JPS626480B2 - - Google Patents
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- JPS626480B2 JPS626480B2 JP54141916A JP14191679A JPS626480B2 JP S626480 B2 JPS626480 B2 JP S626480B2 JP 54141916 A JP54141916 A JP 54141916A JP 14191679 A JP14191679 A JP 14191679A JP S626480 B2 JPS626480 B2 JP S626480B2
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- Japan
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- air
- amount
- drying
- heater
- electric heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱風により被乾燥物を乾燥させる乾燥
機に関する。
機に関する。
従来、例えば回転ドラム内に衣類を収納して該
回転ドラムを回転させながら衣類を乾燥させる乾
燥機においては、フアンによつて吸入した外気を
例えばニクロム線ヒータによつて加熱熱風化して
回転ドラム内を通過させ該熱風でもつて衣類に含
まれた湿気を奪うようにしたものであるが、フア
ンによる送風量はニクロム線ヒータの赤熱を防止
するために被乾燥物の重量2Kg用で、ヒータ容量
が1.2kwのものでは送風量が毎分1.6乃至2.5m3程
度に設定されていた。しかしながら、斯る従来構
造では衣類に接触して実質的にドラム内に於ける
熱風の温度は30℃程度と比較的低くなり、従つて
該熱風により衣類から奪い得る湿気の総量は小さ
く、しかも排気とともに排出される熱量が比較的
多い傾向にあり、乾燥効率が低くて乾燥時間が長
く掛かり、消費電力が非常に多い欠点がある。
回転ドラムを回転させながら衣類を乾燥させる乾
燥機においては、フアンによつて吸入した外気を
例えばニクロム線ヒータによつて加熱熱風化して
回転ドラム内を通過させ該熱風でもつて衣類に含
まれた湿気を奪うようにしたものであるが、フア
ンによる送風量はニクロム線ヒータの赤熱を防止
するために被乾燥物の重量2Kg用で、ヒータ容量
が1.2kwのものでは送風量が毎分1.6乃至2.5m3程
度に設定されていた。しかしながら、斯る従来構
造では衣類に接触して実質的にドラム内に於ける
熱風の温度は30℃程度と比較的低くなり、従つて
該熱風により衣類から奪い得る湿気の総量は小さ
く、しかも排気とともに排出される熱量が比較的
多い傾向にあり、乾燥効率が低くて乾燥時間が長
く掛かり、消費電力が非常に多い欠点がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、乾燥室から湿気を含んだ空気を
排出し同時に同量の外気を乾燥室内に吸入するた
めの換気用フアンによる換気空気量をヒータ発熱
量1kwにつき毎分1m3以下の低送風量に設定する
ことにより、乾燥効率を著しく向上できて消費電
力を大巾に削減できるとともに被乾燥物を短時間
で乾燥でき、更に、前記換気用フアンを電気ヒー
タの作動時に正回転され且つ乾燥末期における電
気ヒータの不作動時に逆回転されて正回転時より
も送風量が増大する構成とすることにより、乾燥
時間を一層短縮し得る乾燥機を提供するにある。
り、その目的は、乾燥室から湿気を含んだ空気を
排出し同時に同量の外気を乾燥室内に吸入するた
めの換気用フアンによる換気空気量をヒータ発熱
量1kwにつき毎分1m3以下の低送風量に設定する
ことにより、乾燥効率を著しく向上できて消費電
力を大巾に削減できるとともに被乾燥物を短時間
で乾燥でき、更に、前記換気用フアンを電気ヒー
タの作動時に正回転され且つ乾燥末期における電
気ヒータの不作動時に逆回転されて正回転時より
も送風量が増大する構成とすることにより、乾燥
時間を一層短縮し得る乾燥機を提供するにある。
以下本発明の一実施例について第1図乃至第1
0図を参照して説明する。1は前後面が開放した
外箱で、これの背面開放口は多数の外部吸気口2
を形成した背面板3によつて着脱可能に塞がれ、
また前記開放口にはドア受凹部4を形成した前面
板5によつて着脱可能に塞がれている。そして、
ドア受凹部4にはドア6が開閉可能に設けられて
いるとともに該ドア受凹部4から外箱1内に指向
する短筒状の衣類出し入れ口7が形成されてい
る。8は内部を乾燥室8aとする回転ドラムで、
これは円筒壁9と後端板10と前端板11とで形
成され、円筒壁9には乾燥物をすくい上げて落下
することによりその撹拌を行なう複数個のバツフ
ル12が内方に突出する如く形成されている。ま
た、前端板11の中央領域には衣類出し入れ口7
に通ずる開口部13が形成され、その形成工程で
開口部13の周縁に形成された回転受部14は前
記筒状衣類出し入れ口7の外周に周知の軸受部材
15を介して嵌合支承されている。一方、前記後
端板10の前記開口部13と対向する部位には内
方へ膨出する膨出壁部16が形成され、そしてこ
の膨出壁部16の外周付近の区周領域は円筒壁9
の内周面と斜めに対向するような傾斜環状部17
となつており、この傾斜環状部17に多数の通風
孔17aが形成されると共に、膨出壁部16中心
領域にも多数の通風孔16aが形成されている。
18は膨出壁部16とでフアン室19を形成する
ための円形の浅底容器状をなした補助ケーシング
で、前記膨出壁部16の背面に有する開放口縁に
シール部材20を介して嵌合された状態となるよ
