーナなどによる高
速の火焔でもつて溶融無機質原料例えば溶融ガラ
スを吹き飛ばして微細化したガラス繊維をつくる
ものであつた。この方法は火焔吹き飛ばしによる
ため長尺繊維が得られず、また大量の石油燃料を
使用するため特に最近の石油事情等に鑑み生産性
が悪いものであつた。そこで石油を使用しないも
つと生産性の高い製法が望まれ、最近になつてジ
エツト気流を利用した高速繊維紡糸法が研究され
ている。溶融ポリマーを紡糸した有機質繊維に関
しては、例えば「エアージエツトノズルによる高
速紡糸について」(繊維学会誌、Vol30、No.2、
1974)に報告されている。しかしながら無機質繊
維に関しては上記方法によつても充分な生産性が
得られずその工業化をみるに至つていない。 本発明者は、以上の実状に鑑み高速気流を利用
する無機質繊維の製造に関し、その生産性の向上
と長繊維化につき研究を重ね、所要長の導糸管、
該導糸管に接続連通する所要長の加速管および両
管の接続部において高圧空気の噴出が加速管中心
に収斂するようになされた高圧空気噴出用の截頭
円錐状スリツトからなる特殊な組合わせを用いる
ことが極めて良好な結果をもたらすことを知見し
本発明の完成をみるに至つたものである。 すなわち本発明による長尺無機質繊維の紡糸方
法は、溶融炉の底部に設けたノズル孔から溶融し
た無機質繊維原料を糸状に流下させ、その固化繊
維部分を前記ノズル孔の下方に垂直に配置した導
糸管の上部開口から導入し、該導糸管の下部開口
外周面に形成される倒立截頭円錐状のスリツトか
ら前記導糸管に接続連通する加速管中に高圧空気
を管中心に収斂する如く噴出せしめ、前記導糸管
および加速管中に導かれる前記固化繊維部分にこ
れら管中に起生される高速気流に基づく引張力を
作用せしめることにより無機質繊維を連続的に紡
出することを特徴とするものであり、また上記方
法を実施するための紡糸装置は、無機質繊維原料
を溶融し、該溶融原料を糸状に流下させるための
ノズル孔を備えた溶融炉と、前記ノズル孔から流
下する溶融原料の固化繊維部分を導入する上部開
口を有しノズル孔の下方に垂直に配置された導糸
管と、該導糸管の下部開口外周面との間に倒立截
頭円錐状のスリツトを形成せしめかつ該スリツト
を通して高圧空気を噴出せしめるための高圧空気
室と、前記導糸管の下部に接続連通するとともに
前記スリツトからの高速空気の噴出が管中心に収
斂するようになされた加速音とからなり、前記導
糸管および加速管中に導かれる前記固化繊維部分
にこれら管中に起生される高速気流に基づく引張
力を作用せしめることにより無機質繊維を連続的
に紡出するようにしたことを特徴とするものであ
る。 本発明においては、溶融炉底部のノズル孔から
糸状に流下する溶融無機質繊維原料の固化繊維部
分が導糸管および加速管中に導入通過せしめられ
る際に、導糸管および加速管中に起生される高速
気流に基づく引張力作用を受けて高速かつ連続的
に引出され、しかも導糸管および加速管とは非接
触状態で安定的に維持されるので機械的な無理が
加わらず、したがつて製造過程における切断が少
なく連続せる無機質繊維が得られる。また流下す
る溶融原料の固化繊維部分を導糸管に導入するよ
うにしている関係上、ノズル孔の数をふやして1
本の導糸管に1本乃至数10本の固化繊維部を導入
することができる。このように導入する繊維数が
複数本の場合でも繊維相互がからみ合うことなく
円滑安定した紡出が行なわれ生産性を一層向上す
ることができた。 以下本発明を連続せるガラス繊維を製造する実
施例について図面を参照の上詳細に説明する。 第1図において、1は原料ガラスの溶融炉であ
り、例えばソーダ、石灰ガラスの場合は1100℃乃
至1400℃の溶融ガラスが貯溜される。溶融炉1の
炉底に設けられたノズルプレート2に設けたノズ
ル孔3を貯溜溶融ガラスにまで通ずると該ノズル
孔3から重力作用により溶融ガラスが糸状に流下
する。ノズル孔3の直径は1mm乃至6mmで孔径の
大きさにより流下する溶融ガラスはノズル孔3の
下方30mm乃至60mmで固化繊維部分となり、該部分
をノズル孔3の下方に適当な距離例えば200mm乃
至1000mm隔てて垂直に配置された内径2mm乃至4
mm、長さ150mm乃至1300mmの導糸管4中へその上
部開口5から導入する。導糸管が短い場合は吸引
力が弱く、又長すぎる場合は空気及び繊維が管内
を通過する際に生じる管内抵抗が増加し、吸引力
も弱くなるため好ましいことではない。 第2図に示すように導糸管4の下部には開口6
を有し導糸管の一部をなす口金7が取付けられて
おり開口6の外周面は倒立截頭円錐状をなしてい
る。導糸管4の下部および口金7を包囲して倒立
