JPS627885B2 - - Google Patents
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- JPS627885B2 JPS627885B2 JP2415479A JP2415479A JPS627885B2 JP S627885 B2 JPS627885 B2 JP S627885B2 JP 2415479 A JP2415479 A JP 2415479A JP 2415479 A JP2415479 A JP 2415479A JP S627885 B2 JPS627885 B2 JP S627885B2
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- hair
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/64—Proteins; Peptides; Derivatives or degradation products thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
- A61K8/81—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
- A61K8/8141—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
- A61K8/8147—Homopolymers or copolymers of acids; Metal or ammonium salts thereof, e.g. crotonic acid, (meth)acrylic acid; Compositions of derivatives of such polymers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/06—Preparations for styling the hair, e.g. by temporary shaping or colouring
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Description
この発明は毛髪に対しすぐれたセツト性とカー
ルの持続性を付与できる毛髪処理剤組成物に関す
る。 毛髪のセツト、ウエーブセツトに使用される毛
髪処理剤は従来より多種多様なものが知られてお
り、一般的にパーマネントローシヨン剤、ウエー
ブセツトローシヨン剤、ヘアスプレー剤(毛髪固
定用剤)、の3つのタイプに分類できるが、それ
ぞれつぎに述べるように問題点を抱えている。 Γパーマネントローシヨン剤 第1の処理液と第2の処理液とに分けて使用さ
れ、前者が毛髪のケラチン分子の交又結合を破壊
し、後者がそれを新しい交又結合に変える。 従来のパーマネントローシヨン剤によれば毛髪
に比較的永つづきするウエーブ、セツト性を与え
ることができるが、上記に明らかなように毛髪の
構造を大きく変化させる欠点があり、頻繁に使用
すれば毛髪に著しい損傷を与える。 Γウエーブセツトローシヨン剤 頻繁に使用しても毛髪に損傷をもたらす恐れは
ないが、ウエーブ、セツト効果の持続時間がきわ
めて短かい欠点があり、しかもそれらの効果は高
湿環境(雨期、夏季など)下において著しく減少
する。 またウエーブ、セツトは、洗髪後の湿つた毛
髪、あるいは乾燥した毛髪にローシヨン剤を塗布
または散布し、カーラーやブラシで毛髪を自由な
型に整え、乾燥し施されるものであるが、その乾
燥処理には自然乾燥と強制乾燥とあつて、前者は
処理に時間がかかるのに対し、後者は乾燥時の熱
で毛髪が損傷を受ける問題がある。 Γヘアスプレー剤 上述したものと違つてウエーブセツトの効果は
なく、接着作用で毛髪同志を貼着固定する用途に
限定される。従来品だと、頻繁に使用するうちに
毛が粗くなり、べたつく欠点が生じる。 この発明者らは上述した従来の問題点の解消と
