JPS62464A - エルゴリン類および4−ジアルキルアミノテトラヒドロベンゾ〔c,d〕インド−ル類 - Google Patents

エルゴリン類および4−ジアルキルアミノテトラヒドロベンゾ〔c,d〕インド−ル類

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JPS62464A
JPS62464A JP61147993A JP14799386A JPS62464A JP S62464 A JPS62464 A JP S62464A JP 61147993 A JP61147993 A JP 61147993A JP 14799386 A JP14799386 A JP 14799386A JP S62464 A JPS62464 A JP S62464A
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methyl
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ベネット・コールマン・ラグーザ
シンシア・リン・ニコルス
ニコラス・ジェイムス・バッハ
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Eli Lilly and Co
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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    • C07D457/02Heterocyclic compounds containing indolo [4, 3-f, g] quinoline ring systems, e.g. derivatives of ergoline, of the formula:, e.g. lysergic acid with hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, attached in position 8

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規の2−アルキル(またはフェニル)チオ
−5−n−アルキルエルゴリン類および4−ジアルキル
アミ/テトラヒドロベンゾ[c、d]インドール類、そ
の製造方法および該化合物を活性成分として含有してな
る医薬組成物に関する。
技術的背景および先行技術 式: で示されるエルゴリン環系から誘導される化合物は驚く
べき多種の薬学的活性を有している。たとえば、天然に
生成するリセルグ酸(すなわち、8β−カルボキシ−6
−メチル−9−エルゴレン)のアミド類の多くは、価値
が高く、かつ類のない薬理学的性質を有している。′エ
ルゴリン1なる通称は上記の構造に対して付されたもの
であり、9.10−2重結合化合物(リセルグ酸の同族
体)は9.10−ジデヒドロエルゴリンよりむしろ9−
エルゴレンと称されている。本明細書中で特定の化合物
を命名する際に「D−エルゴリン」なる名称を用いると
きには、文字1D1は、c−5炭素原子の絶対立体配置
が艮であり、かつ水素がβ(環系の面の上側)であるこ
とを示している。しかし、新規に合成したエルゴリン類
またはエルゴレン類はリセルグ酸またはエリモクラビン
などの天然生成物の誘導体であることが一般的であり、
この両天然生成物がkの立体化学配置(“D1シリーズ
)を有し、かつ種々の合成操作の間、このC−5位の立
体化学配置かもとのまま保持されるという理由から、最
近の使用では1D″を省略する傾向にあった。エルゴリ
ン類において、C−10水素はα、すなわち環面の下側
であり、c−5C−10の環結合はトランスである。特
定客または一般客に1D1が付されていてもいなくても
、本明細書で開示する化合物のすべてはc−5位におい
て艮またはβの立体化学配置を有し、C−10位におい
てはα立体配置であることを理解しておくべきである。
薬理学的に活性なリセルグ酸のアミド類には、天然に生
成するオキシドキシツク(oxytoxic)アルカロ
イド類エルゴコルニン、エルゴクリブチン、エルゴリン
類エルゴクリブチン、エルゴシン、エルゴリン類ど、合
成分娩促進剤(oxytocics)メチルジンなど、
ならびに合成バルジ/アン、リセルグ酸ジエチルアミド
またはLSDが含まれる。
ジヒドロニルゴツトアルカロイド類として一般的に知ら
れている、6−メチル−8−カルボキシエルゴリン(ジ
ヒドロリセルグ酸)のアミド類はニルゴツトアルカロイ
ド類それ自身に比べ、効力が低く、かつ毒性も低い分娩
