JPS627068Y2 - - Google Patents

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JPS627068Y2
JPS627068Y2 JP431980U JP431980U JPS627068Y2 JP S627068 Y2 JPS627068 Y2 JP S627068Y2 JP 431980 U JP431980 U JP 431980U JP 431980 U JP431980 U JP 431980U JP S627068 Y2 JPS627068 Y2 JP S627068Y2
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clutch
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JP431980U
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Description

【考案の詳細な説明】 一般にバインダ等において、結束穀桿集収機構
を操作させるための操作装置は、操作レバーを結
束穀桿集収機構にワイヤ等を介して連結して、該
操作レバーを人為的に操作することによつて結束
穀桿集収機構を操作状態又は非操作状態に操作さ
せるよう構成されているのが通例であるが、本考
案は、結束穀桿集収機構の操作を、上記した如く
直接人力でもつて行うことなく、バインダ等の車
軸の動力を利用することによつて、極めて容易に
且つ楽に行いうるよう工夫された新規な動力式結
束穀桿集収機構操作装置を提供するものである。
すなわち、本考案の動力式結束穀桿集収機構操
作装置は、結束穀桿集収機構5に操作ワイヤ10
を介して連結された操作体21を、前記結束穀桿
集収機構5を操作状態にもたらす操作位置と非操
作状態にもたらす非操作位置とに亘つて揺動変位
自在に設けると共に、引張りバネ8を介して前記
非操作位置方向へ附勢せしめ、前記操作体21と
常時回転する車軸13との間に、クラツチ入り状
態では前記操作体21が正転するときの車軸13
に連動されて前記操作位置方向へ変位可能とされ
且つクラツチ切り状態では前記操作体21が前記
車軸13に無関係に揺動自在とされるよう構成さ
れたクラツチ機構23を介装し、該クラツチ機構
23を前記クラツチ入り状態にもたらすクラツチ
入り操作状態とクラツチ切り状態にもたらすクラ
ツチ切り操作状態とに亘つて操作自在な操作機構
28を設け、該操作機構28を前記クラツチ入り
状態にもたらしたときにおいてのみ、前記操作体
21を前記操作位置に保持させておく保持手段2
9を設け、さらに前記操作機構28が前記クラツ
チ切り操作状態にあつて前記クラツチ機構23が
前記クラツチ切り状態にもたらされているときに
おいて、前記操作体21を前記非操作位置に附勢
保持しておく位置決めバネ42を設けると共に、
前記社軸13を逆転させた状態で前記操作機構2
8を前記クラツチ入り操作状態にもたらしたとき
において、前記クラツチ機構23を前記クラツチ
切り状態にもたらす操作ギヤ49を設けてあるこ
とを特徴とするものである。
次に一実施例を第1〜8図について説明する
と、図において、1は、引起装置2にて引起され
た植立穀桿を刈刃装置(図示せず)にて刈取り、
その刈取穀桿を結束装置4にて一定量の束に結束
した上、その結束穀桿を結束装置4の放出アーム
4aでもつて機体側方へ放出させるよう構成され
た通例のバインダであるが、このバインダ1にあ
つては、放出アーム4aにて放出された結束穀桿
Pをそのまま圃場に放出させることなく集収し、
適当量の結束穀桿Pが集収された上で、集収され
た結束穀桿Pを圃場に放出させるよう構成された
結束穀桿集収機構5が設けられているのである。
この結束穀桿集収機構5は、バインダ1から放
出された結束穀桿Pの穂先部分を受止め支持しう
る閉塞位置(第1・第2図実線位置)と受止め支
持し得ない開放位置(同図鎖線位置)とに亘つて
回動自在な開閉ドア6と前記結束穀桿の株元部分
を受止め支持しうる支持ケース7とを備えてお
り、前記開閉ドア6を、常時は引張りバネ8及び
