JPS6262186B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6262186B2 JPS6262186B2 JP54161905A JP16190579A JPS6262186B2 JP S6262186 B2 JPS6262186 B2 JP S6262186B2 JP 54161905 A JP54161905 A JP 54161905A JP 16190579 A JP16190579 A JP 16190579A JP S6262186 B2 JPS6262186 B2 JP S6262186B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron beam
- fibers
- dust
- treated
- fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエレクト繊維の製造方法に関する。よ
り詳細には、ダスト捕集性及びダスト保持性に優
れ、ダスト捕集用製品、フイルターなどに有用な
新規エレクトレツト繊維を効果的に、大量に生産
する製造方法に関する。
り詳細には、ダスト捕集性及びダスト保持性に優
れ、ダスト捕集用製品、フイルターなどに有用な
新規エレクトレツト繊維を効果的に、大量に生産
する製造方法に関する。
フイルムをエレクトレツト化する方法として特
公昭49−8400号、特公昭51−22632号が知られて
いるが、被処理対象物がフイルムの場合には時間
をかければ、電子線ビームの照射により十分エレ
クトレツト化されるが、被処理対象物が繊維の場
合には電子線ビームを照射しても繊維表面のみが
エレクトレツト化されるだけで、いくら時間をか
けても内部や後方部がエレクトレツト化されない
という技術的な問題点が存在した。
公昭49−8400号、特公昭51−22632号が知られて
いるが、被処理対象物がフイルムの場合には時間
をかければ、電子線ビームの照射により十分エレ
クトレツト化されるが、被処理対象物が繊維の場
合には電子線ビームを照射しても繊維表面のみが
エレクトレツト化されるだけで、いくら時間をか
けても内部や後方部がエレクトレツト化されない
という技術的な問題点が存在した。
本発明者らは高エネルギ電子線ビームを用い、
処理すべき繊維を電子線ビームの照射方向に対し
て前方および後方の位置において、電気絶縁体で
支持し、電子線ビームを照射することにより、ダ
スト捕集性およびダスト保持性にすぐれたエレク
トレツト繊維を製造しうることを見出した。
処理すべき繊維を電子線ビームの照射方向に対し
て前方および後方の位置において、電気絶縁体で
支持し、電子線ビームを照射することにより、ダ
スト捕集性およびダスト保持性にすぐれたエレク
トレツト繊維を製造しうることを見出した。
本発明に用いられるエレクトレツト化すべき繊
維は、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびその
共重合体などポリオレフイン系繊維であつて、さ
らにポリオレフイン系繊維を含む複合および解繊
糸などである。ポリエチレンテレフタレート繊
維、ナイロン繊維、アクリル繊維は、ポリオレフ
イン系繊維に比べ、効果的にエレクトレツト化な
しにくい。
維は、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびその
共重合体などポリオレフイン系繊維であつて、さ
らにポリオレフイン系繊維を含む複合および解繊
糸などである。ポリエチレンテレフタレート繊
維、ナイロン繊維、アクリル繊維は、ポリオレフ
イン系繊維に比べ、効果的にエレクトレツト化な
しにくい。
処理すべき繊維の支持体である電気絶縁体につ
いては、電気絶縁性が高く、体積抵抗率が少くと
も1012Ω−cm、好ましくは1014Ω−cm以上であ
り、電子線照射時の誘起電導度が低く、電荷蓄積
効果の大なるものが好都合であつて、ポリメタク
リル酸メチル、ポリカーボネート、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリ−(エチレン―プロピレン)共重合
体、ナイロン、シリコンゴム、セラミツクス、マ
イカなどの素材が用いられるが、とにわけポリメ
タクリル酸メメチルはこの支持体として優秀であ
つた。
いては、電気絶縁性が高く、体積抵抗率が少くと
も1012Ω−cm、好ましくは1014Ω−cm以上であ
り、電子線照射時の誘起電導度が低く、電荷蓄積
効果の大なるものが好都合であつて、ポリメタク
リル酸メチル、ポリカーボネート、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリ−(エチレン―プロピレン)共重合