促進剤である。
最近、タレメンス、セモンスキー、メイテス(Clem
ens、 Semonsky、 Meites )およ
び多数の共同研究者等は、ニルゴツト系医薬の多数がプ
ロラクチン抑制剤としての活性を有することを見い出し
た。このような医薬の例は、エルゴコルエン、ジヒドロ
エルゴコルエン、2−’クモα−エルゴクリブチンおよ
びD−5−メチル−8−シアノメチルエルゴリン(セモ
ンスキー等、米m 特許A3.732,231 )であ
る。エルゴリンおよびエルゴレンの化学の分野における
比較的新しい知見のいくつかを包含する参照文献には以
下に挙げるものか含まれる。すなわち、ナガサワおよび
メイテス〔Nagasawa and Meites 
、  プロシーディンゲスLオブ・ンサエテイ・フォー
・イクスペリメンタル・バイオロジー・アンド・メデイ
シン(Proc、 Soc。
Exp’白、Biol 0Med )、135.469
頁(1970))、ルターベツク等[Lutterbe
ck et al、、ブリティッシュ・メディカル・ジ
ャーナル(Br1t、 Med、J、)、228.19
71年7月24日]、ホイゾン等〔Heuson et
 at 、、ユーロピアン・ジャーナル・オブ・キャン
サー(Europ、J、 Cancer )、353(
1970) )、〔コレクションズ・オブ・チェコスロ
バク・ケミカル・コミュニケーションズ(Coll、 
C4ech、 Chem。
Commun、 )、33.577頁(1968))、
〔ネイチャー (Nature )、221.666頁
(1969))、セダ等[5eda et al、、’
jヤーナル・オブ・リプロダクション・アンド・フエル
テイリテイ(J、 Reprod。
Fert、)、24.263頁(1971)〕、マント
ウルおよびフォ7 [Mantle and Finn
 、  同上、441頁]、セモンスキー等(Semo
nsky and co−workers 、 Co1
1゜Czech、 Chem、 Comm、、36.2
200頁(1971))、シャールおよびフレ:I 7
 ス[5chaar and Clemens。
エンドクリノ5ジー(Endocr、 ) 、90.2
85〜8頁(1972)〕、クフレメンおよびシャー 
/L/ [Clemensand 5chaar、 P
roc、 Soc、Exp、 BioloMed、、1
39.659〜662頁(1972))、バックおよび
コーンフ’!−ルド[Bach and Kornfe
ld1テトラヘドロ7−レターズ(Tetrahedr
on Letters )、3225(1974) ]
、ならびにスウイニー、クレメンス、コーン7エルドお
よびブーL/ [Sweeney、Clemens、 
Kornfeldand Poore 、  第64回
年金、アメリカン・アソシ工−ション・フォー・キャン
サー・リサーチ(American As5ociat
ion for Cancer Re5earch )
、1973年4月〕りある。エルゴリン類またはリセル
グ酸誘導体類の分野で最近発行された特許には、米国特
許A 3,923,812 、悪3,929,796、
A=  3,944,582、l亀3,934,772
 、悪3,954,988 、悪3.957,785、
ja3,966.739、A 3,968,111、五
4、o O1,242が含まれる。
1979年8月28日発行の米国特許悪4,166.1
82(1978年2月8日出願)にはD−5−n−プロ
ピル−8β−メチルメルカプトメチルエルゴリンがその
他の化合物に混じって開示され、特許請求されている。
この後者の医薬には1ペルゴリド1なる一般名が付され
、現在、プロラクチン分泌抑制剤として、およびパーキ
ンソン症候群の治療剤としての臨床試験が行なわれてい
る。
プロラクチン分泌抑制剤として、またはパーキンソン症
候群の治療剤としてペルゴリドを使用することについて
は、米国特許/ra 4,180,582で特許請求さ
れている。パーキンソン症候群の治療において、対応す
る8α誘導体を使用することについては米国特許& 4
,246,265に特許請求されている。
6−エチル(またはアリル)−8β−メチルチオメチル
エルゴリン類は米国特許&4,202,979において
特許請求されている。
フーラー等(Fuller et al、 、ライフ・
サイエンシーズ(Life Sci、 )、24.37
5頁(1979))はペルゴリドの薬理について記載し
ており、ペルゴリドのαアドレナリン性遮断効果が38
1頁の第5表にまとめられている。
6−メチル−8β−メチルチオメチルエルゴリン類は、
プロラクチン分泌抑制剤として米国特許悪3,959.
