JPS6254358B2 - - Google Patents
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- JPS6254358B2 JPS6254358B2 JP57018390A JP1839082A JPS6254358B2 JP S6254358 B2 JPS6254358 B2 JP S6254358B2 JP 57018390 A JP57018390 A JP 57018390A JP 1839082 A JP1839082 A JP 1839082A JP S6254358 B2 JPS6254358 B2 JP S6254358B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coal
- gas
- slurry
- gasifier
- highly concentrated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、原料石炭を65〜95重量%の高濃度の
スラリーにしてガス化炉へ供給し、高いガス化効
率で合成ガスを得ることができる石炭のガス化方
法に関するものである。
スラリーにしてガス化炉へ供給し、高いガス化効
率で合成ガスを得ることができる石炭のガス化方
法に関するものである。
従来から、石炭を部分酸化して合成ガスを得る
プロセスにおいて、原料石炭を粉砕して石炭・水
スラリーを調製しガス化炉へ供給する湿式供給法
が提案されているが、スラリー濃度が60重量%以
下と低いため、ガス化炉内で大量の水を蒸発する
ことになり、ガス化効率が低くなるという問題が
あつた。
プロセスにおいて、原料石炭を粉砕して石炭・水
スラリーを調製しガス化炉へ供給する湿式供給法
が提案されているが、スラリー濃度が60重量%以
下と低いため、ガス化炉内で大量の水を蒸発する
ことになり、ガス化効率が低くなるという問題が
あつた。
従来、特開昭55―7893号公報に示されるよう
に、石炭ガス化装置の反応装置1へ石炭・水スラ
リーを供給する際に、スラリーにCO2ガスなどを
混合して、ガスをスラリー中に微細に分布させ、
粘度を減少させるようにして、送り出し特性を良
好にする方法が開示されている。
に、石炭ガス化装置の反応装置1へ石炭・水スラ
リーを供給する際に、スラリーにCO2ガスなどを
混合して、ガスをスラリー中に微細に分布させ、
粘度を減少させるようにして、送り出し特性を良
好にする方法が開示されている。
しかしながら、石炭・水スラリー中にCO2ガス
を単に混入させるだけでは、スラリー濃度が期待
するほど高くならず、かつ粘度もそれほど減少さ
せることができないという問題点がある。
を単に混入させるだけでは、スラリー濃度が期待
するほど高くならず、かつ粘度もそれほど減少さ
せることができないという問題点がある。
本発明者らは、上記の問題を解決すべく鋭意研
究を重ねた結果、粉砕石炭と少量の水との混合物
にある種の添加剤を添加し充分混合すると、生成
する気泡が石炭粒子層内に介在することによつて
予想外に流動性が生じることを知見した。しかし
この気泡を含んだ高濃度スラリーにおいては、気
泡中のガスが酸化性のガスでは石炭表面が酸化さ
れ石炭の劣化原因となり、また微粉炭による爆
発、たとえば炭塵爆発を起こすなどの危険があつ
た。なお炭塵爆発のO2限界濃度は約11%であ
る。
究を重ねた結果、粉砕石炭と少量の水との混合物
にある種の添加剤を添加し充分混合すると、生成
する気泡が石炭粒子層内に介在することによつて
予想外に流動性が生じることを知見した。しかし
この気泡を含んだ高濃度スラリーにおいては、気
泡中のガスが酸化性のガスでは石炭表面が酸化さ
れ石炭の劣化原因となり、また微粉炭による爆
発、たとえば炭塵爆発を起こすなどの危険があつ
た。なお炭塵爆発のO2限界濃度は約11%であ
る。
本発明は上記の諸点に鑑みなされたもので、気
泡を含んだ石炭濃度65〜95重量%の粘度の比較的
小さい高濃度スラリーを調製し、この高濃度スラ
リーをガス化炉へ供給することにより、微粉炭に
よる炭塵爆発を防止し、石炭の劣化を抑えること
ができ、加圧反応系への安定供給が可能となり、
従来のスラリーのように大量の水を蒸発させる必
要がなく高いガス化効率で石炭をガス化すること
ができる方法を提供せんとするものである。
泡を含んだ石炭濃度65〜95重量%の粘度の比較的
