JPS623887B2 - - Google Patents

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JPS623887B2
JPS623887B2 JP7852079A JP7852079A JPS623887B2 JP S623887 B2 JPS623887 B2 JP S623887B2 JP 7852079 A JP7852079 A JP 7852079A JP 7852079 A JP7852079 A JP 7852079A JP S623887 B2 JPS623887 B2 JP S623887B2
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JP
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rod
sliding contact
operating rod
spring
actuating
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JP7852079A
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Akio Kono
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガスの圧力による計量膜の往復運動に
よりガス流量を計量するガス流量計に関する。
従来からの膜式ガス流量計は、計量膜の両側に
計量室を有する筐体2個、すなわち2枚の計量膜
と4個の計量室とで構成されており、各膜の往復
運動がクランク機構を介して2本の切換弁作動杆
の回転運動に変換され、それによつて切換弁を作
動して各計量室へのガスの流れを切換えていた。
クランク機構で円滑な回転運動を得るためには、
2本の作動杆をクランク角で約90度ずらして配置
する必要があり、そのため各筐体からは相互に約
90度ずれた位相でガスが吐出される。しかも切換
弁は徐々に作動されるので、両筐体からは、たと
えばサイン曲線を描いてガスが吐出される。その
ため両筐体から吐出されるガスは、全体として脈
動を生じており、流量が変動する。さらに各計量
室の容積に比べて吐出されるガス量が小さく、ガ
ス流量計が大形になる欠点があつた。また従来の
ガス流量計では、ガスの入口および出口が同一方
向に向けて配設されており、ガス流量計内の流通
経路が複雑で圧力損失が比較的大きいだけでな
く、複雑な配管経路で配管を取付ける必要があつ
た。
本発明は上述の技術的課題を解決して低圧力損
失でかつ脈動を防止したコンパクトなガス流量計
を提供することを目的とする。
以下、図面によつて本発明の実施例を説明す
る。第1図は本発明の一実施例の断面図である。
筐体1内には計量膜2によつて仕切られて2つの
計量室3,4が形成される。計量室3には、第1
図のごとく中立状態にある計量膜2に平行な直線
上に軸線を有する入口弁孔5aと出口弁孔5bと
が形成される。同様にして計量室4には、計量膜
2に平行な直線上に軸線を有する入口弁孔6aと
出口弁孔6bとが形成される。筐体1の入口弁孔
5a,6aの外方には、入口ガス室7が共通に設
けられ、また出口弁孔5b,6bの外方には出口
ガス室8が共通に設けられる。入口ガス室7に流
入したガスは、後述のごとく、瞬間的に切換動作
される切換弁10によつて、両計量室3,4に交
互に流入されるとともに、両計量室3,4から出
口ガス室8に交互に流出される。それによつて、
計量膜2および計量膜2と一体的な第1作動杆1
1が第1図の左右に往復移動され、応じて第2作
動杆12が第1作動杆11の直角方向に往復移動
される。この第2作動杆12の一端部には永久磁
石13が固着されており、この永久磁石13の往
復移動に連動するカウンタ14によつてガスの流
量が計量される。
切換弁10は、一対の駆動棒15,16と、各
駆動棒15,16の両端部にそれぞれ固着された
平板状の弁体17と、駆動棒15,16の両端部
を連結する一対の連結杆18,19とを含む。駆
動棒15は、計量室3の入口および出口弁孔5
a,5bを同一軸線で移動自在に貫通する。同様
にして駆動棒16は、計量室4の入口および出口
弁孔6a,6bを同一軸線で移動自在に貫通す
る。弁体17は、各駆動棒15,16の両端部