係止体9でもつて前記閉塞位置に附勢保持させ、
操作ワイヤ10をイ方向へ引張ることにより前記
開放位置へと回動変位させるように構成されてい
るものである。なお、11は支持ケース7に支持
された穂先支持杆である。
本考案に係る動力式結束穀桿集収機構操作装置
は、以上のように構成されたバインダ1における
結束穀桿集収機構5を、バインダ1の車輪12の
車軸13を利用して、動力式操作機構14によ
り、操作状態つまり開閉ドア6を前記開放位置に
位置させた状態又は非操作状態つまり開閉ドア6
を前記閉塞位置に位置させた状態に操作させるべ
く構成するものであり、以下、この実施例におけ
る動力式操作装置14の構成について詳説する。
すなわち、適宜形状の操作ケース15を、バイ
ンダ1の機体に着脱自在に取付けられた支持体1
6でもつて、車輪12の側面部に存在する空間部
内に略収納させた状態に支持させ、該操作ケース
15に、車軸13端を嵌合連結しうる嵌合部17
aを有する操作軸17を回転自在に支持18,1
9させ、該操作軸17を前記車軸13に嵌合部1
7a及び貫通ピン20を介して着脱自在に連結さ
せてあつて、バインダ1の走行に伴つて操作軸1
7が車軸13と一体的に回転駆動せしめられるよ
うになつている。
そして、前記操作軸17には、操作体21の基
端部が回動自在に且つ軸線方向移動不能に遊嵌支
持されており、また該操作体21の先端部には、
前記結束穀桿集収機構5を操作するための前記操
作ワイヤ10が止着22されていて、操作体21
は前記開閉ドア6に連動自在とされている。すな
わち、操作体21は、開閉ドア6を前記閉塞位置
にもたらす非操作位置(第4図位置)と該位置か
らバインダ1の前進時における車軸13つまり操
作軸17の回転自在(ロ方向)へと所定量回動変
位せる位置であつて開閉ドア6を前記開放位置に
もたらす操作位置(第5図位置)とに亘つて揺動
自在に構成されているのであつて、前記開閉ドア
6が引張りバネ8及び係止体9でもつて閉塞位置
に附勢保持されていることから、前記操作体21
は、常時は前記非操作位置に附勢保持されてお
り、該位置から前記操作位置へと回動変位せしめ
ていることにより、操作ワイヤ10を引張りバネ
8に抗してイ方向へ引張り、開閉ドア6を開放位
置へと変位させうるものである。
また、前記操作体21と操作軸17との間に
は、操作体21を操作軸17に連動させて操作位
置方向(ロ方向)へ回動変位せしめるためのクラ
ツチ機構23が介装されているのであつて、この
クラツチ機構23は次のように構成されている。
すなわち、前記操作軸17にクラツチギヤ24
を嵌着固定し、前記操作体21の先端部に、該ク
ラツチギヤ24に突入係合しうるクラツチ爪25
aを有するクラツチ体25を、クラツチ爪25a
がクラツチギヤ24に突入係合するクラツチ入り
位置(第6図位置)と突入係合し得ないクラツチ
切り状態(第4図位置)とに亘つて揺動自在に軸
支26し、常時は操作体10連結用のピン22及
び杆状バネ27でもつて前記クラツチ切り位置に
附勢保持せしめてある。したがつて、クラツチ体
25を杆状バネ27に抗して前記クラツチ入り位
置にもたらすと、操作体21が正転する操作軸1
7に連動して操作位置方向へと変位せしめられる
ようになされている。なお、クラツチ体25のク
ラツチ爪25aは、クラツチ体25をクラツチ入
り位置に位置せしめたときにおいて、操作軸17
つまりクラツチギヤ24が正転方向(ロ方向)に
回転しているときにのみクラツチギヤ24との係
合が維持され、逆転方向(ロ反対方向)に回転し
ているときにはクラツチギヤ24との係合が維持
され得ないような形状とされている。
さらに、前記クラツチ機構23をクラツチ入り
状態にもたらすクラツチ入り操作状態とクラツチ
切り状態にもたらすクラツチ切り操作状態とに亘
つて操作自在な操作機構つまり前記クラツチ体2
5をクラツチ入り位置又はクラツチ切り位置に操
作するための操作機構28、及び該操作機構28
をして前記クラツチ体25をクラツチ入り位置に
操作させたときにおいてのみ、前記操作体21を
操作位置に保持させておくための保持手段29が
夫々設けられているのであるが、まず前記操作機
構28について説明する。
すなわち、バインダ1の操向ハンドル30に操
