JPS6244014B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6244014B2 JPS6244014B2 JP13733383A JP13733383A JPS6244014B2 JP S6244014 B2 JPS6244014 B2 JP S6244014B2 JP 13733383 A JP13733383 A JP 13733383A JP 13733383 A JP13733383 A JP 13733383A JP S6244014 B2 JPS6244014 B2 JP S6244014B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- weight
- epoxy resin
- parts
- prepreg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 claims description 31
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 claims description 31
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 29
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 29
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 claims description 7
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 claims description 7
- 239000011342 resin composition Substances 0.000 claims description 5
- 125000000217 alkyl group Chemical group 0.000 claims description 2
- 125000004432 carbon atom Chemical group C* 0.000 claims description 2
- 125000001997 phenyl group Chemical group [H]C1=C([H])C([H])=C(*)C([H])=C1[H] 0.000 claims description 2
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 238000001723 curing Methods 0.000 description 13
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 12
- 239000004918 carbon fiber reinforced polymer Substances 0.000 description 11
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 8
- 238000001879 gelation Methods 0.000 description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 6
- QGBSISYHAICWAH-UHFFFAOYSA-N dicyandiamide Chemical compound NC(N)=NC#N QGBSISYHAICWAH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- LNEPOXFFQSENCJ-UHFFFAOYSA-N haloperidol Chemical compound C1CC(O)(C=2C=CC(Cl)=CC=2)CCN1CCCC(=O)C1=CC=C(F)C=C1 LNEPOXFFQSENCJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 4
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 229920003986 novolac Polymers 0.000 description 3
- ZVPQMESWKIQHGS-UHFFFAOYSA-N 3-(2,3-dichlorophenyl)-1,1-dimethylurea Chemical compound CN(C)C(=O)NC1=CC=CC(Cl)=C1Cl ZVPQMESWKIQHGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 2