うに連結部材18aを介して支持板21に連結さ
れている。この支持板21は第2図にも示すよう
に、その両端は外箱1の背面開放口2の中間部分
にてその開口縁にねじ止め手段により連結されて
いる。そして、支持板21の中間部分には回転軸
22の一端が回転可能に軸支持部材23により片
持状態に支持され、その回転軸22の他端は水平
に延びて補助ケーシング18の吸気孔を兼ねる開
口部24を貫通して回転ドラム8の回転中心であ
る膨出壁部16の中心に到つておりこの部分に回
転ドラム8と一体回転するように連結部材25に
より連結されている。そして前記回転軸22には
フアン室19内に位置された循環用フアン26の
回転中心部分が回転自在に支承されていると共
に、この循環用フアン26と実質的に一体回転す
る従動プーリ27がフアン室19外に位置して前
記回転軸22に回転自在に支承されている。前記
フアン室19内には循環用フアン26の配設空所
の回りにニクロム線ヒータからなる電気ヒータ2
8が配置されている。29はモータで、これのモ
ータ軸29aの一端部に第1のプーリ30及び連
結部材31を介して第2のプーリ32が取着され
ている。そして、第1のプーリ30と回転ドラム
8の円筒壁9外周とに平ベルト33が掛けられて
おり、第2のプーリ32と前記従動プーリ27と
の間にはVベルト34が掛けられている。35は
平ベルト33に張力を与えるテンシヨンプーリ機
構である。36はモータ軸29aの他端に連結さ
れたシロツコ形の換気用フアンで、これは端板3
6aの外周部に複数枚の円弧状の翼片36bを取
着したものであり、各翼片36bの先端は第3図
に示すように正回転たる矢印a方向と逆方向の矢
印b方向に指向されており、該換気用フアン36
が正回転された時の送風量が0.8m3/minに設定
されている。そして、この換気用フアン36は外
箱1内の前方下部に形成された吸入ダクト37に
吸入口38を介して連通されたフアンケーシング
39内に配置されており、そしてそのフアンケー
シング39の側壁に形成された吐出口40は略水
平配置された排気ダクト41及びこれの終端に形
成した外部排気口42を介して外箱1外に通じて
いる。前記ドア6の内側板43には衣類出し入れ
口7内に突出する円形の突出部44が形成されて
いて、これの外周と衣類出し入れ口7の内周面と
の間を内部排気路45としている。46はフイル
タ47を介して内部排気路45に連通された導風
路で、これは図示を省略しているが内部排気路4
5を吸入ダクト37に連通させるようになつてい
る。48は前面板5に取着されたタイマ装置で、
これは第4図に示すようにタイマモータ48aと
カムスイツチ48b,48cを有している。そし
て、タイマ装置48、電気ヒータ28及びモータ
29等は同第4図の電気回路図通り接続されてい
る。而して、この第4図において、49はドア6
の開閉に連動して開閉されるドアスイツチ、50
は回転ドラム8からの排気温度が所定温度を超え
た時にオンされるサーモスイツチ、51は電気ヒ
ータ28が異常加熱した時にオフされるサーモプ
ロテクタ、52A及び52Bは連動して開閉され
るスイツチで、スイツチ52A,52Bがオンさ
れると電気ヒータ28は1.2kwの発熱量で発熱
し、且つモータ29は高速度で回転し、スイツチ
52A,52Bがオフされると電気ヒータ28は
600Wの発熱量で発熱するとともにモータ29に
リアクタ29aが直列に接続されてモータ29が
低速度で回転されるようになつている。53はリ
レーコイル53aとリレースイツチ53b,53
c,53dを有するリレー、54はコンデンサで
ある。
0図を参照して説明する。1は前後面が開放した
外箱で、これの背面開放口は多数の外部吸気口2
を形成した背面板3によつて着脱可能に塞がれ、
また前記開放口にはドア受凹部4を形成した前面
板5によつて着脱可能に塞がれている。そして、
ドア受凹部4にはドア6が開閉可能に設けられて
いるとともに該ドア受凹部4から外箱1内に指向
する短筒状の衣類出し入れ口7が形成されてい
る。8は内部を乾燥室8aとする回転ドラムで、
これは円筒壁9と後端板10と前端板11とで形
成され、円筒壁9には乾燥物をすくい上げて落下
することによりその撹拌を行なう複数個のバツフ
ル12が内方に突出する如く形成されている。ま
た、前端板11の中央領域には衣類出し入れ口7
に通ずる開口部13が形成され、その形成工程で
開口部13の周縁に形成された回転受部14は前
記筒状衣類出し入れ口7の外周に周知の軸受部材
15を介して嵌合支承されている。一方、前記後
端板10の前記開口部13と対向する部位には内
方へ膨出する膨出壁部16が形成され、そしてこ
の膨出壁部16の外周付近の区周領域は円筒壁9
の内周面と斜めに対向するような傾斜環状部17
となつており、この傾斜環状部17に多数の通風
孔17aが形成されると共に、膨出壁部16中心
領域にも多数の通風孔16aが形成されている。
18は膨出壁部16とでフアン室19を形成する
ための円形の浅底容器状をなした補助ケーシング
で、前記膨出壁部16の背面に有する開放口縁に
シール部材20を介して嵌合された状態となるよ
うに連結部材18aを介して支持板21に連結さ
れている。この支持板21は第2図にも示すよう
に、その両端は外箱1の背面開放口2の中間部分
にてその開口縁にねじ止め手段により連結されて
いる。そして、支持板21の中間部分には回転軸
22の一端が回転可能に軸支持部材23により片
持状態に支持され、その回転軸22の他端は水平
に延びて補助ケーシング18の吸気孔を兼ねる開
口部24を貫通して回転ドラム8の回転中心であ
る膨出壁部16の中心に到つておりこの部分に回
転ドラム8と一体回転するように連結部材25に
より連結されている。そして前記回転軸22には
