JPS6233024B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6233024B2 JPS6233024B2 JP2911479A JP2911479A JPS6233024B2 JP S6233024 B2 JPS6233024 B2 JP S6233024B2 JP 2911479 A JP2911479 A JP 2911479A JP 2911479 A JP2911479 A JP 2911479A JP S6233024 B2 JPS6233024 B2 JP S6233024B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- welding
- positive polarity
- variable resistor
- positive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 71
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 11
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 5
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 3
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- FYYHWMGAXLPEAU-UHFFFAOYSA-N Magnesium Chemical compound [Mg] FYYHWMGAXLPEAU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 229910052749 magnesium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011777 magnesium Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Arc Welding Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は交流電源により非消耗電極アーク溶接
を行うときのクレータ処理の方法に関するもので
ある。
を行うときのクレータ処理の方法に関するもので
ある。
アルミニユーム、マグネシユームおよびこれら
の合金の非消耗電極アーク溶接(以下簡単のため
TIG溶接という)は表面の強固な酸化被膜を逆極
性溶接電流によるクリーニング作用により除去し
ながら溶接を行う必要から交流電源を用いて行う
ことが一般的である。
の合金の非消耗電極アーク溶接(以下簡単のため
TIG溶接という)は表面の強固な酸化被膜を逆極
性溶接電流によるクリーニング作用により除去し
ながら溶接を行う必要から交流電源を用いて行う
ことが一般的である。
本発明はこのような交流TIG溶接において溶接
終了に際して交流溶接電源のうち正極性電流の占
める割合あるいは正極性電流の占める割合ととも
に全溶接電流値を連続的あるいは段階的に減少さ
せることによつて正極性および逆極性電流におけ
る溶け込み形状の差や溶接アークの状態を巧みに
利用して溶接終端部に生ずるクレータを良好に処
理する方法を提案したものである。
終了に際して交流溶接電源のうち正極性電流の占
める割合あるいは正極性電流の占める割合ととも
に全溶接電流値を連続的あるいは段階的に減少さ
せることによつて正極性および逆極性電流におけ
る溶け込み形状の差や溶接アークの状態を巧みに
利用して溶接終端部に生ずるクレータを良好に処
理する方法を提案したものである。
一般に溶接終了時においては溶接中のアーク力
によつて掘り下げられたクレータ部を埋めるため
のいわゆるクレータ処理が必要であるが、従来は
単に電流または電流と電圧とを小さな値に切替え
ることによつてアーク力を低下させ、溶接時の強
力なアークによつて掘り下げられていた溶融金属
を表面張力および重力によりクレータ内にもどし
てこれを埋めるようにしていた。しかしこのよう
に電流または電流と電圧とを単に低下させるとき
にはアーク力はたしかに小となりある程度のクレ
ータ処理は可能であるがアークを安定に維持する
にはタングステン電極の温度を熱電子放出が十分
に行なわれる一定値以上に保つことが必要であり
このためにあまり低い電流とすることはできず比
