JPS6257680B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6257680B2 JPS6257680B2 JP57229941A JP22994182A JPS6257680B2 JP S6257680 B2 JPS6257680 B2 JP S6257680B2 JP 57229941 A JP57229941 A JP 57229941A JP 22994182 A JP22994182 A JP 22994182A JP S6257680 B2 JPS6257680 B2 JP S6257680B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coal
- polymer flocculant
- dehydrating agent
- cationic
- slurry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Description
本発明は石炭フロス用脱水剤に関する。
従来よりエネルギー源として多量に使用されて
きた石油も資源の枯渇に伴なう供給制限、価格高
騰によつてその安定な供給が困難となつてきてお
り、石油代替エネルギーとして石炭が見直されて
きている。 石炭をエネルギー源として利用するための一つ
の問題は固形物である石炭をいかに効率よく輪送
し、貯蔵しかつ使用し易い形態にすることであ
り、そのための一手段として、石炭微粉末を水に
分散させて流動性にすることである。これは一般
に石炭スラリーと云われている。 灰分を除去し石炭純度を高めた石炭スラリーの
製造法として石炭を微粉砕し、得られた微粉炭を
固形分約10%の水性懸濁液とし、起泡剤と油(通
常軽油)を少量(例えば0.1%)加えて撹拌下に
発泡させて石炭を泡と共に浮上させ、浮上物(こ
れをフロスと云つている)を回収し、さらに脱水
し石炭濃度を高めて有用なスラリー燃料とするこ
とが行なわれている。 以上の工程においてフロスは石炭分約20〜25重
量%であり、これをできるだけ高固形分(石炭の
種類によつて目標値は異なるが、一般には後の再
スラリー化工程まで考慮すると70〜75重量%)と
なるよう脱水する必要がある。最終的にはパラフ
インを加えて石炭分約60重量%程度で流動化する
ようにする。 上記の脱水工程には現在種々の界面活性剤が使
われているが、最低でも石炭固形分に対し約0.5
重量%程度使用せざるを得ないのが実情である。
この様な多量使用は石炭スラリーの価格を著るし
く高いものとし、排水処理上の問題を生ずるのみ
でなく、石炭スラリーの流動化およびその貯蔵安
定性に悪影響を及ぼす場合がある。 脱水工程における第二の問題は脱水効率の問題
である。燃料としての石炭スラリーは取扱量が膨
大であるため、含水量の1%の違いは総輸送量、
エネルギー量にすると膨大な相違となる。従来の
界面活性剤を使用した場合の固形分(石炭含量)
は石炭の種類によつて異なるが、せいぜい65〜70
重量%である。 脱水工程における第三の問題は脱水速度であ
る。含水量をいかに低くすることができても、脱
水に長時間を要するものでは実用性がない。石炭
スラリーのごとく膨大な量の処理を必要とする場
合にはほんの数秒の差でも問題となる。 脱水工程における第四の問題は使用する脱水剤
が本質的に石炭のスラリー化に悪影響を及ぼさな
いことである。従つて石炭スラリー用分散剤とし
てアニオン系のアルキルスルホクサシネート、ホ
ルマリン縮合アルキルナフタレンスルホン酸塩、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステ
ル等が一般によく採用されているためカチオン系
の脱水剤の使用は従来避けられていた。 本発明は石炭フロス用脱水剤を提供するもので
あつて、上記脱水工程における要請に対して全て
満足すべき効果を発現する。即ち、本発明はカチ
オン性またはノニオン性高分子凝集剤を有効成分
とする石炭フロス用脱水剤および該脱水剤を石炭
フロス全量の1〜50ppm使用する石炭フロスの
脱水方法に関する。 本発明に使用し得る高分子凝集剤としてはカチ
オン性のものとしてジメチルアミノエチルメタク
リレート・アクリルアミド共重合体、マンニツヒ
化ポリアクリルアミド、アクリル酸−第4級アン
モニウム塩型高分子凝集剤、ポリビニルベンジル
トリメチルアンモニウムクロリド、キトガン、ア
ニリン樹脂、ポリエチレンイミン等が例示され
