JPS628749B2 - - Google Patents

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JPS628749B2
JPS628749B2 JP1752078A JP1752078A JPS628749B2 JP S628749 B2 JPS628749 B2 JP S628749B2 JP 1752078 A JP1752078 A JP 1752078A JP 1752078 A JP1752078 A JP 1752078A JP S628749 B2 JPS628749 B2 JP S628749B2
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Japan
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syringe
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JP1752078A
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Ii Mairusu Rooton
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は不溶化された状態の一対の特異結合性
物質(SBS)の2個のフアミリーの一方を使用す
る検定を行うための方法および装置に関する。 興味ある生理的化合物を検知するために免疫検
定を使用することは、疾病がある種の化合物の存
在または特定化合物の濃度に関連して発見される
場合、広く応用されるようになつてきた。放射性
トレーサーが測定できることにより感度が高いた
め、放射性免疫検定がハプテンおよび抗原の検知
および定量のために発見されかつ広く利用され続
けている。放射性免疫検定は被検知化合物とその
類似の放射性化合物を混合することによつて行わ
れる。これら2種の物質は限定量の抗体と競争的
に結合する。抗体結合放射能は種々の物理化学的
方法により遊離の放射能から分離され、それぞれ
結合放射能および遊離放射能を測定する。一変形
においては、固相抗体が使用され、それによつて
未反応遊離放射能は簡単に除去できる。 2つの極めて関係の深い試薬過剰検定方式、す
なわち、免疫ラジオメトリー検定(IRMA)およ
び2サイトIRMAがある。これらの方式において
は、過剰のラベル付き抗体を用いて未知物質を直
接検知可能な生成物に変換する。2サイトIRAM
は、未知物質が予備反応中に不溶化される点で
IRMAと異つている。 多くの免疫検定は広範囲な誤差を生じる。温度
および反応時間の変化は臨界的にできる。多くの
方式は結合および遊離ラベル付き物質の分離にお
ける誤差に特に敏感であり、かつ試薬の調製、測
定および移動(ピペツト秤量の誤差)のような操
作技術が常に重要である。連続および/または非
連続反応を用いる複雑な検定方式では特に欠陥が
ある。 未知サンプル中に被検化合物の濃度は、未知サ
ンプルについて得られた結果を、化合物濃度が解
つているいくつかの溶液(標準溶液)を検定した
際に得られた結果と比較することによつて決定さ
れる。したがつて、これら全ての検定を同一の試
薬を用い、同一の方法で行うことが極めて重要で
ある。 免疫検定を行うための簡単かつ正確な技術が依
然として必要であり、それによつて、反応時間の
変動、移動させた量の差異等のような正確な実施
からのどのようなずれも最小になり、かつ標準物
質と未知物質とに対して共通となる。更に、その
ような方式は、特に抽出、稀釈および調剤を含む
操作の回数を最少にしなければならない。必要ま
たは望ましい場合には、この方式は十分に速くな
ければならず、かつ元のサンプルに関する結果の
正確な記録が可能でなければならない。また、こ
の方式はできるだけ種々の小ハプテンおよび大蛋
白のような物質の評価に応用可能であり、RIAお
よびIRMA方法の両方に利用でき、平衡化された
または連続的非平衡化反応を処理し、更にどのよ
うな与えられた実施においても多数または少数の
いずれも効果的に検定するものでなければならな
い。また、この方法は経済的かつ簡便でなければ
ならない。 これまで、どの自動化検定装置も上記全ての要
求を満すものでなかつた。 種々のサンプルを測定するためのさまざまな自
動化方式が米国特許第3469438;3684448および
3723066号明細書に記載されている。 これらに加えて、現在多数の市販の放射性免疫
検定装置がある。これら装置はユニオンカーバイ
ド社で製造されるセントリア(Centria);スエ
ーデンのLKBで製造されたLKBプロダクター
(LKB Produkter)および英国のデイジコ社
(Digico Ltd)製のダリウス(Darius)を含む。 関連文献は免疫ラジオメトリツク検定法に関す
るMilesの「La Ricerce Clin.Lab. 59
(1957)」;コンピユー制御による自動化放射性免
疫検定に関するCottrell等のClin.Chem.21 829
(1975);およびフエリチンのための免疫ラジオ
メトリツク検定に関するWorwood,J.Clin.Path.
20,540(1975)である。 本発明は不溶化された形態における一対の特に
結合し得る物質(SBS)の2つの群の1員を用い
る検定を行うための方法および装置を与える。特
定の結合性物質は一対の配位子およびその配位子
の受容体を含む。受容体は、同様の構造を持つ普
通、有機化合物である他の化合物と結合定数にお
いてその共役配位子との有意な差異によつて主と
して区別できるようなどの有機化合物または組成
物でも良い。 たいていの場合、配位子はハプテンおよび抗原
であり、受容体は抗原(アンチ配位子)である。
しかしながら、他の蛋白質および多糖類も受容体
として使用できる。 抗体を共役ハプテンまたは抗原と共に使用する
場合には、これら化合物は免疫学上結合し得る物
質(IBS)と称される。 装置は固定した多数の注射器と相互に同調運動
するように連結された注射器プランジヤーとを用
いる。電気的に制御された動力手段は予じめ決め
られた操作に従つてプランジヤーを運動させるよ
うにプログラミングされている。プランジヤーの
方向を変える場合、その運動の遅れを補正するた
めの機械的および電気的手段が設けられている。
注射器には流体の供給および受け入れの関係にお
いて高い位置の流体留めが設けられていることが
好しい。 一列の補足的な円錐形開口を持く管が注射器の
先端部材として設けられている。この先端部材は
連結している先端部材支持枠の密に積重ねられて
配置され、保持されかつ支持されている。注射器
の端部を支持枠中の先端部材中に下方向に押付け
ることにより先端部材に注射器を挿し込む。先端
部材は特殊な挿ブロツクにより支持されている。 検定を行う場合、先端部材はSBS対の1つを先
端部材内で不溶化することにより賦活される。次
いで先端部材を洗浄して可溶性物質を除去し、保
存または直接使用する。検定されるべき溶液は多
数のサンプルホルダーから先端部材中に導入され
る。先端部材をサンプル中に浸漬し、次いでプラ
ンジヤーを引張ることによりサンプルを先端部材
中に引込む。試薬は先端部材中に引込むこともで
き、またはサンプル溶液の一部として同時に導入
でき、または注射器から導入することもできる。
先端部材中の溶液は廃棄トレイ中に排出するかま
たは注射器中に引込むことができる。全てのプラ
ンジヤーは同調して運動し、したがつて同時に溶
液を引込みまたは先端部材から排出する。新しい
または使用済試薬の保存のための別の態様とし