円錐状の下部内面を有する高圧空気室本体8およ
び該本体8に取付けられる密封蓋9からなる高圧
空気室10が配設され、前記口金7の開口6外周
面と前記本体8下部内面とによつて倒立截頭円錐
状のスリツト11を形成している。 前記口金7は本体8の円筒内部に螺合装着され
ており、口金7を回動することにより前記スリツ
ト11のスリツト幅を任意に調節設定することが
できる。スリツト11の垂直線に対する傾斜角は
15゜乃至30゜にとり、またスリツト11のスリツ
ト幅は0.2mm乃至1.5mm、特に好ましくは0.2mm乃至
0.5mmにとるのが適当である。 高圧空気室10にはコンプレツサー12、圧気
溜13等を介して除塵・除油されたた圧力3Kg/
cm2乃至7Kg/cm2の高圧空気が供給されるように構
成されている。また前記導糸管4の下部開口6に
接続連通する加速管14が設けられる。該加速管
14は前記本体8の下方部分とこれに螺合取付け
られた管部材15によつて構成されている。該加
速管14の長さは導入される固化ガラス繊維部分
に適正な引張力を作用せしめるのにきわめて重要
な意味をもつものであり、前記スリツト11の傾
斜角にもよるが、開口6から40mm乃至150mmの範
囲に選定される。加速管14の内径は導糸管の内
径に略々等しいか僅かに大きめ(3mm乃至5mm)
にするのがよく、これらの管は互いに連通しその
最上端と最下端は共に大気中に開放している。加
速管は直管又は下端が広径の異径管やラツパ管形
状のものが好ましい。 高圧空気室10から倒立截頭円錐状のスリツト
11を通して高圧空気が40/min乃至500/
minの容量をもつて噴出されるが、該噴出は加速
管14の中心に収斂し加速管14中に導かれた固
化ガラス繊維に対し下方への引張力を及ぼす。こ
れと同時に導糸管4に対してはエジエクタ効果を
及ぼして負圧を生ぜしめ導糸管4中においても高
速気流を起生する。加速管が短かすぎる場合には
加速管中の高速気流部分が短かくなることに起因
すると推定されるが固化ガラス繊維に対する引張
り効果がかえつて低下し、また長すぎる場合には
管抵抗が大となつて内圧が高まり導糸管内を負圧
にする効果が得られず長尺のガラス繊維の連続的
な製造に支障をきたすので加速管の長さは適正な
値に選定しなければならない。 以上説明した構成の本発明によれば、連通接続
部において倒立截頭円錐状のスリツト11を設け
た導糸管4および加速管14を備え、前記スリツ
ト11から加速管中心に収斂する如く高圧空気を
噴出せしめることにより導糸管4および加速管1
4中に導かれる固化ガラス繊維部分にこれら管中
に起生される高速気流に基づく引張力を作用せし
め、これにより流下ガラスは延伸されながら引き
出されて繊維径が3μm乃至25μmのガラス繊維
を安定した状態で連続的に紡出することができ
る。このような安定したガラス繊維の紡出は、一
般に管中の気流が中心部ほど速く管壁近傍に比較
して圧力が相対的に低いため導糸管および加速管
内でのガラス繊維は管の中心部に維持され管壁に
接触することなく管中のガラス繊維全長にわたり
高速気流に基づく引張力が作用することによるも
のであり、本発明により始めて従来法によつては
得られない連続せるガラス繊維を得ることができ
たのである。 実施例 1 第1図に示す紡糸装置において導糸管1本に付
き1本の固化繊維を導入し加速管長l2=60mm、ノ
ズル孔から導糸管上部開口までの距離l3=1000mm
とし、導糸管内径d1=2mm、加速管内径d2=3
mm、倒立截頭円錐状スリツト傾斜角α=20゜、ス
リツト幅W=0.5mm、空気圧P=5Kg/cm2、ノズ
ル孔径d3=3mm、溶融ガラス温度t=1300℃とし
て導糸管長l1を300mmから1000mmとした場合に導
糸管長l1に対する紡糸速度m/min、紡糸量g/
Hr(導糸管1本当り)、繊維径μmは第1表に示
すとおりであつた。
【表】
実施例 2
第1図に示す紡糸装置において、導糸管1本に
対して1本の固化繊維を導入し、次記の条件下で
連続した長繊維のガラス繊維を紡糸した。 溶融ガラス温度 t=1320℃ ノズル孔径 d3=3mm 空気圧 P=5Kg/cm2 スリツト傾斜角 α=20゜ スリツト幅 W=0.2mm 導糸管内径 d1=2mm 加速管内径 d2=3mm ノズル孔から導糸管上部開口までの距離 l3=300mm 加速管長 l2を100mm乃至150mm 導糸管長 l1を150mm乃至1150mm この場合のl1、l2に対する紡糸したガラス繊維
の紡糸速度m/min、紡糸量g/Hr(導糸管1本
当り)、繊維径μmは第2表に示すとおりであつ
た。
