JPS626361Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS626361Y2 JPS626361Y2 JP799084U JP799084U JPS626361Y2 JP S626361 Y2 JPS626361 Y2 JP S626361Y2 JP 799084 U JP799084 U JP 799084U JP 799084 U JP799084 U JP 799084U JP S626361 Y2 JPS626361 Y2 JP S626361Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- annular groove
- shaft
- operating
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Safety Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、流体通路中に設けた弁を、異常事態
の発生等に応じて緊急的に開又は閉に操作する装
置に関するものである。
の発生等に応じて緊急的に開又は閉に操作する装
置に関するものである。
例えば船舶用機関の燃料パイプライン又はタン
カーの原油輸送用パイプライン等には、そのパイ
プライン中に設けた弁を、火災事故等の発生に応
じて緊急的に遮断操作したり、開放操作したりす
ることが行われる。この場合、従来の装置は日本
工業規格F−7399−1978に規格され、これは第1
図に示すように、流体通路中における弁箱1内の
弁体2に連結した操作軸3の雄ねじ部4を、弁箱
1に固着した弁保持部材5の個所において、当該
弁保持部材5に回転自在に軸支したハンドル6付
き雌ねじ軸7内に螺合し、弁保持部材5と操作軸
3との間に弁体2を閉方向に付勢する緊急操作用
ばね8を蓄圧状態で介挿する一方、前記雌ねじ軸
7外周と弁保持部材5の内周との両方に、これら
の軸線と直角方向に半円形孔9,10を穿設し、
該半円形孔9,10に断面半円形状のロツクピン
11を回転自在に挿入することにより、雌ねじ軸
7を弁保持部材5に対して摺動不能に保持し、異
常事態の発生に応じて前記ロツクピン11を、そ
の一端に固着したレバー12を介して回動して、
弁保持部材5に対する雌ねじ軸7の保持を解除す
ることにより、弁箱1内の弁体2を緊急操作用ば
ね8のばね力にて緊急的に閉じるようにしたもの
であつた。
カーの原油輸送用パイプライン等には、そのパイ
プライン中に設けた弁を、火災事故等の発生に応
じて緊急的に遮断操作したり、開放操作したりす
ることが行われる。この場合、従来の装置は日本
工業規格F−7399−1978に規格され、これは第1
図に示すように、流体通路中における弁箱1内の
弁体2に連結した操作軸3の雄ねじ部4を、弁箱
1に固着した弁保持部材5の個所において、当該
弁保持部材5に回転自在に軸支したハンドル6付
き雌ねじ軸7内に螺合し、弁保持部材5と操作軸
3との間に弁体2を閉方向に付勢する緊急操作用
ばね8を蓄圧状態で介挿する一方、前記雌ねじ軸
7外周と弁保持部材5の内周との両方に、これら
の軸線と直角方向に半円形孔9,10を穿設し、
該半円形孔9,10に断面半円形状のロツクピン
11を回転自在に挿入することにより、雌ねじ軸
7を弁保持部材5に対して摺動不能に保持し、異
常事態の発生に応じて前記ロツクピン11を、そ
の一端に固着したレバー12を介して回動して、
弁保持部材5に対する雌ねじ軸7の保持を解除す
ることにより、弁箱1内の弁体2を緊急操作用ば
ね8のばね力にて緊急的に閉じるようにしたもの
であつた。
ところがここにおけるロツクピン11には、緊
急操作用ばね8のばね力の全部が作用していて、
その回転には可成りの抵抗が作用するから、ロツ
クピン11をレバー12を介して回動する場合、
レバー12に加える操作力とロツクピン11を所
定の回転角度だけ回転するのに必要な操作ストロ
ークとは反比例し、レバー12の長さを短くすれ
ば操作ストロークは短くなる反面大きな操作力を
必要とし、レバー12の長さを長くすれば操作力
は軽くなる反面操作ストロークが増大するので、
装置が大型になると共に、レバー12の回転開始
から弁体の閉までの間の可成り時間的遅れを生ず
るのであり、また、このレバー12をソレノイド