較的大きな電流値(例えば溶接時の70%程度)と
することが必要であり、したがつてこの比較的大
きな電流に相当するクレータはなお残存すること
になり完全なクレータ処理には至らなかつた。と
ころで溶接電流の正・逆各極性における溶け込み
形状は第1図に示すように大巾な差がある。即ち
正極性電流100%(直流)にて溶接を行うと同図
aに示すように溶融巾が比較的狭くかつ溶け込み
が深い形状となり、一方逆極性電流100%(直
流)で溶接するときは同図cに示すように溶融巾
が広く深け込み深さは極端に浅くなる。正・逆両
方の極性を含む交流電流にて溶接をするときはそ
の比率によつて同図bに示すように両者の中間的
な形状となる。第2図は本発明者等が実験により
確めた結果を示すものであり、全溶接電流を一定
としたときに正極性電流の占める比率βを変化さ
せて溶融巾WBおよび溶け込み深さPの変化を測
定したものである。同図から明らかなように正極
性電流の占める比率βの変化に対して溶け込み深
さPは大巾に変化することが判る。
によつて掘り下げられたクレータ部を埋めるため
のいわゆるクレータ処理が必要であるが、従来は
単に電流または電流と電圧とを小さな値に切替え
ることによつてアーク力を低下させ、溶接時の強
力なアークによつて掘り下げられていた溶融金属
を表面張力および重力によりクレータ内にもどし
てこれを埋めるようにしていた。しかしこのよう
に電流または電流と電圧とを単に低下させるとき
にはアーク力はたしかに小となりある程度のクレ
ータ処理は可能であるがアークを安定に維持する
にはタングステン電極の温度を熱電子放出が十分
に行なわれる一定値以上に保つことが必要であり
このためにあまり低い電流とすることはできず比
較的大きな電流値(例えば溶接時の70%程度)と
することが必要であり、したがつてこの比較的大
きな電流に相当するクレータはなお残存すること
になり完全なクレータ処理には至らなかつた。と
ころで溶接電流の正・逆各極性における溶け込み
形状は第1図に示すように大巾な差がある。即ち
正極性電流100%(直流)にて溶接を行うと同図
aに示すように溶融巾が比較的狭くかつ溶け込み
が深い形状となり、一方逆極性電流100%(直
流)で溶接するときは同図cに示すように溶融巾
が広く深け込み深さは極端に浅くなる。正・逆両
方の極性を含む交流電流にて溶接をするときはそ
の比率によつて同図bに示すように両者の中間的
な形状となる。第2図は本発明者等が実験により
確めた結果を示すものであり、全溶接電流を一定
としたときに正極性電流の占める比率βを変化さ
せて溶融巾WBおよび溶け込み深さPの変化を測
定したものである。同図から明らかなように正極
性電流の占める比率βの変化に対して溶け込み深
さPは大巾に変化することが判る。
本発明は、このような極性の差により生ずる現
象を利用して溶接終了に際し正極性電流の占める
比率βを次第にあるいは段階的に小として溶け込
み形状を第1図aまたはbの状態からcの状態に
至らしめることによつてクレータ処理を良好に行
なわんとするものである。このようにすることに
よつて正極性電流の占める比率が比較的大であつ
た主溶接電流通電中は過度に集中していたアーク
力を、広い範囲に分散させるとともに溶け込みを
浅くしてクレータを埋めることが可能となる。ま
たこのようにすることによつてクレータ処理時に
不足する溶融金属を補うための溶加材(フイラー
ワイヤ)を加えるときにも被溶接物を深く掘り込
むことなく溶加材のみを有効に溶融させてクレー
タ部を充填することができる。さらに正極性電流
の比率を低下せしめることに加えて一般のクレー
タ処理方法でも行なわれているように全溶接電流
の値をも同時に低下させればより完全なクレータ
処理が可能となる。特にこのようにするときには
正極性電流を十分に小としても逆極性電流さえあ
る程度の値を保持すればタングステン電極の温度
は必要な値以上に保持できるのでアークが安定に
維持でき、したがつて溶け込み深さが最小となる
ように正極性電流を零にまで低下させることがで
き完全なクレータ処理が可能となる。
象を利用して溶接終了に際し正極性電流の占める
比率βを次第にあるいは段階的に小として溶け込
み形状を第1図aまたはbの状態からcの状態に
至らしめることによつてクレータ処理を良好に行
なわんとするものである。このようにすることに
よつて正極性電流の占める比率が比較的大であつ
た主溶接電流通電中は過度に集中していたアーク
力を、広い範囲に分散させるとともに溶け込みを
