JPS6277040A - 絶縁線輪の製造方法 - Google Patents

絶縁線輪の製造方法

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JPS6277040A
JPS6277040A JP21463885A JP21463885A JPS6277040A JP S6277040 A JPS6277040 A JP S6277040A JP 21463885 A JP21463885 A JP 21463885A JP 21463885 A JP21463885 A JP 21463885A JP S6277040 A JPS6277040 A JP S6277040A
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corona
resistance
shield layer
corona shield
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Application number
JP21463885A
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English (en)
Inventor
Shigehito Ishii
重仁 石井
Yuzo Hagiwara
萩原 雄三
Yoshiharu Sano
佐野 善春
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は高電圧回転電機の良好なコロナ防止が図られ且
つコロナシールド特性のバラツキを少なくした絶縁線輪
の製造方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近年水車発電機やタービン発電機は超大容量化の傾向に
あり、水車発電機では250MVA以上、タービン発電
機では500MVA以上となり、これに伴い定格電圧も
13.2kV以上となり25kVも採用され且つ小形化
の傾向にある。
また上記の如くの高電圧回転電機の絶縁線輪は対地絶縁
層内のコロナ放電を防止するため、その絶縁層はできる
かぎり空隙(ボイド)のない絶縁層とする努力によって
と、絶縁材料の性能向上によって昭和30年代に比較し
てその厚さが近年は273程度となった。しかも小形化
の傾向で絶縁線輪における線輸鉄化外有効長さも昭和3
0年代に比較して、近年は374程度のものが製造され
、従って高抵抗コロナシールドは良好且つより厳しさを
要求されできた。
一般にJES、 ASME等の規格では回転電機の絶縁
巻線の耐圧試験電圧を定格電圧X 2 + 3000V
又は定格電圧x 2 + 100OVとしているが近時
に至っては、それを上まわる定格電圧×2.5という過
酷な試験の要求も出て来た。しかも絶縁線輪単体の耐電
圧値は鉄心スロットへ絶縁線輪を収納する際の工作落を
見込んで品質管理上では定格電圧×3又は定格電圧×4
という耐電圧試験を実施している。
上記耐圧試験を満足する絶縁線輪の最大の課題は、鉄心
端或いは鉄心を模擬して絶縁線輪に巻付けた錫箔端から
外部に延出した線輪端部の沿面コロナを抑制するための
高抵抗コロナシールド層が完全であるか否かであり、ま
た#!輪を鉄心スロット収納後の全巻線絶縁線輪鉄心端
部から外部に延出した線輪部のどこからも沿面コロナを
完全に抑制し得ることである。
従来定格電圧13.2kV以上の回転電機の絶縁線輪と
して第4図のように構成されたものがある。即ち固定子
鉄心1のスロットlaに絶縁線@2が納められている。
この絶縁線輪2は導体素線線輪3に絶縁層4が設けられ
スロットla内に収納される部分と、鉄心1の端部から
少し延出した部分までとに、スロットコロナ防止用低抵
抗コロナシールド層5が設け゛られると共に、それより
先の部分には低抵抗コロナシールド層5に連接して線輪
エンドコロナ防止用の高抵抗コロナシールド層6が設け
られる。
上記高抵抗コロナシールド層6はこれが電圧非線形抵抗
特性を有するシリコーンカーバイド塗料を絶縁基材に塗
布したテープ(以下SiCコロナ防止テープと称する)
の巻回で構成される場合には、その巻付は長さ約200
 mmとして定格電圧15.4kVの絶縁線輪が出来上
がる。この絶縁線輪の単体耐圧試験の印加電圧は46.
