JPS6252199B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6252199B2 JPS6252199B2 JP59191784A JP19178484A JPS6252199B2 JP S6252199 B2 JPS6252199 B2 JP S6252199B2 JP 59191784 A JP59191784 A JP 59191784A JP 19178484 A JP19178484 A JP 19178484A JP S6252199 B2 JPS6252199 B2 JP S6252199B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- oil
- rotating shaft
- thrust
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6637—Special parts or details in view of lubrication with liquid lubricant
- F16C33/6659—Details of supply of the liquid to the bearing, e.g. passages or nozzles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16N—LUBRICATING
- F16N7/00—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated
- F16N7/14—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated the lubricant being conveyed from the reservoir by mechanical means
- F16N7/16—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated the lubricant being conveyed from the reservoir by mechanical means the oil being carried up by a lifting device
- F16N7/20—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated the lubricant being conveyed from the reservoir by mechanical means the oil being carried up by a lifting device with one or more members moving around the shaft to be lubricated
- F16N7/22—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated the lubricant being conveyed from the reservoir by mechanical means the oil being carried up by a lifting device with one or more members moving around the shaft to be lubricated shaped as rings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
〔発明の技術分野〕
本発明はラジアル荷重およびスラスト荷重を支
承する軸受装置、特にオイルデイスクによる自己
給油方式の軸受装置に関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 中、大容量の電動機や発電機等に代表される回
転電機には円板のオイルデイスク給油軸受がよく
用いられている。オイルデイスク給油軸受はオイ
ルリング給油軸受がリングの動きの監視を必要と
するのに比べ軸とデイスクが一体となつて回転す
るのでその点においてすこぶる有利な長所をもつ
ている。 しかしながら、その反面オイルデイスクが或る
周速を超えると潤滑油が飛散してしまうので所望
の油量が得られる自冷可能範囲が狭いという不満
がある。 たとえば第5図は軸受直径140mm、オイルデイ
スク直径290mmのものについて回転速度とくみあ
