JPS623752A - 高吸油性多孔質粉体の製造方法 - Google Patents
高吸油性多孔質粉体の製造方法Info
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- JPS623752A JPS623752A JP60141860A JP14186085A JPS623752A JP S623752 A JPS623752 A JP S623752A JP 60141860 A JP60141860 A JP 60141860A JP 14186085 A JP14186085 A JP 14186085A JP S623752 A JPS623752 A JP S623752A
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- Grain Derivatives (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は澱粉又は穀粉を原料とする高吸油能を有する多
孔質粉体に関する。
孔質粉体に関する。
従来から、液体又は半固体の油脂類が食品、化粧品、医
薬品など極めて広い範囲で大量に使用されている。しか
し、液体や半固体は取り扱い上不便であること、また、
種々の製品形態の多様化した粉末製品が要望されるよう
になったことから、液体や半固体の油脂類の粉末化技術
が必要になってきた。
薬品など極めて広い範囲で大量に使用されている。しか
し、液体や半固体は取り扱い上不便であること、また、
種々の製品形態の多様化した粉末製品が要望されるよう
になったことから、液体や半固体の油脂類の粉末化技術
が必要になってきた。
液体又は半固体の油脂の粉末化法についてはすでにいく
つかの技術が開発されている。例えば、ゼラチンなどを
用いて油脂をカプセル化する方法、又、糖類、デキスト
リン、蛋白質、乳化剤などと共に油脂を乳化後、噴霧乾
燥する方法がよ(知られている。しかし、これらの方法
は高価な装置が必要な上、少量多品種の油脂を粉末化す
るには不適当である。
つかの技術が開発されている。例えば、ゼラチンなどを
用いて油脂をカプセル化する方法、又、糖類、デキスト
リン、蛋白質、乳化剤などと共に油脂を乳化後、噴霧乾
燥する方法がよ(知られている。しかし、これらの方法
は高価な装置が必要な上、少量多品種の油脂を粉末化す
るには不適当である。
一方、澱粉を主成分とし、これを適切な装置と適度な条
件でα化、乾燥、粉砕することにより、吸油性粉体を製
造する方法が知られている。
件でα化、乾燥、粉砕することにより、吸油性粉体を製
造する方法が知られている。
エクストルーダーやドラムドライヤーが代表的装置であ
る。しかし、このような方法によって得られる澱粉は薄
片状であり澱粉1g当たり液体油を2ml程度しか吸収
させることができないのが現状である。又、発泡剤を使
用したほとんどα化していない多孔質澱粉の製造法が知
られており、該多孔質澱粉は吸油性が比較的大きいが、
α化が不十分なため食品においては食感が悪くなるし、
化粧品などではつぶつぶ感が残るなどの問題点がある。
る。しかし、このような方法によって得られる澱粉は薄
片状であり澱粉1g当たり液体油を2ml程度しか吸収
させることができないのが現状である。又、発泡剤を使
用したほとんどα化していない多孔質澱粉の製造法が知
られており、該多孔質澱粉は吸油性が比較的大きいが、
α化が不十分なため食品においては食感が悪くなるし、
化粧品などではつぶつぶ感が残るなどの問題点がある。
以上の現状に鑑み、本発明者らは次の点に注目し研究を
行った。
行った。
(1)高価な装置を必要とせず、混合するだけで極めて
簡便に液体又は半固体状の油脂を粉末化できること。
簡便に液体又は半固体状の油脂を粉末化できること。
(2)吸油能が非常に高いこと(Igの澱粉が少なくと
も3m1以上の液体油を吸油し、なおかつ粉体であるこ
と)。
も3m1以上の液体油を吸油し、なおかつ粉体であるこ
と)。
(3)澱粉又は澱粉を70重重量以上含有する穀粉を原
料とし、且つ得られた粉体は常温の水で膨潤、水和する
こと。
料とし、且つ得られた粉体は常温の水で膨潤、水和する
こと。
これら(1)〜(3)の条件を満たすことにより、簡便
に液体又は半固体状油脂を粉末化でき、かつ食品や化粧
品に用いても問題がない高吸油性能を有する粉体を得る