等のアクチエータで回転操作する場合、該ソレノ
イド等のアクチエータとしては、長いストローク
ものとか、大きい操作力を発生するものにしなけ
ればならず、従つて大型で重いソレノイド等のア
クチエータになるから、これまた装置が大型にな
ると共に、重量が増大するのであつた。
急操作用ばね8のばね力の全部が作用していて、
その回転には可成りの抵抗が作用するから、ロツ
クピン11をレバー12を介して回動する場合、
レバー12に加える操作力とロツクピン11を所
定の回転角度だけ回転するのに必要な操作ストロ
ークとは反比例し、レバー12の長さを短くすれ
ば操作ストロークは短くなる反面大きな操作力を
必要とし、レバー12の長さを長くすれば操作力
は軽くなる反面操作ストロークが増大するので、
装置が大型になると共に、レバー12の回転開始
から弁体の閉までの間の可成り時間的遅れを生ず
るのであり、また、このレバー12をソレノイド
等のアクチエータで回転操作する場合、該ソレノ
イド等のアクチエータとしては、長いストローク
ものとか、大きい操作力を発生するものにしなけ
ればならず、従つて大型で重いソレノイド等のア
クチエータになるから、これまた装置が大型にな
ると共に、重量が増大するのであつた。
本考案は、この種の緊急開閉弁における操作装
置の小型、軽量化を図ると共に、時間的な遅れを
低減することを目的とするものであつて、このた
め本考案は、ケーシング内に軸方向に摺動自在に
軸支した操作軸を、流体通路中の弁に当該操作軸
の軸方向への摺動によつて前記弁が開閉するよう
に連結し、この操作軸に前記弁を閉又は開方向に
付勢する緊急操作用ばねを蓄圧状態で装着して成
る緊急開閉弁において、前記操作軸の外周面には
その円周方向に延びる第1環状溝を設け、この操
作軸における第1環状溝の外側には、前記ケーシ
ング内に操作軸の軸方向に摺動自在に嵌挿したス
リーブを摺動自在に被嵌し、該スリーブの内周孔
を前記緊急操作用ばねにおけるばね力の方向とは
逆方向に向つて末広がりのテーパ面に形成して、
このテーパ面と前記操作軸との間に第1ボール
を、当該第1ボールの一部が前記第1環状溝に嵌
まるように挿入する一方、前記スリーブの外周面
にはその円周方向に延びる第2環状溝を設け、該
第2環状溝に、前記ケーシングに操作軸の軸方向
に摺動自在に保持するようにして設けた第2ボー
ルを係合し、前記ケーシングには前記第2ボール
を第2環状溝に係合する位置と、この係合状態か
ら離脱する位置とに作動させるようにした手段を
設けたことを特徴とするものである。
置の小型、軽量化を図ると共に、時間的な遅れを
低減することを目的とするものであつて、このた
め本考案は、ケーシング内に軸方向に摺動自在に
軸支した操作軸を、流体通路中の弁に当該操作軸
の軸方向への摺動によつて前記弁が開閉するよう
に連結し、この操作軸に前記弁を閉又は開方向に
付勢する緊急操作用ばねを蓄圧状態で装着して成
る緊急開閉弁において、前記操作軸の外周面には
その円周方向に延びる第1環状溝を設け、この操
作軸における第1環状溝の外側には、前記ケーシ
ング内に操作軸の軸方向に摺動自在に嵌挿したス
リーブを摺動自在に被嵌し、該スリーブの内周孔
を前記緊急操作用ばねにおけるばね力の方向とは
逆方向に向つて末広がりのテーパ面に形成して、
このテーパ面と前記操作軸との間に第1ボール
を、当該第1ボールの一部が前記第1環状溝に嵌
まるように挿入する一方、前記スリーブの外周面
にはその円周方向に延びる第2環状溝を設け、該
第2環状溝に、前記ケーシングに操作軸の軸方向
に摺動自在に保持するようにして設けた第2ボー
ルを係合し、前記ケーシングには前記第2ボール
を第2環状溝に係合する位置と、この係合状態か
ら離脱する位置とに作動させるようにした手段を
設けたことを特徴とするものである。
以下本考案を、流体通路中の弁がバタフライ弁
である場合このバタフライ弁の緊急操作用に適用
したときの実施例について説明すると、図におい
て20は流体通路19中に設けたバタフライ弁を
示し、該バタフライ弁20は、弁箱21と該弁箱
21内で回転する弁体22と該弁体22が取付く
弁軸23とからなり、前記バタフライ弁20にお
ける弁箱21に取付くケーシング24内には、前
記弁軸23の軸線と直角方向に延びる操作軸25
を摺動及び回転自在に軸支し、前記ケーシング2
4における弁軸23には溝26付きレバー27を