て、高位置に配置された液だめを設けることであ
り、これはその排出口を経て注射器シリンダーと
連結される。液だめは必要に応じて注射器へ導入
することのできる洗浄液を与えることもでき、ま
たは穏かな吸引により使用済みサンプルまたは試
薬溶液を受けることもできる。 それぞれの操作後、または種々の試薬が先端部
材内に接触し、非結合物質を除去するためにどの
ような洗浄が行われた後には、先端部材の端部お
よび外壁はふきとられる。試薬として放射性トレ
ーサーを使用し、かつ同時に測定されるべきサン
プルトレイ中に標準試薬を含むことにより、先端
部材中の残留放射能は検定サンプル中の未知物質
の直接測定のために標準サンプル先端部材と相関
することができる。したがつて、本発明は検定を
同時に行う技術を与えるものであり、それによつ
て全ての操作段階を未知物質と標準物質としてつ
いて同調的に行うことができ、したがつて生じる
誤差は標準物質および未知物質について一定であ
る。 本発明は主として多数同時測定に関するもので
あるが、この方法は単一の測定のためにも使用で
きる。単一の注射器および先端部材を使用するこ
とによつて検定は試薬および洗浄液を先端部材を
通じて導入し、吸引することにより速かに行うこ
とができる。これによつてサンプルの濃縮がで
き、試薬の取扱いが容易となり、計測のための放
射性サンプルの製造が便利である。 先端部材は非常に小さい容器中に極少量のサン
プル採取ができるようなものであれば良く、検定
のために要求される種々の反応を行うための表面
を与える。先端部材の内部表面は突起が設けら
れ、表面積を増加することもできる。分析物また
は試薬の不溶化のために使用できるスペーサーア
ームを先端部材内に設けることができる。 本発明の説明において、説明のための免疫検定
を例にとつて検定を一般的に説明し、次いで放射
性トレーサー含有試薬を含む3種の異なる免疫検
定、すなわち、放射性免疫検定(RIA);免疫ラ
ジオメトリツク検定(IRMA);および2サイト
免疫ラジオメトリツク検定(2サイトIRMA)に
ついて説明する。次いで補助的設備を含む装置を
説明する。次いで免疫検定を具体的装置に応用し
て種々の免疫検定に対する装置の応用を示し、更
に具体的被検組成物の測定のために装置を使用し
た実施例を示す。 検定技術 本発明は配位子および配位子受容体を含むSBS
対を用いて検定を行うことに関する。開放端チユ
ーブが使用され、このチユーブの使用により試薬
の導入、排除ができかつ好しくない物質または不
要物質を洗浄排除するためのチユーブの洗浄がで
き、更に簡単で再現可能でかつ同時操作ができ、
かつ正確な測定ができる。最広義には、特異結合
性物質対(SBS)の一方の物質(ヘプテン、抗
原、抗体、酵素、酵素基体、血清蛋白等を含む)
チユーブ内に不溶化したチユーブを検定中に使用
する。 試薬はSBS対の一方の不溶化された物質と結合
するもので、したがつて、それ自体予じめ検知可
能なように変性したSBSである。 検定において、測定を行うための手段として、
ヨー素、トリチウム、炭素等の放射性原子;安定
化フリーラジカル;酵素;補酵素;バクテリアフ
アージ;および螢光体のような種々の原子および
化合物を使用して所望の信号を与えてきた。検定
の測定に使用される試薬を検定剤(デイテクテン
ト)と称する。 固相と液相との間の検定剤の分布によりサンプ
ル中に存在する測定されるべき化合物(被検物
質)の量に影響される。 SBS対の不溶化物質に対する検出剤と被検物質
との間の競争を与えるか、または開放端チユーブ
中に被検物質と検出剤とを連続的に導入すること
により、与えられる被検物質の量は不溶化された
検出剤の量に影響を及ぼす。検定の性質により、
チユーブ中または液相中またはそれらの両方に存
在する検出剤の量を測定できる。 本発明において臨界的な役割りを果すチユーブ
または先端部材は多種の材料から構成できる。チ
ユーブは単一の材料である必要はなく、チユーブ
の重要な点は内部表面またはチユーブ中のパツキ
ングである。内部表面またはパツキングのいずれ
かまたはその両方についてSBS対の1つの物質が
不溶化されている表面を与えることができる。 先端部材は、ポリエチレン;ポリプロピレン;
ポリビニル化合物、例えばポリ塩化ビニル、ポリ
アクリロニトリル、ポリメタアクリレート、ポリ
アクリレートおよびそれらの共重合体;ポリスチ
レン;ナイロン;ポリエステル;セルロース等の
多種の重合体から誘導できる。即ち、天然に生じ
る高分子物質、特に変性天然高分子物質および合
成付加および縮合高分子物質が使用できる。ま
た、ガラスのような無機物質も使用できる。 先端部材の内部表面のみSBS対の1つの物質を
不溶化するための活性表面を与えることが簡便で
あるが、先端部材を円錐形状にするかまたは部分
的に閉鎖することにより上記材料の小粒またはビ
ーズを保持するようにし、先端部材の内部表面と
独立にまたはそれと共に不溶化のための活性域を
与えることができる。別法としては非平滑表面、
例えば突起をうねまたは丘状に内部表面に与えて
表面積を増す。 不溶化は多種の方法で行うことができる。具体
的な表面の性質および不溶化されるべきSBS対の
1つの物の物質により、吸収または吸着が満足す
べきである。十分な時間の後、溶液を排除し、先
端部材の内部表面を適当な媒体、通常緩衝媒体で
洗浄する。好しい状態においては、未知サンプル
からの被検物質はサンプルから先端部材表面上に
吸収されているSBS対の1方の不溶化物質である
ことができる。吸収された被検物質を検知するた
めにラベル付受容体を使用することができる。 他の技術はSBS対の一方を表面と共有結合する
ことである。スペーサーアームは従来技術におい
て公知の種々な手段により、SBS対の1方と反応
するのに活性であるかまたは賦活化できる官能性
を残しながら、表面に共有結合できる。例えば、
ニトリルを変性してイミドエステルを形成し、こ
れは抗体または抗原の利用できるアミノ基と反応
する。活性化カルボン酸、カルボジイミド、イミ
ドエステル、活性ハロゲン化アルキル等を用いて
アミド、アミジンまたはアミノ結合を形成するこ
とにより蛋白質を上記表面に結合することに関す
る多数の文献がある。 別法としては、免疫スペーサーアームを使用で
きる。この方法はSBS対の一方を表面に結合また
は化合させ、次いでSBS対の補体物質を表面に結
合させることからなる。結合のためのSBS対の構
成物質のほかの他の物質としては血漿結合蛋白、
組織受容器、酵素、補酵素、基質、禁止剤等の被
検物質に対して特異性を示すどの物質も含む。 一般に使用される小型の円錐状先端部材は約
0.25ないし2mm、更に普通には0.4ないし1mmの
下方開口直径(ID)を持つ。先端部材の高さは
臨界的ではなく、先端部材の所望の容積により変
えることができる。普通、先端部材の高さは約1
ないし8cm、より一般的には2ないし5cmであ
る。注射器に取付けられている上方開口は注射器
胴端にきちんと適合するような寸法であり、一般
に約2.5ないし6mmの直径(ID)を持つ。壁の厚
さは本発明においては臨界的ではなく、変えるこ
とができる。便宜的には、壁の厚さは円錐の内径
が減少するにつれて減少するように変えることが
できる。所望の寸法安定性を与えるための厚さの
範囲は約0.1ないし1.5mm、より普通には0.2ないし
1mmである。ここで先端部材の頂部と底部との厚
さの比率は1:1ないし10:1に変えることがで
きる。先端部材の容積は約50ないし700μl、よ
り普通には75ないし500μlの範囲であることが
便利である。 ほとんどの場合、検定はSBS対の組合せを含む
が、対象被検がSBS対の他方の構成員以外の物質