ことが可能になる。
に液体又は半固体状油脂を粉末化でき、かつ食品や化粧
品に用いても問題がない高吸油性能を有する粉体を得る
ことが可能になる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは研究の結果、澱粉又は澱粉を70重量%以
上含有する穀粉が、その澱粉質のα化度が80%以上で
あり、ある特定条件の多孔質粉体になるとき、上記三条
性を満たすことを見出し本発明を完成する9こ至った。
上含有する穀粉が、その澱粉質のα化度が80%以上で
あり、ある特定条件の多孔質粉体になるとき、上記三条
性を満たすことを見出し本発明を完成する9こ至った。
即ち、本発明は、粉体中の澱粉のα化度が80%以上で
あり、粉体の孔径が1〜15μmであり、且つ、比表面
積が3〜15m/gであることを特徴とする、澱粉又は
澱粉を70重量%以上含有する穀粉を原料とする高吸油
性多孔質粉体に係わるものである。
あり、粉体の孔径が1〜15μmであり、且つ、比表面
積が3〜15m/gであることを特徴とする、澱粉又は
澱粉を70重量%以上含有する穀粉を原料とする高吸油
性多孔質粉体に係わるものである。
本発明における?孔質粉体は、その孔径すなわち孔の直
径が1〜15−の範囲内にあることにより高吸油性を示
す。特に3〜10I!rnの孔が総孔数中80%以上あ
ることが望ましい。孔径1−未満では吸油速度が低下す
るし、逆に15−より大きくなると油脂保持力が低下す
ると同時に粉体性が低下する。ただし、製造中に多孔質
粉体の一部が破壊されて15pよりも大きい孔径のもの
が存在したり、1−未満の孔径のものが存在する場合も
あるが、吸油力が低下しない程度に少量ならばその存在
はさしつかえない。本発明では孔径の測定は走査電子顕
微鏡による直接観察法で求めた。
径が1〜15−の範囲内にあることにより高吸油性を示
す。特に3〜10I!rnの孔が総孔数中80%以上あ
ることが望ましい。孔径1−未満では吸油速度が低下す
るし、逆に15−より大きくなると油脂保持力が低下す
ると同時に粉体性が低下する。ただし、製造中に多孔質
粉体の一部が破壊されて15pよりも大きい孔径のもの
が存在したり、1−未満の孔径のものが存在する場合も
あるが、吸油力が低下しない程度に少量ならばその存在
はさしつかえない。本発明では孔径の測定は走査電子顕
微鏡による直接観察法で求めた。
粉体の比表面積は3〜15m/g、好ましくは5〜13
m/gであり、この範囲の比表面積を有するものは高吸
油性を示す。比表面積が3m1g未満では吸油能は2
ml/g以下となるし、逆に15m/gより大きい場合
は孔径が小さくなり過ぎ、吸油性が低下する。本発明に
おける比表面積値はオーア式比表面積計により窒素ガス
を用いて測定した。
m/gであり、この範囲の比表面積を有するものは高吸
油性を示す。比表面積が3m1g未満では吸油能は2
ml/g以下となるし、逆に15m/gより大きい場合
は孔径が小さくなり過ぎ、吸油性が低下する。本発明に
おける比表面積値はオーア式比表面積計により窒素ガス
を用いて測定した。
本発明における「高吸油性の多孔質粉体」とは、澱粉又
は澱粉を70重量%以上含有する穀粉を原料とし、これ
に種々の加工を加えて、乾燥、粉砕したもので、吸油能
が3 m17g以上のものを指す。本発明でいう「吸油
能」とは、下記の測定法で得られる値である。
は澱粉を70重量%以上含有する穀粉を原料とし、これ
に種々の加工を加えて、乾燥、粉砕したもので、吸油能
が3 m17g以上のものを指す。本発明でいう「吸油
能」とは、下記の測定法で得られる値である。
測定法;105℃で1時間乾燥した吸油性多孔質粉体1
gを100 mlのガラスビーカーにとる。次に該吸油
性多孔質粉体にビュ ーレットから菜種油を滴下しながらガ ラス棒で攪拌混合する。粉体が吸油し きれず、滲出した菜種油がビーカー壁 に付着し始めた時点における菜種油滴 下量(ml)を吸油能と定義する。操作は全て20℃で
行う。
gを100 mlのガラスビーカーにとる。次に該吸油
性多孔質粉体にビュ ーレットから菜種油を滴下しながらガ ラス棒で攪拌混合する。粉体が吸油し きれず、滲出した菜種油がビーカー壁 に付着し始めた時点における菜種油滴 下量(ml)を吸油能と定義する。操作は全て20℃で
行う。
通常の生澱粉類、α化澱粉類、穀粉類では吸油能が0.