小さい高濃度スラリーを調製し、この高濃度スラ
リーをガス化炉へ供給することにより、微粉炭に
よる炭塵爆発を防止し、石炭の劣化を抑えること
ができ、加圧反応系への安定供給が可能となり、
従来のスラリーのように大量の水を蒸発させる必
要がなく高いガス化効率で石炭をガス化すること
ができる方法を提供せんとするものである。
本発明の石炭ガス化方法は、石炭をガス化炉へ
供給し石炭を部分酸化して合成ガスを得る方法に
おいて、CO2ガスまたはCO2ガスを含むガスの雰
囲気中で粉砕炭、水、および気泡を安定化させる
とともにスラリーの流動性を促進するための添加
剤を充分混合して、CO2ガスまたはCO2ガスを含
むガスからなる気泡を含んだ石炭濃度65〜95重量
%の高濃度スラリーを調製し、この高濃度スラリ
ーをガス化炉へ供給することを特徴としている。
供給し石炭を部分酸化して合成ガスを得る方法に
おいて、CO2ガスまたはCO2ガスを含むガスの雰
囲気中で粉砕炭、水、および気泡を安定化させる
とともにスラリーの流動性を促進するための添加
剤を充分混合して、CO2ガスまたはCO2ガスを含
むガスからなる気泡を含んだ石炭濃度65〜95重量
%の高濃度スラリーを調製し、この高濃度スラリ
ーをガス化炉へ供給することを特徴としている。
以下、本発明の構成を図面に基づいて説明す
る。第1図は本発明の方法を実施する装置の一例
を示している。原料石炭(粘結炭、非粘結炭のい
ずれでもよい)を予め10mm以下程度に粗砕した
後、湿式粉砕機1(たとえばボールミル)に供給
する。同時に水および気泡を安定化させるととも
にスラリーの流動性を促進するための添加剤を加
え、CO2ガスまたはCO2ガスを含むガスを吹き込
みながら湿式粉砕機1内において原料石炭を粉砕
するとともに、粉砕石炭と水および添加剤とを充
分混合する。このときの添加剤の添加量は、対石
炭比0.01〜3重量%、望ましくは0.3〜1.5重量%
であり、スラリーの濃度(石炭含有量)はドライ
ベースで65〜95重量%である。ガス化炉には、主
に噴流層タイプや流動床タイプなどがあり、噴流
層タイプでは石炭の粒径が小さい方が適し、たと
えば200メツシユ通過率10〜80%程度であり、流
動床タイプでは、石炭の粒径が大きい方が適し、
たとえば2mm以下に粉砕され、粘度は両ケースと
も300〜3000cp程度である。
る。第1図は本発明の方法を実施する装置の一例
を示している。原料石炭(粘結炭、非粘結炭のい
ずれでもよい)を予め10mm以下程度に粗砕した
後、湿式粉砕機1(たとえばボールミル)に供給
する。同時に水および気泡を安定化させるととも
にスラリーの流動性を促進するための添加剤を加
え、CO2ガスまたはCO2ガスを含むガスを吹き込
みながら湿式粉砕機1内において原料石炭を粉砕
するとともに、粉砕石炭と水および添加剤とを充
分混合する。このときの添加剤の添加量は、対石
炭比0.01〜3重量%、望ましくは0.3〜1.5重量%
であり、スラリーの濃度(石炭含有量)はドライ
ベースで65〜95重量%である。ガス化炉には、主
に噴流層タイプや流動床タイプなどがあり、噴流
層タイプでは石炭の粒径が小さい方が適し、たと
えば200メツシユ通過率10〜80%程度であり、流
動床タイプでは、石炭の粒径が大きい方が適し、
たとえば2mm以下に粉砕され、粘度は両ケースと
も300〜3000cp程度である。
本発明において用いられるCO2ガスまたはCO2
ガスを含むガスとしては、液化CO2ガスを気化さ
せたCO2ガス、石炭のガス化によつて生成したガ
スのリサイクルガス(たとえばN22.8%、H231.2
%、CO11.5%、CO238.4%、CH410.0%、C2 +4.6
%、H2S1.5%)、石炭のガス化によつて生成した
ガスを燃焼させた後の排ガス、その他の燃焼排ガ
ス(たとえばCO212%、H2O12%、N274.5%、
O21.5%)などが用いられる。
ガスを含むガスとしては、液化CO2ガスを気化さ
せたCO2ガス、石炭のガス化によつて生成したガ
スのリサイクルガス(たとえばN22.8%、H231.2
%、CO11.5%、CO238.4%、CH410.0%、C2 +4.6
%、H2S1.5%)、石炭のガス化によつて生成した
ガスを燃焼させた後の排ガス、その他の燃焼排ガ
ス(たとえばCO212%、H2O12%、N274.5%、
O21.5%)などが用いられる。
また本発明において用いられる添加剤として
は、アニオン系、カチオン系、ノニオン系の界面
