JPS6243703Y2 - - Google Patents
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- JPS6243703Y2 JPS6243703Y2 JP2770083U JP2770083U JPS6243703Y2 JP S6243703 Y2 JPS6243703 Y2 JP S6243703Y2 JP 2770083 U JP2770083 U JP 2770083U JP 2770083 U JP2770083 U JP 2770083U JP S6243703 Y2 JPS6243703 Y2 JP S6243703Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankshaft
- shaft
- chuck body
- phase
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 13
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 13
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 13
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 10
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、位相の異なる複数のクランクピン部
を有するクランク軸なる工作物(ワーク)を割出
し可能に保持するチヤツクに関するものである。
を有するクランク軸なる工作物(ワーク)を割出
し可能に保持するチヤツクに関するものである。
一般に、クランク軸なる工作物はジヤーナル部
及びクランクピン部を有し、クランクピン部は複
数個形成され、その位相がエンジンの気筒数によ
つて異なる。例えば、2気筒,4気筒では2位相
(相隣るピン部の位相角は180゜)であり、3気
筒,6気筒では3位相(同120゜)であり、4気
筒では4位相(同90゜),5気筒では5位相(同
72゜)である。
及びクランクピン部を有し、クランクピン部は複
数個形成され、その位相がエンジンの気筒数によ
つて異なる。例えば、2気筒,4気筒では2位相
(相隣るピン部の位相角は180゜)であり、3気
筒,6気筒では3位相(同120゜)であり、4気
筒では4位相(同90゜),5気筒では5位相(同
72゜)である。
このような種々の位相を有するクランク軸を、
その種類に応じて同じ工作機械で加工すべく、多
位相の位相割出しができるようにするために、例
えば実開昭51−15794号公報に示される如く複数
の割出し板に複数のノツチを設けるような構成が
提案されている。たとえば、2位相用の割出し板
には2つのノツチ(相隣るノツチの位相角は180
゜)を設け、3位相用の割出し板には3つのノツ
チ(同120゜)を設けている。しかし現実には、
あらゆるピン位相の割出しを可能にするのはスペ
ース的な制約もあつて極めて困難である。また、
それぞれの割出し板には等ピツチでノツチが設け
られており、位相割出しのピツチを変えることが
できない。
その種類に応じて同じ工作機械で加工すべく、多
位相の位相割出しができるようにするために、例
えば実開昭51−15794号公報に示される如く複数
の割出し板に複数のノツチを設けるような構成が
提案されている。たとえば、2位相用の割出し板
には2つのノツチ(相隣るノツチの位相角は180
゜)を設け、3位相用の割出し板には3つのノツ
チ(同120゜)を設けている。しかし現実には、
あらゆるピン位相の割出しを可能にするのはスペ
ース的な制約もあつて極めて困難である。また、
それぞれの割出し板には等ピツチでノツチが設け
られており、位相割出しのピツチを変えることが
できない。
一方、クランク軸のクランクピン部の加工にお
ける加工アイドルタイムの1つとしてテーブルイ
ンデツクス時間があり、同一位相のピン部を連続
して加工するため、6気筒のクランク軸を例にと
れば、第1ピンを加工したあと最も遠く離れた第
