JPS626342Y2 - - Google Patents
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- JPS626342Y2 JPS626342Y2 JP7725382U JP7725382U JPS626342Y2 JP S626342 Y2 JPS626342 Y2 JP S626342Y2 JP 7725382 U JP7725382 U JP 7725382U JP 7725382 U JP7725382 U JP 7725382U JP S626342 Y2 JPS626342 Y2 JP S626342Y2
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- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、パーキングブレーキ機構を備えた
車両両用のドラムブレーキにおいて、一対のブレ
ーキシユー,アンカ等のドラムブレーキの構成要
素を支持するバツキングプレートに、パーキング
ブレーキ機構の一部を構成するベルクランクレバ
ーを回動可能に取付ける取付装置に関し、特に、
バツキングプレートを貫通させて取付ける装置に
関するものである。
車両両用のドラムブレーキにおいて、一対のブレ
ーキシユー,アンカ等のドラムブレーキの構成要
素を支持するバツキングプレートに、パーキング
ブレーキ機構の一部を構成するベルクランクレバ
ーを回動可能に取付ける取付装置に関し、特に、
バツキングプレートを貫通させて取付ける装置に
関するものである。
車両用のドラムブレーキには、機械式のパーキ
ングブレーキ機構が組込まれることが多く、パー
キングブレーキ操作装置からの入力により直接に
ブレーキシユーを作用(拡張)させる作用レバー
や、あるいは上記入力をブレーキシユーに中継す
る中継レバー等、力の伝達手段としてのベルクラ
ンクレバーが、バツキングプレートに形成された
長穴を通じてブレーキシユー等が設けられたプレ
ート内側に突入する状態で、ピンによつて回動可
能に設けられるタイプのものが多い。
ングブレーキ機構が組込まれることが多く、パー
キングブレーキ操作装置からの入力により直接に
ブレーキシユーを作用(拡張)させる作用レバー
や、あるいは上記入力をブレーキシユーに中継す
る中継レバー等、力の伝達手段としてのベルクラ
ンクレバーが、バツキングプレートに形成された
長穴を通じてブレーキシユー等が設けられたプレ
ート内側に突入する状態で、ピンによつて回動可
能に設けられるタイプのものが多い。
その場合、これらレバーの内端部は、作用レバ
ーであればブレーキシユーと直接に、また中継レ
バーであれば他部材を介して間接に連携する一
方、バツキングプレートの外側に延び出た外端部
が、ケーブル等を介して操作装置に連結されるこ
ととなる。従つて、レバーの外端部に加えられる
入力、および内端部に加えられるブレーキシユー
からの反力に基づき、それらの合力の方向の力が
レバーの回動中心に及ぼされる。
ーであればブレーキシユーと直接に、また中継レ
バーであれば他部材を介して間接に連携する一
方、バツキングプレートの外側に延び出た外端部
が、ケーブル等を介して操作装置に連結されるこ
ととなる。従つて、レバーの外端部に加えられる
入力、および内端部に加えられるブレーキシユー
からの反力に基づき、それらの合力の方向の力が
レバーの回動中心に及ぼされる。
従来、このようなベルクランクレバーをバツキ
ングプレートに取付ける装置においては、バツキ
ングプレートの外面の前記長穴を囲む部分にダイ
カスト鋳造品等のブラケツトが固定されれ、その
ブラケツトに形成された挿通穴およびバツキング
プレートの長穴にベルクランクレバーが挿通さ
れ、かつブラケツトとレバーのそれぞれの中間部
を貫通して設けられたピンによつて、そのレバー
がピンの軸心まわりに回動可能に支持されるよう
になつていた。
ングプレートに取付ける装置においては、バツキ
ングプレートの外面の前記長穴を囲む部分にダイ
カスト鋳造品等のブラケツトが固定されれ、その
ブラケツトに形成された挿通穴およびバツキング
プレートの長穴にベルクランクレバーが挿通さ
れ、かつブラケツトとレバーのそれぞれの中間部
を貫通して設けられたピンによつて、そのレバー
がピンの軸心まわりに回動可能に支持されるよう
になつていた。
ところが、パーキングブレーキ作用時にレバー
に加えられる前記合力が、バツキングプレートで
受けられる以前に、ピンを介してすべてブラケツ
トに加えられるため、ブラケツト自体にこの合力
に耐え得るだけの高い剛性,強度が要求される。
従つて、それだけの剛性,強度を確保するために
ブラケツトを厚肉・大形なものにする必要があ
り、また重くなることを避ける必要もあるため
に、高価ではあつてもアルミニウム等のダイカス
ト鋳造品などを使用せざるを得ず、ブラケツトの
製造コストが非常に高いものとなつていた。
に加えられる前記合力が、バツキングプレートで
受けられる以前に、ピンを介してすべてブラケツ
トに加えられるため、ブラケツト自体にこの合力
に耐え得るだけの高い剛性,強度が要求される。
従つて、それだけの剛性,強度を確保するために
ブラケツトを厚肉・大形なものにする必要があ
り、また重くなることを避ける必要もあるため
に、高価ではあつてもアルミニウム等のダイカス
ト鋳造品などを使用せざるを得ず、ブラケツトの
製造コストが非常に高いものとなつていた。
さらにブラケツトの、バツキングプレートへの
固定についても、レバーがブラケツトに生じさせ
る曲げモーメントに耐え得るように高い取付強度
を確保する必要があり、そのためのコスト高、さ
らには取付作業の煩雑さ等の問題も内在してい
た。
固定についても、レバーがブラケツトに生じさせ
る曲げモーメントに耐え得るように高い取付強度
を確保する必要があり、そのためのコスト高、さ
らには取付作業の煩雑さ等の問題も内在してい
た。
本考案は、以上のように事情を背景としてなさ