消費者の高度の嗜好に応えるべく、下記の性能を
全て満足するような毛髪処理剤組成物の開発研究
を重ねた。 (1) セツト性とカールの持続性において比類のな
いすぐれた効果を発揮すること。 (2) ドライヤ、ホツトカーラーなどを併用すると
き、熱による毛髪の損傷を防止すること。 (3) 毛髪の化学的構造をさほど変化させず、頻繁
に使用しても毛髪を傷めないこと。 (4) 頻繁に使用しても仕上り時、使用時ともにべ
たつかないこと。 発明者らの研究によれば、アニオン性高分子化
合物とカチオン界面活性剤をある一定比率に配合
するだけで、毛髪のカール保持性、ウエーブセツ
ト性が今までになく向上する実事を究明すること
ができたが、それと同時にこのような複合樹脂成
分のみでは、使用時のべたつきとか毛髪の熱損傷
等は防止できないことも明らかにされた。 さらに鋭意研究の結果、ポリペプタイドまたは
そのアルキルエステルを上記複合樹脂成分に特定
量配合すれば、前述した(1)〜(4)の条件全てを満た
す毛髪処理剤組成物が得られると云う、画期的な
成果を収めることができた。 すなわちこの発明の毛髪処理剤組成物は、水ま
たは含水エタノールに可溶で分子量1万〜60万の
アニオン性高分子化合物0.1〜3重量%と、カチ
オン界面活性剤0.3〜6重量%と、ポリペプタイ
ドまたはそのアルキルエステル0.05〜0.8重量%
とを必須成分として含有し、且つ上記アニオン性
高分子化合物とカチオン界面活性剤の比が1対
0.8〜5の範囲にあることを特徴とする。 以下、配合成分の詳細から順を追つてこの発明
を説明する。 Γアニオン性高分子化合物: 水またはエタノールに可溶で分子量1万〜60
万、そして下記一般式で表わされるものである。 ただし、式中、YとY′は同じでも異なつてい
てもよく、水素原子またはメチル基、ZはOH
基、−OCOCH3、−CONH2、−COOCH3、−
COOC2H5、m/nは10/0ないし3/1。 具体的に代表例を挙げると、分子量10万〜16万
のポリアクリル酸、分子量29万〜57万のポリアク
リル酸、分子量30万〜60万のポリアクリル酸、分
子量12万〜19万のポリメタクリル酸、アクリル酸
とアクリル酸アミドのモル比が3:1で分子量1
万〜2万のコポリマー、同モル比で分子量12万〜
19万のコポリマー、アクリル酸とアクリル酸エチ
ルのモル比が9:1で分子量12万〜19万のコポリ
マー、メタクリル酸とアクリル酸メチルのモル比
が3:1で分子量12万〜19万のコポリマーなどが
あり、それらは夫々単独使用はもちろん適宜に組
合せて使用することができる。前記の条件を外れ
るようなポリマー、たとえば分子量60万を越える
ポリアクリル酸などはこの発明では効果がでな
い。アニオン性高分子化合物の分子量を1万〜60
万に限定したのは、1万未満のものではカチオン
界面活性剤と複合樹脂成分を形成したとき、毛髪
表面での造膜性が低く、好ましいカール保持性が
得られないからであり、また分子量が60万を越え
る場合は、使用時にべたつきが生じ、使用後の毛
髪の仕上り性もよくない。 この発明にとつてとくに好ましい分子量は3万
〜50万の範囲に存在している。 Γカチオン界面活性剤: つぎの一般式で表わされるものである。 ただし式中、R1、R2、R3およびR4はアルキル
基、ヒドロキシアルキル基、ポリオキシエチレン
基、ベンジル基のいずれかで、そのうち1個ない
し2個は炭素数8ないし22の長鎖アルキル基、残
りは炭素数1ないし3のアルキル基、ヒドロキシ
アルキル基、ポリオキシエチレン基、ベンジル基
のいずれかである。 またXはハロゲン原子、またはアルキル基の炭
素数が1ないし2のアルキル硫酸基を示す。 具体的に代表例を挙げるならば、アルキルトリ
メチルアンモニウムクロライド(水溶性タイ
プ)、ジアルキルジメチルアンモニウムクロライ
ド(水難溶性タイプ)、ジアルキルビス(2−ヒ
ドロキシエチル)アンモニウムクロライド、ジア
ルキルメチル(2−ヒドロキシエチル)アンモニ
ウムクロライド、アルキルジメチル(2−ヒドロ
