JPS6238480B2 - - Google Patents
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- JPS6238480B2 JPS6238480B2 JP53105420A JP10542078A JPS6238480B2 JP S6238480 B2 JPS6238480 B2 JP S6238480B2 JP 53105420 A JP53105420 A JP 53105420A JP 10542078 A JP10542078 A JP 10542078A JP S6238480 B2 JPS6238480 B2 JP S6238480B2
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Description
本発明は美顔用テイツシユ、トイレツトテイツ
シユ、タオル等に用いられる湿式で作つた乾燥ク
レープを有するテイツシユシートの改良と、それ
を作る方法に関するものである。 本発明のシートは、ソフトで、なめらかな表面
を有し、かさ高(バルキー)で、吸収性があり、
しかも従来のかさ高さが少なくしかもソフトさの
少ない市販テイツシユと少なくとも同じ強度特性
を有している。これらの特性は、2重構造のクレ
ープ付きウエブをテイツシユシートとして組合せ
ることによつて得られる。このウエブは2層構成
で、各々の層が、なめらかな表面のクレープ付き
強化層(第1の繊維層)と、かさ高の低結合繊維
吸収層(第2の繊維層)とを有し、後者の吸収層
は前者の強化層と振幅と周期が異つたクレープ面
を有している。 本発明のウエブは乾燥クレープを有している。
すなわち、成形されたウエブはクレープ形成前
に、約14%又はそれ以下の湿分にまで乾燥され
る。乾燥クレープを有することによつて、湿つた
クレープウエブの場合よりもソフトな製品が形成
される。 驚くことに、本発明によるシート製品は乾式ク
レープの市販テイシユより表面のなめらかさの感
触が優れている。この感触は、高いかさ高性とソ
フトさを含む因子を組合せることによつて達成で
きるが、特にクレープを極めて細かくすることに
よつて得られる。このことは、密な良く結合した
薄い層と、かさ高で吸収性のある低結合裏打ち層
とで構成される積層ウエブに、クレープを与える
ことによつて達成される。良く結合した薄い層
は、曲げモジユラスが小さいのでその層に極めて
細いクレープを与えることができる。これと同じ
クレープ加工を低結合繊維に行うと、それは密な
薄い層から分離し、繊維の接触が少なくなつて不
均一なクレープになる。この特徴を組み合せて最
終シートが作られる。このシートは極めてなめら
かな外表面とかさ高で弾性のある中間部を有し、
両層の間には剥離区域が存在しており、さらに結
合層とその隣りの低結合層との間に付加的剥離区
域ができる。これらのかさ高区域の存在と繊維の
弾性とによつて、吸収能と吸収速度が共に良くな
ると同時に、シートの使用者に優れたソフト感が
与えられる。 (従来の技術) タオル、美顔テイシユ、トイレテイツシユのよ
うな衛生用クレープ付きテイシユペーパーは従来
湿式法で作られていた。この方法では、木材パル
プ繊維の水溶性スラリーを製紙機のフールドルニ
エ金網のような金網上に流し、この金網上のスラ
リーがウエブの状態で金網から除去できる程度に
なるまで、このスラリーから水を除去し、次いで
このウエブを加熱したヤンキー乾燥器へ送つてさ
らに乾燥し、これによつて乾燥ウエブにクレープ
を付けていた。乾燥操作によつて大きな水素結合
が繊維中で生じてウエブに強度が与えられ、ソフ
トさは失なわれるが密度と剛性が増加する。クレ
ープ加工によつていくつかの水素結合が破壊され
て繊維が伸び、すなわちウエブが開口して製品の
吸収能、ソフトさ、かさ高さが向上する。クレー
プ効果を決定する主因子は、ウエブの厚さと曲げ
モジユラスとクレープ加工時でのウエブの乾燥器
への接着性とである。薄いウエブは厚いウエブよ
り細かいクレープを生じ、乾燥器に付き易いウエ
ブはさらに細いクレープを生じてなめらかさが良
くなる。しかし、湿つている間あるいは乾燥工程
においても、取り扱うのに十分な強度と厚さが必
要であるため、従来のウエブはクレープ形成用ブ
レードに適した厚さに限定されていた。また、従
来法ではウエブの厚さ方向全体にわたつて均一繊
維組成であり、かさ高性とソフトさを与えるため
には薄すぎ、一般には2枚のウエブを重さねて一
枚のテイシユシートを作つていた。そのような2
枚シートでは、クレープ加工時にドラムに接触す
るウエブ側面が最終製品の外側面とされることが
多い。その理由は、該側面の方のクレープ構造が
微細になる傾向があるからである。 以前から、クレープ付きあるいはクレープ無し
テイシユウエブは製造時に生じる水素結合と繊維
含有量を減らすことによつて吸収性やかさ高性や
ソフトさが向上できると信じられてきた。最も一
般的な方法においては、吸引ボツクスやテーブル
ロール等を用いて製紙機上の水溶性スラリーから
水を脱水するのが通常である。最初は水が99.7%
で繊維が0.3%であつたスラリーは、このような
脱水作用によつて、ウエブを機械に圧縮できる点
にまでそのコンシステンシーが増加される。この
機械的な圧縮は、多量の水を除去してウエブのコ
ンシステンシーを増加させるには役立つが、繊維
が固まつて繊維の水素結合が多くなり、ウエブ密
度が大きくなつてしまう。この繊維の稠密化を防
止してソフトで吸収性が優れ強度の大きいウエブ
を作るために提案された米国特許第2666369号で
は、最終的加熱や加圧によつて紙の繊維が圧縮さ
れることのなくなる点までは圧縮を行なうことな
く、吸引ボツクスと放射熱とで脱水と乾燥を行つ
ている。 また、米国特許第1843656号のクレープウエブ
製造法では成形されたばかりのウエブを吸引ボツ
クスと空気噴射で脱水し、そのウエブを湿つたフ
エルト製ドラム上で非圧縮状態でクレープ加工を
している。ローラはクレープ加工ドラムへの入口
の所で上昇位置に置かれている。 また、乾燥前は圧力を加えずに紙を製造する米
国特許第1868617号では加熱空気をウエブを通し
て吸引するため、放射熱をウエブの片側に与え他
面では吸引力を加えて加熱空気を吸引している。 自然の結合を最少にして厚い実質的に非圧縮ウ
エブを作るための最近の他の方法では、原料スラ
リーに化学的結合分解剤を加えたり、原料の撹拌
を止めたり、加熱しながら空気乾燥し、次いで初
期繊維形成を(圧力あるいは接着剤を用いて)パ
ターン状に結合させて強度を与えている。こうし
て作つたウエブの有効厚さを増加させるためにさ
らに次の特許に示されるごとき方法でクレープを
付けることができる。 米国特許第3301746 米国特許第3812000 米国特許第3879257 米国特許第3821068 米国特許第3905863 米国特許第3629056 米国特許第2057166号は標準的な製紙機の方法
から出発したもので、ウエブの圧縮が含まれ、加
圧無しで多量の水を蒸発させる必要がある。さら
に、異る長さの繊維層を用いて空気式で溶媒法ウ
エブ製造法も記載されている。また、英国特許第
1117731号には片面に吸収面を、また地面になめ
らかな面を有する2層一対紙シートが記載されて
おり、一方は針葉樹繊維、他方は堅木繊維から作
つた2層が湿つた状態でも付着抵抗性があること
が示されている。このシートは最終乾燥前にクレ
ープ加工される。成層繊維層からなる一体紙シー
トを開示している最近の米国特許第3994771号で
は繊維布の網目に対応する小面積で1つの層を他
の層から曲げている。また、本出願人による1977
年2月10日付米国特許出願第767614号には異る繊
維原料を用い厚さ方向の中間部にクレープ作用で
剥離のある一体積層ウエブ構造が示されている。 上記の各種方法では正しい特性の製品を得るた
めに、極めて特殊な装置を用いる必要があり、従
来のものに比べてコストが大巾に高くなつてしま
う。また、この種のソフトな乾燥クレープウエブ
はハンドシート破断強度が正方グラム当り20〜25
平方メートルでハンドシートかさ高が約2.0c.c./
gm以下である原料から作られるという特色があ
る。 (発明の構成) 本発明はクレープ付きウエブの第1の繊維層を
比較的ハンドシート破断強度の大きい原料から作
つた強化層とし、ウエブの第2の繊維層、すなわ
ち裏打ち層は、かさ高で結合能の低いすなわち低
破断強度の繊維を用いて作り、かくしてかさ高性
を吸引能、弾性を与えるようにしている。上記の
第1の繊維層、すなわち強化層は薄く、極めて細
かいクレープとなめらかな表面とを有している。
低結合強度繊維で作られてクレープ形成用ドラム
面の反対側にあるウエブの層、すなわち第2の繊
維層にもクレープは付くが、そのクレープは繊維
の特性およびクレープの性質上から粗いものとな
る。さらに、結合能が極めて小さい繊維はそれら
を対向させて2枚の2重ウエブとして用いること
によつて毛ば立ちやスキンとの接触が防止できる
ということがわかつた。 この目的に用いられる装置は、第1の繊維層を
形成する繊維と第2の繊維層を形成する繊維とを
別々に供給するための2重原料供給口を備えた通
常の製紙機が適している。さらに、連続乾燥機を
用いて、圧力は加えないようにすることによつ
て、他の利点も得ることができる。さらに、クレ
ープ付け時に各ウエブは剥離する傾向にあり、ま
た、これらのかさ高いウエブの結合が、繊維結合
の弱いクレープ構造の第2の繊維層が互いに接触
した状態になつているので、これらによつて第3
の区域すなわち剥離した中心区域が形成される。
このことによつて、従来のテイシユより優れた感
触のクレープ付きテイシユシートが製造でき、特
に、ソフトさとなめらかさが大きくなる。 本発明の第1の目的は、従来と違つた厚さとな
めらかさを有する密で強いクレープを有する繊維
層と、弾性あるかさ高繊維の内側層とを有し、な
めらかで且つ圧縮性があり、使用者に極めて好ま
しい感触を与える乾燥クレープテイシユペーパー
シートを、木材パルプ繊維から作ることにある。 本発明の他の目的は、新規な2重ウエブを提供
することにあり、このウエブは、従来の製紙機で
処理でき、外面が極めてなめらかで細かくクレー
プした強化層(第1の繊維層)を有し、この強化
層は、使用時に毛ば立ちしないように覆う必要の
ある低結合力繊維層(第2の繊維層)で裏打ちさ
れた構成となつている。 本発明の他の目的は、乾燥クレープ付きテイシ
ユシートを作る新規な方法を提案することにあ
る。 好ましい実施例による本発明のシートは、極め
てなめらかで細かいクレープが付いた強い外側層
と、単に軽く内部で互いに結合され且つ外側層と
結合されており、かさ高さを有し、実質的に結合
していない状態の複数の内側層とを組合せた乾燥
クレープウエブによつて構成される。各ウエブは
乾燥器秤量が小さく、すなわち約6〜約15ポン
ト/2880ft2(非クレープ状態で測定)であり、
各々最終製品の1つの層を構成している。本明細
書で一般に用いる“ウエブ”という用語は最終シ
ートを構成する1つの層を示し、“シート”とい
う用語は最終の多重ウエブ製品を示す。各ウエブ
は互いに重さなつた2枚の繊維層によつて構成さ
れる。その第1の繊維層は、ウエブおよび最終シ
ートの強化層を構成し、且つ主として長くて細く
且つ良く結合した木材パルプ繊維によつて構成さ
れている。この第1の繊維層の繊維によつて与え
られる強度は、以下で詳細に説明するように、そ
れのみを用いて作つたハンドシートの破断強度が
平方グラム当り約30平方メートル(m2/gm2)よ
り大きく、且つかさ高が単位グラム当り約2.0立
方センチメートル(c.c./gm)より小さくなるよ
うな強さである。第2の繊維層は、ハンドシート
破断係数が約15m2/gm2以下で、且つかさ高値が
約2.5c.c./gmである原料から作つた弾性があり
かさ高で且つ吸収性を有する繊維層によつて構成
される。破断係数およびかさ高値(比容積)は公
知のパラメータであり、後で定義をする。強化層
(第1の繊維層)形成用材料の破断係数は、通常
の美顔用および浴室用テイツシユの場合よりかな
り高く、低結合の弾性かさ高層(第2の繊維層)
の破断係数は、通常の美顔用および浴室用テイツ
シユやタオルの破断係数よりかなり低い。強化層
(第1の繊維層)材料の低結合繊維層(第2の繊
維層)材料に対する破断係数の比は約2:1から
約10:1の間にあるのが適当である。ウエブの各
層を作る繊維自体は公知のものであるが、他の層
と別々にすると特殊なクレープの付いたテイツシ
ユはできない。特に、この新しい製品の各層によ
つて、有用なテイツシユを得るのに必要な特性で
あつて、組合せられる他方の層には十分に存在し
ないものが、組合せた状態において少なくとも1
つは付与される。例えば、ウエブのクレープ側層
(第1の繊維層)は強度を有しているが吸収能は
