JPS6237985Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6237985Y2 JPS6237985Y2 JP1981038425U JP3842581U JPS6237985Y2 JP S6237985 Y2 JPS6237985 Y2 JP S6237985Y2 JP 1981038425 U JP1981038425 U JP 1981038425U JP 3842581 U JP3842581 U JP 3842581U JP S6237985 Y2 JPS6237985 Y2 JP S6237985Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure chamber
- passage
- discharge
- chamber
- end cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はベーン型ポンプ装置に関する。
一般に、ベーン型ポンプ装置においては、複数
のベーンを放射状に保持したロータをカムリング
の内部に収容しこのカムリングの両端面に密着さ
せた一対のサイドプレートにより各ベーンによつ
て区画される複数のポンプ室を形成してなり、ロ
ータの回転によるポンプ室の容積変化によつて作
動流体をポンプ室に吸入するとともにポンプ室か
ら圧力流体を吐出するようになつている。かかる
構成のベーン型ポンプ装置にては、例えば特開昭
54−5201号公報に示されているようにロータに作
用する流体圧力がバランスするように、カムリン
グのカム面を180゜位相して対称的に形成すると
ともに2つの吐出ポートを同様に180゜位相して
対称的に配設している。
のベーンを放射状に保持したロータをカムリング
の内部に収容しこのカムリングの両端面に密着さ
せた一対のサイドプレートにより各ベーンによつ
て区画される複数のポンプ室を形成してなり、ロ
ータの回転によるポンプ室の容積変化によつて作
動流体をポンプ室に吸入するとともにポンプ室か
ら圧力流体を吐出するようになつている。かかる
構成のベーン型ポンプ装置にては、例えば特開昭
54−5201号公報に示されているようにロータに作
用する流体圧力がバランスするように、カムリン
グのカム面を180゜位相して対称的に形成すると
ともに2つの吐出ポートを同様に180゜位相して
対称的に配設している。
このため、かかる構成のベーン型ポンプ装置に
おいては、前記2つの吐出ポートから吐出する圧
力流体に同時に脈動が発生し、これらの圧力流体
が同じ圧力室内で合流することにより脈動が共振
して振動及び騒音を大きくしていた。また、この
ような脈動の共振を抑制する手段として、ポンプ
装置の内部に脈動吸収用のアキユムレータ、減衰
板を組み込む手段が提案されてきたが、構造が複
雑かつ大型化する欠点がある。
おいては、前記2つの吐出ポートから吐出する圧
力流体に同時に脈動が発生し、これらの圧力流体
が同じ圧力室内で合流することにより脈動が共振
して振動及び騒音を大きくしていた。また、この
ような脈動の共振を抑制する手段として、ポンプ
装置の内部に脈動吸収用のアキユムレータ、減衰
板を組み込む手段が提案されてきたが、構造が複
雑かつ大型化する欠点がある。
本考案は、かかる実状に鑑み、ポンプハウジン
グの一端に固着されるエンドカバーを有効に活用
して、簡単な構造により上述した圧力流体の脈動
の共振を積極的に防止しようとするものである。
グの一端に固着されるエンドカバーを有効に活用
して、簡単な構造により上述した圧力流体の脈動
の共振を積極的に防止しようとするものである。
本考案はかかる問題に対処すべく、複数のベー
ンを放射状に保持するロータを収容しその内周面
に前記ベーンが摺接するカム面を180゜位相して
対称的に形成してなるカムリングと、このカムリ
ングの両端面に密着して前記各ベースにより区画
されるポンプ室を形成する一対のサイドプレート
をポンプハウジングの中空室内に組み付けて、こ
れらの部品を前記中空室の外方開口端に固着され
て同ハウジングの一端外側を構成するエンドカバ
ーによつて所定位置に保持し、かつ前記サイドプ
レートには前記ポンプハウジングの周壁に設けた
吸入通路に連通する一対の吸入ポートと、前記中