げ量の関係を示したものである。この図で明らか
なようにオイルデイスクの周速が略4m/secを
超えると飛散によりくみあげ量が減少し始める。
そこで今所望の油量2.5/minを得ようとする
回転機の場合はその回転速度範囲は120〜500rpm
に限られる。従来からこの飛散油をできるだけオ
イルデイスクの上方に搬送するためオイルデイス
クの外周部を包む導油カバーを設けるものが種々
提案されている(実開昭55−82596号公報)。しか
しながらくみあげ量の増加率はせいぜい1〜2割
程度にとどまり満足すべきものではなかつた。ま
た、導油カバーの装着により軸受装置が大形化す
る難点がある。一方、このオイルデイスクを給油
手段として使用するとともに回転軸に加わるスラ
スト力をオイルデイスクをスラストカラとなして
静止側で支承することも採用されている。 このスラスト軸受の構成は一般に二種類ありそ
の一つは第6図に示す事例のように軸受1の側面
にもバビツトメタル2を張り付けスラスト面Aを
形成しオイルデイスク3との間で摺接させ比較的
軽荷重を支承するものである。 しかしながら、このような軸受は軸受1の側面
にスラスト摺接面を形成するため、切削加工の段
取り替による作業時間の増加、この部分のバビツ
トメタルは円筒部と異る方法で張り付けなければ
ならないこと、等の理由によりこの部分は軸受製
作時間の35〜40%を占めるという生産性の面で不
利な要素をもつている。 また、他の種の事例は第7図に示したように軸
受箱4の両側にスラストパツド5,5を設けてオ
イルデイスク3aおよび3bを介してスラスト力
を支承するものである。この事例では右側のデイ
スク3aによりくみあげた潤滑油を油かき6によ
り軸受1に導入し、左側のデイスク3bはスラス
トカラの役目にのみ使用されている。このような
構成においてはパッドおよびその支持部材が大き
なスペースを占拠するため軸受装置の小形化を図
るうえで支障となつている。 そして、これらすべりスラスト軸受を併設した
軸受装置はスラスト軸受の損失が大きいので軸受
効率が低く、回転機の効率を向上させるうえで大
きな欠点となつている 〔発明の目的〕 本発明の目的は、軸の回転速度よりオイルデイ
スクの油くみあげ部の回転速度が低くなるように
してくみあげた油の飛散を抑制し軸受の自冷可能
範囲を高速領域に拡大できるとともに、このオイ
ルデイスクを利用することによりスラスト軸受損
失を低減できる軸受装置を提供するにある。 〔発明の概要〕 上記目的を達成するため本発明の軸受装置は、
回転軸と、この回転軸を支承し軸受箱に収納され
たジヤーナル軸受と、前記回転軸に前記軸受と隣
接して配置された軸受直径より大径の鍔部と、こ
の鍔部に外装しかつ周方向に配置され下部を軸受
箱の潤滑油に浸漬した複数個の転動体と、これら
転動体に内接しかつ静止側部材と遊びをもつて係
止するとともに側面で回転軸のスラスト力を受け
る外輪とを備えたことを特徴とし、回転軸が高速
回転してもオイルデイスクをその回転速度より遅
くせしめて潤滑油を有効に軸受に供給し、かつス
ラスト力を損失の小さい転り摩擦により支承する
ようにするものである。 〔発明の実施例〕 本発明の一実施例を図面により説明する。第1
図および第2図に示した軸受装置は、回転軸7を
支承するすべり軸受1を軸受箱4に支持し、軸受
1の側方にあつて軸上に装備したオイルデイスク
8により回転軸7の軸受面に潤滑油を供給すると
ともにオイルデイスク8の一部を成す静止外輪
(後述する)と軸受箱のスラスト受け座9との間
で矢印Bで示したスラスト力の伝達をするように
したものである。 次に第3図によりオイルデイスク8について説
明する。回転軸7の一部に突起した鍔部10を形
成する。この鍔部10の外周には環状の内輪11
が焼嵌により嵌着される。この内輪11の外周に
は凹状の軌道11aが形成してある。内輪11の
外側には転動層12を介して外輪13が設けられ
る。この外輪13の内周側にも凹状の軌道13a
が形成してある。そして上記環状層12は内外輪
11,13の間にあつて軌道に嵌め込まれ周方向
に転動可能な玉からなる複数の転動体14と、隣
接するこれら転動体の間隔を保つため転動体14
を両側から摺動可能に包む環状の保持器15とか
ら構成されている。外輪13の上部には軸方向に
延びる溝16が設けられており、この溝には前述
した油かき6から突出したピン17がゆるく挿入
されこのピン17により外輪13が回転しないよ
うにしている。 以上のように構成されたオイルデイスク8と潤
