JPS6256931B2 - - Google Patents
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- JPS6256931B2 JPS6256931B2 JP11192683A JP11192683A JPS6256931B2 JP S6256931 B2 JPS6256931 B2 JP S6256931B2 JP 11192683 A JP11192683 A JP 11192683A JP 11192683 A JP11192683 A JP 11192683A JP S6256931 B2 JPS6256931 B2 JP S6256931B2
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- Japan
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- cooling tank
- temperature
- molten salt
- steel wire
- refrigerant
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/52—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
- C21D9/54—Furnaces for treating strips or wire
- C21D9/56—Continuous furnaces for strip or wire
- C21D9/573—Continuous furnaces for strip or wire with cooling
- C21D9/5732—Continuous furnaces for strip or wire with cooling of wires; of rods
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D1/00—General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
- C21D1/62—Quenching devices
- C21D1/63—Quenching devices for bath quenching
- C21D1/64—Quenching devices for bath quenching with circulating liquids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
本発明は、熱間圧延機と隣接して設けられる鋼
線材直接熱処理設備、即ち圧延後の鋼線材を冷媒
と直触熱交換する熱処理設備の制御方法に関し、
運転条件変更のために鋼線材の搬送が短時間途切
れる場合でも冷媒の温度を好適に制御できるよう
にしたものである。 溶融塩などの冷媒(以下、冷媒として溶融塩を
例にとつて説明する)による鋼材の熱処理方法で
は、従来は溶融塩の取扱量自体が桁違いに小さか
つたため、溶融塩の加熱・冷却ともその制御が技
術的に問題とならず、加熱は電気ヒータで行い、
冷却は冷却槽自体の外面を空冷する程度で十分で
あつた。 ところが、鋼材の処理量が昨今の如く多くなる
と、熱い鋼材により溶融塩中に持ち込まれる熱量
が非常に大きいものとなり、空冷程度では冷却能
力不足となつてしまつた。そこで、溶融塩を循環
し冷却する装置が、鋼材冷却装置とは別に必要と
なつていた。 第1図は、上述した鋼材の熱処理における溶融
塩の循環・冷却を適用した鋼線材の直接熱処理設
備を示す。第1図において、1は熱間圧延後の約
800℃の鋼線材であり、第2図に示す如くループ
状にして冷却槽2中に浸漬され、冷却槽に貯留し
た冷媒例えば溶融塩3によつて所定の温度例えば
約500℃まで冷却される。この場合、溶融塩3は
逆に鋼線材1の顕熱によつて加熱されるので、ポ
ンプ4によつて冷却槽2と熱交換器5間に溶融塩
3を循環させ、熱交換器5において水6などと熱
交換させて冷却している。 第1図のような鋼線材直接熱処理設備の制御装
置としては、第3図に示すような温度制御装置が