フアン室19内に位置された循環用フアン26の
回転中心部分が回転自在に支承されていると共
に、この循環用フアン26と実質的に一体回転す
る従動プーリ27がフアン室19外に位置して前
記回転軸22に回転自在に支承されている。前記
フアン室19内には循環用フアン26の配設空所
の回りにニクロム線ヒータからなる電気ヒータ2
8が配置されている。29はモータで、これのモ
ータ軸29aの一端部に第1のプーリ30及び連
結部材31を介して第2のプーリ32が取着され
ている。そして、第1のプーリ30と回転ドラム
8の円筒壁9外周とに平ベルト33が掛けられて
おり、第2のプーリ32と前記従動プーリ27と
の間にはVベルト34が掛けられている。35は
平ベルト33に張力を与えるテンシヨンプーリ機
構である。36はモータ軸29aの他端に連結さ
れたシロツコ形の換気用フアンで、これは端板3
6aの外周部に複数枚の円弧状の翼片36bを取
着したものであり、各翼片36bの先端は第3図
に示すように正回転たる矢印a方向と逆方向の矢
印b方向に指向されており、該換気用フアン36
が正回転された時の送風量が0.8m3/minに設定
されている。そして、この換気用フアン36は外
箱1内の前方下部に形成された吸入ダクト37に
吸入口38を介して連通されたフアンケーシング
39内に配置されており、そしてそのフアンケー
シング39の側壁に形成された吐出口40は略水
平配置された排気ダクト41及びこれの終端に形
成した外部排気口42を介して外箱1外に通じて
いる。前記ドア6の内側板43には衣類出し入れ
口7内に突出する円形の突出部44が形成されて
いて、これの外周と衣類出し入れ口7の内周面と
の間を内部排気路45としている。46はフイル
タ47を介して内部排気路45に連通された導風
路で、これは図示を省略しているが内部排気路4
5を吸入ダクト37に連通させるようになつてい
る。48は前面板5に取着されたタイマ装置で、
これは第4図に示すようにタイマモータ48aと
カムスイツチ48b,48cを有している。そし
て、タイマ装置48、電気ヒータ28及びモータ
29等は同第4図の電気回路図通り接続されてい
る。而して、この第4図において、49はドア6
の開閉に連動して開閉されるドアスイツチ、50
は回転ドラム8からの排気温度が所定温度を超え
た時にオンされるサーモスイツチ、51は電気ヒ
ータ28が異常加熱した時にオフされるサーモプ
ロテクタ、52A及び52Bは連動して開閉され
るスイツチで、スイツチ52A,52Bがオンさ
れると電気ヒータ28は1.2kwの発熱量で発熱
し、且つモータ29は高速度で回転し、スイツチ
52A,52Bがオフされると電気ヒータ28は
600Wの発熱量で発熱するとともにモータ29に
リアクタ29aが直列に接続されてモータ29が
低速度で回転されるようになつている。53はリ
レーコイル53aとリレースイツチ53b,53
c,53dを有するリレー、54はコンデンサで
ある。
次に以上のように構成した本実施例の作用につ
いて説明する。ドア6を開いて回転ドラム8内に
被乾燥物としての湿つた衣類を収納し、その後ド
ア6を閉じ、スイツチ52A,52Bをオンし
て、タイマ装置48をセツトすると、このタイマ
装置48は各カムスイツチ48a,48bが第5
図に示すタイムチヤートの通りの切換状態になさ
れモータ29が高速度で正回転され且つ電気ヒー
タ28が通電される(時刻T1)。すると、モータ
29によつて回転ドラム8及び循環用フアン26
並びに換気用フアン36が夫々正方向に回転駆動
されると共に電気ヒータ28が1.2kwの発熱量で
発熱状態になる。回転ドラム8が回転されると、
その内部の衣類はバツフル12によつてすくい上
げ落下作用を受けて撹拌される。これと同時に乾
燥室8a内の空気は循環用フアン26の作用によ
つて矢印cで示す如く略中央部分に位置する通風
孔16aを通じてフアン室19内に吸入され、こ
れが電気ヒータ28によつて加熱されてから通風
孔17aから矢印dで示す如く乾燥室8aの円筒
内側面方向、即ち回転ドラム8における円筒壁9
内側付近に吹出され、以つて乾燥室8a内を循環
する循環風が生成されるとともに該循環風が常に
電気ヒータ28によつて再加熱される。この場
合、循環用フアン26の送風量はニクロム線ヒー
タからなる電気ヒータ28が赤熱しない程度の送
風量即ち、正回転される換気用フアン36の送風
量に比べて充分に大きく設定されている。而し
て、換気用フアン36による送風量が0.8m3/
minと比較的低風量に設定されているために回転
ドラム8内の空気は縦軸に温度を取り横軸に時間
を取つて示す第6図の温度特性曲線に示す通り高
い温度上昇率で上昇し、回転ドラム8内の空気温
度が略40℃になると以降は該空気温度が恒常状態
となつて衣類の乾燥が進行する。そして、乾燥行
程の末期になると衣類に含まれた水分の量が少な
くなつて該衣類からの水分の蒸発量が著しく減少
するから回転ドラム8内の温度が急激に上昇する
ようになる。このようにして回転ドラム8内の温
度が急上昇すると、該回転ドラム8からの排気温
度も急上昇するから、サーモスイツチ50がオン
し(時刻T2)、リレー53のリレーコイル53a
が通電付勢される。すると、リレースイツチ53
bがオンしてタイマモータ48aが作動しカムス
イツチ48cの接片c−a間がオフして接片c−
b間がオンされ、これによつてモータ29が逆回
転される。これと同時にリレースイツチ53cが
オフして電気ヒータ28が断電され且つリレース
イツチ53dがオンしてリレーコイル53aが自
己保持される。而してモータ29が逆回転される
ので、換気用フアン36は逆回転により送風量が
増大し、回転ドラム8及び循環用フアン26も逆
方向に回転する。このようにして電気ヒータ28