浅くしてクレータを埋めることが可能となる。ま
たこのようにすることによつてクレータ処理時に
不足する溶融金属を補うための溶加材(フイラー
ワイヤ)を加えるときにも被溶接物を深く掘り込
むことなく溶加材のみを有効に溶融させてクレー
タ部を充填することができる。さらに正極性電流
の比率を低下せしめることに加えて一般のクレー
タ処理方法でも行なわれているように全溶接電流
の値をも同時に低下させればより完全なクレータ
処理が可能となる。特にこのようにするときには
正極性電流を十分に小としても逆極性電流さえあ
る程度の値を保持すればタングステン電極の温度
は必要な値以上に保持できるのでアークが安定に
維持でき、したがつて溶け込み深さが最小となる
ように正極性電流を零にまで低下させることがで
き完全なクレータ処理が可能となる。
第3図は本発明の溶接方法を実施するときの溶
接電流の変化の例を示す波形図である。同図にお
いてaは逆極性電流は一定とし正極性電流の波高
値を段階的に変化させて正極性電流の占める比率
を段階的に減少させたときの例を示し、また同図
bは逆極性電流は一定とし正極性電流の波高値を
連続的に変化させて正極性電流の占める比率を連
続的に減少させたときの例を示す。同図cは全溶
接電流値および正極性電流の占める比率をともに
段階的に変化させたものである。同図dは逆極性
電流の変化は段階的とし、影響の大きな正極性電
流の変化を連続的としたものである。また同図e
は正極性電流と逆極性電流との波高値は等しくし
その導通期間を変化させたものである。
接電流の変化の例を示す波形図である。同図にお
いてaは逆極性電流は一定とし正極性電流の波高
値を段階的に変化させて正極性電流の占める比率
を段階的に減少させたときの例を示し、また同図
bは逆極性電流は一定とし正極性電流の波高値を
連続的に変化させて正極性電流の占める比率を連
続的に減少させたときの例を示す。同図cは全溶
接電流値および正極性電流の占める比率をともに
段階的に変化させたものである。同図dは逆極性
電流の変化は段階的とし、影響の大きな正極性電
流の変化を連続的としたものである。また同図e
は正極性電流と逆極性電流との波高値は等しくし
その導通期間を変化させたものである。
同図aおよびbのように変化させる方法は比較
的溶接電流が小さいときに適しており、このとき
逆極性電流IRPはタングステン電極の温度を保持
し得る程度の最小の値としておけば正極性電流I
SPによつてほぼ溶け込み形状が決定されるので溶
接条件の設定に便利である。同図cおよびdは比
較的大電流を用いる溶接時に適しており大電流に
より生じた大きなクレータ処理を完全に行うこと
ができるものである。特に同図dは溶接終了時に
は逆極性電流IRPの減少に先んじて正極性電流I
SPが減少するように変化させたので溶接アークを
より安定にできるものである。また同図eにおい
ては波高値を変化させるかわりに正逆両期間の比
率をかえるようにしたので各期間において細かい
制御ができるとともにアーク力の脈動が少なくな
りアークが安定しまた溶着金属表面の波打ちが防
止できる。
的溶接電流が小さいときに適しており、このとき
逆極性電流IRPはタングステン電極の温度を保持
し得る程度の最小の値としておけば正極性電流I
SPによつてほぼ溶け込み形状が決定されるので溶
接条件の設定に便利である。同図cおよびdは比
較的大電流を用いる溶接時に適しており大電流に
より生じた大きなクレータ処理を完全に行うこと
ができるものである。特に同図dは溶接終了時に
は逆極性電流IRPの減少に先んじて正極性電流I
SPが減少するように変化させたので溶接アークを
より安定にできるものである。また同図eにおい
ては波高値を変化させるかわりに正逆両期間の比
率をかえるようにしたので各期間において細かい
制御ができるとともにアーク力の脈動が少なくな
りアークが安定しまた溶着金属表面の波打ちが防
止できる。
第4図は本発明の溶接方法を実施するための装
置の例であり第3図aに相当する変化の得られる
ものである。同図において1は交流電源、2は溶
接開始時に閉じ溶接終了にて開く開閉器、3は溶
接用変圧器、4はタングステン電極、5は被溶接
物である。6,7は正極性および逆極性電流を制
御するための電流制御素子たとえば多数並列接続
されたパワートランジスタである。8は出力電流
検出器であり、9および10は正極性電流および
逆極性電流検出信号を判別するためのダイオー
ド、11および12は増巾器、13および14は
