JPS6238143Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238143Y2 JPS6238143Y2 JP6978883U JP6978883U JPS6238143Y2 JP S6238143 Y2 JPS6238143 Y2 JP S6238143Y2 JP 6978883 U JP6978883 U JP 6978883U JP 6978883 U JP6978883 U JP 6978883U JP S6238143 Y2 JPS6238143 Y2 JP S6238143Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber belt
- ring
- rings
- expansion joint
- metal material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、発電プラントにおける蒸気タービ
ンに付設した復水器の伸縮継手に関する。
ンに付設した復水器の伸縮継手に関する。
この種の復水器に第1図に例示するものがある
が、すなわち、低圧タービン1からの排出蒸気は
タービン排気口2、伸縮継手3、中間胴4および
冷却胴5を経て水室6に到達する間に、前記冷却
胴内においてその内部の多数の冷却管内を流れる
冷却水によつて凝縮されて復水するものである。
が、すなわち、低圧タービン1からの排出蒸気は
タービン排気口2、伸縮継手3、中間胴4および
冷却胴5を経て水室6に到達する間に、前記冷却
胴内においてその内部の多数の冷却管内を流れる
冷却水によつて凝縮されて復水するものである。
このような復水器の運転に際しては、器内を高
度な真空状態に保持させておく必要があり、その
ために前記タービン排気口、中間胴および冷却胴
をすべて溶接構造によつて構成させているが、伸
縮継手3はタービンと復水器間における復水器据
付時の寸法の調整、運転時における熱伸縮量の吸
収、あるいは経年的な寸法変化の吸収の目的でラ
バーベルト形伸縮継手といわれる形式の継手を従
来から採用されている。つぎに、この伸縮継手に
ついて詳述すると、第1図のa部の要部拡大図を
示す第2図において、タービン排気口2に金属材
料で構成した上側輪環3aを垂設するとともに、
中間胴4に同様な下側輪環3bを立設し、前記両
輪環の内側に渉つて両端に球形状部を形成してあ
る帯状のラバーベルト8を架設させ、さらに該ベ
ルトの上下部の内側において、該ラバーベルトの
間にスペーサ10介装させて金属材料で構成して
ある押え金具9を当接させてから、前記上下の押
え金具の内側に運転中の蒸気流による損傷防止の
ための保護板12を架設した上で夫々植込ボルト
およびナツト11で締結させてなるものである。
度な真空状態に保持させておく必要があり、その
ために前記タービン排気口、中間胴および冷却胴
をすべて溶接構造によつて構成させているが、伸
縮継手3はタービンと復水器間における復水器据
付時の寸法の調整、運転時における熱伸縮量の吸
収、あるいは経年的な寸法変化の吸収の目的でラ
バーベルト形伸縮継手といわれる形式の継手を従
来から採用されている。つぎに、この伸縮継手に
ついて詳述すると、第1図のa部の要部拡大図を
示す第2図において、タービン排気口2に金属材
料で構成した上側輪環3aを垂設するとともに、
中間胴4に同様な下側輪環3bを立設し、前記両
輪環の内側に渉つて両端に球形状部を形成してあ
る帯状のラバーベルト8を架設させ、さらに該ベ
ルトの上下部の内側において、該ラバーベルトの
間にスペーサ10介装させて金属材料で構成して
ある押え金具9を当接させてから、前記上下の押
え金具の内側に運転中の蒸気流による損傷防止の
ための保護板12を架設した上で夫々植込ボルト
およびナツト11で締結させてなるものである。
しかるに、前述のラバーベルト形伸縮継手にお
いては、経年経過による気密性が劣化して真空の
保持が困難になり易い上に、ラバーベルト8の両
端の球形状部と平面状部との境界部分に亀裂が発
生するなどの事故が頻発し、特に長期使用の際に
は前述事故がラバーベルト8のラバ材の寿命に達
しないうちに起るという問題がある。そもそも、
ラバー材は大略十年程度の寿命があるとされてい
るが、それ以前にラバーベルトの形状、その固定
状態の良悪等のために前記亀裂が発生すること
