JPS6257431B2 - - Google Patents

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JPS6257431B2
JPS6257431B2 JP54029113A JP2911379A JPS6257431B2 JP S6257431 B2 JPS6257431 B2 JP S6257431B2 JP 54029113 A JP54029113 A JP 54029113A JP 2911379 A JP2911379 A JP 2911379A JP S6257431 B2 JPS6257431 B2 JP S6257431B2
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Hideyuki Yamamoto
Shoji Harada
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Daihen Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は交流電源により非消耗電極アーク溶接
を行う装置に関するものである。
アルミニユーム、マグネシユームおよびこれら
の合金の非消耗電極アーク溶接(以下簡単のため
TIG溶接という)は表面の強固な酸化被膜を逆極
性溶接電流によるクリーニング作用により除去し
ながら溶接を行う必要から交流電源を用いて行う
ことが一般的である。ところで一般の商用周波を
電源とした交流溶接電源を用いてTIG溶接を行う
と、溶接開始時に非消耗電極であるタングステン
電極の先端が部分的に破壊される異常消耗現象が
発生し、破壊されたタングステンの微小片が溶着
金属部分に混入する。このことはタングステン電
極の寿命を短くするばかりではなく、溶接部の機
械的性質を悪化させる。この理由は溶接開始時に
おいては未だタングステン電極の温度が低く陰極
となつたときに、電子放出は主として電界放出に
より行なわれる。このため電子放出能力は低く、
電子はタングステン電極表面の酸化物のある点か
ら局部的に放出される。このためその電子放出部
分の電流密度が異常に高くなり急熱される結果部
分的に溶融し、微細な爆飛、ピンチ力の集中など
からタングステン電極の一部が微細粒子となつて
飛散し溶融金属池に混入するものと考えられる。
この傾向はタングステン電極が陰極となる正極性
電流の増加とともに急増する。一方、タングステ
ン電極が陽極となる逆極性時においては正極性時
におけるように電流の集中が起らないから電極は
平均的に加熱されるだけでタングステンが部分的
に破壊されることはない。
ところで消耗電極アーク溶接において、溶接開
始時の安定性を得るために小電流で溶接を開始し
た後徐々にあるいは段階的に電流を増加させる方
法が一部に行なわれているがこの方法をTIG溶接
に適用しても十分な効果が得られない。即ちTIG
溶接においても従来から行われているように正・
逆対称な交流電源を用いて溶接始動部の溶け落ち
が発生しないように単に電流値のみを小さくして
も、このときの正極性電流は溶接開始時のタング
ステン電極の消耗が解消されるほど低くはできな
い。しかもタングステン電極が消耗することなく
有効に加熱される逆極性電流も正極性電流を減少
させた分だけ減少することになりタングステン電
極の加熱がこの分だけ遅くなり、電極が熱電子放
出に十分なまでに加熱されるまでの所要時間が長
くなり、結局タングステン電極の起動時における
総合的な消耗量は改善されない。さらに溶接電流
を小さくしてタングステン電極の消耗が全く発生
しないような電流値に設定すると電極の消耗やタ
ングステンの溶融金属池への混入は防止できるも
ののこのような小電流では電極、被溶接物ともに
加熱されず、したがつて良好な溶接起動が行なわ
れない。さらにまた溶接開始時においては逆極性
電流のみ、即ち逆極性の直流電流とし、アーク起
動後正極性に切換える方法もあるが、これは直流
アーク溶接に関するものであり、さらにこのよう
な方法では電極は加熱されるものの被溶接物はほ
とんど加熱されず正極性に切換えられたときには
すでに本溶接用の大きな電流となつている被溶接
物に対する熱衝撃は防止できず溶け落ちや始端部
溶着金属の形状不良は何ら改善されないものであ
る。
本発明は上記に対処するものとして交流TIGア
ーク溶接において溶接開始時に正極性電流の占め
る割合を小とし時間の経過に伴い正極性電流の占