固着する一方、前記操作軸25上に回転自在で且
つ摺動不能に被嵌のスリーブ28にピン29を設
け、該ピン29を前記レバー27における溝26
に係合することにより、前記操作軸25の軸方向
への摺動にてバタフライ弁20における弁体22
が開閉回動するように構成されている。
である場合このバタフライ弁の緊急操作用に適用
したときの実施例について説明すると、図におい
て20は流体通路19中に設けたバタフライ弁を
示し、該バタフライ弁20は、弁箱21と該弁箱
21内で回転する弁体22と該弁体22が取付く
弁軸23とからなり、前記バタフライ弁20にお
ける弁箱21に取付くケーシング24内には、前
記弁軸23の軸線と直角方向に延びる操作軸25
を摺動及び回転自在に軸支し、前記ケーシング2
4における弁軸23には溝26付きレバー27を
固着する一方、前記操作軸25上に回転自在で且
つ摺動不能に被嵌のスリーブ28にピン29を設
け、該ピン29を前記レバー27における溝26
に係合することにより、前記操作軸25の軸方向
への摺動にてバタフライ弁20における弁体22
が開閉回動するように構成されている。
前記操作軸25の一端には雄ねじ部30を設
け、該雄ねじ部30を操作軸25に回転自在に被
嵌した中空軸31における雌ねじ部32に螺合
し、前記中空軸31に固着したばね受板33を、
前記ケーシング24に取付くシリンダ状ばねケー
ス34内に回転不能で且つ摺動自在に挿入し(こ
のばね受板33の外周面に突出したピン40がば
ねケース34に設けた長溝孔33aに嵌まつてい
る)、該ばね受板33と前記ばねケース34の終
端板35との間には、前記操作軸25をバタフラ
イ弁20における弁体22の閉方向に付勢する緊
急操作用ばね36が蓄圧状態で介挿されている。
一方、前記操作軸25の他端をスプライン軸37
に形成し、該スプライン軸37に回転不能で且つ
摺動自在に被嵌したスリーブ38を、前記ケーシ
ング24内にブラケツト39を介して軸支し、こ
のスリーブ38をハンドル又は減速モータ(いず
れも図示せず)等にて回転するように構成する。
け、該雄ねじ部30を操作軸25に回転自在に被
嵌した中空軸31における雌ねじ部32に螺合
し、前記中空軸31に固着したばね受板33を、
前記ケーシング24に取付くシリンダ状ばねケー
ス34内に回転不能で且つ摺動自在に挿入し(こ
のばね受板33の外周面に突出したピン40がば
ねケース34に設けた長溝孔33aに嵌まつてい
る)、該ばね受板33と前記ばねケース34の終
端板35との間には、前記操作軸25をバタフラ
イ弁20における弁体22の閉方向に付勢する緊
急操作用ばね36が蓄圧状態で介挿されている。
一方、前記操作軸25の他端をスプライン軸37
に形成し、該スプライン軸37に回転不能で且つ
摺動自在に被嵌したスリーブ38を、前記ケーシ
ング24内にブラケツト39を介して軸支し、こ
のスリーブ38をハンドル又は減速モータ(いず
れも図示せず)等にて回転するように構成する。
50は、前記緊急操作用ばね36の蓄圧状態を
解除するための手段であつて、該手段50は、前
記中空軸31の外周面にその円周方向に延びるよ
うに設けた第1環状溝41、この第1環状溝41
の個所における操作軸25の外周と前記ケーシン
グ24内との間に摺動自在に嵌挿したスリーブ4
2、及び該スリーブ42の外周面にその円周方向
に延びるように設けた第2環状溝43、更には第
1ボール44及び第2ボール45とからなり、前
記スリーブ42の内周孔を前記緊急操作用ばね3
6におけるばね力の方向とは逆方向に向つて末広
がりのテーパ面46に形成し、該テーパ面46と
操作軸25との間に前記第1ボール44を、当該
第1ボール44の一部が第1環状溝41に嵌まる
ように挿入する一方、前記第2ボール45を、前
記ケーシング24に前記操作軸25の軸線に対し
て直角方向に穿設した孔47に挿入して保持し、
その一部を前記第2環状溝43に係合する。
解除するための手段であつて、該手段50は、前
記中空軸31の外周面にその円周方向に延びるよ
うに設けた第1環状溝41、この第1環状溝41
の個所における操作軸25の外周と前記ケーシン
グ24内との間に摺動自在に嵌挿したスリーブ4
2、及び該スリーブ42の外周面にその円周方向
に延びるように設けた第2環状溝43、更には第
1ボール44及び第2ボール45とからなり、前
記スリーブ42の内周孔を前記緊急操作用ばね3