対して1本の固化繊維を導入し、次記の条件下で
連続した長繊維のガラス繊維を紡糸した。 溶融ガラス温度 t=1320℃ ノズル孔径 d3=3mm 空気圧 P=5Kg/cm2 スリツト傾斜角 α=20゜ スリツト幅 W=0.2mm 導糸管内径 d1=2mm 加速管内径 d2=3mm ノズル孔から導糸管上部開口までの距離 l3=300mm 加速管長 l2を100mm乃至150mm 導糸管長 l1を150mm乃至1150mm この場合のl1、l2に対する紡糸したガラス繊維
の紡糸速度m/min、紡糸量g/Hr(導糸管1本
当り)、繊維径μmは第2表に示すとおりであつ
た。
【表】
実施例 3
第1図に示す紡糸装置において、
導糸管1本に対して 1本又は5本の繊維を導入
ノズル孔径 d3=2.5mm
加速管長 l2=125mm
とし、他は実施例2と同様の条件下で連続した長
繊維のガラス繊維を紡糸した。 この場合のl1に対する繊維1本当りの紡糸速度
m/min、導糸管1本当りの全紡糸量g/Hr、繊
維径μmは第3表に示すとおりであつた。
繊維のガラス繊維を紡糸した。 この場合のl1に対する繊維1本当りの紡糸速度
m/min、導糸管1本当りの全紡糸量g/Hr、繊
維径μmは第3表に示すとおりであつた。
【表】
【表】
上記実施例1及び2においては1本のガラス繊
維の連続紡糸について説明したが、実施例3に説
明の如く溶融炉のノズル孔数をふやし複数本のガ
ラス繊維を同時的に紡糸することも可能であり、
また原料としてガラス以外に岩綿、スラグ、セメ
ント・ガラス混合物の他シリカ、アルミナ・シリ
カ等の無機質繊維原料に対しても等しく本発明を
適用することができる。特にガラス繊維の紡糸に
おいては従来法に比し長繊維が得られることおよ
び生産性が高められることの二点においてその効
果は顕著なものがある。 さらに本発明によれば、従来の如く、巻取ドラ
ムを用いることなく長繊維を連続的に紡糸しうる
ので、任意の形状、寸法のマツト・ウールを容易
に成型することができる。本発明の長繊維はマツ
ト材、断熱吸音材の他、プラスチツクやセメント
の強化材にも有効に用いることができる。
維の連続紡糸について説明したが、実施例3に説
明の如く溶融炉のノズル孔数をふやし複数本のガ
ラス繊維を同時的に紡糸することも可能であり、
また原料としてガラス以外に岩綿、スラグ、セメ
ント・ガラス混合物の他シリカ、アルミナ・シリ
カ等の無機質繊維原料に対しても等しく本発明を
適用することができる。特にガラス繊維の紡糸に
おいては従来法に比し長繊維が得られることおよ
び生産性が高められることの二点においてその効
果は顕著なものがある。 さらに本発明によれば、従来の如く、巻取ドラ
ムを用いることなく長繊維を連続的に紡糸しうる
ので、任意の形状、寸法のマツト・ウールを容易
に成型することができる。本発明の長繊維はマツ
ト材、断熱吸音材の他、プラスチツクやセメント
の強化材にも有効に用いることができる。
第1図は本発明による長尺無機質繊維の紡糸方
法を実施する装置の説明図、第2図は本発明装置
の高圧空気室部分を示す拡大断面図である。 1……溶融炉、2……ノズルプレート、3……
ノズル孔、4……導糸管、5……上部開口、6…
…下部開口、7……口金、8……高圧空気室本
体、9……密封蓋、10……高圧空気室、11…
…倒立截頭円錐状スリツト、12……コンプレツ
サー、13……圧気溜、14……加速管、15…
…管部材。
法を実施する装置の説明図、第2図は本発明装置
の高圧空気室部分を示す拡大断面図である。 1……溶融炉、2……ノズルプレート、3……
ノズル孔、4……導糸管、5……上部開口、6…
…下部開口、7……口金、8……高圧空気室本
体、9……密封蓋、10……高圧空気室、11…
…倒立截頭円錐状スリツト、12……コンプレツ
サー、13……圧気溜、14……加速管、15…
…管部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 溶融炉の底部に設けたノズル孔から溶融した
無機質繊維原料を糸状に流下させ、その固化繊維
部分を前記ノズル孔の下方に垂直に配置した導糸
管の上部開口から導入し、該導糸管の下部開口外
周面に形成される倒立截頭円錐状のスリツトから
前記導糸管に接続連通する加速管中に高圧空気を
管中心に収斂する如く噴出せしめ、前記導糸管お
よび加速管中に導かれる前記固化繊維部分にこれ
ら管中に起生される高速気流に基づく引張力を作
用せしめることにより無機質繊維を連続的に紡出
することを特徴とする高速気流による無機質繊維
の紡糸方法。 2 無機質繊維原料を溶融し、該溶融原料を糸状