比較器である。可変抵抗器15および電源16は
逆極性電流を設定するための出力電流設定器であ
り可変抵抗器18,19および電源17は正極性
電流を設定するための別の出力電流設定器であ
る。またリレー接点20a,20bは正極性電流
設定信号を切替えるための接点であり常開接点2
0aは溶接終了前の一定時刻において閉じ、常閉
接点20bは常開接点20aと逆の動作を行うも
のである。可変抵抗器19の設定を可変抵抗器1
5および18の設定よりも低い値にし、また可変
抵抗器18の設定と可変抵抗器15の設定とは溶
接時に要求される溶け込み形状によつて適宜選定
する。溶接開始に際し開閉器2を閉じると可変イ
ンピーダンス素子6は可変抵抗器18にて設定さ
れた正規の値に対応して導通し所定の正極性電流
が流れる。電流制限素子7は可変抵抗器15で設
定された値で導通し所定の逆極性電流が流れる。
溶接の終了時には開閉器2の開路に先立ち接点2
0bが開き20aが閉じるので正極性電流は可変
抵抗器19にて設定された小さな値となりクレー
タ処理を行う。接点20a,20bの切替つた後
所定時間の後に開閉器2を開くことにより溶接を
終了する。第4図において図中に点線にて示した
ように正極性電流設定用の可変抵抗器18,19
の出力端子部にコンデンサーcを挿入して電源1
7を直流電源とすればリレー接点20a,20b
の切替時にも比較器13の基準入力が段階状に変
化せずこのコンデンサーの充放電時定数に沿つた
下降速度で連続的な変化を行なわせることができ
る。
置の例であり第3図aに相当する変化の得られる
ものである。同図において1は交流電源、2は溶
接開始時に閉じ溶接終了にて開く開閉器、3は溶
接用変圧器、4はタングステン電極、5は被溶接
物である。6,7は正極性および逆極性電流を制
御するための電流制御素子たとえば多数並列接続
されたパワートランジスタである。8は出力電流
検出器であり、9および10は正極性電流および
逆極性電流検出信号を判別するためのダイオー
ド、11および12は増巾器、13および14は
比較器である。可変抵抗器15および電源16は
逆極性電流を設定するための出力電流設定器であ
り可変抵抗器18,19および電源17は正極性
電流を設定するための別の出力電流設定器であ
る。またリレー接点20a,20bは正極性電流
設定信号を切替えるための接点であり常開接点2
0aは溶接終了前の一定時刻において閉じ、常閉
接点20bは常開接点20aと逆の動作を行うも
のである。可変抵抗器19の設定を可変抵抗器1
5および18の設定よりも低い値にし、また可変
抵抗器18の設定と可変抵抗器15の設定とは溶
接時に要求される溶け込み形状によつて適宜選定
する。溶接開始に際し開閉器2を閉じると可変イ
ンピーダンス素子6は可変抵抗器18にて設定さ
れた正規の値に対応して導通し所定の正極性電流
が流れる。電流制限素子7は可変抵抗器15で設
定された値で導通し所定の逆極性電流が流れる。
溶接の終了時には開閉器2の開路に先立ち接点2
0bが開き20aが閉じるので正極性電流は可変
抵抗器19にて設定された小さな値となりクレー
タ処理を行う。接点20a,20bの切替つた後
所定時間の後に開閉器2を開くことにより溶接を
終了する。第4図において図中に点線にて示した
ように正極性電流設定用の可変抵抗器18,19
の出力端子部にコンデンサーcを挿入して電源1
7を直流電源とすればリレー接点20a,20b
の切替時にも比較器13の基準入力が段階状に変
化せずこのコンデンサーの充放電時定数に沿つた
下降速度で連続的な変化を行なわせることができ
る。
なお第4図においては正,逆両極性の出力電流
をともに調整するように電流制限素子を2組設け
たが、一方の導通量は固定とし、他方のみを調整
するようにしてもよく、また出力電流検出器8,
9,10、増巾器11,12比較器13,14を
省略してフイードバツク制御のない構造としても
本発明の目的を達することができる。この場合は
溶接変圧器3を定電流特性または垂下特性とすれ
ばよく、例えば可動鉄心を用いた公知の被覆アー
ク溶接用の交流アーク溶接機を用いるとよい。ま
た第4図の通りのフイードバツク制御を行うとき
においても溶接変圧器3をタツプ切替式の可変出
力変圧器とすれば出力調整の粗調整をタツプ切替
により行うことができるので電流制限素子の消費
電力が軽減されるので容量を小さくできる。
をともに調整するように電流制限素子を2組設け
たが、一方の導通量は固定とし、他方のみを調整