劣つている。一方、内側層(第2の繊維層)は強
度は劣るがかさ高性と吸収能および弾性を与え
る。 上記の比におけるハンドシート破断係数の代表
的な値は、2:1の場合には30と15であり、10:
1の場合には50と5である。2重ウエブは、各層
を作る繊維の性質に応じて、なめらかな層(第1
の繊維層)を繊維重量で約70〜30%にし、これに
対して低結合層(第2の繊維層)を約30〜70%に
することができる。 強化層すなわちクレープ層(第1の繊維層)の
繊維は相互に結合して、細かなクリープが付いて
いたとしても、硬くて、吸収能が無く、かさ高が
無く、ソフトさもない。すなわち、結合性が良く
且つ強度の強い天然繊維を用いた場合、従来のウ
エブは曲げモジユラスが高く、従つてテイシユペ
ーパ用に細いクレープを作るには剛性が有りすぎ
た理由はここにある。本発明の強化層に適した繊
維は例えば北方針葉樹クラフトである。この繊維
を軽く解繊することによつて、美顔用テイツシユ
に望ましい値よりも十分に高いハンドシート破断
係数値、すなわち、値30を越えたものにすること
ができる。この種の製紙原料には、ハンドシート
破断係数を実質的に下げずに良い層を作るため
に、短い堅木クラフトを重量で約25%まで含める
こともできる。美顔用や浴室用テイツシユのよう
な製品の場合にはソフトさがたりず、剛性が大き
すぎる。 本発明では、クレープ層(第1の繊維層)を低
結合繊維層(第2の繊維層)で裏打ちしておくこ
とによつて、このクレープ層を極めて薄くでき、
この層には、クレープ形成時に、それ自体の繊維
間およびそれ自体の繊維とクレープ層の繊維との
間の結合が解けることによつてクレープが形成さ
れるということがわかつている。外側層(第2の
繊維層)に用いる繊維としては、高フリーネスサ
ーモメカニカルパルプ、あるいはほとんど解繊さ
れていない堅木クラフト繊維すなわちフリーネス
のカナダ規格が約600のものがある。このらの繊
維はそれ自体ではほとんど結合せず、また他のか
さ高さのある弱結合性繊維、例えば架橋繊維、再
生繊維等にも結合しない。外層側(第2の繊維
層)の全部または1部に、これらの架橋繊維、再
生繊維等を用いることもできる。外層側(第2の
繊維層)に用いるのに適したこれらの繊維は、本
発明の実施例のように、他の同様なウエブ等で囲
んでしまわないとウエブから毛ばが過剰に出る傾
向がある。この理由は、美顔用、トイレ用あるい
はタオル用テイツシユとして用いる場合には、一
体性を繊維するのに十分な強度を、この外側層
(第2の繊維層)自体が有していないからであ
る。極めて薄いクレープ層を作るには少なくとも
2つの要件が必要であり、その1つはかさ高さの
高い裏打ち層を用いることであり、その2はウエ
ブの処理ができるように、薄いクレープ層が適当
な強度を有するようにすることである。 薄い強化層によつて得られるなめらかな表面と
極めて細いクレープとを、低結合繊維および強化
層の境界面ならびに低結合繊維それ自体の間のゆ
るい結合構造と、低結合繊維それ自体とによつて
得られる弾性あるかさ高層とに、組合せることに
よつて、予想できなかつたソフトな製品が得られ
た。 (実施例) 第1図を参照すると、ここに示した製紙機は一
般的なものであるが、2重ウエブを形成するため
の複式ヘツドボツクスを備えている。この種の従
来機械は例えば米国特許第3470063号および第
3400045号を参照されたい。 この製紙機は複数のロール2,3,4,5,
6,7の囲りを回る成形用繊維製または針金製編
成体1を有している。この編成体1はフールドリ
ニエ機に用いられる通常の紙ウエブ脱水用針金ま
たは繊維で作られており、そのストランドは金属
または合成繊維材料で作ることができる。ロール
7は他のロールより直径が少し大きくなつていて
スライスロールすなわち成形ロールの役目をして
いる。このロール7に対して垂直方向に配列され
た中心を有するロール6はブレストロールの役目
をし、これらロール6,7によつて形成される成
形区域8中へ、シート成形用の材料が供給され
る。ロール2,3,4,5は変向ロールであり、
ロール2は下段ロールの役目もしている。ロール
は一端が固定され且つ他端が可動なガイドロール
であり、このロールの可動端に適当な公知装置
(図示せず)を結合して編成体1を牽引するよう
にすることもできる。ロール3は成形用編成体1
に十分な張力を維持するために可動になつてい
る。編成体1を駆動するために、スライロール7
や下段ロール2のような1つまたは複数のロール
を駆動することもできる。当業界において周知の
ように、編成体1を清浄に保つために、この成形
用編成体1の移送時に編成体と一緒に任意の適当
なドクターおよび散水シヤワーを用いることもで
きる。 ロール10,11,12,13,14,15,
16,17,18,19,20,21,22の囲
りに設けられたフエルト9はロール7の囲りをも
通る。このフエルト9は、通常の製紙用フエルト
であり、通常の脱水編成体よりも多量の水を吸収
すると共に、その水を迅速に放出する。フエルト
9はロール7の外周の一部を回つてそれと直接接
触し、編成体1がロール7の回りを通過する際
に、この編成体1がフエルト9の外側上に載置さ
れる。 ロール15は、フエルト9のループを各ロール
の囲りに締め付けておくための気構(図示せず)
によつて同時に調節できるように取付けられた両
端部を有する通常のストレツチロールである。ロ
ール13は、フエルト9を支持する各ロールの囲
りにおいてこのフエルト9を定まつた径路を形成
した状態に維持するために用いる通常のガイドロ
ールである。 ロール19,21は圧力ロールであり、これら
の各ロールは、一般的な構造のスチーム加熱式ヤ
ンキー乾燥器23との間に、圧力ニツプを形成し
ている。クレープ用ドクター24は、図示するよ
うに、乾燥器23の表面から供給されるウエブに
しわを与えるために設けられている。吸引箱2
5,26は、移動中のフエルト9から水を吸引す
る役目をする。フエルト9は、公知の任意機構
(図示せず)によつて、1つまたは複数のロール
を介して駆動される。通常のフエルト洗浄器(図
示せず)を設けることもできる。 分割ヘツドボツクス27は、別々の種類の繊維
をウエブ成形区域8へ供給できるように、2つの
材料入口区域28,29を有している。本発明の
実施例では、区域28には強化層となる繊維スラ
リーを供給し、区域29には粗い、かさ高さのあ
る低結合繊維層となるスラリーを供給する。こう
することによつて、第1,2図の装置の場合、強
化層を有するウエブの側をヤンキー乾燥器23の
面と接触させて、この強化層中に極めて細かいし
わを作ることができ、ウエブの反対側には通常そ
れより粗いクレープをつくることができる。便宜
上、乾燥器23の表面と接触するウエブの層(第
1の繊維層)を内側クリープ層側すなわち単純ク
リープ層側とよび、ウエブの反対側の層(第2の
繊維層)を外側層すなわち外側クリープ側層とよ
ぶことにする。 ヘツドボツクスには別々の管路30,31を介
して原料が供給される。各管路30,31へ原料
を供給するために別々の系(図示せず)が用いら
れるが、これは周知のものである。 分割器32はウエブ形成区域8へ向つてのびて
おり、層の分離を行う程度は、最終製品の所望の
特性によつて決められる。成層率80〜90%になる
ように、すなわちスラリー入口区域28,29の
繊維の約20〜10%のみが隣接する成形状態にある
層の中にのびるように層の形成を行なうことがで
き。多くの場合、60〜65%の成層率で十分であ
る。成形区域8で成形用編成体1に衝突した繊維
スラリーは、直ちにある程度脱水され、流体
(水)は編成体1を通つて容器33へ入る。 第1図の装置の運転時には、区域8で形成され
たウエブ36は図示したようにして脱水され、ロ
ール7を離れる時のコンシステンシーは約8〜10
%である。ウエブはロール21によつてヤンキー
乾燥器23に押圧されて、コンシステンシーが約
30〜〜35%となるまでさらに脱水される。ロール
19はコンシステンシーを約38〜40%にするのに
有効である。ヤンキー乾燥器の温度は約93〜99℃
(200〜210〓である。ウエブがクレープ用ブレー
ド24に達した時のコンシステンシーは約95%で
ある。ロール19の所でウエブ36から分離され
たフエルト9は、吸引箱25,26を通過して脱
水される。フエルト9は、必要に応じて当業界に
周知な洗浄を行うことができる。 ウエブ36のヤンキー乾燥器23への接着は、
それ自体の粘着性によつて行なうことができる。
または、ウエブ36がヤンキー乾燥器23に接近
した時に、その加熱面によく接着するように、ウ
エブ36上あるいはヤンキー乾燥器23上に接着
剤を塗布することによつて行なつても良い。必要
な場合には、過度に粘着することのないように離
型剤を用いることもできる。クレープ用ブレード
24へ向うウエブにおける乾燥器23上に面した
内側クレープ層の側には、細かいクレープが生
じ、乾燥23から離れた外側クレープ層の側に
は、粗いクレープが生じる(第9図)。 第1図の機械で作つた製品は第3,9図に示し
てある。これらの図で、36はウエブを、37,
38は強化(内側クレープ)層と低結合(外側ク
レープ)層とを各々示している。また、39は両
層の間にウエブ36全体に互つて断続的に存在す
る分断区域を示している。40は内側クレープ層
の側すなわち強化層の側のクレープを示し、この
クレープは図からわかるように、細かくて且つ規
則的であり、さらにクレープの度数が、人間の指
が触れた時になめらかな表面感触を与えるように
なつている。しかし、この内側クレープ層37は
かなり稠密で密度が高く且つクレープ作用によつ
て結合がゆるめられている。41で示す外側クレ
ープ層38のクレープは相対的に粗く、第1の層
37のクレープより振幅は大きいが度数は少な
い。両方の層のクレープ、厚さ等の差は両層を作
る原料、製品の特性および用途によつて決められ
る。美顔用テイシユの場合および浴室用テイシユ
の場合には表面のなめらかさは第1に重要な要件
ではあるが、タオルの場合にそれほど重要ではな
い。 分断区域すなわち非積層区域39は高密度の固
い層37とゆるく結合した層38との間のクレー
プ用ブレード24に対する抵抗力の差によつて生
じる一連の小非結合区域である。両層37,38
は接着する傾向があり、次のクレープまで一定距
離だけ接着した区域が存在する。しかし、このク
レープ作用は実質的に乾燥したウエブの層を分離
させてかさ高さを製品に与え、クレープを付けな
い場合の同一のウエブに対してかさ高さが大巾に
大きくなる。ウエブの両層間に断続的に存在する
小さな分裂区域は第3図に42で示してある。第
3A図のウエブ43は第3図の繊維と同一種類の
繊維で作つたものであるが、繊維が完全に混合さ
れている場合のものである。 第3図の製品は、第4図に示すようなヘツドボ
ツクスと入口部分との配列によつても作ることが
できる。この装置では、成形金網44がブレスト
ロール45の囲りにかけられており、粗い繊維原
料は入口46を介して供給され、製品の内側クレ
ープ層の側すなわち強化層の側は下側入口47を
介して供給され、それによつて強化層は成形金網
44と接触するように供給される。分割器は48
で示され、また両方の原料は分散板49を介して
図示した区域49a,49bへと送られる。 この場合の製品のかさ高さは、成形金網による
圧力が加えられないために少し高くなり、湿分が
多くなり且つ圧縮性が高くなる。第5図はこの場
合を示しており、この第5図では、分割板53に
よつて形成されるスロツトを介して分割入口52
から両方の原料を成層してフオードリニエ金網5
1上に供給している。この金網51は複数のロー
ル54によつて通常の運動をするように支持され
ており、成形されたウエブ50は公知の吸引箱5
5によつて脱水され、さらに吸引箱56によつて
コンシステンシーが約25%にされて連続乾燥織布
57へと送られる。この織布57の下側に支持さ
れたウエブ50は吸引ボツクス58によつてさら
に脱水されてから連続乾燥器60への入口ロール
59へと送られる。連続乾燥器60には中空ドラ
ム61が含まれ、このドラム61は多孔質表面を
有し、この内部に供給された加熱空気は多孔質表
面を介して放射状に排出され、その上を移動する
ウエブ50を通過して排気フード62から回収器
または大気へと放出される。この連続乾燥器60
から出たウエブ50はコンシステンシーが約50〜
90%で出口ロール63を回つて入口ロールか65
からヤンキー乾燥器64へと送られる。この乾燥
器64は通常のフード66を備えている。ウエブ
50は、このウエブ50を乾燥器64の表面へ押
圧するロール65を通過した後に連続乾燥織布5
7から分離する。乾燥器64が回転してその表面
にウエブ50が接触して前進する間に、連続乾燥
されたウエブをこの乾燥器64上に保持するため
に、スプレー26から適当な接着剤が乾燥器64
の表面上に塗布される。クレープ形成用ブレード