6ピンを加工する位置までテーブルを移動させて
いた。このためテーブルインデツクスに時間がか
かることになり能率低下を招いていた。上記の場
合、第1ピン加工後に隣接の第2ピンを加工する
ようにすればテーブルインデツクス量は最小にな
り大幅な時間短縮が可能となるが従来においては
等ピツチの位相割出ししかできないため、位相割
出しのピツチを変えて各ピンを加工することがで
きず時間短縮を達成することができなかつた。
ける加工アイドルタイムの1つとしてテーブルイ
ンデツクス時間があり、同一位相のピン部を連続
して加工するため、6気筒のクランク軸を例にと
れば、第1ピンを加工したあと最も遠く離れた第
6ピンを加工する位置までテーブルを移動させて
いた。このためテーブルインデツクスに時間がか
かることになり能率低下を招いていた。上記の場
合、第1ピン加工後に隣接の第2ピンを加工する
ようにすればテーブルインデツクス量は最小にな
り大幅な時間短縮が可能となるが従来においては
等ピツチの位相割出ししかできないため、位相割
出しのピツチを変えて各ピンを加工することがで
きず時間短縮を達成することができなかつた。
本考案は、上記従来の欠点に鑑み、多種類のク
ランク軸の加工を可能にするべくあらゆる気筒数
のピン位相割出しを可能とし、また不等ピツチの
位相割出しをも可能ならしめることを目的とす
る。
ランク軸の加工を可能にするべくあらゆる気筒数
のピン位相割出しを可能とし、また不等ピツチの
位相割出しをも可能ならしめることを目的とす
る。
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図は本考案の一実施例の全体を示す縦断面
図であり、第2図は第1図の要部拡大断面図であ
つて、図中符号1は主軸面板でその軸心O回りに
回転自在である。この面板1にはチヤツク本体2
が案内部1aに沿つて半径方向に摺動自在な如く
に装着されている。前記面板1の中心部には第1
の回転軸3が、該面板1に対して相対回転可能な
如くに装着されている。この回転軸3は、後述の
如き位相割出しを行なうための回転力を伝達する
軸であつて割出し時には自在継手4(例えばシユ
ミツトカツプリング)を介して、軸心がeだけ離
れた第2の回転軸5に前記回転力を伝達する。
図であり、第2図は第1図の要部拡大断面図であ
つて、図中符号1は主軸面板でその軸心O回りに
回転自在である。この面板1にはチヤツク本体2
が案内部1aに沿つて半径方向に摺動自在な如く
に装着されている。前記面板1の中心部には第1
の回転軸3が、該面板1に対して相対回転可能な
如くに装着されている。この回転軸3は、後述の
如き位相割出しを行なうための回転力を伝達する
軸であつて割出し時には自在継手4(例えばシユ
ミツトカツプリング)を介して、軸心がeだけ離
れた第2の回転軸5に前記回転力を伝達する。
前記第2回転軸5はスプライン部5aを有する
ことから、回転しうると同時に軸方向にも移動可
能である。この軸方向移動は、一端に形成された
フランジ部5bの環状溝5cに嵌合せしめた上下
1個づつの係止ピン6をシフトフオーク7によつ
て軸方向に移動させることにより行なう。前記シ
フトフオーク7の動きは、第1図示のシリンダ7
Aに油圧を送ることによりなされる。
ことから、回転しうると同時に軸方向にも移動可
能である。この軸方向移動は、一端に形成された
フランジ部5bの環状溝5cに嵌合せしめた上下
1個づつの係止ピン6をシフトフオーク7によつ
て軸方向に移動させることにより行なう。前記シ
フトフオーク7の動きは、第1図示のシリンダ7
Aに油圧を送ることによりなされる。
前記第2回転軸5は中空軸8にキー止めされ、
ピストン部材9、保持部材10,11,玉軸受1
2,13を介して前記チヤツク本体2に対して相
対回動可能な如くに装着されている。ピストン部
材9は保持部材10を介してチヤツク本体2に一
体回転可能な如くに組付けられ、該部材9の前方
部及び中央外周部にはそれぞれシリンダ14,1
5が形成され、後方部にはギヤカツプリング16
が設けられている。該ギヤカツプリング16は前
方部分16aと後方部分16bとから成り、図示