するようにしてもよく、また出力電流検出器8,
9,10、増巾器11,12比較器13,14を
省略してフイードバツク制御のない構造としても
本発明の目的を達することができる。この場合は
溶接変圧器3を定電流特性または垂下特性とすれ
ばよく、例えば可動鉄心を用いた公知の被覆アー
ク溶接用の交流アーク溶接機を用いるとよい。ま
た第4図の通りのフイードバツク制御を行うとき
においても溶接変圧器3をタツプ切替式の可変出
力変圧器とすれば出力調整の粗調整をタツプ切替
により行うことができるので電流制限素子の消費
電力が軽減されるので容量を小さくできる。
第5図は第3図eに示した電流変化を得るため
の装置の実施例であり第4図と同様の機能を有す
るものには同一の符号を付してある。21a,2
1bはサイリスタであり、それぞれリアクトル巻
線23a,23bと直列接続された後に相互に逆
並列接続されて一対の電流制限素子を構成してい
る。またリアクトル巻線23a,23bは共通の
鉄心に巻きつけられておりその極性は図示のよう
にそれぞれ直列接続されたサイリスタ21a,2
1bの導通により同方向の磁束を発生する極性と
されている。またリアクトル23a,23bは十
分大きなインダクタンスを有するものとする。こ
のように構成しておくとリアクトルの作用により
電極4と被溶接物5との間には略矩形波状の交流
出力電流が得られる。即ちサイリスタ22aの導
通により流れる正極性電流はリアクトル23aの
大きなインダクタンスのために溶接変圧器3の出
力電圧や正弦波状に変化をして電極4と被溶接物
5との間に現われる溶接電圧より高くなる期間に
おいてもほぼ一定の値となりこの間にリアクトル
23aにエネルギーが蓄積される。つぎに溶接変
圧器3の出力電圧が低下して溶接電圧より低くな
る期間にこの蓄積されたエネルギーを放出して電
流の低下を妨げほぼ一定の電流を保つ。次にサイ
リスタ21bが導通すると、このサイリスタ21
bの導通によりリアクトル23bに発生する磁束
は先にサイリスタ21aが導通していたときに発
生していた磁束と同じ方向であるのでこのときの
リアクトル23bのインピーダンスはリアクトル
23aのインピーダンスにほぼ等しく出力電流は
極性が反転するのみでそれまでとほぼ等しい値の
電流が流れる。このようにしてサイリスタ21
a,21bの導通位相に応じて極性が瞬時に反転
する矩形波状の出力電流が得られるものである。
第5図においてサイリスタ21a,21bはそれ
ぞれ位相制御回路22a,22bにより導通位相
が制御される。可変抵抗器26,27、電源28
は出力電流の波高値設定用の出力電流設定器であ
り、溶接終了前の所定時刻に切替わるリレー接点
29,30によつて可変抵抗器26または27の
いずれかの出力電圧が選択される。31は正極性
電流の占める比率を決定する可変抵抗器であり2
つの摺動子32aおよび32bを有しリレー接点
33,34によりいずれかが選択される。このリ
レー接点33,34は溶接終了前の所定時刻に切
替わるものであるがこれは先のリレー接点29,
30の動作時刻と同じであつてもよいし、必要に
応じて相互に時間的なずれを設けてもよい。
の装置の実施例であり第4図と同様の機能を有す
るものには同一の符号を付してある。21a,2
1bはサイリスタであり、それぞれリアクトル巻
線23a,23bと直列接続された後に相互に逆
並列接続されて一対の電流制限素子を構成してい
る。またリアクトル巻線23a,23bは共通の
鉄心に巻きつけられておりその極性は図示のよう
にそれぞれ直列接続されたサイリスタ21a,2
1bの導通により同方向の磁束を発生する極性と
されている。またリアクトル23a,23bは十
分大きなインダクタンスを有するものとする。こ
のように構成しておくとリアクトルの作用により
電極4と被溶接物5との間には略矩形波状の交流
出力電流が得られる。即ちサイリスタ22aの導
通により流れる正極性電流はリアクトル23aの
大きなインダクタンスのために溶接変圧器3の出
力電圧や正弦波状に変化をして電極4と被溶接物
5との間に現われる溶接電圧より高くなる期間に
おいてもほぼ一定の値となりこの間にリアクトル
23aにエネルギーが蓄積される。つぎに溶接変
圧器3の出力電圧が低下して溶接電圧より低くな
る期間にこの蓄積されたエネルギーを放出して電
流の低下を妨げほぼ一定の電流を保つ。次にサイ
リスタ21bが導通すると、このサイリスタ21
bの導通によりリアクトル23bに発生する磁束
は先にサイリスタ21aが導通していたときに発
