JPS6237367B2 - - Google Patents
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- JPS6237367B2 JPS6237367B2 JP7587980A JP7587980A JPS6237367B2 JP S6237367 B2 JPS6237367 B2 JP S6237367B2 JP 7587980 A JP7587980 A JP 7587980A JP 7587980 A JP7587980 A JP 7587980A JP S6237367 B2 JPS6237367 B2 JP S6237367B2
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- JP
- Japan
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- lens
- plasma
- film
- present
- treatment
- Prior art date
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- Expired
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02C—SPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
- G02C7/00—Optical parts
- G02C7/02—Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
- G02C7/04—Contact lenses for the eyes
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、眼科の硝子体手術に用いられる硝子
体手術用コンタクトレンズの改良に関する。
体手術用コンタクトレンズの改良に関する。
眼科の新しい手術法として注目されている硝子
体手術では、眼球深部の構造を顕微鏡下で観察し
ながら手術を行なう必要がある。そのために、透
明性に優れた疎水性重合体(例えば、ポリメチル
メタクリレート等)より成形された硝子体手術用
コンタクトレンズ(以下、単にレンズと称す
る。)が用いられており、代表的なものとして第
1図に示すものが知られている。かかるレンズ
は、素材が疎水性であるために手術中にフラツト
面に液が付着すると曇りが生じ易いという問題が
あつた。曇りを生じるとレンズが不透明になり、
手術に支障を来たすことになる。かかる問題につ
いて本発明者らは検討を行なつた結果、フラツト
面をプラズマ処理することによりフラツト面の濡
れ特性の改善を認め、さきに特許出願を行なつた
(特願昭54−45025号)。しかしながら、このよう
なプラズマ処理だけではレンズを乾燥状態で保存
することができなく、長期間プラズマ処理による
表面親水化の効果を保持するためにはレンズを水
中で保存する必要があり、非常に不便であつた。
そこで、本発明者らはさらに検討を進めた結果、
フラツト面をプラズマ重合膜で被覆してから、さ
らに被覆された膜をプラズマ処理することによ
り、レンズを乾燥状態で保存することができるこ
とを認め、本発明に到達した。すなわち、本発明
は疎水性重合体よりなる硝子体手術用コンタクト
レンズにおいて、少なくともフラツト面がプラズ
マ重合膜で被覆され、さらに該膜がプラズマ処理
されている硝子体手術用のコンタクトレンズであ
る。
体手術では、眼球深部の構造を顕微鏡下で観察し
ながら手術を行なう必要がある。そのために、透
明性に優れた疎水性重合体(例えば、ポリメチル
メタクリレート等)より成形された硝子体手術用
コンタクトレンズ(以下、単にレンズと称す
る。)が用いられており、代表的なものとして第
1図に示すものが知られている。かかるレンズ
は、素材が疎水性であるために手術中にフラツト
面に液が付着すると曇りが生じ易いという問題が
あつた。曇りを生じるとレンズが不透明になり、
手術に支障を来たすことになる。かかる問題につ
いて本発明者らは検討を行なつた結果、フラツト
面をプラズマ処理することによりフラツト面の濡
れ特性の改善を認め、さきに特許出願を行なつた
(特願昭54−45025号)。しかしながら、このよう
なプラズマ処理だけではレンズを乾燥状態で保存
することができなく、長期間プラズマ処理による
表面親水化の効果を保持するためにはレンズを水
中で保存する必要があり、非常に不便であつた。
そこで、本発明者らはさらに検討を進めた結果、
フラツト面をプラズマ重合膜で被覆してから、さ
らに被覆された膜をプラズマ処理することによ