288および、亮3,901,894それぞれに開示さ
れ、特許請求されている。
c−2アルキルチオ置換基を有するエルゴリン類は、い
くつかの出版物に開示されており、このような出版物に
は、バーナージ等(Bernardi etal、、米
国特許464,382,940)、モンゲガ一二等[M
ongegani et al、、米国特許/a 4,
321,361 (I)および164,282,941
 (n) )、フエラーり等〔Ferrari et 
al 、、米国特許& 4,197,299 (I)お
よびl慝4,229,450 (IT) :lによるも
のが含まれる。(±)−2−アルキルチオ−1,3,5
,6−ベンゾ(c、d )インドールの例は知られてい
ない。
本発明は、以下の2つの式: %式%([) 〔式中、KはC1〜3アルキルまたはフェニルであり、
R3およびR4はそれぞれメチル、エチルまたはn−プ
ロピルであり、R5はCN、5−R3またはS O−R
3である〕 で示される化合物およびそれらの薬学的に許容しうる酸
付加塩を提供するものである。
式(n)の化合物は、(±)−2−アルキル(またはフ
ェニル)チオ−4−ジアルキルアミノ−1,3,4゜5
−テトラヒドロベンゾ(c、d )インドール類と称さ
れる。式(III)の化合物は置換り一エルゴリン類、
すなわちD−2−C1〜3アルキル(またはフェニル)
チオ−6−アルキル−8−置換エルコリン類と称される
。エルゴリン類は不整中心を3箇所(5,8および10
位の炭素)有している。しかしlDlなる語句がc−5
およびC−10位のトランス立体配置(すなわち、c−
5の水素はβであり、C−10の水素はαである)を規
定しているので、これら3つの不整中心の1つ、すなわ
ちc−8位の方向のみか特定されていない。c−B位の
CH2−R5基はαまたはβのどちらであることもでき
る。この2種類のc−6生成物はジアステレオマーであ
って鏡像体ではないので、これらを機械的に分離するこ
とができる。通常、CH2−R5基の配位は、使用する
出発物質(後期■)で特定する。
上記式(TI)の化合物は不整中心を1個持っている。
すなわちジアルキルアミノ基を有しているc−4位がそ
うである。これらの化合物は、2種類のジアステレオマ
ー、(−)および(モ)エナンチオマー、からなるラセ
ミ体(記号“±“で表わす)を生じる。式(II)のラ
セミ体は、たとえばジャクニス等[Jacques e
t al、、エナンチオマー、ラセミ体および分割(E
nantiomers、 Racemates and
 Re5o−1utions )、ジョン・ウィリー・
アンド・サンズ(John Wiley and 5o
ns )、ニューヨーク(1981))の方法によって
それぞれの左右の鏡像体に分離することかできる。この
参照文献には、トライ・アンド・エラー法を用いて分割
剤を見い出す方法が記載されている。これには、分割剤
(本件においては、式(II)の遊離塩基とで不溶性の
塩を生成しうる光学活性な酸)を見い出した後に分割を
行なう方法についても記載されている。
本発明の化合物の薬学的に許容し得る酸付加塩は、塩酸
、硝酸、リン酸、硫酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、亜
リン酸などのような非毒性無機酸から誘導される塩およ
び脂肪族モノおよびジカルボン酸、フェニル置換アルカ
ン酸、ヒドロキシアルカン酸およびアルカンジカルボン
酸、芳香族酸、脂肪族および芳香族スルホン酸のような
非毒性有機酸から誘導される塩である。従ってそのよう
な薬学的に許容し得る塩は、硫酸塩、ピロ硫酸塩、硫酸
水素酸塩、亜硫酸塩、亜硫酸水素酸塩、硝酸塩、リン酸
塩、リン酸−水素酸塩、リン酸二水素酸塩、メタリン酸
塩、ピロリン酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素
酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、カプリル酸塩、アクリ
ル酸塩、ギ酸塩、イソ酪酸塩、カプリン酸塩、ヘプタン
酸塩、プロピオール酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コ