る。ノニオン至高分子凝集剤としてはポリアクリ
ルアミド(ホモまたはコポリマー)、ポリビニル
アルコール、水溶性でんぷん、セルロース誘導体
等である。 分子量はカチオン系で1000〜50000、ノニオン
系で1000〜100000の範囲のものが好ましい。 特に好ましい高分子凝集剤はジメチルアミノエ
チルメタクリレート−アクリルアミド共重合体、
ポリアクリルアミド(ホモまたはコポリマー)、
ポリビニルベンジルアンモニウムクロリド、次い
でアクリル酸−第4級アンモニウム型高分子凝集
剤、ポリビニルアルコール、セルロース誘導体、
マンニツヒ化ポリアクリルアミド等である。 高分子凝集剤はフロス全量の1〜50ppm、好
ましくは5〜30ppm使用する。1ppm以下では効
果が不十分であり、50ppm以上使用しても脱水
効果はそれ以上向上しない。100ppmを越えると
脱水性が悪くなつたり石炭スラリーの安定性に影
響を与えることがある。 前述の工程によつて得られた石炭フロス(通常
200メツシユ篩を70%パスする微粉炭が20〜25重
量%含まれる)中に本発明脱水剤をフロス全量の
1〜50ppm加え十分撹拌混合した後、減圧脱水
する。約1分前後で固形分73〜75重量%の脱水ケ
ーキが得られる。これに水あるいは分散剤または
分散剤水溶液を加えミキサーで分散し固形分約70
〜73重量%の石炭スラリーにする。 脱水剤としてカチオン型の高分子凝集剤を用い
た場合でも、アニオン型分散剤による石炭スラリ
ーの製造が可能である。 本発明脱水剤は使用量が極めて少なく経済性に
優れている上、従来の界面活性剤による脱水より
高い脱水率が得られ、しかも脱水時間が1分前後
と極めて短かく、得られた石炭スラリーの安定性
に悪影響を及ぼさない。また本発明は粗粉炭水ス
ラリーの脱水についても同様の効果を有する。 以下実施例をあげて本発明を説明する。実施例
中、部または%とあるのは特に規定しない限り重
量で表わす。 実施例 1 石炭微粉未(大同炭:200メツシユパス82.4%
以上)1000部を水9000部に加え、軽油2部と4−
メチル−2−ペンタノール0.85部を添加し、常法
により浮選する。石炭分約22%のフロスを回収し
ポリアクリルアミド系脱水剤をフロス全量に対し
10ppm加え撹拌する。これをシキシマキヤンバ
スN−74を用いて500mmHgで減圧脱水すると1
分01秒で含水率27.6%まで脱水された。得られた
脱水ケーキにホルマリン縮合アルキルナフタレン
スルホン酸ソーダ50%水溶液2%を加えミキサー
(3000rpm10分)にかけて固形分71.5%、粘度
2800cpsの石炭スラリーを得た。この石炭スラリ
ーを20℃で10日間静置したが沈澱およびゲル化は
発生しなかつた。 実施例2〜5および比較例1〜4 脱水剤を変える以外、実施例1と同様にして石
炭フロスを脱水し、次いで石炭スラリーを製造し
た。脱水剤の種類および結果を表−1に示す。
きた石油も資源の枯渇に伴なう供給制限、価格高
騰によつてその安定な供給が困難となつてきてお
り、石油代替エネルギーとして石炭が見直されて
きている。 石炭をエネルギー源として利用するための一つ
の問題は固形物である石炭をいかに効率よく輪送
し、貯蔵しかつ使用し易い形態にすることであ
り、そのための一手段として、石炭微粉末を水に
分散させて流動性にすることである。これは一般
に石炭スラリーと云われている。 灰分を除去し石炭純度を高めた石炭スラリーの
製造法として石炭を微粉砕し、得られた微粉炭を
固形分約10%の水性懸濁液とし、起泡剤と油(通
常軽油)を少量(例えば0.1%)加えて撹拌下に
発泡させて石炭を泡と共に浮上させ、浮上物(こ
れをフロスと云つている)を回収し、さらに脱水
し石炭濃度を高めて有用なスラリー燃料とするこ
とが行なわれている。 以上の工程においてフロスは石炭分約20〜25重
量%であり、これをできるだけ高固形分(石炭の
種類によつて目標値は異なるが、一般には後の再
スラリー化工程まで考慮すると70〜75重量%)と
なるよう脱水する必要がある。最終的にはパラフ
インを加えて石炭分約60重量%程度で流動化する
ようにする。 上記の脱水工程には現在種々の界面活性剤が使
われているが、最低でも石炭固形分に対し約0.5
重量%程度使用せざるを得ないのが実情である。
この様な多量使用は石炭スラリーの価格を著るし
く高いものとし、排水処理上の問題を生ずるのみ
でなく、石炭スラリーの流動化およびその貯蔵安
定性に悪影響を及ぼす場合がある。 脱水工程における第二の問題は脱水効率の問題