空室内の吐出側第1圧力室に連通する一対の吐出
ポートを設けてなるベーン型ポンプ装置におい
て、前記各サイドプレートに吐出ポートを互に
180゜位相してそれぞれ設けるとともに、前記エ
ンドカバーに第2圧力室と同圧力室及び吐出通路
を介して前記第1圧力室に連通する迂回通路とを
設けて、同エンドカバーとは反対側に位置するサ
イドプレートの吐出ポートを前記第1圧力室に開
口させるとともに同エンドカバー側に位置するサ
イドプレートの吐出ポートを前記第2圧力室に開
口させ、これら各圧力室から吐出する圧力流体の
前記吐出通路内での合流点から各圧力室までの各
通路長さ間に差をもたせることを特徴とするもの
である。
ンを放射状に保持するロータを収容しその内周面
に前記ベーンが摺接するカム面を180゜位相して
対称的に形成してなるカムリングと、このカムリ
ングの両端面に密着して前記各ベースにより区画
されるポンプ室を形成する一対のサイドプレート
をポンプハウジングの中空室内に組み付けて、こ
れらの部品を前記中空室の外方開口端に固着され
て同ハウジングの一端外側を構成するエンドカバ
ーによつて所定位置に保持し、かつ前記サイドプ
レートには前記ポンプハウジングの周壁に設けた
吸入通路に連通する一対の吸入ポートと、前記中
空室内の吐出側第1圧力室に連通する一対の吐出
ポートを設けてなるベーン型ポンプ装置におい
て、前記各サイドプレートに吐出ポートを互に
180゜位相してそれぞれ設けるとともに、前記エ
ンドカバーに第2圧力室と同圧力室及び吐出通路
を介して前記第1圧力室に連通する迂回通路とを
設けて、同エンドカバーとは反対側に位置するサ
イドプレートの吐出ポートを前記第1圧力室に開
口させるとともに同エンドカバー側に位置するサ
イドプレートの吐出ポートを前記第2圧力室に開
口させ、これら各圧力室から吐出する圧力流体の
前記吐出通路内での合流点から各圧力室までの各
通路長さ間に差をもたせることを特徴とするもの
である。
かかる構成によれば、前記第2圧力室が迂回通
路及び吐出通路を介して第1圧力室に連通し、こ
れら各圧力室から吐出する圧力流体の前記吐出通
路内での合流点から各圧力室までの各通路長さ間
に差をもたせているため、これら通路長さの差を
適宜設定することにより、前記吐出通路にて合流
する前記両吐出ポートから吐出される圧力流体の
脈動間に位相差を生じさせて両圧力流体を合流さ
せることができる。この結果、両圧力流体は合流
点において互に脈動を打ち消し合い、圧力流体送
出口から流出する圧力流体の脈動が効果的に減衰
される。
路及び吐出通路を介して第1圧力室に連通し、こ
れら各圧力室から吐出する圧力流体の前記吐出通
路内での合流点から各圧力室までの各通路長さ間
に差をもたせているため、これら通路長さの差を
適宜設定することにより、前記吐出通路にて合流
する前記両吐出ポートから吐出される圧力流体の
脈動間に位相差を生じさせて両圧力流体を合流さ
せることができる。この結果、両圧力流体は合流
点において互に脈動を打ち消し合い、圧力流体送
出口から流出する圧力流体の脈動が効果的に減衰
される。
また、かかる構成によれば迂回通路をポンプハ
ウジングの外側に位置して脱着容易で小形のエン
ドカバーに設けているため、同通路の長さを異に
するエンドカバーを適宜選択使用することによ
り、最良の脈動減衰効果を発揮するポンプ装置を
簡単な組付作業によつて提供することができる。
さらに、かかる構成においてはポンプ装置内に特
別の部材を配設することがないため、通常のこの
種ポンプ置に比して構造が複雑化したり、装置が
大型化したり、組付作業が煩雑となるということ
がない。
ウジングの外側に位置して脱着容易で小形のエン
ドカバーに設けているため、同通路の長さを異に
するエンドカバーを適宜選択使用することによ
り、最良の脈動減衰効果を発揮するポンプ装置を
簡単な組付作業によつて提供することができる。
さらに、かかる構成においてはポンプ装置内に特
別の部材を配設することがないため、通常のこの
種ポンプ置に比して構造が複雑化したり、装置が
大型化したり、組付作業が煩雑となるということ
がない。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
第1図および第2図において、ポンプハウジン
