JPS6236061B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6236061B2 JPS6236061B2 JP57075774A JP7577482A JPS6236061B2 JP S6236061 B2 JPS6236061 B2 JP S6236061B2 JP 57075774 A JP57075774 A JP 57075774A JP 7577482 A JP7577482 A JP 7577482A JP S6236061 B2 JPS6236061 B2 JP S6236061B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methyl
- weight
- parts
- heat resistance
- thiobis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
本発明は架橋ポリエチレン組成物に係り、特に
電線・ケーブルの絶縁体として使用する耐熱性に
優れた架橋ポリエチレン組成物に関するものであ
る。 架橋ポリエチレンは優れた電気絶縁性と耐熱性
をもつているので、近年、電線・ケーブル用絶縁
材料としてその需要が益々増加している。しか
し、モータのリード線、盤内配線などの用途に
は、従来よりはるかに耐熱性に優れた絶縁材料が
要求されるようになつてきた。 本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、特に耐熱性に優れた架橋ポリ
エチレン組成物を提供することにある。 本発明の特徴は、低密度ポリエチレン100重量
部に4・4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブ
チルフエノール)を0.2〜0.8重量部とビス{2−
メチル−4−(3−n−アルキルチオプロピオニ
ルオキシ)−5−t−ブチルフエニル}スルフイ
ドを0.5〜3重量部とを組合せて添加し、有機過
酸化物で架橋させてなる架橋ポリエチレン組成物
とした点にある。 架橋ポリエチレンの耐熱性は、使用する酸化防
止剤の種類とその添加量に左右される。耐熱性を
向上させるためには、多量の酸化防止剤を必要と
するため、ポリエチレンとの相溶性は絶対的な条
件となる。これに対し、従来、架橋ポリエチレン
に最もよく使用されている4・4′−チオビス(3
−メチル−6−t−ブチルフエノール)はポリエ
チレンとの相溶性が悪く、添加量の上限は0.1重
量部と非常に小さい。したがつて、この酸化防止
剤だけでは、耐熱性を向上させることはできな
い。 そこで、本発明では、4・4′−チオビス(3−
メチル−6−t−ブチルフエノール)にビス〔2
−メチル−4−{3−n−アルキル(C12または
C14)チオプロピオニルオキシ}−5−t−ブチル
フエニル〕スルフイドを組合せて添付するように
したが、これはポリエチレンとの相溶性が極めて
よく、また、酸化防止能力が高い。そして高温で
揮散性が少なく、かつ、架橋阻害が少ないなどの
極めて優れた性質をもつている。さらに特筆すべ
きことは、それぞれの酸化防止剤を単独で使用す
るよりも組合せた方が一層酸化防止効果が高くな
り、ビス{2−メチル−4−(3−n−アルキル
チオプロピオニルオキシ)5−t−ブチルフエニ
ル}スルフイドを添加すると、4・4′チオビス
(3−メチル−6−t−ブチルフエノール)の相
溶限度が大きくなることである。 なお、4・4′−チオビス(3−メチル−6−t
−ブチルフエノール)の添加量を0.2〜0.8重量部
と限定したのは、0.2重量部未満では、ビス〔2
−メチル−4−{3−n−アルキル(C14または
C14)チオプロピオニルオキシ}−5−t−ブチル
フエニル〕スルフイドと併用しても耐熱性向上へ
の寄与が小さく、0.8重量部以上では、併用とし
ても相溶性を欠き、また、架橋阻害が大きくなる
ためである。 また、ビス〔2−メチル−4−{3−n−アル
キル(C12またはC14)チオプロピオニルオキシ}−
5−t−ブチルフエニル〕スルフイドを0.5〜3
重量部と限定したのは、0.5重量部未満では、
4・4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチル
フエノール)の相溶限度を向上させることができ
ず、3重量部以上では、自らの相溶限度を越える
ためである。 これらの酸化防止剤を添加した低密度ポリエチ
レンを架橋させるための有機過酸化物としては、