生していた磁束と同じ方向であるのでこのときの
リアクトル23bのインピーダンスはリアクトル
23aのインピーダンスにほぼ等しく出力電流は
極性が反転するのみでそれまでとほぼ等しい値の
電流が流れる。このようにしてサイリスタ21
a,21bの導通位相に応じて極性が瞬時に反転
する矩形波状の出力電流が得られるものである。
第5図においてサイリスタ21a,21bはそれ
ぞれ位相制御回路22a,22bにより導通位相
が制御される。可変抵抗器26,27、電源28
は出力電流の波高値設定用の出力電流設定器であ
り、溶接終了前の所定時刻に切替わるリレー接点
29,30によつて可変抵抗器26または27の
いずれかの出力電圧が選択される。31は正極性
電流の占める比率を決定する可変抵抗器であり2
つの摺動子32aおよび32bを有しリレー接点
33,34によりいずれかが選択される。このリ
レー接点33,34は溶接終了前の所定時刻に切
替わるものであるがこれは先のリレー接点29,
30の動作時刻と同じであつてもよいし、必要に
応じて相互に時間的なずれを設けてもよい。
第5図において溶接電流検出器8の出力は可変
抵抗器26または27の出力と比較器24にて比
較され差出力が可変抵抗器31にて設定された割
合にてサイリスタ21a,21bの位相制御回路
22a,22bに分割して供給されて出力電流が
設定値に等しくなるように制御される。そして溶
接開始後および溶接終了前の一定期間はリレー接
点30,34が閉じているので溶接電流は可変抵
抗26によつて定められた大きさの電流から可変
抵抗器27にて定められた大きさの電流に切替え
られることになり、また正極性電流の占める比率
は可変抵抗器31の摺動子32aによつて定めら
れた値から摺動子32bによつて定められた値と
なる。このとき可変抵抗器27の設定を可変抵抗
器26よりも低い値とし、かつ、摺動子32bに
よる出力が摺動子32aによる出力よりも低い値
となるように定めておくと第3図eに示すような
溶接電流の変化が得られる。
抵抗器26または27の出力と比較器24にて比
較され差出力が可変抵抗器31にて設定された割
合にてサイリスタ21a,21bの位相制御回路
22a,22bに分割して供給されて出力電流が
設定値に等しくなるように制御される。そして溶
接開始後および溶接終了前の一定期間はリレー接
点30,34が閉じているので溶接電流は可変抵
抗26によつて定められた大きさの電流から可変
抵抗器27にて定められた大きさの電流に切替え
られることになり、また正極性電流の占める比率
は可変抵抗器31の摺動子32aによつて定めら
れた値から摺動子32bによつて定められた値と
なる。このとき可変抵抗器27の設定を可変抵抗
器26よりも低い値とし、かつ、摺動子32bに
よる出力が摺動子32aによる出力よりも低い値
となるように定めておくと第3図eに示すような
溶接電流の変化が得られる。
なお第5図において可変抵抗器31の摺動子は
1個とし溶接終了に際して摺動子を電動機などに
より正極性電流が減少する方向に移動させるよう
にすれば連続的な変化を得ることができる。また
第5図においても出力電流検出器8および比較器
24を省いてフイードバツク制御を省略すること
が可能であり、また溶接変圧器3にタツプを設け
て出力電流の波高値の調整をあわせて行うことも
可能である。
1個とし溶接終了に際して摺動子を電動機などに
より正極性電流が減少する方向に移動させるよう
にすれば連続的な変化を得ることができる。また
第5図においても出力電流検出器8および比較器
24を省いてフイードバツク制御を省略すること
が可能であり、また溶接変圧器3にタツプを設け
て出力電流の波高値の調整をあわせて行うことも
可能である。
以上のように本発明の溶接方法によるときは溶
接終了時において逆極性電流の減少は少なくし、
正極性電流を積極的に少とすることによりタング
ステン電極の温度を十分に高く保つたままクレー
タ処理を行うことができるのでクレータ処理時の
電流、正極性電流を十分に小さな値にすることが
できるので完全なクレータ処理が可能となり、ま
たこのような小電流時におけるアークを安定に維
持することができるものである。
接終了時において逆極性電流の減少は少なくし、
正極性電流を積極的に少とすることによりタング
ステン電極の温度を十分に高く保つたままクレー
タ処理を行うことができるのでクレータ処理時の
電流、正極性電流を十分に小さな値にすることが
できるので完全なクレータ処理が可能となり、ま