グ10には有底の中空室11が形成され、この中
空室11はポンプハウジング10の一端に開口し
ている。中空室11内には、複数のベーン21を
放射状に摺動可能に保持したロータ22と、この
ロータ22をその内部に収容しかつその内周面に
ベーン21の先端が摺接する一対のカム面14
a,14bを180゜位相して対称的に形成したカ
ムリング14と、このカムリング14の両端面に
密着して各ベーン21により区画される複数のポ
ンプ室を形成する一対のサイドプレート15,1
6が組み付けられ、これらのロータ22、カムリ
ング14、サイドプレート15,16はポンプハ
ウジング10の一端に複数の締付ボルト13によ
つて固着したエンドカバー12により所定位置に
保持されている。このエンドカバー12は、ポン
プハウジング10における中空室11の外方開口
端を密閉し、同ハウジング10の一端外側を構成
している。
グ10には有底の中空室11が形成され、この中
空室11はポンプハウジング10の一端に開口し
ている。中空室11内には、複数のベーン21を
放射状に摺動可能に保持したロータ22と、この
ロータ22をその内部に収容しかつその内周面に
ベーン21の先端が摺接する一対のカム面14
a,14bを180゜位相して対称的に形成したカ
ムリング14と、このカムリング14の両端面に
密着して各ベーン21により区画される複数のポ
ンプ室を形成する一対のサイドプレート15,1
6が組み付けられ、これらのロータ22、カムリ
ング14、サイドプレート15,16はポンプハ
ウジング10の一端に複数の締付ボルト13によ
つて固着したエンドカバー12により所定位置に
保持されている。このエンドカバー12は、ポン
プハウジング10における中空室11の外方開口
端を密閉し、同ハウジング10の一端外側を構成
している。
上記の構成において、ロータ22はポンプハウ
ジング10の軸受穴10aに軸受スリーブ23を
介して回転可能に軸支した回転軸24の一端にス
プライン係合されている。中空室11の内方に位
置するサイドプレート15はリング状に形成され
ていて、ポンプハウジング10の軸受穴10aに
嵌合されている。このサイドプレート15は一端
をポンプハウジング10の内壁に係止したコイル
スプリング17の弾撥力によりカムリング14に
押し付けられ、これによりカムリング14、一対
のサイドプレート15,16およびエンドカバー
12が互いに当接状態に保持されている。また、
一対のサイドプレート15,16のロータ22に
対接する面には、膨張行程をなすポンプ室に対応
して吸入ポート25,26が、また圧縮行程をな
すボート室に対応して吐出ポート27,28がそ
れぞれ形成されている。吸入ポート25,26は
カムリング14を取り巻くように中空室11に設
けられた環状溝29に開口し、この環状溝29は
リザーバ30に通ずる吸入通路31と、流量調整
弁32に通ずるバイパス通路33に連通してい
る。
ジング10の軸受穴10aに軸受スリーブ23を
介して回転可能に軸支した回転軸24の一端にス
プライン係合されている。中空室11の内方に位
置するサイドプレート15はリング状に形成され
ていて、ポンプハウジング10の軸受穴10aに
嵌合されている。このサイドプレート15は一端
をポンプハウジング10の内壁に係止したコイル
スプリング17の弾撥力によりカムリング14に
押し付けられ、これによりカムリング14、一対
のサイドプレート15,16およびエンドカバー
12が互いに当接状態に保持されている。また、
一対のサイドプレート15,16のロータ22に
対接する面には、膨張行程をなすポンプ室に対応
して吸入ポート25,26が、また圧縮行程をな
すボート室に対応して吐出ポート27,28がそ
れぞれ形成されている。吸入ポート25,26は
カムリング14を取り巻くように中空室11に設
けられた環状溝29に開口し、この環状溝29は
リザーバ30に通ずる吸入通路31と、流量調整
弁32に通ずるバイパス通路33に連通してい
る。
第1吐出ポート27は中空室11の内方に形成
された第1圧力室34に開口し、この第1圧力室
34から容積の大きな第1吐出通路35中に設け
た絞り通路(図示せず)を介して圧力流体送出口
に連通されており、また第1吐出通路35は流量
調整弁32を介してバイパス通路33に適時連通