の状態は両者が噛合つている状態であるが前記シ
リンダ15に油圧を送ることにより両部分16
a,16bの噛合いを解除することができる。
ピストン部材9、保持部材10,11,玉軸受1
2,13を介して前記チヤツク本体2に対して相
対回動可能な如くに装着されている。ピストン部
材9は保持部材10を介してチヤツク本体2に一
体回転可能な如くに組付けられ、該部材9の前方
部及び中央外周部にはそれぞれシリンダ14,1
5が形成され、後方部にはギヤカツプリング16
が設けられている。該ギヤカツプリング16は前
方部分16aと後方部分16bとから成り、図示
の状態は両者が噛合つている状態であるが前記シ
リンダ15に油圧を送ることにより両部分16
a,16bの噛合いを解除することができる。
前記第2回転軸5の前方端面にはノツクピン1
7が突設固定されている。このノツクピン17
は、二点鎖線示の如くに工作物Wを取付けたとき
にその基準穴に係合させるべく設けてあるもの
で、このように基準穴に係合せしめる理由は、工
作物(クランク軸)Wのクランクピン部Wpの軸
心を既述の面板1の軸心Oと完全に一致させ、該
工作物Wが加工すべきクランクピン部Wpの軸心
回りに正しく回転するようにせんがためである。
7が突設固定されている。このノツクピン17
は、二点鎖線示の如くに工作物Wを取付けたとき
にその基準穴に係合させるべく設けてあるもの
で、このように基準穴に係合せしめる理由は、工
作物(クランク軸)Wのクランクピン部Wpの軸
心を既述の面板1の軸心Oと完全に一致させ、該
工作物Wが加工すべきクランクピン部Wpの軸心
回りに正しく回転するようにせんがためである。
前記工作物Wの取付けに際しては、先ず当該工
作物Wに相応するジヤーナルホルダ(工作物の種
類に応じて種々用意してある)18をチヤツク本
体2に装着し、その上に工作物Wのジヤーナル部
Wjを設置し、しかる後にクランプアーム19を
該ジヤーナル部Wjにクランプせしめて工作物W
を強固にクランプ保持する。前記クランプアーム
19は図示してない部分でチヤツク本体2に枢支
されており、該アーム19をジヤーナル部Wjに
クランプせしめるには、チヤツク本体2に設けた
クランプ用シリンダ20に油圧を送ることにより
行なう。
作物Wに相応するジヤーナルホルダ(工作物の種
類に応じて種々用意してある)18をチヤツク本
体2に装着し、その上に工作物Wのジヤーナル部
Wjを設置し、しかる後にクランプアーム19を
該ジヤーナル部Wjにクランプせしめて工作物W
を強固にクランプ保持する。前記クランプアーム
19は図示してない部分でチヤツク本体2に枢支
されており、該アーム19をジヤーナル部Wjに
クランプせしめるには、チヤツク本体2に設けた
クランプ用シリンダ20に油圧を送ることにより
行なう。
第2図の如く、主軸面板1の外周部には、チヤ
ツク本体2を半径方向に移動させるための装置が
設けられている。すなわち、既述の第1回転軸3
の軸線に対して直角方向に設置された第3の回転
軸21の一端にはソケツト穴21aが穿設され、
他端には第1かさ歯車22が固定され、該かさ歯
車22には第2かさ歯車23が常時噛み合つてい
る。また、この第2かさ歯車23は図示してない
部分でウオームに固定されており、該ウオームが
ウオーム歯車24と噛み合つている。このウオー
ム歯車24は、面板1に対して回転自在に装着さ
れた送りネジ部材25に固定されており、該部材
25の端部にはオネジ25aが形成され、該オネ
ジ25aはチヤツク本体2に固定されたナツト2
6のメネジに常時螺合している。
ツク本体2を半径方向に移動させるための装置が
設けられている。すなわち、既述の第1回転軸3
の軸線に対して直角方向に設置された第3の回転
軸21の一端にはソケツト穴21aが穿設され、
他端には第1かさ歯車22が固定され、該かさ歯
車22には第2かさ歯車23が常時噛み合つてい
る。また、この第2かさ歯車23は図示してない
部分でウオームに固定されており、該ウオームが
ウオーム歯車24と噛み合つている。このウオー
ム歯車24は、面板1に対して回転自在に装着さ
れた送りネジ部材25に固定されており、該部材
25の端部にはオネジ25aが形成され、該オネ