に流下させるためのノズル孔を備えた溶融炉と、
前記ノズル孔から流下する溶融原料の固化繊維部
分を導入する上部開口を有しノズル孔の下方に垂
直に配置された導糸管と、該導糸管の下部開口外
周面との間に倒立截頭円錐状のスリツトを形成せ
しめかつ該スリツトを通して、高圧空気を噴出せ
しめるための高圧空気室と、前記導糸管の下部に
接続連通するとともに前記スリツトからの高圧空
気の噴出が管中心に収斂するようになされた加速
管とからなり、前記導糸管および加速管中に導か
れる前記固化繊維部分にこれら管中に起生される
高速気流に基づく引張力を作用せしめることによ
り無機質繊維を連続的に紡出するようにした無機
質繊維の紡糸装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5698480A JPS56169146A (en) | 1980-04-28 | 1980-04-28 | Method and apparatus for spinning inorganic fiber with high-speed flow of air |
| CH274181A CH652382A5 (en) | 1980-04-28 | 1981-04-27 | Process and apparatus for spinning inorganic fibres |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5698480A JPS56169146A (en) | 1980-04-28 | 1980-04-28 | Method and apparatus for spinning inorganic fiber with high-speed flow of air |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56169146A JPS56169146A (en) | 1981-12-25 |
| JPS6235981B2 true JPS6235981B2 (ja) | 1987-08-05 |
Family
ID=13042757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5698480A Granted JPS56169146A (en) | 1980-04-28 | 1980-04-28 | Method and apparatus for spinning inorganic fiber with high-speed flow of air |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56169146A (ja) |
| CH (1) | CH652382A5 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DK2557070T3 (en) * | 2006-11-28 | 2015-08-17 | Corning Inc | A process for the manufacture of optical fibers by drawing |
| DE102007020559B4 (de) * | 2007-05-02 | 2012-03-29 | Saint-Gobain Isover G+H Ag | Vorrichtung und Verfahren zur Herstellung von Mineralwolle aus mineralischen Rohstoffen nach dem Düsenblasverfahren und Verwendung der Vorrichtung |
| CN114656139B (zh) * | 2021-07-01 | 2023-08-22 | 江苏佳成特种纤维有限公司 | 一种无碱玻璃纤维布生产用抽丝方法 |
-
1980
- 1980-04-28 JP JP5698480A patent/JPS56169146A/ja active Granted
-
1981
- 1981-04-27 CH CH274181A patent/CH652382A5/de not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CH652382A5 (en) | 1985-11-15 |
| JPS56169146A (en) | 1981-12-25 |
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