に、各駆動棒15,16の軸線に直角に固着され
る。連結杆18,19の両端部は、駆動棒15,
16の両端部にピン結合される。連結杆18は、
駆動棒15の一端部から両駆動棒15,16の中
央位置よりも駆動棒16寄りにまで延びる板ばね
部分18aと、その板ばね部分18aから駆動棒
16の一端部までの剛性部分18bとから成る。
連結杆19は、同様にして、駆動棒15の他端部
から両駆動棒15,16の中央位置よりも駆動棒
16寄りにまで延びる板ばね部分19aと、その
板ばね部分19aから駆動棒16の他端部までの
剛性部分19bとから成る。両連結杆18,19
は、板ばね部分18a,19aと剛性部分18
b,19bとの連結部で、駆動棒15,16の軸
線に直角なピン20,21によつて筐体1に揺動
枢支される。
第2図は第1作動杆11および第2作動杆12
付近の斜視図である。計量膜2の中央部には、膜
板2aが装着されている。計量室4において膜板
2aの中央部には、膜板2aと直角に延びる第1
作動杆11の一端部が固着される。第1作動杆1
1の途中において、第1作動杆11と直角に交差
するようにして第2作動杆12が設けられる。第
1作動杆11および第2作動杆12は、その長手
方向に移動自在であつて、第2図の仮想線で示す
ガイド22によつて案内される。なお第1図にお
いて、このガイド22は簡略化のために省略され
ている。第1作動杆11の途中には、第1摺接片
23が固着されており、第2作動杆12の他端部
には第2摺接片24が固着される。第1摺接片2
3には第2作動杆12の移動方向両端部に摺接面
23a,23bが形成され、第2摺接片24には
対応の摺接面24a,24bが形成される。
スナツプアクシヨン作動手段としてのねじりば
ね25が、第1作動杆11および第2作動杆12
の移動方向に直角な軸27を緩やかに外囲して設
けられる。ねじりばね25の一端部は第1作動杆
11の他端部にピン結合され、他端部は第2作動
杆12の途中にピン結合される。駆動棒16を作
動させるための駆動棒作動手段26は、一端部が
第2作動杆12の途中に直角に固着された板ばね
部分26aと、一端部が板ばね部分26aの他端
部に第1図の紙面に垂直なピン26bを介して連
結されかつ他端部が駆動棒16の途中にピン結合
された剛性部分26cとを含む。このように板ば
ね部分26aを、ピン26bおよび剛性部分26
cを介して駆動棒16に連結することによつて、
駆動棒16と第2作動杆12との長手方向の相対
的な移動が可能となる。
計量膜2および切換弁10が第1図のごとき状
態にあるときに、入口ガス室7にガスが流入して
きた場合を想定する。このとき、計量室3の入口
弁孔5aは弁体17で塞がれており、計量室4の
入口弁孔6aは開かれているので、ガスは入口ガ
ス室7から計量室4内に流入される。計量室4の
出口弁孔6bは弁体17で塞がれているので、計
量室4内に流入されたガスの圧力によつて、計量
膜2は計量室3側に押圧変位される。この計量膜
2の変位によつて、計量室3内のガスは、開かれ
ている出口弁孔5bから出口ガス室8に流出され
る。
計量膜2の計量室3側への変位に応じて、第1
作動杆11も一体的に矢符28の方向に移動され
る。この第1作動杆11の矢符28の方向への移
動によつて、ねじりばね25には、第2作動杆1
2を矢符29の方向に付勢する力が蓄積される。
このとき第1摺接片23の摺接面23aと第2摺
接片24の摺接面24aとは相互に摺接されてお
り、第1摺接片23が第2摺接片24よりも計量
膜2側に変位されるまで第2作動杆12の矢符2
9の方向への移動は抑えられている。そして第1
および第2摺接片23,24の摺接が外れたとき
に、第3図のごとく第2作動杆12は、ねじりば
ね25のばね力によつて矢符29の方向に瞬間的
に移動される。
第2作動杆12の矢符29の方向への移動によ
つて、駆動棒作動手段26の板ばね部分26aに
は駆動棒16を矢符30の方向に付勢する力が生
じる。それによつて駆動棒16は矢符30の方向
に瞬間的に移動され、応じて駆動棒15は連結杆
18,19を介して矢符31の方向に移動され
る。そのため計量室4の入口弁孔6aが閉じられ
て出口弁孔6bが開かれるとともに、計量室3の
入口弁孔5aが開かれて出口弁孔5bが閉じられ
る。連結杆18,19は両駆動棒15,16の中
央位置よりも駆動棒16寄りでピン20,21に
よつて枢支されているので、連結杆18,19の
