JPS6246835B2 - - Google Patents
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- JPS6246835B2 JPS6246835B2 JP14979881A JP14979881A JPS6246835B2 JP S6246835 B2 JPS6246835 B2 JP S6246835B2 JP 14979881 A JP14979881 A JP 14979881A JP 14979881 A JP14979881 A JP 14979881A JP S6246835 B2 JPS6246835 B2 JP S6246835B2
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- carbide
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B37/00—Cases
- G04B37/22—Materials or processes of manufacturing pocket watch or wrist watch cases
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
Description
本発明は、超硬合金より成る腕時計用外装部品
及びその製造方法に関する。 85%以上のTaCを含有する装飾用超硬合金は、
高硬度材としての特長に依り、キズが付き難いば
かりで無く、研摩加工面に美麗な事に依り、腕時
計用外装材料として有用である。しかし、超硬合
金を用いてこれに直接ネジ切り、又は溝加工等の
細密加工を施して時計用外装と成すことは、加工
コスト、及び加工精度上困難が伴なう。このため
従来は第1図に示すように、加工容易材からなる
内胴1を、超硬合金より成る外胴2に接着剤を用
いて接合せしめているが、接着剤の経時変化によ
る耐久性劣化があり、又デザイン上にも制約が有
るため、満足な製品とは言い難い。 一般にロー付け法による部材の接合は、接合強
度及び耐久性が高くデザイン上の制約も少なく有
利であるが、超硬材と他種金属のロー付けには
種々の困難が伴なう。なかんずく、TaC系装飾用
超硬に於いては、研摩加工表面の色調を生かす目
的より、バインダーであるNi及びCoの含有量が
制限される。その結果として、バインダー量の多
い超硬材料に比較して、高い強度を得ることはで
きない。このため超硬合金との間の熱膨張係数の
差の大きな、SUS304、SUS316F等の合金との高
温ロー付けでは、冷却時に、両者の収縮量の差に
依つて生ずる応力に耐える事ができず、TaC超硬
合金素地中に、第2図に示すクラツクAが生ず
る。 又TaC系装飾用超硬は、ロー材との結合を期待
できるバンダー相が少ない上に、該バインダー中
には耐食性を向上する目的より、Cr,Al等の添
加が多くバインダー表面を酸化物が覆つている可
能性が高いため、ロー材と前記TaC系超硬表面の
ヌレは非常に悪い。このためTaC系超硬合金と熱
膨張係数の異なる材料とのロー付けでは、ロー材
と超硬との境界にハクリ現象が起ることを避ける
ことは困難であつた。 TaC系装飾用超硬合金の熱膨張係数(7×
10-6/℃)に近いか又はこれより小さい材料とし
ては、W、Zr、Ti、コバール、SUS430等が挙げ
られるが、ロー材のヌレ性、機械加工性及び
耐食性の三要素をすべて満足することはできな
い。 本発明は、TaC系装飾用超硬合金より成る腕時
計用外装に、機械加工性及び耐食性を満足する
が、熱膨張係数に超硬合金と大きな差のあるステ
ンレス合金より成る部品を高い信頼性のもとにロ
ー付けする方法を提供するものである。 以下、実施例に依つて本発明を説明する。 第3図は本発明に依るTaC系超硬を用いた腕時
計用外装の断面図であり、TaCに外装胴3にステ
ンレス合金であるSUS316Fより成るネジブツシ
ユ4をロー付けし、このネジブツシユに防水用O
リング5を介してウラブタ6をネジ7によりネジ
ドメした、防水構造となつている。第1表は本実
施例で説明する85wt%以上のTaCを有する超硬
の合金組成である。
及びその製造方法に関する。 85%以上のTaCを含有する装飾用超硬合金は、
高硬度材としての特長に依り、キズが付き難いば
かりで無く、研摩加工面に美麗な事に依り、腕時
計用外装材料として有用である。しかし、超硬合
金を用いてこれに直接ネジ切り、又は溝加工等の
細密加工を施して時計用外装と成すことは、加工
コスト、及び加工精度上困難が伴なう。このため
従来は第1図に示すように、加工容易材からなる
内胴1を、超硬合金より成る外胴2に接着剤を用
いて接合せしめているが、接着剤の経時変化によ
る耐久性劣化があり、又デザイン上にも制約が有
るため、満足な製品とは言い難い。 一般にロー付け法による部材の接合は、接合強
度及び耐久性が高くデザイン上の制約も少なく有
利であるが、超硬材と他種金属のロー付けには
種々の困難が伴なう。なかんずく、TaC系装飾用
超硬に於いては、研摩加工表面の色調を生かす目
的より、バインダーであるNi及びCoの含有量が
制限される。その結果として、バインダー量の多
い超硬材料に比較して、高い強度を得ることはで
きない。このため超硬合金との間の熱膨張係数の
差の大きな、SUS304、SUS316F等の合金との高
温ロー付けでは、冷却時に、両者の収縮量の差に
依つて生ずる応力に耐える事ができず、TaC超硬
