JPS625417Y2 - - Google Patents

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JPS625417Y2
JPS625417Y2 JP1595578U JP1595578U JPS625417Y2 JP S625417 Y2 JPS625417 Y2 JP S625417Y2 JP 1595578 U JP1595578 U JP 1595578U JP 1595578 U JP1595578 U JP 1595578U JP S625417 Y2 JPS625417 Y2 JP S625417Y2
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input rod
booster
valve
working chamber
booster piston
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のブレーキマスタシリンダ等
を操作する負圧式倍力装置、特にブースタシエル
内に、前側が出力杆に連なり戻しばねによつて後
退方向へ常時弾発されるブースタピストンを収容
し、このブースタピストンの前側と後側に、常時
負圧源に連通する第1作動室と、制御弁を介して
第1作動室または大気との連通を切換制御される
第2作動室をそれぞれ形成し、ブースタピストン
と、該ブースタピストンに前後方向相対摺動自在
に嵌合連結される入力杆との間に、入力杆のブー
スタピストンに対する相対摺動時第1および第2
作動室間にブースタピストンを入力杆の動きに追
従させるような圧力差を生じせしめる前記制御弁
を構成し、この制御弁を収容する弁筒をブースタ
ピストンの後面に突設した形式の倍力装置に関す
る。
従来かかる形式の倍力装置においては、入力杆
の後退限では、ブースタピストンを所定の後退限
に保持するために、制御弁が、第2作動室を第1
作動室に連通させて第2作動室を第1作動室と同
圧の負圧に保持する後退切換状態になるようにし
てある(特開昭47−39869号公報等参照)。ところ
で、このようなものにおいては、入力杆を上記後
退限から前進させてからブースタピストンが第
1、第2作動室間に生起する気圧差によつて実際
に前進作動し始めるまでには時間遅れがあり、出
力杆に連なるマスタシリンダ等の被作動装置に作
動遅れが生じる不具合があり、その時間遅れは次
のような原因による。
(1) 入力杆の前進ストロークには、制御弁を前記
後退切換状態から第2作動室を大気に連通させ
る前進切換状態に切換えるまでに無効ストロー
クがある。
(2) 制御弁が前進切換状態に切換られても、第2
作動室に大気中の空気が充満するまでに時間が
かかる。
(3) ブースタピストンのダイヤフラムには一般に
自由状態で多少の弛みが存在するため、第2作
動室に大気中の空気が充満して第1、第2作動
室間に気圧差が生じても、ブースタピストンの
ダイヤフラムが緊張状態になるまでに時間がか
かる。
本考案は、従来の上記不具合を解消することが
でき、しかも前記弁筒を他物との衝突より有効に
保護し且つ装置内部に導入される外気を効果的に
浄化することができるようにした、構造簡単な負
圧式倍力装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本考案は前記弁筒
を被覆すると共に該弁筒を軸受を介して摺動自在
に支承する堅固な被覆筒を前記ブースタシエルの
後面に突設し、その被覆筒は前記入力杆が貫通す
る大気導入口を持つ後端壁を備え、前記入力杆に
は、前記後端壁の内側面に当接することにより前
記入力杆の後退限を規制し、その後退限では前記
制御弁を、第1、第2作動室間に前記戻しばねの
弾発力と平衡する気圧差を生じさせた状態で第2
作動室を第1作動室および大気のいずれとも遮断