活性剤などを単独でまたは組み合わせて用いら
れ、炭種によつて適宜選択される。具体的には、
アニオン系界面活性剤としては、脂肪油硫酸エス
テル塩、高級アルコール硫酸エステル塩、非イオ
ンエーテル硫酸エステル塩、オレフイン硫酸エス
テル塩、アルキルアリルスルホン酸塩、二塩基酸
エステルスルホン酸塩、ジアルキルスルホこはく
酸塩、アシルザルコシネート、アルキルベンゼン
スルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオ
キシエチレンアルキル(アルキルフエノール)硫
酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩、ジア
ルキルスルホコハク酸エステル塩、アクリル酸も
しくは/および無水マレイン酸共重合体、多環式
芳香族スルホン化物もしくはホルマリン化合物な
どが使用され、カチオン系界面活性剤としては、
アルキルアミン塩、第4級アミン塩などが使用さ
れ、ノニオン系界面活性剤としては、ポリオキシ
アルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
フエノールエーテル、オキシエチレン・オキシプ
ロピレンブロツクポリマー、ポリオキシエチレン
アルキルアミン、ソルビタン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ア
ルキルトリメチルアンモニウムクロライド、アル
キルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、
アルキルピリジニウム塩、ポリオキシエチレン脂
肪酸エステル、脂肪族アルコールポリオキシエチ
レンエーテル、アルキルフエノールポリオキシエ
チレンエーテル、多価アルコール脂肪酸エステ
ル、脂肪酸のエタノールアマイドなどが用いら
れ、両性系界面活性剤としては、アルキルベタイ
ンなどが使用され、また1,2,3モノアミン、
ジアミンなどのアミン化合物、高級アルキルアミ
ノ酸などが用いられる。なお添加剤の添加量は対
石炭当り0.01〜3重量%、望ましくは0.3〜1.5重
量%である。
は、アニオン系、カチオン系、ノニオン系の界面
活性剤などを単独でまたは組み合わせて用いら
れ、炭種によつて適宜選択される。具体的には、
アニオン系界面活性剤としては、脂肪油硫酸エス
テル塩、高級アルコール硫酸エステル塩、非イオ
ンエーテル硫酸エステル塩、オレフイン硫酸エス
テル塩、アルキルアリルスルホン酸塩、二塩基酸
エステルスルホン酸塩、ジアルキルスルホこはく
酸塩、アシルザルコシネート、アルキルベンゼン
スルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオ
キシエチレンアルキル(アルキルフエノール)硫
酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩、ジア
ルキルスルホコハク酸エステル塩、アクリル酸も
しくは/および無水マレイン酸共重合体、多環式
芳香族スルホン化物もしくはホルマリン化合物な
どが使用され、カチオン系界面活性剤としては、
アルキルアミン塩、第4級アミン塩などが使用さ
れ、ノニオン系界面活性剤としては、ポリオキシ
アルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
フエノールエーテル、オキシエチレン・オキシプ
ロピレンブロツクポリマー、ポリオキシエチレン
アルキルアミン、ソルビタン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ア
ルキルトリメチルアンモニウムクロライド、アル
キルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、
アルキルピリジニウム塩、ポリオキシエチレン脂
肪酸エステル、脂肪族アルコールポリオキシエチ
レンエーテル、アルキルフエノールポリオキシエ
チレンエーテル、多価アルコール脂肪酸エステ
ル、脂肪酸のエタノールアマイドなどが用いら
れ、両性系界面活性剤としては、アルキルベタイ
ンなどが使用され、また1,2,3モノアミン、
ジアミンなどのアミン化合物、高級アルキルアミ
ノ酸などが用いられる。なお添加剤の添加量は対
石炭当り0.01〜3重量%、望ましくは0.3〜1.5重
量%である。
湿式粉砕機1で調製されたスラリーは、一旦コ