キシエチル)アンモニウムクロライド、アルキル
ペンタエトキシ化アンモニウムクロライド、ジア
ルキルポリエトキシ化アンモニウムクロライドな
どがあり、これらは適宜に組合せて使用すること
もできる。とくに好ましいのはジアルキルエトキ
シ化アンモニウムクロライドの1種または2種以
上の使用を挙げることができる。 Γポリペプタイドまたはそのアルキルエステル: つぎの一般式で表わされるものが好ましい。 NH2(R′CHCONHCHR″)oCOOR ただし式中、Rは炭素数1〜5のアルキル基ま
たは水素原子、R′、R″はアミノ酸に見出される
種種の基であり、nは分子量が2000以下となる数
である。 具体的に代表例を挙げると、 n=1〜3、R=C2H5のもので、通常商品名
“プロモイス−A”(成和化成(株)製)と称されるも
のが使用することができる。又好ましくは分子量
が、1000以下のものである。 Γ必須配合成分の配合量、相互の配合比: アニオン性高分子化合物は0.1〜3重量%配合
することが必要である。0.1重量%未満では毛髪
処理後のカール保持性に難があり、3重量%を越
えると、毛髪処理後の仕上り性が悪くなる。 カチオン界面活性剤は0.3〜6重量%配合する
ことが必要である。これが0.3重量%未満では毛
髪処理後の仕上り性が悪く、6重量%を越える
と、毛髪処理後のカール保持性および仕上り性が
悪くなる。 ポリペプタイドまたはそのアルキルエステルは
0.05〜0.8重量%配合することが必要である。そ
れは、配合量が0.05重量%未満では使用時におけ
るべたつき、乾燥時における毛髪の熱損傷を防止
することができず、また0.8重量%を超える場合
は毛髪の仕上り性が劣化するからである。 前述した配合量の条件に加えて2つの必須成分
の相互の比率が一定条件を満足しないと、この発
明の効果を奏することはできない。すなわち、こ
の発明ではアニオン性高分子化合物/カチオン界
面活性剤の比が1/0.8〜5の範囲になければな
らない。 分母が0.8未満では使用時のべたつき、処理後
における毛髪の仕上り性、カール保持性および熱
損傷防止効果が得られない。また分母が5を越え
ると使用時のべたつき、処理後の毛髪の仕上り
性、カール保持性が劣化する。 Γその他の配合成分 前述した必須成分以外に、この発明の組成物を
毛髪処理剤として実用に供するためには、水/エ
タノール混合溶液を配合することが、一般に必要
である。この混合溶液の水/エタノール重量比は
20/80〜70/30が好ましい。20/80未満(水が少
ない)では、使用時の処理剤の乾燥性はよくなる
が毛束がまとまり難くなり、カールが付与し難く
なるし、70/30を越えると(水100%も含む)、処
理剤の乾燥性が悪くなり、処理後のセツト時間が
長びき、結果的に毛髪が熱損傷を受け易くなるの
で好ましくない。 なお、シリコーンなどの油分、香料、色素、防
腐剤、酸化防止剤などの常用成分は、この発明で
も必要に応じて配合することができる。 Γ発明の効果: この発明の毛髪処理剤は毛髪のセツト、ウエー
ブセツトに使用され、とくに整髪時においてドラ
イヤー、ホツトカーラー等を併用する場合に好適
なものである。 セツト性とカール持続性は今までになくすぐれ
た効果が得られ、頻繁に用いても使用時、仕上り
時にべたつきが生じない。毛髪の化学的構造をさ
ほど変化させず、髪を熱損傷から防ぐこともでき
る。 こうした発明の効果は、アニオン高分子化合物
とカチオン界面活性剤とポリペプタイド等からな
る樹脂組成物の皮膜が処理時に毛髪の表面に均一
に形成され、上記三成分の相剰作用が発揮される
ためと考えられる。 つぎに実施例を挙げてこの発明をさらに具体的
に説明する。 実施例で採用した試験法を先に説明すると、 Γ使用時のべたつき性 長さ25cm、重さ2gの毛束に毛髪処理剤0.5g
をデイスペンサーボトルで散布し、テスター20名
によりつぎの基準で評価を行なつた。 〇:べたつきが感じられない △: 〃 若干ある ×: 〃 かなり感じる Γカール保持性 長さ25cm、重さ2gの毛束に毛髪処理剤を0.5