5 ml/g以下である。一方、本発明による高吸油性
多孔質粉体の吸油能は少なくとも3ml/g以上の値を
示す。
5 ml/g以下である。一方、本発明による高吸油性
多孔質粉体の吸油能は少なくとも3ml/g以上の値を
示す。
本発明の原料として用いる澱粉は食用に供されるすべて
の澱粉であり、具体例を挙げれば、トウモロコシ澱粉、
ジャガイモ澱粉、サツマイモ澱粉、米澱粉、くず澱粉、
サゴ澱粉、タピオカ澱粉などである。又、これらを酵素
や酸で加水分解したデキストリンを用いてもよいが、加
水分鮮度が高くなるに従い吸油量が低下するのでDEI
O以下のものが望ましい。
の澱粉であり、具体例を挙げれば、トウモロコシ澱粉、
ジャガイモ澱粉、サツマイモ澱粉、米澱粉、くず澱粉、
サゴ澱粉、タピオカ澱粉などである。又、これらを酵素
や酸で加水分解したデキストリンを用いてもよいが、加
水分鮮度が高くなるに従い吸油量が低下するのでDEI
O以下のものが望ましい。
又、澱粉を70重量%以上含有する穀粉類も使用に適し
ている。その例としては小麦粉、大麦粉、米粉、ソバ粉
、トウモロコシ粉などのほか、ジャガイモ粉、サツマイ
モ粉などが挙げられる。
ている。その例としては小麦粉、大麦粉、米粉、ソバ粉
、トウモロコシ粉などのほか、ジャガイモ粉、サツマイ
モ粉などが挙げられる。
以上の澱粉又は澱粉を70重量%以上含有する穀粉は、
それぞれ単独で用いても良く、また2種以上混合して使
用しても良い。又、吸油能が低下しない範囲で蛋白質、
糖類、多糖類など澱粉以外の食用成分を併用できるが、
少なくとも澱粉を70重量%以上含むことが必要である
。
それぞれ単独で用いても良く、また2種以上混合して使
用しても良い。又、吸油能が低下しない範囲で蛋白質、
糖類、多糖類など澱粉以外の食用成分を併用できるが、
少なくとも澱粉を70重量%以上含むことが必要である
。
澱粉又は澱粉を70重量%以上含む穀粉から高吸油性多
孔質粉体を製造する好適な方法は次の通りである。
孔質粉体を製造する好適な方法は次の通りである。
まず、澱粉又は澱粉を70重世知以上含む穀粉に水又は
温水を加え70℃以上に加熱し、澱粉をα化させる。こ
の時、澱粉のα化度は少なくとも80%以上あることが
必要である。80%未満では十分な吸油量が得られない
上に、食品などに利用した場合ざらつき惑が残ることが
あり好ましくない。又、澱粉又は澱粉を70重世知以上
含む穀粉に対する水又は温水量の比は前者5〜20重量
部に対して後者95〜80重量部が好ましい。
温水を加え70℃以上に加熱し、澱粉をα化させる。こ
の時、澱粉のα化度は少なくとも80%以上あることが
必要である。80%未満では十分な吸油量が得られない
上に、食品などに利用した場合ざらつき惑が残ることが
あり好ましくない。又、澱粉又は澱粉を70重世知以上
含む穀粉に対する水又は温水量の比は前者5〜20重量
部に対して後者95〜80重量部が好ましい。
水又は温水量がこの比率より大き過ぎても、小さ過ぎて
も吸油量は低下する。
も吸油量は低下する。
次にこうして得た澱粉又は澱粉を70重世知以上含む穀
粉のα化物を急速に凍結する。凍結は一30℃以下の温
度で10分以内に急速完全凍結することが望ましい。又
、この凍結工程では凍結速度を大きくするためにα化物
を薄くのばすか、細い線状にすることが望ましい。凍結
方法としては、■液体窒素、液体空気などの極低温ガス
を噴霧又はこれに浸漬する方法、■ブラインに浸漬する
方法、■冷却金属板、ガラス板などに接触させる方法、
■冷却空気による方法、■冷却エタノールに浸漬する方
法等があり、これら■〜■の方法を全て使用することが
できる。