作レバー31を取付け、該操作レバー31に操作
ワイヤ32のインナワイヤ部32aの一端を止着
すると共に操向ハンドル30部分にアウタワイヤ
部32bの一端を固定33し、前記操作ケース1
5に、クラツチギヤ24の周面に略沿わせた円弧
状の弾性板からなる操作作用体34を弾性揺動自
在にその基端部で固定35し、該操作作用体34
の先端部に固設せる操作片36に前記アウタワイ
ヤ部32bの他端を固定すると共に該操作片36
に対向させて操作ケース15に突設せる固定片3
7に前記インナワイヤ部32aの他端を固定38
し、前記操作片36と固定片37との間に圧縮バ
ネ39を介装して、操作作用体34をクラツチギ
ヤ24の周面から離隔する方向(ハ反対方向)へ
附勢せしめ、前記クラツチ体25にローラ40を
回転自在に軸支41し、前記操作作用体34の先
端側の部分であつて前記操作体21の揺動範囲内
に略位置される部分に、前記ローラ40に相対転
接しうる円弧状の操作作用面34aを形成してあ
る。
操作機構28は以上のように構成されていて、
操作レバー31を操作しない常態(第1図実線状
態)においては、操作作用体34が操作ワイヤ3
2及び圧縮バネ39によりクラツチ切り操作位置
(第4図位置)に附勢保持せしめられており、こ
の状態では、操作作用体34の操作作用面34a
がローラ40に略接触しており、クラツチ体25
が前記クラツチ切り位置に保持せしめられている
ようになつている。また、操作レバー31を操向
ハンドル30と共に握持して該操向ハンドル30
に近接する方向へと回動操作させる(第1図鎖
線)と、操作ワイヤ32のインナワイヤ部32a
が操作レバー31の回動量に相当する量だけ緊張
せしめられて、アウタワイヤ32bがこの緊張量
だけ相対的にハ方向に押され、したがつて操作作
用体34が圧縮バネ39に抗して前記クラツチ切
り操作位置からクラツチギヤ24の周面に近接す
る方向へ所定量変位せるクラツチ入り操作位置
(第6図位置)に変位操作され、操作作用面34
aをしてローラ40を杆状バネ27に抗してクラ
ツチギヤ24方向へ変位せしめて、クラツチ体2
5を前記クラツチ入り位置に位置せしめるように
なされている。そして、前記操作作用面34a、
操作作用体34が前記クラツチ入り操作位置に位
置されたときにおいて、クラツチギヤ24の周面
に沿う形式つまり操作軸17の軸心を中心とする
円弧形状となるように設定されていて、クラツチ
体25をクラツチ入り位置に保持させた状態で前
記操作体21が前記非操作位置から操作位置へと
操作軸17に連動して円滑に且つ確実に変位せし
められるよう図つてある。
次に前記保持手段29は、操作作用体34がク
ラツチ入り位置に保持された状態で操作体21が
操作作用位置にもたらされたときにおいて、第7
図に示す如くローラ40に作用してクラツチ体2
5をクラツチ入り位置からクラツチ切り位置へと
変位せしめうる第1クラツチ解除カム面15a
を、操作ケース15に形成すると共に、該第1ク
ラツチ解除カム面15a上に転動変位せしめられ
たローラ40を係止して操作体21を引張りバネ
8の附勢力に抗して操作位置に保持させうる係止
作用面34bを、操作作用体34の操作作用面3
4aに連接状に形成して構成されていて、第5図
に示す如く、操作作用体34をクラツチ入り操作
位置に位置させている限り、操作位置にもたらさ
れた操作体21はそれが該位置に保持せしめられ
ているようになされており、操作作用体34をク
ラツチ切り操作位置にもたらすと、ローラ40が
前記係止作用面34bから外れて、操作体21が
引張りバネ8により自動的に非操作位置へと変位
せしめられるようになされている。なお、この実
施例においては、操作作用体34をクラツチ入り
操作位置にもたらしたときにおいてローラ40を
操作作用面34aとの間に挟持させた状態で連動
せしめうる転動作用面15bを、操作ケース15
に前記クラツチ解除カム面15aに連接させて形
成してあつて、クラツチ体25が常に一定のクラ
ツチ入り位置に保持されるよう工夫している。
また、前記操作作用体34をクラツチ切り操作
位置にもたらしたときにおいて、前記操作体21
を非操作位置に附勢保持しておくための附勢保持
手段が次のように設けられている。