は、発電プラントのいわゆるトリツプ運転を意味
し、特に運転計画に基く安定連続定格負荷運転が
使命である原子力発電プラントにおいては致命的
な問題であるとされている。前述の問題点を検討
解析すると、ラバーベルト8の球形状部を金属材
料で構成してある上、下側輪環3a,3bおよび
上下に配設してある同材料の押え金具9の球形状
溝内に嵌入させるに際して前記輪環等の取付嵌設
周長が長いので整合させて固定することがまず不
可能に近く、したがつて嵌設組付時における噛込
み傷のために早期に亀裂が発生し易く、さらに経
年的に中間胴4側が沈下する事態が生じるとラバ
ーベルト8が下方に張引されてその断面の形状の
特徴から容易に亀裂が発生するとされている。
いては、経年経過による気密性が劣化して真空の
保持が困難になり易い上に、ラバーベルト8の両
端の球形状部と平面状部との境界部分に亀裂が発
生するなどの事故が頻発し、特に長期使用の際に
は前述事故がラバーベルト8のラバ材の寿命に達
しないうちに起るという問題がある。そもそも、
ラバー材は大略十年程度の寿命があるとされてい
るが、それ以前にラバーベルトの形状、その固定
状態の良悪等のために前記亀裂が発生すること
は、発電プラントのいわゆるトリツプ運転を意味
し、特に運転計画に基く安定連続定格負荷運転が
使命である原子力発電プラントにおいては致命的
な問題であるとされている。前述の問題点を検討
解析すると、ラバーベルト8の球形状部を金属材
料で構成してある上、下側輪環3a,3bおよび
上下に配設してある同材料の押え金具9の球形状
溝内に嵌入させるに際して前記輪環等の取付嵌設
周長が長いので整合させて固定することがまず不
可能に近く、したがつて嵌設組付時における噛込
み傷のために早期に亀裂が発生し易く、さらに経
年的に中間胴4側が沈下する事態が生じるとラバ
ーベルト8が下方に張引されてその断面の形状の
特徴から容易に亀裂が発生するとされている。
この考案は、このような現状かななされたもの
で、平板状ラバーベルトの上下部の上および下側
輪環との当接部に封密部を突設させるとともに、
該ベルト内側に薄板状の押え金具を配設して前記
輪環およびラバーベルトともどもに植込ボルトお
よびナツトで締結させることによつて従来伸縮継
手の欠点を除いた復水器の伸縮継手を提供するこ
とを目的としている。
で、平板状ラバーベルトの上下部の上および下側
輪環との当接部に封密部を突設させるとともに、
該ベルト内側に薄板状の押え金具を配設して前記
輪環およびラバーベルトともどもに植込ボルトお
よびナツトで締結させることによつて従来伸縮継
手の欠点を除いた復水器の伸縮継手を提供するこ
とを目的としている。
つぎに、この考案の実施例を示す図面によつて
説明すれば、第3図において、タービン排気口2
に垂設した金属材料からなる上側輪環3cおよび
中間胴4に立設した同じく金属材料からなる下側
輪環3d間の内側において、上下部に各々二条の
半円輪13を突設させてある平板状ラバーベルト
8′をその上下部を前記上下側輪環に当接させて
架設するとともに、該ラバーベルトの内側に薄板
状の押え金具9′および保護板12を累重させて
前記ラバーベルトと両輪環に、前記二条の半円輪
間に植込ボルトおよびナツト11を挿嵌させて締
結してなる平板状ラバーベルト形伸縮継手3′で
ある。
説明すれば、第3図において、タービン排気口2
に垂設した金属材料からなる上側輪環3cおよび
中間胴4に立設した同じく金属材料からなる下側
輪環3d間の内側において、上下部に各々二条の
半円輪13を突設させてある平板状ラバーベルト
8′をその上下部を前記上下側輪環に当接させて
架設するとともに、該ラバーベルトの内側に薄板
状の押え金具9′および保護板12を累重させて
前記ラバーベルトと両輪環に、前記二条の半円輪
間に植込ボルトおよびナツト11を挿嵌させて締
結してなる平板状ラバーベルト形伸縮継手3′で
ある。
なお、前述実施例における平板状ラバーベルト
8′の上下側輪環3c,3dとの当接部の構成を
二条半円輪13の突設状として例示したが(第4
図A)、第4図Bに示す複数歯形14を突設させ
てもよく、また第4図Cに示すように輪環側にO
リング溝15を削設して該溝内にOリング16を
挿入し、該Oリングを平板状ラバーベルト8′の
平面部17で当接して同様な封密効果があること
はいうまでもない。
8′の上下側輪環3c,3dとの当接部の構成を