ジ25aはチヤツク本体2に固定されたナツト2
6のメネジに常時螺合している。
このため、前記ソケツト穴21aを介して第3
回転軸21をその軸線回りに回転させると、その
回転力が第1かさ歯車22→第2かさ歯車23→
ウオーム歯車24→送りネジ部材25の順序で伝
達される。ここで、送りネジ部材25は面板1の
半径方向に移動することはない。これゆえネジ結
合しているナツト26が第2図における矢印方向
すなわち面板1の半径方向に相対移動する。この
結果、チヤツク本体2が同じ半径方向に移動す
る。
回転軸21をその軸線回りに回転させると、その
回転力が第1かさ歯車22→第2かさ歯車23→
ウオーム歯車24→送りネジ部材25の順序で伝
達される。ここで、送りネジ部材25は面板1の
半径方向に移動することはない。これゆえネジ結
合しているナツト26が第2図における矢印方向
すなわち面板1の半径方向に相対移動する。この
結果、チヤツク本体2が同じ半径方向に移動す
る。
このようにチヤツク本体2を半径方向に移動さ
せ得るように構成してある理由は、工作物Wの偏
心量(ジヤーナル部Wjの軸心からクランクピン
部Wpの軸心までの距離であつて、換言すれば第
2図のe)は工作物の種類によつて異なり、この
種類に応じてジヤーナル部を適確に保持し、クラ
ンクピン部の軸心回りに回転させる必要があるか
らである。
せ得るように構成してある理由は、工作物Wの偏
心量(ジヤーナル部Wjの軸心からクランクピン
部Wpの軸心までの距離であつて、換言すれば第
2図のe)は工作物の種類によつて異なり、この
種類に応じてジヤーナル部を適確に保持し、クラ
ンクピン部の軸心回りに回転させる必要があるか
らである。
第1図の如く、主軸面板1は主軸31の端部に
固定されて一体回転可能であり、主軸31は主軸
台32に軸支されており、該主軸31の略中央部
には主軸歯車33が固定されている。この主軸歯
車33には中間歯車34を介して駆動歯車35が
噛み合つており、該歯車35が固定されている軸
体36は端部の結合リンダ37を介して同期軸3
8に連結されている。この同期軸38を設けてい
る理由は、第1図では工作物Wの左方部分は図示
省略してあるが、実際には左方のジヤーナル部
Wjが第1図と同様な方法でクランプされ、軸体
36と同様な軸体によつてクランクピン部Wpの
軸心回りに回転させられるので、かかる場合に両
軸体を同期せしめ一体回転させる必要があるため
前記同期軸38を設けているのである。
固定されて一体回転可能であり、主軸31は主軸
台32に軸支されており、該主軸31の略中央部
には主軸歯車33が固定されている。この主軸歯
車33には中間歯車34を介して駆動歯車35が
噛み合つており、該歯車35が固定されている軸
体36は端部の結合リンダ37を介して同期軸3
8に連結されている。この同期軸38を設けてい
る理由は、第1図では工作物Wの左方部分は図示
省略してあるが、実際には左方のジヤーナル部
Wjが第1図と同様な方法でクランプされ、軸体
36と同様な軸体によつてクランクピン部Wpの
軸心回りに回転させられるので、かかる場合に両
軸体を同期せしめ一体回転させる必要があるため
前記同期軸38を設けているのである。
上記第1回転軸3の後方端部には歯車39及び
クラツチ40が設けられ、歯車39は中間歯車4
1を介して他の歯車42に噛み合いエンコーダ4
3が取り付けられた軸体44を回転せしめる。ま
たクラツチ40は正逆回転可能なサーボモータ4
5に連結されており、該クラツチ40が非接続状
態にあるときでも工作物Wを加工中の場合はギヤ
カツプリング16が噛み合い状態にあるためチヤ
ツク本体2の回転力が保持部材10,ピストン部
材9,中空軸8,第2回転軸5を介して第1回転
軸3に伝えられ、前記軸体44及びエンコーダ4
3に伝えられる(ただし、この場合はエンコーダ
43による後述の如き位相角度表示作用は働かな
い)。
クラツチ40が設けられ、歯車39は中間歯車4
1を介して他の歯車42に噛み合いエンコーダ4
3が取り付けられた軸体44を回転せしめる。ま
たクラツチ40は正逆回転可能なサーボモータ4
5に連結されており、該クラツチ40が非接続状