した切換中立状態に保持するストツパ板を設ける
と共に、このストツパ板の前面を前記弁筒の後端
面に対向させ、前記ストツパ板と前記弁筒との対
向面間に、前記入力杆の外周面および被覆筒の内
周面に接する柔軟性のエア・フイルタを挾入し、
さらに前記ストツパ板には、前記エア・フイルタ
を大気導入口に常時連通させる通気孔を穿設した
ことを特徴とする。
以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、第1図においてSは負圧式倍力装置を
示し、そのブースタシエル1の内部はブースタピ
ストン6とその背面に接合したダイヤフラム2に
より前部の第1作動室Aと後部の第2作動室Bに
区画され、第1作動室Aは負圧導入管3を介して
負圧源である内燃機関の吸気マニホールド(図示
せず)内に常時連通し、第2作動室Bは制御弁4
により第1作動室Aまたは、ブースタシエル1の
後面に一体に突設した被覆筒1aの後端壁1bに
開口する大気導入口5に交互に連通切換されるよ
うになつている。
ブースタピストン6は第1作動室Aに縮設した
戻しばね7により常時後退方向へ弾発され、その
後退限は、ダイヤフラム2の背面に隆起形成した
環状のストツパリブ2aがブースタシエル1の後
側内壁に当接することにより規制される。
ブースタピストン6はその中心部に後方へ延び
る弁筒8を有し、これを前記被覆筒1aに設けた
平軸受9に摺動自在に支承させる。平軸受9の外
側にはシールリング43を隣接して設置する。弁
筒8内には前記大気導入口5を貫通する入力杆1
1を挿入すると共に、その先端にボールジヨイン
トを介して連結された制御ピストン10をブース
タピストン6の中心部に摺合する。従つて、入力
杆11および制御ピストン10は一体となつて軸
方向に移動し得る。入力杆11は戻しばね12に
より常時後退方向へ弾発され、その後退限は入力
杆11に次のように取付けられるストツパ板26
が前記被覆筒1aの後端壁1bの内側面に当接す
ることにより規制される。
入力杆11は中間部と後端部にねじ部11a,
11bを有し、前方のねじ部11aに螺合する前
後一対のナツト27,28により前記ストツパ板
26を挾持すると共にストツパ板26の中心部に
形成した六角形凹部29に前部ナツト27を係合
する。従つて後部ナツト28を緩めてストツパ板
26を回転すれば、それと同時に前部ナツト27
とねじ部11aとの螺合位置が変わるので、この
要領で入力杆11へのストツパ板26の取付位置
を適宜調節することができる。このストツパ板2
6には大気導入口5と連通する通気孔30が穿設
されている。
また、後方のねじ部11bには同じく前後一対
のナツト31,32を螺合し、それらによりペダ
ル連結具33を前後調節自在に挟着し、ペダル連
結具33には図示しないブレーキペダルが連結さ
れる。
また前記制御ピストン10にはストツパ環50
が固着され、このストツパ環50がブースタピス
トン6の後退過程でその前面に当接することによ
りブースタピストン6に対する制御ピストン1
0、従つて入力杆11の後退限が規制される。
弁筒8内には前記制御弁4を次のように構成す
る。すなわち弁筒8の前壁に制御ピストン10を
囲繞する第1弁座13を、また制御ピストン1
0の後端に第2弁座13をそれぞれ形成し、第
1弁座13には可撓性第1弁体14の可動端
部を、また第2弁座13には同じく可撓性の第
2弁体14の可動端部をそれぞれ対向させる。
これら可動端部は、対応する弁体14,14
の基端部に対し軸方向変位が可能である。
第1弁体14の基端部は制御ピストン10の
外周に結合され、また第2弁体14の基端部
は、弁筒8の内側に嵌着される内筒8aの前端部
外周に結合される。これら第1および第2弁体1
,14の可動端部は、側壁に透孔15を有
する剛性の高い連結環体16により相互に一体的
に連結されており、第2弁体14の可動端部は