68の所へ乾燥器64によつて運ばれた時のウエ
ブ50のコンシステンシーは約95%である。クレ
ープ形成用ブレード68を離れたウエブ50は通
常の方法で案内ロール69を介して巻取りドラム
71へ送られる。最終製品の2重ウエブは、72
の所で巻き取られる。この状態でウエブには、粗
いゆるく結合されたウエブの外側となる被覆ウエ
ブが組合されている。クレープウエブ50は、細
いクレープが形成された内側のクレープ層の側5
3と、粗いクレープの外側クレープ層の側74と
を有している。 本発明によつて最も有用な製品を作るために
は、第3図のクレープ付き2重ウエブ36(また
は第5図のウエブ50)を粗い繊維の側で被つ
て、使用中に繊維がほつれないようにする必要が
ある。1つの好ましい実施例では、ウエブ36を
ウエブ36と同じ第2のウエブで被うことであ
る。このことは第6図の装置で達成することがで
きる。この図に示すように、2つのクレープウエ
ブ36は、別々に支持され、且つベルト80によ
つて駆動されて、ウエブガイドローラ77,78
を介して互いに接触された後に、先ずゴム―鋼の
カレンダーロールR―Sを通り、次いで鋼―鋼カ
レンダーロールS―Sを通る。この複合ウエブシ
ートは次いで、裏当てロール82bと、横方向に
並列された一連のクリンプロール82aとスリツ
ター82との間を通過する。これらの一部が第6
―A図に示してある。スリツター82は移動して
くるシートを所望の巾に切断してリールドラム7
9へと送る。巾方向が切断されて巻取られたシー
トは81で示されている(第6,7図)。クリン
プロール82aは交叉リブ表面を有し、それによ
つて互いに粗い面(外側クレーム層の側の面)が
接している2枚のウエブを一体にするように各ス
リツトシート81の両側に一対の挟持区域83
(第8図)を形成している。 第7図および第8図に示すシート81は、本発
明の好ましい実施例を示すものであり、第3図の
ウエブを2枚重ねたものである。このシートの外
側層40は、高密度の強化層37のなめらかな細
かいクレープ面である。粗いクレープ面41を有
する2つの低結合繊維層38はシート81の内側
にあつて分断区域84すなわち低繊維積層区域を
介して積層されている。この分断区域が生ずる理
由は、繊維の結合性が低いということと、粗いク
レープ面41は接着性が弱いということのためで
ある。シート81は、この低結合繊維特性と分断
区域84とによつて、かさ高が与えられる。この
かさ高性は、低結合クレープ区域が互いに不均一
に接着するために生じている小区域の分断部85
の存在によつても増加している。すなわち、シー
ト81の厚さ方向において3つの分断区域42,
85,42が存在している。 上記の製品はそれが通常使用者の皮膚と直接接
触したり、模様等が印刷されるような美顔用テイ
シユ、トイレツトテイツシユ、タオル等に用いら
れる。これらの用途では、使用者が望む重要な特
性は、シートの圧縮性、外面のテクスチヤーや輪
郭、さらに粗繊維を使用者に露出することなく粗
繊維によつて与えられるかさ高性である。これら
の特性は、以下の実施例によつて得られる製品に
おいては、以下で詳細に説明する精度良く制御さ
れた使用テストから、満足されるということが証
明されている。 例 1 2重ウエブを第1図で説明した方法で作つた。
2つの繊維原料をハイドロパルパー(図示せず)
によつて別々に作り、第1図に示すクレープ形成
機の分割入口の管路30,31へと別々に送つ
た。管路30へ送られる第1繊維原料は2重シー
トの強力乾燥側(強化層の側)を形成する。この
原料は乾燥重量で75%の北方針葉樹クラフト繊維
と、25%の南方堅木クラフトと、0.5%の通常特
性のポリアミドエピクロルヒドリン湿強化樹脂と
によつて構成されている。この原料を複式デイス
ク解繊維で軽く解繊した後の乾燥器側原料のハン
ドシートタピ破断係数は41.25sq・m/sq・cmで
あり、ハンドシートかさ高度は約1.9c.c./gmであ
つた。管路31の繊維原料は乾燥重量で67%のア
ルダー高収率(85%)半化学パルプと、33%の前
回の運転時に出た破断繊維とによつて構成されて
いる。従つて北方針葉樹クラフトと南方堅木とが
混合されている。この原料は解繊しない。この原
料のハンドシートタピ破断係数は11.57sq・m/
sq・cmで、かさ高度は3.0c.c./gmであつた。 ウエブ秤量は乾燥機秤量で約7.8lbs/2880ft2
であつた。2重ウエブのクレープ側すなわち乾燥
器側(強化層の側)の原料は2880ft2当り4lb
(1.8Kg)で、2重ウエブの外側は約3.8lb(1.7
Kg)であつた。成形されたウエブは成形区域8で
脱水されてコンシステンシーが約8%となり、2
つの押圧ロール21,19によつて3250fpmで回
転されるヤンキー乾燥器23に押圧される。第1
ロール19の圧力は乾燥器の1インチ当り220ポ
ンドあり、第2ロール21は1インチ当り258ポ
ンドであつた。成形され且つ圧縮されたシートは
次いでヤンキー乾燥器23で約5%の湿分にまで
乾燥され、約95%のコンシステンシーで乾燥器か
らクレープ形成用ブレード24によつて剥されて
リール(第1図には図示せず)上に巻取られた。
クレープ形成用接着剤として公知のエピクロルヒ
ドリン変成ポリアミド樹脂を少量乾燥器23に散
布してウエブ50の接着性を制御した。クリーピ
ングポケツトすなわちクリープ形成用ブレード2
4の所の面とこのブレード24との成す角度は約
90度で、乾燥器速度とリール速度との比は約1.20
であつた。これによつてウエブ50の約20%にク
レープが生じ、その内の一部分は巻取中に消えて
しまつた。こうして作られた2重ベースウエブロ
ールの幾つかは積層して(第6図)美顔用テイシ
ユにした。この場合には、クレープ側すなわち強
力乾燥側(強化層の側)を外側にし、2層をゴム
―鋼カレンダーロールの間で10pliで、また鋼―
鋼カレンダーロールの間で60pliで且つ300〜
400fpmの速度でカレンダーリングし、こうして
積層、カレンダーした製品を巾が約23.5cm(91/
4in)の美顔テイシユとして折りたたんだ。こう
して交互に折りたたんだ200枚のシートは50%R.
H.でコンデイシヨニングした後にプレス中で2.2
cm(7/8in)に圧縮されて3.8cm(21/2in)高さ
の無地の白い美顔テツシユボツクス中に収容され
た。こうして作つた約160ボツクスにコード番号
Gを付けて不特性消費者テストを行い、市販の美
顔テイシユと実験的に作つた製品(表1,2では
コードD,Uで表わされる)と比較をした。各シ
ートの物理的特性は表1に、また消費者の反応は
表2に示してある。この結果から、コードGの製
品は、低結合性繊維を多量すなわちシート重量の
約50%も含んでいるのにかかわらず、優れた加工
方向および直角方向強度を有し、且つ同じかさ高
と柔軟性を有する他の製品とほぼ同一の吸収率を
示すということは理解できよう。すなわち、表2
から明らかなように、本発明製品は全ての特性に
おいてテスト者から高い評価が与えられている。 コードCはノースアメリカンフエイシヤルで商
業的に生産されている典型的なサンプルで、通
常、6.3cm厚さのポツプアツプボツクス中ニ200枚
が互いに折り込まれて圧縮されて市販されてい
る。テスト時にはそれを単にコードDの付いた無
地の白い箱に再充填した。 コードUはノースアメリカンテイシユが商業的
に製造している他の典型的なサンププルで、通常
は9.2cm(35/8in)厚さのリーチインボツクス内
に200枚のシートをC形に折つて非圧縮状態で収
容されている。テストのために、このシートをコ
ードUの付いた無地の白い箱に再充填して用い
た。 例 2 シートを例1と全く同じ方法で秤量を約
8.0lbs/2880ft2に作つたが、異る点はアルダー
半化学的パルプの代りに67%フラツシ乾燥堅木ク
ラフトで外側クレープ側(低結合層の側)用繊維
原料を作つた。外側クレープ側層(低結合層)の
残りの部分とクレープ乾燥器側(強化層の側)の
組成は例1と同じであつた。乾燥器側(強化層の
側の)原料の実際のハンドシートタピ破断値は
44.0m2/sq・cm(615フリーネス)であり、外側
(低結合層の側)原料は8.8sqr/sq cm(610フリ
ーネス)であつた。ウエブのタピハンドシートか
さ高度はクレープ側(強化層の側)で1.85c.c./
gmであり、外側(低結合層の側)は2.5c.c./gm
であつた。乾燥器側(強化層の側)と外側の層
(低結合層の側)の秤量はほぼ等しかつた。この
他の加工条件および成形条件は例1と基本的に同
一であつた。この例の製品も消費者テストを行つ
た。その物理的特性は表1に、また消費者テスト
の結果は表2に示してある。これらの表で例2の
製品はコードMが付けてある。 例 3 この例による製品は湿式プレスの代りに貫通空
気乾燥し、ウエブを重さねたテイシユ製造機(第
5図)によつて作つた。ウエブは2つの原料が成
形されるまでは十分分離をしておく可撓性プラス
チツクシートの分割器53を備えた入口装置を用
いて2層に成形された。強化側(強化層の側)原
料は75重量%の北方針葉樹クラフトと25重量%の
北方堅木クラフトと約0.5%のポリアミド―エピ
クロルヒドリン湿分強化樹脂とを軽く解繊して作
つた。そのハンドシートタピ破断値は約40であつ
た。第2ウエブ側用原料は100%再生2次繊維で
あり、それにはハンドタピ破断値を約15にするた
めにトン当り1.3Kg(3lb)の分解剤を加えてあ
る。ウエブは連続乾燥用織布57へ送られてから
真空脱水して、ロール59の所ではコンシステン
シーは約25%であつた。織布57はウエブを連続
乾燥してヤンキー乾燥器64へ送るまでの移送布
の役目をしている。この織布は製紙用織布として
通常用いられているモノフイラメントのポリエス
テル織布である。ウエブはコンシステンシーが約
80%になるまで連続乾燥織布によつて多孔質ドラ
ム61上で約71℃(160〓)の熱風が吹き付けら
れる。湿つたウエブは次いでロール63を介して
織布57の下側へと送られ、移送織布によつて蒸
気加熱乾燥器64に押圧される。圧力ロール65
の圧力は約180pliである。ウエブは水と少量のポ
リビニルアルコールクリービング剤とによつて構
成されるクレープ形成剤をシートが乾燥器に接触
する前に散布することによつて乾燥後に接着され
る。ウエブはヤンキー乾燥器64上を移送されな
がら湿分が約5%まで乾燥され、クレープされて
乾燥器表面から剥されてロールに巻取られる。乾
燥器速度は76fpmである。乾燥器上の末クレープ
ウエブの秤量は約7.0lbs/2880ft2で、そのうち
4lbは乾燥器側(強化層の側)原料で、残りの3lb
外側(低結合層の側)原料である。 2枚の連続乾燥された2重ベースウエブ50は
次いで乾燥器側(強化層の側)を外側にして積層
され(第6図)、ゴム―鋼ニツプ間で75pliで、ま
た鋼―鋼ニツプ間で100pliでカレンダリングされ
た、カレンダーされた2層製品はスリツトされ、
互いに折り込まれて200枚づつマークの無い美顔
テツシユボツクスに収容された。ベース重量は減
少してもかさ高であるため、この製品は7.6cm
(3in)厚さの箱に入れて消費者テストを行つた。
その物理的特性は表1に、また消費者の反応は表
2に示してある。この製品は表1,2ではコード
Jで表わされる。
シユ、タオル等に用いられる湿式で作つた乾燥ク
レープを有するテイツシユシートの改良と、それ
を作る方法に関するものである。 本発明のシートは、ソフトで、なめらかな表面
を有し、かさ高(バルキー)で、吸収性があり、
しかも従来のかさ高さが少なくしかもソフトさの
少ない市販テイツシユと少なくとも同じ強度特性
を有している。これらの特性は、2重構造のクレ
ープ付きウエブをテイツシユシートとして組合せ
ることによつて得られる。このウエブは2層構成
で、各々の層が、なめらかな表面のクレープ付き
強化層(第1の繊維層)と、かさ高の低結合繊維
吸収層(第2の繊維層)とを有し、後者の吸収層
は前者の強化層と振幅と周期が異つたクレープ面
を有している。 本発明のウエブは乾燥クレープを有している。
すなわち、成形されたウエブはクレープ形成前
に、約14%又はそれ以下の湿分にまで乾燥され
る。乾燥クレープを有することによつて、湿つた
クレープウエブの場合よりもソフトな製品が形成
される。 驚くことに、本発明によるシート製品は乾式ク
レープの市販テイシユより表面のなめらかさの感
触が優れている。この感触は、高いかさ高性とソ
フトさを含む因子を組合せることによつて達成で
きるが、特にクレープを極めて細かくすることに
よつて得られる。このことは、密な良く結合した
薄い層と、かさ高で吸収性のある低結合裏打ち層
とで構成される積層ウエブに、クレープを与える
ことによつて達成される。良く結合した薄い層
は、曲げモジユラスが小さいのでその層に極めて