特願昭57−228496号として既に出願されている。 第3図の温度制御装置は、後述する熱バランス
式(1)から得られる式(2)により冷却槽入側溶融塩温
度の目標値T2Iを演算により求め、又は式(3)から
冷却槽内溶融塩温度の目標値T2を演算で求め、
これらの目標値T2IあるいはT2となるように溶
融塩温度を制御する装置である。具体的には、 演算器12に式(2)あるいは式(3)を演算するに必
要な運転条件のデータをインプツトし、T2I又は
T2といつた温度目標値を演算させ、この目標値
を溶融塩温度制御装置7に設定値として与える。
第3図の例では、7は熱交換器5から戻つてくる
冷却槽入側溶融塩の温度制御装置であり、温度検
出器8によつて検出された冷却槽入側溶融塩温度
が演算器12の出力である冷却槽入側溶融塩温度
の目標値T2Iになるように、熱交換器5の給水流
量制御装置9の設定値を調節する。この給水流量
制御装置9は、流量検出器10によつて検出され
た給水流量がその設定値となるように、給水弁1
1を制御する。 T2I=f(d、v、T1O) ……式(2) T2=f(d、v、T1O) ……式(3) ここでα:溶融塩と線材の熱伝達率 A:線材表面積(線材処理量、速度、線
径の関数) C1:線材の比熱 C2:溶融塩の比熱 W1:線材処理量 W2:溶融塩循環流量 T1I:冷却槽入側における線材温度 T1O: 〃 出側 〃 T2I: 〃 入側溶融塩温度 T2:冷却槽内側溶融塩度 Δtm:
線材直接熱処理設備、即ち圧延後の鋼線材を冷媒
と直触熱交換する熱処理設備の制御方法に関し、
運転条件変更のために鋼線材の搬送が短時間途切
れる場合でも冷媒の温度を好適に制御できるよう
にしたものである。 溶融塩などの冷媒(以下、冷媒として溶融塩を
例にとつて説明する)による鋼材の熱処理方法で
は、従来は溶融塩の取扱量自体が桁違いに小さか
つたため、溶融塩の加熱・冷却ともその制御が技
術的に問題とならず、加熱は電気ヒータで行い、
冷却は冷却槽自体の外面を空冷する程度で十分で
あつた。 ところが、鋼材の処理量が昨今の如く多くなる
と、熱い鋼材により溶融塩中に持ち込まれる熱量
が非常に大きいものとなり、空冷程度では冷却能
力不足となつてしまつた。そこで、溶融塩を循環
し冷却する装置が、鋼材冷却装置とは別に必要と
なつていた。 第1図は、上述した鋼材の熱処理における溶融
塩の循環・冷却を適用した鋼線材の直接熱処理設
備を示す。第1図において、1は熱間圧延後の約
800℃の鋼線材であり、第2図に示す如くループ
状にして冷却槽2中に浸漬され、冷却槽に貯留し
た冷媒例えば溶融塩3によつて所定の温度例えば
約500℃まで冷却される。この場合、溶融塩3は
逆に鋼線材1の顕熱によつて加熱されるので、ポ
ンプ4によつて冷却槽2と熱交換器5間に溶融塩
3を循環させ、熱交換器5において水6などと熱
交換させて冷却している。 第1図のような鋼線材直接熱処理設備の制御装
置としては、第3図に示すような温度制御装置が
特願昭57−228496号として既に出願されている。 第3図の温度制御装置は、後述する熱バランス
式(1)から得られる式(2)により冷却槽入側溶融塩温
度の目標値T2Iを演算により求め、又は式(3)から
冷却槽内溶融塩温度の目標値T2を演算で求め、
これらの目標値T2IあるいはT2となるように溶
融塩温度を制御する装置である。具体的には、 演算器12に式(2)あるいは式(3)を演算するに必
要な運転条件のデータをインプツトし、T2I又は
T2といつた温度目標値を演算させ、この目標値
を溶融塩温度制御装置7に設定値として与える。
第3図の例では、7は熱交換器5から戻つてくる
冷却槽入側溶融塩の温度制御装置であり、温度検
出器8によつて検出された冷却槽入側溶融塩温度
が演算器12の出力である冷却槽入側溶融塩温度
の目標値T2Iになるように、熱交換器5の給水流
量制御装置9の設定値を調節する。この給水流量
制御装置9は、流量検出器10によつて検出され
た給水流量がその設定値となるように、給水弁1
1を制御する。 T2I=f(d、v、T1O) ……式(2) T2=f(d、v、T1O) ……式(3) ここでα:溶融塩と線材の熱伝達率 A:線材表面積(線材処理量、速度、線