粉のα化物を急速に凍結する。凍結は一30℃以下の温
度で10分以内に急速完全凍結することが望ましい。又
、この凍結工程では凍結速度を大きくするためにα化物
を薄くのばすか、細い線状にすることが望ましい。凍結
方法としては、■液体窒素、液体空気などの極低温ガス
を噴霧又はこれに浸漬する方法、■ブラインに浸漬する
方法、■冷却金属板、ガラス板などに接触させる方法、
■冷却空気による方法、■冷却エタノールに浸漬する方
法等があり、これら■〜■の方法を全て使用することが
できる。
続いて、完全凍結した澱粉又は澱粉を70重量%以上含
む穀粉のα化物の乾燥を行う。乾燥処理は凍結したα化
物の氷結晶が融解しない条件で行う必要がある。例えば
、凍結真空乾燥法が代表的な方法として挙げられる。そ
の他の方法として、−1℃以下の温度下でエタノール脱
水する方法も有効である。上記の凍結真空乾燥や凍結エ
タノール脱水は澱粉又は澱粉を70重量%以上含む穀粉
の水分含量が15重量%以下になるまで行う。この後、
更に加熱乾燥、真空乾燥等を行い、水分含量を更に低下
させることも可能である。
む穀粉のα化物の乾燥を行う。乾燥処理は凍結したα化
物の氷結晶が融解しない条件で行う必要がある。例えば
、凍結真空乾燥法が代表的な方法として挙げられる。そ
の他の方法として、−1℃以下の温度下でエタノール脱
水する方法も有効である。上記の凍結真空乾燥や凍結エ
タノール脱水は澱粉又は澱粉を70重量%以上含む穀粉
の水分含量が15重量%以下になるまで行う。この後、
更に加熱乾燥、真空乾燥等を行い、水分含量を更に低下
させることも可能である。
このようにして得た乾燥物は粉砕機により粉砕し、篩分
けを行う。乾燥後の粉体の粒度は特に制限されないが、
20〜100メソシュ程度にすることが望ましい。
けを行う。乾燥後の粉体の粒度は特に制限されないが、
20〜100メソシュ程度にすることが望ましい。
本発明の高吸油性多孔質粉体を製造する方法としては、
上記の方法以外に噴霧乾燥法やパフィングマシンのよう
な爆裂法でも製造可能である。
上記の方法以外に噴霧乾燥法やパフィングマシンのよう
な爆裂法でも製造可能である。
本発明の高吸油性多孔質粉体は、従来のそれに比し油脂
類をより多く吸収、保持することができる。ここで言う
「油脂類」とは、液体又は半固体の油脂類全てが含まれ
る。例えば大豆油、コーン油、綿実油、菜種油、パーム
油、ヤシ油、魚油、牛脂、豚脂、鯨油などが例示される
ほか、これらの油脂の水素添加物、エステル交換物、分
別物なども含まれる。
類をより多く吸収、保持することができる。ここで言う
「油脂類」とは、液体又は半固体の油脂類全てが含まれ
る。例えば大豆油、コーン油、綿実油、菜種油、パーム
油、ヤシ油、魚油、牛脂、豚脂、鯨油などが例示される
ほか、これらの油脂の水素添加物、エステル交換物、分
別物なども含まれる。
又、油脂以外の液状又は半固体状のすべての油溶性物質
も同様に吸収することができる。
も同様に吸収することができる。
「油溶性物質」とは、例えば、油溶性界面活性剤、炭化
水素、有機溶剤などである。油溶性界面活性剤としては
モノ不飽和脂肪酸グリセリンエステル、炭素数8以下の
モノ飽和脂肪酸グリセリンエステル、不飽和脂肪酸ソル
ビタンエステル、ポリオキシエチレン不飽和脂肪酸ソル
ビタンエステル等が挙げられる。炭化水素としては、流
動パラフィン、リモネン等が、有機溶剤としてはプロピ
レングリコール、エタノール、メタノール等が挙げられ
る。又、油溶性フレーバー等にも適用できる。
水素、有機溶剤などである。油溶性界面活性剤としては
モノ不飽和脂肪酸グリセリンエステル、炭素数8以下の