について特異性を持つような状態においては、関
連した結合性物質を用いることが好しい。例え
ば、もし酵素基質が測定されるものである場合、
酵素および基質を用いることができるであろう。
更に詳細には、もしNADの測定が望まれる場
合、表面に結合されたNADを有する先端部材を
準備できるであろう。基質としてNADを使用す
る過剰の酵素をサンプルと組合せ、次いで先端部
材中にその組成物を導入することにより、サンプ
ル中でNADと結合した酵素のみが先端部材表に
結合されることになろう。先端部材から溶液を排
除することにより、不溶化されなかつた酵素の量
を決定することができる。 先端部材は検定を行う直前に活性化することが
でき、また予じめ準備して保存することもでき
る。先端部材の保存においては、一般に穏かな温
度、一般的には約−40ないし25℃の温度を用いる
ことができ、かつ先端部材は不溶化物質の失活を
防止するような制御された条件下に保持される。
先端部材の内部表面は湿つた極性環境を維持する
ために種々の液体で被覆することができる。例示
的な物質としてはグリセロールのような多価アル
コールである。 検定の性質に依り、未知サンプルは更に他の試
薬と組合せることもできる。多くの場合、普通の
緩衝液を用いかつ生理範囲内またはそれに近い範
囲のPHを与えることにより、結合を強めるために
サンプルは適当に緩衝される。被検物質が検出物
質に結合されそれによつて不溶化され得る利用可
能な結合サイトの数に影響を与えることが要求さ
れる検定の場合、検定サンプルは結合が生じ得る
ような条件下で検出試薬と普通組合される。被検
物質が不溶化される程度にまで検出剤が不溶化さ
れる場合、被検物質は先ず先端部材中に導入さ
れ、次いで検出剤を導入することが普通である。
溶液を先端部材中に導入する毎に、先端部材を、
表面に対して特異的に結合されることのないどの
ような物質をも洗浄除去する。 先端部材が常態下または制御された条件下、普
通、15ないし40℃の温度および乾燥を防ぐ湿度条
件下で保存される種々の放置工程を本発明の方法
は含むことができる。普通、先端部材は被検体の
導入後、かつ検出剤が別々に導入される場合には
検出剤の導入後に放置される。放置期間は包含さ
れる具体的組成、検知されるべき濃度等により
0.5ないし12時間の範囲で変えることができる。 本発明は稀薄な被検物質溶液に対して具体的利
益が見られる。検定法の適切な選択により、不溶
化されたSBS対の構成物質の大過剰を使用でき
る。被検物質溶液を先端部材を通じて吸引し、そ
れによつて被検物質溶液は表面に固着されまたは
結合された過剰の不溶化構成物質によつて不溶化
される。先端部材を通じ注射器に吸引される溶液
の制御された吸引速度により、比較的に速い被検
物質の定量的な排出が実現できる。 本発明の方法を更に説明するため、放射性トレ
ーサーを用いる3種の異なる検定を一般的に説明
する。検討する第1の検定はRIAである。RIAに
おいては、抗原が被検物質と仮定すれば、放射性
ラベル付き抗原(検出剤)と抗原被検物質との競
争が生じる。この抗原に対する限られた量の抗体
は先端部材の内部表面に結合されている。未知の
抗原溶液を検出剤と同時にまたは検出剤に先立つ
て先端部材中に導入する。単一の混合溶液として
よりも2溶液を順々に導入する場合の利点は検出
剤の導入前に未知サンプル中のどのような防害物
質も先端部材から洗浄除去できることにある。 これに加えて、配位子および受容体が速かな平
衡にある場合、SBS対の不溶化された構成物質お
よび検出剤は被検物質といつしよにされる前に予
備放置できる。これによつて、試薬は簡便かつ再
現性ある状態に準備でき、かつ血清により変化を
更に減じることができる。 第2の検定技術はIRMAと称される。IRMAに
おいては、未知被検物質を可溶性精製放射性抗体
(検出剤)からなる試薬といつしよにする。先端
部材は不溶化被検物質または同族被検物質を有す
る。いつしよにされた被検物質と抗体との溶液を
先端部材に吸引し、そこで抗体の全ての遊離サイ
トはSBS対の一方の不溶化された構成物質に結合
される。IRMA方式の変形は放射性ラベル付けさ
れた(検出剤)アンチグロブリン(アンチ(アン
チ配位子))を使用することである。この方法で
は、被検物質に対する抗体はラベル付けされな
い。被検抗体が先端部材中で不溶された後、放射
性にラベル付けされたアンチグロブリンを先端部
材中に導入し、それによつてラベル付けアンチグ
ロブリンを不溶化されているすべての被検抗体に
結合させる。 第3の方法は2―サイトIRMAである。この方
法においては、被検物質に対する抗体を先端部材
中に不溶化する。次いで、被検物質を先端部材中
に導入し、抗体と結合させる。被検物質がポリエ
ピトピツク性であること、すなわち同時に少くと
も2個の抗体分子を結合できる少くとも2個のサ
イトを持つ物質であることが必要である。被検物
質が不溶化抗体に結合された後、未反応抗体およ
び他の溶質を洗浄除去し、被検物質に対する放射
性ラベル付けした抗体を先端部材中に導入し、こ
れは全ての不溶化被検物質に結合される。別法と
しては、IRMAにおいて説明したように、ラベル
付き抗(被検物質)に代えてラベル付きアンチグ
ロブリン(検出剤)を使用し、それによつてラベ
ル付きアンチグロブリンを個々の被検物質と無関
係に使用できるという方法である。 全ての検定において、ラベル付き検出剤が先端
部材中に導入され、不溶化された後、溶液は先端
部材から排出または抜取り、先端部材の内部を適
当な溶液、通常緩衝液で洗浄して特異性に結合し
ていない全ての物質を除去し、かつ先端部材の端
部をふき取りかつ液を吸取る。これによつて先端
部材の端部における全ての残留液および先端部外
面の全ての物質を除去する。 装 置 装置はa注射器装置;2電子制御された駆動
力;および3補助器具の3つの基本的部分に分け
ることができる。注射器装置を先ず検討する。 注射器装置 注射器装置は室内に縦、横均一に配列した複数
の注射器を持ち、ここで注射器シリンダー(また
は注射器胴)は2枚の台の間に固定されており、
注射器シリンダーの端部は下部の台を突き抜けて
延びている。上部台は中空部分を含んでおり、こ
れは液だめとして与えられている。それぞれの注
射器は液だめと連結されている1以上の入口を持
つている。枠に運動可能な状態で取付けられてお
り、かつ下部台の下に位置している板を突抜け
て、注射器端を受けている先端部材が延びてい
る。この板は下方に引抜いて注射器の先端部材受
け端から先端部材を取除きかつ取はずすことがで
き、それによつて、注射器の受け端に新しい先端
部材を取付けることができる。多数のプランジヤ
ーを連結する接続手段が設けられており、プラン
ジヤーは注射器配列と一致するように配列されて
おり、注射器シリンダー中に延びている。プラン
ジヤーは十分に長く、それによつて注射器シリン
ダーの長さを前進させシリンダーから全ての物質
を排出できる。プランジヤーはプランジヤーを通
じて注射器中に溶液を導入できるスプリングバル
ブを持つ中空のものまたは充実したものでも良
い。 電子制御駆動装置 注射器装置は電子制御駆動装置に取付けられ、
この装置は注射器装置を受けるように成形されて
おり、かつ注射器プランジヤー板取囲むための上
方台を有する。この上方台は注射器プランジヤー
の動きと同調する垂直方向へ運動可能に取付けら
れている。下方支持部材はサンプルトレイまたは
試薬トレイを支持するために取付けられており、
これらトレイは先端部材まで上昇させ、かつ取は
ずすこともできる。便利な方法ではないが、別法
としてサンプル台に向つて注射器装置を降下させ
ることもできる。種々の操作の間下方板を適正位
