JPS624828A - 温度制御方法およびその装置 - Google Patents

温度制御方法およびその装置

Info

Publication number
JPS624828A
JPS624828A JP14300185A JP14300185A JPS624828A JP S624828 A JPS624828 A JP S624828A JP 14300185 A JP14300185 A JP 14300185A JP 14300185 A JP14300185 A JP 14300185A JP S624828 A JPS624828 A JP S624828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
furnace
target
combustion zone
heat treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14300185A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Mori
森 健造
Toshimi Hori
堀 敏美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP14300185A priority Critical patent/JPS624828A/ja
Publication of JPS624828A publication Critical patent/JPS624828A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tunnel Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は複数のバーナを燃焼させることにより炉内に収
容した被加熱物に熱処理を施すバッチ式熱処理炉に係り
、特に、高い精度で炉内温度を制御する温度制御方法お
よびそのための装置に関するものである。
従来技術 焼入れ、焼戻し等の所定の熱処理を行う熱処理炉の一種
に、複数のバーナを燃焼させることにより炉内に収容し
た被加熱物に熱処理を施すバッチ式熱処理炉がある。こ
のような熱処理炉は、炉内の温度を予め定められた一定
の目標炉内温度すなわち熱処理温度に調節する必要があ
るところから、一般に熱電対等の温度検出器が設けられ
、炉内温度を検出しつつバーナの燃焼を調節することに
より、その炉内温度が目標炉内温度と一致するようにフ
ィードバック制御されるようになっている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、かかる従来のバッチ式熱処理炉において
は、温度検出器が被加熱物の近傍もしくはその上方に配
設されて炉内温度を検出するようになっているため、そ
の昇温過程や降温過程においては、一般に炉内の下端部
に配設されるバーナの燃焼域温度との間に温度差を生じ
、精度の高い温度制御を行うことができなかった。すな
わち、例えば炉内温度を目標炉内温度まで上昇させる過
程においては、上記温度検出器によって検出される炉内
温度はバーナの燃焼域温度よりも低く、その燃焼域温度
が目標炉内温度に達した後であっても、バーナは炉内温
度が目標炉内温度に達するまではその炉内温度を上昇さ
せるように燃焼させられるため、その燃焼域温度が目標
炉内温度よりもかなり高い温度まで上昇させられるので
あり、また、炉内温度もその後燃焼域温度に追従して目
標炉内温度を超えてしまう恐れがあったのである。
このため、被加熱物は、そのバーナのフレーム近傍に位
置する部分が目標炉内温度(熱処理温度)よりも高い温
度まで局部的に過熱されて、組織異常を起こしたり目的
とする硬度が得られなかったりするなど、目的とする熱
処理を行うことができない場合があった。このような問
題は、特に熱処理炉の昇温もしくは降温速度を速くした
場合に顕著となるのであり、また、熱処理温度の幅が狭
い被加熱物に熱処理を施す場合には不良品の発生率が高
くなる。
また、複数のバーナは上記温度検出器によって検出され
た炉内温度に基づいて同じように調節されるのであるが
、各バーナの燃焼域温度はそれぞれのバーナの燃焼状態
の相違等に起因して必ずしも一致せず、例えば一つのバ
ーナの燃焼状態が悪くてその燃焼域温度が低い場合には
、他のバーナはそれを補うために一層強(燃焼させられ