である。燃料としての石炭スラリーは取扱量が膨
大であるため、含水量の1%の違いは総輸送量、
エネルギー量にすると膨大な相違となる。従来の
界面活性剤を使用した場合の固形分(石炭含量)
は石炭の種類によつて異なるが、せいぜい65〜70
重量%である。 脱水工程における第三の問題は脱水速度であ
る。含水量をいかに低くすることができても、脱
水に長時間を要するものでは実用性がない。石炭
スラリーのごとく膨大な量の処理を必要とする場
合にはほんの数秒の差でも問題となる。 脱水工程における第四の問題は使用する脱水剤
が本質的に石炭のスラリー化に悪影響を及ぼさな
いことである。従つて石炭スラリー用分散剤とし
てアニオン系のアルキルスルホクサシネート、ホ
ルマリン縮合アルキルナフタレンスルホン酸塩、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステ
ル等が一般によく採用されているためカチオン系
の脱水剤の使用は従来避けられていた。 本発明は石炭フロス用脱水剤を提供するもので
あつて、上記脱水工程における要請に対して全て
満足すべき効果を発現する。即ち、本発明はカチ
オン性またはノニオン性高分子凝集剤を有効成分
とする石炭フロス用脱水剤および該脱水剤を石炭
フロス全量の1〜50ppm使用する石炭フロスの
脱水方法に関する。 本発明に使用し得る高分子凝集剤としてはカチ
オン性のものとしてジメチルアミノエチルメタク
リレート・アクリルアミド共重合体、マンニツヒ
化ポリアクリルアミド、アクリル酸−第4級アン
モニウム塩型高分子凝集剤、ポリビニルベンジル
トリメチルアンモニウムクロリド、キトガン、ア
ニリン樹脂、ポリエチレンイミン等が例示され
る。ノニオン至高分子凝集剤としてはポリアクリ
ルアミド(ホモまたはコポリマー)、ポリビニル
アルコール、水溶性でんぷん、セルロース誘導体
等である。 分子量はカチオン系で1000〜50000、ノニオン
系で1000〜100000の範囲のものが好ましい。 特に好ましい高分子凝集剤はジメチルアミノエ
チルメタクリレート−アクリルアミド共重合体、
ポリアクリルアミド(ホモまたはコポリマー)、
ポリビニルベンジルアンモニウムクロリド、次い
でアクリル酸−第4級アンモニウム型高分子凝集
剤、ポリビニルアルコール、セルロース誘導体、
マンニツヒ化ポリアクリルアミド等である。 高分子凝集剤はフロス全量の1〜50ppm、好
ましくは5〜30ppm使用する。1ppm以下では効
果が不十分であり、50ppm以上使用しても脱水
効果はそれ以上向上しない。100ppmを越えると
脱水性が悪くなつたり石炭スラリーの安定性に影
響を与えることがある。 前述の工程によつて得られた石炭フロス(通常
200メツシユ篩を70%パスする微粉炭が20〜25重
量%含まれる)中に本発明脱水剤をフロス全量の
1〜50ppm加え十分撹拌混合した後、減圧脱水
する。約1分前後で固形分73〜75重量%の脱水ケ
ーキが得られる。これに水あるいは分散剤または
分散剤水溶液を加えミキサーで分散し固形分約70
〜73重量%の石炭スラリーにする。 脱水剤としてカチオン型の高分子凝集剤を用い
た場合でも、アニオン型分散剤による石炭スラリ
ーの製造が可能である。 本発明脱水剤は使用量が極めて少なく経済性に
優れている上、従来の界面活性剤による脱水より
高い脱水率が得られ、しかも脱水時間が1分前後
と極めて短かく、得られた石炭スラリーの安定性
に悪影響を及ぼさない。また本発明は粗粉炭水ス
ラリーの脱水についても同様の効果を有する。 以下実施例をあげて本発明を説明する。実施例
中、部または%とあるのは特に規定しない限り重
量で表わす。 実施例 1 石炭微粉未(大同炭:200メツシユパス82.4%
以上)1000部を水9000部に加え、軽油2部と4−
メチル−2−ペンタノール0.85部を添加し、常法
により浮選する。石炭分約22%のフロスを回収し
ポリアクリルアミド系脱水剤をフロス全量に対し
10ppm加え撹拌する。これをシキシマキヤンバ
スN−74を用いて500mmHgで減圧脱水すると1
分01秒で含水率27.6%まで脱水された。得られた
脱水ケーキにホルマリン縮合アルキルナフタレン
スルホン酸ソーダ50%水溶液2%を加えミキサー
(3000rpm10分)にかけて固形分71.5%、粘度
2800cpsの石炭スラリーを得た。この石炭スラリ
ーを20℃で10日間静置したが沈澱およびゲル化は
発生しなかつた。 実施例2〜5および比較例1〜4 脱水剤を変える以外、実施例1と同様にして石