モノ飽和脂肪酸グリセリンエステル、不飽和脂肪酸ソル
ビタンエステル、ポリオキシエチレン不飽和脂肪酸ソル
ビタンエステル等が挙げられる。炭化水素としては、流
動パラフィン、リモネン等が、有機溶剤としてはプロピ
レングリコール、エタノール、メタノール等が挙げられ
る。又、油溶性フレーバー等にも適用できる。
実施例1
トウモロコシ澱粉10重量部に対し、水を90重量部加
え、加熱攪拌しながらα化度が90%の澱粉α化物を製
造した。これをドライアイスーア七トン(約−70℃)
で10分間急速完全凍結し、次に真空凍結乾燥した。次
いで〜粉砕機を用い・真空乾燥物を粉砕後、篩分けして
30メツシュ通過の高吸油性多孔質粉体を得た。
え、加熱攪拌しながらα化度が90%の澱粉α化物を製
造した。これをドライアイスーア七トン(約−70℃)
で10分間急速完全凍結し、次に真空凍結乾燥した。次
いで〜粉砕機を用い・真空乾燥物を粉砕後、篩分けして
30メツシュ通過の高吸油性多孔質粉体を得た。
実施例2
トウモロコシ澱粉10重量部に対し、水を90重量部加
え、加熱攪拌しながらα化度が100%の澱粉α化物を
製造した。これをドライアイス−アセトン(約−70℃
)で急速凍結し、次に真空凍結乾燥した。次いで、粉砕
機を用い、真空乾燥物を粉砕後、篩分けして30メツシ
ュ通過の高吸油性多孔質粉体を得た。
え、加熱攪拌しながらα化度が100%の澱粉α化物を
製造した。これをドライアイス−アセトン(約−70℃
)で急速凍結し、次に真空凍結乾燥した。次いで、粉砕
機を用い、真空乾燥物を粉砕後、篩分けして30メツシ
ュ通過の高吸油性多孔質粉体を得た。
実施例3
澱粉含量75%の薄刃小麦粉2重量部に対し、水を98
重量部加え、加熱攪拌しながらα化度が98%の小麦粉
α化物を得た。これを液体窒素で急速凍結した後、真空
凍結乾燥を行った。次に、これを粉砕機を用い粉砕し、
篩分けして20メソシュ通過の高吸油性多孔質粉体を得
た。
重量部加え、加熱攪拌しながらα化度が98%の小麦粉
α化物を得た。これを液体窒素で急速凍結した後、真空
凍結乾燥を行った。次に、これを粉砕機を用い粉砕し、
篩分けして20メソシュ通過の高吸油性多孔質粉体を得
た。
実施例4
ジャガイモ澱粉5重量部に対し、水を95重量部加え、
加熱攪拌しながらα化度85%のジャガイモ澱粉α化物
を得た。この澱粉α化物100gをあらかじめドライア
イスで一70℃まで冷却したエタノール1kgに浸漬し
、10分間急速凍結した。急速凍結後、温度を一5℃ま
で上げ、1時間撹拌し、脱水した。次いでアルコールを
濾過して除き、更に真空下でエタノールを完全に除去し
た。最後に粉砕機を用い粉砕し、篩分けして20メツシ
ュ通過の高吸油性多孔質粉体を得た。
加熱攪拌しながらα化度85%のジャガイモ澱粉α化物
を得た。この澱粉α化物100gをあらかじめドライア
イスで一70℃まで冷却したエタノール1kgに浸漬し
、10分間急速凍結した。急速凍結後、温度を一5℃ま
で上げ、1時間撹拌し、脱水した。次いでアルコールを
濾過して除き、更に真空下でエタノールを完全に除去し
た。最後に粉砕機を用い粉砕し、篩分けして20メツシ
ュ通過の高吸油性多孔質粉体を得た。
実施例5
ジャガイモ澱粉5重量部に対し、水を95重量部加え、
加熱攪拌しながら一α化度100%のジャガイモ澱粉α
化物を得た。この澱粉α化物100gをあらかじめドラ
イアイスで一70°Cまで冷却したエタノール1kgに
浸漬し、10分間急速凍結した。急速凍結後、温度を一
5℃まで上昇させ、1時間攪拌し、脱水した。次いでア
ルコールを濾過して除き、更に真空下でエタノールを完
全に除去した。最後に粉砕機を用い粉砕し、篩分けして