る。このため、仮に温度検出器によって検出された炉内
温度が目標炉内温度と一致していても、炉内の各部の温
度は各々のバーナの燃焼状態によってばらつきを生じ、
被加熱物に施される熱処理が不均一となる恐れがあった
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために為されたものであ
り、その要旨とするところは、複数のバーナを燃焼させ
ることにより炉内に収容した被加熱物に熱処理を施すバ
ッチ式熱処理炉において、その熱処理炉の炉内温度が目
標炉内温度と一致するように温度制御するに際し、複数
のバーナの各々の燃焼域温度が一定となるようにそれぞ
れフィードバック制御する一方、そのフィードバック制
御の目標燃焼域温度を前記炉内温度が目標炉内温度とな
るように決定し、且つ前記炉内温度が目標炉内温度の手
前に予め設けられた一定の温度範囲内に到達したときに
は、その目標燃焼域温度を予め定められた一定の値に制
限するようにしたことである。
また、かかる温度制御方法を好適に実施し得る装置は、
(a)熱処理炉の炉内温度を検出する炉内温度検出器と
、(bl複数のバーナの各々の燃焼域温度を検出する複
数の燃焼域温度検出器と、(C)その燃焼域温度検出器
にて検出される温度が目標燃焼域温度と一致するように
前記バーナの燃焼をそれぞれ調節する複数の副調節手段
と、(d)前記炉内温度が予め定められた目標炉内温度
と一致するように前記目標燃焼域温度を決定する主調節
手段と、(e)前記炉内温度が前記目標炉内温度の手前
に予め定められた一定の温度範囲内に到達したとき、前
記目標燃焼域温度を予め定められた一定の値に制限する
リミッタ手段とを備えて構成される。
作用および発明の効果 すなわち、本発明はカスケード制御によりバッチ式熱処
理炉の炉内温度を制御するようにしたのであり、各バー
ナに対応して設けた複数の燃焼域温度検出器により各バ
ーナの燃焼域温度をそれぞれ検出し、それら各バーナの
燃焼域温度が、炉内温度が予め定められた目標炉内温度
と一致するように主調節手段によって決定された目標燃
焼域温度と一致するように、各バーナに対応して設けた
複数の副調節手段により各バーナの燃焼をそれぞれ別個
に調節するため、各バーナの燃焼域温度が略同じ温度に
保持されるのである。例えば、一つのバーナの燃焼状態
が悪くてそのバーナの燃焼域温度だけが低い場合には、
そのバーナに対応して設けられた副調節手段によりその
バーナの燃焼だけが強められ、他のバーナの燃焼域温度
と略一致させられるのである。したがって、複数のバー
ナによって加熱されるにも拘らず、炉内各部が略同じ温
度に制御されるようになり、被加熱物に対して均一な熱
処理が施される。
また、上記炉内温度が目標炉内温度の手前に予め定めら
れた一定の温度範囲内に達すると、上記目標燃焼域温度
はリミッタ手段により予め定められた一定の値に制限さ
れ、炉内温度が目標炉内温度に達していないにも拘らず
、昇温過程においてはバーナの燃焼が抑制される一方、
降温過程においてはバーナの燃焼が促進される。これに
より、炉内温度と燃焼域温度との温度差に起因する燃焼
域温度の過度の上昇や降下が防止されて、炉内温度が高
い精度で制御され得ることとなり、例えば昇温過程にお
いてはバーナの近傍に位置する被加熱物の局部的な過熱
等が緩和され、熱処理温度の幅が比較的狭い被加熱物に
対しても良好な熱処理を施すことができるのである。上
記一定の温度範囲および一定の値は、このように、バー
ナの燃焼を抑制もしくは促進して燃焼域温度の過度の上
昇や降下を防止することにより、被加熱物に局部的な熱
処理不良が生じないように、昇温速度や被加熱物の熱処
理温度幅等を考慮して設定されるのであり゛、これらの
温度範囲および値を適当に決めれば、局部的な熱処理不
良の発生を回避しつつ炉内温度を速やかに制御すること
が可能となり、熱処理時間の短縮化を図ることができる
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図および第2図は、本発明の一実施例である温度制
御装置を備えたバッチ式熱処理炉の縦断面および横断面
を模型的に示す図である。これらの図において、10は
耐火断熱材料から成るベル形状の炉体であり、その炉体
10の内部空間は、上下方向の中間位置に設けられた仕
切板12により、上部の熱処理室14と下部の燃焼室1
6とに仕切られている。熱処理室14には、その上部に
炉内温度検出器として3個の熱電対18a、18b、1