置に固定するため抑止および支持手段が設けられ
ている。上方台および支持部材を上昇および下降
させるために駆動手段が設けられており、これら
は電子的に制御されプログラムされており、これ
によつて検定は実質上自動的に行うことができ
る。検定中、サンプルトレイを交換することが必
要であろう。 補助装置 注射器の配列と符号する多数の孔を持つ板であ
る先端部材ラツクが設けられている。先端部材用
の孔に加えてこれら孔の間にこれらの孔と同様に
間隔を設けた多数の小さい孔を設けることが好し
い。この方法では、先端部材は小さい孔に入れら
れた先端部材の小さい端部と重ねることができ、
それによつてずらした構造を持たせて多数の先端
部材用ラツクを上下に取付けることができる。し
たがつて、多数の先端部材を比較的小さい区域内
に保存することができる。 第2番目の器具は挿入ブロツクと呼ばれる。こ
のブロツクは先端部材用機械的支持を与えること
により先端部のより小さい端部を受けて保持する
ための適正な位置に作られた多数の室を持つてい
る。挿入ブロツクは、ブロツクによつて支持され
た先端部材中に注射器を押し付けることによつて
先端部材を注射器の受け端部に取り付ける際に使
用される。 第3番目の器具は保在支持箱と呼ばれるもの
で、所望により温度調節できる湿度を制御した環
境を与えるものである。 装置を更に理解してもらうため、図面を参照し
て説明する。 第1図に示すように、多数検定装置10はモー
ター駆動室12および注射器装置14を持つてい
る。モーター駆動室12は支持枠16を持ち、こ
の下にモーター20が取付けられており、モータ
ーはプログラマー22によつて電子制御されてい
る。台12上にはギヤー26に取付けられたネジ
切りした4本のボルト24が回転可能な状態に取
付けられている。中央のギヤー30はモーター2
0によつて駆動され、同時にギヤー26も駆動さ
れる。 上方台32はボルト24にネジ式に取付けられ
ており、ボルトの回転によつて垂直運動可能であ
る。上方台32は注射器プランジヤー板40を受
け、しつかり保持するための対称的に配置された
L型腕34および36を持つ。側壁42は台12
上に、注射器装置14と反対側に取付けられてい
る。肩44は側壁42から内側に延びており、注
射器装置を支持し、これを適正位置に固定してい
る。ガイド46は肩44から下方に延びており、
かつこのガイドに下方台が運動可能な状態で取付
けられている。下方台はカム(図示されていな
い)に固定されており、カムは下方台を上昇およ
び下降させるためのカム腕52を持つ。下方台5
0を押し下げるためにガイド46にスプリングが
取付けてある。中央ギアー30上で下方台を保持
するために各ガイドには止め部材56が設けられ
ている。 上方台32の垂直運動の範囲を制御するために
安全スイツチ60および62が設けられている。
ポスト64がブラケツト66中に設けられてお
り、上方台32を下降できる範囲を制御するため
に安全スイツチ60に咬み合う。ブラツケツト6
6に取付けられたポスト70は安全スイツチ62
に咬み合う腕72を持ち上方台32の上方向への
運動範囲を制御する。普通の状態では閉じられて
いる安全スイツチ60および62は制御機構(プ
ログラマー)22に接続されており、スイツチが
掛かつた場合モーター20を絶縁する。 第2図および第4図を参照して、注射器装置1
4がより詳細に検討する。注射器装置14は室の
天井74上に設けられた上部ガイドプレート72
を持つ矩形室70を有する。ガイドプレートはプ
ランジヤー76を導びくために多数の通路を持つ
ている。天井74は同形の通路を持つかまたは中
空であつて、溶液、特に洗浄溶液の液だめとして
機能する。これは後に更に詳細に説明する。支持
ポスト80は天井74を支持し、かつ床82上に
取付けられている。床80は天井72と共に注射
器84を適正位置に保持している。床82は側壁
42と肩44により適正位置にしつかりと保持さ
れている。注射器84の先端部材受け端部86は
床82を通過しそれを越えて十分な長さに延びて
おり、それによつて先端部材90は注射器端部8
6にしつかり取付けることができる。 注射器プランジヤープレート40はプランジヤ
ー頭部94を受けかつ固定した位置に保持するた
めの中空中心部を持つている。 取はずしプレート96は4隅においてロツド1
00に固定されている。注射器装置14の各縁部
は棒102である。バネ104が棒102と床8
2との間のロツド100の外面に取付けられてお
り、棒102に対して上方向の圧力を保持してい
る。カム106はピン110によりわく112内
に回転可能に取付けられており、かつカムの腕1
14により作動される。カム106を回転させる
ことにより、取はずしプレート96は破線116
で示すように下方向に運動し、それによつて注射
器の先端部材受け端部86から先端部材90を強
制的に取はずす。ロツド100は上方向に天井7
4を貫いて延びており、それによつて運動中につ
かえることがなく適正位置が保たれる。 先端部材90は保存時および検定装置10内で
の使用中ラツク116中に配列されている。ラツ
ク116により全ての先端部材は注射器の端部に
同時に取付けられかつ同時に取はずされる。この
間これらは最初から計画された順序で維持されて
いる。 サンプルまたは試薬トレイ120は先端部材へ
試薬を供給しまたは先端部材から排出された試薬
を受けるための補助カツプを備えている。 検定の間、操作者による手動操作および注意を
最少限にすることが好しい。したがつて、溶液、
試薬等を先端部材90に自動的に供給できること
が好しい。第3図を参照すれば、液だめ118を
有する天井74が中空として示されている。液だ
め118は開口122を通じて注射器104に流
体連結されている。プランジヤー76が開口の上
部に運動する場合、注射器中へ液体が入るのに必
要な位置圧力が液だめにかかり液だめからの流体
が注射器104内に入り、次いでプランジヤーを
下方に動かすことにより流体は注射器76から先
端部材90中に排出することができる。別の態様
としては、脚部126を弾力的に取付けた中心ポ
スト124を有する中空プランジヤーを使用でき
る。O形リング130が脚部126と、プランジ
ヤー76にしつかりと取付けられている突出部材
136との間に圧縮されている。 脚部126は脚部126と注射器84の内壁と
の間にすきまを残すように成形されている。O型
リング130により注射器内壁の気密が与えられ
る。中心ポストを押圧することにより、脚部12
6が下降し、プランジヤーの中心中空部と注射器
84との間の流体連結が与えられる。したがつ
て、流体はプランジヤー手段によつて分配される
か、または吸引により注射器から吸込むことがで
きる。このようなタイプのプランジヤーは市販さ
れており、エツペンドーフアー(Eppendorfer)
注射器と呼ばれている。 補助装置 ラツク116は注射器84と一致するように先
端部材90を配列するための手段として既に示し
た。ラツクは先端部材を保存し、運搬するために
も有用である。更に、第5図および第6図に示さ
れているように、ラツクは先端部材保持用の大き
い孔136と同様に対称的に配列された多数の小
孔134を持つていても良い。このような2種類
の孔を設けることにより、先端部材用ラツクは、
小孔が隣接上部ラツク中の先端部材を整列させか
つ支持することにより、上方に重ねることができ
る。 第7図に描かれているように、先端部材挿入ブ
ロツク140も好しい。先端部材90を注射器の
先端部材受け端部86に取付ける場合、先端部材
はこれを機械的に支持する円錐形の孔142に収
容される。これによつて、先端部材が注射器端部