20メツシュ通過の高吸油性多孔質粉体を得た。
加熱攪拌しながら一α化度100%のジャガイモ澱粉α
化物を得た。この澱粉α化物100gをあらかじめドラ
イアイスで一70°Cまで冷却したエタノール1kgに
浸漬し、10分間急速凍結した。急速凍結後、温度を一
5℃まで上昇させ、1時間攪拌し、脱水した。次いでア
ルコールを濾過して除き、更に真空下でエタノールを完
全に除去した。最後に粉砕機を用い粉砕し、篩分けして
20メツシュ通過の高吸油性多孔質粉体を得た。
比較例1
トウモロコシ澱粉10重量部に対し、水を90重量部加
え、加熱攪拌しながらα化度が100%の澱粉α化物を
製造した。これを−20℃フリーザーで30分間緩慢凍
結した後、実施例1と同一の方法で真空凍結乾燥、粉砕
、篩分けして30メソシュ通過の粉体を得た。
え、加熱攪拌しながらα化度が100%の澱粉α化物を
製造した。これを−20℃フリーザーで30分間緩慢凍
結した後、実施例1と同一の方法で真空凍結乾燥、粉砕
、篩分けして30メソシュ通過の粉体を得た。
比較例2
トウモロコシ澱粉10重量部に対し、水を90重量部加
え、加熱攪拌しながらα化度が30%の澱粉α化物を製
造した。次に、実施例1と同一の方法で急速凍結、真空
凍結乾燥、粉砕、篩分けして30メツシュ通過の粉体を
得た。
え、加熱攪拌しながらα化度が30%の澱粉α化物を製
造した。次に、実施例1と同一の方法で急速凍結、真空
凍結乾燥、粉砕、篩分けして30メツシュ通過の粉体を
得た。
この粉体は、電子顕微鏡による観察では粉末表面の一部
にしか孔が認められず(10〜20声)、比表面積が著
しく小さかった。
にしか孔が認められず(10〜20声)、比表面積が著
しく小さかった。
比較例3
トウモロコシ澱粉10重量部に対し、水を90重量部加
え、加熱攪拌しながらα化度が100%の澱粉α化物を
製造した。これを液体窒素中で急速凍結した。次にこれ
を真空凍結乾燥した後、粉砕機を用いて粉砕し、篩分け
して30メツシュ通過の粉体を得た。
え、加熱攪拌しながらα化度が100%の澱粉α化物を
製造した。これを液体窒素中で急速凍結した。次にこれ
を真空凍結乾燥した後、粉砕機を用いて粉砕し、篩分け
して30メツシュ通過の粉体を得た。
比較例4
澱粉含量75%の薄刃小麦粉1重量部に対し、水を99
重量部加え、加熱攪拌しながらα化度が98%の小麦粉
α化物を得た。これを液体窒素中で急速凍結した後、真
空凍結乾燥を行った。次にこれを粉砕機を用いて粉砕し
、篩分けして20メツシュ通過の粉体を得た。
重量部加え、加熱攪拌しながらα化度が98%の小麦粉
α化物を得た。これを液体窒素中で急速凍結した後、真
空凍結乾燥を行った。次にこれを粉砕機を用いて粉砕し
、篩分けして20メツシュ通過の粉体を得た。
試験例1
実施例1〜5及び比較例1〜4で製造した粉体について
吸油能、α化度、孔径、比表面積及び水溶性を測定した
。測定結果は第1表に示した。又、測定法は次に示す方
法を用いた。
吸油能、α化度、孔径、比表面積及び水溶性を測定した
。測定結果は第1表に示した。又、測定法は次に示す方
法を用いた。
〈吸油能の測定〉
粉体1gを10On+1ガラスビーカーにとり、菜種油
をビューレットで滴下しながら攪拌混合した。吸油しき
れずに分離した油脂がビーカー壁に付着し始めた時点に
おける菜種油滴下量(ml)を吸油能とした。
をビューレットで滴下しながら攪拌混合した。吸油しき
れずに分離した油脂がビーカー壁に付着し始めた時点に
おける菜種油滴下量(ml)を吸油能とした。
〈α化度の測定〉
グルコアミラーゼ法を用いた。
〈孔径測定〉