8C(図示せず)が設けられ、熱処理室14内の温度(
炉内温度)を検出するようになっているとともに、下部
には棒状の被加熱物20を載置する多数のローラ22が
配設されている。ローラ22は図示しない駆動装置によ
ってその軸心まわりに往復回転させられるようになって
おり、これにより、上記被加熱物20は熱処理室14内
においてその長手方向に所定の距離だけ往復移動させら
れる。
一方、燃焼室16には、10本のバーナ24a。
24b、・・・ (一部、図示せず)が前記炉体10の
相対向する両側壁に沿って等間隔で且つ交互に設けられ
、それらのバーナ24a、24b、  ・・・が燃焼さ
せられることにより、燃焼室16および上記熱処理室1
4を加熱するようになっている。また、燃焼室16のバ
ーナ24a、24b。
・・・に対向する位置には燃焼域温度検出器としての熱
電対25a、26b、  ・・・がそれぞれ配設され、
各バーナ24a、24b、  ・・・の各々の燃焼域温
度を検出するようになっている。
次に、かかるバッチ式熱処理炉の炉内温度を制御する制
御回路を第3図に基づいて説明する。なお、本実施例で
は、炉体10内が熱電対18a。
1.8b、18cをそれぞれ中心部に有する3つの区域
A、B、Cに分けられて、それぞれ別個に温度制御され
るようになっており、第3図は熱電対18aを中心部に
有するとともにバーナ24a。
24bおよび24cと熱電対26a、26bおよび26
cとを含む区域Aの制御回路を示したものである。
先ず、熱電対18aによって検出された炉内温度を表す
炉内温度信号SFaは、増幅器28aによって増幅され
た後A/Dコンバータ30aにてデジタル信号に変換さ
れ、制御装置32内の温度調節計34aに供給される。
また、熱電対26a。
26b、26Cによって検出された各バーナ24a、2
4b、24Cの燃焼域温度を表す燃焼域温度信号SBa
、SBb、SBcは、それぞれ増幅器36a、36b、
36cによって増幅された後A/D:lンバータ38 
a、  38 b、  38 cにてデジタル信号に変
換され、制御装置32の温度調節計40a、40b、4
0cに供給される。
温度調節計34aは、第4図の制御ブロック線図カンら
明らかなように、偏差検出手段42.調節手段44およ
びリミッタ手段46を含んで構成されている。偏差検出
手段42には、上記炉内温度信号SFaが供給されると
ともに、被加熱物2−0に熱処理を施すべき熱処理温度
すなわち目標炉内温度T0を表す目標炉内温度信号SS
が設定器48から供給されるようになっており、それら
を比較してその偏差量e (t)を表す動作信号SAを
調節手段44に供給する。調節手段44は主調節手段を
成すもので、動作信号SAが表す偏差量e(1)が零と
なるように、換言すれば前記炉内温度が目標炉内温度T
0と一致するように、例えば、次式(1): %式%) (但し、K、 、 K工、 Ko は何れも定数)に基
づいて、比例動作と積分動作と微分動作とを組み合わせ
たPID動作にて目標燃焼域温度を表す操作量MVを決
定し、その操作量を表す操作信号SMをリミッタ手段4
6に供給する。リミッタ手段46には、その操作信号S
Mの他に前記炉内温度信号SFaが供給されるようにな
っており、その炉内温度信号SFaが表す炉内温度が前
記目標炉内温度T0よりも予め定められた一定の温度(
例えば、20〜30℃程度)だけ低い準目標炉内温度T
工に達したとき、操作信号SMが表す目標燃焼域温度の
上限を目標炉内温度T0と同じか僅かに高い予め定めら
れたリミット温度T2に制限する。これにより、炉内温
度が未だ準目標炉内温度T1より低い場合や、炉内温度
が準目標炉内温度T1より高くても操作信号SMが表す
目標燃焼域温度がリミット温度T2より低い場合には、
その操作信号SMがそのままリミット手段46から出力
されるが、炉内温度が準目標炉内温度T□より高い場合
に操作信号SMが表す目標燃焼域温度がリミット温度T
2より高いときには、その操作信号SMの内容すなわち
目標燃焼域温度がリミット温度T2に制限されてリミッ
ト手段46から出力されることとなる。なお、かかる温
度調節計34aには、図示は省略するが、上記炉内温度
信号SFaが表す炉内温度を指示する指示手段が備えら
れている。
温度調節計34aから出力された操作信号SMは、前記
温度調節計40a、40bおよび40cにそれぞれ供給
される。これら温度調節計40a。
40b、40cは、それぞれ偏差検出手段50a。