g散布し、充分に櫛通しを行なつて髪全体に処理
剤を馴じませ、しかるのち毛髪をロツドに巻いて
70〜80℃の温度で1時間乾燥させた。その後、毛
髪をデシケータ中にて冷却し、カールのついた毛
束をロツドから外し、25℃、90%RHの箱内につ
るして、つぎの要領で高温度におけるカール保持
性を評価した。 箱内につるした直後の毛束の長さをカール保持
率100%とし、カールが伸びきつて元に復元した
毛束の長さ(25cm)をカール保持率0%とし、下
式に基づいてカール保持率を算出する。 ただし数値は2時間後のカール保持率とする。 カール保持率(%)=L−Lt/L−Lp×100 〔式中、Lはカールしていない元の毛束の長さ
(25cm)、Ltは2時間後の毛髪の長さ、Lpは25℃
90%RHの箱内に入れた直後の毛束の長さ〕 Γ毛髪の仕上り性 長さ25cm、重さ10gの無損傷の毛髪で毛束をつ
くり、これに毛髪処理剤1gを散布し、充分に櫛
通しを行なつて髪全体に処理剤を馴じませ、ホツ
トカーラー(東京芝浦電気社商品名ビユーテイカ
ーラー)に巻きつけ、10分処理し、乾燥後にテス
ター20名により次の評価を行なつた。 〇:ごわつきもべたつきもなくブラツシング性が
良好 △:ごわつきまたはべたつきが感じられる ×:ごわつき、べたつきともに感じられる ××:ごわつきもべたつきもあり、ブラツシング
性も不良 Γ毛髪の熱損傷防止性 前述の仕上り性と同様の条件で毛髪を処理し、
これにナイロン製ブラシで100回ブラツシングを
施し、しかるのち、処理剤散布→熱乾燥→ブラツ
シング→シヤンプ→リンス→乾燥、の工程を10回
繰り返してつぎの評価を行なつた。 (イ) 熱または熱風による毛髪表面の荒れ(パサつ
き): パサつきがなければ〇、若干パサつきを感じ
れば△、パサつきがあれば×、と評価する。 (ロ) 熱または熱風による毛髪の乾燥性(保湿性、
まとまり性): まとまり性が良ければ〇、若干まとまり性が
不良なら△、まとまり性が悪ければ×、と評価
する。 (ハ) 熱または熱風による毛髪強度の低下(枝毛、
切れ毛): 毛髪100本あたりの枝毛、切れ毛の発生本数
を測定した。 実施例 まず表1に示す配合処方に従つて6種の毛髪処
理剤を調製し、その性能を試験した。 結果は同表に示すとおりであり、No.1〜5は
必須成分のいずれかに欠けるため、発明の効果が
得られていないのに対し、No.6のみが必須成分
を全て含有するので、発明の効果が得られてい
る。
ルの持続性を付与できる毛髪処理剤組成物に関す
る。 毛髪のセツト、ウエーブセツトに使用される毛
髪処理剤は従来より多種多様なものが知られてお
り、一般的にパーマネントローシヨン剤、ウエー
ブセツトローシヨン剤、ヘアスプレー剤(毛髪固
定用剤)、の3つのタイプに分類できるが、それ
ぞれつぎに述べるように問題点を抱えている。 Γパーマネントローシヨン剤 第1の処理液と第2の処理液とに分けて使用さ
れ、前者が毛髪のケラチン分子の交又結合を破壊
し、後者がそれを新しい交又結合に変える。 従来のパーマネントローシヨン剤によれば毛髪
に比較的永つづきするウエーブ、セツト性を与え
ることができるが、上記に明らかなように毛髪の
構造を大きく変化させる欠点があり、頻繁に使用
すれば毛髪に著しい損傷を与える。 Γウエーブセツトローシヨン剤 頻繁に使用しても毛髪に損傷をもたらす恐れは
ないが、ウエーブ、セツト効果の持続時間がきわ
めて短かい欠点があり、しかもそれらの効果は高
湿環境(雨期、夏季など)下において著しく減少
する。 またウエーブ、セツトは、洗髪後の湿つた毛
髪、あるいは乾燥した毛髪にローシヨン剤を塗布
または散布し、カーラーやブラシで毛髪を自由な
型に整え、乾燥し施されるものであるが、その乾
燥処理には自然乾燥と強制乾燥とあつて、前者は
処理に時間がかかるのに対し、後者は乾燥時の熱
で毛髪が損傷を受ける問題がある。 Γヘアスプレー剤 上述したものと違つてウエーブセツトの効果は
なく、接着作用で毛髪同志を貼着固定する用途に
限定される。従来品だと、頻繁に使用するうちに