り、レンズを乾燥状態で保存することができるこ
とを認め、本発明に到達した。すなわち、本発明
は疎水性重合体よりなる硝子体手術用コンタクト
レンズにおいて、少なくともフラツト面がプラズ
マ重合膜で被覆され、さらに該膜がプラズマ処理
されている硝子体手術用のコンタクトレンズであ
る。
本発明において用いられる疎水性重合体よりな
るレンズは、従来から用いられているものいずれ
でもよく、素材・形状等に対する制約はない。例
えば、素材としてはポリメチルメタクリレート、
ポリカーボネイト、シリコン樹脂等の疎水性重合
体を用いることができ、形状としては前述の第1
図に示すものが挙げられる。第1図において、レ
ンズは角膜曲率半径にほぼ合致するように形成さ
れた凹面1とフラツト面2を有している。把持棒
を取りつけたり、生理食塩水を注入するための小
孔3は設けられる場合もあり、そうでない場合も
ある。また、その他の形状として眼袋の小なる患
者の眼を手術するために、円板の1部を欠除した
切欠円板から成形された形状のものも用いられ
る。
るレンズは、従来から用いられているものいずれ
でもよく、素材・形状等に対する制約はない。例
えば、素材としてはポリメチルメタクリレート、
ポリカーボネイト、シリコン樹脂等の疎水性重合
体を用いることができ、形状としては前述の第1
図に示すものが挙げられる。第1図において、レ
ンズは角膜曲率半径にほぼ合致するように形成さ
れた凹面1とフラツト面2を有している。把持棒
を取りつけたり、生理食塩水を注入するための小
孔3は設けられる場合もあり、そうでない場合も
ある。また、その他の形状として眼袋の小なる患
者の眼を手術するために、円板の1部を欠除した
切欠円板から成形された形状のものも用いられ
る。
本発明においてプラズマ重合膜の形成は、種々
の公知の方法で実施することができる。プラズマ
の発生方法としては、グロー放電方式、高周波放
電方式等がある。高周波放電方式による場合に
は、一方から真空度0.1torr程度に排気しなが
ら、他方からプラズマを発生させるガスを供給
し、高周波電場をベルジヤー外部から加えてプラ
ズマを発生させる。かかるプラズマをレンズ表面
に照射して処理を行なう。レンズ表面においてプ
ラズマ重合膜を形成させるために用いられるガス
としては、公知の有機ガスがいずれも用いられ、
例えばメタン、エタン、エチレン、アセチレン等
のガスを挙げることができる。なかでも、メタン
ガスが好ましく用いられる。かかるガスを用い
て、レンズ上に薄い架橋構造を有する剛直な被膜
を形成させるが、膜厚としては10〜2000Å(好ま
しくは、300〜800Å)程度が必要である。この膜
は次のプラズマ処理により導入される親水性基の
強固な足場となり、親水基が自由に回転できない
ように固定できる剛直な構造を有する必要があ
る。膜厚が極端に薄いと、親水性能が低下し保持
期間が短縮される。また、逆に膜が厚すぎるとレ
ンズの不透明性が増し、レンズ性能の上で不適と
なる。前述の範囲内の膜厚で膜を形成させるため
には、プラズマ重合処理を15分程度行なうことが
好ましい。
の公知の方法で実施することができる。プラズマ
の発生方法としては、グロー放電方式、高周波放
電方式等がある。高周波放電方式による場合に
は、一方から真空度0.1torr程度に排気しなが
ら、他方からプラズマを発生させるガスを供給
し、高周波電場をベルジヤー外部から加えてプラ
ズマを発生させる。かかるプラズマをレンズ表面
に照射して処理を行なう。レンズ表面においてプ
ラズマ重合膜を形成させるために用いられるガス
としては、公知の有機ガスがいずれも用いられ、
例えばメタン、エタン、エチレン、アセチレン等
のガスを挙げることができる。なかでも、メタン
ガスが好ましく用いられる。かかるガスを用い
て、レンズ上に薄い架橋構造を有する剛直な被膜
を形成させるが、膜厚としては10〜2000Å(好ま
しくは、300〜800Å)程度が必要である。この膜
は次のプラズマ処理により導入される親水性基の
強固な足場となり、親水基が自由に回転できない
ように固定できる剛直な構造を有する必要があ
る。膜厚が極端に薄いと、親水性能が低下し保持
期間が短縮される。また、逆に膜が厚すぎるとレ
ンズの不透明性が増し、レンズ性能の上で不適と
なる。前述の範囲内の膜厚で膜を形成させるため
には、プラズマ重合処理を15分程度行なうことが
好ましい。
上述の方法により形成されたプラズマ重合膜に
さらにプラズマ処理を行なう。かくすることによ
つて前述のプラズマ重合膜が親水化され、しかも
非常に安定なものとなることが認められた。例え
ば、メタンのプラズマ重合で形成されるポリメタ
ン被膜はプラズマによるメタンの原子重合で生成
されるもので、高度に架橋したかたいものとなつ
ている。この膜にさらにプラズマ処理を行なうこ