第2弁座13に向つて弁ばね17により弾発さ
れる。第1弁座13の内側はブースタピストン
6に設けた透孔18を介して第1作動室Aに連通
し、また第1および第2弁座13,13の外
側は弁筒8の側孔19を介して第2作動室Bに連
通し、さらに内筒8a内を介して大気導入口5に
連通する。
入力杆11には、中央部外周にフランジ部41
aを有するばね受筒41を嵌挿し、その後端を入
力杆11上に固定した止環42により支承する。
このばね受筒41の前端と第2弁体14の可動
端部との間に前記弁ばね17が、またそのフラン
ジ部41aと内筒8aの前端部との間に前記入力
杆11の戻しばね12がそれぞれ縮設される。而
して、入力杆11の戻しばね12は、内筒8aを
その後端のフランジ部8bと弁筒8の後端面との
当接位置に保持する保持ばねを兼用する。
内筒8aの後端フランジ部8bの後面とストツ
パ板26の前面との間には、内、外周面が入力杆
11の外周面および被覆筒1aの内周面に接する
エア・フイルタ20を挾入し、またばね受筒41
のフランジ部41aと止環42との間には、内、
外周面がばね受筒41の外周面および内筒8aの
内周面に接する補助エア・フイルタ20′を挾入
する。両エア・フイルタ20,20′は発泡ウレ
タン等の柔軟性に富む濾過材より構成されてい
る。
制御ピストン10の前端から突出する小径軸1
0aには出力杆21の後端部を摺動自在に嵌合
し、出力杆21の前端部はブースタシエル1の前
壁に設けた透孔22を貫通してブースタシエル1
前面に凹設したハウジング23内に臨ませる。出
力杆21の後端は小径軸10a上に支承される反
動板24に当接し、この反動板24とブースタピ
ストン6および制御ピストン10との間に放射状
に延びる複数枚の反動レバー25を図示のように
介装する。
前記ハウジング23には、出力杆21に気密的
且つ摺動自在に嵌挿されるシール部材を介してブ
レーキマスタシリンダMのシリンダ本体35後端
部を嵌着する。
ブレーキマスタシリンダMは従来普通の構成で
あり、すなわち34はシリンダ本体35内に摺合
されて出力杆21に駆動される作動ピストン、3
6はそのピストンカツプ、37は作動ピストン3
4の後退限を規制する止環、38および39はシ
リンダ本体35内の油室と油溜40とをそれぞれ
連通する戻し孔および吸入孔である。
次にこの実施例の作用を説明すると、組立工程
においてブレーキマスタシリンダMと倍力装置S
とを連結した際には一般に第3図に示すように、
ブースタピストン6は戻しばね7の戻し力を受け
て、ストツパリブ2aがブースタシエル1の内側
面に当接する後退限に保持され、この状態ではブ
ースタピストン6に連なる出力杆21とマスタシ
リンダMの作動ピストン34との間に間隙g2が生
じる。
一方、入力杆11は戻しばね12の戻し力を受
けて、制御ピストン10のストツパ環50がブー
スタピストン6前面に当接する、該ピストン6に
対する後退限に保持され、この状態では、制御ピ
ストン10と一体の第2弁座13は弁体14の
第2弁体14の可動端部に着座してこれを弁ば
ね17の力に抗し後方へ押圧し、これに伴い第2
弁体14が連結環体16を介して第1弁体14
の可動端部を引き寄せることにより、第1弁座
13と第1弁体14との間に間隙g1が生じ
る。
そこで本考案では、先ず負圧導入管3を負圧源
に接続して第1作動室Aに負圧を導入した状態
で、ストツパ板26を被覆筒1aの後端壁1bに
当接したまま後退方向へ螺回し、その反作用で入
力杆11を徐々に前進させることにより前記間隙
g1,g2を排除し、然る後ストツパ板26の取付位
置をナツト27,28により固定する。
この間の作動を説明するに、ストツパ板26の
螺回調節により入力杆11を前進させれば、当
初、連結環体16により連結された第1、第2弁
体14,14の可動端部は、弁ばね17の押
圧作用により、第2弁体14の中間部を撓ませ