板ばね部分18a,19aには駆動棒15を矢符
31方向に付勢する力が生じる。そのため計量室
3の出口弁孔5bにおいて弁体17が弁座に密着
されて確実にシールされる。
切換弁10の切換動作に応じて、入口ガス室7
のガスは入口弁孔5aから計量室3内に流入され
る。計量室3の出口弁孔5bは閉じられているの
で、計量室3内に流入されたガスの圧力によつ
て、計量膜2は計量室4側に押圧変位される。こ
お計量膜2の計量室4側への変位によつて、計量
室4内のガスは開かれている出口弁孔6bから出
口ガス室8に流出される。
計量膜2の計量室4側への変位に応じて第1作
動杆11も矢符28と逆方向に一体的に移動され
る。この第1作動杆11の矢符28と逆方向の移
動によつて、ねじりばね25には、第2作動杆1
2を第3図の状態から矢符29と逆方向に付勢す
るばね力が蓄積される。このとき第1摺接片23
の摺接面23bと第2摺接片24の摺接面24b
とは相互に摺接されており、第1摺接片23が第
2摺接片24に関して計量膜2と反対側の位置に
変位されるまで、第2作動杆12の矢符29と逆
方向への移動は抑えられる。そして第1および第
2摺接片23,24の摺接が外れたときに、第2
作動杆12は第4図のごとく、ねじりばね25の
ばね力によつて矢符29の逆方向に瞬間的に移動
される。
第2作動杆12の矢符29と逆方向への移動に
よつて、駆動棒作動手段26の板ばね部分26a
には、駆動棒16を矢符30と逆方向に付勢する
力が生じる。それによつて駆動棒16は矢符30
と逆方向に瞬間的に移動され、応じて駆動棒15
は、連結杆18,19を介して矢符31の逆方向
に移動される。そのため計量室4の入口弁孔6a
が開かれて出口弁孔6bが閉じられるとともに、
計量室3の入口弁孔5aが閉じられて出口弁孔5
bが開かれる。このときにも前述と同様に、計量
室3の入口弁孔5aにおいて弁体17が板ばね部
分18a,19aのばね力によつて弁座に密着さ
れ、確実なシールが達成される。
このようにして、切換弁10の切換動作によつ
て入口ガス室7のガスが計量室3,4に交互に流
入されるとともに計量室3,4から出口ガス室8
に交互に流出され、応じて第2作動杆12がその
長手方向に往復動作される。それによつて、第2
作動杆12の一端部に固着された永久磁石13に
連動してカウンタ14が動作して、ガスの流量が
計量される。
第5図は本発明の他の実施例のスナツプアクシ
ヨン作動手段の斜視図であり、第1図〜第4図の
実施例に対応する部分には同一の参照符を付す。
この実施例では、第1作動杆11および第2作動
杆12に直角な軸35に歯車36,37が個別的
に回転自在に挿嵌される。この歯車36,37
は、軸35を外囲するつる巻ばね38によつて連
結される。第1作動杆11には歯車36に噛合す
る歯39が移動方向に沿つて形成される。また第
2作動杆12には歯車37に噛合する歯40が移
動方向に沿つて形成される。
第1作動杆11が計量膜2(第1図参照)と一
体的に矢符28の方向に移動する場合を想定す
る。この第1作動杆11の矢符28の方向への移
動に応じて、歯39に噛合した歯車36は軸35
のまわりに矢符41の方向に回転する。この歯車
36の矢符41方向への回転によつて、つる巻ば
ね38には歯車37を矢符41方向に付勢するば
ね力が蓄積される。そして第1および第2摺接片
23,24の摺接が外れると、つる巻ばね38の
ばね力によつて歯車37が瞬間的に矢符41の方
向に回転され、応じて第2作動杆12が矢符29
の方向に瞬間的に移動される。この第2作動杆1
2の矢符29方向への移動に応じて切換弁10
(第1図参照)が第1図〜第4図の実施例と同様
に切換動作される。
第1作動杆11が矢符28と逆方向に移動する
場合においても、前述と同様にして第2作動杆1
2は矢符29の逆方向に瞬間的に移動される。
この実施例によれば、第1図〜第4図の実施例
において、ねじりばね25が占めていた空間が不
要となり、筐体1を小形化することができる。
第1図〜第4図および第5図の各実施例におい
ては、ねじりばね25およびつる巻ばね38のば
ね力が第1作動杆11を介して計量膜2に伝えら
れ、しかもそのばね力が第1作動杆11の移動に
応じて変動する。そのため計量室3,4に流入さ
れたガスが、計量膜2を変位させるための力は計
量膜2の変位に応じて変化し、したがつて計量室
3,4内におけるガスの圧力損失が脈動する。こ