れたものであり、その目的とするところは、前述
のようなベルクランクレバーをバツキングプレー
トに形成された長穴からその内側に突入する状態
で、ブラケツト,ピンを用いて回動可能に取付け
るにあたり、ブラケツトに要求される強度を従来
に比べて小さくて済むようにするとともに、プレ
ス加工を主体とする安い加工法で形成されるブラ
ケツトを用いて、簡便で安価なレバー取付装置を
提供することにある。
れたものであり、その目的とするところは、前述
のようなベルクランクレバーをバツキングプレー
トに形成された長穴からその内側に突入する状態
で、ブラケツト,ピンを用いて回動可能に取付け
るにあたり、ブラケツトに要求される強度を従来
に比べて小さくて済むようにするとともに、プレ
ス加工を主体とする安い加工法で形成されるブラ
ケツトを用いて、簡便で安価なレバー取付装置を
提供することにある。
この目的を達成するために為された本考案の要
旨は次の点にある(i)1枚の鋼板を折曲げることに
より、互いに対向する一対の側壁部とそれら側壁
部を連結する連結部とを備えてU字形の部分を含
む形状をなすブラケツトを形成し、その一対の側
壁部が前記バツキングプレートの長穴と平行にな
るように、ブラケツトの連結部近傍部分をバツキ
ングプレートの内面に固定する。(ii)このブラケツ
トには、一対の側壁部の互いに対向する部分に、
それら側壁部のバツキングプレート側の端縁から
反対側の端縁に向つて一対のU字形の切欠を形成
する。そして上記長穴を通じてそれら側壁部の間
に挿入されるベルクランクレバーの中間部を貫通
してそのレバーを側壁部と平行な平面内で回動可
能に支持する枢軸を、上記一対の切欠の底部にほ
ぼ接する状態でブラケツトの側壁部間に架けわた
し、それら側壁部から各々外方に突出する枢軸の
両端部の外周面をバツキングプレートの内面で支
持させ、それによつてパーキングブレーキ作用時
にレバーに加えられる力の、バツキングプレート
の外側に向う方向の分力を、枢軸を介してバツキ
ングプレートの内面で受けさせる。(iii)さらにブラ
ケツトに、一対の側壁部の各々からバツキングプ
レートの外側に向つて突出する一対の突起を各側
壁部と一体に設け、それら突起をバツキングプレ
ートの長穴に嵌入させるとともに、長穴のいずれ
かの端、言い換ればパーキングブレーキ作用時に
レバーに加えられる力の、長穴の長手方向の分力
の作用方向に対面する長穴の一端に、上記突起を
係合させることにより、レバーがブラケツトに加
える上記分力をその突起を介して長穴の一端で受
けさせる。
旨は次の点にある(i)1枚の鋼板を折曲げることに
より、互いに対向する一対の側壁部とそれら側壁
部を連結する連結部とを備えてU字形の部分を含
む形状をなすブラケツトを形成し、その一対の側
壁部が前記バツキングプレートの長穴と平行にな
るように、ブラケツトの連結部近傍部分をバツキ
ングプレートの内面に固定する。(ii)このブラケツ
トには、一対の側壁部の互いに対向する部分に、
それら側壁部のバツキングプレート側の端縁から
反対側の端縁に向つて一対のU字形の切欠を形成
する。そして上記長穴を通じてそれら側壁部の間
に挿入されるベルクランクレバーの中間部を貫通
してそのレバーを側壁部と平行な平面内で回動可
能に支持する枢軸を、上記一対の切欠の底部にほ
ぼ接する状態でブラケツトの側壁部間に架けわた
し、それら側壁部から各々外方に突出する枢軸の
両端部の外周面をバツキングプレートの内面で支
持させ、それによつてパーキングブレーキ作用時
にレバーに加えられる力の、バツキングプレート
の外側に向う方向の分力を、枢軸を介してバツキ
ングプレートの内面で受けさせる。(iii)さらにブラ
ケツトに、一対の側壁部の各々からバツキングプ
レートの外側に向つて突出する一対の突起を各側
壁部と一体に設け、それら突起をバツキングプレ
ートの長穴に嵌入させるとともに、長穴のいずれ
かの端、言い換ればパーキングブレーキ作用時に
レバーに加えられる力の、長穴の長手方向の分力
の作用方向に対面する長穴の一端に、上記突起を
係合させることにより、レバーがブラケツトに加
える上記分力をその突起を介して長穴の一端で受
けさせる。
以上のようにすれば、バツキングプレートの外
側に向う方向のレバー分力が、ブラケツトに伝え
られることなく直接にバツキングプレートで受け
られ、他方、バツキングプレートの長穴の長手方
向のレバー分力は、いつたんはブラケツトに伝え
られるものの、突起を介してすみやかにバツキン
グプレートで受けられる。このように、ブレーキ
作用時にレバーの回動中心に作用する力が、バツ
キングプレートに直接に受けられる成分とブラケ
ツトを介して間接に受けられる成分とに分散され
て、ブラケツトへの荷重集中が回避され、またバ
ツキングプレートへの力の伝達経路も短縮される
ために、ブラケツトにはそれほど高い剛性,強度
が要求されない。従つて、ブラケツトを薄肉,小
形化することが可能となり、板金製のものでも十
分な機能を果すことができる。
側に向う方向のレバー分力が、ブラケツトに伝え
られることなく直接にバツキングプレートで受け
られ、他方、バツキングプレートの長穴の長手方
向のレバー分力は、いつたんはブラケツトに伝え
られるものの、突起を介してすみやかにバツキン
グプレートで受けられる。このように、ブレーキ
作用時にレバーの回動中心に作用する力が、バツ
キングプレートに直接に受けられる成分とブラケ
ツトを介して間接に受けられる成分とに分散され
て、ブラケツトへの荷重集中が回避され、またバ
ツキングプレートへの力の伝達経路も短縮される
ために、ブラケツトにはそれほど高い剛性,強度
が要求されない。従つて、ブラケツトを薄肉,小
形化することが可能となり、板金製のものでも十
分な機能を果すことができる。
そして鋼板素材から打ち抜き,曲げ加工等、鋳
造などに比べて本質的に安いプレス加工を主体と
する製造工程で造られるブラケツトを用いること
によつて、ブラケツト自体のコストが従来のダイ
カスト鋳造品等に比べて約5〜6割も低減され