- -1 bisphenol A diglycidyl ethers Chemical class 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- QWVGKYWNOKOFNN-UHFFFAOYSA-N o-cresol Chemical compound CC1=CC=CC=C1O QWVGKYWNOKOFNN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000012783 reinforcing fiber Substances 0.000 description 2
- 150000003672 ureas Chemical class 0.000 description 2
- QHPQWRBYOIRBIT-UHFFFAOYSA-N 4-tert-butylphenol Chemical compound CC(C)(C)C1=CC=C(O)C=C1 QHPQWRBYOIRBIT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- NLHHRLWOUZZQLW-UHFFFAOYSA-N Acrylonitrile Chemical compound C=CC#N NLHHRLWOUZZQLW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- IISBACLAFKSPIT-UHFFFAOYSA-N Bisphenol A Natural products C=1C=C(O)C=CC=1C(C)(C)C1=CC=C(O)C=C1 IISBACLAFKSPIT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- LCFVJGUPQDGYKZ-UHFFFAOYSA-N Bisphenol A diglycidyl ether Chemical compound C=1C=C(OCC2OC2)C=CC=1C(C)(C)C(C=C1)=CC=C1OCC1CO1 LCFVJGUPQDGYKZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920002430 Fibre-reinforced plastic Polymers 0.000 description 1
- ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N Phenol Chemical compound OC1=CC=CC=C1 ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000012153 distilled water Substances 0.000 description 1
- 238000009820 dry lamination Methods 0.000 description 1
- 125000003700 epoxy group Chemical group 0.000 description 1
- 239000003733 fiber-reinforced composite Substances 0.000 description 1
- 239000011151 fibre-reinforced plastic Substances 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 239000000499 gel Substances 0.000 description 1
- 150000002460 imidazoles Chemical class 0.000 description 1
- 238000005470 impregnation Methods 0.000 description 1
- 238000013035 low temperature curing Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 150000003512 tertiary amines Chemical class 0.000 description 1
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明はシエルフライフが長く、低温短時間で
硬化する繊維強化プラスチツク(以下FRPと略
す)、特に炭素繊維強化複合材料(以下CFRPと
略す)のマトリツクス樹脂として有用なエポキシ
樹脂組成物に関する。さらに詳しくはプリプレグ
用樹脂として使用した場合、適度の粘着性を有