の圧力損失の脈動を防ぐための手段を次に述べ
る。
第6図は本発明の他の実施例の正面図であり、
第1図〜第4図の実施例に対応する部分には同一
の参照符を付す。腕45とその腕45の中央部に
直角に固着された腕46とから成るT字状の揺動
杆47が、腕45,46の連結部でピン48によ
つて枢支される。ピン48は第1および第2作動
杆11,12に直角である。腕45の一端部は、
第1作動杆11の途中の連結位置49に補償ばね
50を介して連結される。腕45の他端部は補償
ばね51を介して第1作動杆11の連結位置49
に連結される。腕46の端部は、一端部が第2作
動杆12にピン結合された連結部材53の他端部
にピン54を介して連結される。ピン54はピン
48に平行である。
第7図は第1作動杆11が矢符28の方向に移
動するにつれて動作する経過を示す正面図であ
り、第8図は補償ばね50が第1作動杆11に作
用する力F1を示すグラフであり、第9図は、補
償ばね51が第1作動杆11に作用する力F2を
示すグラフである。第8図および第9図において
縦軸は矢符28方向に作用する力が正である。第
7図1は第1図〜第4図の実施例の第4図に対応
する状態であつて、第1作動杆11が計量室4側
に最大限変位された状態を示す。このときの補償
ばね50,51の第1作動杆11に作用する力
は、第8図および第9図の位置Aで示される。補
償ばね50は第1作動杆11を矢符28の方向に
付勢し、補償ばね51は、補償ばね50のばね力
よりも小さな力で第1作動杆11を矢符28の逆
方向に付勢する。
第1作動杆11の矢符28方向の移動につれて
揺動杆47はピン48のまわりに矢符55の方向
に回動される。第1作動杆11が第7図(2)の位置
に達したときの、補償ばね50,51の第1作動
杆11に作用する力は第8図および第9図の位置
Bで示される。このとき、補償ばね51のばね力
が作用する方向は、第1作動杆11に直角な方向
であつて、矢符28に沿う方向の力は第1作動杆
11に作用しない。
第7図(3)の状態に達したとき、補償ばね50,
51が第1作動杆11に作用する力は第8図およ
び第9図の位置cで示される。このときには、補
償ばね50,51ともに第1作動杆11に矢符2
8方向の力が作用する。
第7図(4)の状態に達したときに、補償ばね5
0,51が第1作動杆11に作用する力は第8図
および第9図の位置Dで示される。このとき、補
償ばね50のばね力が作用する方向は、第1作動
杆11に直角な方向であつて、補償ばね50の矢
符28に沿う力は零である。
第7図(5)は第1作動杆11が計量室3側に最大
限変位された状態を示す。このときの補償ばね5
0,51の第1作動杆11に作用する力は第8図
および第9図の位置Eで示される。この状態で第
1および第2摺接片23,24の摺接が外れ、補
償ばね50,51のばね力によつて、腕46、ピ
ン54および連結部材53を介して、第2作動杆
12は矢符29方向に瞬間的に移動される。この
第2作動杆12の移動に応じて前述の駆動棒作動
手段26を介して駆動棒16が移動され、切換弁
10が瞬間的に切換動作される。
第10図は補償ばね50,51の第1作動杆1
1に作用する力F1,F2を合成した力Fを示す
グラフである。第10図からわかるように、第1
作動杆11に作用する力は、第1作動杆11の位
置に拘らず、ほぼ一定である。そのため計量膜2
に作用する力がほぼ一定となり、計量室3,4内
におけるガスの圧力損失は脈動を生じることなく
ほぼ一定とされる。
第11図は本発明の他の実施例の断面図であ
り、第1図〜第4図の実施例に対応する部分には
同一の参照符を付す。この実施例は第1図〜第4
図の実施例に類似するが、注目すべきは、スナツ
プアクシヨン作動手段として、前述のつる巻ばね
25に加えて圧縮ばね75が設けられることであ
る。圧縮ばね75の一端部は、つる巻ばね25の
第1作動杆11への連結位置に連結され、他端部
は筐体1に連結される。この圧縮ばね75は、第
11図のように計量膜2が中立状態にあるとき
に、第1作動杆11に直角であり、その伸長方向
にばね力を有する。
第1作動杆11が計量膜2と一体的に第11図
の状態から矢符28の方向に移動する場合を想定
する。第1作動杆11が第11図の状態から矢符
28の方向に移動すると、圧縮ばね75は仮想線
のごとく傾斜して、圧縮ばね75のばね力の矢符
28方向に沿う分力が生じる。その分力によつて