滑油の浸漬位置関係は内輪11の最下部の外周面
かそれよりもやゝ低くなるように油面OLを設定
する。 なお、第1図に示したようにオイルデイスク8
の外輪と軸受箱のスラスト受け座9との接触部に
はスプリングあるいはゴム等の弾性体18を介在
させ外輪13の微振動を抑制するとよい。 次に作用を説明する。回転軸7の回転により内
輪11も同じ回転速度で回転する。内輪11が回
転するとこれに接している転動体14は自転しな
がら軌道上を回転軸より遅い回転速度で公転す
る。転動体14の公転にともないこれに装着して
ある保持器15も転動体14と同じ回転速度で公
転する。つまり転動体14と保持器15とから構
成された転動層12は、その下部が潤滑油に浸漬
されているから回転軸7の回転速度より遅い回転
速度で油をくみあげるわけである。 この公転数は、ころがり軸受における転動体の
公転数を求める式により表わすことができる。す
なわち、公転数をnとすれば n=(1−dcosα/dm)N/2(rpm) …(1) ただし、 d:転動体の直径(mm) α:転動体の接触角(゜) dm:転動体のピツチ円直径(mm) N:回転軸の回転数(rpm) である。上記したような転動体を用いれば転動層
12の回転速度を、回転軸の回転速度の40%前後
に抑制することができる。 第4図はこの実施例によるオイルデイスクを用
いて実験した潤滑油のくみあげ量と回転軸の回転
速度との関係を表わしたものである。比較のため
従来の一体円板状のオイルデイスクによるくみあ
げ特性aも併記してあり、オイルデイスクの寸法
は同一に設定している。(この実験では外輪の内
径を従来のオイルデイスクの外径290mmと略同一
にし、転動体は8箇の球を等間隔に設けている)
この図で明らかなように、くみあげ特性bは高速
領域を大幅に凌駕する。たとえば今2.5/min
のくみあげ油量を必要とする軸受についてみれ
ば、前述した従来のデイスクによると120〜
500rpmの範囲に限られていたものが、本実施例
のデイスクによると230〜1200rpmの範囲のもの
に使用可能である。低速領域での若干の使用不能
範囲はその公転数特性の関係上やむをえないが、
高速領域の拡大範囲は大きく、このことから軸受
の自己給油での運転可能範囲を大幅に拡大させる
に極めて有効である。 この実施例における転動層12の構成はころが
り軸受のアンギユラ玉軸受のそれと同じである。
したがつて第1図のB矢印の方向にスラスト力が
加わると転動層12はスラスト力の伝達が可能な
構成であるから静止体同志である外輪13と軸受
箱4との間でスラスト力の支承ができる。よつて
スラスト力は摩擦損の微小なころがり摩擦となり
軸受損ひいては回転機の機械損を減少させるに有
効である。また、すべり軸受1は回転軸7のラジ
アル荷重だけを支承すればよいから作業性の悪い
側面のバビツト摺動面を形成しなくても済むこと
になる。 さらには、このオイルデイスク8は給油機能と
スラスト軸受機能とを兼ね備えているから従来の
ようにスペースを占拠するスラストパツドを設け
なくても済み、軸受装置の小形化を容易に可能と
するものである。 なお、上記実施例では回転軸7の鍔部10に内
輪11を嵌着しているが、鍔部10と内輪11と
は一体であつてもよく、また、外輪13を静止さ
せるため外輪13の溝16に油かき6のピン17
を係合させているが、外輪13の上部に丸穴を設
けてこの丸穴にピン17を遊貫させて外輪の廻り
止めとしてもよい。 さらに転動層の構成を種々変形することもでき
る。すなわち転動体14は玉に限らずころを使用
することもできる。表はこの転動層の形式と負荷
条件による組合せを示したものであつてスラスト
荷重の方向と回転軸の回転速度により適宜選択で
きる例である。(左端のアンギユラ玉は上記実施
のものである)スラスト力が両方向に作用するも
のは外輪13を軸受箱4と軸受1とで挟持して支
持する等、外輪13の支持構成は上記実施例に限
らず種々実施できることは勿論である。
承する軸受装置、特にオイルデイスクによる自己
給油方式の軸受装置に関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 中、大容量の電動機や発電機等に代表される回
転電機には円板のオイルデイスク給油軸受がよく
用いられている。オイルデイスク給油軸受はオイ
ルリング給油軸受がリングの動きの監視を必要と
するのに比べ軸とデイスクが一体となつて回転す
るのでその点においてすこぶる有利な長所をもつ
ている。 しかしながら、その反面オイルデイスクが或る