二条半円輪13の突設状として例示したが(第4
図A)、第4図Bに示す複数歯形14を突設させ
てもよく、また第4図Cに示すように輪環側にO
リング溝15を削設して該溝内にOリング16を
挿入し、該Oリングを平板状ラバーベルト8′の
平面部17で当接して同様な封密効果があること
はいうまでもない。
したがつて、この考案によれば、上、下側両輪
環3c,3dに当接して封密性を与える平板状ラ
バーベルト8′の半円輪13、複数歯形14ある
いは平面部17はその平板状部とは断面積の激変
がないから、その間に亀裂発生が生じ難く、また
前記ベルトの半円輪または複数歯形の突設部は
上、下側輪環側に嵌入溝を配設していないので取
付け時に不整合のおそれが全くない上に、噛込み
傷が生じて亀裂が起る憂いが全くなく、さらにO
リングを介在させての封密当圧は、該リングが両
輪環側に装着されていてラバーベルト側は平面部
を形成させているだけであるから、前述とほぼ同
様な理由で亀裂発生のおそれがなく、またさらに
押え金具9′を薄板状に形成してあるので、ボル
トナツト締結の緊締性能が向上するとともに、軽
量化されたために取付け作業性が格段に改善され
たから、部品装着交換が容易に行なえる。
環3c,3dに当接して封密性を与える平板状ラ
バーベルト8′の半円輪13、複数歯形14ある
いは平面部17はその平板状部とは断面積の激変
がないから、その間に亀裂発生が生じ難く、また
前記ベルトの半円輪または複数歯形の突設部は
上、下側輪環側に嵌入溝を配設していないので取
付け時に不整合のおそれが全くない上に、噛込み
傷が生じて亀裂が起る憂いが全くなく、さらにO
リングを介在させての封密当圧は、該リングが両
輪環側に装着されていてラバーベルト側は平面部
を形成させているだけであるから、前述とほぼ同
様な理由で亀裂発生のおそれがなく、またさらに
押え金具9′を薄板状に形成してあるので、ボル
トナツト締結の緊締性能が向上するとともに、軽
量化されたために取付け作業性が格段に改善され
たから、部品装着交換が容易に行なえる。
なお、この考案の他の実施例を示す第4図Dに
おいて、タービン排気口2に内側に傾斜面18を
もつ上側輪環3eを垂設するとともに、中間胴4
に同じく内側に他の傾斜面19をもつ下側輪環3
fを立設し、前記両輪環の各々の傾斜面に中央部
が外側に突出して屈折させた平仮名のくの字状断
面をもつラバーベルト20をその両端に接面させ
て夫々植込みボルトおよびナツト11で緊締させ
たもので、前記ラバーベルトのくの字状部分が上
下方向の寸法変位を柔軟に吸収することができる
ので、この実施例に係るくの字状ラバーベルト2
0は亀裂耐性が格段に高いということができる。
おいて、タービン排気口2に内側に傾斜面18を
もつ上側輪環3eを垂設するとともに、中間胴4
に同じく内側に他の傾斜面19をもつ下側輪環3
fを立設し、前記両輪環の各々の傾斜面に中央部
が外側に突出して屈折させた平仮名のくの字状断
面をもつラバーベルト20をその両端に接面させ
て夫々植込みボルトおよびナツト11で緊締させ
たもので、前記ラバーベルトのくの字状部分が上
下方向の寸法変位を柔軟に吸収することができる
ので、この実施例に係るくの字状ラバーベルト2
0は亀裂耐性が格段に高いということができる。
上述したように、この考案は、極めて簡単な構
成によつて器内の真空保持気密性を向上させられ
るとともに、亀裂損傷のおそれが全くなくなつて
長期の使用に充分に耐えることができて大幅に信
頼性を増大させられ、したがつて空気漏入による
発電プラントのトリツプ事故を防止できる上に、
非常時の場合の取換え、装着作業等が簡便になつ
て作業期間の短縮が期待できる。
成によつて器内の真空保持気密性を向上させられ
るとともに、亀裂損傷のおそれが全くなくなつて
長期の使用に充分に耐えることができて大幅に信
頼性を増大させられ、したがつて空気漏入による
発電プラントのトリツプ事故を防止できる上に、
非常時の場合の取換え、装着作業等が簡便になつ
て作業期間の短縮が期待できる。
第1図は、従来例の復水器の側面図、第2図
は、前図のa部の要部拡大図、第3図は、この考
案の実施例を示す要部拡大によつてあらわした縦
断側面図、第4図A,BおよびCは、同じく夫々
平板状ラバーベルトの上、下側輪環との当接部を
あらわす拡大して示した要部切断面図、第4図D
は、この考案の他の実施例を示す要部拡大切断面