2kV又は61.6kVテあるが38kV近傍になると
沿面コロナが発生することがある。
上記沿面コロナの発生は絶縁線輪に樹脂を含浸する際含
浸樹脂によってSiCコロナ防止テープ巻回層の接着ワ
ニスと炭化ケイ素間に浸漬することによって接着ワニス
が侵され抵抗特性値が変化して規定の特性範囲を超えて
コロナシールド効果が低減してしまうためである。これ
と含浸された絶縁層の樹脂が加圧加熱硬化時に鉄心端近
傍の高抵抗コロナシールド層6に浸入し、上記と合せコ
ロナシールド効果を半減させるためである。これを防止
するため上記SiCコロナ防止テープを含浸絶縁層の加
圧加熱硬化後に行うことが4えられる。
この場合上記SiCコロナ防止テープの巻付長さは20
0 mmとし絶縁線輪2の直線部2aから曲線部2bへ
移行する曲り部2cを越えることになり、またこのSi
Cコロナ防止テープへ塗布する炭素ケイ素と接着ワニス
をなるべく可撓性を有したものを用いたとしても、含浸
絶縁層の表面部には微小な突起が生じており、しかも絶
縁層は固く硬化しているので、特に曲り部2cの絶縁層
とSiCコロナ防止テープとは互に密着しない。従って
印加電圧40kV近傍の高電圧になると、上記密着しな
い部分から沿面可視コロナが生じる場合がある。また製
作工程が二重となるので価格的に不利となる。
〔発明の目的〕
本発明は含浸絶縁層とする絶縁線輪で定格電圧が1]、
、OkV以上でも良好なコロナシールド層を有する絶縁
線輪の製造方法を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明においては鉄心スロットに収納される直線部と鉄
心外にて直線部から曲線部に移行する曲り部とを有し、
絶縁被覆を有する複数の素線を束ねた導体上に少量の接
着剤を含んだいわゆるドライマイカテープを巻回した絶
縁層を設け、この上に鉄心内と若干外部に突出した部分
に低抵抗コロナシールド層を設け、これに連設して鉄心
外直線部における長さ10〜1.50nnの上記絶縁層
上に芳香族ポリアミド系半導電性繊維からなる高密度半
導電性薄葉シートを巻回して半導電層を設け、この半導
電層上に若干重ねて線輪端方向に鉄心から約15〜l 
20 urnの距離を離して、アクリル変性ポリブタジ
ェンを必須成分として電圧非線形抵抗特性を有したシリ
コーンカーバイド塗料を絶縁基材に塗布した高抵抗コロ
ナシールド材を所定の長さに巻回後、エポキシ樹脂と酸
無水物を必須成分としだ含浸樹脂を含浸し、加熱するこ
とにより上記絶縁層を硬化させるとともに高抵抗コロナ
シールド層を形成し、その上にスロット内部と若干半導
電層の上に渡って保護巻をし、その保護巻の上と若干半
導電層の上に延出して塗布低抵抗コロナシールド層を形
成する工程としたものである。
上記半導電層は高密度半導電性薄葉シートを用いている
ので、上記絶縁層に含浸する樹脂によって加圧含浸時お
よび加圧加熱時に侵されず、また半導電層表面に微量し
か付着しないので上記低抵抗コロナシールド層を設ける
ことによって表面電位分布を緩やかに上昇させるように
してコロナシールド作用を良好にする。且つ上記SiC
コロナ防止テープ巻回層のシリコーンカーバイド塗料は
上記の組成比としたことにより上記絶縁層に含浸する樹
脂によって加圧含浸時および加圧加熱時に侵されること
による絶縁抵抗特性値の変化もないことにより、表面電
位分布を緩やかに上昇させてコロナシールド作用が良好
となる。しかも上記半導体層および上記高抵抗コロナシ
ールド層と上記絶縁層とが微小な隙間もなく一体となる
ことにより。
コロナシールド層が良好となり長年月回転電機の運転に
耐える絶縁線輪としたことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
実施例1 以下本発明に係る絶縁線輪の第1の実施例についてその
製造の順序に従って第1図を参照して説明する。
本発明においてのマイカテープ接着剤はエポキシ樹脂と
硬化触媒としてアルミニウム化合物と硬化促進剤として
ヒドロキシル基シラン化合物を含む樹脂組成物を接着剤
として含有するマイカテープをまず製造する。マイカテ
ープ接着剤の組成物エポキシ樹脂としてビスフェノール
A形エポキシ樹脂エピコート828(商品名シェル化学
社)7〜50重量%、エピコート1001(商品名シェ
ル化学社)90〜47重量%、アルミニウムトリエチル
アセ1〜アセテート2.5〜0.5重量%、5H601
,8(シロキサン化金物商品名東しシリコーン社)0.