細いクレープを与えることができる。これと同じ
クレープ加工を低結合繊維に行うと、それは密な
薄い層から分離し、繊維の接触が少なくなつて不
均一なクレープになる。この特徴を組み合せて最
終シートが作られる。このシートは極めてなめら
かな外表面とかさ高で弾性のある中間部を有し、
両層の間には剥離区域が存在しており、さらに結
合層とその隣りの低結合層との間に付加的剥離区
域ができる。これらのかさ高区域の存在と繊維の
弾性とによつて、吸収能と吸収速度が共に良くな
ると同時に、シートの使用者に優れたソフト感が
与えられる。 (従来の技術) タオル、美顔テイシユ、トイレテイツシユのよ
うな衛生用クレープ付きテイシユペーパーは従来
湿式法で作られていた。この方法では、木材パル
プ繊維の水溶性スラリーを製紙機のフールドルニ
エ金網のような金網上に流し、この金網上のスラ
リーがウエブの状態で金網から除去できる程度に
なるまで、このスラリーから水を除去し、次いで
このウエブを加熱したヤンキー乾燥器へ送つてさ
らに乾燥し、これによつて乾燥ウエブにクレープ
を付けていた。乾燥操作によつて大きな水素結合
が繊維中で生じてウエブに強度が与えられ、ソフ
トさは失なわれるが密度と剛性が増加する。クレ
ープ加工によつていくつかの水素結合が破壊され
て繊維が伸び、すなわちウエブが開口して製品の
吸収能、ソフトさ、かさ高さが向上する。クレー
プ効果を決定する主因子は、ウエブの厚さと曲げ
モジユラスとクレープ加工時でのウエブの乾燥器
への接着性とである。薄いウエブは厚いウエブよ
り細かいクレープを生じ、乾燥器に付き易いウエ
ブはさらに細いクレープを生じてなめらかさが良
くなる。しかし、湿つている間あるいは乾燥工程
においても、取り扱うのに十分な強度と厚さが必
要であるため、従来のウエブはクレープ形成用ブ
レードに適した厚さに限定されていた。また、従
来法ではウエブの厚さ方向全体にわたつて均一繊
維組成であり、かさ高性とソフトさを与えるため
には薄すぎ、一般には2枚のウエブを重さねて一
枚のテイシユシートを作つていた。そのような2
枚シートでは、クレープ加工時にドラムに接触す
るウエブ側面が最終製品の外側面とされることが
多い。その理由は、該側面の方のクレープ構造が
微細になる傾向があるからである。 以前から、クレープ付きあるいはクレープ無し
テイシユウエブは製造時に生じる水素結合と繊維
含有量を減らすことによつて吸収性やかさ高性や
ソフトさが向上できると信じられてきた。最も一
般的な方法においては、吸引ボツクスやテーブル
ロール等を用いて製紙機上の水溶性スラリーから
水を脱水するのが通常である。最初は水が99.7%
で繊維が0.3%であつたスラリーは、このような
脱水作用によつて、ウエブを機械に圧縮できる点
にまでそのコンシステンシーが増加される。この
機械的な圧縮は、多量の水を除去してウエブのコ
ンシステンシーを増加させるには役立つが、繊維
が固まつて繊維の水素結合が多くなり、ウエブ密
度が大きくなつてしまう。この繊維の稠密化を防
止してソフトで吸収性が優れ強度の大きいウエブ
を作るために提案された米国特許第2666369号で
は、最終的加熱や加圧によつて紙の繊維が圧縮さ
れることのなくなる点までは圧縮を行なうことな
く、吸引ボツクスと放射熱とで脱水と乾燥を行つ
ている。 また、米国特許第1843656号のクレープウエブ
製造法では成形されたばかりのウエブを吸引ボツ
クスと空気噴射で脱水し、そのウエブを湿つたフ
エルト製ドラム上で非圧縮状態でクレープ加工を
している。ローラはクレープ加工ドラムへの入口
の所で上昇位置に置かれている。 また、乾燥前は圧力を加えずに紙を製造する米
国特許第1868617号では加熱空気をウエブを通し
て吸引するため、放射熱をウエブの片側に与え他
面では吸引力を加えて加熱空気を吸引している。 自然の結合を最少にして厚い実質的に非圧縮ウ
エブを作るための最近の他の方法では、原料スラ
リーに化学的結合分解剤を加えたり、原料の撹拌
を止めたり、加熱しながら空気乾燥し、次いで初
期繊維形成を(圧力あるいは接着剤を用いて)パ
ターン状に結合させて強度を与えている。こうし
て作つたウエブの有効厚さを増加させるためにさ
らに次の特許に示されるごとき方法でクレープを
付けることができる。 米国特許第3301746 米国特許第3812000 米国特許第3879257 米国特許第3821068 米国特許第3905863 米国特許第3629056 米国特許第2057166号は標準的な製紙機の方法
から出発したもので、ウエブの圧縮が含まれ、加
圧無しで多量の水を蒸発させる必要がある。さら
に、異る長さの繊維層を用いて空気式で溶媒法ウ
エブ製造法も記載されている。また、英国特許第
1117731号には片面に吸収面を、また地面になめ
らかな面を有する2層一対紙シートが記載されて
おり、一方は針葉樹繊維、他方は堅木繊維から作
つた2層が湿つた状態でも付着抵抗性があること
が示されている。このシートは最終乾燥前にクレ
ープ加工される。成層繊維層からなる一体紙シー
トを開示している最近の米国特許第3994771号で
は繊維布の網目に対応する小面積で1つの層を他
の層から曲げている。また、本出願人による1977
年2月10日付米国特許出願第767614号には異る繊
維原料を用い厚さ方向の中間部にクレープ作用で
剥離のある一体積層ウエブ構造が示されている。 上記の各種方法では正しい特性の製品を得るた
めに、極めて特殊な装置を用いる必要があり、従
来のものに比べてコストが大巾に高くなつてしま
う。また、この種のソフトな乾燥クレープウエブ
はハンドシート破断強度が正方グラム当り20〜25
平方メートルでハンドシートかさ高が約2.0c.c./
gm以下である原料から作られるという特色があ
る。 (発明の構成) 本発明はクレープ付きウエブの第1の繊維層を
比較的ハンドシート破断強度の大きい原料から作
つた強化層とし、ウエブの第2の繊維層、すなわ
ち裏打ち層は、かさ高で結合能の低いすなわち低
破断強度の繊維を用いて作り、かくしてかさ高性
を吸引能、弾性を与えるようにしている。上記の
第1の繊維層、すなわち強化層は薄く、極めて細
かいクレープとなめらかな表面とを有している。
低結合強度繊維で作られてクレープ形成用ドラム
面の反対側にあるウエブの層、すなわち第2の繊
維層にもクレープは付くが、そのクレープは繊維
の特性およびクレープの性質上から粗いものとな
る。さらに、結合能が極めて小さい繊維はそれら
を対向させて2枚の2重ウエブとして用いること
によつて毛ば立ちやスキンとの接触が防止できる
ということがわかつた。 この目的に用いられる装置は、第1の繊維層を
形成する繊維と第2の繊維層を形成する繊維とを
別々に供給するための2重原料供給口を備えた通
常の製紙機が適している。さらに、連続乾燥機を
用いて、圧力は加えないようにすることによつ
て、他の利点も得ることができる。さらに、クレ
ープ付け時に各ウエブは剥離する傾向にあり、ま
た、これらのかさ高いウエブの結合が、繊維結合
の弱いクレープ構造の第2の繊維層が互いに接触
した状態になつているので、これらによつて第3
の区域すなわち剥離した中心区域が形成される。
このことによつて、従来のテイシユより優れた感
触のクレープ付きテイシユシートが製造でき、特
に、ソフトさとなめらかさが大きくなる。 本発明の第1の目的は、従来と違つた厚さとな
めらかさを有する密で強いクレープを有する繊維
層と、弾性あるかさ高繊維の内側層とを有し、な
めらかで且つ圧縮性があり、使用者に極めて好ま
しい感触を与える乾燥クレープテイシユペーパー
シートを、木材パルプ繊維から作ることにある。 本発明の他の目的は、新規な2重ウエブを提供
することにあり、このウエブは、従来の製紙機で
処理でき、外面が極めてなめらかで細かくクレー
プした強化層(第1の繊維層)を有し、この強化
層は、使用時に毛ば立ちしないように覆う必要の
ある低結合力繊維層(第2の繊維層)で裏打ちさ
れた構成となつている。 本発明の他の目的は、乾燥クレープ付きテイシ
ユシートを作る新規な方法を提案することにあ
る。 好ましい実施例による本発明のシートは、極め
てなめらかで細かいクレープが付いた強い外側層
と、単に軽く内部で互いに結合され且つ外側層と
結合されており、かさ高さを有し、実質的に結合
していない状態の複数の内側層とを組合せた乾燥
クレープウエブによつて構成される。各ウエブは
乾燥器秤量が小さく、すなわち約6〜約15ポン
ト/2880ft2(非クレープ状態で測定)であり、
各々最終製品の1つの層を構成している。本明細
書で一般に用いる“ウエブ”という用語は最終シ
ートを構成する1つの層を示し、“シート”とい
う用語は最終の多重ウエブ製品を示す。各ウエブ
は互いに重さなつた2枚の繊維層によつて構成さ
れる。その第1の繊維層は、ウエブおよび最終シ
ートの強化層を構成し、且つ主として長くて細く
且つ良く結合した木材パルプ繊維によつて構成さ
れている。この第1の繊維層の繊維によつて与え
られる強度は、以下で詳細に説明するように、そ
れのみを用いて作つたハンドシートの破断強度が
平方グラム当り約30平方メートル(m2/gm2)よ
り大きく、且つかさ高が単位グラム当り約2.0立
方センチメートル(c.c./gm)より小さくなるよ
うな強さである。第2の繊維層は、ハンドシート
破断係数が約15m2/gm2以下で、且つかさ高値が
約2.5c.c./gmである原料から作つた弾性があり
かさ高で且つ吸収性を有する繊維層によつて構成
される。破断係数およびかさ高値(比容積)は公
知のパラメータであり、後で定義をする。強化層
(第1の繊維層)形成用材料の破断係数は、通常
の美顔用および浴室用テイツシユの場合よりかな
り高く、低結合の弾性かさ高層(第2の繊維層)
の破断係数は、通常の美顔用および浴室用テイツ
シユやタオルの破断係数よりかなり低い。強化層
(第1の繊維層)材料の低結合繊維層(第2の繊
維層)材料に対する破断係数の比は約2:1から
約10:1の間にあるのが適当である。ウエブの各
層を作る繊維自体は公知のものであるが、他の層
と別々にすると特殊なクレープの付いたテイツシ
ユはできない。特に、この新しい製品の各層によ
つて、有用なテイツシユを得るのに必要な特性で
あつて、組合せられる他方の層には十分に存在し
ないものが、組合せた状態において少なくとも1
つは付与される。例えば、ウエブのクレープ側層
(第1の繊維層)は強度を有しているが吸収能は
劣つている。一方、内側層(第2の繊維層)は強
度は劣るがかさ高性と吸収能および弾性を与え
る。 上記の比におけるハンドシート破断係数の代表
的な値は、2:1の場合には30と15であり、10:
1の場合には50と5である。2重ウエブは、各層
を作る繊維の性質に応じて、なめらかな層(第1
の繊維層)を繊維重量で約70〜30%にし、これに
対して低結合層(第2の繊維層)を約30〜70%に
することができる。 強化層すなわちクレープ層(第1の繊維層)の
繊維は相互に結合して、細かなクリープが付いて
いたとしても、硬くて、吸収能が無く、かさ高が
無く、ソフトさもない。すなわち、結合性が良く
且つ強度の強い天然繊維を用いた場合、従来のウ
エブは曲げモジユラスが高く、従つてテイシユペ
ーパ用に細いクレープを作るには剛性が有りすぎ
た理由はここにある。本発明の強化層に適した繊
維は例えば北方針葉樹クラフトである。この繊維
を軽く解繊することによつて、美顔用テイツシユ
に望ましい値よりも十分に高いハンドシート破断
係数値、すなわち、値30を越えたものにすること
ができる。この種の製紙原料には、ハンドシート
破断係数を実質的に下げずに良い層を作るため
に、短い堅木クラフトを重量で約25%まで含める
こともできる。美顔用や浴室用テイツシユのよう
な製品の場合にはソフトさがたりず、剛性が大き
すぎる。 本発明では、クレープ層(第1の繊維層)を低
結合繊維層(第2の繊維層)で裏打ちしておくこ
とによつて、このクレープ層を極めて薄くでき、
この層には、クレープ形成時に、それ自体の繊維
間およびそれ自体の繊維とクレープ層の繊維との
間の結合が解けることによつてクレープが形成さ
れるということがわかつている。外側層(第2の
繊維層)に用いる繊維としては、高フリーネスサ
ーモメカニカルパルプ、あるいはほとんど解繊さ
れていない堅木クラフト繊維すなわちフリーネス
のカナダ規格が約600のものがある。このらの繊
維はそれ自体ではほとんど結合せず、また他のか
さ高さのある弱結合性繊維、例えば架橋繊維、再
生繊維等にも結合しない。外層側(第2の繊維
層)の全部または1部に、これらの架橋繊維、再
生繊維等を用いることもできる。外層側(第2の
繊維層)に用いるのに適したこれらの繊維は、本
発明の実施例のように、他の同様なウエブ等で囲
んでしまわないとウエブから毛ばが過剰に出る傾
向がある。この理由は、美顔用、トイレ用あるい
はタオル用テイツシユとして用いる場合には、一