とにより前述のような安定した親水化表面が得ら
れる。このようなメタンなどのプラズマ重合を行
なわず、直接レンズ基材表面に酸素またはアルゴ
ンなどによるプラズマ処理を施した場合には、得
られる表面の親水性は非常に不安定で、表面を湿
潤状態に保持しないと濡れ特性はすみやかに消失
する。ところが、プラズマ重合被膜を形成後、該
膜をプラズマ処理することにより得られる本発明
のレンズでは、処理面を湿潤状態に維持する必要
はなく、乾燥状態で長期間濡れ特性が持続するこ
とが認められた。
さらにプラズマ処理を行なう。かくすることによ
つて前述のプラズマ重合膜が親水化され、しかも
非常に安定なものとなることが認められた。例え
ば、メタンのプラズマ重合で形成されるポリメタ
ン被膜はプラズマによるメタンの原子重合で生成
されるもので、高度に架橋したかたいものとなつ
ている。この膜にさらにプラズマ処理を行なうこ
とにより前述のような安定した親水化表面が得ら
れる。このようなメタンなどのプラズマ重合を行
なわず、直接レンズ基材表面に酸素またはアルゴ
ンなどによるプラズマ処理を施した場合には、得
られる表面の親水性は非常に不安定で、表面を湿
潤状態に保持しないと濡れ特性はすみやかに消失
する。ところが、プラズマ重合被膜を形成後、該
膜をプラズマ処理することにより得られる本発明
のレンズでは、処理面を湿潤状態に維持する必要
はなく、乾燥状態で長期間濡れ特性が持続するこ
とが認められた。
本発明のプラズマ処理は、前述のグロー放電方
式、高周波放電方式等によりプラズマを発生させ
て実施することができる。グロー放電方式による
処理について述べると、真空度0.1torr程度のな
かに置かれた2本の電極間に電圧をかけ、グロー
放電させて低圧のプラズマを発生させ、かかるプ
ラズマをレンズに照射することによつて行なうこ
とができる。この場合、使用されるガスとして
は、空気でもよいが、窒素・酸素等の無機ガス、
アルゴン・ヘリウム等の不活性ガス等を挙げるこ
とができる。処理条件としては、印加電圧400〜
800V、電流(直流)1〜3mA、処理時間1〜
15分の範囲で行なうことが好ましい。プラズマ処
理が軽度にすぎると、本発明の目的である曇りを
防止できる程度に表面の親水化の効果を得ること
ができなく、また、処理が過度になると、照射さ
れたレンズ表面がエツチングされて、レンズとし
ての性能を損うことになる。表面親水化の効果
は、プラズマ処理されたレンズを水中に浸すこと
により、表面が水で均一に濡れるかどうかで簡単
に確認することができる。より詳細には、水との
接触角を測定することにより確認される。本発明
におけるプラズマ処理は表面が親水化され、かつ
エツチングされない範囲で適宜調節されて実施さ
れる。
式、高周波放電方式等によりプラズマを発生させ
て実施することができる。グロー放電方式による
処理について述べると、真空度0.1torr程度のな
かに置かれた2本の電極間に電圧をかけ、グロー
放電させて低圧のプラズマを発生させ、かかるプ
ラズマをレンズに照射することによつて行なうこ
とができる。この場合、使用されるガスとして
は、空気でもよいが、窒素・酸素等の無機ガス、
アルゴン・ヘリウム等の不活性ガス等を挙げるこ
とができる。処理条件としては、印加電圧400〜
800V、電流(直流)1〜3mA、処理時間1〜
15分の範囲で行なうことが好ましい。プラズマ処
理が軽度にすぎると、本発明の目的である曇りを
防止できる程度に表面の親水化の効果を得ること
ができなく、また、処理が過度になると、照射さ
れたレンズ表面がエツチングされて、レンズとし
ての性能を損うことになる。表面親水化の効果
は、プラズマ処理されたレンズを水中に浸すこと
により、表面が水で均一に濡れるかどうかで簡単
に確認することができる。より詳細には、水との
接触角を測定することにより確認される。本発明
におけるプラズマ処理は表面が親水化され、かつ
エツチングされない範囲で適宜調節されて実施さ
れる。
本発明において、少なくともレンズのフラツト
面にプラズマ重合膜が形成され、さらに該膜にプ
ラズマ処理がなされていることが必要である。フ
ラツト面にかかる処理が行なわれることにより、
手術中に液が付着することによるフラツト面の曇
りを防ぐことができる。さらに、レンズの凹面に
も前述の処理を行なうことが好ましい。凹面が親
水性となることにより、硝子体手術中に生理食塩
水を注入してレンズ凹面を湿潤させてもレンズに
曇りを生じることなく、終始透明性を維持するこ
とができる。さらにまたレンズが角膜上で滑りに
くく、角膜障害の危険も軽減される利点も付加さ
れる。なお、プラズマ重合およびプラズマ処理は
一度に両面を照射して行なうこともできるが、好
ましくはまず凹面側を照射し、ついでフラツト面