6におけるばね力の方向とは逆方向に向つて末広
がりのテーパ面46に形成し、該テーパ面46と
操作軸25との間に前記第1ボール44を、当該
第1ボール44の一部が第1環状溝41に嵌まる
ように挿入する一方、前記第2ボール45を、前
記ケーシング24に前記操作軸25の軸線に対し
て直角方向に穿設した孔47に挿入して保持し、
その一部を前記第2環状溝43に係合する。
そして、48は、前記第2ボール45を第2環
状溝43に係合する位置と、この係合状態から離
脱する位置とに作動させるようにした手段として
の一つの実施例であるソレノイドを示し、該ソレ
ノイド48は、前記ケーシング24にそのロツド
49が前記孔47に嵌まるように取付き、非通電
状態のときロツド49が孔47内に突出して前記
第2ボール45を第2環状溝43に係合する位置
に保持し、通電によつてロツド49が後退するこ
とにより前記第2ボール45の第2環状溝43へ
の係合状態を解除するように構成されている。な
お、51は第1ボール44に対する押えリングで
ある。
状溝43に係合する位置と、この係合状態から離
脱する位置とに作動させるようにした手段として
の一つの実施例であるソレノイドを示し、該ソレ
ノイド48は、前記ケーシング24にそのロツド
49が前記孔47に嵌まるように取付き、非通電
状態のときロツド49が孔47内に突出して前記
第2ボール45を第2環状溝43に係合する位置
に保持し、通電によつてロツド49が後退するこ
とにより前記第2ボール45の第2環状溝43へ
の係合状態を解除するように構成されている。な
お、51は第1ボール44に対する押えリングで
ある。
この構成において、ケーシング24における孔
47に嵌まつてこれに保持される第2ボール45
は、その一部がスリーブ42における第2環状溝
43に係合して、スリーブ42の摺動を阻止する
一方、該スリーブ42におけるテーパ面46に接
当する第1ボール44は、その一部が操作軸25
に螺合する中空軸31における第1環状溝41に
嵌まつて、中空軸31ひいては操作軸25の緊急
操作用ばね36のばね力による摺動を阻止するか
ら、バタフライ弁20は、開の状態に保持され
る。
47に嵌まつてこれに保持される第2ボール45
は、その一部がスリーブ42における第2環状溝
43に係合して、スリーブ42の摺動を阻止する
一方、該スリーブ42におけるテーパ面46に接
当する第1ボール44は、その一部が操作軸25
に螺合する中空軸31における第1環状溝41に
嵌まつて、中空軸31ひいては操作軸25の緊急
操作用ばね36のばね力による摺動を阻止するか
ら、バタフライ弁20は、開の状態に保持され
る。
この場合において緊急操作用ばね36のばね力
は、前記第1ボール44及び第2ボール45によ
り減殺されたのちソレノイド48にて支持される
のである。すなわち、第4図に示すように、まず
第1環状溝41に嵌まる第1ボール44における
A点に緊急操作用ばね36のばね力Fが、操作軸
25の軸線方向に作用し、このばね力Fの内ボー
ルの中心点に向かう分力F1は、各部に摩擦がな
いとすれば、 F1=Fcosθ1 このF1のうち操作軸25の軸線方向の分力F2
と、第1ボール44のテーパ面46への接触点B
方向の分力F3とは、 F3=F1sinθ1/cosθ2 F2=F1cosθ1−F3sinθ2 テーパ面46に対する分力F3のうち操作軸25
の軸線方向の分力F4は、 F4=F3sinθ2 となり、このF2とF4との合計F5が、第2環
状溝43の第2ボール45への接触点Cに対して
操作軸25の軸線方向に作用し、このF5のうち
第2ボール45の中心点に向かう分力F6は、 F6=F5cosθ3であり、 このF6のうち操作軸25の直角方向の分力f
(f=F6sinθ3)が、前記ソレノイド48のロ
ツド49に対してその軸線方向に作用するから、
結局前記緊急操作用ばね36のばね力Fをソレノ
イド48にて支持するときの力fは、 f=Fcosθ1・cosθ3・sinθ3 に減殺されるのであり、従つて、前記ソレノイド
48としては、比較的小さい操作力を有するもの
で良いのである。
は、前記第1ボール44及び第2ボール45によ
り減殺されたのちソレノイド48にて支持される
のである。すなわち、第4図に示すように、まず
第1環状溝41に嵌まる第1ボール44における
A点に緊急操作用ばね36のばね力Fが、操作軸