第1作動杆11および計量膜2には、矢符28方
向の押圧力が作用する。このとき、第2作動杆1
2の矢符29方向への移動は抑えられているの
で、第1作動杆11にはつる巻ばね25の矢符2
8と逆方向のばね力が作用している。そのため、
第1作動杆11および計量膜2には、圧縮ばね7
5の矢符28方向のばね力と、つる巻ばね25の
矢符28と逆方向のばね力とが作用することにな
る。したがつて計量膜2には、第6図〜第10図
の実施例と同様に、計量膜2の変位に拘らずほぼ
一定の力が作用する。
第1作動杆11が矢符28と逆方向に移動する
場合には、つる巻ばね25の矢符28方向のばね
力と、圧縮ばね75の矢符28と逆方向のばね力
とが作用する。したがつてこの場合にも、計量膜
2にはその変位に拘らずほぼ一定の力が作用す
る。
第12図は本発明の他の実施例の断面図であ
り、第13図は第12図の切断面線−か
ら見た断面図であり、第1図〜第4図の実施例に
対応する部分には同一の参照符を付す。この実施
例ではガスの温度に対応して計量膜2の変位量を
変化させて、ガス流量の温度補正が行なわれる。
計量膜2の膜板2aの端部には、膜板2aとほぼ
平行に延びるバイメタル55の一端部が固定され
る。バイメタル55の他端部は膜板2の中央部付
近でピン56を介して変位棒57の一端部に連結
される。変位棒57は第1作動杆11と平行に延
びる。第1作動杆11に固着された第1摺接片2
3には、第1作動杆11の移動方向に延びる透孔
58が形成される。変位棒57の他端部には、透
孔58を変位自在に挿通する摺接片59が固着さ
れる。
計量膜2の面積をS、計量膜2の移動量をl、
本件ガス流量計を通過したガス量をVとすれば、
ガスの計数値Nは、計量膜2の往復動の回数とし
てあらわされるので、 N=V/S・l ……(1) である。ここでS・lは計量膜2の1往復動で出
口ガス室8に吐出されるガス量である。ガスの温
度0℃におけるガス量をV0とするとガス温度t
℃のときのガス量は V=V0t+273/273 ……(2) である。(1)式および(2)式から N=V0t+273/273・S・l ……(3) となる。ここで計量膜2の移動量lを絶対温度
(t+273)に比例させる。すなわち比例定数をα
として、 l=α(t+273) ……(4) とすると、(3)式から N=V01/273・S・α ……(5) となり、計数値Nはガス温度の変動に無関係に温
度0℃のガス量を示す。
この実施例では、摺接片59の移動量をバイメ
タル55の作用によつて(t+273)に比例させ
る。そうすることによつて、計量膜2の変位距離
がガスの温度によつて制御される。したがつて(5)
式のごとく計数値Nを、ガス温度の変動に無関係
に温度0℃のガス量を基準として表わすことがで
きる。
第14図は本発明の他の実施例の断面図であ
り、第1図〜第4図の実施例に対応する部分には
同一の参照符を付す。この実施例では、ガスの圧
力に対応して計量膜2の変位量を変化させてガス
流量の圧力補正が行なわれる。計量室4側の膜板
2aの中央部には、円筒状のベロー60および端板
61によつて、空間62が気密に形成される。第
1作動杆11は、支持腕63によつて膜板2aに
固定される。第1作動杆11に固着された第1摺
接片23には、第1作動杆11の移動方向に延び
る透孔64が形成される。空間62の端板61に
は、第1作動杆11と平行に延びる第1変位棒6
5の一端が固着される。第1変位棒65の他端部
には、その長手方向に沿つて歯66が形成され
る。この歯66に噛合う歯車67の軸には半径方
向に延びる揺動杆68が一体的に設けられる。第
1変位棒65と平行に延びる第2変位棒69の一
端部は揺動杆68の端部にピン結合される。第2
変位棒69の他端部には、摺接片70が固着され
る。この摺接片70は、第1摺接片23の透孔6
4に変位自在に挿通される。
1気圧におけるガス量をV0′とすると、ガス圧
力pのときのガス量Vpは、 Vp=V0′・1/p ……(6) であらわされる。また計数値Nは、 N=V/S・l ……(7) であらわされる。(6)式および(7)式から N=V′/S・l・1/p ……(8) となる。ここで計量膜2の変位量lを(1/p)
に比例させる。すなわち、比例定数をβとして、 l=β・1/p ……(9) とすると、(8)式から N=V′/S・β ……(10) となり、計数値Nはガス圧力の変動に無関係に1