つつ入力杆11と共に前進し、その前進量が前記
g1に達したとき第1弁体14が第1弁座13
に着座する。その後、更に入力杆11を前進させ
れば、連結環体16により連結された両弁体14
,14の可動端部は前記後退位置のブースタ
ピストン6によつて前進を阻止されるため、入力
杆11は第1弁体14の中間部を撓ませながら
前進することになり、第2弁座13が第2弁体
14から離れる。この結果、両作動室A,Bの
連通が第1弁座14および第1弁体13によ
り断たれると共に、第2作動室Bが側孔19、透
孔15および第2弁座13と第2弁体14
の間隙を介して大気導入口5と連通し、エア・フ
イルタ20,20′で濾過された外気が第2作動
室Bに導入され、第2作動室Bが第1作動室Aよ
りも高圧となり、それらの気圧差によりダイヤフ
ラム2およびブースタピストン6が戻しばね7に
抗して前方へ作動して、反動レバー25および反
動板24を介して出力杆21を前進させる。この
ブースタピストン6の前進に伴い弁ばね17で前
方へ付勢される第2弁体14の可動端部が第1
図に示すように第2弁座13に追い付いて着座
すると、第2作動室Bには第1作動室Aより高い
気圧を残留させたままで、その第2作動室Bを第
1作動室Aおよび大気のいずれとも連通させない
制御弁4の中立状態が得られ、この状態になると
ブースタピストン6の前進は停止する。このよう
に、ブースタピストン6は入力杆11の動きに追
従することになる。このようなストツパ板26に
よる入力杆11の前進操作により、出力杆21を
作動ピストン34に当接させたとき、ストツパ板
26の螺回操作を止めて入力杆11を停止させ
る。このときの入力杆11の停止位置が通常の後
退限となる。また、このときのブースタピストン
6に加わる力の釣合いは、両作動室A,B間の気
圧差によるブースタピストン6の前進力と戻しば
ね7の弾発力との釣合いである。更に、この段階
では、制御ピストン10が第1弁座13および
第1弁体14の当初の間隙g1だけ前方へ移動し
ているので、ストツパ環50はブースタピストン
6から前方へ前記間隙g1だけ離間される。
尚、ブレーキマスタシリンダMにおいて加工誤
差によりピストンカツプ36と戻し孔38間の間
隙g3が必要以上に大きい場合には、ストツパ板2
6の取付位置の調節により入力杆11をさらに前
進させて作動ピストン34を適当に前進させ、上
記間隙g3を適正に狭めることができる。
こうして入力杆11の後退限が適正に調節され
た後は、自動車のブレーキを作動すべく図示しな
いブレーキペダルを踏んで入力杆11を前進させ
れば、即座に第2弁座13が第2弁体14
ら離れて第2作動室Bに大気が導入され、両作動
室A,B間に発生する気圧差によりブースタピス
トン6を前進させ、作動ピストン34と既に当接
状態にある出力杆21を直ちに前方へ駆動するの
で、ブレーキマスタシリンダMをブレーキペダル
の踏込に遅れなく作動することができる。この
間、出力杆21の推力の一部は反動レバー25を
介して制御ピストン10、従つて入力杆11にフ
イードバツクされ、操縦者はその反動力の大きさ
から出力杆21の推力の大きさを感知することが
できる。
次に、ブレーキマスタシリンダMの作動中にお
ける制御弁4の中立状態、すなわち第2作動室B
が第1作動室Aおよび大気のいずれとも連通を断
たれている状態から、ブレーキペダルの踏込力を
解放すると、制御ピストン10にかかる前記反動
力および戻しばね12の弾発力により入力杆11
が、先ずストツパ環50がブースタピストン6の
前面に当接するまで後退し、これに伴い第1弁体
14が第1弁座13から離れて両作動室A,
B間が連通し、それらの気圧差が無くなれば、ブ
ースタピストン6は戻しばね7の弾発力により入
力杆11と共に後退する。そして入力杆11が、
ストツパ板26がブースタシエル端壁1bに当接
する通常の後退限に到達すると、ブースタピスト