が断電された状態で換気用フアン36により回転
ドラム8内が大風量にて換気されるから、回転ド
ラム8内の温度は急速に低下し、回転ドラム8内
の衣類は自身の熱と湿気とを同時に放出する。そ
して、この状態による運転を所定時間行うとタイ
マ装置48の計時作動に基いてカムスイツチ48
b,48cが共にオフされ(時刻T3)、以つて乾
燥運転を終了する。
いて説明する。ドア6を開いて回転ドラム8内に
被乾燥物としての湿つた衣類を収納し、その後ド
ア6を閉じ、スイツチ52A,52Bをオンし
て、タイマ装置48をセツトすると、このタイマ
装置48は各カムスイツチ48a,48bが第5
図に示すタイムチヤートの通りの切換状態になさ
れモータ29が高速度で正回転され且つ電気ヒー
タ28が通電される(時刻T1)。すると、モータ
29によつて回転ドラム8及び循環用フアン26
並びに換気用フアン36が夫々正方向に回転駆動
されると共に電気ヒータ28が1.2kwの発熱量で
発熱状態になる。回転ドラム8が回転されると、
その内部の衣類はバツフル12によつてすくい上
げ落下作用を受けて撹拌される。これと同時に乾
燥室8a内の空気は循環用フアン26の作用によ
つて矢印cで示す如く略中央部分に位置する通風
孔16aを通じてフアン室19内に吸入され、こ
れが電気ヒータ28によつて加熱されてから通風
孔17aから矢印dで示す如く乾燥室8aの円筒
内側面方向、即ち回転ドラム8における円筒壁9
内側付近に吹出され、以つて乾燥室8a内を循環
する循環風が生成されるとともに該循環風が常に
電気ヒータ28によつて再加熱される。この場
合、循環用フアン26の送風量はニクロム線ヒー
タからなる電気ヒータ28が赤熱しない程度の送
風量即ち、正回転される換気用フアン36の送風
量に比べて充分に大きく設定されている。而し
て、換気用フアン36による送風量が0.8m3/
minと比較的低風量に設定されているために回転
ドラム8内の空気は縦軸に温度を取り横軸に時間
を取つて示す第6図の温度特性曲線に示す通り高
い温度上昇率で上昇し、回転ドラム8内の空気温
度が略40℃になると以降は該空気温度が恒常状態
となつて衣類の乾燥が進行する。そして、乾燥行
程の末期になると衣類に含まれた水分の量が少な
くなつて該衣類からの水分の蒸発量が著しく減少
するから回転ドラム8内の温度が急激に上昇する
ようになる。このようにして回転ドラム8内の温
度が急上昇すると、該回転ドラム8からの排気温
度も急上昇するから、サーモスイツチ50がオン
し(時刻T2)、リレー53のリレーコイル53a
が通電付勢される。すると、リレースイツチ53
bがオンしてタイマモータ48aが作動しカムス
イツチ48cの接片c−a間がオフして接片c−
b間がオンされ、これによつてモータ29が逆回
転される。これと同時にリレースイツチ53cが
オフして電気ヒータ28が断電され且つリレース
イツチ53dがオンしてリレーコイル53aが自
己保持される。而してモータ29が逆回転される
ので、換気用フアン36は逆回転により送風量が
増大し、回転ドラム8及び循環用フアン26も逆
方向に回転する。このようにして電気ヒータ28
が断電された状態で換気用フアン36により回転
ドラム8内が大風量にて換気されるから、回転ド
ラム8内の温度は急速に低下し、回転ドラム8内
の衣類は自身の熱と湿気とを同時に放出する。そ
して、この状態による運転を所定時間行うとタイ
マ装置48の計時作動に基いてカムスイツチ48
b,48cが共にオフされ(時刻T3)、以つて乾
燥運転を終了する。
さて、本発明者は乾燥機の効率を向上させるた
め種々の実験及び検討を行つたので以下これにつ
いて述べる。まず、例えば衣類等の被乾燥物を乾
燥させる場合において第6図に示す回転ドラム8
内の温度特性曲線において乾燥末期において回転
ドラム8内の温度が恒常状態から急激な温度上昇
に移行する時は乾燥開始から乾燥終了迄の80〜90
%の時点であり、従つてこれを元に第6図に時刻
T4で示す時点を乾燥終了とみなし、同第6図に
点線で示すような一定温度t℃で乾燥時間m分を
要すると見なすことができる。
め種々の実験及び検討を行つたので以下これにつ
いて述べる。まず、例えば衣類等の被乾燥物を乾
燥させる場合において第6図に示す回転ドラム8
内の温度特性曲線において乾燥末期において回転
ドラム8内の温度が恒常状態から急激な温度上昇
に移行する時は乾燥開始から乾燥終了迄の80〜90
%の時点であり、従つてこれを元に第6図に時刻
T4で示す時点を乾燥終了とみなし、同第6図に
点線で示すような一定温度t℃で乾燥時間m分を
要すると見なすことができる。
ここで、Q:回転ドラム8を通過する空気量
(m3/min)、T:乾燥時間(min)、ρt:t℃の
空気の比重(Kg/m3)、xt:t℃の排気のもつ絶
対湿度(Kg/Kg′)、xt0:t0℃の吸気のもつ絶対
湿度(Kg/Kg′)、ωn:乾燥終了迄に失われる水
分量(Kg)とすると、 Q×T×ρt×(xt−xt0)=ωn …………(1) であり、 また、it:t℃の排気のエンタルピ(kcal/
Kg)、it0:t0℃の吸気のエンタルピー(kcal/
Kg)、ρw:ヒータ入力(kw)、η:熱効率とす
ると、 Q×T×ρt×(it−it0=860/60×Pw×η×T
…… ………(2) となり、 従つて、(1)式は排気が持ち去る水分量即ち乾燥
迄に失われる水分量を表し、(2)式は排気が持ち去
るエネルギー量即ち乾燥終了迄の電気ヒータに対
する入力エネルギー量を表す。これら(1)、(2)式
に、排気温度t℃、空気量Q、ヒータ入力Pw等
を与えると乾燥時間Tが求められ、ヒータ入力
Pwと乾燥時間Tとの関係から乾燥機の性能が求
められる。
(m3/min)、T:乾燥時間(min)、ρt:t℃の