周速を超えると潤滑油が飛散してしまうので所望
の油量が得られる自冷可能範囲が狭いという不満
がある。 たとえば第5図は軸受直径140mm、オイルデイ
スク直径290mmのものについて回転速度とくみあ
げ量の関係を示したものである。この図で明らか
なようにオイルデイスクの周速が略4m/secを
超えると飛散によりくみあげ量が減少し始める。
そこで今所望の油量2.5/minを得ようとする
回転機の場合はその回転速度範囲は120〜500rpm
に限られる。従来からこの飛散油をできるだけオ
イルデイスクの上方に搬送するためオイルデイス
クの外周部を包む導油カバーを設けるものが種々
提案されている(実開昭55−82596号公報)。しか
しながらくみあげ量の増加率はせいぜい1〜2割
程度にとどまり満足すべきものではなかつた。ま
た、導油カバーの装着により軸受装置が大形化す
る難点がある。一方、このオイルデイスクを給油
手段として使用するとともに回転軸に加わるスラ
スト力をオイルデイスクをスラストカラとなして
静止側で支承することも採用されている。 このスラスト軸受の構成は一般に二種類ありそ
の一つは第6図に示す事例のように軸受1の側面
にもバビツトメタル2を張り付けスラスト面Aを
形成しオイルデイスク3との間で摺接させ比較的
軽荷重を支承するものである。 しかしながら、このような軸受は軸受1の側面
にスラスト摺接面を形成するため、切削加工の段
取り替による作業時間の増加、この部分のバビツ
トメタルは円筒部と異る方法で張り付けなければ
ならないこと、等の理由によりこの部分は軸受製
作時間の35〜40%を占めるという生産性の面で不
利な要素をもつている。 また、他の種の事例は第7図に示したように軸
受箱4の両側にスラストパツド5,5を設けてオ
イルデイスク3aおよび3bを介してスラスト力
を支承するものである。この事例では右側のデイ
スク3aによりくみあげた潤滑油を油かき6によ
り軸受1に導入し、左側のデイスク3bはスラス
トカラの役目にのみ使用されている。このような
構成においてはパッドおよびその支持部材が大き
なスペースを占拠するため軸受装置の小形化を図
るうえで支障となつている。 そして、これらすべりスラスト軸受を併設した
軸受装置はスラスト軸受の損失が大きいので軸受
効率が低く、回転機の効率を向上させるうえで大
きな欠点となつている 〔発明の目的〕 本発明の目的は、軸の回転速度よりオイルデイ
スクの油くみあげ部の回転速度が低くなるように
してくみあげた油の飛散を抑制し軸受の自冷可能
範囲を高速領域に拡大できるとともに、このオイ
ルデイスクを利用することによりスラスト軸受損
失を低減できる軸受装置を提供するにある。 〔発明の概要〕 上記目的を達成するため本発明の軸受装置は、
回転軸と、この回転軸を支承し軸受箱に収納され
たジヤーナル軸受と、前記回転軸に前記軸受と隣
接して配置された軸受直径より大径の鍔部と、こ
の鍔部に外装しかつ周方向に配置され下部を軸受
箱の潤滑油に浸漬した複数個の転動体と、これら
転動体に内接しかつ静止側部材と遊びをもつて係
止するとともに側面で回転軸のスラスト力を受け
る外輪とを備えたことを特徴とし、回転軸が高速
回転してもオイルデイスクをその回転速度より遅
くせしめて潤滑油を有効に軸受に供給し、かつス
ラスト力を損失の小さい転り摩擦により支承する
ようにするものである。 〔発明の実施例〕 本発明の一実施例を図面により説明する。第1
図および第2図に示した軸受装置は、回転軸7を
支承するすべり軸受1を軸受箱4に支持し、軸受
1の側方にあつて軸上に装備したオイルデイスク
8により回転軸7の軸受面に潤滑油を供給すると
ともにオイルデイスク8の一部を成す静止外輪
(後述する)と軸受箱のスラスト受け座9との間
で矢印Bで示したスラスト力の伝達をするように
したものである。 次に第3図によりオイルデイスク8について説
明する。回転軸7の一部に突起した鍔部10を形
成する。この鍔部10の外周には環状の内輪11
が焼嵌により嵌着される。この内輪11の外周に
は凹状の軌道11aが形成してある。内輪11の
外側には転動層12を介して外輪13が設けられ
る。この外輪13の内周側にも凹状の軌道13a
が形成してある。そして上記環状層12は内外輪
11,13の間にあつて軌道に嵌め込まれ周方向
に転動可能な玉からなる複数の転動体14と、隣
接するこれら転動体の間隔を保つため転動体14
を両側から摺動可能に包む環状の保持器15とか
ら構成されている。外輪13の上部には軸方向に
延びる溝16が設けられており、この溝には前述