ン6は第1図に示す通常の後退位置を僅かに過ぎ
て第1弁座13を第1弁体14に着座させる
と共に第2弁体14を第2弁座13から僅か
に離間させ第2作動室Bに大気圧を導入する。そ
の結果、ブースタピストン6は制御弁4が前記中
立状態になるまで再び前進し、前述の力の釣合い
状態を得て停止する。かくしてブースタピストン
6、出力杆21および作動ピストン34もブレー
キペダルの踏込前と同じ位置に復帰することがで
きる。
以上において、ブースタピストン6の進退に伴
い、被覆筒1a、弁筒8、シールリング43およ
びエア・フイルタ20の四者に囲まれる空室44
は、体積変化を生じて大気導入口5、通気孔30
およびエア・フイルタ20を通じ呼吸作用をす
る。従つてエア・フイルタ20は空室44内に吸
入される外気をも浄化し、シールリング43と共
に平軸受9と弁筒8との摺動部への塵埃の侵入を
防止する。
以上のように本考案によれば、弁筒8を被覆す
ると共に該弁筒8を軸受9を介して摺動自在に支
承する堅固な被覆筒1aをブースタシエル1の後
面に突設し、その被覆筒1aは入力杆11が貫通
する大気導入口5を持つ後端壁1bを備え、入力
杆11には、後端壁1bの内側面に当接すること
により入力杆11の後退限を規制し、その後退限
では制御弁4を、第1、第2作動室A,B間に戻
しばね7の弾発力と平衡する気圧差を生じさせた
状態で第2作動室Bを第1作動室Aおよび大気の
いずれとも遮断した切換中立状態に保持するスト
ツパ板26を設けたので、倍力装置の不作動状態
において、従来のような入力杆11の無効ストロ
ークが取除かれると共に、第2作動室Bには大気
中の空気を適当に導入してブースタピストン6の
ダイヤフラム2に緊張状態を与えておくことがで
き、従つて、倍力装置を作動させたとき、すなわ
ち入力杆11を前記後退限から前進させたときに
は、制御弁4が前記切換中立状態より直ちに前進
切換状態に切換わり、そして大気圧が第2作動室
Bに作用すれば直ちにブースタピストン6を前進
作動させる気圧差が第1、第2作動室A,B間に
発生するので、入力杆11の前進からブースタピ
ストン6の前進開始までには殆ど時間遅れがな
く、出力杆21に連なるマスタシリンダ等の被作
動装置を作動遅れなく的確に作動させることがで
きる。
しかも入力杆11およびブースタピストン6は
前述のように前後方向相対摺動自在であるので、
入力杆11の後退限でブースタピストン6が両作
動室A,B間の気圧差と戻しばね7の弾発力との
平衡作用によつて後退位置に静止保持されるも、
そのブースタピストン6および戻しばね7に抵抗
されることなく入力杆11は後退限よりきわめて
円滑軽快に前進開始することができ、その前進に
伴う制御弁4の、前記切換中立状態から前進切換
状態への切換を一層迅速に行なわせることができ
て、マスタシリンダ等の被作動装置を一層応答性
よく作動させることができ、しかも制動初期にお
けるブレーキペダルの踏込操作力を軽減すること
ができる。
その上、ストツパ板26の前面を前記弁筒8の
後端面に対向させ、前記ストツパ板26と前記弁
筒8との対向面間に、前記入力杆11の外周面お
よび被覆筒1aの内周面に接する柔軟性のエア・
フイルタ20を挾入したので、エア・フイルタ2
0は、弁筒8内を通してブースタシエル1内に導
入される外気を浄化して、ブースタシエル1内部
や制御弁4各部への塵埃の侵入を防止することが
できる。また前記被覆筒1a、弁筒8、軸受9お
よびエア・フイルタ20の四者に囲まれる空室4
4がブースタピストン6の進退に伴い体積変化を
生じても、上記エア・フイルタ20は、該空室4
4の、大気導入口5を通しての呼吸作用を支障な
く行なわせると共に、その際に該空室44内に吸
入される外気を浄化して、軸受9と弁筒8との摺
動部への塵埃の侵入を効果的に防止できるから、
同摺動部への塵埃侵入防止のために弁筒8と被覆