5〜2.5重量%の無溶剤樹脂組成物を調製した。かく
して得た樹脂組成物を必要に応じ、トルエン、メチルエ
チルケトン、キシレンなどの溶剤で稀釈した後ガラスク
ロス、カプトンフィルム(商品名デュポン社)などを裏
打材としたマイカシートに重量にて20%以下浸透させ
、加熱乾燥を施してマイカシートを製造して、これを切
断しマイカテープを得る。
上記のマイカテープを線輪導体3に所定の回数巻回して
絶縁層4を形成する。次に鉄心スロット内および鉄心外
20n+mまで低抵抗コロナシールド層5を従来一般の
方法で形成する。次に表面固有抵抗5.OX 102〜
7.0X103(Ω)、体積固有抵抗4.5×104−
9.OX 10’ (Ωan)になるように芳香族ポリ
アミド繊維と半導電性カーボン繊維とをからませ不繊布
シートを製造する。上記不繊布シートを0.75〜0.
80g/cdの高密度半導電性シートとし、60nwn
幅に切断する。
次いで絶縁層上の鉄心端想定線(A)から20nn雛し
た位置に前記低抵抗コロナシールド層5に連接して上記
半導電性シートを袋巻1回を施こし、次に鉄心想定線(
A)から30並離した位置、即ち半導電層7の上から後
述で製造するSiCコロナ防止テープを200mm巻回
して高抵抗コロナシールド層6を形成する。上記のSi
Cコロナ防止テープを製造するシリコーンカーバイド塗
料(SiC塗料と以下称す)40〜30重量%と四三酸
化鉄30〜40重量%を混合して5iC(シリコーンカ
ーバイト)をまず製作する。これに変性ポリブタジェン
樹脂25〜10重量%と沈降防止剤5〜20重量%を混
合してSiC塗料とし、SiCコロナ防止テープに調整
後、上記半導電層上に巻回する。
本発明のSiC塗料の主組成分として用いる炭化ケイ素
は5800 (JISで定める粒度18 μm〜22 
μm)で絶縁特性から比抵抗250V/mm±50V/
1mlの範囲から選ぶ。次いで四三酸化鉄をSiCの一
組成分とした理由は、高抵抗コロナシールド層の絶縁抵
抗特性を良好なコロナシールド領域にするために用いた
ものである。次に炭化ケイ素と四三酸化鉄を混合したS
iC組成分の接着剤として変性ポリブタジェンとしたの
は、エポキシ樹脂と酸無水物で製造される液状含浸樹脂
で膨潤したり、侵されない接着性樹脂としたものであり
、且つ絶縁線輪が150”C以上での加熱硬化において
も熱劣化を生じない樹脂としてアクリル変性ポリブタジ
ェン樹脂TE2000(商品名日本ソーダ社)を選んだ
。次いで折角混合した樹脂組成物も比重が異なるので長
時間放置すると分解沈殿するので沈降防止剤として耐熱
性の良好な# 6900−20X (商品名楠本化学社
)とした。
カくシて得たSiC組成物を必要に応じメチルエチルケ
トン、トルエンなどの溶剤で稀釈した後ガラスクロステ
ープ、ポリエステルクロステープなどを基材として基材
に対して250〜400重量%浸透させ加熱乾燥を施し
SiCコロナ防止テープを製造した。
次に液状含浸樹脂としてはビスフェノールA型エポキシ
樹脂エピコート807(商品名シェル社)、ビスフェノ
ールF型エポキシエピクロン830(商品名犬日本イン
キ社)、脂環式エポキシ樹脂のチッソノックス221(
商品名チッソ社)のうち一つを選ぶ。選んだエポキシ樹
脂60〜30重量%と反応稀釈剤としてブチルグリシシ
ールエーテル5〜15重量%のエポキシ樹脂と酸無水硬
化剤としてHN2200(商品名日本化成社)またはエ
ピクロン8570 (商品名犬日本インキ社)のうち一
つを選ぶ。選んだ硬化剤を35〜55重量%とじた組成
にし、無溶剤樹脂組成物を調整した。次ぎに線輪の変形
防止のため線輪固定型に上記で得た絶縁線輪を置き固定
型ごと真空含浸タンク内に入れ15〜70’Cの温度に
て3mmHgυ下で5〜10時間減圧した。減圧下で上