める割合を、あるいは正極性電流の占める割合と
ともに全溶接電流値を連続的あるいは段階的に増
加させることによつて良好な溶接起動を行うよう
にしたものである。さらに本発明は溶接開始時に
加えて、溶接開始時とは逆に溶接終了時において
正極性電流の占める割合は正極性電流の占める割
合とともに全溶接電流値を連続的あるいは段階的
に減少させることによつて、正極性および逆極性
電流における溶け込み形状の差や溶接アークの状
態を巧みに利用して溶接終端部に生ずるクレータ
を良好に処理する装置を提案したものである。
本発明者等の実験によると溶接開始時のタング
ステン電極の消耗および溶融金属池への混入は全
溶接電流値および正極性電流値の全溶接電流値に
占める比率に対して相間関係があることがわかつ
た。第1図は全溶接電流Iwを縦軸とし正極性電
流値の占める比率βを横軸として溶接起動端にお
けるタングステン電極の溶着金属への混入の有無
をX線にて調べた結果を示したものである。なお
同図の測定に使用した他の条件はつぎの通りであ
る。
電極………純タングステン 4.8mmφ シールドガス………純アルゴン 15/min 被溶接物………アルミニユーム5083 6mmt 同図において境界線より下方のイの範囲はタン
グステンの混入のない範囲であり、ロは混入の認
められた範囲である。同図から正極性電流の占め
る比率βが少ないほど、また溶接電流1wが小と
なるほどタングステンの混入する可能性は少なく
なり、このことから溶接開始時のタングステンの
消耗および溶着金属への混入が前述のように正極
性電流の占める割合βおよび全電流値の大きさ
Iwに原因するものであることが裏づけられた。
また第1図と同様の条件にて溶接したときに溶接
の開始に際してタングステン電極の混入が発生す
る期間を高速度写真撮影にて観察した結果、タン
グステンの飛散、混入は溶接起動から0.2秒ない
し2秒程度の極く短時間内に限つて発生しており
それ以後はほとんど認められないことがわかつ
た。もちろんこの時間は使用するタングステン電
極の直径や溶接電流により異なるが、これら他の
因子が定まるとタングステンの混入の発生する期
間も定まり、この期間以降は電極は赤熱されて熱
電子放出が十分に行なわれるようになりタングス
テンの局部的な破損は発生しなくなるものと考え
られる。したがつて溶接開始から一定時間は溶接
電流の正極性電流の占める比率βを小とすれば、
全溶接電流は比較的大きくしてもタングステン電
極の飛散混入は発生せず、また溶接電流を比較的
大きくすることによりタングステンの加熱時間が
短くなり正極性電流の占める比率βを小さくする
時間も短くてすむ。この比率βは50%以下とする
ことが望ましく、また溶接起動後一定時間(例え
ば2〜3秒程度)の後に、正規の比率に切替えて
もよいが、電極の温度上昇は連続的であり、かつ
被溶接物をも徐々に加熱する意味からも比率βを
連続的に増大させるようにすれば理想的である。
さらに全溶接電流をも小さな値から次第に増大さ
せるようにすればタングステン電極および被溶接
物への熱衝撃がゆるやかとなり都合がよい。この
とき正極性電流の占める比率βの増加と全溶接電
流の増加割合とは必らずしも一致させる必要はな
く、それぞれ独立したものとすれば両者に最適の
変化割合とすることが可能となる。
一方溶接終了時においては溶接中のアーク力に
よつて堀り下げられたクレータ部を埋めるための
いわゆるクレータ処理が必要であるが、従来は単
に電流または電流と電圧とを小さな値に切替える
ことによつてアーク力を低下させ、溶接時の強力
なアーク力によつて堀り下げられていた溶融金属
を表面張力および重力によりクレータ内にもどし
てこれを埋めるようにしていた。しかしこのよう
に電流または電流と電圧とを単に低下させるとき
にはアーク力はたしかに小となりある程度のクレ
ータ処理は可能であるが、アークを安定に維持す
るにはタングステン電極の温度を熱電子放出が十
分に行なわれる一定値以上に保つことが必要であ
り、このためにあまり低い電流とすることはでき
ず比較的大きな電流値(例えば溶接時の70%程
度)とすることが必要であり、したがつてこの比
較的大きな電流に相当するクレータはなお残存す
ることになり完全なクレータ処理には至らなかつ
た。ところで溶接電流の正・逆各極性における溶
け込み形状は第2図に示すように大巾な差があ
る。即ち正極性電流100%(直流)にて溶接を行
うと同図aに示すように溶融巾が比較的狭くかつ