体性を繊維するのに十分な強度を、この外側層
(第2の繊維層)自体が有していないからであ
る。極めて薄いクレープ層を作るには少なくとも
2つの要件が必要であり、その1つはかさ高さの
高い裏打ち層を用いることであり、その2はウエ
ブの処理ができるように、薄いクレープ層が適当
な強度を有するようにすることである。 薄い強化層によつて得られるなめらかな表面と
極めて細いクレープとを、低結合繊維および強化
層の境界面ならびに低結合繊維それ自体の間のゆ
るい結合構造と、低結合繊維それ自体とによつて
得られる弾性あるかさ高層とに、組合せることに
よつて、予想できなかつたソフトな製品が得られ
た。 (実施例) 第1図を参照すると、ここに示した製紙機は一
般的なものであるが、2重ウエブを形成するため
の複式ヘツドボツクスを備えている。この種の従
来機械は例えば米国特許第3470063号および第
3400045号を参照されたい。 この製紙機は複数のロール2,3,4,5,
6,7の囲りを回る成形用繊維製または針金製編
成体1を有している。この編成体1はフールドリ
ニエ機に用いられる通常の紙ウエブ脱水用針金ま
たは繊維で作られており、そのストランドは金属
または合成繊維材料で作ることができる。ロール
7は他のロールより直径が少し大きくなつていて
スライスロールすなわち成形ロールの役目をして
いる。このロール7に対して垂直方向に配列され
た中心を有するロール6はブレストロールの役目
をし、これらロール6,7によつて形成される成
形区域8中へ、シート成形用の材料が供給され
る。ロール2,3,4,5は変向ロールであり、
ロール2は下段ロールの役目もしている。ロール
は一端が固定され且つ他端が可動なガイドロール
であり、このロールの可動端に適当な公知装置
(図示せず)を結合して編成体1を牽引するよう
にすることもできる。ロール3は成形用編成体1
に十分な張力を維持するために可動になつてい
る。編成体1を駆動するために、スライロール7
や下段ロール2のような1つまたは複数のロール
を駆動することもできる。当業界において周知の
ように、編成体1を清浄に保つために、この成形
用編成体1の移送時に編成体と一緒に任意の適当
なドクターおよび散水シヤワーを用いることもで
きる。 ロール10,11,12,13,14,15,
16,17,18,19,20,21,22の囲
りに設けられたフエルト9はロール7の囲りをも
通る。このフエルト9は、通常の製紙用フエルト
であり、通常の脱水編成体よりも多量の水を吸収
すると共に、その水を迅速に放出する。フエルト
9はロール7の外周の一部を回つてそれと直接接
触し、編成体1がロール7の回りを通過する際
に、この編成体1がフエルト9の外側上に載置さ
れる。 ロール15は、フエルト9のループを各ロール
の囲りに締め付けておくための気構(図示せず)
によつて同時に調節できるように取付けられた両
端部を有する通常のストレツチロールである。ロ
ール13は、フエルト9を支持する各ロールの囲
りにおいてこのフエルト9を定まつた径路を形成
した状態に維持するために用いる通常のガイドロ
ールである。 ロール19,21は圧力ロールであり、これら
の各ロールは、一般的な構造のスチーム加熱式ヤ
ンキー乾燥器23との間に、圧力ニツプを形成し
ている。クレープ用ドクター24は、図示するよ
うに、乾燥器23の表面から供給されるウエブに
しわを与えるために設けられている。吸引箱2
5,26は、移動中のフエルト9から水を吸引す
る役目をする。フエルト9は、公知の任意機構
(図示せず)によつて、1つまたは複数のロール
を介して駆動される。通常のフエルト洗浄器(図
示せず)を設けることもできる。 分割ヘツドボツクス27は、別々の種類の繊維
をウエブ成形区域8へ供給できるように、2つの
材料入口区域28,29を有している。本発明の
実施例では、区域28には強化層となる繊維スラ
リーを供給し、区域29には粗い、かさ高さのあ
る低結合繊維層となるスラリーを供給する。こう
することによつて、第1,2図の装置の場合、強
化層を有するウエブの側をヤンキー乾燥器23の
面と接触させて、この強化層中に極めて細かいし
わを作ることができ、ウエブの反対側には通常そ
れより粗いクレープをつくることができる。便宜
上、乾燥器23の表面と接触するウエブの層(第
1の繊維層)を内側クリープ層側すなわち単純ク
リープ層側とよび、ウエブの反対側の層(第2の
繊維層)を外側層すなわち外側クリープ側層とよ
ぶことにする。 ヘツドボツクスには別々の管路30,31を介
して原料が供給される。各管路30,31へ原料
を供給するために別々の系(図示せず)が用いら
れるが、これは周知のものである。 分割器32はウエブ形成区域8へ向つてのびて
おり、層の分離を行う程度は、最終製品の所望の
特性によつて決められる。成層率80〜90%になる
ように、すなわちスラリー入口区域28,29の
繊維の約20〜10%のみが隣接する成形状態にある
層の中にのびるように層の形成を行なうことがで
き。多くの場合、60〜65%の成層率で十分であ
る。成形区域8で成形用編成体1に衝突した繊維
スラリーは、直ちにある程度脱水され、流体
(水)は編成体1を通つて容器33へ入る。 第1図の装置の運転時には、区域8で形成され
たウエブ36は図示したようにして脱水され、ロ
ール7を離れる時のコンシステンシーは約8〜10
%である。ウエブはロール21によつてヤンキー
乾燥器23に押圧されて、コンシステンシーが約
30〜〜35%となるまでさらに脱水される。ロール
19はコンシステンシーを約38〜40%にするのに
有効である。ヤンキー乾燥器の温度は約93〜99℃
(200〜210〓である。ウエブがクレープ用ブレー
ド24に達した時のコンシステンシーは約95%で
ある。ロール19の所でウエブ36から分離され
たフエルト9は、吸引箱25,26を通過して脱
水される。フエルト9は、必要に応じて当業界に
周知な洗浄を行うことができる。 ウエブ36のヤンキー乾燥器23への接着は、
それ自体の粘着性によつて行なうことができる。
または、ウエブ36がヤンキー乾燥器23に接近
した時に、その加熱面によく接着するように、ウ
エブ36上あるいはヤンキー乾燥器23上に接着
剤を塗布することによつて行なつても良い。必要
な場合には、過度に粘着することのないように離
型剤を用いることもできる。クレープ用ブレード
24へ向うウエブにおける乾燥器23上に面した
内側クレープ層の側には、細かいクレープが生
じ、乾燥23から離れた外側クレープ層の側に
は、粗いクレープが生じる(第9図)。 第1図の機械で作つた製品は第3,9図に示し
てある。これらの図で、36はウエブを、37,
38は強化(内側クレープ)層と低結合(外側ク
レープ)層とを各々示している。また、39は両
層の間にウエブ36全体に互つて断続的に存在す
る分断区域を示している。40は内側クレープ層
の側すなわち強化層の側のクレープを示し、この
クレープは図からわかるように、細かくて且つ規
則的であり、さらにクレープの度数が、人間の指
が触れた時になめらかな表面感触を与えるように
なつている。しかし、この内側クレープ層37は
かなり稠密で密度が高く且つクレープ作用によつ
て結合がゆるめられている。41で示す外側クレ
ープ層38のクレープは相対的に粗く、第1の層
37のクレープより振幅は大きいが度数は少な
い。両方の層のクレープ、厚さ等の差は両層を作
る原料、製品の特性および用途によつて決められ
る。美顔用テイシユの場合および浴室用テイシユ
の場合には表面のなめらかさは第1に重要な要件
ではあるが、タオルの場合にそれほど重要ではな
い。 分断区域すなわち非積層区域39は高密度の固
い層37とゆるく結合した層38との間のクレー
プ用ブレード24に対する抵抗力の差によつて生
じる一連の小非結合区域である。両層37,38
は接着する傾向があり、次のクレープまで一定距
離だけ接着した区域が存在する。しかし、このク
レープ作用は実質的に乾燥したウエブの層を分離
させてかさ高さを製品に与え、クレープを付けな
い場合の同一のウエブに対してかさ高さが大巾に
大きくなる。ウエブの両層間に断続的に存在する
小さな分裂区域は第3図に42で示してある。第
3A図のウエブ43は第3図の繊維と同一種類の
繊維で作つたものであるが、繊維が完全に混合さ
れている場合のものである。 第3図の製品は、第4図に示すようなヘツドボ
ツクスと入口部分との配列によつても作ることが
できる。この装置では、成形金網44がブレスト
ロール45の囲りにかけられており、粗い繊維原
料は入口46を介して供給され、製品の内側クレ
ープ層の側すなわち強化層の側は下側入口47を
介して供給され、それによつて強化層は成形金網
44と接触するように供給される。分割器は48
で示され、また両方の原料は分散板49を介して
図示した区域49a,49bへと送られる。 この場合の製品のかさ高さは、成形金網による
圧力が加えられないために少し高くなり、湿分が
多くなり且つ圧縮性が高くなる。第5図はこの場
合を示しており、この第5図では、分割板53に
よつて形成されるスロツトを介して分割入口52
から両方の原料を成層してフオードリニエ金網5
1上に供給している。この金網51は複数のロー
ル54によつて通常の運動をするように支持され
ており、成形されたウエブ50は公知の吸引箱5
5によつて脱水され、さらに吸引箱56によつて
コンシステンシーが約25%にされて連続乾燥織布
57へと送られる。この織布57の下側に支持さ
れたウエブ50は吸引ボツクス58によつてさら
に脱水されてから連続乾燥器60への入口ロール
59へと送られる。連続乾燥器60には中空ドラ
ム61が含まれ、このドラム61は多孔質表面を
有し、この内部に供給された加熱空気は多孔質表
面を介して放射状に排出され、その上を移動する
ウエブ50を通過して排気フード62から回収器
または大気へと放出される。この連続乾燥器60
から出たウエブ50はコンシステンシーが約50〜
90%で出口ロール63を回つて入口ロールか65
からヤンキー乾燥器64へと送られる。この乾燥
器64は通常のフード66を備えている。ウエブ
50は、このウエブ50を乾燥器64の表面へ押
圧するロール65を通過した後に連続乾燥織布5
7から分離する。乾燥器64が回転してその表面
にウエブ50が接触して前進する間に、連続乾燥
されたウエブをこの乾燥器64上に保持するため
に、スプレー26から適当な接着剤が乾燥器64
の表面上に塗布される。クレープ形成用ブレード
68の所へ乾燥器64によつて運ばれた時のウエ
ブ50のコンシステンシーは約95%である。クレ
ープ形成用ブレード68を離れたウエブ50は通
常の方法で案内ロール69を介して巻取りドラム
71へ送られる。最終製品の2重ウエブは、72
の所で巻き取られる。この状態でウエブには、粗
いゆるく結合されたウエブの外側となる被覆ウエ
ブが組合されている。クレープウエブ50は、細
いクレープが形成された内側のクレープ層の側5
3と、粗いクレープの外側クレープ層の側74と
を有している。 本発明によつて最も有用な製品を作るために
は、第3図のクレープ付き2重ウエブ36(また
は第5図のウエブ50)を粗い繊維の側で被つ
て、使用中に繊維がほつれないようにする必要が
ある。1つの好ましい実施例では、ウエブ36を
ウエブ36と同じ第2のウエブで被うことであ
る。このことは第6図の装置で達成することがで
きる。この図に示すように、2つのクレープウエ
ブ36は、別々に支持され、且つベルト80によ
つて駆動されて、ウエブガイドローラ77,78
を介して互いに接触された後に、先ずゴム―鋼の
カレンダーロールR―Sを通り、次いで鋼―鋼カ
レンダーロールS―Sを通る。この複合ウエブシ
ートは次いで、裏当てロール82bと、横方向に
並列された一連のクリンプロール82aとスリツ
ター82との間を通過する。これらの一部が第6
―A図に示してある。スリツター82は移動して
くるシートを所望の巾に切断してリールドラム7
9へと送る。巾方向が切断されて巻取られたシー
トは81で示されている(第6,7図)。クリン
プロール82aは交叉リブ表面を有し、それによ
つて互いに粗い面(外側クレーム層の側の面)が
接している2枚のウエブを一体にするように各ス
リツトシート81の両側に一対の挟持区域83
(第8図)を形成している。 第7図および第8図に示すシート81は、本発
明の好ましい実施例を示すものであり、第3図の
ウエブを2枚重ねたものである。このシートの外
側層40は、高密度の強化層37のなめらかな細
かいクレープ面である。粗いクレープ面41を有
する2つの低結合繊維層38はシート81の内側
にあつて分断区域84すなわち低繊維積層区域を
介して積層されている。この分断区域が生ずる理
由は、繊維の結合性が低いということと、粗いク
レープ面41は接着性が弱いということのためで
ある。シート81は、この低結合繊維特性と分断
区域84とによつて、かさ高が与えられる。この