した油かき6から突出したピン17がゆるく挿入
されこのピン17により外輪13が回転しないよ
うにしている。 以上のように構成されたオイルデイスク8と潤
滑油の浸漬位置関係は内輪11の最下部の外周面
かそれよりもやゝ低くなるように油面OLを設定
する。 なお、第1図に示したようにオイルデイスク8
の外輪と軸受箱のスラスト受け座9との接触部に
はスプリングあるいはゴム等の弾性体18を介在
させ外輪13の微振動を抑制するとよい。 次に作用を説明する。回転軸7の回転により内
輪11も同じ回転速度で回転する。内輪11が回
転するとこれに接している転動体14は自転しな
がら軌道上を回転軸より遅い回転速度で公転す
る。転動体14の公転にともないこれに装着して
ある保持器15も転動体14と同じ回転速度で公
転する。つまり転動体14と保持器15とから構
成された転動層12は、その下部が潤滑油に浸漬
されているから回転軸7の回転速度より遅い回転
速度で油をくみあげるわけである。 この公転数は、ころがり軸受における転動体の
公転数を求める式により表わすことができる。す
なわち、公転数をnとすれば n=(1−dcosα/dm)N/2(rpm) …(1) ただし、 d:転動体の直径(mm) α:転動体の接触角(゜) dm:転動体のピツチ円直径(mm) N:回転軸の回転数(rpm) である。上記したような転動体を用いれば転動層
12の回転速度を、回転軸の回転速度の40%前後
に抑制することができる。 第4図はこの実施例によるオイルデイスクを用
いて実験した潤滑油のくみあげ量と回転軸の回転
速度との関係を表わしたものである。比較のため
従来の一体円板状のオイルデイスクによるくみあ
げ特性aも併記してあり、オイルデイスクの寸法
は同一に設定している。(この実験では外輪の内
径を従来のオイルデイスクの外径290mmと略同一
にし、転動体は8箇の球を等間隔に設けている)
この図で明らかなように、くみあげ特性bは高速
領域を大幅に凌駕する。たとえば今2.5/min
のくみあげ油量を必要とする軸受についてみれ
ば、前述した従来のデイスクによると120〜
500rpmの範囲に限られていたものが、本実施例
のデイスクによると230〜1200rpmの範囲のもの
に使用可能である。低速領域での若干の使用不能
範囲はその公転数特性の関係上やむをえないが、
高速領域の拡大範囲は大きく、このことから軸受
の自己給油での運転可能範囲を大幅に拡大させる
に極めて有効である。 この実施例における転動層12の構成はころが
り軸受のアンギユラ玉軸受のそれと同じである。
したがつて第1図のB矢印の方向にスラスト力が
加わると転動層12はスラスト力の伝達が可能な
構成であるから静止体同志である外輪13と軸受
箱4との間でスラスト力の支承ができる。よつて
スラスト力は摩擦損の微小なころがり摩擦となり
軸受損ひいては回転機の機械損を減少させるに有
効である。また、すべり軸受1は回転軸7のラジ
アル荷重だけを支承すればよいから作業性の悪い
側面のバビツト摺動面を形成しなくても済むこと
になる。 さらには、このオイルデイスク8は給油機能と
スラスト軸受機能とを兼ね備えているから従来の
ようにスペースを占拠するスラストパツドを設け
なくても済み、軸受装置の小形化を容易に可能と
するものである。 なお、上記実施例では回転軸7の鍔部10に内
輪11を嵌着しているが、鍔部10と内輪11と
は一体であつてもよく、また、外輪13を静止さ
せるため外輪13の溝16に油かき6のピン17
を係合させているが、外輪13の上部に丸穴を設
けてこの丸穴にピン17を遊貫させて外輪の廻り
止めとしてもよい。 さらに転動層の構成を種々変形することもでき
る。すなわち転動体14は玉に限らずころを使用
することもできる。表はこの転動層の形式と負荷
条件による組合せを示したものであつてスラスト
荷重の方向と回転軸の回転速度により適宜選択で
きる例である。(左端のアンギユラ玉は上記実施
のものである)スラスト力が両方向に作用するも
のは外輪13を軸受箱4と軸受1とで挟持して支
持する等、外輪13の支持構成は上記実施例に限
らず種々実施できることは勿論である。
【表】
〔発明の効果〕
本発明によれば、軸受に給油するオイルデイス
クを回転しない外輪とこの外輪と回転軸との間に
あつて両者の間をスラスト力が伝達可能でありさ
らに回転軸の回転速度より遅い回転速度で回転し
て油をくみあげる転動層とから構成し、外輪を静
止側に支持するようにしたので、油の飛散を抑制
し軸受の自冷可能範囲を高速領域に拡大できると