溶け込みが深い形状となり、一方逆極性電流100
%(直流)で溶接するときは同図cに示すように
溶融巾が広く深け込み深さは極端に浅くなる。
正・逆両方の極性を含む交流電流にて溶接をする
ときはその正・逆各電流の含まれる比率によつて
同図bに示すように両者の中間的な形状となる。
第3図は本発明者等が実験により確めた結果を示
すものであり、全溶接電流を一定としたときに正
極性電流の占める比率βを変化させて溶融巾WB
および溶け込み深さPの変化を測定したものであ
る。同図から明らかなように正極性電流の占める
比率βの変化に対して溶け込み深さPは大巾に変
化していることが判る。本発明は先の溶接始端部
の処理に加えてこのような極性の差により生ずる
現象を利用して、溶接終了に際し正極性電流の占
める比率βを次第にあるいは段階的に小として溶
け込み形状を第2図aまたはbの状態からcの状
態に至らしめることによつてクレータ処理を良好
に行なわんとするものである。このようにするこ
とによつて正極性電流の占める比率が通常は比較
的大である主溶接電流通電中は過度に集中してい
たアーク力を広い範囲に分散させるとともに溶け
込みを浅くしてクレータを埋めることが可能とな
る。またこのようにすることによつてクレータ処
理時に不足する溶融金属を補うための溶加材(フ
イラーワイヤ)を加えるときにも被溶接物を深く
堀り込むことなく溶加材のみを有効に溶融させて
クレータ部を充填することができる。さらに正極
性電流の比率を低下せしめることに加えて一般の
クレータ処理方法にても行なわれたように全溶接
電流の値をも同時に低下させればより完全なクレ
ータ処理が可能となる。特にこのようにするとき
には正極性電流を十分に小としても逆極性電流さ
えある程度の値を保持すればタングステン電極の
温度は必要な値以上に保持できるのでアークが安
定に維持でき、したがつて溶け込み深さが最小と
なるように正極性電流を零にまで低下させること
ができ完全なクレータ処理が可能となる。
第4図は本発明の溶接装置における溶接電流の
変化の様子を示す波形図である。同図においてa
およびbは本発明の装置における溶接開始時の溶
接電流の時間的な変化の様子を示したものであ
り、aは逆極性電流は一定とし正極性電流を段階
的に変化させて正極性電流の占める比率を段階的
に増加させたときの例を示し、また同図bは逆極
性電流は一定とし正極性電流を連続的に変化させ
て正極性電流の占める比率を連続的に増加させた
ときの例を示す。同図cは溶接開始時および終了
時における溶接電流の変化の様子を示し、全溶接
電流値および正極性電流の占める比率をともに段
階的に変化させたものである。同図dは逆極性電
流の変化は段階的とし、影響の大きな正極性電流
の変化を連続的としたものである。また同図eは
正極性電流と逆極性電流との波高値は等しくその
導通期間を変化させたものである。
同図aおよびbのように正逆電流の比率のみを
変化させるものは比較的溶接電流が小さいときに
適しており、このとき逆極性電流IRPはタングス
テン電極の温度と必要なクリーニング巾とを保持
し得る程度の最小の値としておけば正極性電流I
SPによつてほぼ溶け込み形状が決定されるので溶
接条件の設定に便利である。同図cおよびdは比
較的大電流を用いる溶接時に適しており溶接起動
時の熱衝撃を防止しかつクレータ処理を完全に行
うことができるものである。特に同図dは溶接起
動時においては正極性電流ISPの増加に先んじて
逆極性電流IRPが増加するように変化させ、溶接
終了時には逆極性電流IRPの減少に先んじて正極
性電流ISPが減少するように変化させたので溶接
アークをより安定にできるものである。また同図
eにおいては波高値を変化させるかわりに正逆両
期間の比率を変化させるようにしたので、各期間
において細かい制御ができるとともにアーク力の
脈動が少なくなりアークが安定しまた溶着金属表
面の波打ちが防止できる。
第5図は本発明の装置の実施例を示す接続図で
ある。同図において1は交流電源、2は溶接開始
時に閉じ溶接終了にて開く開閉器、3は溶接用変
圧器、4はタングステン電極、5は被溶接物であ
る。6,7は正極性および逆極性電流を制限する
ための電流制限素子たとえば多数並列接続された
パワートランジスタである。8は出力電流検出器
であり、9および10は正極性電流および逆極性
電流検出信号を判別するためのダイオード、11
および12は増巾器、13および14は比較器で
ある。可変抵抗器15および電源16は逆極性電