かさ高性は、低結合クレープ区域が互いに不均一
に接着するために生じている小区域の分断部85
の存在によつても増加している。すなわち、シー
ト81の厚さ方向において3つの分断区域42,
85,42が存在している。 上記の製品はそれが通常使用者の皮膚と直接接
触したり、模様等が印刷されるような美顔用テイ
シユ、トイレツトテイツシユ、タオル等に用いら
れる。これらの用途では、使用者が望む重要な特
性は、シートの圧縮性、外面のテクスチヤーや輪
郭、さらに粗繊維を使用者に露出することなく粗
繊維によつて与えられるかさ高性である。これら
の特性は、以下の実施例によつて得られる製品に
おいては、以下で詳細に説明する精度良く制御さ
れた使用テストから、満足されるということが証
明されている。 例 1 2重ウエブを第1図で説明した方法で作つた。
2つの繊維原料をハイドロパルパー(図示せず)
によつて別々に作り、第1図に示すクレープ形成
機の分割入口の管路30,31へと別々に送つ
た。管路30へ送られる第1繊維原料は2重シー
トの強力乾燥側(強化層の側)を形成する。この
原料は乾燥重量で75%の北方針葉樹クラフト繊維
と、25%の南方堅木クラフトと、0.5%の通常特
性のポリアミドエピクロルヒドリン湿強化樹脂と
によつて構成されている。この原料を複式デイス
ク解繊維で軽く解繊した後の乾燥器側原料のハン
ドシートタピ破断係数は41.25sq・m/sq・cmで
あり、ハンドシートかさ高度は約1.9c.c./gmであ
つた。管路31の繊維原料は乾燥重量で67%のア
ルダー高収率(85%)半化学パルプと、33%の前
回の運転時に出た破断繊維とによつて構成されて
いる。従つて北方針葉樹クラフトと南方堅木とが
混合されている。この原料は解繊しない。この原
料のハンドシートタピ破断係数は11.57sq・m/
sq・cmで、かさ高度は3.0c.c./gmであつた。 ウエブ秤量は乾燥機秤量で約7.8lbs/2880ft2
であつた。2重ウエブのクレープ側すなわち乾燥
器側(強化層の側)の原料は2880ft2当り4lb
(1.8Kg)で、2重ウエブの外側は約3.8lb(1.7
Kg)であつた。成形されたウエブは成形区域8で
脱水されてコンシステンシーが約8%となり、2
つの押圧ロール21,19によつて3250fpmで回
転されるヤンキー乾燥器23に押圧される。第1
ロール19の圧力は乾燥器の1インチ当り220ポ
ンドあり、第2ロール21は1インチ当り258ポ
ンドであつた。成形され且つ圧縮されたシートは
次いでヤンキー乾燥器23で約5%の湿分にまで
乾燥され、約95%のコンシステンシーで乾燥器か
らクレープ形成用ブレード24によつて剥されて
リール(第1図には図示せず)上に巻取られた。
クレープ形成用接着剤として公知のエピクロルヒ
ドリン変成ポリアミド樹脂を少量乾燥器23に散
布してウエブ50の接着性を制御した。クリーピ
ングポケツトすなわちクリープ形成用ブレード2
4の所の面とこのブレード24との成す角度は約
90度で、乾燥器速度とリール速度との比は約1.20
であつた。これによつてウエブ50の約20%にク
レープが生じ、その内の一部分は巻取中に消えて
しまつた。こうして作られた2重ベースウエブロ
ールの幾つかは積層して(第6図)美顔用テイシ
ユにした。この場合には、クレープ側すなわち強
力乾燥側(強化層の側)を外側にし、2層をゴム
―鋼カレンダーロールの間で10pliで、また鋼―
鋼カレンダーロールの間で60pliで且つ300〜
400fpmの速度でカレンダーリングし、こうして
積層、カレンダーした製品を巾が約23.5cm(91/
4in)の美顔テイシユとして折りたたんだ。こう
して交互に折りたたんだ200枚のシートは50%R.
H.でコンデイシヨニングした後にプレス中で2.2
cm(7/8in)に圧縮されて3.8cm(21/2in)高さ
の無地の白い美顔テツシユボツクス中に収容され
た。こうして作つた約160ボツクスにコード番号
Gを付けて不特性消費者テストを行い、市販の美
顔テイシユと実験的に作つた製品(表1,2では
コードD,Uで表わされる)と比較をした。各シ
ートの物理的特性は表1に、また消費者の反応は
表2に示してある。この結果から、コードGの製
品は、低結合性繊維を多量すなわちシート重量の
約50%も含んでいるのにかかわらず、優れた加工
方向および直角方向強度を有し、且つ同じかさ高
と柔軟性を有する他の製品とほぼ同一の吸収率を
示すということは理解できよう。すなわち、表2
から明らかなように、本発明製品は全ての特性に
おいてテスト者から高い評価が与えられている。 コードCはノースアメリカンフエイシヤルで商
業的に生産されている典型的なサンプルで、通
常、6.3cm厚さのポツプアツプボツクス中ニ200枚
が互いに折り込まれて圧縮されて市販されてい
る。テスト時にはそれを単にコードDの付いた無
地の白い箱に再充填した。 コードUはノースアメリカンテイシユが商業的
に製造している他の典型的なサンププルで、通常
は9.2cm(35/8in)厚さのリーチインボツクス内
に200枚のシートをC形に折つて非圧縮状態で収
容されている。テストのために、このシートをコ
ードUの付いた無地の白い箱に再充填して用い
た。 例 2 シートを例1と全く同じ方法で秤量を約
8.0lbs/2880ft2に作つたが、異る点はアルダー
半化学的パルプの代りに67%フラツシ乾燥堅木ク
ラフトで外側クレープ側(低結合層の側)用繊維
原料を作つた。外側クレープ側層(低結合層)の
残りの部分とクレープ乾燥器側(強化層の側)の
組成は例1と同じであつた。乾燥器側(強化層の
側の)原料の実際のハンドシートタピ破断値は
44.0m2/sq・cm(615フリーネス)であり、外側
(低結合層の側)原料は8.8sqr/sq cm(610フリ
ーネス)であつた。ウエブのタピハンドシートか
さ高度はクレープ側(強化層の側)で1.85c.c./
gmであり、外側(低結合層の側)は2.5c.c./gm
であつた。乾燥器側(強化層の側)と外側の層
(低結合層の側)の秤量はほぼ等しかつた。この
他の加工条件および成形条件は例1と基本的に同
一であつた。この例の製品も消費者テストを行つ
た。その物理的特性は表1に、また消費者テスト
の結果は表2に示してある。これらの表で例2の
製品はコードMが付けてある。 例 3 この例による製品は湿式プレスの代りに貫通空
気乾燥し、ウエブを重さねたテイシユ製造機(第
5図)によつて作つた。ウエブは2つの原料が成
形されるまでは十分分離をしておく可撓性プラス
チツクシートの分割器53を備えた入口装置を用
いて2層に成形された。強化側(強化層の側)原
料は75重量%の北方針葉樹クラフトと25重量%の
北方堅木クラフトと約0.5%のポリアミド―エピ
クロルヒドリン湿分強化樹脂とを軽く解繊して作
つた。そのハンドシートタピ破断値は約40であつ
た。第2ウエブ側用原料は100%再生2次繊維で
あり、それにはハンドタピ破断値を約15にするた
めにトン当り1.3Kg(3lb)の分解剤を加えてあ
る。ウエブは連続乾燥用織布57へ送られてから
真空脱水して、ロール59の所ではコンシステン
シーは約25%であつた。織布57はウエブを連続
乾燥してヤンキー乾燥器64へ送るまでの移送布
の役目をしている。この織布は製紙用織布として
通常用いられているモノフイラメントのポリエス
テル織布である。ウエブはコンシステンシーが約
80%になるまで連続乾燥織布によつて多孔質ドラ
ム61上で約71℃(160〓)の熱風が吹き付けら
れる。湿つたウエブは次いでロール63を介して
織布57の下側へと送られ、移送織布によつて蒸
気加熱乾燥器64に押圧される。圧力ロール65
の圧力は約180pliである。ウエブは水と少量のポ
リビニルアルコールクリービング剤とによつて構
成されるクレープ形成剤をシートが乾燥器に接触
する前に散布することによつて乾燥後に接着され
る。ウエブはヤンキー乾燥器64上を移送されな
がら湿分が約5%まで乾燥され、クレープされて
乾燥器表面から剥されてロールに巻取られる。乾
燥器速度は76fpmである。乾燥器上の末クレープ
ウエブの秤量は約7.0lbs/2880ft2で、そのうち
4lbは乾燥器側(強化層の側)原料で、残りの3lb
外側(低結合層の側)原料である。 2枚の連続乾燥された2重ベースウエブ50は
次いで乾燥器側(強化層の側)を外側にして積層
され(第6図)、ゴム―鋼ニツプ間で75pliで、ま
た鋼―鋼ニツプ間で100pliでカレンダリングされ
た、カレンダーされた2層製品はスリツトされ、
互いに折り込まれて200枚づつマークの無い美顔
テツシユボツクスに収容された。ベース重量は減
少してもかさ高であるため、この製品は7.6cm
(3in)厚さの箱に入れて消費者テストを行つた。
その物理的特性は表1に、また消費者の反応は表
2に示してある。この製品は表1,2ではコード
Jで表わされる。
【表】
以下の消費者テストは3ケ所のテスト場所に均
等にテスト用テイツシユ150〜160個を分けて行つ
たものである。この消費者テストは軽量テイツシ
ユの特性を数値で示すために行つた物理的テスト
以上に本発明の製品の品質を示すのに意味がある
と信じられるので行つた。 テスト者に出した質問は表2に示してある。
等にテスト用テイツシユ150〜160個を分けて行つ
たものである。この消費者テストは軽量テイツシ
ユの特性を数値で示すために行つた物理的テスト
以上に本発明の製品の品質を示すのに意味がある
と信じられるので行つた。 テスト者に出した質問は表2に示してある。
【表】
上記のデータは2重積層例によつて作つた3つ
のシートの方を従来市販の美顔テツシユより消費
者が好んでいるということを明らかに示してい
る。2重層例による3つのシートの方を消費者は
2つの市販製品よりもソフトで強く且つ吸収性が
良いと考えている。また、コードGは40%の半化
学的パルプを、またコードJは40%の再生繊維を
含んでおり、最終的秤量は大巾に軽くなるという
ことに注意されたい。これらの繊維はテストで使
用者が改良点と考えている点に大いに関係する弾
性的かさ高性によつて特徴付けられる。 表1は消費者に提供された各製品の物理的特性
が同一の一般的範囲内にあることを示している
が、それでも2重層製品がテスト消費者には好ま
れている。 例 4 浴室用テイツシユ製品の2層テイシユのベース
ウエブを第1図のテイシユ製造装置で作つた。こ
の装置には2つの原料から2層ウエブを作るため
に成形区域8へのびた可撓性プラスチツク分割器
32を備えた入口装置が設けてある。 強力乾燥器側層用第1原料は管路30に供給さ
れ、その組成は北方針葉樹のサルフアイト60%
と、北方針葉樹クラフト40%と、少量のリコイド
ガムとによつて構成される。この層の混合解繊原
料のハンドシートテストはカナダ規格フリーネス
が約540で、ハンドシートタピ破断係数は約32
m・sq/cm・sqで、ハンドシートかさ高度は約
1.87c.c./gmである。弱結合外側層用第2原料は
管路31に送られる。この原料はフラツシユ乾燥
されたサーモメカニカルパルプ60%と、ブローク
40%によつて構成される。この原料にも上記ブロ
ーク中に少量のリコイルガムが含まれている。こ
の原料は解繊しない。この原料のフリーネスは約
190CSFで、ハンドシートタピ破断係数は約12.5
m2/sq・cmで、ハンドシートかさ高度は約3.50
c.c./gmである。 2重ウエブは乾燥器ベース重量が8.1lbs/2880
ft2に成形され、そのうち4.1lbは強力クレープ
側原料で、4.0lbは外側の弱結合繊維原料であ
る。成形されたウエブはフエルト9によつてヤン
キー乾燥器23の単一圧力ロールへ送られて、
350pliでロール19によつて乾燥器に押圧されて
濃度が約40%になる。少量の水溶性接着剤が乾燥
器表面に散布されて接着性が増加し、ウエブは湿
分が約5%にまで乾燥され、クレープが付けられ
てからロールに巻取られる。乾燥器速度は
3264fpmである。 こうしてクレープ付きベースウエブは2枚の乾
燥器側を外向きにして2層シートに重さねられ
(第6図)、鋼―ゴムロールのニツプで10pliで約
300fpmでカレンダーされて浴室用テイツシユロ
ールに成形される。この場合には鋼―鋼ロールは
用いない。得られる浴室用テイツシユは以下の物
理的特性を有している。 最終坪量 20.5lbs/2880ft2 2層M.D.張力 1440gm/3″ストリツプ (3″ストリツプ) % M.D.延び 16% 2層C.D.張力 630gm/3″ストリツプ 20枚かさ高度(220g/in2下)
0.090in 例 5 原料を少しだけ変え且つ坪量を少し少さくした
以外は例4と同じウエブを第1図の機械で作つ
た。管路30に送られる乾燥器側層の第1繊維原
料は75%の北方針葉樹クラフトと、25%の南方堅
木クラフトと、少量のリコイドガムによつて構成