にしつかり取付けられるのに十分な圧力が先端部
材に加えられる。 先端部材90は小型であり、かつ先端部材に十
分な機械的安定性を与える壁厚を有する。 免疫検定の実施例 本発明を更に説明するために、多数検定装置に
より多数検定を実施した。説明の目的であるか
ら、2―サイトIRMA検定のみを行つた。 多数の先端部材90を先端部材用ラツク116
にはめ込んだ。ラツクの孔は注射器装置14中の
注射器の各位置に対応するものであつた。全ての
孔を使用することは必要でなかつた。何故なら
ば、この方法および装置では注射器装置内の全て
の注射器をかならずしも使用する必要はないから
である。 通常、被検物質の標準溶液およびサンプルは、
必要に応じてどのような稀釈剤により稀釈しても
良い。種々の標準溶液および被検サンプルは検定
用トレイ120中のカツプに導入された。サンプ
ルの稀釈し、試薬を添加する等の種々のサンプル
の調製は注射器装置14を使用することが好都合
である。注射器装置14を使用することにより、
全ての操作は標準溶液について使用された操作を
同一になる。 ラツク116に支持された先端部材90を挿入
ブロツク140中に差し込まれ、注射器端部86
を先端部材中に押込み、さらに注射器装置14を
下降させて注射器端部を先端部材中にしつかりと
適合させた。 次いで、注射器プランジヤープレート40を上
部台32のL型腕34と36との間に挿込むこと
により、注射器装置をモーター駆動室に取付け
た。適当な抗体を有するサンプルを下部台上に置
き、この時上部台をその移動できる下方の位置に
してプランジヤーが注射器内の十分下方まで延び
るようにした。注射器84に洗浄溶液を部分的に
満し、それによつて抗体を先端部材中に吸込んだ
後、プランジヤーを下降させ、かつ洗浄溶液を先
端部材を通過させて排出することにより抗体溶液
の排出後、直接に先端部材を洗浄することができ
る。十分な時間、すなわち約1ないし16時間の
後、先端部材中の内容物を廃棄トレイ中に排出
し、上部液だめ118からまたはサンプルトレイ
内の洗浄溶液から供給された注射器84中の洗浄
液で先端部材を2度洗浄した。各操作終了後、先
端部材をめぐつて液を吸取つた。 第4図に図示するように、先端部材90を取は
ずしプレート手段により取はずし、凍結するかま
たは簡単な調湿保存容器144内で保存すること
ができる。 調湿された支持用容器144は頂部が開放され
ている矩形箱146であり、この箱は注射器装置
を支持している。注射器装置は箱を閉じる役割り
を果している。湿つたスポンジ150が箱内に置
かれていて所望の湿度を与えており、これによつ
て先端部材は乾燥してしまうことがない。 先端部材90が注射器端86に保持されている
とすれば、サンプルおよび標準液を含有するトレ
イは上昇されておりかつ上部台上に置かれてお
り、それによつて先端部材はカツプ152の底に
実質的に達する。(第4図参照)適当量の溶液を
先端部材内に吸込み、次いで、装置をモーターの
連結された室12に残しておくかまたは支持保存
箱中に移した。サンプルの放置は制御された温度
および湿度条件下で行われた。 次いで前に前述したように、先端部材を洗浄
し、放射性抗体を含有する試料トレイを下方台5
0上に置き、トレイ上昇させ、先端部材がカツプ
152の底まで十分に延びるようにする。上部台
40を上昇させることにより試薬を先端部材中に
吸込み、抗体が十分に結合する時間の後に、ラベ
ル付け抗体溶液を廃棄トレイ中に排出し、先端部
材を洗浄し、ふき取りかつ吸取つて乾燥状態にす
る。 多数の試薬溶液を注射器中に含有し、気泡で一
連の異なる溶液を分離することができる。隔離用
空気の量は先端部材から溶液を引離すに十分な量
でなければならない。これらの使用済み溶液は液
だめ中に吸引することによつて廃棄できる。 先端部材は先端部材用ラツク116に取付けた
まゝ再び挿入ブロツク中に取はずした。次いで、
先端部材はその内壁に付着した放射能を計測する
ために計数管中へ1つづつ差し込んだ。先端部材
上の放射能の量は標準溶液および未知溶液中に存
在する被検物質の量と直接相関している。標準曲
線を作ることにより、標準曲線に対して未知サン
プルの結果を比較し、未知サンプル中の被検物質
の量を計算できる。 応用できる技術に基く同じ方法により、RIA、
IRMA、酵素免疫検定等のような他の免疫検定も
実施できる。 本発明の装置は免疫検定に使用できるように記
載されているが、この装置は多数の液体の同時移
送が望ましいどのような事例にも適用でき、した
がつて自動ピペツテイング、サンプリングおよび
吸引等に使用できる。 実 験 別途指示しないかぎり、この実験における全て
の温度は℃であり、全てのパーセントは重量%で
ある。 実施例 1 ヒトの血漿生長ホルモン(HGH)の2―サイ
ト免疫ラジオメトリツク検定(2―サイト
IRMA)における検定装置の使用 方法 1 1 標準溶液および未知サンプルの調製 HGHの標準溶液はホルモンを含まないヒトの
血漿を1:5の比率で稀釈剤で稀釈して調製し
た。稀釈剤は0.05Mナトリウムバルビタン、0.1M
NaCl、0.1%牛血清アルブミン(BSA)および
0.01%ナトリウムアジドからなり、PHは8.0であ
り、BSA―緩衝液と呼ばれる。10本の標準液
(0―10ng/ml)のそれぞれの4個の複製物を96
席のプラスチツク製トレイ(Cooke Microtiter
社)中に保存した。同様に1:5に稀釈した3本
の品質管理したヒトの血漿のそれぞれの6個の複
製物をこのトレイに入れた。これらのヒトの血漿
(Q1,Q2およびQ3)は低、中および高レベルの循
環HGHを代表するように選択し、これらを多数
組のサンプルとして凍結させた。 未知HGH含量のヒト血漿サンプルを1:5に
稀釈し、2本について検定を行つた。1:5以上
の稀釈で検定されたどのサンプルも1:5に稀釈
したホルモンを含まないヒトの血漿により更に稀
釈した。各44個の未知先端部材に関しては複製の
ゼロ含量標準液と複製Q2サンプルが含まれてい
た。 これらの検定用サンプルは本発明の検定装置を
サンプリング―稀釈器として使用してトレイ中で
調製稀釈した。これらサンプルはCookes社の調
剤器およびテープによりシールした後トレイ中で
凍結保存した。 2 先端部材の調製 挿入ブロツクを用いる装置に先端部材用の各ラ
ツクを差込んだ。この先端部材支持ラツクには先
端部材を取り付けたまゝであつた。1:4000に重
炭酸ナトリウム0.2M溶液(PH:9.2)で稀釈した
120μlのモルモツト抗HGHを先端部材中に吸込
むことにより先端部材内壁を抗HGHで被覆し
た。この抗血清は先端部材下で上昇させたトレイ
から吸引した。1〜16時間後、先端部材内の内容
物を廃棄トレイ中に排出し、液だめからの洗浄液
で先端部材を2度洗浄した。洗浄溶液それぞれ
120μlを廃棄トレイ中へ廃棄した。洗浄溶液は
0.05Mのリン酸塩緩衝液(PH8.0)0.1%BSA、
0.45%NaClおよび0.01%NaN3を含有していた。
各操作終了後、先端部材をふきとつた。 3 活性化先端部材の保存 別法として、120μlの被覆用抗血清または洗
浄溶液を含有する先端部材を凍結し、そして先端
部材取はずし器具によつて取はずした先端部材を
先端部材支持ラツクに充填し、プラスチツク製袋
中に積重ねたラツクの状態で凍結保存した。 4 検定方法 a 未知および標準サンプルの放置(反応1) 標準サンプルおよび未知サンプルを被覆、洗
浄した先端部材中に同時に吸込んだ時に検定が
開始された。最適な注射器空気スペースを用い
て120μlの溶液をプログラムされた電子制御
下に吸引した。装置はモーター取付け区域中に
残すか、または取はずして保存支持箱内に置い