流を設定するための出力電流設定器であり可変抵
抗器18,19および電源17は正極性電流を設
定するための別の出力電流設定器である。またリ
レー接点20a,20bは正極性電流設定信号を
切替えるための接点であり、常開接点20aは溶
接開始後一定時刻から閉じ溶接終了前の一定時刻
において開放されるものであり常閉接点20bは
常開接点20aと逆の動作を行うものである。可
変抵抗器18の設定を可変抵抗器15および19
の設定よりも低い値にし、また可変抵抗器19の
設定と可変抵抗器15の設定とは溶接時に要求さ
れる溶け込み形状によつて適宜選定する。溶接開
始に際し開閉器2を閉じると電流制限素子6は可
変抵抗器18にて設定された低い値に対応して導
通し小さな正極性電流が流れる。電流制限素子7
は可変抵抗器15にて設定された値にて導通し所
定の逆極性電流が流れる。このとき前述のように
可変抵抗器18は可変抵抗器15よりも低い値に
設定されているから正極性電流は逆極性電流より
も小さな値となる。溶接開始後の一定時刻になる
と接点20aが閉じ接点20bが開くので正極性
電流は可変抵抗器19にて設定された正規の溶接
電流値に切替わる。溶接の終了時には開閉器2の
開路に先立ち接点20aが開き20bが閉じるの
で再び正極性電流は可変抵抗器18にて設定され
た小さな値となりクレータ処理を行う。接点20
a,20bの切替つた後の所定時間後に開閉器2
を開くことにより溶接を終了する。第5図におい
て図中に点線にて示したように正極性電流電流設
定用の可変抵抗器18,19の出力端子部にコン
デンサーCを挿入して電源17を直流電源とすれ
ばリレー接点20a,20bの切替時に比較器1
3の基準入力が段階的に変化するのでなく、この
コンデンサーCの充放電時定数に沿つた上昇ない
しは下降速度で連続的な変化を行なわせることが
できる。
なお第5図においては正・逆両極性の出力電流
をともに調整するように電流制限素子を2組設け
たが、一方の導通量は固定とし他方のみを調整す
るようにしてもよく、また出力電流検出器8,
9,10、増巾器11,12、比較器13,14
を省略してフイードバツク制御のない構造として
も本発明の目的を達することができる。この場合
は溶接変圧器3を定電流特性または垂下特性とす
ればよく、例えば可動鉄心を用いた公知の被覆ア
ーク溶接用交流アーク溶接機を用いるとよい、ま
た第5図の通りのフイードバツク制御を行うとき
においても溶接変圧器3をタツプ切替式の可変出
力変圧器とすれば出力調整の粗調整をタツプ切替
により行うことができるので電流制限素子の消費
電力が軽減されるので容量を小さくできる。
第6図は第4図eに示した電流変化を得るため
の装置の実施例を示す接続図であり第5図と同様
の機能を有するものには同一の符号を付してあ
る。21a,21bはサイリスタでありそれぞれ
リアクトル巻線23a,23bと直列接続された
後に相互に逆並列接続されて電流制限素子を構成
している。またリアクトル巻線23a,23bは
共通の鉄心に巻きつけられており、その極性は図
示のようにそれぞれ直列接続されたサイリスタ2
1a,21bの導通により同方向の磁束を発生す
る極性とされている。またリアクトル23a,2
3bは十分大きなインダクタンスを有するものと
する。
このように構成しておくとリアクトルの作用に
より電極4と被溶接物5との間には略矩形波状の
交流出力電流が得られる。即ちサイリスタ22a
の導通により流れる正極性電流はリアクトル23
aの大きなインダクタンスのための溶接変圧器3
の出力電圧が正弦波状に変化をして電極4に被溶
接物5との間に現われる溶接電圧より高くなる期
間においてもほぼ一定の値となりこの間にリアク
トル23aにエネルギーが蓄積される。つぎに溶
接変圧器3の出力電圧が低下して溶接電圧より低
くなる期間にこの蓄積されたエネルギーを放出し
て電流の低下を妨げほぼ一定の電流を保つ。次に
サイリスタ21bが導通すると、このサイリスタ
21bの導通によりリアクトル23bに発生する
磁束は、先にサイリスタ21aが導通していたと
きに発生していた磁束と同じ方向であるので、こ
のときのリアクトル23bのインピーダンスはリ
アクトル23aのインピーダンスにほぼ等しく出
力電流は極性が反転するのみでそれまでとほぼ等
しい値の電流が流れる。このようにして第6図に
示された装置においてはサイリスタ21a,21
bの導通位相に応じて極性が瞬時に反転する矩形
波状の出力電流が得られらる。サイリスタ21
a,21bの導通位相はそれぞれ位相制御回路2