たこのような小電流時におけるアークを安定に維
持することができるものである。
第1図は極性による溶け込み形状の変化を示す
図、第2図は正極性電流の占める比率βに対する
溶融巾WBおよび溶け込み深さPの関係を示すグ
ラフ、第3図は本発明の溶接方法において使用す
る溶接電流の変化の例を示す図、第4図および第
5図は本発明の溶接方法を実施するための装置の
例を示す接続図である。 1…電源、3…溶接変圧器、4…電極、5…被
溶接物、6,7…電流制限素子、8…出力電流検
出器、13,14,24…比較器、15…逆極性
電流設定用可変抵抗器、18,19…正極性電流
設定用可変抵抗器、26,27…溶接電流設定用
可変抵抗器、20a,20b,29,30,3
3,34…切替用リレー接点、31…正極性電流
比設定用可変抵抗器、IW…全溶接電流、β…正
極性電流の占める比率、ISP…正極性電流、IRP
…逆極性電流。
図、第2図は正極性電流の占める比率βに対する
溶融巾WBおよび溶け込み深さPの関係を示すグ
ラフ、第3図は本発明の溶接方法において使用す
る溶接電流の変化の例を示す図、第4図および第
5図は本発明の溶接方法を実施するための装置の
例を示す接続図である。 1…電源、3…溶接変圧器、4…電極、5…被
溶接物、6,7…電流制限素子、8…出力電流検
出器、13,14,24…比較器、15…逆極性
電流設定用可変抵抗器、18,19…正極性電流
設定用可変抵抗器、26,27…溶接電流設定用
可変抵抗器、20a,20b,29,30,3
3,34…切替用リレー接点、31…正極性電流
比設定用可変抵抗器、IW…全溶接電流、β…正
極性電流の占める比率、ISP…正極性電流、IRP
…逆極性電流。
Claims (1)
- 1 交流電源を用いる非消耗電極アーク溶接方法
において、溶接終了に際し溶接終了前の所定の時
刻から全溶接電流のうち非消耗電極が陰極となる
正極性電流の占める割合または正極性電流の占め
る割合とともに溶接電流の値を時間の経過に伴い
連続的あるいは段階的に減少せしめて所定の期間
の後に溶接電流を遮断する非消耗電極交流アーク
溶接におけるクレータ処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2911479A JPS55120479A (en) | 1979-03-12 | 1979-03-12 | Method and apparatus for treating crater in nonconsumable electrode alternating current arc welding |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2911479A JPS55120479A (en) | 1979-03-12 | 1979-03-12 | Method and apparatus for treating crater in nonconsumable electrode alternating current arc welding |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55120479A JPS55120479A (en) | 1980-09-16 |
| JPS6233024B2 true JPS6233024B2 (ja) | 1987-07-17 |
Family
ID=12267284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2911479A Granted JPS55120479A (en) | 1979-03-12 | 1979-03-12 | Method and apparatus for treating crater in nonconsumable electrode alternating current arc welding |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55120479A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0515085U (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-26 | 株式会社ケンウツド | ツマミの表示文字点灯構造 |