レクトタンク2に貯留された後、高圧スラリーポ
ンプ3によつて線速度0.5〜5m/sec、望ましく
は2〜4m/secでガス化炉4へ圧送され、酸素と
ともにガス化炉4内に噴出される。石炭粒子は高
温部分酸化、水性ガス反応などによつてガス化炉
4内でガス化される。ガス化炉4内の温度は700
〜1700℃、圧力は大気圧〜90atmに維持されてい
る。スラリーはガス化炉4内に噴出されたとき、
スラリー中に気泡が介在していることによつて、
石炭粒子間の凝集は殆ど起こらず、分散性がよ
く、速やかに酸素を混合し、高いガス化効率でガ
ス化して水素、一酸化炭素を主成分とする合成ガ
スに転換される。このときの主な反応式はつぎの
とおりである。
レクトタンク2に貯留された後、高圧スラリーポ
ンプ3によつて線速度0.5〜5m/sec、望ましく
は2〜4m/secでガス化炉4へ圧送され、酸素と
ともにガス化炉4内に噴出される。石炭粒子は高
温部分酸化、水性ガス反応などによつてガス化炉
4内でガス化される。ガス化炉4内の温度は700
〜1700℃、圧力は大気圧〜90atmに維持されてい
る。スラリーはガス化炉4内に噴出されたとき、
スラリー中に気泡が介在していることによつて、
石炭粒子間の凝集は殆ど起こらず、分散性がよ
く、速やかに酸素を混合し、高いガス化効率でガ
ス化して水素、一酸化炭素を主成分とする合成ガ
スに転換される。このときの主な反応式はつぎの
とおりである。
C+2H2→CH4
C+H2O→CO+H2
C+2H2O→CO2+2H2
C+CO2→2CO
CO+H2O→CO2+H2
C+O2→CO2
2C+O2→2CO
なお5は廃熱ボイラ、6は熱交換器、7は集じ
ん機である。
ん機である。
第2図は本発明の方法を実施する装置の他の例
を示している。すなわち原料石炭を予め10mm以下
程度に粗砕した後、さらに乾式粉砕機8(たとえ
ばボールミル、ハンマークラツシヤ)によつて要
すればCO2ガスまたはCO2ガスを含むガスを吹き
込みながら粉砕する。この粉砕炭を必要に応じて
分級した後、水および添加剤とともに混練機9
(たとえば二軸型混練機)に供給し、CO2ガスま
たはCO2ガスを含むガスを吹き込みながら充分混
練することによつて、流動性のある高濃度スラリ
ーを調製する。他の構成ならびに石炭の粒度、ス
ラリーの粘度は第1図の場合と同様である。
を示している。すなわち原料石炭を予め10mm以下
程度に粗砕した後、さらに乾式粉砕機8(たとえ
ばボールミル、ハンマークラツシヤ)によつて要
すればCO2ガスまたはCO2ガスを含むガスを吹き
込みながら粉砕する。この粉砕炭を必要に応じて
分級した後、水および添加剤とともに混練機9
(たとえば二軸型混練機)に供給し、CO2ガスま
たはCO2ガスを含むガスを吹き込みながら充分混
練することによつて、流動性のある高濃度スラリ
ーを調製する。他の構成ならびに石炭の粒度、ス
ラリーの粘度は第1図の場合と同様である。
つぎに本発明の実施例および比較例について説
明する。
明する。
実施例
中国産の亜瀝青炭を予め粗砕した後、湿式ボー
ルミルに水およびアニオン系添加剤(石炭に対し
て1.0重量%)とともに供給し、燃焼排ガスを雰
囲気ガスとして高濃度スラリーを調製した。なお
中国産の亜瀝青炭の性状は下記のとおりであつ
た。
ルミルに水およびアニオン系添加剤(石炭に対し
て1.0重量%)とともに供給し、燃焼排ガスを雰
囲気ガスとして高濃度スラリーを調製した。なお
中国産の亜瀝青炭の性状は下記のとおりであつ
た。
水分 7.2%
灰分 8.9%
揮発分 28.2〃
固定炭素 60.0〃
燃料比 2.13
また燃焼排ガスの組成は、
CO2 12容量%
H2O 12 〃
N2 74.5 〃
O2 1.5 〃
であつた。
湿式ボールミル出口のスラリーの性状は、粒度
1mm以下で200メツシユ通過率30%、スラリー濃
度72%(ドライベース)、粘度1600cpであつた。
ついでこのスラリーをガス化炉に供給して、圧力
30atm、温度1500℃の条件で酸化剤として酸素を
吹き込んでガス化した。得られた生成ガスの組成
は下記のとおりであつた。
1mm以下で200メツシユ通過率30%、スラリー濃
度72%(ドライベース)、粘度1600cpであつた。
ついでこのスラリーをガス化炉に供給して、圧力
30atm、温度1500℃の条件で酸化剤として酸素を
吹き込んでガス化した。得られた生成ガスの組成
は下記のとおりであつた。
H2 37.4%
CO 52.6〃