25の軸線方向に作用し、このばね力Fの内ボー
ルの中心点に向かう分力F1は、各部に摩擦がな
いとすれば、 F1=Fcosθ1 このF1のうち操作軸25の軸線方向の分力F2
と、第1ボール44のテーパ面46への接触点B
方向の分力F3とは、 F3=F1sinθ1/cosθ2 F2=F1cosθ1−F3sinθ2 テーパ面46に対する分力F3のうち操作軸25
の軸線方向の分力F4は、 F4=F3sinθ2 となり、このF2とF4との合計F5が、第2環
状溝43の第2ボール45への接触点Cに対して
操作軸25の軸線方向に作用し、このF5のうち
第2ボール45の中心点に向かう分力F6は、 F6=F5cosθ3であり、 このF6のうち操作軸25の直角方向の分力f
(f=F6sinθ3)が、前記ソレノイド48のロ
ツド49に対してその軸線方向に作用するから、
結局前記緊急操作用ばね36のばね力Fをソレノ
イド48にて支持するときの力fは、 f=Fcosθ1・cosθ3・sinθ3 に減殺されるのであり、従つて、前記ソレノイド
48としては、比較的小さい操作力を有するもの
で良いのである。
この場合、他の実施例として、第5図に示すよ
うに、第1ボール44をリテーナー52における
孔53に嵌めて保持するようにすれば、当該第1
ボール44に作用する操作軸25の軸線方向の分
布F2は、リテーナー52にて支持されてスリー
ブ42には作用しないので、前記fはより減殺さ
れるのである。
うに、第1ボール44をリテーナー52における
孔53に嵌めて保持するようにすれば、当該第1
ボール44に作用する操作軸25の軸線方向の分
布F2は、リテーナー52にて支持されてスリー
ブ42には作用しないので、前記fはより減殺さ
れるのである。
そして、異常事態が発生すると、前記ソレノイ
ド48に通電して、そのロツド49を後退するこ
とにより、第2ボール45が第2環状溝43から
外れてスリーブ42が摺動し、このスリーブ42
の摺動に伴つて、第1ボール44が第1環状溝4
1から外れるので、前記緊急操作用ばね36の蓄
圧状態が開放されて、この緊急操作用ばね36の
ばね力にて操作軸25が摺動することにより、バ
タフライ弁20の弁体22が90度回転して流体通
路を閉塞するのであり、この緊急の操作は、第2
ボール45を第2環状溝43から外脱するだけで
良いから、その操作ストロークは著しく小さいの
である。
ド48に通電して、そのロツド49を後退するこ
とにより、第2ボール45が第2環状溝43から
外れてスリーブ42が摺動し、このスリーブ42
の摺動に伴つて、第1ボール44が第1環状溝4
1から外れるので、前記緊急操作用ばね36の蓄
圧状態が開放されて、この緊急操作用ばね36の
ばね力にて操作軸25が摺動することにより、バ
タフライ弁20の弁体22が90度回転して流体通
路を閉塞するのであり、この緊急の操作は、第2
ボール45を第2環状溝43から外脱するだけで
良いから、その操作ストロークは著しく小さいの
である。
なお、前記閉塞状態のバタフライ弁20を元の
開状態に戻すには、操作軸25の他端のスプライ
ン軸37に被嵌するスリーブ38にて操作軸25
を回すことにより、その一端における雄ねじ30
に螺合する中空軸31が、緊急操作用ばね36を
圧縮しつつ第3図において右方向に移動し、当該
中空軸31における第1環状溝41に第1ボール
44が、スリーブ42における第2環状溝43に
第2ボール45が各々嵌まる位置まで移動した時
点で、ソレノイド48のロツド49を突出して、
前記の保持状態にしたのち、操作軸25をスリー
ブ38を介して更に回すことで、バタフライ弁2
0における弁体22は開いて、元のセツト状態に
復帰するのである。
開状態に戻すには、操作軸25の他端のスプライ
ン軸37に被嵌するスリーブ38にて操作軸25
を回すことにより、その一端における雄ねじ30
に螺合する中空軸31が、緊急操作用ばね36を
圧縮しつつ第3図において右方向に移動し、当該
中空軸31における第1環状溝41に第1ボール
44が、スリーブ42における第2環状溝43に
第2ボール45が各々嵌まる位置まで移動した時
点で、ソレノイド48のロツド49を突出して、
前記の保持状態にしたのち、操作軸25をスリー
ブ38を介して更に回すことで、バタフライ弁2
0における弁体22は開いて、元のセツト状態に
復帰するのである。
また、前記実施例は、操作軸25の雄ねじ32