た。いずれの場合も、放置は制御された温度お
よび湿度下で行われた。 b 第1洗浄 先端部材は前述と同じ方法によつて洗浄し、
先端部材をふきとつた。 c 第2反応 120μlの精製放射性抗HGHを試薬トレイか
ら吸込んだ。この試薬をBSA緩衝剤で稀釈し
て、120μlを20000〜40000cpmとした。この
装置を前述のように再度放置した。 d 最終洗浄 24〜28時間後、ラベル付き抗体を廃棄トレイ
中に排出し、先端部材を再度洗浄しふきとつ
た。 5 先端部材上の放射能測定 先端部材取はずし機構を使用して先端部材を支
持プレートに取付けられたまゝ挿入ブロツク中に
取はずした。次いで、自動ガンマ線計数器を用い
て先端部材の内壁に付着した放射能を計測するた
めに先端部材を1つずつ計数管に差し込んだ。 6 データ分析 先端部材上の放射能の量は標準サンプルおよび
未知溶液中に存在するHGHの量の直接関数であ
つた。 HGH標準サンプルの結果から標準曲線を作
り、未知サンプルの測定放射能を標準サンプルの
測定放射能と比較することにより未知血漿中の
HGH濃度を計算した。 方法 2 注射器からの洗浄による2―サイトIRMAの血
漿HGHのための検定装置の使用 この方法は注射器に溶液を満す以外は方法1と
同じである。第1および第2の反応は気泡によつ
て洗浄溶液と分離された未知またはラベル付き抗
体によつて行われた。全ての溶液は表面張力を減
じるために少量のプロプレングリコールが配合さ
れていた。各反応の終了時には、固相は先端部材
内の溶液を廃棄トレイ中に排出し、次いで、注射
器から排出し、先端部材を通過する200μlの洗
浄液で洗浄した。新しい緩衝液は注射器装置付近
に置かれた室から注射器プランジヤーを通じて注
射器中に導入でき、または下方からの吸入によつ
て導入できる。 方法 3 全ての溶液が吸込みによつて注射器に導入され
る血漿HGHの2―サイトIRMAのための検定装
置の使用 各反応終了時に、先端部材中の溶液が先端部材
を通じて注射器中に吸引されること以外はこの方
法は方法1と同じであつた。注射器中の廃液と先
端部材中のラベル付き抗体とを分離するために反
応2の期間中気泡スペースが必要であつた。表面
張力を低下させるために全ての溶液は少量のポリ
プロピレングリコールを含有していた。注射器中
の廃液はプランジヤーからまたは穏かな吸引によ
る注射器装置付近の室を通じて廃棄した。 方法 4 検定反応1を未知サンプルを繰返し採取するこ
とにより実施する(例えば1時間インターバルで
120μl)ことを除き、この検定は実施例1と同
じであつた。新しいサンプルを採取した際、先の
サンプルは注射器中に吸引された。別法として
は、前のサンプルを廃棄トレイ中に排出した。こ
の方法により検定の感度は増大した。 方法 5 未知物質のゆつくりした連続吸引によるHGH
の2―サイトIRMAのための検定装置の使用 極めて多量の未知物を反応させることにより検
定反応1を行う以外は方法1と同じであつた。こ
の方法は未知サンプルを先端部材を通して注射器
中にゆつくり、しかも連続的に吸引することによ
つて行われた。この方法はラベル付き抗体との反
応(反応2)のために多量の未知物質を濃縮した
ものであつた。 実施例 2 IRMAのための検定装置の使用 IRMA法において、未知抗原を可溶性精製放射
性抗体と反応させた。固相抗原との第2の反応に
よつて未使用抗体を除去する間、放射性コンプレ
ツクスは溶液状態であつた。溶液中に残存する放
射能の量は抗原の濃度の直接の関数であつた。
IRMAは別の万能試薬としてラベル付けした抗
IgGの使用にも適しており、これによつて未知物
質に対して特異な放射性抗体の調製は不必要にな
つた。 IRMAを使用するHGHの検定はRIAおよび2―
サイトIRMAについて説明した方法と類似の方法
で行つた。 IRMAにおいては、過剰の抗原が固相(先端部
材)中に固定され、未知抗原および精製ラベル付
き特異性抗体を含有する放置混合物は先端部材中
に吸引された。可溶性抗原に結合しなかつたいか
なるラベル付き抗体も先端部材に結合された。先
端部材に結合された。先端部材を洗浄し、先端部
材に結合したラベルは未知溶液中に存在する抗原
の量と逆比例した。 実施例 3 RIAへの検定装置の使用 RIAおよび類似の競争結合検定技術において
は、限定された量の特異結合試薬(通常、抗体)
について未知抗原とラベル付抗原誘導体との間に
競争結合が生じる。種々の方法によつて、抗体
(または他の特異結合剤)に対して結合したラベ
ル付き抗原から遊離のラベル付き抗原を分離し
た。もし、結合試薬が固相の場合、未反応のラベ
ル付き抗原は簡単に洗浄除去できる。結合剤に結
合したラベル付き抗原の量は未知抗原濃度の逆比
例関数であつた。検定は単一の反応で行うか、ま
たはラベル付き抗原を遅れ反応または第2反応と
して後から添加することができる。この後者の操
作はしばしばトレーサーの後添加と称され、しば
しば優れた検定感度を与えた。もし、トレーサー
(ラベル付き抗原)の添加前に固相を洗浄して未
反応、未知溶液成分を除去した場合、ラベル付き
抗原は直接損失することがなくまた未知物質の成
分に干渉することもないであろう。 別法によれば、ラベル付けした誘導体(検出
剤)を被検物質との反応前に固相抗体(不溶化構
成物質)と反応させることができる。ハプテン検
定により、線量応答における劣化を起すことなし
に再現性ある予備製造ができ、また血清の存在に
よる検定の混乱を防止できる。 実施例 4 方法 1 1 標準サンプル、未知サンプルおよび品質管理
サンプルの調製 0.05Mリン酸塩緩衝液(PH=8.0)、0.1%牛血清
アルブミンおよび0.01%NaN3を含有する溶液中
に9種のサンプル(0〜5000ng/ml)をそれぞ
れ4複製物ずつ調製した。上記の溶液はBSA緩
衝液と呼ばれるものである。それぞれ4複製物ず
つの品質管理サンプル(Q1,Q2およびQ3)を選択
して循環血漿コーチゾルの低、中および高水準の
代表とした。未知血漿サンプルを重複して検定し
た。125IコーチゾルをBSA緩衝液で稀釈した。 標準物質、品質管理血漿および未知血漿サンプ
ルを95%エタノールで1:21稀釈した。生じた沈
澱を遠心分離し、上澄み液部分を125Iコーチゾル
で稀釈した。最終のサンプル稀釈は1:399であ
り、放射能は6000cpm/100μl含まれていた。
この溶液をサンプルプレート中に保存し、特殊フ
イルムで覆い、検定への適用に備えた。 2 先端部材の調製 多層のIgGを使用する以外は前述の方法によ
り、先端部材を活性化した。正常うさぎ血清を
0.2M NaHCO3(PH=9.2)で稀釈した液を最初に
被覆し、次いでBSA緩衝液で1:1000に稀釈し
たモルモツトの抗(うさぎIgG)血清で被覆し
た。4時間後、この溶液を排出し、先端部材を
BSAリン酸塩緩衝液で2回洗浄した。この先端
部材には、予じめうさぎについて調製されたこと
を条件にいかなる不溶化抗血清を結合できる。こ
のコーチゾルの検定において、BSA緩衝液で
1:25000に稀釈したうさぎの抗(コーチゾル)
血清を先端部材中に吸引し、BSA緩衝液で洗浄
する前に16時間放置した。全ての放置は常温で行
つた。 先端部材は、抗体溶液またはBSA緩衝液を含
有したまゝラツク中で凍結することにより後の使
用のために保存できる。最終の特異的抗体を反応
させる前に保存された先端部材は、うさぎの抗血
清を使用するいかなる検定にも使用できる。 3 検定方法 125Iコーチゾルも含有する被検溶液をサンプル
トレイから先端部材中に吸引した。放置はモータ
ーを取付けた区域に室温で行うかまたは制御され