CO2 9.7〃
N2 0.20%
CH4 0.09〃
H2S 0.01〃
比較例
実施例で用いた中国産の亜瀝青炭を予め粗砕し
た後、湿式ボールミルに水とともに供給し、燃焼
排ガスを雰囲気ガスとして高濃度スラリーを調製
した。燃焼排ガスの組成は実施例と同じであつ
た。
た後、湿式ボールミルに水とともに供給し、燃焼
排ガスを雰囲気ガスとして高濃度スラリーを調製
した。燃焼排ガスの組成は実施例と同じであつ
た。
湿式ボールミル出口のスラリー性状は、粒度1
mm以下で200メツシユ通過率30%、スラリー濃度
55%(ドライベース)、粘度2000cpであつた。な
おスラリーの温度は実施例と同じであつた。つい
でこのスラリーをガス化炉に供給して、圧力
30atm、温度1500℃の条件で酸化剤として酸素を
吹き込んでガス化した。得られた生成ガスの組成
は下記のとおりであつた。
mm以下で200メツシユ通過率30%、スラリー濃度
55%(ドライベース)、粘度2000cpであつた。な
おスラリーの温度は実施例と同じであつた。つい
でこのスラリーをガス化炉に供給して、圧力
30atm、温度1500℃の条件で酸化剤として酸素を
吹き込んでガス化した。得られた生成ガスの組成
は下記のとおりであつた。
H2 33.0%
CO 49.89〃
CO2 12.0〃
N2 0.20〃
CH4 5.0%
H2S 0.01〃
実施例および比較例から、添加剤を添加する
と、高い濃度の流動性のきわめて良好なスラリー
を得ることができ、このためガス化効率を高める
ことができるという効果が奏せられることがわか
る。
と、高い濃度の流動性のきわめて良好なスラリー
を得ることができ、このためガス化効率を高める
ことができるという効果が奏せられることがわか
る。
本発明の方法は、CO2ガスまたはCO2ガスを含
むガスの雰囲気中で石炭を湿式粉砕機または乾式
粉砕機で粉砕し、水と添加剤を混合し、高濃度ス
ラリーを調製するので、微粉炭による爆発(たと
えば炭塵爆発)を防止することができるととも
に、石炭の劣化を抑えることができる。この場
合、CO2ガスまたはCO2ガスを含むガス中のO2濃
度が5%程度以下であれば、劣化を抑える効果は
高くなる。スラリー中に巻き込まれたCO2ガス
は、ガス化炉中で下記の水性ガス化反応によつて
COに変化し、ガス化原料の炭素源として有効に
作用する。
むガスの雰囲気中で石炭を湿式粉砕機または乾式
粉砕機で粉砕し、水と添加剤を混合し、高濃度ス
ラリーを調製するので、微粉炭による爆発(たと
えば炭塵爆発)を防止することができるととも
に、石炭の劣化を抑えることができる。この場
合、CO2ガスまたはCO2ガスを含むガス中のO2濃
度が5%程度以下であれば、劣化を抑える効果は
高くなる。スラリー中に巻き込まれたCO2ガス
は、ガス化炉中で下記の水性ガス化反応によつて
COに変化し、ガス化原料の炭素源として有効に
作用する。
C+CO2→2CO
CO+H2O→CO2+H2
また石炭ガス化により生成したガスのリサイク
ルガスを用いた場合は、CO2以外にCH4を含んで
いるため、CH4+H2O→CO+3H2の反応により
CO、H2を生成することによつて、CO2同様有効
に作用する。
ルガスを用いた場合は、CO2以外にCH4を含んで
いるため、CH4+H2O→CO+3H2の反応により
CO、H2を生成することによつて、CO2同様有効
に作用する。
本発明の方法におけるスラリー中の気泡は、雰
囲気ガスを巻き込むことによつて生成し、添加剤
によつて安定化されるものである。このため、雰
囲気ガスを巻き込み易い構造のたとえばボールミ
ルのような湿式粉砕機、乾式粉砕機、たとえば二
軸型混練機のような混練機を用いている。また分
散効果を有する添加剤を用いるのが望ましい。
囲気ガスを巻き込むことによつて生成し、添加剤
によつて安定化されるものである。このため、雰
囲気ガスを巻き込み易い構造のたとえばボールミ
ルのような湿式粉砕機、乾式粉砕機、たとえば二
軸型混練機のような混練機を用いている。また分
散効果を有する添加剤を用いるのが望ましい。
以上説明したように、本発明の方法によれば、
スラリーの流動性が促進されるので、スラリー濃
度を高くすることができ、従来スラリーより水の
蒸発が少なくてすみ、ガス化効率を高めることが
でき、またスラリー中に気泡が介在しているた
め、ガス化炉内に吹き込まれたときにスラリーの
分散がよく酸素との混合が十分かつ速やかに起こ
り、このためガス化炉内でのガス化効率が高くな