すなわち、非操作位置に位置されている操作体
21に作用して、該操作体21を比較的小さな附
勢力でもつてロ方向に押圧せしめうる杆状の位置
決めバネ42を、操作ケース15に固定43して
設けてあつて、操作体21が非操作位置からさら
にロ反対方向へ変位せしめられたときにおいて、
該操作体21を直ちに非操作位置へ復帰せしめる
ようになされている。位置決めバネ42は、引張
りバネ8よりも小さな附勢力つまり操作体21を
引張りバネ8に抗してロ方向へ変位させ得ない程
度の附勢力を有するものとされており、且つその
附勢作用が、操作体21が非操作位置からロ方向
へへ若干偏寄せる位置に位置されたときにおいて
開始されるようなものとされている。
したがつて、この附勢保持手段つまり位置決め
バネ42によれば、操作体21が非操作位置から
ロ反対方向へ変位せしめた状態(例えば第8図状
態)では、操作ワイヤ10が弛み勝手となつてい
るが、このような状態となつたときにも、操作体
21を、操作ワイヤ10が緊張せしめられる状態
つまり非操作位置に位置された状態(第4図状
態)に直ちに復帰せしめた上該状態に保持させう
るものであり、且つ操作作用体34がクラツチ切
り操作位置にもたらされて操作体21が引張りバ
ネ8により操作位置から非操作位置へ急速に変位
されるときの衝撃をも吸収緩和して、操作体21
を良好に非操作位置に保持させうるのである。
さらに、車軸13つまり操作軸17を逆転させ
たときであつて前記操作作用体34をクラツチ入
り操作位置にもたらしたときにおいて、前記クラ
ツチ体25をクラツチ切り位置にもたらすための
クラツチ解除手段が設けられているのであつて、
このクラツチ解除手段は、操作ケース15に前記
転動作用面15bに連接状に形成された、前記第
1クラツチ解除カム面15aと同様の第2クラツ
チ解除カム面15cでもつて構成されている。
したがつて、このクラツチ解除手段つまり第2
クラツチ解除カム面15cによれば、バインダ1
の後退時車輪13がロ反対方向に回転せしめられ
ているときにおいて、操作作用体34をクラツチ
入り操作位置にもたらしたときには、ローラ40
が転動作用面15bから第2クラツチ解除カム面
15c上に乗り上げて、クラツチ体25がクラツ
チ切り位置に変位せしめられるから第8図に示す
如く、操作体21は、それが操作軸17に連動し
て非操作位置からロ反対方向へ若干変位せしめら
れた後、直ちに該連動変位が停止されるのであ
る。そして、第8図の位置に変位せしめられた操
作体21は、操作作用体34がクラツチ切り操作
位置にもたらされると、前記位置決めバネ42に
より非操作位置に復帰せしめられる。つまりクラ
ツチ体25が、操作作用体34をしてクラツチ入
り位置に操作されうる位置に位置されるのである
(第4図参照)。
次に作用を上記実施例について説明すると、バ
インダ1を前進させながら刈取結束作業を行つ
て、結束穀桿集収機構5により所望量の結束穀桿
Pが集収されたときにおいて、操作レバー31を
操作すると、動力式操作装置14により開閉ドア
6が開動せしめられて(第1図鎖線)、集収され
た結束穀桿Pが圃場に放出されるのであり、結束
穀桿Pが圃場に放出された後は、操作レバー31
の操作を停止することにより、開閉ドア6が閉塞
位置に復帰せしめられて、次の集収作業に備える
のである(同図実線)。
すなわち、操作レバー31を第1図に鎖線で示
す位置に回動操作すると、操作作用体34がクラ
ツチ入り操作位置にもたらされて、クラツチ体2
5がクラツチ入り位置に変位せしめられ(第6
図)、操作体21が操作軸17に連動して非操作
位置(第4図位置)から操作位置(第5図位置)
へと変位せしめられる。この間においては、ロー
ラ40が操作作用面34aと転動作用面15bと
に挟持されながら転動せしめられて振動すること
がないから、クラツチ体25は所定のクラツチ入
り位置に良好に保持されている。
操作体21が操作位置方向へ変位せしめられる
と、これに伴つて操作ワイヤ10がイ方向に引張
られて、開閉ドア6が引張りバネ8に抗して閉塞
位置から開放位置方向へ回動変位せしめられてい
き、操作体21が操作位置にもたらされると、ロ
ーラ40が転動作用面15bから第1クラツチ解