体、ナイロン、シリコンゴム、セラミツクス、マ
イカなどの素材が用いられるが、とにわけポリメ
タクリル酸メメチルはこの支持体として優秀であ
つた。
照射方向に対して、原料繊維の前方位置におか
れる支持体の厚さは、電子線ビームの加速電圧に
関連して、電子線の飛程とほぼ同程度であること
が望ましい。例えば、1.5MVの加速電圧では、ポ
リメタクリル酸メチルにおいては5mm程度の厚さ
に相当する。後方位置におかれる支持体の厚さは
1mmないし15mmの間のいずれの厚さであつてもよ
い。
れる支持体の厚さは、電子線ビームの加速電圧に
関連して、電子線の飛程とほぼ同程度であること
が望ましい。例えば、1.5MVの加速電圧では、ポ
リメタクリル酸メチルにおいては5mm程度の厚さ
に相当する。後方位置におかれる支持体の厚さは
1mmないし15mmの間のいずれの厚さであつてもよ
い。
処理すべき繊維を照射するために用いる電子線
ビームの線量および線量率はそれぞれ0.10〜
0.4Mradおよび4.0×104rad/秒〜4.0×106rad/
秒、すなわち電荷密度および電流密度で表わすと
それぞれ0.18×10-7クーロン/cm2〜3.6×10-7クー
ロン/cm2および0.14μA/cm2〜14μA/cm2の値の
範囲が好適に用いられる。電子ビームの加速電圧
は0.5MV〜2.0MVの範囲が、支持体絶縁体の厚さ
と飛程の関係から好適であり、実行可能である。
ビームの線量および線量率はそれぞれ0.10〜
0.4Mradおよび4.0×104rad/秒〜4.0×106rad/
秒、すなわち電荷密度および電流密度で表わすと
それぞれ0.18×10-7クーロン/cm2〜3.6×10-7クー
ロン/cm2および0.14μA/cm2〜14μA/cm2の値の
範囲が好適に用いられる。電子ビームの加速電圧
は0.5MV〜2.0MVの範囲が、支持体絶縁体の厚さ
と飛程の関係から好適であり、実行可能である。
照射すべき電子線ビームの線量と線量率(すな
わち電荷密度と電流密度)の関係は、相補的に最
適条件を決定できるが、加速電圧1.5MVの場合を
第1図、第2図、第3図に示す。
わち電荷密度と電流密度)の関係は、相補的に最
適条件を決定できるが、加速電圧1.5MVの場合を
第1図、第2図、第3図に示す。
繊維を処理するさいのコンベヤー速度は、生産
速度に密接に関連し、その値についてはとくに制
限はないが、実用上は50m/分〜0.5m/分の範囲
の速度が便利に用いられる。コンベヤー速度は上
記線量、線量率の値を満足するように決定され
る。
速度に密接に関連し、その値についてはとくに制
限はないが、実用上は50m/分〜0.5m/分の範囲
の速度が便利に用いられる。コンベヤー速度は上
記線量、線量率の値を満足するように決定され
る。
以下実施例によつて本発明を詳細に説明する。
実施例 1
バン・デ・グラーク静電加速器(以下、“加速
器”と呼ぶ)を用いて、ポリプロピレン―ポリエ
チレンの8:2の混合重量比からなる解繊巻縮糸
(繊度1000デニール)を約0.3g束ねた状態で電子
ビームの照射方向に対して、前方位置及び後方位
置において、二枚のポリメタクリル酸メチル板
(それぞれ大きさ10cm×10cm、厚さ5mm)にはさ
んで支持し、加速器からの電子線ビーム(加速電
圧1.5MV、電流密度0.2μA/cm2)の下を、
0.5m/分の速度で移動するコンベヤー上に載せ
て照射を行つた。
器”と呼ぶ)を用いて、ポリプロピレン―ポリエ
チレンの8:2の混合重量比からなる解繊巻縮糸
(繊度1000デニール)を約0.3g束ねた状態で電子
ビームの照射方向に対して、前方位置及び後方位
置において、二枚のポリメタクリル酸メチル板
(それぞれ大きさ10cm×10cm、厚さ5mm)にはさ
んで支持し、加速器からの電子線ビーム(加速電
圧1.5MV、電流密度0.2μA/cm2)の下を、
0.5m/分の速度で移動するコンベヤー上に載せ
て照射を行つた。
得られた解繊巻縮糸についてダスト率を測定し
た。ダスト率の測定は次のとおりである。
た。ダスト率の測定は次のとおりである。
繊維を束ねて試料とし、これをその2倍量のダ
スト(JIS8種試験粉体)と共に500mlのポリ容器
に入れて、この容器を30秒間振動させた後、試料
を取り出して、付着したダスト量を測定した。
スト(JIS8種試験粉体)と共に500mlのポリ容器
に入れて、この容器を30秒間振動させた後、試料
を取り出して、付着したダスト量を測定した。
ダスト率は次の式から求められ、ダスト捕集性
能の指標となる値である。
能の指標となる値である。
比較のために、上記実施例において、エレクト
レツト化処理を行つていない解繊巻縮糸について