径の関数) C1:線材の比熱 C2:溶融塩の比熱 W1:線材処理量 W2:溶融塩循環流量 T1I:冷却槽入側における線材温度 T1O: 〃 出側 〃 T2I: 〃 入側溶融塩温度 T2:冷却槽内側溶融塩度 Δtm:
【式】
QL:熱損失
Q2:熱交換器による冷却量
d:線径
v:線材速度
しかし、第3図のような制御系では、鋼線材1
自体を加熱源として考えているため、短時間でも
鋼線材1の搬送が途切れると制御が誤つてしま
う。即ち、運転条件が変化する場合例えば線径が
変わる場合は、線径圧延機のロール組替えのため
に数十分程度、線材が搬送されてこない空き時間
が生じる。この間は、冷却槽2に対する加熱源で
ある鋼線材がなくなるため、冷却槽内溶融塩温度
が大きく下つてしまう。第4図は、冷却槽入側溶
融塩温度を一定と仮定し、鋼線材尻抜け後の冷却
槽内溶融塩温度の応答を計算した例を示す。これ
によると、温度降下率は約2〜3℃/minであ
る。 上述した温度降下を防ぐには、熱交換器5での
抜熱をなくす必要がある。ところが、例えば冷却
水の供給を停止するならば、約400〜500℃といつ
た高温溶融塩による熱交換器5の空炊き、という
問題が生じてしまう。そのため、空炊きを防止で
きる最低限の抜熱量が必要であり、溶融塩温度制
御装置7には低流量側に対するリミツタ即ちロー
リミツタ機能を付設せねばならない。一方、溶融
塩3の循環を停止するならば、熱交換器5内で滞
留する溶融塩の凝固といつた問題が生じてしま
う。 なお、前述の空炊き防止の最低抜熱量以上の容
量を持つ加熱源、例えば電気ヒータを用意すれ
ば、溶融塩温度降下の問題はなくなる。しかし、
1日に数回しかない線径変更などのために大容量
のヒータを常備することはオーバースペツク(過
剰仕様)であり、同時に省エネルギーに反する。 本発明は上述した事情に基づき、鋼線材処理の
短時間停止時において、 (a) 溶融塩の循環も冷却水の供給も停止すること
なく、 (b) できるだけ冷却槽内溶融塩温度を下げず、 (c) 更に、鋼線材処理の再開時にはできるだけ早
く冷却槽内溶融塩温度を所定値に制御すること
ができるような、 制御方法を提供することを目的とする。 この目的を達成する本発明の鋼線材直接熱処理
設備の制御方法は、 (i) 先行する鋼線材(先行材という)の終端が冷
却槽を通過すると同時に、冷却槽入側溶融塩温
度制御系の温度設定値として、後行する鋼線材
(後行材という)に対して算出した冷却槽内溶
融塩温度の目標値を与えること、 (ii) 鋼線材の搬送が再開された場合は、後行材の
先端が冷却槽を通過し且つ冷却槽内溶融塩温度
検出値が〔目標値−許容制御偏差〕以上になる
と、同時に通常運転通り冷却槽入側溶融塩温度
制御系の設定値として後行材に対して算出した
冷却槽入側溶融塩温度の目標値を与えること、 を技術的思想の基礎とする。 以下、第5図及び第6図により本発明を説明す
る。 第5図は本発明の制御方法を実現する制御装置
の一構成例を示し、第1図、第3図と同部材には
同符号を付し説明の重複を省く。同図中の符号1
3は冷却槽内溶融塩温度の検出器である。演算器
14は第3図に示した演算器12の機能に加え、
本発明方法の処理に必要な演算機能を備える。即
ち、前式(2)による冷却槽入側溶融塩温度T2Iの算
出及び前式(3)による冷却槽内溶融塩温度T2の算
出をともに行う。 今、先行材が冷却処理されているとすると、演
算器14からは、この先行材に関する運転条件の
データインプツトにより算出された冷却槽入側の
目標値T2Iが冷却槽入側溶融塩温度制御装置7に
その設定値として与えられており、検出器8の検
出温度がT2Iとなるように即ち第3図と同じよう
に給水流量制御装置9、流量検出器10及び給水
弁11からなる流量調節系が制御される。 線径変更等の運転条件の変更により上述した先
行材の終端が冷却槽2を通過すると、演算器14
が後行材に関する運転条件のインプツトデータに
より算出した冷却槽内の目標値T2がT2Iの代り
に、温度制御装置7にその設定値として与えられ
る。従つて、検出器8の検出温度がT2となるよ
うに流量調節系が制御される。これにより、熱交
換器5への給水及び溶融塩の循環を行いつつ、抜
熱量をできるだけ抑えることができる。なお、T
2IからT2への設定値の変更は、熱処理ラインの