し、特に樹脂含有率の少ないプリプレグを製造し
た場合、粘着性の不足に起因する強化繊維の浮き
や乱れがなくなり、高品位のものが得られるエポ
キシ樹脂組成物に関する。
硬化する繊維強化プラスチツク(以下FRPと略
す)、特に炭素繊維強化複合材料(以下CFRPと
略す)のマトリツクス樹脂として有用なエポキシ
樹脂組成物に関する。さらに詳しくはプリプレグ
用樹脂として使用した場合、適度の粘着性を有
し、特に樹脂含有率の少ないプリプレグを製造し
た場合、粘着性の不足に起因する強化繊維の浮き
や乱れがなくなり、高品位のものが得られるエポ
キシ樹脂組成物に関する。
近年CFRPは、その高い比強度比弾性率を生か
してゴルフクラブシヤフトや釣竿等に広く使用さ
れるようになつた。
してゴルフクラブシヤフトや釣竿等に広く使用さ
れるようになつた。
これらプレミアムスポーツ用品に広く使用され
ている円筒形状のCFRPは、生産性、作業環境と
いつた観点から、プリプレグを使用する乾式積層
法による成形法が採用されている。
ている円筒形状のCFRPは、生産性、作業環境と
いつた観点から、プリプレグを使用する乾式積層
法による成形法が採用されている。
CFRPのマトリツクス樹脂としては炭素繊維に
対する接着性、得られるCFRPの機械的特性の点
からエポキシ樹脂が主として使用されている。
対する接着性、得られるCFRPの機械的特性の点
からエポキシ樹脂が主として使用されている。
これらCFRPの使用で特に釣竿の分野において
は従来の材料ではとてもできない程の軽量化を実
現した。しかし最近ではさらに軽量化を図るた
め、より繊維含有率の高いCFRPが要求されるよ
うになつてきた。
は従来の材料ではとてもできない程の軽量化を実
現した。しかし最近ではさらに軽量化を図るた
め、より繊維含有率の高いCFRPが要求されるよ
うになつてきた。
ところで釣竿を実際に成形する場合、成形品の
バラツキ、生産性の点から成形中に樹脂を絞らな
いノンブリード成形が採用されている。そこでプ
リプレグの繊維含有率がそのままCFRPの繊維含
有率となるため、高い繊維含有率のCFRPを得る
ためには、高い繊維含有率のプリプレグが必要に
なつてきた。
バラツキ、生産性の点から成形中に樹脂を絞らな
いノンブリード成形が採用されている。そこでプ
リプレグの繊維含有率がそのままCFRPの繊維含
有率となるため、高い繊維含有率のCFRPを得る
ためには、高い繊維含有率のプリプレグが必要に
なつてきた。
ところが従来プリプレグ用エポキシ樹脂として
一般的に使用されているビスフエノールAジグリ
シジルエーテル型エポキシ樹脂、フエノールノボ
ラツク型エポキシ樹脂等を用いて上記の高繊維含
有率つまり樹脂含有率の少ないプリプレグをつく
つたところ、樹脂の粘着性が不足するために台紙
から炭素繊維が浮き上がつてしまつたり、左右に
激しく糸乱れを起こし、とても実用になるプリプ
レグはできなかつた。
一般的に使用されているビスフエノールAジグリ
シジルエーテル型エポキシ樹脂、フエノールノボ
ラツク型エポキシ樹脂等を用いて上記の高繊維含
有率つまり樹脂含有率の少ないプリプレグをつく
つたところ、樹脂の粘着性が不足するために台紙
から炭素繊維が浮き上がつてしまつたり、左右に
激しく糸乱れを起こし、とても実用になるプリプ
レグはできなかつた。
本発明者らはこれらの欠点のないエポキシ樹脂
組成物について鋭意検討を行い本発明を見出した
のである。
組成物について鋭意検討を行い本発明を見出した
のである。
本発明の目的とするところは、炭素繊維に対す
る接着性、得られるCFRPの機械的特性がすぐ
れ、低温硬化性、貯蔵安定性が良好で、生産性・
作業性のよいエポキシ樹脂組成物を提供すること
にある。さらに最も大きな目的は、高粘度でも十
分な粘着性を有し、樹脂含有率が低くても高品位
のプリプレグが得られるエポキシ樹脂組成物を提
供することにある。なお本発明でいう“低温硬化
性”における“低温”とは一般的硬化温度(100
℃〜 )の範囲内での低温領域をいうものと
する。
る接着性、得られるCFRPの機械的特性がすぐ
れ、低温硬化性、貯蔵安定性が良好で、生産性・
作業性のよいエポキシ樹脂組成物を提供すること
にある。さらに最も大きな目的は、高粘度でも十
分な粘着性を有し、樹脂含有率が低くても高品位
のプリプレグが得られるエポキシ樹脂組成物を提
供することにある。なお本発明でいう“低温硬化
性”における“低温”とは一般的硬化温度(100
℃〜 )の範囲内での低温領域をいうものと
する。
かかる本発明の目的は前記特許請求の範囲に記
載した特定割合の(A)、(B)および(C)の3成分からな
る樹脂組成物によつて達成することができる。
載した特定割合の(A)、(B)および(C)の3成分からな
る樹脂組成物によつて達成することができる。
本発明において(A)成分のエポキシ樹脂とは、公