も同様ダスト率を測定した。
レツト化処理を行つていない解繊巻縮糸について
も同様ダスト率を測定した。
エレクトレツト化処理を行つていない解繊巻縮
糸のダスト率は5%であり、本実施例のエレクト
レツト繊維ダスト率は35%であつた。
糸のダスト率は5%であり、本実施例のエレクト
レツト繊維ダスト率は35%であつた。
実施例 2
ポリプロピレンフイラメント(繊維経10μm、
三井石油化学株式会社F301のペレツトを溶融押
出し紡糸したもの)を約0.3g束ねた状態で電子
線ビームの照射方向に対して、前方および後方の
位置において、二枚のポリメタクリル酸メチル板
(大きさ10cm×10cm、厚さ5mm)で支持し、加速
器からの電子線ビーム(加速電圧1.5MV,電流密
度0.2μA/cm2)の下を0.5m/分の速度で移動す
るコンベヤー上に載せて照射を行つた。得られた
エレクトレツト化ポリプロピレンフイラメントの
ダスト率を測定したところ平均で30%であつた。
比較のためにエレクトレツト化処理を行わないフ
イラメントについてダスト率を測定すると10%に
すぎなかつた。
三井石油化学株式会社F301のペレツトを溶融押
出し紡糸したもの)を約0.3g束ねた状態で電子
線ビームの照射方向に対して、前方および後方の
位置において、二枚のポリメタクリル酸メチル板
(大きさ10cm×10cm、厚さ5mm)で支持し、加速
器からの電子線ビーム(加速電圧1.5MV,電流密
度0.2μA/cm2)の下を0.5m/分の速度で移動す
るコンベヤー上に載せて照射を行つた。得られた
エレクトレツト化ポリプロピレンフイラメントの
ダスト率を測定したところ平均で30%であつた。
比較のためにエレクトレツト化処理を行わないフ
イラメントについてダスト率を測定すると10%に
すぎなかつた。
実施例 3
実施例1と同様の解繊巻縮糸約3gを束ねた状
態で、変圧器整流型加速器からのの電子線ビーム
(加速電圧0.8MV、電流密度2.8μA/cm2)を用
い、電子線ビームの照射方向に対して、加速電圧
に対応して、前方位置に3mm厚、後方位置に7mm
厚のポリメタクリル酸メチル板(大きさ共に10cm
×10cm)で支持し、電子線ビームの下を10m/分
の速度で移動するコンベヤー上に載せて照射し
た。
態で、変圧器整流型加速器からのの電子線ビーム
(加速電圧0.8MV、電流密度2.8μA/cm2)を用
い、電子線ビームの照射方向に対して、加速電圧
に対応して、前方位置に3mm厚、後方位置に7mm
厚のポリメタクリル酸メチル板(大きさ共に10cm
×10cm)で支持し、電子線ビームの下を10m/分
の速度で移動するコンベヤー上に載せて照射し
た。
得られたエレクトレツト解繊巻縮糸のダスト率
は10個測定の平均で32%であつた。
は10個測定の平均で32%であつた。
この方法で得られたエレクトレツト繊維の寿命
を測定するため、実施例3の方法で得られたエレ
クトレツト繊維を、エレクトレツト化後、大気中
に8ケ月間放置した後、ダスト率を測定したとこ
ろ、33%の値が得られた。すなわちダスト率はエ
レクトレツト化直後のものと変化がなく、むしろ
わずかであるが増加する傾向も認められた。
を測定するため、実施例3の方法で得られたエレ
クトレツト繊維を、エレクトレツト化後、大気中
に8ケ月間放置した後、ダスト率を測定したとこ
ろ、33%の値が得られた。すなわちダスト率はエ
レクトレツト化直後のものと変化がなく、むしろ
わずかであるが増加する傾向も認められた。
実施例 4
実施例1と同様の解繊巻縮糸約0.3gを束ねた
状態で、電子線ビームの照射方向に対して、前方
位置及び後方位置において、二枚のポリカーボネ
ート板(それぞれ大きさ10cm×10cm、厚さ5mm)
にはさんで支持し、加速器からの電子線ビーム
(加速電圧1.5MV、電流密度0.2μA/cm2)の下
を、0.5m/分の速度で移動するコンベアー上に
載せて照射を行つた。
状態で、電子線ビームの照射方向に対して、前方
位置及び後方位置において、二枚のポリカーボネ
ート板(それぞれ大きさ10cm×10cm、厚さ5mm)
にはさんで支持し、加速器からの電子線ビーム
(加速電圧1.5MV、電流密度0.2μA/cm2)の下
を、0.5m/分の速度で移動するコンベアー上に
載せて照射を行つた。
得られた解繊巻縮糸についてダスト率を測定し
たところ、平均で28%であつた。
たところ、平均で28%であつた。
実施例 5
実施例1において、前方および後方位置におく
ポリメタクリル酸メチル板の厚さを、それぞれ1
mm、10mmとし、加速器からの電子線ビーム(加速
電圧0.3MV、電流密度0.2μA/cm2)の下を、
0.5m/分の速度で移動するコンベヤー上に載せ
て照射を行つた。