図である。 1……低圧タービン、2……タービン排気口、
3……従来伸縮継手、3a,3b……上、下側輪
環、4……中間胴、5……冷却胴、6……水室、
8……従来ラバーベルト、9……従来押え金具、
10……スペーサ、11……植込みボルトおよび
ナツト、12……保護板、3c,3d……この考
案の実施例に係る上、下側輪環、3′……同じく
平板状ラバーベルト形伸縮継手、8′……同じく
平板状ラバーベルト、9′……同じく押え金具、
13……半円輪、14……複数歯形、15……O
リング溝、16……Oリング、17……平板状ラ
バーベルトの平面部、3e,3f……この考案の
他の実施例に係る上、下側輪環、18,19……
同じく傾斜面、20……同じくくの字状ラバーベ
ルト。なお、図中同符号は、同一または相当部分
を示すものとする。
は、前図のa部の要部拡大図、第3図は、この考
案の実施例を示す要部拡大によつてあらわした縦
断側面図、第4図A,BおよびCは、同じく夫々
平板状ラバーベルトの上、下側輪環との当接部を
あらわす拡大して示した要部切断面図、第4図D
は、この考案の他の実施例を示す要部拡大切断面
図である。 1……低圧タービン、2……タービン排気口、
3……従来伸縮継手、3a,3b……上、下側輪
環、4……中間胴、5……冷却胴、6……水室、
8……従来ラバーベルト、9……従来押え金具、
10……スペーサ、11……植込みボルトおよび
ナツト、12……保護板、3c,3d……この考
案の実施例に係る上、下側輪環、3′……同じく
平板状ラバーベルト形伸縮継手、8′……同じく
平板状ラバーベルト、9′……同じく押え金具、
13……半円輪、14……複数歯形、15……O
リング溝、16……Oリング、17……平板状ラ
バーベルトの平面部、3e,3f……この考案の
他の実施例に係る上、下側輪環、18,19……
同じく傾斜面、20……同じくくの字状ラバーベ
ルト。なお、図中同符号は、同一または相当部分
を示すものとする。
Claims (1)
- タービン排気口に垂設した金属材料からなる上
側輪環および中間胴に立設した同じく金属材料か
らなる下側輪環間の内側において、上下部に各々
封密部を突設させてある平板状ラバーベルトをそ
の上下部を夫々前記上下側両輪環に当接させて架
設するとともに、該ラバーベルトの内側に薄板状
の押え金具および保護板を累重させて前記ラバー
ベルトと両輪環ともどもにボルトナツトで緊締さ
せることを特徴とする復水器の伸縮継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6978883U JPS59175880U (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 復水器の伸縮継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6978883U JPS59175880U (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 復水器の伸縮継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59175880U JPS59175880U (ja) | 1984-11-24 |
| JPS6238143Y2 true JPS6238143Y2 (ja) | 1987-09-29 |
Family
ID=30199936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6978883U Granted JPS59175880U (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 復水器の伸縮継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59175880U (ja) |
-
1983
- 1983-05-12 JP JP6978883U patent/JPS59175880U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59175880U (ja) | 1984-11-24 |
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