気圧のときのガス量を基準とした値を示す。
この実施例では、空間62を真空状態に保つ。
そうすると、ベロー60および端板61の伸縮量
は、ガスの圧力pに比例する。この端板61の伸
縮量は、第1変位棒65、歯車67および揺動杆
68を介して、第2変位棒69の(1/p)に比
例する移動量に変換される。それによつて、摺接
片70の移動量を(1/p)に比例させることが
でき、計量膜2の移動量がガスの圧力によつて制
御される。したがつて(10)式のごとく、ガス圧力の
変動に無関係に、計数値Nを1気圧のときのガス
量を基準として表わすことができる。
本発明の他の実施例として空間62内にガスを
封入する。そうすればベロー60および端板61
の伸縮量は、ガスの絶対温度に比例し、ガスの圧
力に逆比例する。すなわち l∝(273+t)/p ……(11) となり、計数値Nの温度補正および圧力補正を同
時に行なうことができる。
上述のごとく本発明によれば、1枚の計量膜に
よつて2つの計量室を形成し、計量膜の動きに応
じてスナツプアクシヨン作動手段のばね力を蓄積
し、第1摺接片と第2摺接片との摺接が外れたと
きにスナツプアクシヨンによつて切換弁を切換え
るようにしたので、ガス流量が脈動を生じること
なく安定化され、しかも流量計を小形化すること
ができる。また両計量室の入口および出口弁孔を
一直線上に配設したので、ガスの流通経路が単純
であり、圧力損失を抑えることができるととも
に、配管経路を単純化することができて配管工事
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は
第1作動杆11および第2作動杆12付近の斜視
図、第3図および第4図は動作状態を示す第1図
に対応した断面図、第5図は本発明の他の実施例
の斜視図、第6図は本発明の他の実施例の正面
図、第7図は第6図の動作経過を示す正面図、第
8図は第7図の補償ばね50が第1作動杆11に
作用するばね力F1を示すグラフ、第9図は第7
図の補償ばね51が第1作動杆11に作用するば
ね力F2を示すグラフ、第10図は補償ばね5
0,51のばね力F1,F2の合成力Fを示すグ
ラフ、第11図は本発明の他の実施例の断面図、
第12図は本発明の他の実施例の断面図、第13
図は第12図の切断面線−から見た断面
図、第14図は本発明の他の実施例の断面図であ
る。 1……筐体、2……計量膜、3,4……計量
室、5a,6a……入口弁孔、5b,6b……出
口弁孔、10……切換弁、11……第1作動杆、
12……第2作動杆、14……カウンタ、15,
16……駆動棒、17……弁体、18,19……
連結杆、23……第1摺接片、24……第2摺接
片、25……ねじりばね、26……駆動棒作動手
段、50,51……補償ばね、75……圧縮ば
ね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一枚の計量膜で仕切られた2つの計量室を有
    し、しかも計量膜は各計量室寄りに変位可能であ
    り、各計量室にガスの入口弁孔および出口弁孔を
    それぞれ備える筐体、 一方の計量室の入口弁孔が開状態のときその一
    方計量室の出口弁孔が閉状態となりかつ他方の計
    量室の入口弁孔が閉状態となりかつその他方計量
    室の出口弁孔が開状態となるようにする切換弁で
    あつて、 前記両計量室の入口弁孔および出口弁孔間にわ
    たつて移動自在に延びる一対の駆動棒、 駆動棒の両端部に固着され入口弁孔および出口
    弁孔を塞ぐための弁体、および 前記一対の駆動棒の両端部に両端部がピン結合
    されるとともに両駆動棒の中央位置よりも一方側
    にずれた位置で駆動棒の軸線に直角な軸線まわり
    に揺動自在に筐体に枢支された一対の連結杆を含
    む切換弁、 計量膜に一端部が固着されかつその計量膜の変
    位方向に移動自在である第1作動杆、 第1作動杆に交差する方向に移動自在の第2作
    動杆、 第1作動杆に固着されかつ第2作動杆の移動方
    向両端部に摺接面を有する第1摺接片、 第2作動杆に固着されかつ第1摺接片の両摺接
    面に摺接可能な第2摺接片、 第1作動杆がその移動方向の一方寄りにあると
    き第1摺接片の一方の摺接面に向けて第2摺接片
    をばね付勢し、第1作動杆がその移動方向の他方
    寄りにあるとき第1摺接片の他方の摺接面に向け