50b、50Cおよび調節手段52a、52b’。
52cを備えており、偏差検出手段50ay50b、5
0cにおいては、操作信号SMが表す目標燃焼域温度と
燃焼域温度信号SBa、SBb、SBcが表す燃焼域温
度とを比較して、それぞれその偏差量e (t)を表す
動作信号SAa、SAb。
SAcを調節手段52 a、  52 b、  52 
cに供給する。また、調節手段52a、52b、52c
においては、それぞれ動作信号SAa、SAb、SAc
が表す偏差量e (t)が零となるように、換言すれば
燃焼域温度が目標燃焼域温度と一致するように、例えば
前記(1)式に基づいて操作量を決定し、その操作量を
表す操作信号SMa、SMb。
SMcを出力する。なお、これら温度調節計40a、4
0bおよび40cも、前記温度調節計34aと同様に、
それぞれ燃焼域温度信号SAa、SAbおよびSAcが
表す燃焼域温度を指示する指示手段を備えている。
そして、かかる温度調節計40a、40b、40Cから
出力された操作信号SMa、SMb、SMcは、それぞ
れD/Aコンバータ54a、54b、54cにてアナロ
グ信号に変換された後、増幅器56a、56b、56c
によって増幅され、ポジショナ58a、58b、58c
に供給される。
ポジショナ58a、58b、58cは、それぞれバーナ
24 a、  24 b、  24 cに空気を供給す
る空気供給管60 a、  60 b、  60 cに
配設されたダンパ62a、62b、62cの角度が、操
作信号SMa、SMb、SMcが表す操作量に対応した
角度となるように、モータ64a、64b、64Cをそ
れぞれ駆動して位置決めする。これにより、バーナ24
a、24b、24cに供給される空気の流量が調節され
、更に、空気供給管60a。
60b、60cにダイヤフラムを介して接続された空燃
比調節弁66a、66b、66cによって燃料供給管6
8a、68b、68cから供給される燃料の供給量が調
節されることにより、各バーナ24a、24b、24c
の燃焼域温度が目標燃焼域温度と一致するように、各バ
ーナ24a、24b、24Cの燃焼がそれぞれ別々に調
節される。
これらポジショナ58a、58b、58c等と前記温度
調節計40a、40b、40cとによッテ、燃焼域温度
が目標燃焼域温度と一致するように各バーナ24a、2
4b、24cの燃焼を調節する副調節手段が構成されて
いる。
なお、上述したのは区域Aにおける制御回路であるが、
区域B、Cについても全く同様に構成されているのであ
り、上記制御装置32にはそれら区域B、Cに関する温
度制御計も備えられていて、各区域A、B、C毎に炉内
温度が目標炉内温度T。
と一致するように制御されるようになっている。
以上のように構成されたバッチ式熱処理炉においては、
熱電対26a、26b、  ・・・によって各バーナ2
4a、24b、  ・・・の燃焼域温度がそれぞれ検出
され、その燃焼域温度が目標燃焼域温度と一致するよう
に、各バーナ24a、24b。
・・・の燃焼がそれぞれ別個に制御されるようになって
いるため、例えば区域Aにおいて、バーナ24bの燃焼
状態が悪くてそのバーナ24bの燃焼域温度だけが低い
場合には、その燃焼域温度が他のバーナ24a、24c
の燃焼域温度と略一致するようにバーナ24bの燃焼だ
けが温度調節計40bによって強められ、区域A内の各
部が均一に加熱されるようになるのであり、他の区域B
またはCについても同じように調節される。また、各区
域A、B、Cの相互の関係についても、それぞれの区域
A、B、C毎に炉内温度が目標炉内温度T0と一致する
ように目標燃焼域温度が決定されるようになっているた
め、例えば区域Aの炉内温度が低い場合には区域Aの目
標燃焼域温度のみが高められてその炉内温度が上昇させ
られ、他の区域B、Cの炉内温度と略一致させられる。
したがって、炉内各部が略同じ温度に制御されるように
なり、被加熱物20に対して均一な熱処理が施されるこ
ととなる。特に、本実施例では炉内が3つの区域A、B
、Cに区分され、それぞれに熱電対18a、18b、1
8cが配設されて炉内温度を検出することにより温度制
御するようになっているため、比較的長尺の熱処理炉で
あっても炉内各部の温度が均一に制御され得るのである
また、炉内温度が目標炉内温度T0と一致するまで加熱
する昇温過程において、第5図のグラフにおいて実線で
示されている炉内温度が目標炉内温度T0より低い準目
標炉内温度T□に達すると、前記調節手段44から出力