される。この原料は少し解繊し、そのフリーネス
は575CSFで、ハンドシートタピ破断値は
39.0sp・m/pq・cmで、ハンドシートかさ高度
は2.00c.c./gmである。管路31に送られる第2
原料は外側クレープ側層で、60%のサーモメカニ
カルパルプと、前回から来る40%のブロークとに
よつて構成され、この原料は解繊しない。この原
料のカナダ規格フリーネスは660で、ハンドシー
トタピ破断値は9.5で、ハンドシートかさ高度は
3.52c.c./gmである。 2層は7.2lbs/2880ft2の全乾燥器坪量に対し
て半分の約3.6lbs/2880ft2に別けられる。成形
されたウエブはフエルトによつてヤンキー乾燥器
の圧力ロールのニツプに送られて、フエルトと乾
燥器の間で約360pliで圧縮され、湿時接着性を制
御するために乾燥器表面に散布される少量のクレ
ペトロール190接着剤によつて乾燥器に付着す
る。ウエブはヤンキー乾燥器表面上で湿分約5%
まで乾燥され、その表面から剥されてロールに巻
き取られた。 このベースウエブ2枚を乾燥器側を外向きにし
て重さね、鋼―ゴムニツプ間で10pliでカレンダ
ーして浴室用テイシユロールに成形した。得られ
た浴室用テイシユの物理的特性を以下に示す。 最終坪量 17.6lbs/2880ft2 2層M.D.張力 1390gms/3″ストリツプ %M.D.延び 14% 2層M.D.張力 430gms/3″ストリツプ 20枚かさ高度(220lb/in2下)
0.084in 例4,5の製品は市販の英国製浴室用テイシユ
一に対して200人の主婦に2回連続製品使用テス
トによつて消費者テストをした。例4,5の最終
坪量は市販製品よりも軽い(20.5および17.6lbs/
2880ft2対21.5lbs/2880ft2)にもかかわら
ず、消費者は表3に示すように市販品より好まれ
た。
のシートの方を従来市販の美顔テツシユより消費
者が好んでいるということを明らかに示してい
る。2重層例による3つのシートの方を消費者は
2つの市販製品よりもソフトで強く且つ吸収性が
良いと考えている。また、コードGは40%の半化
学的パルプを、またコードJは40%の再生繊維を
含んでおり、最終的秤量は大巾に軽くなるという
ことに注意されたい。これらの繊維はテストで使
用者が改良点と考えている点に大いに関係する弾
性的かさ高性によつて特徴付けられる。 表1は消費者に提供された各製品の物理的特性
が同一の一般的範囲内にあることを示している
が、それでも2重層製品がテスト消費者には好ま
れている。 例 4 浴室用テイツシユ製品の2層テイシユのベース
ウエブを第1図のテイシユ製造装置で作つた。こ
の装置には2つの原料から2層ウエブを作るため
に成形区域8へのびた可撓性プラスチツク分割器
32を備えた入口装置が設けてある。 強力乾燥器側層用第1原料は管路30に供給さ
れ、その組成は北方針葉樹のサルフアイト60%
と、北方針葉樹クラフト40%と、少量のリコイド
ガムとによつて構成される。この層の混合解繊原
料のハンドシートテストはカナダ規格フリーネス
が約540で、ハンドシートタピ破断係数は約32
m・sq/cm・sqで、ハンドシートかさ高度は約
1.87c.c./gmである。弱結合外側層用第2原料は
管路31に送られる。この原料はフラツシユ乾燥
されたサーモメカニカルパルプ60%と、ブローク
40%によつて構成される。この原料にも上記ブロ
ーク中に少量のリコイルガムが含まれている。こ
の原料は解繊しない。この原料のフリーネスは約
190CSFで、ハンドシートタピ破断係数は約12.5
m2/sq・cmで、ハンドシートかさ高度は約3.50
c.c./gmである。 2重ウエブは乾燥器ベース重量が8.1lbs/2880
ft2に成形され、そのうち4.1lbは強力クレープ
側原料で、4.0lbは外側の弱結合繊維原料であ
る。成形されたウエブはフエルト9によつてヤン
キー乾燥器23の単一圧力ロールへ送られて、
350pliでロール19によつて乾燥器に押圧されて
濃度が約40%になる。少量の水溶性接着剤が乾燥
器表面に散布されて接着性が増加し、ウエブは湿
分が約5%にまで乾燥され、クレープが付けられ
てからロールに巻取られる。乾燥器速度は
3264fpmである。 こうしてクレープ付きベースウエブは2枚の乾
燥器側を外向きにして2層シートに重さねられ
(第6図)、鋼―ゴムロールのニツプで10pliで約
300fpmでカレンダーされて浴室用テイツシユロ
ールに成形される。この場合には鋼―鋼ロールは
用いない。得られる浴室用テイツシユは以下の物
理的特性を有している。 最終坪量 20.5lbs/2880ft2 2層M.D.張力 1440gm/3″ストリツプ (3″ストリツプ) % M.D.延び 16% 2層C.D.張力 630gm/3″ストリツプ 20枚かさ高度(220g/in2下)
0.090in 例 5 原料を少しだけ変え且つ坪量を少し少さくした
以外は例4と同じウエブを第1図の機械で作つ
た。管路30に送られる乾燥器側層の第1繊維原
料は75%の北方針葉樹クラフトと、25%の南方堅
木クラフトと、少量のリコイドガムによつて構成
される。この原料は少し解繊し、そのフリーネス
は575CSFで、ハンドシートタピ破断値は
39.0sp・m/pq・cmで、ハンドシートかさ高度
は2.00c.c./gmである。管路31に送られる第2
原料は外側クレープ側層で、60%のサーモメカニ
カルパルプと、前回から来る40%のブロークとに
よつて構成され、この原料は解繊しない。この原
料のカナダ規格フリーネスは660で、ハンドシー
トタピ破断値は9.5で、ハンドシートかさ高度は
3.52c.c./gmである。 2層は7.2lbs/2880ft2の全乾燥器坪量に対し
て半分の約3.6lbs/2880ft2に別けられる。成形
されたウエブはフエルトによつてヤンキー乾燥器
の圧力ロールのニツプに送られて、フエルトと乾
燥器の間で約360pliで圧縮され、湿時接着性を制
御するために乾燥器表面に散布される少量のクレ
ペトロール190接着剤によつて乾燥器に付着す
る。ウエブはヤンキー乾燥器表面上で湿分約5%
まで乾燥され、その表面から剥されてロールに巻
き取られた。 このベースウエブ2枚を乾燥器側を外向きにし
て重さね、鋼―ゴムニツプ間で10pliでカレンダ
ーして浴室用テイシユロールに成形した。得られ
た浴室用テイシユの物理的特性を以下に示す。 最終坪量 17.6lbs/2880ft2 2層M.D.張力 1390gms/3″ストリツプ %M.D.延び 14% 2層M.D.張力 430gms/3″ストリツプ 20枚かさ高度(220lb/in2下)
0.084in 例4,5の製品は市販の英国製浴室用テイシユ
一に対して200人の主婦に2回連続製品使用テス
トによつて消費者テストをした。例4,5の最終
坪量は市販製品よりも軽い(20.5および17.6lbs/
2880ft2対21.5lbs/2880ft2)にもかかわら
ず、消費者は表3に示すように市販品より好まれ
た。
【表】
これらの結果は市販の英国製品に比べて、たと
え坪量が20.5対21.5lbs/2880ft2とほとんど差が
無く且つ約40%のサーモメカニカルパルプを含ん
でいるにもかかわらず例4の製品が絶対好まれる
ということを示している。例5は市販製品より坪
量が17.6対21.5lbs/2880ft2と大巾に軽く且つ約
40%のサーモメカニカルパルプを含んでいてもわ
ずかに好まれるということを示している。 紙ウエブの特性はそれを作るパルプ原料の特性
に大きく依存する。物理的データの1部は最終の
軽量部ウエブからは直接に決定することはでき
ず、一般には原料から実験室用ハンドシートを作
つて繊維結合性やかさ高度等の特性を定めること
が行なわれている。破断テスト、一般にムーラン
テストとよばれるテストやかさ高テストはこうし
て行つたものである。破断テストはウエブ中での
内部繊維結合程度を示し、今の場合にはウエブの
各層に関する因子を表わしている。破断テストで
同一坪量の結合ウエブの比較ができる。かさ高テ
ストは複数枚のウエブの厚さを基本的には表わ
す。 ここで用いたハンドシート破断テストとかさ高
テストのデータは全て同一条件で作つたハンドシ
ートから取つたものである。基本的にはアリス―
チヤルマー社のバレーハンドシート装置を用い、
原料を14×14メツシユの平織り青銅金網で裏打し
た90×90メツシユのフオスフアー青鋼平織フール
デイニエ金網に送つて約60gm/m2の坪量のシー
トを作つた。このハンドシートをプレスしてから
金網側を上にして8″×8″のバレリー蒸気式ホツト
プレートの平滑面上に載せて乾燥した。乾燥時間
は2分である。 ここに示したハンドシートかさ高度は549型モ
ーター駆動ウエイト式ダイヤル型マイクロメータ
を用いたタピ規格T411 OS―68によつて決定し
た。24時間の間50%の相対湿度でコンデイシヨニ
ングした各ハンドシートを3ケ所で測定し、以下
の式によつて比容積:c.c./gmで厚みを測定し
た: SV=T/W×18.08−c.c./gm ここで、 SV=比容積(c.c./gm) T=厚さ(ミクロン:0.001m) W=チストシートのベース重量(gm/m2) ハンドシート破断強度はマサシユセツツ州ホル
ヨークのB.F.パーキンス社製のモーター駆動式
ムレン破断強度テスト機を用いたタピ規格T―
403 OS―D4によつて得た。このテストはテスト
装置中で24時間相対温度50%でコンデイシヨニン
グしたハンドシートを挾持し、サンプルが破断す
るまで圧力を加えて行つた。圧力計の最大記録値
を平方インチ当りのポンド値で続み、それに1.17
を掛けて平方cm当りのタピ破断係数を平方mで表
わしたものをタピ破断係数とした。 吸収速度は40枚のサンプルウエブまたはシート
の隅を一体にホチキスで止め、止めた位置を下に
して複合体を水上に置いてそれが完全に湿るまで
の時間を測定した。吸収速度は沈下時間または完
全に湿るまでの時間を秒で表わしたものである。 テイシユの柔軟性は操作者がサンプルを規格と
比較して、硬さと表面繊維状態を見て決定した。
評価は1〜7の段階で、7がソフトであることを
表わす。 表に示した20枚のテイツシユかさ高度は積み重
ねでプラツトホーム上に最初に載せた20枚で測定
した。3in直径の円筒形負荷220gm/sq・inによ
つてテイツシユ層は低下する。この負荷下での厚
さを1inの1000分の何であるかで測定して記録し
た。 本発明はその範囲を逸脱することなく種々の変
形例にすることは可能であり、本発明はここに示
した特殊実施例にのみ限定されるものではないと
いうことを理解されたい。
え坪量が20.5対21.5lbs/2880ft2とほとんど差が
無く且つ約40%のサーモメカニカルパルプを含ん
でいるにもかかわらず例4の製品が絶対好まれる
ということを示している。例5は市販製品より坪
量が17.6対21.5lbs/2880ft2と大巾に軽く且つ約
40%のサーモメカニカルパルプを含んでいてもわ
ずかに好まれるということを示している。 紙ウエブの特性はそれを作るパルプ原料の特性
に大きく依存する。物理的データの1部は最終の
軽量部ウエブからは直接に決定することはでき
ず、一般には原料から実験室用ハンドシートを作
つて繊維結合性やかさ高度等の特性を定めること
が行なわれている。破断テスト、一般にムーラン
テストとよばれるテストやかさ高テストはこうし
て行つたものである。破断テストはウエブ中での
内部繊維結合程度を示し、今の場合にはウエブの
各層に関する因子を表わしている。破断テストで
同一坪量の結合ウエブの比較ができる。かさ高テ
ストは複数枚のウエブの厚さを基本的には表わ
す。 ここで用いたハンドシート破断テストとかさ高
テストのデータは全て同一条件で作つたハンドシ
ートから取つたものである。基本的にはアリス―
チヤルマー社のバレーハンドシート装置を用い、
原料を14×14メツシユの平織り青銅金網で裏打し
た90×90メツシユのフオスフアー青鋼平織フール
デイニエ金網に送つて約60gm/m2の坪量のシー
トを作つた。このハンドシートをプレスしてから
金網側を上にして8″×8″のバレリー蒸気式ホツト
プレートの平滑面上に載せて乾燥した。乾燥時間
は2分である。 ここに示したハンドシートかさ高度は549型モ
ーター駆動ウエイト式ダイヤル型マイクロメータ
を用いたタピ規格T411 OS―68によつて決定し
た。24時間の間50%の相対湿度でコンデイシヨニ
ングした各ハンドシートを3ケ所で測定し、以下
の式によつて比容積:c.c./gmで厚みを測定し
た: SV=T/W×18.08−c.c./gm ここで、 SV=比容積(c.c./gm) T=厚さ(ミクロン:0.001m) W=チストシートのベース重量(gm/m2) ハンドシート破断強度はマサシユセツツ州ホル
ヨークのB.F.パーキンス社製のモーター駆動式
ムレン破断強度テスト機を用いたタピ規格T―