合金素地中に、第2図に示すクラツクAが生ず
る。 又TaC系装飾用超硬は、ロー材との結合を期待
できるバンダー相が少ない上に、該バインダー中
には耐食性を向上する目的より、Cr,Al等の添
加が多くバインダー表面を酸化物が覆つている可
能性が高いため、ロー材と前記TaC系超硬表面の
ヌレは非常に悪い。このためTaC系超硬合金と熱
膨張係数の異なる材料とのロー付けでは、ロー材
と超硬との境界にハクリ現象が起ることを避ける
ことは困難であつた。 TaC系装飾用超硬合金の熱膨張係数(7×
10-6/℃)に近いか又はこれより小さい材料とし
ては、W、Zr、Ti、コバール、SUS430等が挙げ
られるが、ロー材のヌレ性、機械加工性及び
耐食性の三要素をすべて満足することはできな
い。 本発明は、TaC系装飾用超硬合金より成る腕時
計用外装に、機械加工性及び耐食性を満足する
が、熱膨張係数に超硬合金と大きな差のあるステ
ンレス合金より成る部品を高い信頼性のもとにロ
ー付けする方法を提供するものである。 以下、実施例に依つて本発明を説明する。 第3図は本発明に依るTaC系超硬を用いた腕時
計用外装の断面図であり、TaCに外装胴3にステ
ンレス合金であるSUS316Fより成るネジブツシ
ユ4をロー付けし、このネジブツシユに防水用O
リング5を介してウラブタ6をネジ7によりネジ
ドメした、防水構造となつている。第1表は本実
施例で説明する85wt%以上のTaCを有する超硬
の合金組成である。
【表】
次に本発明の製造方法について述べる。
<胴へのNi層の形成>
TaC系超硬合金より成る外装胴には、放電加工
により、ネジブツシユをロー付けするメクラ穴を
加工し、穴の内壁の放電加工変質層を、ホーニン
グ研摩に依り除去した後、Niメツキ浴中にて5
μ以上のNiメツキ層を設ける。前記加工処理に
よりTaC超硬のロー付けされる表面は、ロー材と
のヌレ性に優れた金属相にて覆われ、高い接着強
度を期待できるとともに、ロー付け作業温度を使
用するロー材の融点直上に設定することができ、
大変有利である。 <ネジブツシユへのNi層の形成> TcC超硬にロー付けされる、SUS316F材より
なるネジブツシユには、外周表面に15μ以上の
Niメツキ層を設けた後、真空炉中900℃にて15分
の焼鈍を行なう。第2表にSUS316Fより成るネ
ジブツシユに形成されたNiメツキ層の厚さとロ
ー付け後の研摩工程にて超硬材中に発生するクラ
ツクの頻度を示す。 この様に、SUS316F材へのNiメツキ層の形成
は、ロー付けの際のクラツクの発生を押え健全な
ロー付けを可能とするために必須条件となる。
により、ネジブツシユをロー付けするメクラ穴を
加工し、穴の内壁の放電加工変質層を、ホーニン
グ研摩に依り除去した後、Niメツキ浴中にて5
μ以上のNiメツキ層を設ける。前記加工処理に
よりTaC超硬のロー付けされる表面は、ロー材と
のヌレ性に優れた金属相にて覆われ、高い接着強
度を期待できるとともに、ロー付け作業温度を使
用するロー材の融点直上に設定することができ、
大変有利である。 <ネジブツシユへのNi層の形成> TcC超硬にロー付けされる、SUS316F材より
なるネジブツシユには、外周表面に15μ以上の
Niメツキ層を設けた後、真空炉中900℃にて15分
の焼鈍を行なう。第2表にSUS316Fより成るネ
ジブツシユに形成されたNiメツキ層の厚さとロ
ー付け後の研摩工程にて超硬材中に発生するクラ
ツクの頻度を示す。 この様に、SUS316F材へのNiメツキ層の形成
は、ロー付けの際のクラツクの発生を押え健全な
ロー付けを可能とするために必須条件となる。
【表】
<ロー付け方法>
TaC系超硬より成る外装胴とSUS316Fより成
るネジブツシユは予めNiメツキ処理を施した後
組立てられて、真空炉中10-4torr以上の真空雰囲
気中でロー付けを行なう。使用するロー材は第3
表に示す。
るネジブツシユは予めNiメツキ処理を施した後
組立てられて、真空炉中10-4torr以上の真空雰囲
気中でロー付けを行なう。使用するロー材は第3
表に示す。
【表】
時計用外装に要求される耐食性を満足する融点
780℃の組成の金ロー材を選び、第4図に示すロ
ー付けプログラムにて熱処理を行なつた、本実施
例の様に、熱膨張係数の異なる材料間のロー付け
の際には、ロー材の融点以下における冷却速度は
特に重要であり、300℃/時間以上の冷却速度を
取つた場合には、超硬より成る外装胴のロー付け
部周辺に高率にてクラツクが発生した。 ロー付けプログラム中のロー付け温度における
定時間保持は、超硬表面に形成されやNiメツキ
層の超硬素地への拡散を促す目的により設定さ
れ、ロー材と超硬表面の密着強度を向上する必要
性の大きなTaC系装飾用超硬合金のロー付けに於
いては特に重要である。この拡散処理はロー付け
作業前に、Ni層をメツキしたTaC超硬合金を真空
中で高温に保持することによつても得られるが、
いずれかの処理を行わないものについて冷却後超
硬とロー材との間に頻繁に剥離が発生しロー付け
強度の低下が起る。 尚、本発明の方法はネジブツシユの接合の他
に、ステンレス製飾り石、パイプ、等の接合にも
極めて有効である。 上述の如く、本発明に係るTaC系超層材へのス
テンレス部品の強固なロー付け接合の成功は、従
来、TaC系超硬を用いた時計用外装においては、
製造上不可能とされていたネジブツシユ等の部品
を接合することができ信頼性の高い腕時計用防水
構造を可能とするものであり、その効果は多大で