された目標燃焼域温度を表す操作信号SMの内容がリミ
ッタ手段46によってリミット温度T2以下に制限され
る。第5図の時間t2はこの時の状態を示しており、同
図において二点鎖線で示されている目標燃焼域温度は、
炉内温度が未だ目標炉内温度T0まで達していないにも
拘らずリミ・ノド温度T2まで降下させられる。このた
め、第5図において一点鎖線で示されているように上記
炉内温度より高い燃焼域温度は、その目標燃焼域温度よ
り高くなってしまい、それ以後、各バーナ24a、24
b、  ・・・の燃焼は調節手段52a、52b、  
・・・によって抑制され、燃焼域温度の過度の上昇が防
止される。
したがって、バーナ24a、24b、  ・・・の近傍
に位置する被加熱物20の局部的な過熱が緩和され、そ
の被加熱物20が熱処理温度幅の狭いものであっても良
好な熱処理を施すことができるのである。上記準目標炉
内温度T1およびリミット温度T2は、このように、バ
ーナ24a、24b。
・・・の燃焼を抑制して燃焼域温度の過度の上昇を防止
することにより、被加熱物20に局部的な熱処理不良が
生じないように、昇温速度や被加熱物20の熱処理温度
幅等を考慮して設定されている。
一方、炉内温度は燃焼域温度に追従して上昇するところ
から、上記のように各バーナ24a、24b、  ・・
・の燃焼が抑制されたからといって直ちにその温度上昇
が損なわれることはないが、次第にその上昇速度は緩や
かになり、目標炉内温度T0を超えることなくその目標
炉内温度T0と一致させられる。第5図の時間t3はこ
の時の状態を示している。したがって、昇温速度を比較
的速くしても、炉内温度と燃焼域温度との温度差に起因
して炉内温度が目標炉内温度T。を大きく上まわること
はないのであり、炉内温度を高い精度で制御しつつ熱処
理時間の短縮化を図ることができる。なお、炉内温度が
目標炉内温度T0に接近すると、調節手段44によって
決定される目標燃焼域温度は次第に低くなるが、それが
前記リミット温度T2よりも低くなると、その調節手段
44によって決定された目標燃焼域温度を表す操作信号
SMはそのままリミット手段46から出力されるように
なる。第5図の時間t2はこの時の状態を示している。
これに対し、炉体10の上部に設けられた温度検出器に
よって検出した炉内温度だけに基づいて複数のバーナの
燃焼を同じように制御する従来のバッチ式熱処理炉の場
合には、各バーナの燃焼状態によってそれぞれの燃焼域
温度が異なるため、被加熱物20に局部的な熱処理不良
を生じることがあった。また、その昇温過程においては
、第6図において実線で示されている炉内温度と目標炉
内温度T0との偏差に基づいて、同図において二点鎖線
で示されるように目標燃焼域温度が決定され、その目標
燃焼域温度に従ってバーナの燃焼が制御されるため、燃
焼域温度は炉内温度との温度差に起因して第6図に一点
鎖線で示されているように目標炉内温度T0を大きく上
まわってしまうのであり、更にその後、その燃焼域温度
の過度の上昇に起因して炉内温度も目標炉内温度を超え
てしまう場合があったのである。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明し
たが、本発明は他の態様で実施することもできる。
例えば、前記実施例では調節手段44.52a。
52b、52cがPID動作に基づいて操作量を決定す
る場合について゛説明したが、比例動作と積分動作とを
組み合わせたPI動作、比例動作と微分動作とを組み合
わせたPD動作、或いは0N−OFF動作など他の制御
動作に基づいて操作量を決定するようにしても差支えな
い。
また、前記実施例では炉内温度を上昇させて目標炉内温
度T0と一致させる場合について説明したが、その後そ
の目標炉内温度T0より低い温度で引き続いて熱処理を
行う場合など、目標炉内温度をプログラムに従って低い
温度に設定することにより炉内温度を下降させて目標炉
内温度と一致させる場合にも本発明は適用され得る。そ
の場合には、炉内温度がその目標炉内温度より高い所定
の温度まで下降させられた時、リミッタ手段46によっ
て目標燃焼域温度を一定の温度以上に制限することとな
る。
また、前記実施例の制御装置32内の温度調節計34a
、40a、40b、40Cはアナログ式の調節計であっ
てもよいし、制御装置32全体が制御用コンピュータに
て構成されてもよい。制御用コンピュータが用いられる