ともにスラスト軸受損失を低減できる。
クを回転しない外輪とこの外輪と回転軸との間に
あつて両者の間をスラスト力が伝達可能でありさ
らに回転軸の回転速度より遅い回転速度で回転し
て油をくみあげる転動層とから構成し、外輪を静
止側に支持するようにしたので、油の飛散を抑制
し軸受の自冷可能範囲を高速領域に拡大できると
ともにスラスト軸受損失を低減できる。
第1図は本発明の一実施例を示す軸受装置の正
面図、第2図は第1図の−線に沿つて切断し
矢印方向にみた断面図、第3図は第1図のオイル
デイスクを一部を断面で示した斜視図、第4図は
回転軸の回転速度とくみあげ油量との関係を従来
のものと比較して示した特性曲線図、第5図は従
来のオイルデイスクによる回転速度とくみあげ油
量との関係を示す曲線図、第6図および第7図は
それぞれ従来の軸受装置の断面図である。 1……軸受、4……軸受箱、7……回転軸、8
……オイルデイスク、9……スラスト受け座、1
1……内輪、12……転動層、13……外輪、1
4……転動体、15……保持器。
面図、第2図は第1図の−線に沿つて切断し
矢印方向にみた断面図、第3図は第1図のオイル
デイスクを一部を断面で示した斜視図、第4図は
回転軸の回転速度とくみあげ油量との関係を従来
のものと比較して示した特性曲線図、第5図は従
来のオイルデイスクによる回転速度とくみあげ油
量との関係を示す曲線図、第6図および第7図は
それぞれ従来の軸受装置の断面図である。 1……軸受、4……軸受箱、7……回転軸、8
……オイルデイスク、9……スラスト受け座、1
1……内輪、12……転動層、13……外輪、1
4……転動体、15……保持器。
Claims (1)
- 1 回転軸と、この回転軸を支承し軸受箱に収納
されたジヤーナル軸受と、前記回転軸に前記軸受
と隣接して配置された軸受直径より大径の鍔部
と、この鍔部に外装しかつ周方向に配置され下部
を軸受箱の潤滑油に浸漬した複数個の転動体と、
これら転動体に内接しかつ静止側部材と遊びをも
つて係止するとともに側面で回転軸のスラスト力
を受ける外輪とを備えた軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19178484A JPS6170295A (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | 軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19178484A JPS6170295A (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | 軸受装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6170295A JPS6170295A (ja) | 1986-04-11 |
| JPS6252199B2 true JPS6252199B2 (ja) | 1987-11-04 |
Family
ID=16280479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19178484A Granted JPS6170295A (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | 軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6170295A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113606137B (zh) * | 2021-09-06 | 2023-03-31 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 旋转盛油机构、卧式压缩机 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4719642U (ja) * | 1971-01-27 | 1972-11-06 |
-
1984
- 1984-09-14 JP JP19178484A patent/JPS6170295A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6170295A (ja) | 1986-04-11 |
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