除カム面15a上に乗り上げて、クラツチ体25
がクラツチ切り位置に変位せしめられ、したがつ
て操作体21と操作軸17との連動状態が解除さ
れ(第7図)、同時にローラ40が操作作用体3
4の係止作用面34bに係止されて、操作体21
が操作位置に保持され(第5図)、したがつて開
閉ドア6が集収された結束穀桿Pを圃場に放出さ
せうる開放位置に保持されるのである。
したがつて、本考案に従つた動力式操作装置1
4によれば操作作用体34をクラツチ入り操作位
置に操作させるべく、小さな回動操作量及び回動
操作力でもつて行われる操作レバー31の操作に
よつて、大きな回動操作量及び回動操作力を必要
とする結束穀桿集収機構5の操作つまり開閉ドア
6の操作を、操作軸17つまり車軸13の動力を
利用して極めて容易に且つ楽に行いうるのであ
る。なお、操作レバー31の回動操作量を変更せ
ずとも、操作作用体34の操作作用面34aの長
さ(及び転動作用面15bの長さ)を変更するだ
けで、操作体21の揺動変位量したがつて開閉ド
ア6の開閉操作量を任意に変更せしめうること勿
論である。
さらに、操作レバー31を操作すると、直ちに
操作体21をして開閉ドア6の開動操作されるか
ら、操作レバー31の操作と開閉ドア6の操作と
の間に時間的なずれが生じず、集収された結束穀
桿Pの放出が作業者の意図した場所で正確に行わ
れうるのである。
そして、操作レバー31の操作を停止すると、
操作作用体34が圧縮バネ39によりクラツチ切
り操作位置にもたらされて、ローラ40と係止作
用面34bとの係合状態が解除されるから、操作
体21は引張りバネ8により非操作位置に復帰さ
れ、つまり開閉ドア6は閉塞位置に復帰せしめら
れて次の集収作業に備える。このとき、位置決め
バネ42の作用により、操作体21の復帰動作が
衝撃的に行われず円滑に行われて、操作ワイヤ1
0が切れたりする虞れがなく、しかも操作体21
が所定の非操作位置に確実に復帰せしめられて該
位置に保持される。
また、開閉ドア6が閉塞位置に未だ復帰されて
いないときにおいて、つまり操作体21が非操作
位置へと復帰せしめられつつあるときにおいて、
操作レバー31を操作して操作作用体34をクラ
ツチ入り操作位置にもたらすと、操作体21が再
び操作位置方向(ロ方向)へ変位せしめられ、開
閉ドア6が開動操作される。
したがつて、開閉ドア6が完全に閉じられてい
ない状態から、再び全開状態へ操作することがで
き、さらにこの操作を繰り返すことにより、開閉
ドア6を揺動させることができるから、開閉ドア
6を開動させたにも拘わらず結束穀桿Pが開閉ド
ア6に引掛つて放出されないといつたような事態
が発生したときにも開閉ドア6の揺動操作により
結束穀桿4を確実に圃場に放出させることができ
るのである。
さらに、バインダ1の後退時において車軸13
したがつて操作軸17がロ反対方向に回転せしめ
られているにも拘わらず、誤つて操作レバー31
を操作したときには、クラツチ体25がクラツチ
入り位置にもたらされて操作体21が非操作位置
方向からロ反対方向へ変位せしめられる危険があ
るが、このようなときには、ローラ40が転動作
用面15bから第2クラツチ解除カム面15c上
に乗り上げて、クラツチ体25をクラツチ切り位
置にもたらす(第8図)ので、操作体21が必要
以上にロ反対方向に変位せしめられて操作ワイヤ
10が切れたりする虞れがなく、操作レバー31
の操作を停止して操作作用体34がクラツチ切り
操作位置にもたらされると、操作体21はそれが
位置決めバネ42により所定の非操作位置に復帰
保持され、つまりクラツチ体25が操作作用体3
4に直ちにクラツチ入り位置に操作されうる位置
(第4図位置)に位置されるのである。
また、結束穀桿集収機構5をバインダ1に設け
ておく必要がない場合等にあつて、動力式操作装
置14の脱着は、つまり操作ケース15の車軸1
3への脱着は貫通ピン20の脱着等によつて極め
て容易に行いうること勿論であり、上記実施例の
如く、操作ケース15を車軸12の側面部に存在
する空間部に収納させておくと、操作ケース15
が機体から大きく食み出してバインダ1の作業を
妨げる虞れがなく、しかも単輪形式のバインダ等
にあつては、動力式操作装置14を内蔵せる操作