ポリメタクリル酸メチル板の厚さを、それぞれ1
mm、10mmとし、加速器からの電子線ビーム(加速
電圧0.3MV、電流密度0.2μA/cm2)の下を、
0.5m/分の速度で移動するコンベヤー上に載せ
て照射を行つた。
得られた解繊巻縮糸についてダスト率を測定し
たところ、その平均は23%であつた。
たところ、その平均は23%であつた。
本願の第1図、第2図および第3図によれば、
横軸が0mmの点、すなわち、電子線ビームの照射
方向に対して被処理対象物の後方位置にのみポリ
メタクリル酸メチル板からなる電気絶縁体をを置
いて照射処理した場合には、得られた照射処理後
の被処理対象物のダスト率(ダスト捕集性および
ダスト保持性)は低いものである。
横軸が0mmの点、すなわち、電子線ビームの照射
方向に対して被処理対象物の後方位置にのみポリ
メタクリル酸メチル板からなる電気絶縁体をを置
いて照射処理した場合には、得られた照射処理後
の被処理対象物のダスト率(ダスト捕集性および
ダスト保持性)は低いものである。
これに対し、電子線ビームの照射方向に対して
被処理対象物の前後位置に前記電気絶縁体を置
き、電子線ビームの加速電圧を1.5MVの一定にし
てコンベア速度を変化させた場合には、前方位置
に置いた電気絶縁体の厚さに対するダスト率は、
前記厚さがほぼ5mm前後のの時にピークが生ずる
ことを示している。したがつて、このことから加
速電圧が1.5MVの場合には、被処理対象物の前方
位置に置く電気絶縁体の厚さは、5mm前後であれ
ばダスト率の高いものが得られることを示してい
る。
被処理対象物の前後位置に前記電気絶縁体を置
き、電子線ビームの加速電圧を1.5MVの一定にし
てコンベア速度を変化させた場合には、前方位置
に置いた電気絶縁体の厚さに対するダスト率は、
前記厚さがほぼ5mm前後のの時にピークが生ずる
ことを示している。したがつて、このことから加
速電圧が1.5MVの場合には、被処理対象物の前方
位置に置く電気絶縁体の厚さは、5mm前後であれ
ばダスト率の高いものが得られることを示してい
る。
また、第4図によれば、電子線ビームの照射方
向に対して被処理対象物の前後位置にポリメタク
リル酸メチル板からなる電気絶縁体を置き、加速
電圧を0.8MVおよび1.2MVに調整した場合には、
そのダスト率は、それぞれの加速電圧に対し、被
処理対象物の前方位置に置いた電気絶縁体の厚さ
が2mm前後および3mm前後の時にピークがあるこ
といを示している。したがつて、こののことか
ら、加速電圧が増加するにつれて(これは電子線
の飛度の増加を意味する)、ダスト率がピークに
到達する場合の被処理対象物の前方位置に置いた
電気絶縁体の厚さは、増加して行くことを示して
いる。
向に対して被処理対象物の前後位置にポリメタク
リル酸メチル板からなる電気絶縁体を置き、加速
電圧を0.8MVおよび1.2MVに調整した場合には、
そのダスト率は、それぞれの加速電圧に対し、被
処理対象物の前方位置に置いた電気絶縁体の厚さ
が2mm前後および3mm前後の時にピークがあるこ
といを示している。したがつて、こののことか
ら、加速電圧が増加するにつれて(これは電子線
の飛度の増加を意味する)、ダスト率がピークに
到達する場合の被処理対象物の前方位置に置いた
電気絶縁体の厚さは、増加して行くことを示して
いる。
以上の点からみて、本発明の特徴は、被処理対
象物である解繊巻縮糸状またはフイラメント状繊
維の前後位置に電気絶縁体を置いて電子線ビーム
で照射処理して前記繊維をエレクトレツト化する
際に、その前方位置に置く電気絶縁体として、電
子線ビームの加速電圧に関連する電子線の飛程と
ほぼ同程度である1−15mmの範囲の厚さものを使
用することにより、ダスト率の高いエレクトレツ
ト化繊維を得る点にあるものである。
象物である解繊巻縮糸状またはフイラメント状繊
維の前後位置に電気絶縁体を置いて電子線ビーム
で照射処理して前記繊維をエレクトレツト化する
際に、その前方位置に置く電気絶縁体として、電
子線ビームの加速電圧に関連する電子線の飛程と
ほぼ同程度である1−15mmの範囲の厚さものを使
用することにより、ダスト率の高いエレクトレツ
ト化繊維を得る点にあるものである。
第1図は、実施例1に用いたのと同様のポリプ
ロピレン―ポリエチレン解繊巻縮糸の各照射条件
で得られるエレクトレツト化によるダスト率と巻
縮糸前方に位置させるポリメタクリル酸メチル板
の厚さとの関係を示す。なお、電子ビームの加速
電圧は1.5MVで、コンベヤ速度は96cm/分であ
る。
ロピレン―ポリエチレン解繊巻縮糸の各照射条件
で得られるエレクトレツト化によるダスト率と巻
縮糸前方に位置させるポリメタクリル酸メチル板
の厚さとの関係を示す。なお、電子ビームの加速