走査型電子顕微鏡(日本電子JSM−840)を用い、
金蒸着した後、観察し、孔の直径を測定した。
金蒸着した後、観察し、孔の直径を測定した。
く比表面積測定〉
島津製作所製オーア式比表面積計21000型により、
窒素ガスを用いて測定した。
窒素ガスを用いて測定した。
く水溶性〉
粉体1gを100 mlの水に加え、攪拌後、水不溶の
白色粒子が残る量を肉眼観察して判定した。
白色粒子が残る量を肉眼観察して判定した。
第 1 表
注)孝1:◎;完全に溶解する。
○;一部不溶物が残る。
×;はとんど不溶。
本発明の高吸油性多孔質粉体は、吸油性が優れ、食品、
医薬品、化粧品等で使われる液体又は半固体状を有する
油脂類は勿論のこと、炭化水素類、油溶性界面活性剤な
どをも多量に吸収することができる特性を有する。
医薬品、化粧品等で使われる液体又は半固体状を有する
油脂類は勿論のこと、炭化水素類、油溶性界面活性剤な
どをも多量に吸収することができる特性を有する。
従って、本発明品を用いれば、従来取り扱いが不便とさ
れていた油溶性の液状又は半固体状物(油脂など)を、
簡便に粉末化することが可能になる。
れていた油溶性の液状又は半固体状物(油脂など)を、
簡便に粉末化することが可能になる。
Claims (1)
- 1、粉体中の澱粉のα化度が80%以上であり、粉体の
孔径が1〜15μmであり、且つ、比表面積が3〜15
m^2/gであることを特徴とする、澱粉又は澱粉を7
0重量%以上含有する穀粉を原料とする高吸油性多孔質
粉体。
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|---|---|---|---|
| JP60141860A JPH0697962B2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 高吸油性多孔質粉体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP60141860A JPH0697962B2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 高吸油性多孔質粉体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS623752A true JPS623752A (ja) | 1987-01-09 |
| JPH0697962B2 JPH0697962B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=15301847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60141860A Expired - Fee Related JPH0697962B2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | 高吸油性多孔質粉体の製造方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0697962B2 (ja) |
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-
1985
- 1985-06-28 JP JP60141860A patent/JPH0697962B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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