    て第2摺接片をばね付勢するスナツプアクシヨン
    作動手段、 第2作動杆の移動に応じて前記一方の駆動棒を
    第2作動杆の移動方向に移動させる駆動棒作動手
    段、ならびに 第2作動杆の変位を検出するカウンタを含むこ
    とを特徴とするガス流量計。 2 前記連結杆の少なくとも前記他方の駆動棒か
    ら前記枢支位置までの部分はばねから成ることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のガス流量
    計。 3 前記スナツプアクシヨン作動手段は前記第1
    作動杆および第2作動杆の移動方向に直角な軸を
    緩やかに外囲しかつ両端部が第1作動杆および第
    2作動杆にそれぞれピン結合されたねじばねであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    ガス流量計。 4 前記スナツプアクシヨン作動手段は、前記第
    1作動杆および第2作動杆にそれらの移動方向に
    沿つて形成された歯、第1作動杆および第2作動
    杆の移動方向に直角な軸に個別的に回転自在にそ
    れぞれ枢支されかつ前記歯にそれぞれ噛合する一
    対の歯車ならびに前記軸を外囲して両歯車を連結
    するつる巻ばねを含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のガス流量計。 5 前記スナツプアクシヨン作動手段は、第1作
    動杆の移動方向に沿つて相互に逆向きの力を与え
    る一対の補償ばねを含み、各補償ばねのばね力は
    前記計量膜の変位に拘らずその計量膜に働く力が
    ほぼ一定となるように選ばれていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のガス流量計。 6 前記スナツプアクシヨン作動手段は、前記第
    1作動杆および第2作動杆の移動方向に直角な軸
    を緩やかに外囲しかつ両端部が第1作動杆および
    第2作動杆にそれぞれピン結合されたねじりばね
    と、ねじりばねの第1作動杆に作用するばね力と
    逆向きの力を第1作動杆に作用するばねとを含
    み、各ばねのばね力は前記計量膜の変位に拘らず
    その計量膜に働く力がほぼ一定となるように選ば
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のガス流量計。 7 前記駆動棒作動手段は、第2作動杆の移動に
    応じて前記一方の駆動棒をその移動方向にばね付
    勢することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のガス流量計。 8 前記駆動棒作動手段は、一端部が第2作動杆
    にその移動方向と直角に固着された板ばね部分
    と、一端部が板ばね部分の他端部にピン結合され
    他端部が前記一方の駆動棒にピン結合された剛性
    部分とを含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    8項記載のガス流量計。 9 前記第1摺接片には前記第1作動杆の移動方
    向に延びる透孔が形成され、その透孔を変位自在
    に挿通する他の摺接片をバイメタルによつて第1
    作動杆の移動方向に変位させるようにしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のガス流量
    計。 10 前記第1摺接片には前記第1作動杆の移動
    方向に延びる透孔が形成され、前記計量膜には前
    記第1作動杆の移動方向に伸縮自在の気密な空間
    を設け、前記透孔を変位自在に挿通する他の摺接
    片を前記空間の伸縮に対応して変位させるように
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のガス流量計。 11 前記空間を大気圧よりも低い減圧状態に保
    つことを特徴とする特許請求の範囲第10項記載
    のガス流量計。 12 前記空間内にガスを封入したことを特徴と
    する特許請求の範囲第10項記載のガス流量計。
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