を照射することにより行なう。このようにしてま
ず両面にプラズマ重合膜を形成させてから、プラ
ズマ処理を同様の順序により行なうのが好まし
い。
面にプラズマ重合膜が形成され、さらに該膜にプ
ラズマ処理がなされていることが必要である。フ
ラツト面にかかる処理が行なわれることにより、
手術中に液が付着することによるフラツト面の曇
りを防ぐことができる。さらに、レンズの凹面に
も前述の処理を行なうことが好ましい。凹面が親
水性となることにより、硝子体手術中に生理食塩
水を注入してレンズ凹面を湿潤させてもレンズに
曇りを生じることなく、終始透明性を維持するこ
とができる。さらにまたレンズが角膜上で滑りに
くく、角膜障害の危険も軽減される利点も付加さ
れる。なお、プラズマ重合およびプラズマ処理は
一度に両面を照射して行なうこともできるが、好
ましくはまず凹面側を照射し、ついでフラツト面
を照射することにより行なう。このようにしてま
ず両面にプラズマ重合膜を形成させてから、プラ
ズマ処理を同様の順序により行なうのが好まし
い。
以上述べたように、本発明のレンズは眼料領域
の新しい手術法である硝子体手術にとつて大きな
意義を有するものであるが、さらに本発明のレン
ズはプラズマ処理による表面親水化の効果を保持
するために水中に保存する必要がなく、乾燥状態
でも保存できる効果をも有する。さらにまた、使
用に際してはエチレンオキシドガス滅菌が可能で
あることも確認され、このこともレンズにとつて
大きな利点となる。もちろん、本発明のレンズを
水溶液中(消毒剤入りの溶液等)に保管すること
もできる。
の新しい手術法である硝子体手術にとつて大きな
意義を有するものであるが、さらに本発明のレン
ズはプラズマ処理による表面親水化の効果を保持
するために水中に保存する必要がなく、乾燥状態
でも保存できる効果をも有する。さらにまた、使
用に際してはエチレンオキシドガス滅菌が可能で
あることも確認され、このこともレンズにとつて
大きな利点となる。もちろん、本発明のレンズを
水溶液中(消毒剤入りの溶液等)に保管すること
もできる。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はかかる実施例に限定されるもの
ではない。
するが、本発明はかかる実施例に限定されるもの
ではない。
実施例 1
第1図に示した形状を有するポリメチルメタク
リレートを素材とした硝子体手術用コンタクトレ
ンズを液体洗剤中に浸漬し、超音波洗浄機で30分
間洗浄してレンズに付着している油脂類を取り除
いた。次いで、レンズを蒸留水中に移し変え、同
じく超音波洗浄機で10分間づつ3回繰り返し洗浄
して洗剤を取り除いた。洗浄後のレンズは、クリ
ーンルーム中で1夜風乾した。洗浄、乾燥したレ
ンズを、高周波プラズマ発生装置中に設置し、
0.008torrに至るまで系内を真空にした。装置の
ガス導入口へメタンガスボンベを接続し、
0.06torrでメタンを供給した。この状態で、ベル
ジヤー外部から高周波電場を15分間加えて、レン
ズの凹面にポリメタン被膜を形成させた。形成さ
れたポリメタン膜厚は610Åであつた。次いで同
様の操作により、レンズのフラツト面にプラズマ
重合被膜を形成した。
リレートを素材とした硝子体手術用コンタクトレ
ンズを液体洗剤中に浸漬し、超音波洗浄機で30分
間洗浄してレンズに付着している油脂類を取り除
いた。次いで、レンズを蒸留水中に移し変え、同
じく超音波洗浄機で10分間づつ3回繰り返し洗浄
して洗剤を取り除いた。洗浄後のレンズは、クリ
ーンルーム中で1夜風乾した。洗浄、乾燥したレ
ンズを、高周波プラズマ発生装置中に設置し、
0.008torrに至るまで系内を真空にした。装置の
ガス導入口へメタンガスボンベを接続し、
0.06torrでメタンを供給した。この状態で、ベル
ジヤー外部から高周波電場を15分間加えて、レン
ズの凹面にポリメタン被膜を形成させた。形成さ
れたポリメタン膜厚は610Åであつた。次いで同
様の操作により、レンズのフラツト面にプラズマ
重合被膜を形成した。
メタンで、凹面およびフラツト面をプラズマ処
理したレンズを、次に酸素プラズマで15分間同様
に処理した。酸素は0.06torrで供給した。このよ
うにして得られたレンズは、水によく濡れること
が認められたが、念のため水との接触角を測定す
ると、プラズマ処理していないレンズの水との接
触角が80度であるのに対し、プラズマ処理したレ
ンズでは41度と、レンズ表面が親水化されている
ことが確認された。しかも表面の親水性は安定
で、室温、乾燥状態で30日間放置後においても維
持されていた(水との接触角50゜)。一方、上述
の実験においてメタンによるプラズマ重合膜を形
成させることなく、プラズマ処理を行なつた場合