毛が粗くなり、べたつく欠点が生じる。 この発明者らは上述した従来の問題点の解消と
消費者の高度の嗜好に応えるべく、下記の性能を
全て満足するような毛髪処理剤組成物の開発研究
を重ねた。 (1) セツト性とカールの持続性において比類のな
いすぐれた効果を発揮すること。 (2) ドライヤ、ホツトカーラーなどを併用すると
き、熱による毛髪の損傷を防止すること。 (3) 毛髪の化学的構造をさほど変化させず、頻繁
に使用しても毛髪を傷めないこと。 (4) 頻繁に使用しても仕上り時、使用時ともにべ
たつかないこと。 発明者らの研究によれば、アニオン性高分子化
合物とカチオン界面活性剤をある一定比率に配合
するだけで、毛髪のカール保持性、ウエーブセツ
ト性が今までになく向上する実事を究明すること
ができたが、それと同時にこのような複合樹脂成
分のみでは、使用時のべたつきとか毛髪の熱損傷
等は防止できないことも明らかにされた。 さらに鋭意研究の結果、ポリペプタイドまたは
そのアルキルエステルを上記複合樹脂成分に特定
量配合すれば、前述した(1)〜(4)の条件全てを満た
す毛髪処理剤組成物が得られると云う、画期的な
成果を収めることができた。 すなわちこの発明の毛髪処理剤組成物は、水ま
たは含水エタノールに可溶で分子量1万〜60万の
アニオン性高分子化合物0.1〜3重量%と、カチ
オン界面活性剤0.3〜6重量%と、ポリペプタイ
ドまたはそのアルキルエステル0.05〜0.8重量%
とを必須成分として含有し、且つ上記アニオン性
高分子化合物とカチオン界面活性剤の比が1対
0.8〜5の範囲にあることを特徴とする。 以下、配合成分の詳細から順を追つてこの発明
を説明する。 Γアニオン性高分子化合物: 水またはエタノールに可溶で分子量1万〜60
万、そして下記一般式で表わされるものである。 ただし、式中、YとY′は同じでも異なつてい
てもよく、水素原子またはメチル基、ZはOH
基、−OCOCH3、−CONH2、−COOCH3、−
COOC2H5、m/nは10/0ないし3/1。 具体的に代表例を挙げると、分子量10万〜16万
のポリアクリル酸、分子量29万〜57万のポリアク
リル酸、分子量30万〜60万のポリアクリル酸、分
子量12万〜19万のポリメタクリル酸、アクリル酸
とアクリル酸アミドのモル比が3:1で分子量1
万〜2万のコポリマー、同モル比で分子量12万〜
19万のコポリマー、アクリル酸とアクリル酸エチ
ルのモル比が9:1で分子量12万〜19万のコポリ
マー、メタクリル酸とアクリル酸メチルのモル比
が3:1で分子量12万〜19万のコポリマーなどが
あり、それらは夫々単独使用はもちろん適宜に組
合せて使用することができる。前記の条件を外れ
るようなポリマー、たとえば分子量60万を越える
ポリアクリル酸などはこの発明では効果がでな
い。アニオン性高分子化合物の分子量を1万〜60
万に限定したのは、1万未満のものではカチオン
界面活性剤と複合樹脂成分を形成したとき、毛髪
表面での造膜性が低く、好ましいカール保持性が
得られないからであり、また分子量が60万を越え
る場合は、使用時にべたつきが生じ、使用後の毛
髪の仕上り性もよくない。 この発明にとつてとくに好ましい分子量は3万
〜50万の範囲に存在している。 Γカチオン界面活性剤: つぎの一般式で表わされるものである。 ただし式中、R1、R2、R3およびR4はアルキル
基、ヒドロキシアルキル基、ポリオキシエチレン
基、ベンジル基のいずれかで、そのうち1個ない
し2個は炭素数8ないし22の長鎖アルキル基、残
りは炭素数1ないし3のアルキル基、ヒドロキシ
アルキル基、ポリオキシエチレン基、ベンジル基
のいずれかである。 またXはハロゲン原子、またはアルキル基の炭
素数が1ないし2のアルキル硫酸基を示す。 具体的に代表例を挙げるならば、アルキルトリ
メチルアンモニウムクロライド(水溶性タイ
プ)、ジアルキルジメチルアンモニウムクロライ
ド(水難溶性タイプ)、ジアルキルビス(2−ヒ
ドロキシエチル)アンモニウムクロライド、ジア
ルキルメチル(2−ヒドロキシエチル)アンモニ