る。しかも前記突起や切欠の形成も容易である。
造などに比べて本質的に安いプレス加工を主体と
する製造工程で造られるブラケツトを用いること
によつて、ブラケツト自体のコストが従来のダイ
カスト鋳造品等に比べて約5〜6割も低減され
る。しかも前記突起や切欠の形成も容易である。
さらに、ブラケツトをバツキングプレートに固
定するについて、その固定部まではレバーに加え
られる力が実質的に伝達されないと言つてよいた
め、強固に固定しなくてもブラケツトの移動を防
止し得る程度の取付強度で固定すれば十分であ
り、従つてブラケツトの固定手段が簡単なもので
足り、かつその取付けも容易に行なうことができ
る。
定するについて、その固定部まではレバーに加え
られる力が実質的に伝達されないと言つてよいた
め、強固に固定しなくてもブラケツトの移動を防
止し得る程度の取付強度で固定すれば十分であ
り、従つてブラケツトの固定手段が簡単なもので
足り、かつその取付けも容易に行なうことができ
る。
以下、パーキングブレーキ操作装置からの入力
をブレーキシユーに中継する中継用ベルクランク
レバーの取付装置に、本考案を適用した場合の実
施例を図面に基づいて説明する。
をブレーキシユーに中継する中継用ベルクランク
レバーの取付装置に、本考案を適用した場合の実
施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、2はバツキングプレートであ
り、その周縁部外面に円環状のダストカバー4が
固定されている。バツキング2の内側には、一方
だけ図示された一対のブレーキシユー(シユーア
ツセンブリ)6、および図示はしないがアンカ,
ホイールシリンダなどドラムブレーキの構成要素
が設けられ、さらに作用レバー,パーキングスト
ラツト等、パーキングブレーキ機構の一部を構成
するシユー拡張装置が設けられており、それらが
バツキングプレート2によつて支持されている。
バツキングプレート2には、中継用のベルクラン
クレバー8を貫通させるほぼ矩形状の長穴10が
形成されており、バツキングプレート2の内側
の、その長穴10に対応する部位に、鋼板製のブ
ラケツト12が設けられている。
り、その周縁部外面に円環状のダストカバー4が
固定されている。バツキング2の内側には、一方
だけ図示された一対のブレーキシユー(シユーア
ツセンブリ)6、および図示はしないがアンカ,
ホイールシリンダなどドラムブレーキの構成要素
が設けられ、さらに作用レバー,パーキングスト
ラツト等、パーキングブレーキ機構の一部を構成
するシユー拡張装置が設けられており、それらが
バツキングプレート2によつて支持されている。
バツキングプレート2には、中継用のベルクラン
クレバー8を貫通させるほぼ矩形状の長穴10が
形成されており、バツキングプレート2の内側
の、その長穴10に対応する部位に、鋼板製のブ
ラケツト12が設けられている。
第2図に示すようにブラケツト12は、もつぱ
らプレス加工によつて成形され、所定の形状に打
抜かれた1枚の鋼板が長手のU字形をなす形状に
折曲げられたものであり、互いに平行に対向する
一対の側壁部14と、基端においてそれら側壁部
14を連結する湾曲形状の連結部16とを備えて
いる。そして第1図から明らかなようにブラケツ
ト12は、側壁部14および連結部16がバツキ
ングプレートの内面に直角になる状態で、かつ一
対の側壁部14が上記長穴10の両側縁に沿つて
その長手方向に平行になる状態で、ボルト18と
ナツト20とによりバツキングプレート2の内面
に固定されている。ボルト18は、連結部16近
傍の両側壁部14の間に挿通されるとともにバツ
キングプレート2に形成されたボルト穴22を経
てその外側に突出させられ、そこにナツト20が
締込まれることによつて、ブラケツト12の連結
部16とその近傍の側壁部14の各々の一端面
が、バツキングプレート2の内面に密着させられ
ており、ボルト18の頭部は、座金24等を介し
てブラケツト12の他端面に着座させられてい
る。ブラケツト12の連結部16の近傍部分は、
ボルト18の座を形成すべくバツキングプレート
2の内面からの高さが他の部分より低くされてい
る。
らプレス加工によつて成形され、所定の形状に打
抜かれた1枚の鋼板が長手のU字形をなす形状に
折曲げられたものであり、互いに平行に対向する
一対の側壁部14と、基端においてそれら側壁部
14を連結する湾曲形状の連結部16とを備えて
いる。そして第1図から明らかなようにブラケツ
ト12は、側壁部14および連結部16がバツキ
ングプレートの内面に直角になる状態で、かつ一
対の側壁部14が上記長穴10の両側縁に沿つて
その長手方向に平行になる状態で、ボルト18と
ナツト20とによりバツキングプレート2の内面
に固定されている。ボルト18は、連結部16近
傍の両側壁部14の間に挿通されるとともにバツ
キングプレート2に形成されたボルト穴22を経
てその外側に突出させられ、そこにナツト20が
締込まれることによつて、ブラケツト12の連結
部16とその近傍の側壁部14の各々の一端面
が、バツキングプレート2の内面に密着させられ
ており、ボルト18の頭部は、座金24等を介し
てブラケツト12の他端面に着座させられてい
る。ブラケツト12の連結部16の近傍部分は、
ボルト18の座を形成すべくバツキングプレート
2の内面からの高さが他の部分より低くされてい
る。
第4図から明らかなように、ブラケツト12の
両側部14の間隔は長穴10の巾寸法より僅かに
小さく設定されており、このブラケツト12に
は、第1図および第2図に示すように、長穴10
に対応する部分の両側壁部14の各々から、バツ
キングプレート2の内面を基準にしてそのプレー
ト外側に向つて突出する一対の突起26が設けら
れている。これら突起26は、各側壁部14と一
体にかつ連続して互いに平行に対向するように形
成されて、バツキングプレート2の上記長穴10
に嵌入させられるとともに、両突起26の各々の
一側縁が、長穴10の、ブラケツト連結部16の
側の端に係合させられている。従つて、長穴10