ノ1り酸塩、スペリン酸塩、セバシン酸塩、フマル酸塩
、マレイン酸塩、マンデル酸塩、ブチン−1,4−ジカ
ルボン酸塩、ヘキシン−1,6−ジカルボン酸塩、安息
香酸塩、クロル安息香酸塩、メチル安息香酸塩、ジニト
ロ安息香酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、メトキシ安息香
酸塩、フタル酸塩、テレフタル酸塩、ベンゼンスルホン
酸塩、トルエンスルホン酸塩、クロルベンゼンスルホン
酸塩、キシレンスルホン酸塩、フェニル酢酸塩、フェニ
ルプロピオン酸塩、フェニル酪酸塩、クエン酸塩、乳酸
塩、α−ヒドロキシ酪酸塩、グリコール酸塩、リンゴ酸
塩、酒石酸塩、グルコヘプタン酸塩、ラクトビオン酸塩
、メタンスルホン酸塩、プロパンスルホン酸塩、ナフタ
レン−1−スルホン酸塩、ナフタレン−2−スルホン酸
塩、などの塩である。
上記式(II)および(TII)の範囲内(こ含まれる
代表的な化合物を以■に挙ける。すなわち、D−2−ノ
ナルナオー6−エチル−8β−シアノメチルエルゴリン
・マレイン酸塩、 D−2−n−プロピルチオ−6−メチル−8β−メチル
チオメチルエルゴリン・コハク酸塩、D−2−フェニル
チオ−6−メチル−8β−n−プロピルチオメチルエル
ゴリン・酒石m塩、D−2−n−プロピルチオ−5−n
−プロピル−8β−シアノメチルエルゴリン・塩酸塩、
D−2−イソプロピルチオ−6−メチル−8β−メチル
チオメチルエル−2” IJン・硫酸塩、(±)−2−
フェニルチオ−4−ジエチルアミノ−1、3,4,5−
テトラヒドロベンゾ[c、d ’)インドール・メタン
スルホン酸塩、 (±)−2−エチルチオ−4−メチルエチルアミ/−1
,3,4,5−テトラヒドロベンゾ(c、d :]イン
ドール・乳酸塩、 (±)−2−イソプロピルチオ−4−メチル−n −プ
ロピルアミノ−1,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[
c、d 〕インドール・安息香酸塩、(±) −2−n
−プロピルチオ−4−ジ−n−プロピルアミノ−1,3
,4,5−テトラヒドロベンゾ〔C1d〕インドール・
クエン酸塩、 (±)−2−フェニルチオ−4−ジメチルアミ/−1、
3,4,5−テトラヒドロベンゾ[c、d ]インドー
ル・エタンスルホン酸塩、である。
式(n)および(l[)で示される化合物の製造は、式
: %式%() 〔式中、R3、R4およびR5は前記定義に同じ〕で示
される化合物をC1〜3アルキルまたはフェニルスルフ
ェニルクロライドと、無水の共溶媒(DMF)中、約−
10℃以Fの温度(好ましくは−65〜−75℃)で反
応させて行なう。所望の化合物は、常法によって単離し
、塩基のクロマトグラフィーまたは酸付加塩の結晶化に
よって精製スル。スルフェニルクロライドは、ハーフ等
〔Harpp et al 、、シンセシス(5ynt
hesis )、181(1979))の方法に従い、
ジメチルスルフィドとスルフリルクロライド(502C
a2)を反応させて調製する。
出発物質([V)および(V)は、直接、または1ある
いはそれ以上の次に挙げる参照文献に記載の方法により
人手できる。すなわち、米国特許tl(x3.732,
231 、悪3.901,894、五4,246,26
5、五4.166,182 、盃4,18 Q、582
 、通4,202,979、黒4.110,399、ス
トール等[5toll et al、、ヘルヘチカ・キ
ミカ・アクタ(Helv、 Chim、 Acta)、
35.148頁(1952):l、コーンフェルト等[
KornfeldeLal、、ジャーナル・オブ・アメ
リカン・ケミカル・ソサエティー(J、Am、 Che
m、 Soc、 ) 、78.3087頁(1956)
 )、カサディ等[Ca5sadyeta1.、ジャー
ナル・オブ・〆ディシナル・ケミスト’II −(J−
Med、 Chem、)、17.300頁(1974)
)。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例I D−2−メチルチオ−6−メチル−8−シア
ノメチルエルゴリンの製造 メチルジスルフィド0.16mQ、と塩化メチレン5m