態にあるときでも工作物Wを加工中の場合はギヤ
カツプリング16が噛み合い状態にあるためチヤ
ツク本体2の回転力が保持部材10,ピストン部
材9,中空軸8,第2回転軸5を介して第1回転
軸3に伝えられ、前記軸体44及びエンコーダ4
3に伝えられる(ただし、この場合はエンコーダ
43による後述の如き位相角度表示作用は働かな
い)。
尚、第1図における符号46はシリンダであつ
て、チヤツク本体2を面板1の方向にクランプす
るためのものである。
て、チヤツク本体2を面板1の方向にクランプす
るためのものである。
また第1図における上方部のナツトランナ装置
50は、そのナツトランナ軸51の下端を既述の
ソケツト穴21aに係合させてモータ52により
該軸51を回転させ、ナツト26及びチヤツク本
体2を一体的に半径方向に移動させるための装置
である。また該ナツトランナ装置50に隣接設置
してある変位量測定装置53は、前記チヤツク本
体2が所定量だけ半径方向移動したか否かを測定
するための装置である。
50は、そのナツトランナ軸51の下端を既述の
ソケツト穴21aに係合させてモータ52により
該軸51を回転させ、ナツト26及びチヤツク本
体2を一体的に半径方向に移動させるための装置
である。また該ナツトランナ装置50に隣接設置
してある変位量測定装置53は、前記チヤツク本
体2が所定量だけ半径方向移動したか否かを測定
するための装置である。
このような構成において、工作物たるクランク
軸Wのクランクピン部Wpを加工する場合は、図
示の如くに両端のジヤーナル部Wjをクランプ保
持し、ピン部Wpの軸心と一致している第1回転
軸3の軸心回りにチヤツク本体2及びクランク軸
を回転させて前記ピン部Wpを加工するわけであ
るが、1箇所のクランクピン部Wpを加工した後
は位相の異なる他のクランクピン部Wpを加工せ
ねばならないため位相割出しする必要がある。
軸Wのクランクピン部Wpを加工する場合は、図
示の如くに両端のジヤーナル部Wjをクランプ保
持し、ピン部Wpの軸心と一致している第1回転
軸3の軸心回りにチヤツク本体2及びクランク軸
を回転させて前記ピン部Wpを加工するわけであ
るが、1箇所のクランクピン部Wpを加工した後
は位相の異なる他のクランクピン部Wpを加工せ
ねばならないため位相割出しする必要がある。
かかる位相割出しの作用について述べると、該
割出し時には主軸31は回転停止しており、停止
位置は常に一定の位置となる(これは図示してな
い定位置停止装置よりなされる)。また、クラン
プ用シリンダ20によりクランプアーム19は油
圧クランプが解除される。一方第2図のシリンダ
15に油圧を送つてギヤカツプリング16を非係
合の状態にし、つまり第2回転軸5がチヤツク本
体2による拘束を受けない状態にして、第1図の
サーボモータ45の回転をクラツチ40によつて
適宜第1回転軸3に伝え、同時に歯車39,4
1,42を介してエンコーダ43に伝える。そし
てエンコーダ43の表示により所定の位相角度だ
けクランク軸Wが回動したか否かを判断する。
割出し時には主軸31は回転停止しており、停止
位置は常に一定の位置となる(これは図示してな
い定位置停止装置よりなされる)。また、クラン
プ用シリンダ20によりクランプアーム19は油
圧クランプが解除される。一方第2図のシリンダ
15に油圧を送つてギヤカツプリング16を非係
合の状態にし、つまり第2回転軸5がチヤツク本
体2による拘束を受けない状態にして、第1図の
サーボモータ45の回転をクラツチ40によつて
適宜第1回転軸3に伝え、同時に歯車39,4
1,42を介してエンコーダ43に伝える。そし
てエンコーダ43の表示により所定の位相角度だ
けクランク軸Wが回動したか否かを判断する。
このようにすれば、例えば工作物たるクランク
軸が第3図の如き6気筒用のものであるときは、
第1ピンと第6ピンが同じ位相位置に形成され、
第2ピンと第5ピンが同じ位相位置に、また第3
ピンと第4ピンが同じ位相位置にそれぞれ形成さ
れているので、先ず第1ピンを加工したあとサー
ボモータ45を正転させてクランク軸Wをa′矢印
の如くに回動させ、240゜位相の異なる第2ピン