炭フロスを脱水し、次いで石炭スラリーを製造し
た。脱水剤の種類および結果を表−1に示す。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 カチオン性またはノニオン性高分子凝集剤を
有効成分とする石炭フロス用脱水剤。 2 高分子凝集剤が分子量1000〜50000のカチオ
ン性高分子凝集剤または分子量1000〜100000のノ
ニオン性高分子凝集剤である第1項記の脱水剤。 3 高分子凝集剤がジメチルアミノエチル−メタ
クリルアミド共重合体、マンニツヒ化ポリアクリ
ルアミド、アクリル酸−第4級アンモニウム型高
分子凝集剤、ポリビニルベンジルトリメチルアン
モニウムクロリド、アクリルアミドのホモまたは
コポリマー、ポリビニルアルコール、セルロース
誘導体から選ばれた第1項記の脱水剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22994182A JPS59122594A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 石炭フロス脱水剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22994182A JPS59122594A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 石炭フロス脱水剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59122594A JPS59122594A (ja) | 1984-07-16 |
| JPS6257680B2 true JPS6257680B2 (ja) | 1987-12-02 |
Family
ID=16900113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22994182A Granted JPS59122594A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 石炭フロス脱水剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59122594A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0905091A1 (en) * | 1997-09-29 | 1999-03-31 | Nalco Chemical Company | Starch/cationic polymer combinations as coagulants for the mining industry |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5433803A (en) * | 1977-08-22 | 1979-03-12 | Hitachi Zosen Corp | Pulverized ore slurry composition |
| EP0041337B1 (en) * | 1980-05-31 | 1983-12-07 | Ciba Specialty Chemicals Water Treatments Limited | Dispersion of solid carbonaceous material in water |
| JPS5719010A (en) * | 1980-07-04 | 1982-02-01 | Kao Corp | Dehydrating agent for aqueous slurry or coal powder |
| JPS58142983A (ja) * | 1982-02-19 | 1983-08-25 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 石炭の品質改良方法 |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP22994182A patent/JPS59122594A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59122594A (ja) | 1984-07-16 |
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