ウムクロライド、アルキルジメチル(2−ヒドロ
キシエチル)アンモニウムクロライド、アルキル
ペンタエトキシ化アンモニウムクロライド、ジア
ルキルポリエトキシ化アンモニウムクロライドな
どがあり、これらは適宜に組合せて使用すること
もできる。とくに好ましいのはジアルキルエトキ
シ化アンモニウムクロライドの1種または2種以
上の使用を挙げることができる。 Γポリペプタイドまたはそのアルキルエステル: つぎの一般式で表わされるものが好ましい。 NH2(R′CHCONHCHR″)oCOOR ただし式中、Rは炭素数1〜5のアルキル基ま
たは水素原子、R′、R″はアミノ酸に見出される
種種の基であり、nは分子量が2000以下となる数
である。 具体的に代表例を挙げると、 n=1〜3、R=C2H5のもので、通常商品名
“プロモイス−A”(成和化成(株)製)と称されるも
のが使用することができる。又好ましくは分子量
が、1000以下のものである。 Γ必須配合成分の配合量、相互の配合比: アニオン性高分子化合物は0.1〜3重量%配合
することが必要である。0.1重量%未満では毛髪
処理後のカール保持性に難があり、3重量%を越
えると、毛髪処理後の仕上り性が悪くなる。 カチオン界面活性剤は0.3〜6重量%配合する
ことが必要である。これが0.3重量%未満では毛
髪処理後の仕上り性が悪く、6重量%を越える
と、毛髪処理後のカール保持性および仕上り性が
悪くなる。 ポリペプタイドまたはそのアルキルエステルは
0.05〜0.8重量%配合することが必要である。そ
れは、配合量が0.05重量%未満では使用時におけ
るべたつき、乾燥時における毛髪の熱損傷を防止
することができず、また0.8重量%を超える場合
は毛髪の仕上り性が劣化するからである。 前述した配合量の条件に加えて2つの必須成分
の相互の比率が一定条件を満足しないと、この発
明の効果を奏することはできない。すなわち、こ
の発明ではアニオン性高分子化合物/カチオン界
面活性剤の比が1/0.8〜5の範囲になければな
らない。 分母が0.8未満では使用時のべたつき、処理後
における毛髪の仕上り性、カール保持性および熱
損傷防止効果が得られない。また分母が5を越え
ると使用時のべたつき、処理後の毛髪の仕上り
性、カール保持性が劣化する。 Γその他の配合成分 前述した必須成分以外に、この発明の組成物を
毛髪処理剤として実用に供するためには、水/エ
タノール混合溶液を配合することが、一般に必要
である。この混合溶液の水/エタノール重量比は
20/80〜70/30が好ましい。20/80未満(水が少
ない)では、使用時の処理剤の乾燥性はよくなる
が毛束がまとまり難くなり、カールが付与し難く
なるし、70/30を越えると(水100%も含む)、処
理剤の乾燥性が悪くなり、処理後のセツト時間が
長びき、結果的に毛髪が熱損傷を受け易くなるの
で好ましくない。 なお、シリコーンなどの油分、香料、色素、防
腐剤、酸化防止剤などの常用成分は、この発明で
も必要に応じて配合することができる。 Γ発明の効果: この発明の毛髪処理剤は毛髪のセツト、ウエー
ブセツトに使用され、とくに整髪時においてドラ
イヤー、ホツトカーラー等を併用する場合に好適
なものである。 セツト性とカール持続性は今までになくすぐれ
た効果が得られ、頻繁に用いても使用時、仕上り
時にべたつきが生じない。毛髪の化学的構造をさ
ほど変化させず、髪を熱損傷から防ぐこともでき
る。 こうした発明の効果は、アニオン高分子化合物
とカチオン界面活性剤とポリペプタイド等からな
る樹脂組成物の皮膜が処理時に毛髪の表面に均一
に形成され、上記三成分の相剰作用が発揮される
ためと考えられる。 つぎに実施例を挙げてこの発明をさらに具体的
に説明する。 実施例で採用した試験法を先に説明すると、 Γ使用時のべたつき性 長さ25cm、重さ2gの毛束に毛髪処理剤0.5g
をデイスペンサーボトルで散布し、テスター20名
によりつぎの基準で評価を行なつた。 〇:べたつきが感じられない △: 〃 若干ある ×: 〃 かなり感じる Γカール保持性 長さ25cm、重さ2gの毛束に毛髪処理剤を0.5