筒1aとの間に防塵用ブーツや別製のエア・フイ
ルタを特別に介装する必要もなく、従つて、弁筒
8とストツパ板26とがエア・フイル20に対す
る前後方向の位置決め、保持手段に兼用されるこ
とと相俟つて、装置の防塵構造を著しく簡単化す
ることができ、コストの低減および組立性の向上
に寄与し得る。
さらに前記ストツパ板26には、エア・フイル
タ20を大気導入口5に常時連通させる通気孔3
0を穿設したので、ストツパ板26を、それの後
退限を規制すべく被覆筒後端壁1bの内側面に当
接させるも、該後端壁1bの大気導入口5がスト
ツパ板26によつて塞がれる心配はなく、従つて
エア・フイルタ20を通しての、弁筒8内部や前
記空室44の呼吸作用を、ストツパ板26に邪魔
されることなく常にスムーズに行なわせることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例の縦断側面図、
第2図はその−線断面図、第3図は第1図の
装置において入力杆の後退限調節前の状態を示す
要部縦断側面図である。 1……ブースタシエル、1a……被覆筒、1b
……その後端壁、4……制御弁、5……大気導入
口、8……弁筒、9……軸受、11……入力杆、
20……エア・フイルタ、21……出力杆、26
……ストツパ板、30……通気孔、44……空
室、A……第1作動室、B……第2作動室、M…
…ブレーキマスタシリンダ、S……倍力装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブースタシエル1内に、前側が出力杆21に連
    なり戻しばね7によつて後退方向へ常時弾発され
    るブースタピストン6を収容し、このブースタピ
    ストン6の前側と後側に、常時負圧源に連通する
    第1作動室Aと、制御弁4を介して第1作動室A
    または大気との連通を切換制御される第2作動室
    Bをそれぞれ形成し、ブースタピストン6と、該
    ブースタピストン6に前後方向相対摺動自在に嵌
    合連結される入力杆11との間に、入力杆11の
    ブースタピストン6に対する相対摺動時第1およ
    び第2作動室A,B間にブースタピストン6を入
    力杆11の動きに追従させるような圧力差を生じ
    せしめる前記制御弁4を構成し、この制御弁4を
    収容する弁筒8を前記ブースタピストン6の後面
    に突設した負圧式倍力装置において、前記弁筒8
    を被覆すると共に該弁筒8を軸受9を介して摺動
    自在に支承する堅固な被覆筒1aを前記ブースタ
    シエル1の後面に突設し、その被覆筒1aは前記
    入力杆11が貫通する大気導入口5を持つ後端壁
    1bを備え、前記入力杆11には、前記後端壁1
    bの内側面に当接することにより前記入力杆11
    の後退限を規制し、その後退限では前記制御弁4
    を、第1、第2作動室A,B間に前記戻しばね7
    の弾発力と平衡する気圧差を生じさせた状態で第
    2作動室Bを第1作動室Aおよび大気のいずれと
    も遮断した切換中立状態に保持するストツパ板2
    6を設けると共に、このストツパ板26の前面を
    前記弁筒8の後端面に対向させ、前記ストツパ板
    26と前記弁筒8との対向面間に、前記入力杆1
    1の外周面および被覆筒1aの内周面に接する柔
    軟性のエア・フイルタ20を挾入し、さらに前記
    ストツパ板26には、前記エア・フイルタ20を
    大気導入口5に常時連通させる通気孔30を穿設
    したことを特徴とする、負圧式倍力装置。
JP1595578U 1978-02-10 1978-02-10 Expired JPS625417Y2 (ja)

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