記液状含浸樹脂を送込み7 kg/cdで10〜12時
間加圧した。しかる後この手製絶縁線輪を真空含浸タン
クから取出しこの半製線輸直線部の鉄心スロット収納部
は締金を当てスプリング圧力を加えながらオーブンに入
れ150〜180”Cの温度にて15〜20時間加熱硬
化した。
こうして得られた手製絶縁線輪の絶縁層4の上にスロッ
ト内となる部分から鉄心端想定線(A)外25mnにわ
たって、その絶縁M4の保護と、これから塗布するスロ
ットコロナ防止用低抵抗塗料の抵抗値の安定のためにガ
ラステープ(テトロンテープやポリイミドテープでも良
く、耐熱性用途に応じて選定できる)を巻回し保護テー
プ層8を形成する。更にその次にこの保護テープ層8の
上と若干半導電層7の上に延出してスロツ(−コロナ防
止用低抵抗コロナシールド塗料を塗布して塗布低抵抗コ
ロナシールド層10を形成する。
次に作用について説明する。こうして得られた絶縁線輪
の半導電層7は減圧加圧含浸時および加圧加熱時に含浸
樹脂に侵されず芳香族ポリイミド半導電性繊維は、高密
度半導電性シートであるので上記含浸樹脂の浸み込みが
微量で半導電層7の表面抵抗値は8X103〜4X10
’(Ω)と表面電位分布は緩やかに上昇できる絶縁抵抗
特性でSiCコロナ防止テープからなる高抵抗コロナシ
ールド層6より低抵抗の半導電層が形成できる。且つ耐
熱性の良好な芳香族ポリイミド系材料を使用しているた
め絶縁層の加圧加熱硬化時の温度の影響による絶縁抵抗
の変化がなく、よって期待される絶縁抵抗値が維持され
る。
ここで半導電性薄葉シートの密度を0.25〜1.00
Cg/ci)としたのは密度が0.25(g/aA)以
下では減圧加圧時および加圧加熱時に含浸樹脂の浸み込
み量が多くなり期待される絶縁抵抗値を維持できずまた
1、00(g/cnf)以上では半導電性薄葉シートが
固くなり、絶縁層に密着せず微量な空隙となるためであ
る。
次に半導電性薄葉シートの表面絶縁抵抗を5×106(
Ω)以下としたのは5X10’(Ω)以上では表面電位
分布が直線に近い緩やかな分布とならず半導電層で急激
に上昇するので低抵抗コロナシールド層としての役目は
半減以下となるためである。
次にSiC塗料の必須接着剤成分としてアクリル変性ポ
リブタジェンを選んだのは高抵抗コロナシールドに用い
たSiC塗料が減圧加圧時および加圧加熱時に含浸樹脂
によって膨潤したり侵されたりすると電圧非線形抵抗特
性が変化する。これを防止するために用いた接着剤であ
る。またSiC塗料が膨潤し、含浸樹脂中に流れ出し、
混合してしまうと再度含浸樹脂を使用できず、また含浸
絶縁層内にSiC塗料が絶縁層内に浸み込むと、硬化後
良好な絶縁層を維持しえず絶縁耐力は低下するためであ
る。更に絶縁層の加圧加熱は150℃〜180℃で10
時間以上行うので耐熱性のある接着剤でなければ長年月
運転せずに高抵抗コロナシールド層は経年劣化しコロナ
シールド層の役目を半減させるので耐熱性の良好なアク
リル変性ポリブタジェンを選んだ。
次にSiC塗料の組成比で炭化ケイ素を55〜30重量
%とじたのは55重量%以上では組成分の少量の差で絶
縁抵抗値が急激に変化し期待される絶縁抵抗値を維持す
ることは困難で、且つ、絶縁表面との接着力が低下して
密着が不十分で、高抵抗コロナシールド層と絶縁層間に
空隙を生じる箇所が出来てしまうためである。また30
重量%以下では炭化ケイ素固有の特性である電圧非線形
抵抗特性を高抵抗コロナシールド層全体で有しないこと
となり、有しない部分より部分放電を生じてしまう。
次ぎに四三酸化鉄を25〜40重量%とじたのは25重
量%以下では高抵抗コロナシールド層としての抵抗値を
維持するのが困難なためである。40重量%以上ではS
iC塗料特有の電圧非線形抵抗特性が半減するためであ
る。
次にアクリル変性ポリブタジェンを25〜10重量%と