g散布し、充分に櫛通しを行なつて髪全体に処理
剤を馴じませ、しかるのち毛髪をロツドに巻いて
70〜80℃の温度で1時間乾燥させた。その後、毛
髪をデシケータ中にて冷却し、カールのついた毛
束をロツドから外し、25℃、90%RHの箱内につ
るして、つぎの要領で高温度におけるカール保持
性を評価した。 箱内につるした直後の毛束の長さをカール保持
率100%とし、カールが伸びきつて元に復元した
毛束の長さ(25cm)をカール保持率0%とし、下
式に基づいてカール保持率を算出する。 ただし数値は2時間後のカール保持率とする。 カール保持率(%)=L−Lt/L−Lp×100 〔式中、Lはカールしていない元の毛束の長さ
(25cm)、Ltは2時間後の毛髪の長さ、Lpは25℃
90%RHの箱内に入れた直後の毛束の長さ〕 Γ毛髪の仕上り性 長さ25cm、重さ10gの無損傷の毛髪で毛束をつ
くり、これに毛髪処理剤1gを散布し、充分に櫛
通しを行なつて髪全体に処理剤を馴じませ、ホツ
トカーラー(東京芝浦電気社商品名ビユーテイカ
ーラー)に巻きつけ、10分処理し、乾燥後にテス
ター20名により次の評価を行なつた。 〇:ごわつきもべたつきもなくブラツシング性が
良好 △:ごわつきまたはべたつきが感じられる ×:ごわつき、べたつきともに感じられる ××:ごわつきもべたつきもあり、ブラツシング
性も不良 Γ毛髪の熱損傷防止性 前述の仕上り性と同様の条件で毛髪を処理し、
これにナイロン製ブラシで100回ブラツシングを
施し、しかるのち、処理剤散布→熱乾燥→ブラツ
シング→シヤンプ→リンス→乾燥、の工程を10回
繰り返してつぎの評価を行なつた。 (イ) 熱または熱風による毛髪表面の荒れ(パサつ
き): パサつきがなければ〇、若干パサつきを感じ
れば△、パサつきがあれば×、と評価する。 (ロ) 熱または熱風による毛髪の乾燥性(保湿性、
まとまり性): まとまり性が良ければ〇、若干まとまり性が
不良なら△、まとまり性が悪ければ×、と評価
する。 (ハ) 熱または熱風による毛髪強度の低下(枝毛、
切れ毛): 毛髪100本あたりの枝毛、切れ毛の発生本数
を測定した。 実施例 まず表1に示す配合処方に従つて6種の毛髪処
理剤を調製し、その性能を試験した。 結果は同表に示すとおりであり、No.1〜5は
必須成分のいずれかに欠けるため、発明の効果が
得られていないのに対し、No.6のみが必須成分
を全て含有するので、発明の効果が得られてい
る。
【表】
さらに13種の毛髪処理剤を表2の配合処方に従
つて調製し、その性能を試験した。 No.7、8、12、13、15、16、19に明らかなよ
うに、必須成分の配合量がこの発明の条件を外れ
ていたり、あるいはそれを満足してもアニオン高
分子とカチオン活性剤の比がこの発明の条件を外
れたりした場合は、いづれも発明の効果が得られ
ないことが分る。 両条件を満足するNo.9、10、11、14、17、18
は使用時のべたつき、カール保持性、仕上り性、
熱損傷防止性のすべてにおいて申し分ないことが
明らかである。
つて調製し、その性能を試験した。 No.7、8、12、13、15、16、19に明らかなよ
うに、必須成分の配合量がこの発明の条件を外れ
ていたり、あるいはそれを満足してもアニオン高
分子とカチオン活性剤の比がこの発明の条件を外
れたりした場合は、いづれも発明の効果が得られ
ないことが分る。 両条件を満足するNo.9、10、11、14、17、18
は使用時のべたつき、カール保持性、仕上り性、
熱損傷防止性のすべてにおいて申し分ないことが
明らかである。
【表】
【表】
最後に表3は必須成分の種類による効果の違い
をみたものである。 No.20〜22はこの発明の規定から外れる必須成
分を配合しているため、配合量、配合比は適正に
も拘らず、発明の効果が得られていない。 No.23、24のように必須成分、配合量、配合比
の全てが適正であれば、発明の効果は確実に発揮
されるのである。
をみたものである。 No.20〜22はこの発明の規定から外れる必須成