| JPH0517683U (ja) * | 1991-08-12 | 1993-03-05 | 株式会社ケンウツド | ツマミの機能表示文字の点灯構造 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004012820B3 (de) * | 2004-03-16 | 2005-11-17 | Wacker Construction Equipment Ag | Taumelfingergetriebe |
-
1979
- 1979-03-12 JP JP2911479A patent/JPS55120479A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0515085U (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-26 | 株式会社ケンウツド | ツマミの表示文字点灯構造 |
| JPH0517683U (ja) * | 1991-08-12 | 1993-03-05 | 株式会社ケンウツド | ツマミの機能表示文字の点灯構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55120479A (en) | 1980-09-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0043589B1 (en) | Pulse arc welding machine | |
| US3904846A (en) | Adaptive control for arc welding | |
| US3657724A (en) | Method of and power supply for electric arc welding | |
| JP2002273569A (ja) | 短絡アーク溶接機および該溶接機の制御方法 | |
| JPS6117368A (ja) | ホツトワイヤスイツチングtig溶接装置 | |
| US4497997A (en) | Method and apparatus for metal arc welding with constant currents | |
| US3809850A (en) | Plasma arc power system for welding | |
| US4618760A (en) | Shielded arc welding using auxiliary voltage | |
| US3423564A (en) | Electric arc welding apparatus | |
| US3665149A (en) | Direct-current arc welder | |
| JPS6233024B2 (ja) | ||
| US3275797A (en) | Work-in-circuit metal arc welding | |
| US3575573A (en) | Method of and power supply for electric arc welding | |
| US3526747A (en) | Arc welding process and device | |
| JPH0790366B2 (ja) | 交流tig溶接方法 | |
| JPS6257431B2 (ja) | ||
| US2807708A (en) | Arc welding apparatus and method | |
| SU1694360A1 (ru) | Способ аргонно-дуговой сварки асимметричным током неплав щимс электродом алюмини и его сплавов и устройство дл его осуществлени | |
| JPS6365429B2 (ja) | ||
| US2866888A (en) | Arc welding | |
| JPS6356029B2 (ja) | ||
| JPS6072668A (ja) | ホツトワイヤスイツチングtig溶接装置 | |
| JPH06272B2 (ja) | ホツトワイヤスイツチングtig溶接装置 | |
| JPH02187270A (ja) | 消耗電極式アーク溶接出力制御装置 | |
| JPS6026629B2 (ja) | 消耗電極式ア−ク溶接法および装置 |