2a,22bによつて制御される。可変抵抗器2
6,27、電源28は出力電流の波高値設定用の
出力電流設定器であり、溶接開始後の所定時刻に
切替わり、溶接終了前の所定時刻に復帰するリレ
ー接点29,30によつて可変抵抗器26または
27のいずれかの出力電圧が選択される。31は
正極性電流比設定器となる可変抵抗器であり2つ
の摺動子32aおよび32bを有しリレー接点3
3,34によりいずれかが選択される。このリレ
ー接点33,34は溶接開始後の所定時刻に切替
わりまた溶接終了前の所定時刻に復帰するもので
あるが、これは先のリレー接点29,30の動作
時刻と同じであつてもよいし、必要に応じて相互
に時間的なずれを設けてもよい。
第6図において溶接電流検出器8の出力は、可
変抵抗器26または27の出力と比較器24にて
比較され差出力が可変抵抗器31にて設定された
比率にてサイリスタ21a,21bの位相制御回
路22a,22bに分割して供給されて出力電流
が設定値に等しくなるように制御される。そして
溶接開始後および溶接終了前の一定期間はリレー
接点29,33が閉じているので溶接電流は可変
抵抗26によつて定められた大きさの電流とな
り、かつそのうちで正極性電流の占める比率は可
変抵抗器31の摺動子32aによつて定められた
値となり、一方、前記一定時間を除く溶接中は可
変抵抗器26に替つて27が、また摺動子32a
に替つて32bが有効となり所定の溶接電流およ
び比率となる。このとき可変抵抗器26の設定を
可変抵抗器27よりも低い値としかつ、摺動子3
2aによる出力が摺動子32bによる出力よりも
低い値となるように定めておくと第4図eに示す
ような溶接電流の変化が得られる。
なお第6図において可変抵抗器31の摺動子は
1個とし溶接開始および溶接終了に際し電動機な
どにより正極性電流比が増加または減少する方向
に移動させるようにすれば連続的変化が得られ
る。第6図においても出力電流検出器8および比
較器24を省いてフイードバツク制御を省略する
ことが可能であり、また溶接変圧器3にタツプを
設けて出力電流の粗調整を行うことも可能であ
る。
以上のように本発明によるときは、溶接開始時
においてタングステン電極の温度が低い時期にお
ける正極性電流の悪影響を最少限にすることがで
きるので、タングステン電極の異常消耗が全くな
くなるばかりでなくタングステンの溶着金属部分
への混入がなくなり溶着金属の機械的性質の劣化
を防止することができる。またタングステン電極
を逆極性電流にて速やかに加熱することができる
ので溶接開始に当つて溶接アークが不安定である
期間が短くなりそれだけ溶接欠陥の発生する危険
性が少ない。さらに溶接終了時においても逆極性
電流の減少を少なくし、正極性電流を積極的に少
なくすることによりタングステン電極の温度を十
分に高く保つたままクレータ処理を完全に行うこ
とができかつ小電流においても安定なアークを維
持することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は正極性電流の占める比率βを変化させ
たときのタングステン電極の混入の発生する範囲
を調べたグラフ、第2図は溶接電流極性の相違に
よる溶け込み形状の変化を示す図、第3図は正極
性電流の占める比率βに対する溶融巾WBおよび
溶け込み深さPの関係を示すグラフ、第4図は本
発明において使用する溶接電流の変化の様子を示
す図、第5図および第6図は本発明の実施例を示
す接続図である。 1……電源、3……溶接変圧器、4……電極、
5……被溶接物、6,7……電流制限素子、8…
…出力電流検出器、13,14,24……比較
器、15……逆極性電流設定用可変抵抗器、1
8,19……正極性電流設定用可変抵抗器、2
6,27……溶接電流設定用可変抵抗器、20
a,20b,29,30,33,34……切替用
リレー接点、31……正極性電流比設定用可変抵
抗器、IW……全溶接電流、β……正極性電流の
占める比率、ISP……正極性電流、IRP……逆極
性電流。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 交流電源から電力を得て非消耗電極と被溶接
    物との間にアークを点じて行う非消耗電極交流ア
    ーク溶接装置において、溶接変圧器と、前記溶接
    変圧器の出力電流の正極性分および逆極性分をそ
    れぞれ制限するための1対の調整可能な電流制限
    素子と、正極性および逆極性の出力電流をそれぞ