されるようになつている。第2吐出ポート28は
第1吐出ポート27と180゜位相して外方のサイ
ドプレート16に設けられていて、エンドカバー
12の内側に形成した第2圧力室41に開口して
いる。第2圧力室41はエンドカバー12の周壁
に穿設した迂回通路42に連通し、また迂回通路
42はポンプハウジング10の周壁に穿設した第
2吐出通路43を介して前記第1吐出通路35に
連通している。なお、第2吐出通路43にはゲイ
ン調節用絞り44が介装されている。
された第1圧力室34に開口し、この第1圧力室
34から容積の大きな第1吐出通路35中に設け
た絞り通路(図示せず)を介して圧力流体送出口
に連通されており、また第1吐出通路35は流量
調整弁32を介してバイパス通路33に適時連通
されるようになつている。第2吐出ポート28は
第1吐出ポート27と180゜位相して外方のサイ
ドプレート16に設けられていて、エンドカバー
12の内側に形成した第2圧力室41に開口して
いる。第2圧力室41はエンドカバー12の周壁
に穿設した迂回通路42に連通し、また迂回通路
42はポンプハウジング10の周壁に穿設した第
2吐出通路43を介して前記第1吐出通路35に
連通している。なお、第2吐出通路43にはゲイ
ン調節用絞り44が介装されている。
上記の構成により、本実施例においては、ポン
プ作動時に第1吐出ポート27から吐出する圧力
流体が第1圧力室34に吐出して容積の大きな第
1吐出通路35に流れ、一方第2吐出ポート28
から吐出する圧力流体が第2圧力室41に吐出し
た迂回通路42及び第2吐出通路43を経て第1
吐出通路35内の圧力流体に合流する。本実施例
においては、第1吐出通路35内の圧力流体合流
点から各圧力室34,41に至る通路長さに差を
持させている。また、本実施例においては、第1
図の符号Lにて示した寸法が相違するエンドカバ
ー12を適宜に交換して使用することにより、前
記迂回通路42の長さを容易に変更することがで
きる。
プ作動時に第1吐出ポート27から吐出する圧力
流体が第1圧力室34に吐出して容積の大きな第
1吐出通路35に流れ、一方第2吐出ポート28
から吐出する圧力流体が第2圧力室41に吐出し
た迂回通路42及び第2吐出通路43を経て第1
吐出通路35内の圧力流体に合流する。本実施例
においては、第1吐出通路35内の圧力流体合流
点から各圧力室34,41に至る通路長さに差を
持させている。また、本実施例においては、第1
図の符号Lにて示した寸法が相違するエンドカバ
ー12を適宜に交換して使用することにより、前
記迂回通路42の長さを容易に変更することがで
きる。
なお、本実施例において、一対のサイドプレー
ト15,16のカムリング14に対接する面に
は、各ベーン21の背圧室21aに開口する円弧
溝37,38が設けられ、これらの円弧溝37,
38はサイドプレート15の軸線方向に穿設した
貫通孔39により第1圧力室34に連通してお
り、これによつて第1圧力室34内の圧力流体が
各背圧室21aに付与され各ベーン21をカムリ
ング14のカム面に圧接させるように作用する。
また、第2図に示した一対の位置決めピン19,
19は、第1図の二点鎖線にて示したように、ポ
ンプハウジング10とエンドカバー12間に支持
されてカムリング14及び一対のサイドプレート
15,16を位相決めしている。
ト15,16のカムリング14に対接する面に
は、各ベーン21の背圧室21aに開口する円弧
溝37,38が設けられ、これらの円弧溝37,
38はサイドプレート15の軸線方向に穿設した
貫通孔39により第1圧力室34に連通してお
り、これによつて第1圧力室34内の圧力流体が
各背圧室21aに付与され各ベーン21をカムリ
ング14のカム面に圧接させるように作用する。
また、第2図に示した一対の位置決めピン19,
19は、第1図の二点鎖線にて示したように、ポ
ンプハウジング10とエンドカバー12間に支持
されてカムリング14及び一対のサイドプレート
15,16を位相決めしている。
上記のように構成した本実施例のベーン型ポン
プ装置においては、ロータ22の回転により各ベ
ーン21によつて区画された複数のポンプ室が容
積変化を生じると、第1の圧縮行程にて圧縮され
た圧力流体が第1吐出ポート27から第1圧力室
34に吐出して第1吐出通路35に流れ、第2の