動きを見て運転員が手動で指令しても良く、ある
いは先行材の終端通過を検出する適当な検出器を
用い、その検出信号を取り入れて自動的に行つて
も良い。 次に後行材の搬送が再開されると、後行材の先
端が冷却槽2を通過し且つ検出器13により検出
された冷却槽内溶融塩温度が 〔目標値T2−許容制御偏差〕 即ち許容最低温度以上になつたことを条件とし
て、演算器14が算出した後行材に対する冷却槽
入側の目標値T2IがT2の代りに温度制御装置7
の設定値として与えられる。これにより、検出器
8の温度が新らなT2Iとなるように制御される。
この場合、T2からT2Iへの設定値変更に必要な
後行材先端の通過は、運転員が処理ラインを見て
検出しても良く、あるいは適当な検出器で自動的
に検出しても良い。また、許容最低温度に対する
監視は、温度偏差を表示器に表示し運転員がこれ
を見て行つても良く、あるいは演算器14に判定
機能を持たせても良い。 ここで、線材処理再開後に冷却槽内溶融塩温度
検出値が許容最低温度以上になるまでは冷却槽入
側の温度制御装置7の設定値をT2Iまで下げない
理由は次の通りである。 即ち、もし空き時間が長くなつて線材処理再開
時に冷却槽内溶融塩温度が大きく下つた場合、熱
交換器5による抜熱量を抑えながら線材顕熱によ
つて冷却槽内溶融塩温度をできるだけ早く上昇さ
せるためである。このような冷却槽内溶融塩温度
の高応答性により、線材処理再開と同時に設定値
をT2Iの如く下げるよりも、歩留の低下が少なく
なる。 第6図に、第5図の制御系に本発明方法を適用
した場合の応答特性の計算例を示す。但し、第6
図では先行材の槽内目標値の方が後行材の槽内目
標値より大きいものと仮定している。なお、第6
図中cとdは許容偏差である。 第6図によれば、線材処理の短時間停止期間S
において熱交換器5の最低抜熱量によつて冷却槽
内溶融塩温度が徐々に下がるのは避けられない
が、第4図に示した従来の場合に比べ、その温度
降下率が0.4〜0.6℃/minと大幅に小さくなつ
た。また、運転再開時には後行材の顕熱を活用し
ているので、冷却槽内溶融塩温度が高応答化し、
歩留りが大幅に向上した。
自体を加熱源として考えているため、短時間でも
鋼線材1の搬送が途切れると制御が誤つてしま
う。即ち、運転条件が変化する場合例えば線径が
変わる場合は、線径圧延機のロール組替えのため
に数十分程度、線材が搬送されてこない空き時間
が生じる。この間は、冷却槽2に対する加熱源で
ある鋼線材がなくなるため、冷却槽内溶融塩温度
が大きく下つてしまう。第4図は、冷却槽入側溶
融塩温度を一定と仮定し、鋼線材尻抜け後の冷却
槽内溶融塩温度の応答を計算した例を示す。これ
によると、温度降下率は約2〜3℃/minであ
る。 上述した温度降下を防ぐには、熱交換器5での
抜熱をなくす必要がある。ところが、例えば冷却
水の供給を停止するならば、約400〜500℃といつ
た高温溶融塩による熱交換器5の空炊き、という
問題が生じてしまう。そのため、空炊きを防止で
きる最低限の抜熱量が必要であり、溶融塩温度制
御装置7には低流量側に対するリミツタ即ちロー
リミツタ機能を付設せねばならない。一方、溶融
塩3の循環を停止するならば、熱交換器5内で滞
留する溶融塩の凝固といつた問題が生じてしま
う。 なお、前述の空炊き防止の最低抜熱量以上の容
量を持つ加熱源、例えば電気ヒータを用意すれ
ば、溶融塩温度降下の問題はなくなる。しかし、
1日に数回しかない線径変更などのために大容量
のヒータを常備することはオーバースペツク(過
剰仕様)であり、同時に省エネルギーに反する。 本発明は上述した事情に基づき、鋼線材処理の
短時間停止時において、 (a) 溶融塩の循環も冷却水の供給も停止すること
なく、 (b) できるだけ冷却槽内溶融塩温度を下げず、 (c) 更に、鋼線材処理の再開時にはできるだけ早
く冷却槽内溶融塩温度を所定値に制御すること
ができるような、 制御方法を提供することを目的とする。 この目的を達成する本発明の鋼線材直接熱処理
設備の制御方法は、 (i) 先行する鋼線材(先行材という)の終端が冷
却槽を通過すると同時に、冷却槽入側溶融塩温
度制御系の温度設定値として、後行する鋼線材
(後行材という)に対して算出した冷却槽内溶