Qの溶液にスルフリルクロライド0.16mff1を加
えることによって、3.6mMスルフェニルクロライド
の塩化メチレン溶液を調製した。トリエチルアミンを3
滴加えた。この反応は窒素雰囲気下、−10℃で行なっ
た。この反応混合物を一10℃で5分間撹拌し、次いで
約30分間で室温まで暖めた。この時点で、D−6−メ
チル−8−シアノメチルエルゴリンの溶液(無水DMF
50m(!に0.93.@)を−45〜−50℃の範囲
の温度まで冷却し、この溶液にスルフェニルクロライド
溶液を滴下した。得られた反応混合物を一晩で室温まで
徐々に暖めた。スラリーであるこの反応混合物を水酸化
アンモニウム水溶液中(こ投入し、このアルカリ水溶液
を等容量の塩化メチレンで3回抽出した。塩化メチレン
抽出液を合わせ、これを塩水で洗浄し、次いで乾燥した
。溶媒を蒸発させて約1gの残留物を得た。この残留物
を、クロロホルム/メタノール=19/1の溶離液を用
いるシリカクロマトグラフィーにかけた。目的の2−メ
チルチオ生成物を含有するフラクションを集め、1%の
メタノールを含有するクロロホルムを溶離液としてもう
1度クロマトグラフィーにかけた。D−2−メチルチオ
−6−メチル−8−シアノメチルエルゴリンを含有する
ことをTLCが示したフラクションを合わせて、泡状物
質15p#を得た。
この泡状物質をエーテル/ヘキサン混合溶媒から再結晶
して黄/オレンジ色の結晶100#を得た。
T L C: R(−0,44(1スポツト、クロロホ
ルム/メタノール=9/1)、融点:約173℃、質量
スペクトル=311の分子イオン。
元素分析値 計算値: C,69,42it(,6,80、N、13
.49実測値: C,69,57;H,6,92;N、
13.75実施例2 (±)−2−メチルチオ−4−ジ
メチルアミノ−1,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[
c、d ]インドールの製造 実施例1と同様にして調製した4、8mMスルフェニル
クロライドの塩化メチレン溶液を、−40〜−50℃の
範囲の温度で、(±)−4−ジメチルアミン−1,3,
4,5−テトラヒドロベンゾ(c、d ]インドール0
.96gの無水DMF溶液に少しづつ加えた。この反応
混合物を室温まで暖めた後、これを希水酸化アンモニウ
ム水溶液中に投入し、このアルカリ混合物を塩化メチレ
ンで抽出した。実施例1の方法によりこの生成物を後処
理し、単離して2つのスポットを有する残留物240W
lを得た。
この残留物をメタノールに溶解し、マレイン酸0.11
6 gのメタノール溶液を加えた。この溶液を濾過し、
溶媒を真空下で除去した。残留する油状物質はエーテル
に不溶であったので、十分値のメタノールを加えてこの
油状物質を溶解した。壁をこすって(±)−2−メチル
チオ−4−ジメチルアミノ−1,3,4,5−テトラヒ
ドロベンゾ[c、d ] インドール・マレイン酸塩か
らなる結晶生成物を得た。
融点= 164.5〜7℃。
元素分析値 計算値: (:、59.65 i)(,6,12iN、
7.73実測値:C,59,68;H,6,15iN、
7.49実施例3 D−2−メチルチオ−6−メチル−
8−メチルメルカプトメチルエルゴリンの製造実施例1
の方法(こ従って、D−6−メチル−8−β−メチルチ
オメチルエルゴリン(米国特許/a3.901,894
からの)1yを無水DMFに溶解し、3.3mMスルフ
ェニルクロライドの溶液(ドライアイス−アセトン温度
でメチルジスルフィド0.17mQの無水塩化メチレン
10m〃溶液にスルフリルクロライド0.17mQを加
えて調製した)を窒素加圧下で滴下した。反応温度を、
ドライアイス−アセトン冷却浴を用いて−65〜−70
℃に保った。
反応混合物を室温まで暖め、この温度で一晩、窒素雰囲
気下で撹拌した。スラリーであるこの反応混合物を5%
水酸化アンモニウム水溶液50mQ中に投入し、このア
ルカリ溶液を塩化メチレンで十分に抽出した。塩化メチ
レン抽出液を合わせ、これを塩水で洗浄し、次いで乾燥
した。1%メタノール含有のクロロホルムを溶離液とし
て用いるシリカクロマトグラフィーにより、塩化メチレ
ン/メタノール=19/1でR[=0.41である物質