の長手方向で上記連結部16の側に向つてブラケ
ツト12に作用する力が、それら突起26を介し
て長穴10の一端で受けられ、バツキングプレー
ト2に伝達されることとなる。
両側部14の間隔は長穴10の巾寸法より僅かに
小さく設定されており、このブラケツト12に
は、第1図および第2図に示すように、長穴10
に対応する部分の両側壁部14の各々から、バツ
キングプレート2の内面を基準にしてそのプレー
ト外側に向つて突出する一対の突起26が設けら
れている。これら突起26は、各側壁部14と一
体にかつ連続して互いに平行に対向するように形
成されて、バツキングプレート2の上記長穴10
に嵌入させられるとともに、両突起26の各々の
一側縁が、長穴10の、ブラケツト連結部16の
側の端に係合させられている。従つて、長穴10
の長手方向で上記連結部16の側に向つてブラケ
ツト12に作用する力が、それら突起26を介し
て長穴10の一端で受けられ、バツキングプレー
ト2に伝達されることとなる。
両突起26の他方の側縁は、長穴10の他縁か
ら若干離間しており、従つて長穴10に沿つて長
く形成された突起26の、特に連結部16の側の
部分がもつぱら力の伝達作用をなすこととなる
が、それら突起26の各外側面の全体が、第3図
に示すように長穴10のほぼ全長にわたつてその
両側縁にそれぞれ接する状態にされている。その
ため、突起26は長穴10の巾方向においてブラ
ケツト12を位置決めする機能をも果すのであ
る。
ら若干離間しており、従つて長穴10に沿つて長
く形成された突起26の、特に連結部16の側の
部分がもつぱら力の伝達作用をなすこととなる
が、それら突起26の各外側面の全体が、第3図
に示すように長穴10のほぼ全長にわたつてその
両側縁にそれぞれ接する状態にされている。その
ため、突起26は長穴10の巾方向においてブラ
ケツト12を位置決めする機能をも果すのであ
る。
なお、突起26が係合する長穴10の隅に、第
4図に示すように巾方向外側に入り込むアール部
28を形成することによつて、その隅における応
力集中が回避されるとともに、突起26の側縁と
長穴10の一端とが平面同士で係合し得ることと
なる。
4図に示すように巾方向外側に入り込むアール部
28を形成することによつて、その隅における応
力集中が回避されるとともに、突起26の側縁と
長穴10の一端とが平面同士で係合し得ることと
なる。
ブラケツト12にはさらに、第1図および第2
図から明らかなように、前記一対の側壁部14の
互いに対向する部分に、側壁部14のバツキング
プレート2側の端縁から反対側の端縁に向つて、
一対のU字形の切欠30が設けられている。なお
これら切欠30が、上記突起26の先端から側壁
部14にかけて形成されていると見ることもでき
るが、切欠30をはさんで側壁部14の各々から
突起26が突設されていると考えれば、上記のよ
うな表現があてはまる。それら一対の切欠30
は、長穴10の長手方向の中央において互いに対
向する位置に、一定の巾と深さをもつて形成さ
れ、各切欠30の底部が半周の円筒面形状とされ
ている。
図から明らかなように、前記一対の側壁部14の
互いに対向する部分に、側壁部14のバツキング
プレート2側の端縁から反対側の端縁に向つて、
一対のU字形の切欠30が設けられている。なお
これら切欠30が、上記突起26の先端から側壁
部14にかけて形成されていると見ることもでき
るが、切欠30をはさんで側壁部14の各々から
突起26が突設されていると考えれば、上記のよ
うな表現があてはまる。それら一対の切欠30
は、長穴10の長手方向の中央において互いに対
向する位置に、一定の巾と深さをもつて形成さ
れ、各切欠30の底部が半周の円筒面形状とされ
ている。
ブラケツト12のこのようなU字形の切欠30
ならびに前述の突起26は、側壁部14等ととも
にそれらに相当する部分を鋼板素材から打抜きプ
レス加工によつて打抜いた後、前述のように曲げ
加工することによつて容易に形成される。
ならびに前述の突起26は、側壁部14等ととも
にそれらに相当する部分を鋼板素材から打抜きプ
レス加工によつて打抜いた後、前述のように曲げ
加工することによつて容易に形成される。
そして切欠30の各々の底部にほぼ接する状態
で、枢軸32がブラケツト12の側壁部14の間
に架けわたされている。枢軸32は、バツキング
プレート2の長穴10を通じて両側壁部14の間
に挿通された前記ベルクランクレバー8の中間部
を貫通し、そのレバー8を側壁部14と平行な平
面内で自身の軸心まわりに回動可能に支持するも
のである。
で、枢軸32がブラケツト12の側壁部14の間
に架けわたされている。枢軸32は、バツキング
プレート2の長穴10を通じて両側壁部14の間
に挿通された前記ベルクランクレバー8の中間部
を貫通し、そのレバー8を側壁部14と平行な平
面内で自身の軸心まわりに回動可能に支持するも
のである。
第3図に示すように枢軸32は、レバー8に形
成された軸穴33に相対回動可能に嵌合され、そ
の中央の嵌合部の両側に矩形の断面形状を有する
一対の環状溝34を備えている。すなわち、その
溝34の各々にブラケツト側壁部14の切欠30
の縁部がそれぞれ係合させられるとともに、それ
ら溝34の溝底面において切欠30の各底部にほ
ぼ接する状態とされているのである。そして、ブ
ラケツト12の両側壁部14からそれぞれ外側に
突出した両端の部分、言い換れば上記環状溝34
の外側に形成された頭部36の円筒外周面が、バ
ツキングプレート2の前記長穴10近傍の内面
(縁部)にそれぞれ接する状態とされて、枢軸3
2がバツキングプレート2に支持されている。
成された軸穴33に相対回動可能に嵌合され、そ
の中央の嵌合部の両側に矩形の断面形状を有する
一対の環状溝34を備えている。すなわち、その
溝34の各々にブラケツト側壁部14の切欠30
の縁部がそれぞれ係合させられるとともに、それ
ら溝34の溝底面において切欠30の各底部にほ
ぼ接する状態とされているのである。そして、ブ
ラケツト12の両側壁部14からそれぞれ外側に