ジクミルパーオキサイドが加工上最も望ましい
が、1・3−ビス−(t−ブチルパーオキシ−イ
ソプロピル)ベンゼン、2−5−ジメチル−2・
5−ジ(t−ブチルパーオキシ)−ヘキシン−3
等を使用することも可能である。架橋剤の添加量
は、酸化防止剤を多量に使用していることから、
従来より多くする必要がある。その他必要によつ
ては滑剤、着色剤、架橋促進剤を添加することは
一向に差し支えない。 次に本発明の実施例と比較例について説明す
る。第1表は本発明の実施例、第2表は比較例の
配合物と配合量を表記したもので、実施例は5
つ、比較例は8つ示してあり、配合量の単位は重
量部としてある。
電線・ケーブルの絶縁体として使用する耐熱性に
優れた架橋ポリエチレン組成物に関するものであ
る。 架橋ポリエチレンは優れた電気絶縁性と耐熱性
をもつているので、近年、電線・ケーブル用絶縁
材料としてその需要が益々増加している。しか
し、モータのリード線、盤内配線などの用途に
は、従来よりはるかに耐熱性に優れた絶縁材料が
要求されるようになつてきた。 本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、特に耐熱性に優れた架橋ポリ
エチレン組成物を提供することにある。 本発明の特徴は、低密度ポリエチレン100重量
部に4・4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブ
チルフエノール)を0.2〜0.8重量部とビス{2−
メチル−4−(3−n−アルキルチオプロピオニ
ルオキシ)−5−t−ブチルフエニル}スルフイ
ドを0.5〜3重量部とを組合せて添加し、有機過
酸化物で架橋させてなる架橋ポリエチレン組成物
とした点にある。 架橋ポリエチレンの耐熱性は、使用する酸化防
止剤の種類とその添加量に左右される。耐熱性を
向上させるためには、多量の酸化防止剤を必要と
するため、ポリエチレンとの相溶性は絶対的な条
件となる。これに対し、従来、架橋ポリエチレン
に最もよく使用されている4・4′−チオビス(3
−メチル−6−t−ブチルフエノール)はポリエ
チレンとの相溶性が悪く、添加量の上限は0.1重
量部と非常に小さい。したがつて、この酸化防止
剤だけでは、耐熱性を向上させることはできな
い。 そこで、本発明では、4・4′−チオビス(3−
メチル−6−t−ブチルフエノール)にビス〔2
−メチル−4−{3−n−アルキル(C12または
C14)チオプロピオニルオキシ}−5−t−ブチル
フエニル〕スルフイドを組合せて添付するように
したが、これはポリエチレンとの相溶性が極めて
よく、また、酸化防止能力が高い。そして高温で
揮散性が少なく、かつ、架橋阻害が少ないなどの
極めて優れた性質をもつている。さらに特筆すべ
きことは、それぞれの酸化防止剤を単独で使用す
るよりも組合せた方が一層酸化防止効果が高くな
り、ビス{2−メチル−4−(3−n−アルキル
チオプロピオニルオキシ)5−t−ブチルフエニ
ル}スルフイドを添加すると、4・4′チオビス
(3−メチル−6−t−ブチルフエノール)の相
溶限度が大きくなることである。 なお、4・4′−チオビス(3−メチル−6−t
−ブチルフエノール)の添加量を0.2〜0.8重量部
と限定したのは、0.2重量部未満では、ビス〔2
−メチル−4−{3−n−アルキル(C14または
C14)チオプロピオニルオキシ}−5−t−ブチル
フエニル〕スルフイドと併用しても耐熱性向上へ
の寄与が小さく、0.8重量部以上では、併用とし
ても相溶性を欠き、また、架橋阻害が大きくなる
ためである。 また、ビス〔2−メチル−4−{3−n−アル
キル(C12またはC14)チオプロピオニルオキシ}−
5−t−ブチルフエニル〕スルフイドを0.5〜3
重量部と限定したのは、0.5重量部未満では、
4・4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチル
フエノール)の相溶限度を向上させることができ
ず、3重量部以上では、自らの相溶限度を越える
ためである。 これらの酸化防止剤を添加した低密度ポリエチ
レンを架橋させるための有機過酸化物としては、
ジクミルパーオキサイドが加工上最も望ましい
が、1・3−ビス−(t−ブチルパーオキシ−イ
ソプロピル)ベンゼン、2−5−ジメチル−2・
5−ジ(t−ブチルパーオキシ)−ヘキシン−3
等を使用することも可能である。架橋剤の添加量
は、酸化防止剤を多量に使用していることから、
従来より多くする必要がある。その他必要によつ
ては滑剤、着色剤、架橋促進剤を添加することは