じたのは25重量%以上ではSiC塗料および高抵抗コ
ロナシールド層の絶縁抵抗値が高抵抗となり直線的な電
位分布とならず、鉄心端近傍の高抵抗コロナシールド層
端から急激に電位が上昇し、部分放電を生じてしまうた
めである。また10重量%以下では接着剤としての役目
をはださず上記で述へたSiC塗料接着剤必須成分とし
た事項と同じ欠陥を生じてしまうためである。
次に沈降防止剤を5〜20重量%としたのは5重量%以
下では上記のSiC接着剤が保管中分離してSiC塗料
としての役目をはたさないためである。20重量%以上
では高抵抗コロナシールド層としての絶縁抵抗値を有し
ないためである。半導電層7を鉄心端から10mm以上
離したのは低抵抗コロナシールド層5に連接するためで
あり、150m以下にしたのは高抵抗コロナシールド層
6に1部分重ねるためである。
このようにして得られたSiC塗料を塗布したテープの
表面絶縁抵抗値をI×105〜2X10g(Ω)の範囲
としたのは2×109(Ω)以上では高抵抗コロナシー
ルド層とした時の表面電位分布が緩やかな分布とならず
鉄心端近傍の高抵抗コロナシールド層から急激に上昇す
るので高抵抗コロナシールド層としての役目が半減する
ためである。また1×10’(Ω)以下では表面電位分
布が非常に緩やかな分布となる。従って高抵抗コロナシ
ールドの長さくQ)を長くする必要があり、長くしたと
しても高抵抗コロナシールド層端部9で表面電位分布が
急激に上昇する。いいかえれば低抵抗コロナ防止塗料の
延長効果と同等となり線輪鉄心外長さQの短い線輪では
よりよいコロナシールド層とならず沿面可視コロナが発
生するためである。
次に鉄心端から30mm離してSiCテープを巻回した
のは鉄心端近傍の高抵抗コロナシールド層の抵抗値が高
くなり過ぎてしまいコロナシールド層6の役目が半減し
てしまうのを防止するためである。
これは最小15n+n+位まで許容でき、最大100I
IInを越えると線輪の曲り部(2C)がSiCテープ
巻始めとなり、作業性が困難で絶縁層と密着しにくくな
る。
且つ抵抗値の低い範囲が長過ぎてしまい、線輪鉄心外長
さQの短かい線幅での沿面コロナの発生を防止すること
が困難となる。半導電層7を鉄心端から1.Omm以上
離したのは低抵抗コロナシールド層5に連接するためで
あり、150m以下にしたのは高抵抗コロナシールド層
6に1部分重ねるためである。
第3図は各種絶縁線輪を鉄心スロット内に収納する部分
に錫箔を巻回しアースとして線輪導体とアース間に50
 Hzの交流電圧の26kVを印加したときの錫箔端か
ら前方の絶縁線輪側の各長さ位置に対する絶縁線輪表面
電位を百分率で示した曲線図である。
曲線Aは半導電層7を除いた他は本実施例と同じ製造方
法で従来のSiCテープ方式の高抵抗コロナシールド層
の長さ200 wlの絶縁線輪の場合であり、この場合
3本測定した絶縁線輪であって錫箔端から30mm近辺
において急激に表面電位が上昇してしまい可視コロナ発
生電圧は19kV〜23kVと7%い特性となっている
曲線Bは線輪絶縁層に液状欄脂含浸加熱硬化後従来のS
iCテープ方式の高抵抗コロナシール1〜層の長さ20
0rrnの絶縁線輪の場合であり、この場合3本測定し
た絶縁線輪の電位分布のバラツキが太き(且つ錫箔端か
ら80nn近辺において電位が上昇する絶縁線輪もあっ
た可視コロナ発生電圧35kVの絶R線輪もあった。こ
れに対し曲線Cは本実施例の絶縁線輪の場合であり、こ
の場合には表面電位分布は直線に近く緩かに分布さ九て
おり且つ3本測定した絶縁線輪の電位分布の差は小さく
耐コロナ特性が良好になることを示しており、実際に可
視コロナを発生する電圧を測定したが’>6kV 1分
間耐圧においても可視コロナは発生しなかった。
本実施例による絶縁線@120本をタービン発電機の固