ある。
780℃の組成の金ロー材を選び、第4図に示すロ
ー付けプログラムにて熱処理を行なつた、本実施
例の様に、熱膨張係数の異なる材料間のロー付け
の際には、ロー材の融点以下における冷却速度は
特に重要であり、300℃/時間以上の冷却速度を
取つた場合には、超硬より成る外装胴のロー付け
部周辺に高率にてクラツクが発生した。 ロー付けプログラム中のロー付け温度における
定時間保持は、超硬表面に形成されやNiメツキ
層の超硬素地への拡散を促す目的により設定さ
れ、ロー材と超硬表面の密着強度を向上する必要
性の大きなTaC系装飾用超硬合金のロー付けに於
いては特に重要である。この拡散処理はロー付け
作業前に、Ni層をメツキしたTaC超硬合金を真空
中で高温に保持することによつても得られるが、
いずれかの処理を行わないものについて冷却後超
硬とロー材との間に頻繁に剥離が発生しロー付け
強度の低下が起る。 尚、本発明の方法はネジブツシユの接合の他
に、ステンレス製飾り石、パイプ、等の接合にも
極めて有効である。 上述の如く、本発明に係るTaC系超層材へのス
テンレス部品の強固なロー付け接合の成功は、従
来、TaC系超硬を用いた時計用外装においては、
製造上不可能とされていたネジブツシユ等の部品
を接合することができ信頼性の高い腕時計用防水
構造を可能とするものであり、その効果は多大で
ある。
第1図は従来のTaC系超硬を用いた時計用外装
構造を示す断面図、第2図は従来の製造方法で
TaC系超硬とステンレスとをロー付けした際発生
するクラツクを顕微鏡写真で表わした図、第3図
は本発明によるTaC系超硬を用いた時計用外装構
造の断面図、第4図は本発明に用いるロー付け熱
処理プログラムグラフである。 3…胴、4…ブツシユ、5…防水用Oリング、
6…ウラブタ。
構造を示す断面図、第2図は従来の製造方法で
TaC系超硬とステンレスとをロー付けした際発生
するクラツクを顕微鏡写真で表わした図、第3図
は本発明によるTaC系超硬を用いた時計用外装構
造の断面図、第4図は本発明に用いるロー付け熱
処理プログラムグラフである。 3…胴、4…ブツシユ、5…防水用Oリング、
6…ウラブタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 85wt%以上のTaCを含有する装飾用超硬合
金より成る腕時計外装胴に、前記超硬合金より熱
膨脹係数の大きなステンレス製ネジブツシユを
Ni層処理すると共にロー付けし、防水用Oリン
グを介してウラブタを前記腕時計外装胴に前記ネ
ジブツシユを介してネジ止めして防水構造とした
腕時計用外装部品。 2 85wt%以上のTaCを含有する、装飾用超硬
合金より成る腕時計用外装部品と、該超硬合金よ
り大きな熱膨脹係数を持つステンレス合金より成
る部品を接合するに際し、前記腕時計用外装部品
とステンレス合金部品との接合表面にNi層を被
覆した後、高温ロー付け接合する事を特徴とする
腕時計用外装部品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14979881A JPS5850488A (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 腕時計用外装部品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14979881A JPS5850488A (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 腕時計用外装部品及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5850488A JPS5850488A (ja) | 1983-03-24 |
| JPS6246835B2 true JPS6246835B2 (ja) | 1987-10-05 |
Family
ID=15482943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14979881A Granted JPS5850488A (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 腕時計用外装部品及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5850488A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004070479A1 (ja) * | 2002-12-27 | 2004-08-19 | Citizen Watch Co., Ltd. | 電波時計 |
-
1981
- 1981-09-22 JP JP14979881A patent/JPS5850488A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004070479A1 (ja) * | 2002-12-27 | 2004-08-19 | Citizen Watch Co., Ltd. | 電波時計 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5850488A (ja) | 1983-03-24 |
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