を含有するフラクションが得られ、この物質はNMRに
より1,2−ジメチルチオ誘導体であることがわかった
。従って、この化合物を溶液化するに十分なメタノール
を含有する0、2N塩酸水溶液にこの化合物を溶解し、
N−メチルチオ(1−メチルチオ)基を除去するためこ
の混合物をスチーム浴で加熱した。約30分間の加熱後
、10%水酸化アンモニウム水溶液を加えてこの反応混
合物を塩基性にし、アルカリ層を等容置の塩化メチレン
で3回抽出した。この塩化メチレン抽出物を合わせ、塩
水で洗浄し、次いで無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶
媒を蒸発させると粗生成物的90■が得られ、NMRに
よりこれがD−2−メチルチオ−6−メチル−8β−メ
チルチオメチルエルゴリンであることがわかった。この
粗生成物をもう一度上記と同じ溶離液を用いるシリカク
ロマトグラフィーにかけた。目的物質を含有することを
TLCが示したフラクションを合わせ、溶媒を蒸発させ
て、残留物として油状物質を得た。この油状物質をエー
テルに溶解し、ヘキサンを加えて結晶を析出させた。精
製したD−2−メチルチオ−6−メチル−8β−メチル
チオメチルエルゴリンからなる黄色結晶29■が得られ
た。質址スペクトルは332の分子イオンを示した。
本発明化合物の薬学的に許容しつる酸付加塩の製造、具
体的にはマレイン酸塩の製造については、上記実施例に
おいて説明されている。一般的に言えば、エーテルなど
の非極性有機溶媒中の遊離塩基1当値を、同じくエーテ
ル中の酸1当輩と混合して製造することができる。この
塩は通常この溶媒系に不溶であり、濾過して回収する。
別法では、式(n)または(I[)で示される遊離塩基
1当量の低級アルコール溶液を、同じく低級アルコール
溶液の酸1当量と混合する。この変法では、溶媒を蒸発
させて塩を回収し、再結晶によって精製する。
本発明の化合物はD−2アゴニスト活性のないドパミン
D−1拮抗体(アンタゴニスト)テアル。
すなわち、本化合物は脳のD−1受容体においてドハミ
ンの作用に拮抗する。このドパミンD−1拮抗体検定を
以下のようにして行なった。
網膜のアデニレートシクラーゼ検定 チャールズ・リバー・ブリーディング・ラボラトリーズ
[Charles River Breeding L
aboratories。
ノース・ウィルミントン、マサチューセッツ(Nort
h Wilmington 、 MA )  )から入
手したスプラーグー)’−レ4 (Sprague−D
awley )系成体雄ラットを本研究に使用した。こ
のラットを断頭して殺し、眼球を取り出した。切嚢鋏を
用いて、強膜と虹彩の連結部でこの眼球を2分した。食
塩水で洗浄することにより網膜を脈絡膜から解離させた
網膜組織を眼球から取り出し、テフロンガラス・ダウ:
/ ス(Dounce )ホモジナイザーを5Qrpm
の速度で用いて、トリス−2mMのEGTA (pH=
7.4、重量:容置−1: 150 )でホモジナイズ
した。
アデニレートシクラーゼ検定は、30℃のインキュベー
ション温度で20分間の反応時間(こわたって行なった
。この反応混合物は次の一定成分、すなわち2mMのM
 g S 04、Q、5mMのEC’rA。
1mMc7)I BMXSQ、QlmM(7)GTP、
80mMのトリス−HCI(pH7,4)、3〜5 x
 lQ6cpm32P−ATP  を含むQ、5mMの
ATPおよび網膜のホモジネートタンパク質20〜25
μgを含有していた。またこの反応混合物は、単独でま
たは10μMドハミンの存在下で試験される、種々濃度
の本化合物をも含有していた。この反応をATP/32
P−A′rPノ添加ニヨッテ開始サセ、す%sDs、2
0mMのA−rp、0.7mMのサイクリックAMP。
80mMのトリx −HCl (pH7,4)および1
04c104cpサイクリツクAMPを含有する全量2
00μeの溶液を添加して停止させた。この混合物を9
0℃で2分間即熱して、反応の終結をさらに確実なもの
にした。反応中に生成した32PサイクリックAMPを
、7 ロモン(Solomon 、1979)のクロマ
トグラフィー法を用いて各試料から単離した。この方法