定子鉄心に収納する前に51kVの耐圧試験を実施した
ところ、沿面可視コロナの発生は見られず全数合格した
ことを確認した。且つ120本の絶縁線輪を固定子鉄心
に収納後38kVの耐圧試験を実施したところ、沿面可
視コロナの発生が見られないことを確認した。
曲線りは後述する第2の実施例の場合のものである。こ
の第2の実施例の絶縁線輪は定格電圧20kV以上に適
切なもので固定子鉄心に収納する前に60kVの耐圧試
験を実施したが沿面可視コロナの発生は見られなかった
。且つ120本の線輪をタービン発電機固定子鉄心に収
納し線輪端部および線輪相互間を厳重に固定して線輪導
体と鉄心間に50Hzの交流電圧52kV印加する耐圧
試験を行ったが巻線線輪全体のどの部分にも沿面可視コ
ロナは発生しなかった。即ち定格電圧24kVの固定子
巻線線輪として合格したことを確認した。
実施例2 次に本発明の第2の実施例についてその製造順序に従っ
て説明する。
第1実施例のマイカテープを線輪導体に定格電圧24k
Vで長年月耐えるだけ巻回し絶縁層を形成する。次ぎに
実施例1で得た芳香族ポリイミド系高密度半導電性シー
トを85MLI幅に切断し、次いで前述の線輪絶縁層上
に鉄心端想定線Aから35tnn離した位置から前述の
半導電性シートを袋巻1回の半導電層7を形成する。次
に45an離した位置即ち半導電層7の上から後述のS
ICコロナ防止テープを210+nm巻回して第1高抵
抗コロナシールド層(6a)を形成する。
次に鉄心端想定線(A)から45an離れた位置即ち第
1高抵抗シールド層6aの上に第1高抵抗コロナシール
ド層より90on短かい位置までSiCコロナ防止テー
プを巻回し第2の高抵抗コロナシールド層6bを形成す
る。
次いでこの手製絶縁4!翰を第1の実施例と同様な、方
法で絶縁層に液状樹脂を含浸し加熱硬化させる。次に硬
化した絶縁層の上にスロット内に収納させる部分から鉄
心端想定線(A)外45Iff11にわたり絶縁層の保
護とこれから塗布するスロットコロナ防止用低抵抗塗料
の抵抗値安定のためガラステープを巻回して保護テープ
層8を形成する。次にこの保護テープ層8とこれに連接
する半導電層7の1部の上にスロットコロナ防止用の低
抵抗コロナ防止塗料を塗布し、塗布低抵抗コロナシール
ド層10を形成する。
次に前述のSiCコロナ防止テープとしては組成比で炭
化ケイ素45重量%、四三酸化鉄30重量%を混合して
SiCを製造する。製造したSiCにアクリル変性ポリ
ブタジェン樹脂TE2000.18重量%と沈降防止剤
#6900−20X 7重量%を攪拌混合しSiC塗料
を得る。かくして得たSiC塗料組成分をメチルエチル
ケトンに稀釈後ガラスクロステープを基材として、ガラ
ス基材に対して350重量%浸透させ、加熱乾燥を施こ
しSiCコロナ防止テープを製造する。このようにして
製造したSiCコロナ防止テープの表面抵抗値は2×1
09〜1×105(Ω)の範囲であった。
次に上記第2の実施例の作用について説明する。
第2の実施例によれば第3図の曲線りを参照して前述し
たようになる。即ちほぼ直線的に電位分布し、且つ、3
本測定した絶縁線輪の電位分布の差は微量であった。ま
た120本の線輪をタービン発′な機固定子鉄心に収納
し線輪端部および線輪相互間を厳重に固定して線輪導体
と鉄心間に501Lzの交流電圧52kVを印加する耐
圧試験を行ったが、巻線線輪全体のどの部分にも沿面可
視コロナは発生しなかった。即ち定格電圧24kVの固
定子巻線、線画として合格したことを確認した。尚本発
明は上記し且つ図面に示した実施例のみに限定されるも
のでなく、その要旨を変更しない範囲で種々変形して実
施できることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、定格電圧が1.