ケース15の荷重によつて機体の左右バランスが
安定する。
なお、動力式操作装置14の構成は、上記実施
例に限定されるものではないのであつて、例えば
他の実施例として、第9〜11図に示す如く構成
することも可能であり、上記実施例と同様の効果
を奏しうるのである。
すなわち、操作ケース15′に操作軸17′と平
行する支軸45を回転自在に支持46,47さ
せ、該支軸45の操作ケース15′から突出させ
た端部に操作体21′の基端部を固着し、該操作
体21′の先端部に開閉ドア6に連結された操作
ワイヤ10を連結し、操作軸17′に伝動ギヤ4
8を遊嵌し、支軸45に該伝動ギヤ48に噛合さ
せた扇状の操作ギヤ49を固着して、伝動ギヤ4
8がロ方向に回転せしめられると、操作ギヤ49
をして操作体21′を開閉ドア6を前記閉塞位置
にもたらす非操作位置(第10図位置)から開閉
ドア6を前記開放位置にもたらす操作装置第11
図位置)へと回動変位せしめうるようになされて
いる。
また、操作軸17′に、伝動ギヤ48の側面部
に形成せる被係合部48aに係脱自在な係合体5
0を、前記被係合体48aに係合しうるクラツチ
入り位置(第9図鎖線位置)と係合し得ないクラ
ツチ切り位置(同図実線位置)とに亘つて軸線方
向移動自在にスプライン嵌合させ、伝動ギヤ48
と係合体50との間に圧縮バネ51を嵌挿して、
係合体50を常時は前記クラツチ切り位置に附勢
保持せしめ、係合体50を、適宜の操作手段(図
示せず)を介して操作レバー31に連動連結し
て、該操作レバー31を操作することにより前記
クラツチ入り位置に操作するように構成されてい
る。
したがつて、バインダ1の前進時において操作
レバー31を操作して係合体50をクラツチ入り
位置にもたらすと、伝動ギヤ48が操作軸17′
と共にロ方向へ回転せしめられ、操作ギヤ49を
介して操作体21′が非操作位置から操作位置へ
と変位せしめられ、開閉ドア6は開動操作され
る。操作体21′が操作位置にもたらされたとき
には、操作ギヤ49のギヤ終端49aのみが伝動
ギヤに48に噛合された状態(第11図状態)に
あつて、操作体21′をそれ以上ロ方向に変位せ
しめることなく操作位置に保持せしめ、開閉ドア
6が開放位置に保持される。操作レバー31の操
作を停止すると、係合体50が圧縮バネ51によ
りクラツチ切り位置にもたらされて、伝動ギヤ4
8は操作軸17′回りで回転自在な状態とされる
から、操作体21′は開閉ドア6を閉塞位置方向
へ附勢する引張りバネ8でもつて非操作位置へと
変位せしめられ、開閉ドア6は閉塞位置に復帰せ
しめられる。
また、バインダ1の後退時において、操作レバ
ー31を誤つて操作して係合体50がクラツチ入
り位置にもたらされたときにも、操作ギヤ49が
ロ反対方向へ回転する伝動ギヤ48に噛合される
ことなく逃げ勝手状態となつているから、操作体
21′が非操作位置からそれ以上ロ反対方向へ不
測に変位せしめられる虞れもない。そして、操作
ケース15′と操作ギヤ49との間には、前記実
施例において位置決めバネ42と同様の作用を行
う位置決めバネ42′が介装されていて、操作ギ
ヤ49をそのギヤ始端49bのみが伝動ギヤ48
に噛合しうる所定位置(第10図位置)に保持さ
せるように図つてある。
上記実施例においては、前記実施例と異なつ
て、操作体21′の揺動支点位置が車軸13の軸
線位置と一致しておらず、またクラツチ機構23
が、伝動ギヤ48操作ギヤ49及び係合体50で
もつて構成されており、さらに保持手段29及び
クラツチ解除手段が、操作ギヤ49を完全ギヤと
せず一部ギヤの扇状として、そのギヤ終端49a
及びギヤ始端49bと伝動ギヤ48とのギヤ連動
不能な噛合作用を利用して構成されているが、そ
の作用効果は前記実施例と同様に奏せられること
勿論であり、特に上記実施例の動力式操作装置1
4を前記した結束穀桿集収機構5の操作をすべく
用いたときにおいて、保持手段29を上記の如く
構成していることから、結束穀桿の放出作用上次
のような利点を有する。
すなわち操作体21′が保持手段29によつて
操作位置に保持されているときにおいては、操作
ギヤ49のギヤ終端49aが伝動ギヤ48の回転
に伴つて振動しながら噛合されている状態にあ