電圧は1.5MVで、コンベヤ速度は96cm/分であ
る。
【表】
第2図は、コンベヤ速度24cm/分の場合の結果
である。加速電圧は1.5MVである。
である。加速電圧は1.5MVである。
【表】
第3図は、コンベヤ速度48cm/分の場合の結果
である。加速電圧は1.5MVである。
である。加速電圧は1.5MVである。
【表】
第4図は、加速電圧が0.8MV、1.2MVの場合の
ポリメタクリン酸メチル板の厚さに対するダスト
率の関係を示す。
ポリメタクリン酸メチル板の厚さに対するダスト
率の関係を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 解繊巻縮糸状またはフイラメント状のポリオ
レフイン系繊維からなる処理すべき繊維を、電子
ビームの照射方向に対する前後位置において、ポ
リメタクリル酸メチル、ポリカーボネート、ポリ
塩化ビニル、またはポリテトラフルオロエチレン
等の高電気絶縁性樹脂によつて支持し、 前記前方位置に置かれた樹脂として、照射時の
電子線ビームの加速電圧に関連して調整される電
子線の飛程とほぼ同程度である1−15mmの範囲の
厚さのものを使用して、前記支持繊維に電子線ビ
ームを照射してこれをエレクトレツト化すること
によつてダスト捕集性およびダスト保持性に優れ
たダスト捕集製品またはフイルター用のエレクト
レツト繊維の製造方法。 2 電子線ビームが加速電圧0.3MV以上の加速器
からの電子線ビームである特許請求の範囲第1項
記載の方法。 3 電子線ビームを0.1〜0.4Mradの範囲の線量
で照射する特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 処理すべき繊維を電気絶縁性の平板あるいは
シートの間に平面状に配置し、これを一定速度で
移動させ、かつ電子線ビームを走査させながら行
う特許請求の範囲第1項の方法。 5 処理すべき繊維の移動速度が50m/分〜
0.5m/分である特許請求の範囲第4項記載の方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16190579A JPS5685475A (en) | 1979-12-13 | 1979-12-13 | Production of electlet fiber |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16190579A JPS5685475A (en) | 1979-12-13 | 1979-12-13 | Production of electlet fiber |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5685475A JPS5685475A (en) | 1981-07-11 |
| JPS6262186B2 true JPS6262186B2 (ja) | 1987-12-25 |
Family
ID=15744242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16190579A Granted JPS5685475A (en) | 1979-12-13 | 1979-12-13 | Production of electlet fiber |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5685475A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04330907A (ja) * | 1991-05-02 | 1992-11-18 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | エレクトレットフィルターの製造方法 |
| JP3668283B2 (ja) * | 1995-05-16 | 2005-07-06 | 三菱樹脂株式会社 | 多孔質複層プラスチックフィルタ及びその製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS498400A (ja) * | 1972-05-13 | 1974-01-24 | ||
| JPS5122632A (en) * | 1974-08-20 | 1976-02-23 | Kawasaki Steel Co | Hyomenshoryokohan narabini sonoseizohoho |
-
1979