空気の比重(Kg/m3)、xt:t℃の排気のもつ絶
対湿度(Kg/Kg′)、xt0:t0℃の吸気のもつ絶対
湿度(Kg/Kg′)、ωn:乾燥終了迄に失われる水
分量(Kg)とすると、 Q×T×ρt×(xt−xt0)=ωn …………(1) であり、 また、it:t℃の排気のエンタルピ(kcal/
Kg)、it0:t0℃の吸気のエンタルピー(kcal/
Kg)、ρw:ヒータ入力(kw)、η:熱効率とす
ると、 Q×T×ρt×(it−it0=860/60×Pw×η×T
…… ………(2) となり、 従つて、(1)式は排気が持ち去る水分量即ち乾燥
迄に失われる水分量を表し、(2)式は排気が持ち去
るエネルギー量即ち乾燥終了迄の電気ヒータに対
する入力エネルギー量を表す。これら(1)、(2)式
に、排気温度t℃、空気量Q、ヒータ入力Pw等
を与えると乾燥時間Tが求められ、ヒータ入力
Pwと乾燥時間Tとの関係から乾燥機の性能が求
められる。
そこで、例えば衣類の重量2Kg、電気ヒータの
入力1.2kwの場合において、衣類の撹拌度合及び
回転ドラム内の循環風量等を変化させることによ
つて排気風の相対湿度が60%、70%、80%の各一
定値となるように設定しながら回転ドラムを通過
する空気量Qを種々変化させた場合について上記
(1)、(2)式により求めた結果を縦軸に乾燥時間Tを
横軸に空気量Qを取つて図表化すると、吸気空気
が20℃、湿度が65%の場合には第7図のようにな
り、吸気空気が5℃、湿度が65%の場合には第8
図のようになる。これらの図表化された結果は実
験により実際の場合とよく合致することも確認で
きた。従つて、これら第7図及び第8図から排気
空気の湿度が一定であれば空気量Qを少なくした
ほうが乾燥時間が短縮でき、それだけ出力消費も
減少することが明らかである。そして、排気空気
の湿度を高くできれば、乾燥時間の短縮化を図り
得ることも明らかであり、吸気温度が低い時には
排気の湿度を高くすると乾燥時間の短縮に対して
非常に効果的であるということが理解できる。ま
た、衣類の撹拌度合及び循環風量を一定にした場
合には、空気量Qをヒータ入力1kwにつき0.2
m3/min減少させると実験的には排気中の湿度が
約5%増加する傾向があり、この点については第
6図及び第7図からもその傾向が明らかで、これ
もやはり実験結果と計算結果とよく合致する。
入力1.2kwの場合において、衣類の撹拌度合及び
回転ドラム内の循環風量等を変化させることによ
つて排気風の相対湿度が60%、70%、80%の各一
定値となるように設定しながら回転ドラムを通過
する空気量Qを種々変化させた場合について上記
(1)、(2)式により求めた結果を縦軸に乾燥時間Tを
横軸に空気量Qを取つて図表化すると、吸気空気
が20℃、湿度が65%の場合には第7図のようにな
り、吸気空気が5℃、湿度が65%の場合には第8
図のようになる。これらの図表化された結果は実
験により実際の場合とよく合致することも確認で
きた。従つて、これら第7図及び第8図から排気
空気の湿度が一定であれば空気量Qを少なくした
ほうが乾燥時間が短縮でき、それだけ出力消費も
減少することが明らかである。そして、排気空気
の湿度を高くできれば、乾燥時間の短縮化を図り
得ることも明らかであり、吸気温度が低い時には
排気の湿度を高くすると乾燥時間の短縮に対して
非常に効果的であるということが理解できる。ま
た、衣類の撹拌度合及び循環風量を一定にした場
合には、空気量Qをヒータ入力1kwにつき0.2
m3/min減少させると実験的には排気中の湿度が
約5%増加する傾向があり、この点については第
6図及び第7図からもその傾向が明らかで、これ
もやはり実験結果と計算結果とよく合致する。
ところで、上記第7図及び第8図から乾燥時間
を短縮するためには空気量Qを少なくした方がよ
いことが判明したが、ヒータ入力Pw及び衣類の
重量が異なるものに対して空気量Qを個々に設定
するのは実用化に際して非能率的であるから、第
6図及び第7図をもとにヒータ入力1kw、衣類の
重量1Kgとした単位電力及び単位重量あたりの単
位乾燥時間T′を計算した結果を縦軸に乾燥時間
T′(min・kw/Kg)を取り、横軸に(Q′m3/
min・kw)取つて排気量と排気空気湿度の変化
を加味したものを図表化すると吸気温度が20℃、
湿度65%の場合は第9図のようになり、吸気温度
が5℃、湿度が65%の場合には第10図のように
なる。
を短縮するためには空気量Qを少なくした方がよ
いことが判明したが、ヒータ入力Pw及び衣類の
重量が異なるものに対して空気量Qを個々に設定
するのは実用化に際して非能率的であるから、第
6図及び第7図をもとにヒータ入力1kw、衣類の
重量1Kgとした単位電力及び単位重量あたりの単
位乾燥時間T′を計算した結果を縦軸に乾燥時間
T′(min・kw/Kg)を取り、横軸に(Q′m3/
min・kw)取つて排気量と排気空気湿度の変化
を加味したものを図表化すると吸気温度が20℃、
湿度65%の場合は第9図のようになり、吸気温度
が5℃、湿度が65%の場合には第10図のように
なる。
これら第9図及び第10図をもとにヒータ入力
Pw、及び被乾燥物の容量(衣類の重量)が異な
る乾燥機に対してヒータ入力Pw当りの空気量
Q′を求めるのみで乾燥時間T′が判明するもので
ある。
Pw、及び被乾燥物の容量(衣類の重量)が異な
る乾燥機に対してヒータ入力Pw当りの空気量
Q′を求めるのみで乾燥時間T′が判明するもので
ある。
この第9図及び第10図に示す結果も実際の乾
燥機における実験結果とよく合致するものであ
る。即ち、一例として空気量Qが1.8m3、衣類重
量2Kg、ヒータ入力Pwが1.2kwの従来構造のも
のは、単位ヒータ入力当りの空気量Q′=1.8/1.