の位置を割出して該第2ピンを加工する(240゜
だけ正確に回動したか否かは既述の如くエンコー
ダ43の表示により判断する)。次に同方向にモ
ータ45を回転させて240゜位相の異なる第3ピ
ンを割出して加工する。第4ピンは第3ピンと同
じ位相位置であるため位相割出しせずに加工でき
る。第5ピンは、前記モータ45を正転させ、第
4ピン位置から120゜の位置を割出すことにより
加工する。第6ピンも同様である。つまりこのよ
うな加工は、サーボモータを同一方向に回転させ
不等ピツチ割出しすることにより、a→b→c…
と順次隣接のピンを加工するものである。
軸が第3図の如き6気筒用のものであるときは、
第1ピンと第6ピンが同じ位相位置に形成され、
第2ピンと第5ピンが同じ位相位置に、また第3
ピンと第4ピンが同じ位相位置にそれぞれ形成さ
れているので、先ず第1ピンを加工したあとサー
ボモータ45を正転させてクランク軸Wをa′矢印
の如くに回動させ、240゜位相の異なる第2ピン
の位置を割出して該第2ピンを加工する(240゜
だけ正確に回動したか否かは既述の如くエンコー
ダ43の表示により判断する)。次に同方向にモ
ータ45を回転させて240゜位相の異なる第3ピ
ンを割出して加工する。第4ピンは第3ピンと同
じ位相位置であるため位相割出しせずに加工でき
る。第5ピンは、前記モータ45を正転させ、第
4ピン位置から120゜の位置を割出すことにより
加工する。第6ピンも同様である。つまりこのよ
うな加工は、サーボモータを同一方向に回転させ
不等ピツチ割出しすることにより、a→b→c…
と順次隣接のピンを加工するものである。
また、同じ6気筒用のクランク軸でも、第5図
のようにサーボモータを正逆転させて不等ピツチ
割出しすることによりクランクピン部の加工をす
ることもできる。すなわち第1ピン加工後にサー
ボモータ45を逆転させ、クランク軸Wをa′矢印
の如くに120゜回動させて第2ピン位置を割出し
て加工し、さらに第3,第4ピンの加工後はサー
ボモータを正転させて順次第5,第6ピンを加工
する。この方法もa→b→c…の如く順次隣接の
ピンを加工するものである。
のようにサーボモータを正逆転させて不等ピツチ
割出しすることによりクランクピン部の加工をす
ることもできる。すなわち第1ピン加工後にサー
ボモータ45を逆転させ、クランク軸Wをa′矢印
の如くに120゜回動させて第2ピン位置を割出し
て加工し、さらに第3,第4ピンの加工後はサー
ボモータを正転させて順次第5,第6ピンを加工
する。この方法もa→b→c…の如く順次隣接の
ピンを加工するものである。
工作物たるクランク軸が6気筒エンジン用以外
のものであつても上記と同様な方法で位相割出し
をし加工することができる。この場合、例えば位
相角120゜,240゜などを正確に割出すためにエン
コーダを用いているわけであるが、他の4気筒用
とか5気筒用などのクランク軸の場合でも割出し
できるように、ギヤ歯数120のギヤカツプリン
グ16が一歯(ピツチ)ずれるとクランク軸が3
゜回転するように構成されている。つまり、最小
割出し角度3゜の倍数に当る位相角なら自在に割
出すことができ、2,3,4,5,6,8気筒エ
ンジンのクランクシヤフトの位相割出しをするこ
とができる。そして、シリンダ15の油圧調整に
より、ギヤカツプリングの前方部分16aと後方
部分16bの噛合いを解除し非係合の状態にして
から、所定の位相角度だけクランク軸Wを回転さ
せて位相割出しを行う。そして再度、シリンダ1
5の油圧調整によりギヤカツプリングを噛合わせ
る。すなわち位相割出しでは、ギヤカツプリング
の後方部分16bだけが3゜の倍数に当る位相角
度に相当する歯数分ずれて、ギヤカツプリングの
前方部分16aと噛合う。
のものであつても上記と同様な方法で位相割出し
をし加工することができる。この場合、例えば位
相角120゜,240゜などを正確に割出すためにエン
コーダを用いているわけであるが、他の4気筒用
とか5気筒用などのクランク軸の場合でも割出し
できるように、ギヤ歯数120のギヤカツプリン
グ16が一歯(ピツチ)ずれるとクランク軸が3
゜回転するように構成されている。つまり、最小