には、濡れ特性の経時変化は顕著で水との接触角
は上記の期間内に通常のポリメチルメタクリレー
トのレンズと同程度の値にまでもどつた。
理したレンズを、次に酸素プラズマで15分間同様
に処理した。酸素は0.06torrで供給した。このよ
うにして得られたレンズは、水によく濡れること
が認められたが、念のため水との接触角を測定す
ると、プラズマ処理していないレンズの水との接
触角が80度であるのに対し、プラズマ処理したレ
ンズでは41度と、レンズ表面が親水化されている
ことが確認された。しかも表面の親水性は安定
で、室温、乾燥状態で30日間放置後においても維
持されていた(水との接触角50゜)。一方、上述
の実験においてメタンによるプラズマ重合膜を形
成させることなく、プラズマ処理を行なつた場合
には、濡れ特性の経時変化は顕著で水との接触角
は上記の期間内に通常のポリメチルメタクリレー
トのレンズと同程度の値にまでもどつた。
なお、前述のプラズマ重合膜を形成したのちプ
ラズマ処理を行なつた本発明のレンズについてさ
らにエチレンオキシドガス滅菌を行なつた。滅菌
条件は、湿度60%、温度60℃で4時間であつた。
滅菌処理後のレンズの接触角は41.4°で滅菌前と
変らなく、本発明のレンズは滅菌が可能であるこ
とが確認された。
ラズマ処理を行なつた本発明のレンズについてさ
らにエチレンオキシドガス滅菌を行なつた。滅菌
条件は、湿度60%、温度60℃で4時間であつた。
滅菌処理後のレンズの接触角は41.4°で滅菌前と
変らなく、本発明のレンズは滅菌が可能であるこ
とが確認された。
第1図aは、硝子体手術用コンタクトレンズの
概略を示す断面図であり、第1図bはその平面図
である。図において、符号の意味は下記の如し。 1……凹面、2……フラツト面、3……小孔。
概略を示す断面図であり、第1図bはその平面図
である。図において、符号の意味は下記の如し。 1……凹面、2……フラツト面、3……小孔。
Claims (1)
- 1 疎水性重合体よりなる硝子体手術用のコンタ
クトレンズにおいて、少なくともフラツト面がプ
ラズマ重合膜で被覆され、さらに該膜がプラズマ
処理されている硝子体手術用のコンタクトレン
ズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7587980A JPS572021A (en) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | Contact lenses for surgical operation of vitreous body |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7587980A JPS572021A (en) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | Contact lenses for surgical operation of vitreous body |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS572021A JPS572021A (en) | 1982-01-07 |
| JPS6237367B2 true JPS6237367B2 (ja) | 1987-08-12 |
Family
ID=13589001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7587980A Granted JPS572021A (en) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | Contact lenses for surgical operation of vitreous body |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS572021A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4809022B2 (ja) * | 2005-09-05 | 2011-11-02 | Hoya株式会社 | コンタクトレンズ材料の製造方法およびソフトコンタクトレンズの製造方法 |
-
1980
- 1980-06-04 JP JP7587980A patent/JPS572021A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS572021A (en) | 1982-01-07 |
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