2=1.5 (m3/min・kw)であり、これを第8図の横軸に
置くと縦軸からT′=49.2min・kw/Kgという結果
を読み取ることができ、実際のヒータ入力Pw及
び衣類重量を算入すると、 乾燥時間T=49.2×2.0/1.2=82(min) となる。そして、従来構造の乾燥機における実験
による乾燥時間は80〜85分であつて上記計算式と
よく合致する。
燥機における実験結果とよく合致するものであ
る。即ち、一例として空気量Qが1.8m3、衣類重
量2Kg、ヒータ入力Pwが1.2kwの従来構造のも
のは、単位ヒータ入力当りの空気量Q′=1.8/1.
2=1.5 (m3/min・kw)であり、これを第8図の横軸に
置くと縦軸からT′=49.2min・kw/Kgという結果
を読み取ることができ、実際のヒータ入力Pw及
び衣類重量を算入すると、 乾燥時間T=49.2×2.0/1.2=82(min) となる。そして、従来構造の乾燥機における実験
による乾燥時間は80〜85分であつて上記計算式と
よく合致する。
また、本実施例のように空気量Qを0.8m3、ヒ
ータ入力1.2kwに設定したものを同様にして求め
ると、Q′=0.8/1.2=0.67(m3/min・kw)で、
第8 図からT′=41.8(min・kw/Kg)であり、従つ
て、 乾燥時間T=41.8×2.0/1.2=70(min) となる。そして、本実施例の乾燥機における実験
による乾燥時間は65〜70分であり、これも上記し
た計算式によく合致するものであり、しかも本実
施例の乾燥機は従来構造の乾燥機に比して乾燥時
間が充分に短縮される。
ータ入力1.2kwに設定したものを同様にして求め
ると、Q′=0.8/1.2=0.67(m3/min・kw)で、
第8 図からT′=41.8(min・kw/Kg)であり、従つ
て、 乾燥時間T=41.8×2.0/1.2=70(min) となる。そして、本実施例の乾燥機における実験
による乾燥時間は65〜70分であり、これも上記し
た計算式によく合致するものであり、しかも本実
施例の乾燥機は従来構造の乾燥機に比して乾燥時
間が充分に短縮される。
さて、第9図及び第10図の特性図について検
討すると、第9図の特性図には空気量Q′が0.9
m3/min・Kgを境目として同特性図において特性
曲線の勾配が変化していて変曲点P1を有してお
り、従つて変曲点P1よりも空気量Q′が増加する
と乾燥時間T′の増加割合が大であり、また、変
曲点P1よりも空気量Q′が低下すると乾燥時間
T′の減少割合が小となる傾向を有しており、第
10図の特性図には空気量Q′が1.0m3/min・Kg
を境目として変曲点P2が存在して上記したと同様
の傾向を有している。即ち、これら第9図及び第
10図の両傾向から空気量Q′を少なくとも1.0
m3/min・Kg以下に設定すれば、乾燥時間の大幅
な短縮化が図れるのみでなく、製品化した際の空
気量Q′のばらつきに対して乾燥時間T′の変化割
合は小となつて設計・製作が容易に行えるという
ことが理解できる。
討すると、第9図の特性図には空気量Q′が0.9
m3/min・Kgを境目として同特性図において特性
曲線の勾配が変化していて変曲点P1を有してお
り、従つて変曲点P1よりも空気量Q′が増加する
と乾燥時間T′の増加割合が大であり、また、変
曲点P1よりも空気量Q′が低下すると乾燥時間
T′の減少割合が小となる傾向を有しており、第
10図の特性図には空気量Q′が1.0m3/min・Kg
を境目として変曲点P2が存在して上記したと同様
の傾向を有している。即ち、これら第9図及び第
10図の両傾向から空気量Q′を少なくとも1.0
m3/min・Kg以下に設定すれば、乾燥時間の大幅
な短縮化が図れるのみでなく、製品化した際の空
気量Q′のばらつきに対して乾燥時間T′の変化割
合は小となつて設計・製作が容易に行えるという
ことが理解できる。
而して、上記した本実施例では、上記した発明
者の種々実験及び検討結果に基いて電気ヒータ2
8の発熱量を1.2kwに換気用フアン36の送風量
たる空気量Qを0.8m3/minに設定したものであ
り、前述したように空気量Q′は0.67m3/min・kw
となつて乾燥時間Tが70分であるという良好な結
果が得られたものであり、従来構造のもので同一
条件で乾燥させた場合の乾燥時間Tが82分のもの
に比べると乾燥時間を12分短縮することができ、
乾燥時間を短縮した分に相当するヒータ消費電力
が低減されるから、総じて乾燥効率は大巾に向上
することとなる。
者の種々実験及び検討結果に基いて電気ヒータ2
8の発熱量を1.2kwに換気用フアン36の送風量
たる空気量Qを0.8m3/minに設定したものであ
り、前述したように空気量Q′は0.67m3/min・kw
となつて乾燥時間Tが70分であるという良好な結
果が得られたものであり、従来構造のもので同一
条件で乾燥させた場合の乾燥時間Tが82分のもの
に比べると乾燥時間を12分短縮することができ、
乾燥時間を短縮した分に相当するヒータ消費電力
が低減されるから、総じて乾燥効率は大巾に向上
することとなる。
ところで、回転ドラム8内を流通する空気量Q
を減少させた場合に、従来構造のものでは電気ヒ
ータ28が赤熱して乾燥機が局部過熱状態となつ
て実用化することが困難であるが、本実施例で
は、電気ヒータ28の赤熱を防止し得る程度の送
風量を有する循環用フアン26の外周部に電気ヒ
ータ28を配設した構成であるから、乾燥機が局
部過熱状態を引き起すこともなく容易に実用化し
得る。
を減少させた場合に、従来構造のものでは電気ヒ
ータ28が赤熱して乾燥機が局部過熱状態となつ
て実用化することが困難であるが、本実施例で
は、電気ヒータ28の赤熱を防止し得る程度の送
風量を有する循環用フアン26の外周部に電気ヒ
ータ28を配設した構成であるから、乾燥機が局
部過熱状態を引き起すこともなく容易に実用化し
得る。
尚、換気用フアン36の作動時に軸受部材15