突出した両端の部分、言い換れば上記環状溝34
の外側に形成された頭部36の円筒外周面が、バ
ツキングプレート2の前記長穴10近傍の内面
(縁部)にそれぞれ接する状態とされて、枢軸3
2がバツキングプレート2に支持されている。
従つて、枢軸32にバツキングプレート2の外
側に向う方向の力が加えられても、その力はブラ
ケツト12を介することなく直接にバツキングプ
レート2の内面で受けられることとなる。
側に向う方向の力が加えられても、その力はブラ
ケツト12を介することなく直接にバツキングプ
レート2の内面で受けられることとなる。
また、ブラケツト側壁部14の枢軸32の環状
溝34との係合によつて、両側壁部14が開くこ
とが防止され、前記一対の突起26の各外面が長
穴10の両側縁に接触させられていることと相ま
つて、ブラケツト12の長穴10の巾方向におけ
る剛性が高められるのである。また枢軸32の抜
け止めをなす役割も果す。
溝34との係合によつて、両側壁部14が開くこ
とが防止され、前記一対の突起26の各外面が長
穴10の両側縁に接触させられていることと相ま
つて、ブラケツト12の長穴10の巾方向におけ
る剛性が高められるのである。また枢軸32の抜
け止めをなす役割も果す。
なお、枢軸32について付言すれば、中央の大
径部をはさんで両側に小径部を備えた枢軸を、大
径部端面がブラケツト側壁部14に当接し、小径
部の外周面においてバツキングプレート2の内面
で支持されるようにすることも可能である。また
レバー8との嵌合部が摺動面となる場合、支持さ
れる両端部の外周面は必ずしも円形であることを
要さず、方形,六角形等の角形外周面を上記内面
に面接触させることもできる。さらに製作上の都
合等によつては、枢軸32とレバー8とを回動不
能に一体化、あるいは一体形成することも可能で
ある。
径部をはさんで両側に小径部を備えた枢軸を、大
径部端面がブラケツト側壁部14に当接し、小径
部の外周面においてバツキングプレート2の内面
で支持されるようにすることも可能である。また
レバー8との嵌合部が摺動面となる場合、支持さ
れる両端部の外周面は必ずしも円形であることを
要さず、方形,六角形等の角形外周面を上記内面
に面接触させることもできる。さらに製作上の都
合等によつては、枢軸32とレバー8とを回動不
能に一体化、あるいは一体形成することも可能で
ある。
上記のように枢軸32によつて回動可能に支持
されたレバー8は、長穴10を経てバツキングプ
レート2の内側に突入するフツク状の内端部が、
ケーブル38および作用レバー等シユー拡張装置
を介して前記ブレーキシユー6に連携させられる
一方、バツキングプレート2の外側に延び出た外
端部が、ケーブル40等を介してパーキングブレ
ーキ操作装置に連結される。もちろんケーブル3
8,40の代わりに連結ロツド等が用いられる場
合もある。
されたレバー8は、長穴10を経てバツキングプ
レート2の内側に突入するフツク状の内端部が、
ケーブル38および作用レバー等シユー拡張装置
を介して前記ブレーキシユー6に連携させられる
一方、バツキングプレート2の外側に延び出た外
端部が、ケーブル40等を介してパーキングブレ
ーキ操作装置に連結される。もちろんケーブル3
8,40の代わりに連結ロツド等が用いられる場
合もある。
そして長穴10からバツキングプレート2の内
部へ水等が侵入することを防止するために、ダス
トブーツ42が設けられ、その一端がバツキング
プレート2の外面に、また他端がレバー8の中間
外側部にそれぞれ固定されている。44は固定用
金具である。なお、前記ブラケツト12がバツキ
ングプレート2の内側に設けられ、結果的にレバ
ー2の枢着部に水等が侵入し難い構造となつてい
るため、ダストブーツ42のシール性能が多少悪
化した場合でも、レバー8の枢着部に錆付き等が
生じることを回避できる利点がある。
部へ水等が侵入することを防止するために、ダス
トブーツ42が設けられ、その一端がバツキング
プレート2の外面に、また他端がレバー8の中間
外側部にそれぞれ固定されている。44は固定用
金具である。なお、前記ブラケツト12がバツキ
ングプレート2の内側に設けられ、結果的にレバ
ー2の枢着部に水等が侵入し難い構造となつてい
るため、ダストブーツ42のシール性能が多少悪
化した場合でも、レバー8の枢着部に錆付き等が
生じることを回避できる利点がある。
一方、前記ダストカバー4には、レバー8の外
端部の近傍部分が挿入される二又状のガイド部材
46が固定され、回動するレバー8を案内するよ
うにされている。
端部の近傍部分が挿入される二又状のガイド部材
46が固定され、回動するレバー8を案内するよ
うにされている。
以上のように構成された装置において、操作装
置に加えられる操作力がレバー8の外端部に入力
され、レバー8が所定角度回動させられてパーキ
ングブレーキが作用させられた状態では、レバー
8の外端部に上記入力aが、また内端部にブレー
キシユーからの反力bがそれぞれ加えられ、従つ
てレバー8の回動中心である枢軸32の軸心に
は、それら入力aおよび反力bのベクトル和の合
力が作用する。そしてレバー8に作用するその合
力の、前記長穴10の長手方向においてブラケツ
ト14の前記連結部16に向う方向の分力(以
下、x方向成分とする)は、枢軸32を経てブラ
ケツト14に伝えられるが、前記一対の突起26
を介して長穴10の、連結部16の側の端で受け
られ、間接的にではあつても短い伝達経路でバツ
キングプレート2に伝えられる。一方、レバー8
に作用する合力の、バツキングプレート2の外側
に向う方向の分力(以下、y方向成分とする)
は、ブラケツト12を経ることなく、枢軸32を
介して直接的にバツキングプレート2の内面で受
けられる。
置に加えられる操作力がレバー8の外端部に入力
され、レバー8が所定角度回動させられてパーキ
ングブレーキが作用させられた状態では、レバー
8の外端部に上記入力aが、また内端部にブレー
キシユーからの反力bがそれぞれ加えられ、従つ
てレバー8の回動中心である枢軸32の軸心に