割出し角度3゜の倍数に当る位相角なら自在に割
出すことができ、2,3,4,5,6,8気筒エ
ンジンのクランクシヤフトの位相割出しをするこ
とができる。そして、シリンダ15の油圧調整に
より、ギヤカツプリングの前方部分16aと後方
部分16bの噛合いを解除し非係合の状態にして
から、所定の位相角度だけクランク軸Wを回転さ
せて位相割出しを行う。そして再度、シリンダ1
5の油圧調整によりギヤカツプリングを噛合わせ
る。すなわち位相割出しでは、ギヤカツプリング
の後方部分16bだけが3゜の倍数に当る位相角
度に相当する歯数分ずれて、ギヤカツプリングの
前方部分16aと噛合う。
このように本考案は、主軸端面に半径方向に摺
動自在に装着され加工すべきクランク軸のジヤー
ナル部を偏心して保持するジヤーナルホルダを備
えたチヤツク本体と、該チヤツク本体に枢支され
前記ジヤーナル部を前記ジヤーナルホルダに対し
て押圧クランプし前記クランク軸の位相割出し時
には前記ジヤーナル部の押圧クランプを解除する
クランプ手段と、前記ジヤーナル部の軸心と同軸
的に前記チヤツク本体に軸承され前記チヤツク本
体に対して相対回動可能な中空軸と、該中空軸に
軸方向移動のみ許容されて同軸的に装着され該中
空軸と一体回転可能であり前記クランク軸の端部
と係脱可能で前記クランプ手段のアンクランプ時
に前記クランク軸に回転を伝達する回転伝達手段
と、前記中空軸とチヤツク本体との間に配設され
前期中空軸とチヤツク本体を係脱し位相割出し時
に噛合いを解除するギヤカツプリングと、該ギヤ
カツプリング係脱用のシリンダ装置と、前記回転
伝達手段に自在継手を介して連結され主軸中心に
軸承された第1回転軸と、該第1回転軸にクラツ
チを介して連結された正逆転自在のサーボモータ
と、前記第1回転軸に回転連結されたエンコーダ
とから成る構成としたので、位相割出しの最小ピ
ツチがギヤカツプリングの歯のピツチとなり非常
に細かい割出しピツチが取り得、あらゆる気筒数
のクランク軸の位相割出しが可能となる。また、
サーボモータ及びエンコーダを用いた割出し用駆
動部を設けたことから、不等ピツチ,正逆方向い
ずれの割出しも可能となり、テーブルインデツク
ス量が最小となるピン部加工順序が採用でき、加
工アイドルタイムの短縮を図ることができる。
動自在に装着され加工すべきクランク軸のジヤー
ナル部を偏心して保持するジヤーナルホルダを備
えたチヤツク本体と、該チヤツク本体に枢支され
前記ジヤーナル部を前記ジヤーナルホルダに対し
て押圧クランプし前記クランク軸の位相割出し時
には前記ジヤーナル部の押圧クランプを解除する
クランプ手段と、前記ジヤーナル部の軸心と同軸
的に前記チヤツク本体に軸承され前記チヤツク本
体に対して相対回動可能な中空軸と、該中空軸に
軸方向移動のみ許容されて同軸的に装着され該中
空軸と一体回転可能であり前記クランク軸の端部
と係脱可能で前記クランプ手段のアンクランプ時
に前記クランク軸に回転を伝達する回転伝達手段
と、前記中空軸とチヤツク本体との間に配設され
前期中空軸とチヤツク本体を係脱し位相割出し時
に噛合いを解除するギヤカツプリングと、該ギヤ
カツプリング係脱用のシリンダ装置と、前記回転
伝達手段に自在継手を介して連結され主軸中心に
軸承された第1回転軸と、該第1回転軸にクラツ
チを介して連結された正逆転自在のサーボモータ
と、前記第1回転軸に回転連結されたエンコーダ
とから成る構成としたので、位相割出しの最小ピ
ツチがギヤカツプリングの歯のピツチとなり非常
に細かい割出しピツチが取り得、あらゆる気筒数
のクランク軸の位相割出しが可能となる。また、
サーボモータ及びエンコーダを用いた割出し用駆
動部を設けたことから、不等ピツチ,正逆方向い
ずれの割出しも可能となり、テーブルインデツク
ス量が最小となるピン部加工順序が採用でき、加
工アイドルタイムの短縮を図ることができる。
第1図は本考案の一実施例の全体を示す縦断面
図、第2図は第1図の要部拡大断面図、第3図は
クランク軸のクランクピン部の位置を示す説明
図、第4図,第5図は各クランクピン部の加工順
序を示す説明図である。 2……チヤツク本体、3……第1回転軸、4…