知の各種エポキシ樹脂すべてが使用可能であり、
特に限定されないが、好ましくは2個以上のエポ
キシ基が隣接する(2)式で示されるようなビスフエ
ノールAジグリシジルエーテル、具体的には、シ
エル化学(株)製のEp―808,Ep―827,Ep―828,
Ep―1001,Ep―1004,Ep―1007,Ep―1009の
如きエポキシ樹脂、または(3)式で示されるような
ノボラツク型エポキシ樹脂、具体的には、シエル
化学(株)製Ep―152,Ep―154の如きエポキシ樹
脂、あるいは (4)式で示されるようなo―クレゾールノボラツク
型エポキシ樹脂、具体的には、住友化学(株)製
ESCN―220Lの如きエポキシ樹脂、あるいは(5),
(6)式で示されるようなポリグリシジルアミン型エ
ポキシ樹脂、具体的には住友化学(株)製ELM434,
ELM120の如きエポキシ樹脂がよい。
知の各種エポキシ樹脂すべてが使用可能であり、
特に限定されないが、好ましくは2個以上のエポ
キシ基が隣接する(2)式で示されるようなビスフエ
ノールAジグリシジルエーテル、具体的には、シ
エル化学(株)製のEp―808,Ep―827,Ep―828,
Ep―1001,Ep―1004,Ep―1007,Ep―1009の
如きエポキシ樹脂、または(3)式で示されるような
ノボラツク型エポキシ樹脂、具体的には、シエル
化学(株)製Ep―152,Ep―154の如きエポキシ樹
脂、あるいは (4)式で示されるようなo―クレゾールノボラツク
型エポキシ樹脂、具体的には、住友化学(株)製
ESCN―220Lの如きエポキシ樹脂、あるいは(5),
(6)式で示されるようなポリグリシジルアミン型エ
ポキシ樹脂、具体的には住友化学(株)製ELM434,
ELM120の如きエポキシ樹脂がよい。
また(B)成分のアルキルフエノール樹脂としては
(7)式で示されるような構造のものが適している。
(7)式で示されるような構造のものが適している。
ただしXはHまたはCH2OH,
R′はCH2OCH2またはCH2,
Rは炭素数4以上のアルキル基または
フエニル基のいずれかである。
アルキルフエノール樹脂の添加量は、(A)成分の
エポキシ樹脂100重量部に対して好ましくは1〜
30重量部、特に好ましくは2〜20重量部の範囲内
である。この範囲より多くなると樹脂組成物の粘
度が不安定になり易く、また少なくなると添加の
効果は弱くなつてしまう。
エポキシ樹脂100重量部に対して好ましくは1〜
30重量部、特に好ましくは2〜20重量部の範囲内
である。この範囲より多くなると樹脂組成物の粘
度が不安定になり易く、また少なくなると添加の
効果は弱くなつてしまう。
また本発明のエポキシ樹脂組成物は硬化剤とし
て、(C)成分のジシアンジアミドおよび硬化促進剤
を配合することにより、長いシエルフライフ、低
温硬化性を有し良好な硬化物物性が得られる。硬
化促進剤としては、3級アミン、イミダゾール
類、尿素化合物などがあるが、好ましくは尿素化
合物、特にジクロロフエニル―1,1―ジメチル
ウレアがよい。(C)成分の配合割合としては、(A)成
分のエポキシ樹脂100重量部に対しジシアンジア
ミドを好ましくは2〜15重量部、特に好ましくは
3〜12重量部で、かつ硬化促進剤を1.5〜8重量
部の範囲内で配合するのがよい。すなわち、ジシ
アンジアミドが2重量部より少なくなると硬化性
が悪くなり15重量部を越えると耐熱性が低下す
る。また硬化促進剤の配合割合が1.5重量部より
少なくなると低温硬化性がなくなり、8重量部よ
り多くなると耐熱性が低下する。
て、(C)成分のジシアンジアミドおよび硬化促進剤
を配合することにより、長いシエルフライフ、低
温硬化性を有し良好な硬化物物性が得られる。硬
化促進剤としては、3級アミン、イミダゾール
類、尿素化合物などがあるが、好ましくは尿素化
合物、特にジクロロフエニル―1,1―ジメチル
ウレアがよい。(C)成分の配合割合としては、(A)成
分のエポキシ樹脂100重量部に対しジシアンジア
ミドを好ましくは2〜15重量部、特に好ましくは
3〜12重量部で、かつ硬化促進剤を1.5〜8重量
部の範囲内で配合するのがよい。すなわち、ジシ
アンジアミドが2重量部より少なくなると硬化性
が悪くなり15重量部を越えると耐熱性が低下す
る。また硬化促進剤の配合割合が1.5重量部より
少なくなると低温硬化性がなくなり、8重量部よ
り多くなると耐熱性が低下する。
本発明の最も大きな特徴は、エポキシ樹脂の粘
着性を増すために添加剤としてアルキルフエノー
ル樹脂を添加した点である。その結果、樹脂含有
率の低いプリプレグであつても粘着性不足に起因
する繊維の浮き、乱れがなくなり高品位のものが
得られた訳であるが、さらにいくつかのプリプレ
グ用樹脂として非常に有用な効果が付与できるこ
とを発見した。まずはじめにアルキルフエノール