分を配合しているため、配合量、配合比は適正に
も拘らず、発明の効果が得られていない。 No.23、24のように必須成分、配合量、配合比
の全てが適正であれば、発明の効果は確実に発揮
されるのである。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式で表され、水または含水エタノー
ルに可溶で且つ分子量1万〜60万のアニオン性高
分子化合物0.1〜3重量%と、 (ただし式中、YとY′は同じでも異なつていても
よく水素原子またはメチル基、ZはOH基、−
OCOCH3、−CONH2、−COOCH3、−COOC2H5、
m/nは10/0ないし3/1) 下記一般式で表されるカチオン界面活性剤0.3
〜6重量%と、 (ただし式中、R1、R2、R3およびR4はアルキル
基、ヒドロキシアルキル基、ポリオキシエチレン
基、ベンジル基のいずれかで、そのうち1個ない
し2個は炭素数8ないし22の長鎖アルキル基、残
りは炭素数1ないし3のアルキル基、ヒドロキシ
アルキル基、ポリオキシエチレン基、ベンジル基
のいずれかである。またXはハロゲン原子、また
はアルキル基の炭素数が1ないし2のアルキル硫
酸基を示す) 下記一般式で表されるポリペプタイドまたはそ
のアルキルエステル0.05〜0.8重量%とを必須成
分として含有し、 NH2(R′CHCONHCHR″)oCOOR (ただし式中、RはC1〜5のアルキル基または水素
原子、R′、R″はアミノ酸に見出される種々の
基、nは分子量が2000以下となる数) 且つ上記アニオン性高分子化合物とカチオン界面
活性剤の比が1対0.8〜5であることを特徴とす
る毛髪処理剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2415479A JPS55115813A (en) | 1979-03-02 | 1979-03-02 | Hair treatment composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2415479A JPS55115813A (en) | 1979-03-02 | 1979-03-02 | Hair treatment composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55115813A JPS55115813A (en) | 1980-09-06 |
| JPS627885B2 true JPS627885B2 (ja) | 1987-02-19 |
Family
ID=12130416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2415479A Granted JPS55115813A (en) | 1979-03-02 | 1979-03-02 | Hair treatment composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55115813A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56128708A (en) * | 1980-03-04 | 1981-10-08 | Curtis Helene Ind Inc | Cream rinse composition |
| JPS5892607A (ja) * | 1981-11-26 | 1983-06-02 | Lion Corp | 毛髪化粧料 |
-
1979
- 1979-03-02 JP JP2415479A patent/JPS55115813A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55115813A (en) | 1980-09-06 |
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