…自在継手、5……第2回転軸、8……中空軸、
9……ピストン部材、14,15……シリンダ、
16……ギヤカツプリング、18……ジヤーナル
ホルダ、19……クランプアーム、25……送り
ネジ部材、26……ナツト、31……主軸、40
……クラツチ、43……エンコーダ、45……サ
ーボモータ、W……工作物(クランク軸)。
図、第2図は第1図の要部拡大断面図、第3図は
クランク軸のクランクピン部の位置を示す説明
図、第4図,第5図は各クランクピン部の加工順
序を示す説明図である。 2……チヤツク本体、3……第1回転軸、4…
…自在継手、5……第2回転軸、8……中空軸、
9……ピストン部材、14,15……シリンダ、
16……ギヤカツプリング、18……ジヤーナル
ホルダ、19……クランプアーム、25……送り
ネジ部材、26……ナツト、31……主軸、40
……クラツチ、43……エンコーダ、45……サ
ーボモータ、W……工作物(クランク軸)。
Claims (1)
- 主軸端面に半径方向に摺動自在に装着され加工
すべきクランク軸のジヤーナル部を偏心して保持
するジヤーナルホルダを備えたチヤツク本体と、
該チヤツク本体に枢支され前記ジヤーナル部を前
記ジヤーナルホルダに対して押圧クランプし前記
クランク軸の位相割出し時には前記ジヤーナル部
の押圧クランプを解除するクランプ手段と、前記
ジヤーナル部の軸心と同軸的に前記チヤツク本体
に軸承され前記チヤツク本体に対して相対回動可
能な中空軸と、該中空軸に軸方向移動のみ許容さ
れて同軸的に装着され該中空軸と一体回転可能で
あり前記クランク軸の端部と係脱可能で前記クラ
ンプ手段のアンクランプ時に前記クランク軸に回
転を伝達する回転伝達手段と、前記中空軸とチヤ
ツク本体との間に配設され前期中空軸とチヤツク
本体を係脱し位相割出し時に噛合いを解除すギヤ
カツプリングと、該ギヤカツプリング係脱用のシ
リンダ装置と、前記回転伝達手段に自在継手を介
して連結され主軸中心に軸承された第1回転軸
と、該第1回転軸にクラツチを介して連結された
正逆転自在のサーボモータと、前記第1回転軸に
回転連結されたエンコーダとから成ることを特徴
とするクランク軸を保持するチヤツク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2770083U JPS59132737U (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | クランク軸を保持するチヤツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2770083U JPS59132737U (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | クランク軸を保持するチヤツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59132737U JPS59132737U (ja) | 1984-09-05 |
| JPS6243703Y2 true JPS6243703Y2 (ja) | 1987-11-14 |
Family
ID=30158580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2770083U Granted JPS59132737U (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | クランク軸を保持するチヤツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59132737U (ja) |
-
1983
- 1983-02-25 JP JP2770083U patent/JPS59132737U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59132737U (ja) | 1984-09-05 |
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