と回転受部14との間の隙間或いはドア6とドア
受凹部4との間に配設したシール部材との隙間等
から外気が換気用フアン36に一部吸入されるよ
うな場合には換気用フアン36の送風量を回転ド
ラム8内を流通する空気量Qよりも侵入外気に相
当するだけ大に設定しておけばよく、また、上記
実施例では換気用フアン36をモータ29にて乾
燥運転中の全期間作動させているが、例えば該換
気用フアン36をモータ29とは別なモータによ
つて乾燥運転中の全期間又は一部期間を間欠的に
作動させるようにしてもよく、この場合には回転
ドラム8内を通過する空気量が乾燥運転中の全期
間で平均した時に上記した設定された空気量の範
囲となるようにすればよい。
と回転受部14との間の隙間或いはドア6とドア
受凹部4との間に配設したシール部材との隙間等
から外気が換気用フアン36に一部吸入されるよ
うな場合には換気用フアン36の送風量を回転ド
ラム8内を流通する空気量Qよりも侵入外気に相
当するだけ大に設定しておけばよく、また、上記
実施例では換気用フアン36をモータ29にて乾
燥運転中の全期間作動させているが、例えば該換
気用フアン36をモータ29とは別なモータによ
つて乾燥運転中の全期間又は一部期間を間欠的に
作動させるようにしてもよく、この場合には回転
ドラム8内を通過する空気量が乾燥運転中の全期
間で平均した時に上記した設定された空気量の範
囲となるようにすればよい。
さて、本実施例において換気用フアン36は時
刻T2において逆回転されると送風量が増加する
ように設定しているが、この時刻T2の状態にお
いて回転ドラム8内の衣類は高温状態であるため
に自身の有する熱エネルギーによつて水分を蒸発
させる能力を相当に有している。従つて、本実施
例のように電気ヒータ28を断電後に換気用フア
ン36の送風量を増加させると湿気を奪つた回転
ドラム8内の空気が速かに排出されて、湿気の少
ない外気が衣類自身の有する熱エネルギーにて蒸
発する水分の蒸発を促進し且つ衣類の冷却も迅速
に行い得るもので、衣類の乾燥に要する総時間の
短縮化に対して有効に作用するものである。
刻T2において逆回転されると送風量が増加する
ように設定しているが、この時刻T2の状態にお
いて回転ドラム8内の衣類は高温状態であるため
に自身の有する熱エネルギーによつて水分を蒸発
させる能力を相当に有している。従つて、本実施
例のように電気ヒータ28を断電後に換気用フア
ン36の送風量を増加させると湿気を奪つた回転
ドラム8内の空気が速かに排出されて、湿気の少
ない外気が衣類自身の有する熱エネルギーにて蒸
発する水分の蒸発を促進し且つ衣類の冷却も迅速
に行い得るもので、衣類の乾燥に要する総時間の
短縮化に対して有効に作用するものである。
第11図乃至第14図は本発明の他の実施例を
示すものであり、前記した実施例と異なる部分に
ついてのみ説明をする。即ち、前記した実施例か
ら電気ヒータ28を取除くとともに開口部24を
径小にして該開口部24から吸気できないように
するとともに補助ケーシング18に略長方形の吸
気孔55を形成し、2枚の電極板56,57にて
挾持された4個の正の温度特性を有する半導体ヒ
ータたるPTCヒータ58を絶縁材59を介して
吸気孔55に配設した構成である。而して、
PTCヒータ58は正の温度特性を有するからニ
クロム線ヒータのように過熱状態を呈することは
なく、また、1個のPTCヒータ58に対する通
風量qと入力電力pとの関係は第13図に示すよ
うな特性を有している。即ち、吸気孔55を通過
する空気量Qが0.8m3/minの場合、1個のPTC
ヒータ58を通過する通風量qは0.2m3/minで
あり、PTCヒータ58の1個当りの発熱量は
375Wで4個合計すると1.5kwとなる。このよう
に構成した場合には循環用フアン26の送風量は
ニクロム線ヒータを用いた前述の実施例のように
多くしなくても済み、任意に設定することが可能
であり、従つて循環用フアン26は必要に応じて
設ければよい。
示すものであり、前記した実施例と異なる部分に
ついてのみ説明をする。即ち、前記した実施例か
ら電気ヒータ28を取除くとともに開口部24を
径小にして該開口部24から吸気できないように
するとともに補助ケーシング18に略長方形の吸
気孔55を形成し、2枚の電極板56,57にて
挾持された4個の正の温度特性を有する半導体ヒ
ータたるPTCヒータ58を絶縁材59を介して
吸気孔55に配設した構成である。而して、
PTCヒータ58は正の温度特性を有するからニ
クロム線ヒータのように過熱状態を呈することは
なく、また、1個のPTCヒータ58に対する通
風量qと入力電力pとの関係は第13図に示すよ
うな特性を有している。即ち、吸気孔55を通過
する空気量Qが0.8m3/minの場合、1個のPTC
ヒータ58を通過する通風量qは0.2m3/minで
あり、PTCヒータ58の1個当りの発熱量は
375Wで4個合計すると1.5kwとなる。このよう
に構成した場合には循環用フアン26の送風量は
ニクロム線ヒータを用いた前述の実施例のように
多くしなくても済み、任意に設定することが可能
であり、従つて循環用フアン26は必要に応じて
設ければよい。
本発明は以上の説明から明らかなように、乾燥
室を換気用フアンによつて通過させる空気量をヒ
ータ発熱量1kwにつき毎分1m3以下の低送風量に
設定したから、乾燥効率を著しく向上できて消費
電力を大巾に削減できるとともに被乾燥物を短時
間で乾燥でき、更に換気用フアンを電気ヒータの
不作動時に逆転させて電気ヒータの作動中におけ
る送風量よりも大となるようにしたから乾燥時間
を一層短縮し得る乾燥機を提供できる。
室を換気用フアンによつて通過させる空気量をヒ
ータ発熱量1kwにつき毎分1m3以下の低送風量に
設定したから、乾燥効率を著しく向上できて消費
電力を大巾に削減できるとともに被乾燥物を短時
間で乾燥でき、更に換気用フアンを電気ヒータの