は、それら入力aおよび反力bのベクトル和の合
力が作用する。そしてレバー8に作用するその合
力の、前記長穴10の長手方向においてブラケツ
ト14の前記連結部16に向う方向の分力(以
下、x方向成分とする)は、枢軸32を経てブラ
ケツト14に伝えられるが、前記一対の突起26
を介して長穴10の、連結部16の側の端で受け
られ、間接的にではあつても短い伝達経路でバツ
キングプレート2に伝えられる。一方、レバー8
に作用する合力の、バツキングプレート2の外側
に向う方向の分力(以下、y方向成分とする)
は、ブラケツト12を経ることなく、枢軸32を
介して直接的にバツキングプレート2の内面で受
けられる。
なお、図に示すように上記入力a、反力bが直
交する向きに作用し、かつそれらがy方向ならび
にx方向の各成分と平行になる場合が実際上多い
であろうが、レバー8の形状等によつては必ずし
もそうばかりとは言えない。しかし入力aと反力
bとの作用方向が鋭角あるいは鈍角になる場合な
どでも、レバー8に加えられる合力をx,y方向
の各成分に分解して考える限り、バツキングプレ
ート2で受けられる力の関係については上述と同
様に論じることができる。
交する向きに作用し、かつそれらがy方向ならび
にx方向の各成分と平行になる場合が実際上多い
であろうが、レバー8の形状等によつては必ずし
もそうばかりとは言えない。しかし入力aと反力
bとの作用方向が鋭角あるいは鈍角になる場合な
どでも、レバー8に加えられる合力をx,y方向
の各成分に分解して考える限り、バツキングプレ
ート2で受けられる力の関係については上述と同
様に論じることができる。
いずれにしても、レバー8に加えられる合力が
バツキングプレート2によつて間接的に受けられ
る部分と直接的に受けられる部分とに分散され、
ブラケツト12に荷重が集中することが回避さ
れ、ブラケツト12自体に要求される強度が緩や
かなものとなるため、安価なプレス加工を主体と
した鋼板製のブラケツト12に従来の高価な鋳造
品のブラケツトに匹適する十分な機能を果たさせ
ることが可能となつた。しかも、ブラケツト12
の固定部分にはレバー8に加えられる力が実質的
に伝達されない(それ以前に突起26を介して長
穴10の一端で受けられる)ため、ボルト18に
せん断力が加えられることがなく、また、ブラケ
ツト12の固定(取付)強度は、ブラケツト12
のガタツキやバツキングプレート2の内面からの
浮き上がりを防止し得る程度で十分であり、従つ
て、固定手段が1組のボルト18、ナツト20で
済み、ブラケツト12の固定も簡単に行なうこと
ができる。
バツキングプレート2によつて間接的に受けられ
る部分と直接的に受けられる部分とに分散され、
ブラケツト12に荷重が集中することが回避さ
れ、ブラケツト12自体に要求される強度が緩や
かなものとなるため、安価なプレス加工を主体と
した鋼板製のブラケツト12に従来の高価な鋳造
品のブラケツトに匹適する十分な機能を果たさせ
ることが可能となつた。しかも、ブラケツト12
の固定部分にはレバー8に加えられる力が実質的
に伝達されない(それ以前に突起26を介して長
穴10の一端で受けられる)ため、ボルト18に
せん断力が加えられることがなく、また、ブラケ
ツト12の固定(取付)強度は、ブラケツト12
のガタツキやバツキングプレート2の内面からの
浮き上がりを防止し得る程度で十分であり、従つ
て、固定手段が1組のボルト18、ナツト20で
済み、ブラケツト12の固定も簡単に行なうこと
ができる。
ちなみに、比較対照のために従来のレバー取付
装置の具体例を第5図に示す。第1図に示すのと
同様の機能をなす部分には説明の重複を避けるた
めに同一の符号を付した。
装置の具体例を第5図に示す。第1図に示すのと
同様の機能をなす部分には説明の重複を避けるた
めに同一の符号を付した。
図においてレバー8は、バツキングプレート2
の外面に適数のボルト50により固定されたブラ
ケツト52に枢軸54によつて回動可能に支持さ
れているが、ブレーキ作用時にレバー8の外端部
および内端部に加えられる前記同様の入力aおよ
び反力bの合力が、枢軸54を介してブラケツト
52にまともにかかつてしまうため、それに対す
る強度を確保するために、アルミニウム等ダイカ
スト鋳造でつくられた高価でかつ大形なブラケツ
ト52を使用せざるを得ず、さらにブラケツト5
2のバツキングプレート2への固定についても、
そのプレート2への力の伝達経路が長くなること
も加わつて、ブレーキ作用時のせん断応力や曲げ
応力に耐え得るように強固に固定しなければなら
ず、ブラケツト52自体の高コストはもちろんの
こと、その取付コストも高くつくのである。
の外面に適数のボルト50により固定されたブラ
ケツト52に枢軸54によつて回動可能に支持さ
れているが、ブレーキ作用時にレバー8の外端部
および内端部に加えられる前記同様の入力aおよ
び反力bの合力が、枢軸54を介してブラケツト
52にまともにかかつてしまうため、それに対す
る強度を確保するために、アルミニウム等ダイカ
スト鋳造でつくられた高価でかつ大形なブラケツ
ト52を使用せざるを得ず、さらにブラケツト5
2のバツキングプレート2への固定についても、
そのプレート2への力の伝達経路が長くなること
も加わつて、ブレーキ作用時のせん断応力や曲げ
応力に耐え得るように強固に固定しなければなら
ず、ブラケツト52自体の高コストはもちろんの
こと、その取付コストも高くつくのである。
それに比べて、先に説明した第1図に示すよう
な取付装置とすれば、このような従来装置の欠点
が全面的に解消され、その結果、大巾なコストダ
ウンが達成される。事実、大まかなコスト計算に
よれば、少なくとも5割以上の低減が可能なこと
が確認されている。
な取付装置とすれば、このような従来装置の欠点
が全面的に解消され、その結果、大巾なコストダ
ウンが達成される。事実、大まかなコスト計算に
よれば、少なくとも5割以上の低減が可能なこと
が確認されている。
次に、本考案の別の実施例を第6図に基づいて