403 OS―D4によつて得た。このテストはテスト
装置中で24時間相対温度50%でコンデイシヨニン
グしたハンドシートを挾持し、サンプルが破断す
るまで圧力を加えて行つた。圧力計の最大記録値
を平方インチ当りのポンド値で続み、それに1.17
を掛けて平方cm当りのタピ破断係数を平方mで表
わしたものをタピ破断係数とした。 吸収速度は40枚のサンプルウエブまたはシート
の隅を一体にホチキスで止め、止めた位置を下に
して複合体を水上に置いてそれが完全に湿るまで
の時間を測定した。吸収速度は沈下時間または完
全に湿るまでの時間を秒で表わしたものである。 テイシユの柔軟性は操作者がサンプルを規格と
比較して、硬さと表面繊維状態を見て決定した。
評価は1〜7の段階で、7がソフトであることを
表わす。 表に示した20枚のテイツシユかさ高度は積み重
ねでプラツトホーム上に最初に載せた20枚で測定
した。3in直径の円筒形負荷220gm/sq・inによ
つてテイツシユ層は低下する。この負荷下での厚
さを1inの1000分の何であるかで測定して記録し
た。 本発明はその範囲を逸脱することなく種々の変
形例にすることは可能であり、本発明はここに示
した特殊実施例にのみ限定されるものではないと
いうことを理解されたい。
第1図は本発明によるクレープ付きテイシユ製
造に適した製紙機の概示図。第2図は第1図の製
紙機の成形区域の構造を示す拡大概示図。第3図
は第1図の製紙機で本発明によつて作つたウエブ
の横断面の拡大理想図。第3―A図は従来ウエブ
の第3図と同様な図。第4図は本発明に適した製
紙機の成形区域の他の形式の部分概示図。第5図
は本発明に適した移送中のウエブを空気乾燥する
ような他の製紙機の概示図。第6図は第3図のウ
エブを2枚重さねるための装置の概示図。第6―
A図は第6図のクリンプ車とスリツターの拡大
図。第7図は第3図のウエブを一体に重さねて作
つたシートの横断面を示す拡大理想図。第8図は
最終シートと側部クリンプ区域とを示す平面図。
第9図は第1図の一部分の拡大図。 1…織布、2,3,4,5,6…ロール、8…
成形区域、10〜22…ロール、23…乾燥器、
24…クレープ形成用ドクター、25,26…吸
引箱、27…ヘツドボツクス、28,29…入口
装置、30,31…管路、32…分割器、36…
ウエブ、37,38…クレープ側、39…破断区
域、40…クレープ、42…破断区域、44…成
形金網、45…ブレストロール、48…分割器、
49…拡散板。
造に適した製紙機の概示図。第2図は第1図の製
紙機の成形区域の構造を示す拡大概示図。第3図
は第1図の製紙機で本発明によつて作つたウエブ
の横断面の拡大理想図。第3―A図は従来ウエブ
の第3図と同様な図。第4図は本発明に適した製
紙機の成形区域の他の形式の部分概示図。第5図
は本発明に適した移送中のウエブを空気乾燥する
ような他の製紙機の概示図。第6図は第3図のウ
エブを2枚重さねるための装置の概示図。第6―
A図は第6図のクリンプ車とスリツターの拡大
図。第7図は第3図のウエブを一体に重さねて作
つたシートの横断面を示す拡大理想図。第8図は
最終シートと側部クリンプ区域とを示す平面図。
第9図は第1図の一部分の拡大図。 1…織布、2,3,4,5,6…ロール、8…
成形区域、10〜22…ロール、23…乾燥器、
24…クレープ形成用ドクター、25,26…吸
引箱、27…ヘツドボツクス、28,29…入口
装置、30,31…管路、32…分割器、36…
ウエブ、37,38…クレープ側、39…破断区
域、40…クレープ、42…破断区域、44…成
形金網、45…ブレストロール、48…分割器、
49…拡散板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 木材パルプ繊維で作られ、乾燥機秤量で2880
平方フイート当り約6ポンドから約15ポンド(未
クレープ当りで測定)の秤量を有し、且つ多層シ
ートにおける1つの層として用いるのに好適であ
り、柔軟で、かさ高で、平滑な表面を有し、吸収
性が有り且つ乾燥してクレープの付いたテイシユ
ウエブであつて、 このテイシユウエブは、その厚さ方向におい
て、異なる種類の繊維原料によつて形成された二
つの層状部分からなる一体状の繊維層となつてお
り、 この繊維層の一方の側の第1の層状部分は、ク
レープの付いた滑らかな表面を有し、主として平
方グラム当り約30平方メーターより大きなハンド
シートタピ破断係数と単位グラム当り約2.0立方
メーター以下のハンドシートかさ高値を有する長
くて細く且つ微細な木材パルプ繊維原料によつて
構成されており、 前記繊維層における前記第1の層状部分に隣接
する他方の側の第2の層状部分は、平方グラム当
り約15平方メーター以下のハンドシートタピ破断
係数と単位グラム当り2.5平方センチメーター以
上のかさ高度を有する繊維相互結合力の小さい繊
維原料で構成されたクレープ付の表面を有し、ま
た、この第2の部分は繊維のリンテイングを阻止
するのに充分な程の繊維間の一体性は無く、 さらに、前記第1および第2の層状部分の間に
は、これらの両部分間を破断して形成した破断部
分が断続的に形成されていることを特徴とするウ
エブ。 2 前記第1の層状部分は、ウエブ重量の約70〜
約30%であり、第2の層状部分は、ウエブ重量の
約30〜約70%である特許請求の範囲第1項に記載
のテイシユウエブ。 3 前記第1の層状部分のハンドシート破断係数
と、前記第2の層状部分のハンドシート破断係数
との比が、約2:1から10:1の間にある特許請
求の範囲第1項に記載のテイシユウエブ。 4 前記第1の層状部分のかさ高値と前記第2の
層状部分のかさ高値との比が、少なくとも約1:
1.25である特許請求の範囲第1項に記載のウエ
ブ。 5 前記第1の層状部分の繊維が、重量で少なく
とも約75%程度の長くて細く且つ微細な木材パル
プ繊維によつて構成され、この繊維の割合は、長
くて細く且つ微細な木材パルプ繊維によつて与え
られる表面のなめらかさを実質的に悪くしないよ
うな値になつている特許請求の範囲第1項に記載
のテイシユウエブ。 6 長くて細く且つ微細な繊維によつて与えられ
る破断強度と比較しても、ほとんど破断強度に低
下を生ずることなく、前記第1の層状部分の形成
を容易に行なうように、この第1の層状部分は比
較的短い製紙用繊維を多量に含む特許請求の範囲
第1項に記載のテイシユウエブ。 7 長くて細く且つ微細な木材パルプ繊維が針葉
樹から作られ、短い製紙用パルプが堅木から作ら
れ且つ前記第1の層状部分の重量の約25%以下だ
け含まれている特許請求の範囲第1項に記載のテ
イシユウエブ。 8 前記第1の層状部分は、重量で約75%の長く
て細く且つ微細な針葉樹クラフト繊維と、約25重
量%の堅木とで構成され、この層は、針葉樹クラ
フト繊維から成る層に比べて、約100%の破断強
度(および抗張力)を有している特許請求の範囲
第1項に記載のテイシユウエブ。 9 前記第1の層状部分は細かいクレープを有
し、前記第2の層状部分は、前記第1の層状部分
に比べて、周期および振幅の小さいクレープを有
する特許請求の範囲第1項に記載のテイシユウエ
ブ。 10 2880平方フイート当り約12〜約30ポンドの
秤量を有し、また柔軟で、かさ高で、なめからな
表面を有しており、しかも吸収性のあるテイシユ
シートラミネートであつて、 その厚さ方向に互いに重ねられた第1のウエブ
と第2のウエブとを有し、 前記第1のウエブは、クレープ付きのなめらか
な外表面を有する比較的密な第1の層状部分と、
この第1の層状部分より相対的に低密度であり、
また前記第1の層状部分とは反対側にクレープ付
きの面を有し、更に比較的低密度のかさ高で弾性
のある裏打ち層を形成する第2の層状部分とを備
えており、 前記第2のウエブは、かさ高で弾性のある裏打
ち層を形成する第2の層状部分と、クレープ付き
のなめらかな外面を有し、当該第2のウエブの第
2の層状部分によつて裏打ちされた密な第1の層
状部分とを有し、当該第2のウエブの第2の層状
部分は、前記第1のウエブの第2の層状部分のク
レープ付きの表面に対向したクレープ付きの表面
を有し、これら2つの層状部分の間には、第1の
破断区域が形成されており、 前記第1および第2のウエブのそれぞれには、
第1の層状部分と第2の層状部分との間に、これ
ら両部分間を破断して形成した破断区域が断続的
に存在し、これによつて、シート厚さ方向には、
3層の破断区域が存在していることを特徴とする
テイシユシートラミネート。 11 各第1の層状部分は、平方グラム当り約30
平方メーター以上のハンドシートタピ破断係数
と、単位グラム当り約2立方センチメートル以下
のハンドシートかさ高係数とを有し、各第2の層
状部分は、平方グラム当り約15平方メートル以上
のハンドシートタピ破断係数と、単位グラム当り
約2.5平方センチメーター以上のかさ高係数を有
している特許請求の範囲第10項に記載のテイシ
ユシートラミネート。 12 前記第1および第2のウエブは、分離が防
止され且つシートからの繊維のけば立ちが防止さ
れるように、互いに結合されている特許請求の範
囲第11項に記載のテイシユシートラミネート。 13 縦方向にのびたエンボス区域によつて、前
記第1および第2のウエブが一体に結合されてい
る特許請求の範囲第12項記載のテイシユシート
ラミネート。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US82872977A | 1977-08-29 | 1977-08-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5446914A JPS5446914A (en) | 1979-04-13 |
| JPS6238480B2 true JPS6238480B2 (ja) | 1987-08-18 |
Family
ID=25252589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10542078A Granted JPS5446914A (en) | 1977-08-29 | 1978-08-29 | Two layered laminate tissue article |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5446914A (ja) |
| MX (1) | MX150436A (ja) |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4941760A (ja) * | 1972-08-28 | 1974-04-19 | ||
| US3903342A (en) * | 1973-04-30 | 1975-09-02 | Scott Paper Co | Soft, absorbent, unitary, laminate-like fibrous web with delaminating strength and method for producing it |
| JPS5725662B2 (ja) * | 1973-06-19 | 1982-05-31 | ||
| JPS5133202A (ja) * | 1974-09-17 | 1976-03-22 | Hitachi Ltd | Taabindoyoku |
| SE404327B (sv) * | 1975-04-14 | 1978-10-02 | Mo Och Domsjoe Ab | Mjukpapper med hog absorptionsformaga for bade vatten och fett, innefattande ett forsta pappersskikt framstellt av uteslutande kemisk eller halvkemisk massa och ett andra pappersskikt framstellt av uteslutande .... |
| CA1052157A (en) * | 1975-05-05 | 1979-04-10 | Thomas J. Flautt (Jr.) | Two-ply tissue product |
-
1978
- 1978-08-24 MX MX17464378A patent/MX150436A/es unknown
- 1978-08-29 JP JP10542078A patent/JPS5446914A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| MX150436A (es) | 1984-05-08 |
| JPS5446914A (en) | 1979-04-13 |
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