融塩温度の目標値を与えること、 (ii) 鋼線材の搬送が再開された場合は、後行材の
先端が冷却槽を通過し且つ冷却槽内溶融塩温度
検出値が〔目標値−許容制御偏差〕以上になる
と、同時に通常運転通り冷却槽入側溶融塩温度
制御系の設定値として後行材に対して算出した
冷却槽入側溶融塩温度の目標値を与えること、 を技術的思想の基礎とする。 以下、第5図及び第6図により本発明を説明す
る。 第5図は本発明の制御方法を実現する制御装置
の一構成例を示し、第1図、第3図と同部材には
同符号を付し説明の重複を省く。同図中の符号1
3は冷却槽内溶融塩温度の検出器である。演算器
14は第3図に示した演算器12の機能に加え、
本発明方法の処理に必要な演算機能を備える。即
ち、前式(2)による冷却槽入側溶融塩温度T2Iの算
出及び前式(3)による冷却槽内溶融塩温度T2の算
出をともに行う。 今、先行材が冷却処理されているとすると、演
算器14からは、この先行材に関する運転条件の
データインプツトにより算出された冷却槽入側の
目標値T2Iが冷却槽入側溶融塩温度制御装置7に
その設定値として与えられており、検出器8の検
出温度がT2Iとなるように即ち第3図と同じよう
に給水流量制御装置9、流量検出器10及び給水
弁11からなる流量調節系が制御される。 線径変更等の運転条件の変更により上述した先
行材の終端が冷却槽2を通過すると、演算器14
が後行材に関する運転条件のインプツトデータに
より算出した冷却槽内の目標値T2がT2Iの代り
に、温度制御装置7にその設定値として与えられ
る。従つて、検出器8の検出温度がT2となるよ
うに流量調節系が制御される。これにより、熱交
換器5への給水及び溶融塩の循環を行いつつ、抜
熱量をできるだけ抑えることができる。なお、T
2IからT2への設定値の変更は、熱処理ラインの
動きを見て運転員が手動で指令しても良く、ある
いは先行材の終端通過を検出する適当な検出器を
用い、その検出信号を取り入れて自動的に行つて
も良い。 次に後行材の搬送が再開されると、後行材の先
端が冷却槽2を通過し且つ検出器13により検出
された冷却槽内溶融塩温度が 〔目標値T2−許容制御偏差〕 即ち許容最低温度以上になつたことを条件とし
て、演算器14が算出した後行材に対する冷却槽
入側の目標値T2IがT2の代りに温度制御装置7
の設定値として与えられる。これにより、検出器
8の温度が新らなT2Iとなるように制御される。
この場合、T2からT2Iへの設定値変更に必要な
後行材先端の通過は、運転員が処理ラインを見て
検出しても良く、あるいは適当な検出器で自動的
に検出しても良い。また、許容最低温度に対する
監視は、温度偏差を表示器に表示し運転員がこれ
を見て行つても良く、あるいは演算器14に判定
機能を持たせても良い。 ここで、線材処理再開後に冷却槽内溶融塩温度
検出値が許容最低温度以上になるまでは冷却槽入
側の温度制御装置7の設定値をT2Iまで下げない
理由は次の通りである。 即ち、もし空き時間が長くなつて線材処理再開
時に冷却槽内溶融塩温度が大きく下つた場合、熱
交換器5による抜熱量を抑えながら線材顕熱によ
つて冷却槽内溶融塩温度をできるだけ早く上昇さ
せるためである。このような冷却槽内溶融塩温度
の高応答性により、線材処理再開と同時に設定値
をT2Iの如く下げるよりも、歩留の低下が少なく
なる。 第6図に、第5図の制御系に本発明方法を適用
した場合の応答特性の計算例を示す。但し、第6
図では先行材の槽内目標値の方が後行材の槽内目
標値より大きいものと仮定している。なお、第6
図中cとdは許容偏差である。 第6図によれば、線材処理の短時間停止期間S
において熱交換器5の最低抜熱量によつて冷却槽
内溶融塩温度が徐々に下がるのは避けられない
が、第4図に示した従来の場合に比べ、その温度
降下率が0.4〜0.6℃/minと大幅に小さくなつ
た。また、運転再開時には後行材の顕熱を活用し
ているので、冷却槽内溶融塩温度が高応答化し、
歩留りが大幅に向上した。
第1図は線材直接熱処理設備の基本的構成図、
第2図は搬送される線材の斜視図、第3図は既に
提案した線材直接熱処理設備の制御装置の構成
図、第4図の従来の制御方法における応答計算例
のグラフ、第5図は本発明方法を実現する制御装