た温度および湿度下で貯蔵支持箱中にて行つた。
16時間後に、先端部材を空にし、洗浄し液をふき
とつて乾燥し、その後固相(先端部材)に結合し
た放射能を計測した。(別法として、125Iコーチゾ
ルを未知物質と混合することなく、第2の反応に
おいて、すなわち「トレーサーの後添加またはト
レーサーの予備放置として遅れて添加された。) 4 線量の内挿法 先端部材に結合した放射能の量は標準溶液また
は未知溶液中に存在するコーチゾルの量の逆比例
関数であつた。 方法 2 トレーサーの後添加および未知物質の既知少量
を繰返し使用するコーチゾルのRIAのための検
定装置の使用 未知物質の既知少量を繰返し採取しかつ未知物
質を125Iコーチゾルと混合しないこと以外は前述
のように検定を行つた。125Iコーチゾルを第2の
(遅れた)反応として吸引した。これにより検定
の感度は増加した。 方法 3 トレーサーの後添加および未知物質のゆつくり
した連続吸引によるコーチゾルのRIAのための
検定装置の使用 未知サンプルを先端部材を経て注射器中へゆつ
くり連続的に吸引する(2―サイトIRMAにおい
て記載したように)ことを除き、方法2に記載し
たように検定を行つた。 方法1の使用において、ホルモンの存在しない
ヒト血漿中のヒト生長ホルモンの測定のため、下
記の結果を得た。
【表】 前述の2―サイトIRMA技術の方法および5を
使用した場合、感度は著しく増大した。標準曲線
において、方法1についての10ないし100pg/ml
間の測定放射能(cpm)の差異は300cpmであつ
た。方法4については、差異約1200cpmであり、
方法5では約1250cpmであつた。更に、方法4お
よび5の曲線は方法1に比較して10ないし
50pg/mlの領域においてより急勾配であつた。
このように、正確さおよび感度の必要性に依り、
極めて低濃度でも検定できた。 本発明の方法によれば、広範囲の免疫結合性基
質またはその受容体が知られている他の化合物を
測定するための極めて簡単かつ高感度の技術が与
えられる。手による操作、特に誤差が生じ易い分
野での操作を最少限度に減す。更に、注意深く基
格化された等しい注射器で全ての移送を同時に行
うことにより、時間によつて変動する条件は、未
知サンプルについて標準サンプルと異なるような
影響を与えることはない。したがつて、標準測定
および標準曲線は未知物質が測定されると同じ条
件において結果が出される。 本発明において、検定方法は開放端の管におい
て実施され、そのため溶液は、管を運動させまた
は乱すことなしに容易に導入および吸引すること
ができる。普通の試験管と対照的に、開放端管は
溶液の除去の間に機械的な乱れがない。更に、開
放管については、カラム効果を与えることがで、
それによつて不溶化SBSと被検物質との間に平衡
を与えるというよりも、未知溶液を先端部材中に
吸込むことにより新しい不溶化SBSに未知物質の
溶液を導入することができる。試薬および/また
は洗浄溶液は注射器から先端部材へ導入されその
後洗浄トレイ中に廃棄できる。試薬および/また
は洗浄溶液は注射器装置付近の液だめから注射器
中に導入できる。別法としては、試薬、洗浄液お
よび被検サンプルはトレイから先端部材中に導入
し、次いで注射器中に吸込むことができる。使用
済サンプル、試薬および/または洗浄溶液は液だ
めを通じる吸引により注射器から廃棄できる。必
要に応じて、連続溶液を気泡スペーサーによつて
分離することができる。 本発明の装置は便利な方法を与え、それによつ
て多数のサンプルをトレイ中で調製し、サンプル
を先端部材中に導入し、かつ多項目検定を同一条
件下で同時に行うことができる。注意深く基準化
した均一の注射器およびプランジヤーを使用する
ことにより、極めて正確でかつ再現性ある結果を
得ることができる。 先端部材の容量が大きいから、被検物質の異な
る不溶化により多量または少量のサンプルを用い
ることができる。 先端部材はその果す役割りが極めて多用性であ
る。小さい開口および小さい開口部の外径を持つ
円錐形先端部材を使用することにより、先端部材
は極少量のサンプルを採取および吸引することが
でき、それによつてサンプルトレイから先端部材
への効果的移送ができる。先端部材はサンプルを
あふれさすことなくサンプル中に挿入できる。先
端部材の容量は検定に必要な種々の反応を実施す
るに十分であり、したがつて検出剤の測定に直接
使用できる。 本発明以前には、装置は単一サンプルを用いて
いた。サンプル中に存在する付随的物質がサンプ
ル中に析出し、その後の全てのサンプルについて
共通の語差を生じさせることがある。本発明にお
いてはこのような事態は防止できる。 更に、サンプルおよび標準物質の最初の組合せ
は検定を通じて維持され、それによつて各サンプ
ルは特に自動化された手段により結果の記録が容
易な特定配置が保たれる。 最後に、先端部材はその内部で全てのサンプル
および試薬を調製でき、それによつて研究者によ
る試薬容易のいかなる測定も排除でき、人的誤差
の発生を実質上防止できる。 尚、本発明のための詳細な記述および例示は本
発明を説明するものであり、これに限定されるも
のではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、モーター駆動制御機構に取り付けら
れた注射器装置の透視図である。第2図は、サン
プルプレートと接触状態にある注射器装置の部分
断面を含む正面図である。第3図は、中空プラン
ジヤーの断面を示す正面図である。第4図は、保
存中の注射器装置の側面図である。第5図は、積
重ねたラツクに取付けられた先端部材の正面図で
ある。第6図は第5図に記載された先端部材の部
分透視図である。第7図は、ラツク中に取付けら
れ、挿入ブロツクによつて支持されている先端部
材の正面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被検物質が、特異に結合可能な一対の物質か
    らなる対になつている2群のいずれか一方の群の
    構成物質であり、該検定において不溶化された前
    記対の一方の構成物質と存在する検出剤分子の数
    に比例する物理的に測定できる信号を発しかつ前
    記2群のいずれかの群の構成物質である検出剤と
    を使用するサンプル中の被検物質の量を決定する
    ための検定方法において、 被検物質溶液を該注射器に取はずし可能に取付
    けた開口先端部材中に注射器手段により吸込み、
    前記先端部材は前記不溶化構成物質を含有してお
    り(但し、該被検物質を該先端部材に結合できる
    場合、該被検物質が前記不溶化構成物質となり得
    る); 検出剤または他の試薬の溶液および洗浄溶液を
    外部供給源からまたは前記注射器から前記先端部
    材中へ注射器手段により導入し; 前記注射器手段により前記先端部材から該溶液
    を除去し; 前記先端部材中で不溶化された検出剤の量、ま
    たは前記先端部材から除去された検出剤の量を物
    質的測定可能な信号によつて測定してサンプル中
    の被検物質の量の測定を行う; ことを特徴とする検定方法。 2 前記検定が免疫検定であり。前記一対の特異
    的結合性物質はリガンドおよび抗リガンドである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 3 前記被検物質がリガンドであり、前記不溶化
    構成物質は抗リガンドであり、該抗リガンドは前
    記リガンドおよび前記検出剤の全てを結合するに
    は不充分な量であり;かつ前記検出剤が放射性標