を用いて3H−サイクリックAMPも同時に単離した。
Hの回収によって決められるカラム回収効率、およびホ
モジネートを含まないインキュベート体の放射線活性に
よって決められるバックグラウンド放射線活性について
、32Pcpmの最終値を補正することにより、生成し
た正味の32P−サイクリックAMPを計算した。ホモ
ジネートタンパク質の測定は、対照タンパク質としてウ
シ血清アルブミンを用いるバイオラッド(BioRad
)タンパク質検定を用いて行なった。ドパミン様アゴニ
スト活性は、医薬を与えないときの活性に対する刺激の
6分率(%)で表わした。ドパミン様拮抗活性は、10
μMドパミンに対する応答の抑制率(%)で表わした。
この測定結果を第1表に示す。表中、欄1には化合物乞
を、欄2には培地中の薬物濃度を、そして欄3には10
μMドパミンの抑制率(%)を挙げる。
第1表 式(If)および(1「)で示される本発明の薬物は、
非強制呼吸(nonrespernized )ラット
でのプロラクチン分泌阻害能力(または能力のないこと
)測定試験におけるD−1拮抗体投与量では、D−2ド
パミンアゴニスト活性を欠いていることを示した。
この試験は以下のようにして行なった。
体重約200gのスプラーグードーレイ系雄ラットの成
体を、照明調節(14時間点灯、10時間消灯)した空
調室に入れ、研究室用飼料および水を自由に摂取させた
。化合物を10%エタノールに溶解し、1または211
9 / kQ用量を腹腔内注射した。化合物をラット1
0匹からなる群に投与し、未処置の雄10匹からなる対
照群には等量の10%エタノールを与えた。処置して1
時間後に全ラットを断頭して殺し、血清150μlをプ
ロラクチンの検定に用いた。
処置ラットと対照ラットの平均プロラクチンレベルの差
を対照ラットの平均プロラクチンレベルで割ると、投与
量に応じたプロラクチン分泌の阻害パーセントが得られ
る。この測定結果を第2表に示す。
第2表 米P<0.05で統計学的に有意である。
通常、抗ドパミンD−1剤としての治療用には本発明化
合物を以下に説明するような種々の経口用製剤形で投与
する。
以下の成分を用いて硬ゼラチンカプセルを製造する。
祉(〜/カプセル) 活性化合物           o、i〜20乾燥デ
7プン           200ステアリン酸マグ
ネシウム      10上記成分を混合し、硬ゼラチ
ンカプセルに充填する。
以下の成分を用いて錠剤を製造する。
量(q/錠) 活性化合物           0.1〜20微結晶
セルロース         400溶融二酸化ケイ素
         10ステアリン酸        
     5上記成分を混合し、圧縮打錠する。
別法では、活性成分0.1〜2 M9をそれぞれ含有す
る錠剤を以下のようにして製造する。
量(〜) 活性成分            0.1〜20デンプ
ン               45微結晶セルロー
ス          35ポリビニルピロリドン(1
0% 水溶液として)            4カルボキシ
メチルデンプンナ トリウム4.5 ステアリン酸マグネシウム       0.5タルク
                1活性成分、デンプ
ンおよびセルロースを遥45メツシュU、S、シーブて
ふるいにかけ、十分に混合する。得られた粉体とポリビ
ニルピロリドン溶液を混合し、次いでノに14メツンユ
U、S、シーブのふるいにかける。こうして調製した顆
粒を50〜60℃で乾燥し、雁18メツシュU、 S、
シーブのふるいにかける。次いで、予め魚60メツシュ
U、S、シーブのふるいに力筒すでおいたカルボキシメ
チルデンプンナトリウム、ステアリン酸マグネシウムお
よびタルクをこの顆粒に加え、混合した後、打錠機で打
錠して錠剤を得る。
薬物0.1〜2■をそれぞれ含有するカプセルを以下の
ようにして製造する。
量(〜) 活性成分            0.1〜20■デン
プン              59微結晶セルロー
ス          59ステアリン酸マグネシウム
       2活性成カ、セルロース、デンプンおよ
びステアリン酸マグネシウムを混合し、A45メツシユ
U。
S、シーブのふるい(こかけ、硬ゼラチンカプセルに充