置の一例を示す構成図、第6図は本発明方法にお
ける応答計算例のグラフである。 図面中、1は鋼線材、2は冷却槽、3は溶融塩
(冷媒)、4はポンプ、5は熱交換器、6は冷却
水、7は冷却槽入側溶融塩の温度制御装置、8は
温度検出器、9は給水流量制御装置、10は流量
検出器、11は給水弁、13は温度検出器、14
は演算器である。
第2図は搬送される線材の斜視図、第3図は既に
提案した線材直接熱処理設備の制御装置の構成
図、第4図の従来の制御方法における応答計算例
のグラフ、第5図は本発明方法を実現する制御装
置の一例を示す構成図、第6図は本発明方法にお
ける応答計算例のグラフである。 図面中、1は鋼線材、2は冷却槽、3は溶融塩
(冷媒)、4はポンプ、5は熱交換器、6は冷却
水、7は冷却槽入側溶融塩の温度制御装置、8は
温度検出器、9は給水流量制御装置、10は流量
検出器、11は給水弁、13は温度検出器、14
は演算器である。
Claims (1)
- 1 熱間圧延された鋼線材を、冷却槽に貯留した
冷媒と直触熱交換することによつて冷却する鋼線
材冷却装置と、冷媒を前記冷却槽との間で循環し
て冷却する熱交換器と、この熱交換器から冷却槽
に供給される冷媒の温度即ち冷却槽入側冷媒温度
を設定値に制御する制御装置とを備える鋼線材直
接熱処理設備の制御方法において、運転条件変更
のために鋼線材の搬送が途切れるに際し、先行材
の終端が前記冷却槽を通過した以後は後行材の運
転条件により算出した冷却槽内冷媒温度の目標値
を前記制御装置の設定値とし、鋼線材の搬送が再
開された後は後行材の先端が冷却槽を通過し且つ
冷却槽内冷媒温度の検出値が許容最低温度以上に
なつた以後に前記制御装置の設定値として後行材
の運転条件により算出した冷却槽入側冷媒温度の
目標値を与えることを特徴とする鋼線材直接熱処
理設備の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11192683A JPS605823A (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | 鋼線材直接熱処理設備の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11192683A JPS605823A (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | 鋼線材直接熱処理設備の制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS605823A JPS605823A (ja) | 1985-01-12 |
| JPS6256931B2 true JPS6256931B2 (ja) | 1987-11-27 |
Family
ID=14573579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11192683A Granted JPS605823A (ja) | 1983-06-23 | 1983-06-23 | 鋼線材直接熱処理設備の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605823A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4890159B2 (ja) * | 2006-09-05 | 2012-03-07 | 新日本製鐵株式会社 | 溶融塩配管及び熱処理方法 |
| JP2014148731A (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-21 | Kobe Steel Ltd | 熱処理炉の操業支援システム |
-
1983
- 1983-06-23 JP JP11192683A patent/JPS605823A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS605823A (ja) | 1985-01-12 |
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