圧縮行程にて圧縮された圧力流体が第2吐出ポー
ト28から第2圧力室41に吐出して迂回通路4
2および第2吐出通路43を通過し共に流れた圧
力流体に合流する。このため、エンドカバー12
に設けた迂回通路42の長さを適切に定めること
により、両吐出ポート27,28から吐出される
圧力流体間に位相差を生じさせて、両圧力流体を
第1吐出通路35にて合流させることができる。
従つて、第1吐出ポート27から吐出する圧力流
体が第3図Aにて示したように脈動していても、
第2吐出ポート28から吐出する圧力流体の脈動
が第3図Bの破線にて示したように上記合流点に
て位相周期をもつて生じるため、合流する圧力流
体の脈動が互いに打ち消し合つて、圧力流体送出
口から流出する圧力流体の脈動が第3図Cにて示
したように減衰する。また、このポンプ作動時に
第1吐出ポート27から吐出する圧力流体の脈動
は容積の大きな第1吐出通路35内にて吸収さ
れ、一方第2吐出ポート28から吐出する圧力流
体の脈動は第2圧力室41及び迂回通路42内に
て吸収されさらに第2吐出通路43内の絞り44
によつて吸収されるため、これらの脈動吸収作用
によつても上記合流点における圧力流体の脈動を
効果的に減衰させることができる。
プ装置においては、ロータ22の回転により各ベ
ーン21によつて区画された複数のポンプ室が容
積変化を生じると、第1の圧縮行程にて圧縮され
た圧力流体が第1吐出ポート27から第1圧力室
34に吐出して第1吐出通路35に流れ、第2の
圧縮行程にて圧縮された圧力流体が第2吐出ポー
ト28から第2圧力室41に吐出して迂回通路4
2および第2吐出通路43を通過し共に流れた圧
力流体に合流する。このため、エンドカバー12
に設けた迂回通路42の長さを適切に定めること
により、両吐出ポート27,28から吐出される
圧力流体間に位相差を生じさせて、両圧力流体を
第1吐出通路35にて合流させることができる。
従つて、第1吐出ポート27から吐出する圧力流
体が第3図Aにて示したように脈動していても、
第2吐出ポート28から吐出する圧力流体の脈動
が第3図Bの破線にて示したように上記合流点に
て位相周期をもつて生じるため、合流する圧力流
体の脈動が互いに打ち消し合つて、圧力流体送出
口から流出する圧力流体の脈動が第3図Cにて示
したように減衰する。また、このポンプ作動時に
第1吐出ポート27から吐出する圧力流体の脈動
は容積の大きな第1吐出通路35内にて吸収さ
れ、一方第2吐出ポート28から吐出する圧力流
体の脈動は第2圧力室41及び迂回通路42内に
て吸収されさらに第2吐出通路43内の絞り44
によつて吸収されるため、これらの脈動吸収作用
によつても上記合流点における圧力流体の脈動を
効果的に減衰させることができる。
また、本実施例のベーン型ポンプ装置の実施に
あたつては、前記迂回通路42の長さが相違する
エンドカバーを用意して、これらエンドカバーか
ら適切なものを選択することにより、最良の脈動
減衰効果を発揮するポンプ装置を簡単な組付作業
によつて提供することができる。
あたつては、前記迂回通路42の長さが相違する
エンドカバーを用意して、これらエンドカバーか
ら適切なものを選択することにより、最良の脈動
減衰効果を発揮するポンプ装置を簡単な組付作業
によつて提供することができる。
さらにまた、本実施例のベーン型ポンプ装置に
おいては、既存の構造部材以外に特別の部材を採
用するものではないため、通常のこの種ポンプ装
置に比して構造が複雑化したり、装置が大型化し
たり、組付作業が煩雑になるということがない。
おいては、既存の構造部材以外に特別の部材を採
用するものではないため、通常のこの種ポンプ装
置に比して構造が複雑化したり、装置が大型化し
たり、組付作業が煩雑になるということがない。
第1図は本考案のベーン型ポンプ装置の横断面
図、第2図は第1図の−線における断面図、
第3図は圧力流体の脈動状態を示すグラフであ
る。 符号の説明、10……ポンプハウジング、11
……中空室、12……エンドカバー、14……カ
ムリング、15,16……サイドプレート、21
……ベーン、22……ロータ、27……第1吐出
ポート、28……第2吐出ポート、34……第1
圧力室、35……第1吐出通路、41……第2圧
力室、42……迂回通路、43……第2吐出通