一向に差し支えない。 次に本発明の実施例と比較例について説明す
る。第1表は本発明の実施例、第2表は比較例の
配合物と配合量を表記したもので、実施例は5
つ、比較例は8つ示してあり、配合量の単位は重
量部としてある。
【表】
次に、試料の作製方法について説明する。直径
150mmのミキシングロールを用い、温度110〜120
℃でポリエチレンに酸化防止剤、架橋剤は添加
し、均一に混練した後、圧力100Kg/cm2、温度180
℃で10分間プレス架橋し、厚さ3mmのシートに成
形する。 次に試験方法について説明する。耐熱性の試験
は試験温度を170℃に設定し、JIS−C−3005
150mmのミキシングロールを用い、温度110〜120
℃でポリエチレンに酸化防止剤、架橋剤は添加
し、均一に混練した後、圧力100Kg/cm2、温度180
℃で10分間プレス架橋し、厚さ3mmのシートに成
形する。 次に試験方法について説明する。耐熱性の試験
は試験温度を170℃に設定し、JIS−C−3005
【表】
に準拠して行つた。なお、耐熱性は伸びが50%に
低下するまでの日数によつて評価し、20日未満を
F、20〜29日までをE、30〜39日までをD、40〜
49日までをC、50〜59日までをB、60日以上をA
とし5段階に評価した。相溶性の評価は次のよう
に行つた。ロール混練後のシートをペレタイザー
でペレツト化し、室温で20日間放置した後、試料
表面を実体顕微鏡で目視観察し、ブルームとブリ
ードを調べた。 架橋阻害性は、150℃におけるスコーチタイム
から判断した。この場合、試験機としてムーニ粘
度計を使用し、Lロータを用い、予熱時間は1分
間とした。スコーチタイムは粘度が最小値から5
ポイントアツプするまでの時間であり、11ないし
13分を加工上最良のスコーチタイムと評価した。
第3表は第1表に示す実施例の試料の試験結果、
第4表は第2図に示す比較例の試料の試験結果で
ある。
低下するまでの日数によつて評価し、20日未満を
F、20〜29日までをE、30〜39日までをD、40〜
49日までをC、50〜59日までをB、60日以上をA
とし5段階に評価した。相溶性の評価は次のよう
に行つた。ロール混練後のシートをペレタイザー
でペレツト化し、室温で20日間放置した後、試料
表面を実体顕微鏡で目視観察し、ブルームとブリ
ードを調べた。 架橋阻害性は、150℃におけるスコーチタイム
から判断した。この場合、試験機としてムーニ粘
度計を使用し、Lロータを用い、予熱時間は1分
間とした。スコーチタイムは粘度が最小値から5
ポイントアツプするまでの時間であり、11ないし
13分を加工上最良のスコーチタイムと評価した。
第3表は第1表に示す実施例の試料の試験結果、
第4表は第2図に示す比較例の試料の試験結果で
ある。
【表】
【表】
第1表ないし第4表からわかるように、従来の
チオビスアルキルフエノール単独の場合にくらべ
て、本発明の実施例に示した酸化防止剤系を添加
したものは、耐熱性およびポリエチレンとの相溶
性が著しく優れている。その理由は、ポリエチレ
ンとの相溶性が極めてよいビス〔2−メチル−4
−{3−n−アルキル(C12またはC14)チオプロピ
オニルオキシ}−5−t−ブチルフエニル〕スル
フイドも使用してあるので、高温加工時にこれに
4・4′−チオビス(3−メチル−6−tブチルフ
エノール)が溶解し、ポリエチレンの内部にとど
まりやすくなるためである。なお、それぞれの酸
化防止剤単独の場合より、両者を組合せて添加し
た方が酸化防止効果が大きくなるのは、主に4・
4′チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフエノ
ール)中のフエノール性OH基とビス〔2−メチ
ル−4−{3−n−アルキル(C12またはC14)チオ
プロピニオルオキシ}−5−t−ブチルフエニ
ル〕スルフイド中のいおう原子の相乗作業による
ものと思われる。以上により耐熱性にすぐれた架
橋ポリエチレン組成物が得られ、高温での使用が
可能になり、また、従来通りの条件で使用した場
合は、その寿命を著しく伸ばすことができ、特
に、電線・ケーブルの絶縁体として好適であり、
工業的価値が非常に高い。 以上説明したように、本発明によれば、特に耐
熱性に優れた架橋ポリエチレン組成物を提供でき
るという効果がある。
チオビスアルキルフエノール単独の場合にくらべ
て、本発明の実施例に示した酸化防止剤系を添加
したものは、耐熱性およびポリエチレンとの相溶
性が著しく優れている。その理由は、ポリエチレ