に螺合する中空軸31に第1環状溝41を設けた
場合であつたが、第1環状溝41は操作軸25に
直接的に設けても良く、前記緊急操作用ばね36
の方向を逆向きにすることによつて、バタフライ
弁20を異常事態の発生に応じて、緊急遮断する
ことができるのであり、更に、本考案は前記実施
例のバタフライ弁に限らずストツプ弁等他の形式
の弁についても同様に適用できることはいうまで
もない。
に螺合する中空軸31に第1環状溝41を設けた
場合であつたが、第1環状溝41は操作軸25に
直接的に設けても良く、前記緊急操作用ばね36
の方向を逆向きにすることによつて、バタフライ
弁20を異常事態の発生に応じて、緊急遮断する
ことができるのであり、更に、本考案は前記実施
例のバタフライ弁に限らずストツプ弁等他の形式
の弁についても同様に適用できることはいうまで
もない。
以上実施例について説明したが本考案は、ケー
シング内に軸方向に摺動自在に軸支した操作軸
を、流体通路中の弁に当該操作軸の軸方向への摺
動によつて前記弁が開閉するように連結し、この
操作軸に前記弁を閉又は開方向に付勢する緊急操
作用ばねを蓄圧状態で装着して成る緊急開閉弁に
おいて、前記操作軸の外周面にはその円周方向に
延びる第1環状溝を設け、この操作軸における第
1環状溝の外側には、前記ケーシング内に操作軸
の軸方向に摺動自在に嵌挿したスリーブを摺動自
在に被嵌し、該スリーブの内周孔を前記緊急操作
用ばねにおけるばね力の方向とは逆方向に向つて
末広がりのテーパ面に形成して、このテーパ面と
前記操作軸との間に第1ボールを、当該第1ボー
ルの一部が前記第1環状溝に嵌まるように挿入す
る一方、前記スリーブの外周面にはその円周方向
に延びる第2環状溝を設け、該第2環状溝に、前
記ケーシングに操作軸の軸方向に摺動自在に保持
するようにして設けた第2ボールを係合し、前記
ケーシングには前記第2ボールを第2環状溝に係
合する位置と、この係合状態から離脱する位置と
に作動させるようにした手段を設けて成る緊急開
閉弁の操作装置であつて、緊急操作用ばねによる
大きなばね力を、第1ボール及び第2ボールの2
つのボールによつて小さな力に減殺して支持でき
て、操作力を著しく軽減できる一方、緊急操作時
には、第2ボールを第2環状溝から外脱する分後
退するだけでよくて操作ストロークが著しく短い
ら、頭記した従来のもののような流体通路中の弁
の開又は閉に対する時間的遅れを短縮できると共
に、操作装置の大型化を回避できるのであり、ま
た、ソレノイド等のアクチエータで操作する場合
においては、当該ソレノイド等のアクチエータと
して、長いストロークを有するものとか、大きい
操作力を有するものとか、従つて、小型で、軽量
且つ安価なソレノイド等のアクチエータを使用で
きる効果を有する。
シング内に軸方向に摺動自在に軸支した操作軸
を、流体通路中の弁に当該操作軸の軸方向への摺
動によつて前記弁が開閉するように連結し、この
操作軸に前記弁を閉又は開方向に付勢する緊急操
作用ばねを蓄圧状態で装着して成る緊急開閉弁に
おいて、前記操作軸の外周面にはその円周方向に
延びる第1環状溝を設け、この操作軸における第
1環状溝の外側には、前記ケーシング内に操作軸
の軸方向に摺動自在に嵌挿したスリーブを摺動自
在に被嵌し、該スリーブの内周孔を前記緊急操作
用ばねにおけるばね力の方向とは逆方向に向つて
末広がりのテーパ面に形成して、このテーパ面と
前記操作軸との間に第1ボールを、当該第1ボー
ルの一部が前記第1環状溝に嵌まるように挿入す
る一方、前記スリーブの外周面にはその円周方向
に延びる第2環状溝を設け、該第2環状溝に、前
記ケーシングに操作軸の軸方向に摺動自在に保持
するようにして設けた第2ボールを係合し、前記
ケーシングには前記第2ボールを第2環状溝に係
合する位置と、この係合状態から離脱する位置と
に作動させるようにした手段を設けて成る緊急開
閉弁の操作装置であつて、緊急操作用ばねによる
大きなばね力を、第1ボール及び第2ボールの2
つのボールによつて小さな力に減殺して支持でき
て、操作力を著しく軽減できる一方、緊急操作時
には、第2ボールを第2環状溝から外脱する分後
退するだけでよくて操作ストロークが著しく短い
ら、頭記した従来のもののような流体通路中の弁
の開又は閉に対する時間的遅れを短縮できると共
に、操作装置の大型化を回避できるのであり、ま