    れ設定するための1対の出力電流設定器と、前記
    1対の出力電流設定器のうち正極性電流を設定す
    る側の出力電流設定器の出力の逆極性出力電流設
    定器の出力に対する比率を溶接開始時において、
    溶接時よりも小なる値とし、時間の経過に伴い前
    記比率を溶接時の正規の値に連続的あるいは段階
    的に増加させるための第1の切替回路と、前記比
    率をクレータ処理時において溶接時より小なる値
    に連続的あるいは段階的に減少させるための第2
    の切替回路とを具備した非消耗電極交流アーク溶
    接装置。 2 交流電源から電力を得て非消耗電極と被溶接
    物との間にアークを点じて行う非消耗電極交流ア
    ーク溶接装置において、溶接変圧器と、前記溶接
    変圧器の出力電流の正極性分および逆極性分をそ
    れぞれ制限するための1対の調整可能な電流制限
    素子と、正極性および逆極性の出力電流をそれぞ
    れ設定するための1対の出力電流設定器と、前記
    1対の出力電流設定器の出力の少なくとも一方お
    よび前記1対の出力電流設定器のうち正極性電流
    を設定する側の出力電流設定器の出力の逆極性出
    力電流設定器の出力に対する比率を溶接開始時に
    おいて溶接時よりも小なる値とし、時間の経過に
    伴い前記各出力を溶接時の正規の値に連続的ある
    いは段階的に増加させるための第1および第2の
    切替回路と、前記1対の出力電流設定器の出力の
    少なくとも一方および比率をクレータ処理時にお
    いて溶接時より小なる値に連続的あるいは段階的
    に減少させるための第3および第4の切替回路
    と、正極性および逆極性の出力電流を検出するた
    めの1対の出力電流検出器と、前記各出力電流検
    出器の出力と前記各出力設定器の出力とを比較し
    差出力を得る1対の比較器と、前記各比較器の出
    力により前記各電流制限素子の導通量を決定する
    1対の導通量制御回路とを具備した非消耗電極交
    流アーク溶接装置。 3 交流電源から電力を得て非消耗電極と被溶接
    物との間にアークを点じて行う非消耗電極交流ア
    ーク溶接装置において、溶接変圧器と、前記溶接
    変圧器の出力電流の正極性分および逆極性分をそ
    れぞれ制限するための1対の調整可能な電流制限
    素子と、出力電流設定器と、出力電流のうちの正
    極性電流の占める比率を決定するための正極性電
    流比設定器と、前記正極性電流比設定器の出力を
    溶接開始時には溶接時よりも小とし時間の経過に
    伴い溶接時の正規の値まで連続的あるいは段階的
    に増加させるための第1の切替回路と、前記正極
    性電流比設定器の出力をクレータ処理時において
    溶接時より小なる値に連続的あるいは段階的に減
    少させるための第2の切替回路とを具備した非消
    耗電極交流アーク溶接装置。 4 交流電源から電力を得て非消耗電極と被溶接
    物との間にアークを点じて行う非消耗電極交流ア
    ーク溶接装置において、溶接変圧器と、前記溶接
    変圧器の出力電流の正極性分および逆極性分をそ
    れぞれ制限するための1対の調整可能な電流制限
    素子と、出力電流設定器と、出力電流のうちの正
    極性電流の占める比率を決定するための正極性電
    流比設定器と、前記正極性電流比設定器の出力お
    よび前記出力電流設定器の出力を溶接開始時には
    溶接時よりも小とし時間の経過に伴い溶接時の正
    規の値まで連続的あるいは段階的に増加させるた
    めの第1および第2の切替回路と、クレータ処理
    時において前記正極性電流比設定器の出力および
    前記出力電流設定器の出力を溶接時よりも小なる
    値に連続的あるいは段階的に切替える第3および
    第4の切替回路と、出力電流検出器と、前記出力
    電流検出器の出力と前記出力設定器の出力とを比
    較し差出力を前記正極性電流比設定器に供給する
    比較器と、前記正極性電流比設定器の出力により
    前記電流制限素子の導通量を決定する導通量制御
    回路とを具備した非消耗電極交流アーク溶接装
    置。
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