ンとの相溶性が極めてよいビス〔2−メチル−4
−{3−n−アルキル(C12またはC14)チオプロピ
オニルオキシ}−5−t−ブチルフエニル〕スル
フイドも使用してあるので、高温加工時にこれに
4・4′−チオビス(3−メチル−6−tブチルフ
エノール)が溶解し、ポリエチレンの内部にとど
まりやすくなるためである。なお、それぞれの酸
化防止剤単独の場合より、両者を組合せて添加し
た方が酸化防止効果が大きくなるのは、主に4・
4′チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフエノ
ール)中のフエノール性OH基とビス〔2−メチ
ル−4−{3−n−アルキル(C12またはC14)チオ
プロピニオルオキシ}−5−t−ブチルフエニ
ル〕スルフイド中のいおう原子の相乗作業による
ものと思われる。以上により耐熱性にすぐれた架
橋ポリエチレン組成物が得られ、高温での使用が
可能になり、また、従来通りの条件で使用した場
合は、その寿命を著しく伸ばすことができ、特
に、電線・ケーブルの絶縁体として好適であり、
工業的価値が非常に高い。 以上説明したように、本発明によれば、特に耐
熱性に優れた架橋ポリエチレン組成物を提供でき
るという効果がある。
Claims (1)
- 1 低密度ポリエチレン100重量部に4・4′チオ
ビス(3−メチル−6−t−ブチルフエノール)
を0.2〜0.8重量部とビス{2−メチル−4−(3
−n−アルキルチオプロピオニルオキシ)−5−
t−ブチルフエニル}スルフイドを0.5〜3重量
部とを組合せて添加し、有機過酸化物で架橋させ
てなることを特徴とする架橋ポリエチレン組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7577482A JPS58191731A (ja) | 1982-05-06 | 1982-05-06 | 架橋ポリエチレン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7577482A JPS58191731A (ja) | 1982-05-06 | 1982-05-06 | 架橋ポリエチレン組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58191731A JPS58191731A (ja) | 1983-11-09 |
| JPS6236061B2 true JPS6236061B2 (ja) | 1987-08-05 |
Family
ID=13585885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7577482A Granted JPS58191731A (ja) | 1982-05-06 | 1982-05-06 | 架橋ポリエチレン組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58191731A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63190206A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-05 | 株式会社フジクラ | 電線・ケ−ブル用絶縁体組成物 |
| TW215446B (ja) * | 1990-02-23 | 1993-11-01 | Furukawa Electric Co Ltd | |
| JP3959183B2 (ja) | 1998-09-09 | 2007-08-15 | 日本ユニカー株式会社 | 電気絶縁組成物および電線ケーブル |
| JP4646173B2 (ja) * | 2001-07-09 | 2011-03-09 | 古河電気工業株式会社 | 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5946264B2 (ja) * | 1975-10-09 | 1984-11-12 | 昭和電線電纜株式会社 | 耐水トリ−性電気絶縁体 |
-
1982
- 1982-05-06 JP JP7577482A patent/JPS58191731A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58191731A (ja) | 1983-11-09 |
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