不作動時に逆転させて電気ヒータの作動中におけ
る送風量よりも大となるようにしたから乾燥時間
を一層短縮し得る乾燥機を提供できる。
第1図乃至第10図は本発明の一実施例を示す
ものであり、第1図は縦断面図、第2図は背面
図、第3図は換気用フアンの拡大側面図、第4図
は電気回路図、第5図はタイムチヤート、第6図
乃至第10図は作用を説明するための特性図、第
11図乃至第14図は本発明の他の実施例を示す
ものであり、第11図は主要部の縦断面図、第1
2図は第11図の矢印Y方向から見たPTCヒー
タ部分の側面図、第13図は第12図の−
線に沿う断面図、第14図はPTCヒータの特
性図である。 図面中、8は回転ドラム、8aは乾燥室、26
は循環用フアン、28は電気ヒータ、29はモー
タ、36は換気用フアン、48はタイマ装置、5
0はサーモスイツチ、58はPTCヒータ(半導
体ヒータ、電気ヒータ)である。
ものであり、第1図は縦断面図、第2図は背面
図、第3図は換気用フアンの拡大側面図、第4図
は電気回路図、第5図はタイムチヤート、第6図
乃至第10図は作用を説明するための特性図、第
11図乃至第14図は本発明の他の実施例を示す
ものであり、第11図は主要部の縦断面図、第1
2図は第11図の矢印Y方向から見たPTCヒー
タ部分の側面図、第13図は第12図の−
線に沿う断面図、第14図はPTCヒータの特
性図である。 図面中、8は回転ドラム、8aは乾燥室、26
は循環用フアン、28は電気ヒータ、29はモー
タ、36は換気用フアン、48はタイマ装置、5
0はサーモスイツチ、58はPTCヒータ(半導
体ヒータ、電気ヒータ)である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 乾燥室内に収納した被乾燥物を電気ヒータか
らの熱風により乾燥させるようにしたものにおい
て、前記乾燥室から湿気を含んだ空気を排出し同
時に同量の外気を該乾燥室内に吸入するための換
気用フアンを設け、前記換気用フアンによる前記
乾燥室の換気風量をヒータ発熱量1kwにつき毎分
1m3以下に設定したことを特徴とする乾燥機。 2 乾燥室内の空気を循環させる循環用フアンを
設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に
記載の乾燥機。 3 循環用フアンの外周部に電気ヒータを配設し
たことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載
の乾燥機。 4 電気ヒータとして正の温度特性を有する半導
体ヒータを設けたことを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の乾燥機。 5 乾燥室内に収納した被乾燥物を電気ヒータか
らの熱風により乾燥させるようにしたものにおい
て、前記乾燥室から湿気を含んだ空気を排出し同
時に同量の外気を該乾燥室内に吸入する換気用フ
アンを設け、該換気用フアンを前記電気ヒータの
作動時に正回転させ前記乾燥室の換気風量をヒー
タ発熱量1kwにつき毎分1m3以下の小送風量に設
定するとともに、乾燥末期における電気ヒータの
不作動時に逆回転させて正回転時よりも送風量を
増加せしめたことを特徴とする乾燥機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14191679A JPS5666300A (en) | 1979-10-31 | 1979-10-31 | Drier |
| US06/179,564 US4338730A (en) | 1979-08-23 | 1980-08-19 | Dryer |
| GB8026939A GB2058316B (en) | 1979-08-23 | 1980-08-19 | Dryer |
| AU61561/80A AU532022B2 (en) | 1979-08-23 | 1980-08-19 | Dryer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14191679A JPS5666300A (en) | 1979-10-31 | 1979-10-31 | Drier |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5666300A JPS5666300A (en) | 1981-06-04 |
| JPS626480B2 true JPS626480B2 (ja) | 1987-02-10 |
Family
ID=15303139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14191679A Granted JPS5666300A (en) | 1979-08-23 | 1979-10-31 | Drier |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5666300A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2398880A (en) * | 1944-06-23 | 1946-04-23 | Westinghouse Electric Corp | Drying apparatus |
| JPS51109556A (ja) * | 1975-03-24 | 1976-09-28 | Hitachi Ltd |
-
1979
- 1979-10-31 JP JP14191679A patent/JPS5666300A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5666300A (en) | 1981-06-04 |
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