    識化されたリガンドであることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載の方法。 4 前記リガンドがポリエピトピツクリガンドで
    あり;前記不溶化構成物質が抗リガンドでありか
    つ存在するリガンドの量に対して過剰量であり;
    前記検出剤が放射性標識化された抗リガンドであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    方法。 5 前記被検物質がポリエピトピツクリガンドで
    あり;前記不溶化構成物質が第1の種類の抗リガ
    ンドであり;前記検出剤が第2の種類の抗リガン
    ドと前記抗リガンドに対する抗(抗リガンド)と
    の組合せであることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載の方法。 6 前記不溶化構成物質がリガンドであり、かつ
    存在する検出剤の量よりも過剰量で存在し;前記
    検出剤が抗リガンドであり、かつ前記先端部材中
    に前記被検物質と共に導入されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項記載の方法。 7 前記不溶化構成物質が検出剤よりも過剰量で
    存在するリガンドであり;前記被検物質がポリエ
    ピトピツクリガンドであり;かつ前記検出剤は第
    1の種類の抗リガンドと該抗リガンドに対する放
    射性標識化した抗(抗リガンド)との組合せであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    方法。 8 前記不溶化構成物質が前記被検物質に対して
    過剰に存在し、前記被検物質の溶液および検出剤
    の溶液の両方を先端部材を通じて注射器中に吸込
    み、それによつて未結合不溶化構成物質に該被検
    物質溶液を曝すことを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載の方法。 9 前記不溶化構成物質が抗リガンドでありかつ
    前記被検物質に対して過剰量で存在する方法にお
    いて、 前記被検物質溶液を除去し; 検出剤の導入前に前記先端部材を洗浄溶液で洗
    浄し; 前記検出剤溶液を注射器手段により前記先端部
    材中へまたはこれを通過して吸込み;かつ 前記先端部材を洗浄していかなる非特異結合性
    検出剤も除去する; 各工程を含む特許請求の範囲第2項記載の方法。 10 複数のサンプルにおいて複数の検定を行う
    方法であつて、測定されるべき被検物質は1対の
    特異的結合性物質からなる2群の一方の構成物質
    であり、かつ少くとも1つのサンプルは既知量の
    被検物質を含有しており;更にこの検定法では前
    記2群の一方の群の不溶化された構成物質、存在
    する検出剤分子の数に比例した物理的に測定可能
    な信号を与えかつ前記2群のうちの一方の群の構
    成物質である検出剤、および同調的に運動するプ
    ランジヤーと溶液を受けかつ前記不溶化構成物質
    を保持するために注射器の端部に取はずし可能に
    取付けた先端部材とを持つ注射器装置を使用する
    方法において、 該サンプルのそれぞれを前記不溶化構成物質を
    含有する各先端部材に同時に吸込み; 外部供給源または注射器から、検出剤溶液また
    は他の試薬溶液および洗浄溶液を該先端部材中へ
    該注射器手段によつて導入し; 該注射器手段により先端部材から前記溶液を除
    去し;かつ 前記先端部材中で不溶化された検出剤の量、ま
    たは前記先端部材から除去された検出剤の量を物
    理的に測定可能な信号によつて測定して各サンプ
    ル中の被検物質の量の測定とする; ことを特徴とする検定方法。 11 可溶性状態の不溶化されるべき構成物質を
    含有する溶液を前記注射手段により前記先端部材
    内へ吸引し、該不溶化構成物質を該先端部材内の
    表面に結合させることによつて該先端部材内に該
    不溶化構成物質を不溶化する工程を含む特許請求
    の範囲第10項記載の方法。 12 前記不溶化物質は前記検出剤および前記被
    検物質の全てと結合するには不十分な量であり、
    該検出剤は放射性標識化されかつ該不溶化構成物
    質について該被検物質と競争し得ることを特徴と
    する特許請求の範囲第10項記載の方法。 13 前記不溶化構成物質が存在する前記被検物
    質よりも過剰量で存在し、前記検出剤は放射性標
    識化されており、かつ該不溶化構成物質が該被検
    物質に結合し得ることを特徴とする特許請求の範
    囲第10項記載の方法。 14 前記不溶化構成物質は第1の種類の抗体で
    あり、前記検出剤は第2の種類の抗リガンドおよ
    び該第2の種類の抗リガンドに対する放射性ラベ
    ル付けした抗(抗リガンド)であることを特徴と
    する特許請求の範囲第13項記載の方法。 15 前記不溶化構成物質は前記検出剤に対して
    前記被検物質と競争することができ、かつ前記検
    出剤は放射性標識化されており、更に該検出剤と
    該被検物質とかつ前記先端部材中への導入前に結
    合されることを特徴とする特許請求の範囲第10
    項記載の方法。 16 前記被検物質および前記不溶化物質は同一
    の前記群の構成物質であり、かつヘプトンまたは
    抗原から選択されるリガンドであり;前記検出剤
    は抗リガンドおよび放射性標識化した抗(抗リガ
    ンド)であることを特徴とする特許請求の範囲第
    15項記載の方法。 17 複数の注射器の先端部材受け端部に取付け
    られた小型の複数の先端部材からの溶液の吸入お
    よび排出を含む多数の液の同時移動を行うための
    装置であつて、該装置は 上部台および下部台を有する室; 予め定めた間隔で配置された該上部台と該下部
    台との間に保持された複数の注射器シリンダーで
    あつて、該シリンダーから該下部台を通つて延び
    る先端部材受け端部を有するものであり、該注射
    器シリンダーの各々は該シリンダーの上部に少く
    とも1つの出入口を持ち; 該出入口と連結している液体溜め; 該注射器シリンダー内に差し込まれた複数の注
    射器プランジヤーであつて、該上部台より上へ延
    びるロツドを有するもの; 該プランジヤーの上部に連結され、該プランジ
    ヤーを垂直方向に同時に運動させるための手段;
    および 下部台と該注射器端部に取付けられている該先
    端部材の上方縁との間に設けた該注射器端部から
    複数の該先端部材を同時に取はずすための手段; からなる装置。 18 前記各注射器シリンダーがその上方に少く
    とも1以上の入口を持ち、この入口が流体的に連
    結された流体だめを含む特許請求の範囲第17項
    記載の装置。 19 前記注射器プランジヤーが中空中心部を持
    つ特許請求の範囲第17項記載の装置。 20 前記先端部材を取はずすための手段が、注
    射器端部が通過して延びる多数の孔を有するプレ
    ート;該先端部材を離すために該プレートを降下
    させるために該プレートに連結して作動するカム
    手段;および該プレートを静止位置まで戻すため
    の弾性手段からなる、特許請求の範囲第17項記
    載の装置。
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