た、ソレノイド等のアクチエータで操作する場合
においては、当該ソレノイド等のアクチエータと
して、長いストロークを有するものとか、大きい
操作力を有するものとか、従つて、小型で、軽量
且つ安価なソレノイド等のアクチエータを使用で
きる効果を有する。
第1図は従来の緊急弁の縦断正面図、第2図〜
第5図は本考案の実施例を示し、第2図は縦断正
面図、第3図は第2図の−視断面図、第4図
は第3図の要部拡大図、第5図は別の実施例にお
ける要部拡大図である。 19…流体通路、20…バタフライ弁、22…
弁体、23…弁軸、24…ケーシング、25…操
作軸、31…中空軸、41…第1環状溝、42…
スリーブ、43…第2環状溝、44…第1ボー
ル、45…第2ボール、46…テーパ面、48…
ソレノイド、49…ロツド。
第5図は本考案の実施例を示し、第2図は縦断正
面図、第3図は第2図の−視断面図、第4図
は第3図の要部拡大図、第5図は別の実施例にお
ける要部拡大図である。 19…流体通路、20…バタフライ弁、22…
弁体、23…弁軸、24…ケーシング、25…操
作軸、31…中空軸、41…第1環状溝、42…
スリーブ、43…第2環状溝、44…第1ボー
ル、45…第2ボール、46…テーパ面、48…
ソレノイド、49…ロツド。
Claims (1)
- ケーシング内に軸方向に摺動自在に軸支した操
作軸を、流体通路中の弁に当該操作軸の軸方向へ
の摺動によつて前記弁が開閉するように連結し、
この操作軸に前記弁を閉又は開方向に付勢する緊
急操作用ばねを蓄圧状態で装着して成る緊急開閉
弁において、前記操作軸の外周面にはその円周方
向に延びる第1環状溝を設け、この操作軸におけ
る第1環状溝の外側には、前記ケーシング内に操
作軸の軸方向に摺動自在に嵌挿したスリーブを摺
動自在に被嵌し、該スリーブの内周孔を前記緊急
操作用ばねにおけるばね力の方向とは逆方向に向
つて末広がりのテーパ面に形成して、このテーパ
面と前記操作軸との間に第1ボールを、当該第1
ボールの一部が前記第1環状溝に嵌まるように挿
入する一方、前記スリーブの外周面にはその円周
方向に延びる第2環状溝を設け、該第2環状溝
に、前記ケーシングに操作軸の軸方向に摺動自在
に保持するようにして設けた第2ボールを係合
し、前記ケーシングには前記第2ボールを第2環
状溝に係合する位置と、この係合状態から離脱す
る位置とに作動させるようにした手段を設けて成
る緊急開閉弁の操作装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP799084U JPS60121573U (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | 緊急開閉弁の操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP799084U JPS60121573U (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | 緊急開閉弁の操作装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60121573U JPS60121573U (ja) | 1985-08-16 |
| JPS626361Y2 true JPS626361Y2 (ja) | 1987-02-13 |
Family
ID=30486857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP799084U Granted JPS60121573U (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | 緊急開閉弁の操作装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60121573U (ja) |
-
1984
- 1984-01-23 JP JP799084U patent/JPS60121573U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60121573U (ja) | 1985-08-16 |
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