樹脂を添加するとその硬化物の耐水性が向上する
という点である。たとえば同組成の樹脂でアルキ
ルフエノール添加・無添加のものの20時間煮沸後
の吸水率を比較した場合、30%も改善された。こ
れは、CFRPのマトリツクス樹脂として非常に有
利な点であり、かつ実施前はまつたく予期できな
かつた効果である。
着性を増すために添加剤としてアルキルフエノー
ル樹脂を添加した点である。その結果、樹脂含有
率の低いプリプレグであつても粘着性不足に起因
する繊維の浮き、乱れがなくなり高品位のものが
得られた訳であるが、さらにいくつかのプリプレ
グ用樹脂として非常に有用な効果が付与できるこ
とを発見した。まずはじめにアルキルフエノール
樹脂を添加するとその硬化物の耐水性が向上する
という点である。たとえば同組成の樹脂でアルキ
ルフエノール添加・無添加のものの20時間煮沸後
の吸水率を比較した場合、30%も改善された。こ
れは、CFRPのマトリツクス樹脂として非常に有
利な点であり、かつ実施前はまつたく予期できな
かつた効果である。
次にアルキルフエノール樹脂を添加すると100
℃以上の硬化温度では硬化速度が非常に速くなり
ゲル化時間が短縮されるが、それ以下では逆に硬
化速度が遅くなることがわかつた。その結果、添
加した樹脂組成物は、短時間硬化性および長シエ
ルフライフといつたプリプレグ用樹脂として極め
て有利な特性をもつたものとなる。
℃以上の硬化温度では硬化速度が非常に速くなり
ゲル化時間が短縮されるが、それ以下では逆に硬
化速度が遅くなることがわかつた。その結果、添
加した樹脂組成物は、短時間硬化性および長シエ
ルフライフといつたプリプレグ用樹脂として極め
て有利な特性をもつたものとなる。
以下実施例によつて本発明の内容をさらに詳細
に説明する。
に説明する。
実施例 1
前掲のシエル化学(株)製Ep―154を50部、Ep―
828/Ep―1004(3:2混合物)を50部、アルキ
ルフエノール樹脂として、パラターシヤリーブチ
ルフエノールの重合体を10部、加熱ニーダーに入
れて十分撹拌混合した後、ジシアンジアミド4
部、ジクロロフエニル―1,1―ジメチルウレア
5部を添加して十分撹拌混合してプリプレグ用エ
ポキシ樹脂組成物を得た。
828/Ep―1004(3:2混合物)を50部、アルキ
ルフエノール樹脂として、パラターシヤリーブチ
ルフエノールの重合体を10部、加熱ニーダーに入
れて十分撹拌混合した後、ジシアンジアミド4
部、ジクロロフエニル―1,1―ジメチルウレア
5部を添加して十分撹拌混合してプリプレグ用エ
ポキシ樹脂組成物を得た。
次にアクリルニトリル繊維を焼成して表面処理
して得られた炭素繊維“トレカ”T―300を一方
向に引揃えた後、前記樹脂組成物を加熱溶融して
WR(樹脂の重量含有率)を30〜40%まで、5%
ごとに変化させて含浸させた3種類の一方向プリ
プレグを得た。
して得られた炭素繊維“トレカ”T―300を一方
向に引揃えた後、前記樹脂組成物を加熱溶融して
WR(樹脂の重量含有率)を30〜40%まで、5%
ごとに変化させて含浸させた3種類の一方向プリ
プレグを得た。
得られた3種類のプリプレグは、どれも粘着
性、可トウ性は良好であり、炭素繊維の浮きや乱
れは生じていなかつた。
性、可トウ性は良好であり、炭素繊維の浮きや乱
れは生じていなかつた。
比較例 1
実施例1のエポキシ樹脂でアルキルフエノール
樹脂は添加せず、室温での粘度を同じにするため
Ep―828/Ep1004の混合比を1:4に変えた以
外は同じ組成の樹脂を調整し、以下同様の方法で
3種類の一方向プリプレグを得た。
樹脂は添加せず、室温での粘度を同じにするため
Ep―828/Ep1004の混合比を1:4に変えた以
外は同じ組成の樹脂を調整し、以下同様の方法で
3種類の一方向プリプレグを得た。
得られたプリプレグは、WRが40%のものは実
施例1とほとんど同程度の粘着性、可トウ性を有
していたが、35%のものはかなり粘着性を失つて
おり、30%のものになると粘着性はほとんどなく
なり、炭素繊維の浮き、乱れが激しく、プリプレ
グとして実用にはならなかつた。
施例1とほとんど同程度の粘着性、可トウ性を有
していたが、35%のものはかなり粘着性を失つて
おり、30%のものになると粘着性はほとんどなく
なり、炭素繊維の浮き、乱れが激しく、プリプレ
グとして実用にはならなかつた。
実施例 2
実施例1と同組成のエポキシ樹脂を調整し、80
℃から180℃まで、20℃ごとのゲル化時間を測定
した。測定温度とゲル化時間の関係を図に示す。
℃から180℃まで、20℃ごとのゲル化時間を測定
した。測定温度とゲル化時間の関係を図に示す。
比較例 2
比較例1と同組成のエポキシ樹脂を調整し、実
施例2と同様の方法でゲル化時間を測定した。測
定温度とゲル化時間の関係を図に示す。
施例2と同様の方法でゲル化時間を測定した。測