説明する。
説明する。
この実施例では、第3図に示したのと同形のブ
ラケツト12の連結部16が前記反力bの作用す
る方向とは長穴10に対して反対側に位置するよ
うに配置されて、その連結部16の近傍部分にお
いて前述と同様にボルト18等によつて固定さ
れ、かつ連結部16から遠い側となる長穴10の
端に、前記両側壁部14の側端に連続する一対の
突起26の側縁が係合させられている。その他の
部分については第1図に示した実施例と同様であ
るため同一じ符号を付すにとどめるが、このよう
にしても前述と同様の作用・効果が得られる。
ラケツト12の連結部16が前記反力bの作用す
る方向とは長穴10に対して反対側に位置するよ
うに配置されて、その連結部16の近傍部分にお
いて前述と同様にボルト18等によつて固定さ
れ、かつ連結部16から遠い側となる長穴10の
端に、前記両側壁部14の側端に連続する一対の
突起26の側縁が係合させられている。その他の
部分については第1図に示した実施例と同様であ
るため同一じ符号を付すにとどめるが、このよう
にしても前述と同様の作用・効果が得られる。
さらに、第2図等に示したブラケツト12の代
わりに、第7図または第8図に示す形状のブラケ
ツトを使用することもできる。
わりに、第7図または第8図に示す形状のブラケ
ツトを使用することもできる。
第7図に示すブラケツト60は、U字の一部を
なす互いに対向する一対の側壁部14が長手方向
にそれぞれ延長され、各延長端が互いに内側に湾
曲させられて突合わせ溶接等されることにより、
扁平なO字形に閉じた形状、すなわち両端に連結
部16を有して2つのU字形の部分を含む形状
に、1枚の鋼板が折曲げられたものであり、長手
方向の中央部に第2図に示すのと同様の形状,機
能を果たす切欠30および突起26をそれぞれ一
対備えている。
なす互いに対向する一対の側壁部14が長手方向
にそれぞれ延長され、各延長端が互いに内側に湾
曲させられて突合わせ溶接等されることにより、
扁平なO字形に閉じた形状、すなわち両端に連結
部16を有して2つのU字形の部分を含む形状
に、1枚の鋼板が折曲げられたものであり、長手
方向の中央部に第2図に示すのと同様の形状,機
能を果たす切欠30および突起26をそれぞれ一
対備えている。
このようなブラケツト60であれば、剛性強度
が第2図に示すものより高くなり、またスペース
的に許されゝば、第1図に示すバツキングプレー
ト2に、各連結部16の近傍部分における2箇所
でボルト18等により固定される。従つてその位
置決め・固定の信頼性が一層高くなる。
が第2図に示すものより高くなり、またスペース
的に許されゝば、第1図に示すバツキングプレー
ト2に、各連結部16の近傍部分における2箇所
でボルト18等により固定される。従つてその位
置決め・固定の信頼性が一層高くなる。
他方、2箇所で固定しなくとも、第8図に示す
ブラケツト62のように、第2図に示すブラケツ
ト12に付加した形態で、前記突起26の連結部
16から遠い側の側縁の各々から、さらに長手方
向に突出する一対の係合突起64を設け、突起2
6の第1図に示す長穴10の嵌入・係合に併わせ
て、それら係合突起64をバツキングプレート2
の外面(長穴10の縁部)に係合させるようにす
ることも可能である。このようにすれば、ボルト
18等による固定が補強され、そのブラケツト6
2にバツキングプレート2の内面から浮き上がる
方向に力が作用しても、その方向への移動が確実
に防止される。
ブラケツト62のように、第2図に示すブラケツ
ト12に付加した形態で、前記突起26の連結部
16から遠い側の側縁の各々から、さらに長手方
向に突出する一対の係合突起64を設け、突起2
6の第1図に示す長穴10の嵌入・係合に併わせ
て、それら係合突起64をバツキングプレート2
の外面(長穴10の縁部)に係合させるようにす
ることも可能である。このようにすれば、ボルト
18等による固定が補強され、そのブラケツト6
2にバツキングプレート2の内面から浮き上がる
方向に力が作用しても、その方向への移動が確実
に防止される。
なお、第7図に示したブラケツト60などのよ
うに、固定手段がある程度増強されて、長穴10
の巾方向の移動がほとんど問題とならないような
場合には、一対の突起26の外面を長穴10の両
側縁に接触させることは必ずしも必要でなく、離
間した状態としても差支えない。そして、長穴1
0の長手方向の前記分力をその一端で受けさせる
目的からすれば、第9図に示すような巾の狭い小
形の突起66を一対設けても、その機能を果し得
る。
うに、固定手段がある程度増強されて、長穴10
の巾方向の移動がほとんど問題とならないような
場合には、一対の突起26の外面を長穴10の両
側縁に接触させることは必ずしも必要でなく、離
間した状態としても差支えない。そして、長穴1
0の長手方向の前記分力をその一端で受けさせる
目的からすれば、第9図に示すような巾の狭い小
形の突起66を一対設けても、その機能を果し得
る。
さらに、ブラケツトをバツキングプレートの内
面に固定する手段については、ボルト・ナツトに
よる締結が最も好ましいが、それだけに限られる
ものではなく、例えば連結部近傍の両側壁部の端
縁からそれぞれ側方に突出する一対の耳片を設
け、その耳片部分においてスポツト溶接したり、
あるいはブラケツトの端面に適数の点状ないし線
状の突起を形成してプロジエクシヨン溶接したり
することも可能である。
面に固定する手段については、ボルト・ナツトに
よる締結が最も好ましいが、それだけに限られる
ものではなく、例えば連結部近傍の両側壁部の端
縁からそれぞれ側方に突出する一対の耳片を設
け、その耳片部分においてスポツト溶接したり、
あるいはブラケツトの端面に適数の点状ないし線
状の突起を形成してプロジエクシヨン溶接したり
することも可能である。
また、先の説明では中継用のベルクランクレバ
ーに本考案を適用した場合を例にとつたが、ブレ
ーキシユーに直接に連携する作用レバーが、バツ
キングプレートを貫通して設けられる場合、その