り、したがつて操作体21′つまり開閉ドア6が
開放位置において若干巾で揺動せしめられること
になるから、結束穀桿4が開閉ドア6に引掛つた
りすることなく、開閉ドア6が開動されると直ち
に圃場に放出されるといつた利点がある。
操作機構28は、大きな操作量及び操作力を必
要としないクラツチ機構23を操作するためのも
のであるから、電気的なものに構成することが可
能であり、このような場合には、その人為的な操
作部を、前記実施例の如き操作レバー31とする
ことなく、操作力極めて小なる押ボタンのような
ものとしておくことができて、有利である。
本考案の動力式結束穀桿集収機構操作装置は、
バインダ等における結束穀桿集収機構の操作を、
バインダ等の車軸の正転動力を利用して行い、人
為的な操作としては大きな操作量及び操作力を必
要としないクラツチ機構の入り切り操作だけで足
りるよう構成されたものであるから、結束穀桿集
収機構の操作が如何に大きな操作量及び操作力を
必要とするものであつても、これを極めて容易に
且つ楽に行いうるものであつて、その実用的価値
極めて大なるものである。
さらに本考案は、附勢保持及びクラツチ解除手
段でもつて、前記車軸が逆転されているときに
は、操作機構を誤操しても操作体が作動されない
ように工夫されたものであるから、正逆転する車
軸等を利用することができ、したがつてその利用
範囲が限定されないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る動力式結束穀桿集収機構
操作装置を装置せるバインダを示す側面図、第2
図は同じく要部を取出して示す平面図、第3図は
同要部を縦断面図(断面は第4図の−線に沿
う)、第4・5図は夫々第3図の−線断面
図、第6〜8図は夫々第3図の−線断面図、
第9図は他の実施例を示す要部の縦断面図(断面
第10図の−線に沿う)、第10・11図は
夫々第9図の−線断面図である。 5……結束穀桿集収機構、8……引張りバネ、
10……操作ワイヤ、13……車軸、14……動
力式操作装置、21,21′……操作体、23…
…クラツチ機構、28……操作機構、29……保
持手段、42,42′……位置決めバネ、49…
…操作ギヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 結束穀稈集収機構5に操作ワイヤ10を介して
    連結された操作体21を、前記結束穀稈集収機構
    5を操作状態にもたらす操作位置と非操作状態に
    もたらす非操作位置とに亘つて揺動変位自在に設
    けると共に、引張りバネ8を介して前記非操作位
    置方向へ附勢せしめ、前記操作体21と常時回転
    する車軸13との間に、クラツチ入り状態では前
    記操作体21が正転するときの車軸13に連動さ
    れて前記操作位置方向へ変位可能とされ且つクラ
    ツチ切り状態では前記操作体21が前記車軸13
    に無関係に揺動自在とされるよう構成されたクラ
    ツチ機構23を介装し、該クラツチ機構23を前
    記クラツチ入り状態にもたらすクラツチ入り操作
    状態とクラツチ切り状態にもたらすクラツチ切り
    操作状態とに亘つて操作自在な操作機構28を設
    け、該操作機構28を前記クラツチ入り操作状態
    にもたらしたときにおいてのみ、前記操作体21
    を前記操作位置に保持させておく保持手段29を
    設け、さらに前記操作機構28が前記クラツチ切
    り操作状態にあつて前記クラツチ機構23が前記
    クラツチ切り状態にもたらされているときにおい
    て、前記操作体21を前記非操作位置に附勢保持
    しておく位置決めバネ42を設けると共に、前記
    車軸13を逆転させた状態で前記操作機構28を
    前記クラツチ入り操作状態にもたらしたときにお
    いて、前記クラツチ機構23を前記クラツチ切り
    状態にもたらす操作ギヤ49を設けてあることを
    特徴としてなるバインダにおける動力式結束穀稈
    集収機構操作装置。
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