定温度とゲル化時間の関係を図に示す。
図をみても明らかなように、アルキルフエノー
ル樹脂を添加したものは、100℃以上の通常硬化
に使用する温度域でのゲル化時間が、無添加のも
のよりかなり短縮されているのがわかる。また
100℃以下の低温では逆に無添加のものの方が硬
化が早いため、シエルフライフに差が出ることが
予想されたため、実施例1および比較例1で作つ
たプリプレグのシエルフライフ(20℃)を測定し
たところ、前者は3ケ月であつたのに対し後者は
2ケ月であつた。
ル樹脂を添加したものは、100℃以上の通常硬化
に使用する温度域でのゲル化時間が、無添加のも
のよりかなり短縮されているのがわかる。また
100℃以下の低温では逆に無添加のものの方が硬
化が早いため、シエルフライフに差が出ることが
予想されたため、実施例1および比較例1で作つ
たプリプレグのシエルフライフ(20℃)を測定し
たところ、前者は3ケ月であつたのに対し後者は
2ケ月であつた。
実施例 3
実施例2で調整したエポキシ樹脂を加熱溶融さ
せ真空脱泡した後、シリコン型に流し込み、加熱
硬化させ、厚さ2mmの注型樹脂を作製した。
せ真空脱泡した後、シリコン型に流し込み、加熱
硬化させ、厚さ2mmの注型樹脂を作製した。
次に得られた注型樹脂から幅10mm、長さ80mmの
試験片を切り出して、蒸留水中20時間煮沸後の重
量増加率を測定したところ2.3%であつた。
試験片を切り出して、蒸留水中20時間煮沸後の重
量増加率を測定したところ2.3%であつた。
比較例 3
比較例2で調整したエポキシ樹脂を実施例3と
同様の方法で試験片をつくり吸水試験をした結
果、20時間煮沸後の重量増加率は3.4%であつ
た。この結果から明らかなように、アルキルフエ
ノールを添加したものは、耐水性が向上する。
同様の方法で試験片をつくり吸水試験をした結
果、20時間煮沸後の重量増加率は3.4%であつ
た。この結果から明らかなように、アルキルフエ
ノールを添加したものは、耐水性が向上する。
以上比較検討の結果、プリプレグ用エポキシ樹
脂にアルキルフエノールを添加することにより、
樹脂の粘着性が増し、特に樹脂含有率の少ないプ
リプレグを製造した場合、粘着性の不足に起因す
る強化繊維の浮きや乱れがなくなり、高品位のプ
リプレグが得られることがわかつた。
脂にアルキルフエノールを添加することにより、
樹脂の粘着性が増し、特に樹脂含有率の少ないプ
リプレグを製造した場合、粘着性の不足に起因す
る強化繊維の浮きや乱れがなくなり、高品位のプ
リプレグが得られることがわかつた。
またアルキルフエノールの添加により、硬化温
度での速硬性、シエルフライフの延長、硬化物の
耐水性の向上など、プリプレグ用エポキシ樹脂と
して極めて有利な特性を付与できることもわかつ
た。
度での速硬性、シエルフライフの延長、硬化物の
耐水性の向上など、プリプレグ用エポキシ樹脂と
して極めて有利な特性を付与できることもわかつ
た。
第1図は、アルキルフエノールを添加したもの
(〇)と無添加のもの(△)の温度とゲル化時間
の関係を示した図である。
(〇)と無添加のもの(△)の温度とゲル化時間
の関係を示した図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも、下記(A)、(B)及び(C)を下記割合で
含有してなる炭素繊維プリプレグ用樹脂組成物 (A) エポキシ樹脂 100重量部 (B) 次の一般式(1)で示されるアルキルフエノール
樹脂 1〜30重量部 ただし上式中 Xは−Hまたは−CH2OH R-は―CH2OCH2―または―CH2―Rはフエニ
ル基または炭素数4以上のアルキル基 nは正の整数 (C) ジシアンジアミド 2〜15重量部および硬化
促進剤 1.5〜8重量部
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13733383A JPS6028425A (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | プリプレグ用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13733383A JPS6028425A (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | プリプレグ用樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6028425A JPS6028425A (ja) | 1985-02-13 |
| JPS6244014B2 true JPS6244014B2 (ja) | 1987-09-17 |
Family