場合は、温度調節計34a、40a、40b、40cは
それぞれと同様の機能を有する制御プログラムが用意さ
れる。
また、前記実施例では各熱電対26a、26b。
・・・がバ′−す24a、24b、  ・・・に対向す
る位置に設けられているが、少な(とも各バーナ24a
、24b、  ・・・の燃焼域の温度を検出し得る位置
であればよい。
また、前記実施例では被加熱物2oがローラ22上に載
置されて往復移動させられるようになっているが、被加
熱物2oを位置固定に載置して熱処理を行うようにして
もよい。
さらに、前記実施例では炉体10の内部を3つの区域A
、B、Cに分けて温度制御するようになっているが、炉
内全体を一つの区域として温度制御することも可能であ
る。
その他−々例示はしないが、本発明はその精神を逸脱す
ることなく当業者の知識に基づいて種々の変更2改良を
加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である温度制御装置を備えた
バッチ式熱処理炉の縦断面を模型的に示す図である。第
2図は第1図におけるn−n視断面図である。第3図は
第1図のバッチ式熱処理炉に備えられている制御回路の
一部を示すブロック線図である。第4図は第3図におけ
る制御装置の機能を説明する制御ブロック線図である。 第5図は第1図のバッチ式熱処理炉において炉内温度が
上昇させられる際の炉内温度、燃焼域温度および目標燃
焼域温度と時間との関係を示すグラフである。第6図は
従来のバッチ式熱処理炉において炉内温度が上昇させら
れる際の炉内温度、燃焼域温度および目標燃焼域温度と
時間との関係の一例を示すグラフで、第5図に相当する
図である。 18a、18b:熱電対(炉内温度検出器)20:被加
熱物 24a、24b、  ・−−:R−す 26a、26b、  ・−−:熱電対 (燃焼域温度検出器) 44:調節手段(主調節手段) 46:リミソタ手段 To :目標炉内温度

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のバーナを燃焼させることにより炉内に収容
    した被加熱物に熱処理を施すバッチ式熱処理炉において
    、該熱処理炉の炉内温度が目標炉内温度と一致するよう
    に温度制御するに際し、前記複数のバーナの各々の燃焼
    域温度が一定となるようにそれぞれフィードバック制御
    する一方、該フィードバック制御の目標燃焼域温度を前
    記炉内温度が目標炉内温度となるように決定し、且つ前
    記炉内温度が目標炉内温度の手前に予め設けられた一定
    の温度範囲内に到達したときには、該目標燃焼域温度を
    予め定められた一定の値に制限するようにしたことを特
    徴とする温度制御方法。
  2. (2)複数のバーナを燃焼させることにより炉内に収容
    した被加熱物に熱処理を施すバッチ式熱処理炉において
    、該熱処理炉の炉内温度が目標炉内温度と一致するよう
    に温度制御する装置であつて、 前記熱処理炉の炉内温度を検出する炉内温度検出器と、 前記複数のバーナの各々の燃焼域温度を検出する複数の
    燃焼域温度検出器と、 該燃焼域温度検出器にて検出される温度が目標燃焼域温
    度と一致するように前記バーナの燃焼をそれぞれ調節す
    る複数の副調節手段と、前記炉内温度が予め定められた
    目標炉内温度と一致するように前記目標燃焼域温度を決
    定する主調節手段と、 前記炉内温度が前記目標炉内温度の手前に予め定められ
    た一定の温度範囲内に到達したとき、前記目標燃焼域温
    度を予め定められた一定の値に制限するリミッタ手段と を有することを特徴とする温度制御装置。
JP14300185A 1985-06-28 1985-06-28 温度制御方法およびその装置 Pending JPS624828A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14300185A JPS624828A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 温度制御方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14300185A JPS624828A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 温度制御方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS624828A true JPS624828A (ja) 1987-01-10