填する。
5mQ用輩あたり薬物0,1〜2qをそれぞれ含有する
懸濁液を次のようにして製造した。
活性成分            0,1〜20qカル
ボキシメチルセルロースナ トリウム509 シロップ               1.25mQ
安息香酸溶液            0.10nQ香
料                 適量着色料  
             適量精製水       
       5mQになるまで薬物を煮45メソシュ
U、S、シーブのふるいにかけ、カルボキシメチルセル
ロースナトリウムおよびシロップと混合して滑らかなペ
ーストを調製する。安息香酸溶液、香料および着色料を
少量の水で希釈し、撹拌しなから加える。次いて十分量
の水を加えて所望の容M+こする。
ドパミンD−1拮抗体は精神衛生の分野において有用で
ある。神経弛緩剤または抗精神病剤としての経口投与用
には、1用量あたり活性薬物を約0.1〜約2q含有す
る錠剤、カプセルまたは懸濁液を1日に3〜4回(1日
あたりの投与量は0.3〜8/nQ)、または体重75
k(jのヒトに対して1日あたり約2,25〜約600
q投与する。静脈内投与は約0.1〜約100 mci
/kQの範囲内である。
経口投与用には、1.0〜20■/kQの投与量が用い
られ、1日あたりの投与量は10倍増加させ得る。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)および▲数式
    、化学式、表等があります▼(III) 〔式中、RはC_1_〜_3アルキルまたはフェニルで
    あり、R^3およびR^4は、それぞれメチル、エチル
    またはn−プロピルであり、R^5はCN、S−R^3
    またはSO−R^3である〕 で示される化合物またはそれらの薬学的に許容しうる酸
    付加塩。
  2. (2)式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、RはC_1_〜_3アルキルまたはフェニルで
    あり、R^3およびR^4は、それぞれメチル、エチル
    またはn−プロピルである〕 で示される第(1)項記載の化合物またはその薬学的に
    許容しうる酸付加塩。
  3. (3)式: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔式中、RはC_1_〜_3アルキルまたはフェニルで
    あり、R^3はメチル、エチルまたはn−プロピルであ
    り、R^5はCN、SO−R^3またはS−R^3であ
    る〕で示される第(1)項記載の化合物またはその薬学
    的に許容しうる酸付加塩。
  4. (4)(±)−2−メチルチオ−4−ジメチルアミノ−
    1,3,4,5−テトラヒドロベンゾ〔c,d〕インド
    ールである第(1)項記載の化合物。
  5. (5)D−2−メチルチオ−6−メチル−8β−シアノ
    メチルエルゴリンである第(1)項記載の化合物。
  6. (6)D−2−メチルチオ−6−メチル−8β−メチル
    チオメチルエルゴリンである第(1)項記載の化合物。
  7. (7)第(1)項〜第(6)項のいずれかに記載の式(
    II)または(III)の化合物を活性成分として含有し、
    薬学的に許容しうる担体を1またはそれ以上共に含有し
    てなる医薬製剤。
  8. (8)第(1)項〜第(6)項のいずれかに記載の式(
    II)または(III)の化合物を製造するための方法であ
    つて、式: ▲数式、化学式、表等があります▼(A) で示される化合物、または式: ▲数式、化学式、表等があります▼(B) で示される化合物をC_1_〜_3アルキルまたはフェ
    ニルスルフェニルクロライドと反応させることからなる
    方法。
JP61147993A 1985-06-24 1986-06-23 エルゴリン類および4−ジアルキルアミノテトラヒドロベンゾ〔c,d〕インド−ル類 Pending JPS62464A (ja)

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