ID=15196205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13733383A Granted JPS6028425A (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | プリプレグ用樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6028425A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4777084A (en) * | 1987-10-08 | 1988-10-11 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Phenolic-modified epoxy adhesive including the reaction product of bisphenol A and the monoglycidyl ether of bisphenol A |
-
1983
- 1983-07-27 JP JP13733383A patent/JPS6028425A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6028425A (ja) | 1985-02-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0012714B1 (de) | Epoxidformmassen, aus ihnen hergestellte Formkörper und ihre Verwendung | |
| US7070861B2 (en) | Flame retardant epoxy resin composition, and prepreg and fiber-reinforced composite materials made by using the composition | |
| US5034497A (en) | Thermosetting compositions and molding method | |
| US4839446A (en) | Thermosetting bis oxazoline-polyphenol based resins for resin transfer molding which contain a monooxazine or monooxazoline diluent | |
| US3642698A (en) | Epoxy resin curing with imidazole alkyl acid phosphate salt catalyst | |
| JPS6244014B2 (ja) | ||
| JPS5817535B2 (ja) | 炭素繊維強化用エポキシ樹脂組成物 | |
| JPH01201321A (ja) | マトリックス樹脂組成物 | |
| JP2736443B2 (ja) | 複合材料用エポキシ樹脂組成物 | |
| US5559197A (en) | Modified phenolic resin toughened by phenoxy resin | |
| US4880893A (en) | Novel thermosetting compositions and molding method | |
| JP2512028B2 (ja) | 炭素短繊維集合体及びそれを強化材とする繊維強化熱可塑性樹脂組成物 | |
| JPH01161040A (ja) | マトリックス樹脂組成物 | |
| CN115322523B (zh) | 含两亲性液晶嵌段共聚物的环氧树脂组合物及其制备方法 | |
| JPH02292334A (ja) | 炭素短繊維集合体及びそれを配合してなる繊維強化熱可塑性樹脂組成物 | |
| JPH0254846B2 (ja) | ||
| JPS63210121A (ja) | 射出成形可能なエポキシ樹脂組成物 | |
| SU450821A1 (ru) | Полимерна композици | |
| SU418502A1 (ja) | ||
| AT261222B (de) | Warmhärtbare Kunstharzmasse | |
| JP3792094B2 (ja) | 成形品 | |
| JPS59204655A (ja) | ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂組成物 | |
| JPS6381119A (ja) | 一液性エポキシ樹脂組成物 | |
| JPH0449568B2 (ja) | ||
| JPS60199023A (ja) | 炭素繊維強化用エポキシ樹脂組成物の製造方法 |