ようなベルクランクレバーの取付装置にも同様に
適用することができる。
ーに本考案を適用した場合を例にとつたが、ブレ
ーキシユーに直接に連携する作用レバーが、バツ
キングプレートを貫通して設けられる場合、その
ようなベルクランクレバーの取付装置にも同様に
適用することができる。
その他、実用新案登録請求の範囲を逸脱するこ
となく、種々なる変更を加えた態様で本考案を実
施し得ることはもちろんである。
となく、種々なる変更を加えた態様で本考案を実
施し得ることはもちろんである。
第1図は本考案の一実施例である取付装置の正
面断面図であり、第2図はそこで用いられるブラ
ケツトの斜視図である。第3図は第1図における
−断面図であり、第4図は同じく矢視の一
部切欠部分図である。第5図は従来の取付装置の
具体例を示す正面断面図であり、第1図に対応す
る図である。第6図は本考案の別の実施例を示す
部分正面断面図であり、第7図および第8図は、
第1図において用いられるべきブラケツトのそれ
ぞれ別の態様を示す斜視図である。また第9図は
ブラケツトに設けられる突起の別の形態を示す部
分斜視図である。 2:バツキングプレート、6:ブレーキシユ
ー、8:ベルクランクレバー、10:長穴、1
2,60,62:ブラケツト、14:一対の側壁
部、16:連結部、26,66:一対の突起、3
0:一対の切欠、32:枢軸、34:環状溝、3
6:頭部、64:係合突起。
面断面図であり、第2図はそこで用いられるブラ
ケツトの斜視図である。第3図は第1図における
−断面図であり、第4図は同じく矢視の一
部切欠部分図である。第5図は従来の取付装置の
具体例を示す正面断面図であり、第1図に対応す
る図である。第6図は本考案の別の実施例を示す
部分正面断面図であり、第7図および第8図は、
第1図において用いられるべきブラケツトのそれ
ぞれ別の態様を示す斜視図である。また第9図は
ブラケツトに設けられる突起の別の形態を示す部
分斜視図である。 2:バツキングプレート、6:ブレーキシユ
ー、8:ベルクランクレバー、10:長穴、1
2,60,62:ブラケツト、14:一対の側壁
部、16:連結部、26,66:一対の突起、3
0:一対の切欠、32:枢軸、34:環状溝、3
6:頭部、64:係合突起。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一対のブレーキシユー,アンカ等ドラムブレー
キの構成要素を支持するバツキングプレートに形
成された長穴を通じて該バツキングプレートの内
側に突入するように設けられ、該内側の端部にお
いて前記ブレーキシユーに直接または他部材を介
して間接に連携するベルクランクレバーを該バツ
キングプレートに回動可能に取付ける取付装置で
あつて、 1枚の鋼板が互いに対向する一対の側壁部と該
側壁部を連結する連結部とを備えてU字形をなす
部分を含む形状に折曲げられてなり、該側壁部が
前記長穴の長手方向に平行になる状態で、前記連
結部近傍部分が前記バツキングプレートの内面に
固定される部材であつて、前記一対の側壁部の
各々から該バツキングプレートの外側に向つて突
出させられて前記長穴に嵌入し、該長穴のいずれ
かの端に係合させられる突起と、前記一対の側壁
部の互いに対向する部分に、該側壁部の前記バツ
キングプレートの側の端縁から反対側の端縁に向
つて形成された一対のU字形の切欠とを含むブラ
ケツトと、 該一対の切欠の底部にほぼ接する状態で該ブラ
ケツトの側壁部間に架けわたされ、該側壁部から
各々外方に突出する両端部の外周面が前記バツキ
ングプレートの内面に支持される一方、該側壁部
の間に挿入される前記ベルクランクレバーの中間
部を貫通して該レバーを該側壁部と平行な平面内
において回動可能に支持する枢軸とを含み、 パーキングブレーキ作用時において、該レバー
に加えられる力の、前記長穴の長手方向の分力が
前記ブラケツトの突起を介して該長穴の一端で受
けられる一方、前記バツキングプレートの外側に
向う方向の分力が前記枢軸を介して該バツキング
プレートの内面で受けられるようにされたことを
特徴とするパーキングドラムブレーキ用ベルクラ
ンクレバーの取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7725382U JPS58178528U (ja) | 1982-05-26 | 1982-05-26 | パ−キングドラムブレ−キ用ベルクランクレバ−の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7725382U JPS58178528U (ja) | 1982-05-26 | 1982-05-26 | パ−キングドラムブレ−キ用ベルクランクレバ−の取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58178528U JPS58178528U (ja) | 1983-11-29 |
| JPS626342Y2 true JPS626342Y2 (ja) | 1987-02-13 |
Family
ID=30086525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7725382U Granted JPS58178528U (ja) | 1982-05-26 | 1982-05-26 | パ−キングドラムブレ−キ用ベルクランクレバ−の取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58178528U (ja) |
-
1982
- 1982-05-26 JP JP7725382U patent/JPS58178528U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58178528U (ja) | 1983-11-29 |
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