るという効果を奏する。
スラリーの流動性が促進されるので、スラリー濃
度を高くすることができ、従来スラリーより水の
蒸発が少なくてすみ、ガス化効率を高めることが
でき、またスラリー中に気泡が介在しているた
め、ガス化炉内に吹き込まれたときにスラリーの
分散がよく酸素との混合が十分かつ速やかに起こ
り、このためガス化炉内でのガス化効率が高くな
るという効果を奏する。
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例を
示すフローシート、第2図は他の例を示すフロー
シートである。 1…湿式粉砕機、2…コレクトタンク、3…高
圧スラリーポンプ、4…ガス化炉、5…廃熱ボイ
ラ、6…熱交換器、7…集じん機、8…乾式粉砕
機、9…混練機。
示すフローシート、第2図は他の例を示すフロー
シートである。 1…湿式粉砕機、2…コレクトタンク、3…高
圧スラリーポンプ、4…ガス化炉、5…廃熱ボイ
ラ、6…熱交換器、7…集じん機、8…乾式粉砕
機、9…混練機。
Claims (1)
- 1 石炭をガス化炉へ供給し石炭を部分酸化して
合成ガスを得る方法において、CO2ガスまたは
CO2ガスを含むガスの雰囲気中で粉砕炭、水、お
よび気泡を安定化させるとともにスラリーの流動
性を促進するための添加剤を充分混合して、CO2
ガスまたはCO2ガスを含むガスからなる気泡を含
んだ石炭濃度65〜95重量%の高濃度スラリーを調
製し、この高濃度スラリーをガス化炉へ供給する
ことを特徴とする石炭ガス化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1839082A JPS58136694A (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | 石炭ガス化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1839082A JPS58136694A (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | 石炭ガス化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58136694A JPS58136694A (ja) | 1983-08-13 |
| JPS6254358B2 true JPS6254358B2 (ja) | 1987-11-14 |
Family
ID=11970379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1839082A Granted JPS58136694A (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | 石炭ガス化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58136694A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01279144A (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-09 | Mazda Motor Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2828457A1 (de) * | 1978-06-29 | 1980-01-10 | Ruhrkohle Ag | Eintragen von kohle in eine kohlevergasungsanlage |
-
1982
- 1982-02-08 JP JP1839082A patent/JPS58136694A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01279144A (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-09 | Mazda Motor Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58136694A (ja) | 1983-08-13 |
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