lkν以上でも良好なコロナシールド層を有する絶縁線
輪の製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る絶縁線〜の第1の実施例を示す要
部断面図、第2図は第2の実施例を示す要部断面図、第
3図は第1および第2の実施例の作用を説明するもので
あって各種絶縁線輪の端部の表面電位分布を示す曲線図
、第4図は従来の絶縁線輪を示す要部断面図である。 1・・鉄心、1a・・スロット、2・・・絶縁線輪、2
a・・直線部、2b・・曲線部、2C・・・曲り部、3
・・・線輪導体、4 絶縁層、5・・・スロットコロナ
防止用低抵抗コロナシールド層、 6・・高抵抗コロナシールド層、7・・・半導電層、8
・・保護テープ層、9・・高抵抗コロナシールド層端部
、10・・塗布低抵抗コロナシールド層、A・・鉄心端
想定線。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄心スロットに収納される直線部と鉄心外にて直
    線部から曲線部に移行する曲り部とを有し、絶縁被覆を
    有する複数の素線を束ねた導体上に少量の接着剤を含ん
    だいわゆるドライマイカテープを巻回した絶縁層を設け
    、この上に鉄心内と若干外部に突出した部分に低抵抗コ
    ロナシールド層を設け、これに連設して鉄心外直線部に
    おける長さ10〜150mmの上記絶縁層上に芳香族ポ
    リアミド系半導電性繊維からなる高密度半導電性薄葉シ
    ートを巻回して半導電層を設け、この半導電層上に若干
    重ねて線輪端方向に鉄心から約15〜120mmの距離
    を離して、アクリル変性ポリブタジエンを必須成分とし
    て電圧非線形抵抗特性を有したシリコーンカーバイド塗
    料を絶縁基材に塗布した高抵抗コロナシールド材を所定
    の長さに巻回後、エポキシ樹脂と酸無水物を必須成分と
    した含浸樹脂を含浸し、加熱することにより上記絶縁層
    を硬化させるとともに高抵抗コロナシールド層を形成し
    、その上にスロット内部と若干半導電層の上に渡って保
    護巻をし、その保護巻の上と若干半導電層の上に延出し
    て塗布抵抗コロナシールド層を形成することを特徴とし
    た絶縁線輪の製造方法。
  2. (2)シリコーンカーバイド塗料の組成比は炭化ケイ素
    55〜30重量%、四三酸化鉄25〜40重量%、アク
    リル変性ポリブタジエン25〜10重量%、沈降防止剤
    5〜20重量%としたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の絶縁線輪の製造方法。
  3. (3)シリコーンカーバイド塗料を塗布したテープの表
    面固有抵抗は1×10^5〜2×10^9(Ω)の範囲
    のものを用いたことを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載の絶縁線輪の製造方法。
  4. (4)高密度半導電性薄葉シートとして繊維密度0.2
    5〜1.00g/cm^2で表面固有抵抗5×10^6
    Ω以下で体積固定抵抗1×10^2〜8×10^5Ωc
    mのものを用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項ないし第3項いずれかに記載の絶縁線輪の製造方法。
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