Family

ID=15328635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14300185A Pending JPS624828A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 温度制御方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS624828A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011118201A1 (ja) 2010-03-25 2011-09-29 住友金属工業株式会社 長尺材の熱処理方法、長尺材の製造方法、およびそれらの方法に用いる熱処理炉
KR101418320B1 (ko) * 2012-08-06 2014-07-14 대한열기 주식회사 대상물 보호형 열처리로

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011118201A1 (ja) 2010-03-25 2011-09-29 住友金属工業株式会社 長尺材の熱処理方法、長尺材の製造方法、およびそれらの方法に用いる熱処理炉
KR101418320B1 (ko) * 2012-08-06 2014-07-14 대한열기 주식회사 대상물 보호형 열처리로

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3868094A (en) Furnace control systems
JP4868091B2 (ja) 長尺材の熱処理方法、長尺材の製造方法、およびそれらの方法に用いる熱処理炉
JP5585181B2 (ja) 直火式ローラーハース型連続熱処理炉及びラジアントチューブ式ローラーハース型連続熱処理炉における厚鋼板の熱処理方法
JPS624828A (ja) 温度制御方法およびその装置
US2458624A (en) Method and apparatus for artificially compensating for thermal load changes in heat-treatment furnaces
JP6631824B1 (ja) 連続焼鈍における鋼板の加熱方法および連続焼鈍設備
JP3466673B2 (ja) 可動熱反射板付真空炉
JPS63307217A (ja) 加熱炉における段付軸の温度制御方法
JPH0799311B2 (ja) 加熱炉の温度制御方法
JP2002220620A (ja) 加熱炉の炉圧制御方法
JPS6411693B2 (ja)
KR102918608B1 (ko) 강판의 방사율 도출 방법, 강판의 열처리 공정 제어 방법 및 강판의 열처리 공정 제어 시스템
JPH09209032A (ja) 加熱炉の最適炉圧制御方法
JP2759342B2 (ja) コークス炉焼成時間のばらつき低減方法
ES351739A1 (es) Procedimiento y aparato de recoccion continua de una tira metalica en un horno.
JPS591639A (ja) 板温制御方法
JP2947678B2 (ja) バーナ燃焼制御方式
SU1486529A1 (ru) Способ регулирования теплового режима обжиговой машины
KR20080057672A (ko) 가열로의 각대 설정온도 결정방법
SU377350A1 (ru) Способ автоматического управления температурнб1м режимом секционных печей
JPH06248330A (ja) 加熱炉における燃焼制御方法
JPH0835015A (ja) ストリップ連続熱処理設備用加熱炉における燃焼ガス流量制御方法
JPH0684867B2 (ja) 連続加熱炉の炉温設定装置
JP2001262238A (ja) 連続焼鈍炉の加熱帯炉温設定方法及び炉温設定装置
JPS609087B2 (ja) 連続式加熱炉の加熱制御方法