- 1979-12-13 JP JP16190579A patent/JPS5685475A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5685475A (en) | 1981-07-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0118216B1 (en) | Method and apparatus for manufacturing an electret filter medium | |
| US2793970A (en) | Method of manufacturing electrical capacitors | |
| GB1572199A (en) | Filter and method of making it | |
| US3661735A (en) | Shaped articles having improved surface properties and corona discharge methods and apparatus for making the same | |
| IL46879A (en) | Method for the manufacture of an electret fibrous filter | |
| US3430116A (en) | Electrical capacitors | |
| US4288584A (en) | Electret made of branched alpha-olefin polymer | |
| US3660736A (en) | Process for the production of high-efficient electrets | |
| DE3242229A1 (de) | Verfahren zur verbesserung der antistatischen kenndaten von kunststoff-formteilen | |
| US3928705A (en) | Dielectric insulation employing open-celled microporous film | |
| JP2024032769A (ja) | エレクトレットシート及び圧電センサ | |
| Perepelkina et al. | Effect of unipolar corona discharges on properties of pulp-and-paper materials | |
| US2919473A (en) | Molding of polyethylene irradiated with high energy electrons | |
| Sawa et al. | Thermally stimulated current from polyethylene in high-temperature region | |
| EP0369032B1 (en) | Electret material and method of producing the same | |
| DE2911856B2 (de) | Verfahren zur Erhöhung der Durchschlagsfestigkeit an einem Film aus Polyvinylidenfluorid | |
| US3450571A (en) | Method of making a coated battery separator | |
| US4248808A (en) | Technique for removing surface and volume charges from thin high polymer films | |
| Balabanov et al. | Electrical conductivity and electrostatic properties of radiationally modified polymer composites with carbon black | |
| GB1109468A (en) | Treatment of films to improve their ink-receptive properties | |
| JPH0583360B2 (ja) | ||
| JPH0369663A (ja) | エレクトレット化多孔質シートの製造方法 | |
| Guzhova et al. | The effect of gamma irradiation on electret properties of polyethylene | |
| JP7618433B2 (ja) | 導電性フィルムの製造方法、及び、導電性フィルム | |
| JPH0367103B2 (ja) |