路。
図、第2図は第1図の−線における断面図、
第3図は圧力流体の脈動状態を示すグラフであ
る。 符号の説明、10……ポンプハウジング、11
……中空室、12……エンドカバー、14……カ
ムリング、15,16……サイドプレート、21
……ベーン、22……ロータ、27……第1吐出
ポート、28……第2吐出ポート、34……第1
圧力室、35……第1吐出通路、41……第2圧
力室、42……迂回通路、43……第2吐出通
路。
Claims (1)
- 複数のベーンを放射状に保持するロータを収容
しその内周面に前記ベーンが摺接するカム面を
180゜位相して対称的に形成してなるカムリング
と、このカムリングの両端面に密着して前記各ベ
ーンにより区画されるポンプ室を形成する一対の
サイドプレートをポンプハウジングの中空室内に
組み付けて、これらの部品を前記中空室の外方開
口端に固着されて同ハウジングの一端外側を構成
するエンドカバーによつて所定位置に保持し、か
つ前記サイドプレートには前記ポンプハウジング
の周壁に設けた吸入通路に連通する一対の吸入ポ
ートと、前記中空室内の吐出側第1圧力室に連通
する一対の吐出ポートを設けてなるベーン型ポン
プ装置において、前記各サイドプレートに吐出ポ
ートを互に180゜位相してそれぞれ設けるととも
に、前記エンドカバーに第2圧力室と同圧力室及
び吐出通路を介して前記第1圧力室に連通する迂
回通路とを設けて、同エンドカバーとは反対側に
位置するサイドプレートの吐出ポートを前記第1
圧力室に開口させるとともに同エンドカバー側に
位置するサイドプレートの吐出ポートを前記第2
圧力室に開口させ、これら各圧力室から吐出する
圧力流体の前記吐出通路内での合流点から各圧力
室までの各通路長さ間に差をもたせてなるベーン
型ポンプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981038425U JPS6237985Y2 (ja) | 1981-03-19 | 1981-03-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981038425U JPS6237985Y2 (ja) | 1981-03-19 | 1981-03-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57152485U JPS57152485U (ja) | 1982-09-24 |
| JPS6237985Y2 true JPS6237985Y2 (ja) | 1987-09-28 |
Family
ID=29835577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981038425U Expired JPS6237985Y2 (ja) | 1981-03-19 | 1981-03-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6237985Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5988781B2 (ja) * | 2012-09-04 | 2016-09-07 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 可変容量型ベーンポンプ |
| JP2022103821A (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-08 | 日本電産トーソク株式会社 | ポンプ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS513041U (ja) * | 1974-06-24 | 1976-01-10 |
-
1981
- 1981-03-19 JP JP1981038425U patent/JPS6237985Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57152485U (ja) | 1982-09-24 |
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