JPS6287523A - 紅花エキス、該紅花エキスの製造方法及び該紅花エキスからなる血管拡張剤 - Google Patents

紅花エキス、該紅花エキスの製造方法及び該紅花エキスからなる血管拡張剤

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JPS6287523A
JPS6287523A JP60227447A JP22744785A JPS6287523A JP S6287523 A JPS6287523 A JP S6287523A JP 60227447 A JP60227447 A JP 60227447A JP 22744785 A JP22744785 A JP 22744785A JP S6287523 A JPS6287523 A JP S6287523A
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safflower extract
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Yutaka Kutsuna
沓名 裕
Seishirou Fujii
誠史郎 藤井
Kenji Kitamura
謙始 北村
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、特定成分のみを含有する紅花エキス、該紅花
エキスを工業的に有利に抽出する製造方法並びに該紅花
エキスからなる血管拡張剤に関する。
[従来の技術1 紅花は生薬として優れた有効性を持っことが知られてお
り、持に通経薬、駆茫血薬として血行障害の治療等に古
くから使用されてきた。紅花の熱水、エタノール、又は
50%水性エタノールエキスに末梢循環改善作用のある
ことが薬理学的に確認されているし特開昭56−922
18 :塗)2本和男ら、神奈川歯学、1.8(1)、
64(1983) l。又、紅花熱水エキスに(士血液
凝固抑制作用もある2二とか報告されてイル、−1[小
管中央ら、’l’雑誌、 104.1050 (198
4) ](発明か解決しようとする問題点1 しかし5なから紅花fitエキスは血管拡張作用が弱い
j二め、多量に投与しなくてはならない。投与量は1川
音の年齢、体重、疾患の程度によっても異なるか、経[
二1投りの場合、大人1回当たり10g以上を必要とす
ることがある。紅花に黄吾、6創、日参等の(1!!の
生薬を組合せて相乗的効果を得る方法か提案されている
が(特開昭56−92216) 、活性の向−Lはネト
分であるっ又、紅花の成分に関しては、紅花赤色素のカ
ルサミン乃び紅花黄色素のサフラ”ノーイエローの構造
に関する報告があるが[小原平太部、小野寺準−9化学
系6学協連合東北地方大会講演予稿集、10月、106
. (1983) ] 、色素以外の成分に関しては全
く述べられていない。
本発明者らはかかる事情に鑑み、紅花エキスを効果的に
利用するべく鋭意研究を行なった結果、1、丁花租エギ
スには先に述べた血液凝固抑制作用の他に強い血小板凝
集抑制作用があり、この作用がアデノシソに起因−Iろ
、二どを県出しt二、従−)で、血小板凝集抑制作用ど
血i+’L疑固抑制作用を同時5.二巻する紅花iYI
エキスは、その士↓ン肖化管潰7ら等の出血性疾患を併
イもした患台に投与することは好ましくないという新I
゛ニな問題点が指摘さ′れた。、そこで更に研究を重ね
た結果、色濃成分のカルサミン及びす゛フラワーイエI
J −4:は血管拡張作用か無いこと、紅花粗エキスは
精製することにより血小板凝集抑制作用を有する成分(
アデノシン)、血液凝固抑制作用を有する成分及び色米
成分を除去できると共に血管拡張作用を茗(、り向上で
き・ること、血管拡張作用物質は水や含水有機、溶媒に
対rる溶解度か高く、ある特定の画分に濃縮されて複数
存在することを見出し、これらの知見に基づいて本発明
を完成するに至っt二。
[問題点を解決するための手段] 即ち、本発明は、(1)カラムニ(’)DS(511)
、4φ× 250mm 、移動相:酢酸/アセト二l・
リル、/水=0.1/1/98.9 、検出器=R丁又
はU V (254nm)の条件の高速液体クロマトグ
ラフ、7−による;!!II定においてk′=0.5〜
6のみに主ピークの認められる紅花エキス、(2)紅花
の熱水抽出濃縮液に水溶性有機溶剤を加えて分別沈澱し
上清を得る。
該上清の濃縮物を水に再溶解して逆相系液体クロマトグ
ラフィー用カラムに注入し移動相として水を通した時保
持されない画分のみを回収するか、又は該」−清の濃縮
物を水溶性有機溶媒に再溶解して吸着剤を添加攪拌した
後吸着剤を回収し水で溶離する画分のみを回収すること
を特徴とする紅花エキスの製造方法、(3)カラム: 
ODS(5μ)、4φ× 250mm  、移動相:酢
酸/アセトニトリル/水=0.1/1/98.9、検出
器:RI又はU V (254nm)の条件の高速液体
クロマトグラフィーにょるイ創定においてk′=0.5
〜6のみに主ピークの認められる紅花エキスからなる血
管拡張剤、の3項から成るものである。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明に係る紅花エキスζよ、淡黄色粉末であり、僅か
にアミン様臭を有する。本紅花エキスは、水、メタノー
ル、水性エタノール、水性アセトンには良好に溶解し、
エタノール、アセトンには殆ど溶解しない。本紅花エキ
スは紅花色素が実質的に除去されており、λmax =
 264nmで可視部には殆ど吸収を持たない(第1図
)。本紅花エキスは、カラム: ODS(5u)、4φ
×250mm  %移動相:酢酸/アセトニトリル/水
=0.1/1/98.9、検出器:RI叉はUV (2
54nm)の条件の高速液体クロマトグラフィーによる
測定においてk′=0.5〜6のみに主ピークが認めら
れるものである(第2図)。
次に本発明に係る紅花エキスの製造方法について述べる
。。
紅花の熱水抽出は、生薬抽出の常法に準じて行なえばよ
い。すなわち乾燥紅花1000部に対し水約10000
部を用いて、50〜90℃で約1時間ずつ3回程度抽出
する。抽出溶剤としては、熱水が最も効率的に有効成分
が回収できるため好まししく。冷水又はアルコール類、
アセトン及びこれらの含水溶剤で抽出すると有効成分が
十分に抽出できないので好ましくない1.この段階で抽
出液を減圧乾固すれば約330部の紅花粗エキス(A)
が得られる。。
次いで、得られた熱水抽出液を熱時に濾過した後、約8
00部に士で減圧濃縮し、水溶性有機溶剤を加えて分別
沈澱させ上清を分取する。
水溶性有機溶剤としては、メタノール、エタノール等の
アルコール類、アセトン等が挙げられるが、アセトンが
少ない添加量で沈澱ができること、回収が容易なことか
ら工業的に最も有利である。アセトンの添加量は、抽出
濃縮液の3倍容から7倍容の範囲にすればよいが、5倍
容に設定すれば、非有効成分を十分に沈澱除去でき、し
かも有効成分のほぼ全量を上清に残せるため好ましい。
該上清を減圧乾固すると、紅花粗エキス(B)約60部
が得られる。
次に逆用系液体クロマトグラフィーによる分取であるが
、該紅花粗エキス(B)60部を水60部で溶解し濾過
して、逆用系液体クロマトグラフィー用充填剤2000
部を充填したカラムに注入し、溶出力の弱い水等を移動
相として流した時保持されない画分のみを回収し;斌圧
乾固して、紅花工4】ス約16部を得る。
逆用系液体クロマトグラフf−の充填剤はC8夕、イブ
やCI8タイプ等が挙げられるが、分収用破砕型C8タ
イプのものが、保持力が適当で、水のみの移動相で有効
成分を溶出できるため工業的に最も有利である。
本発明に係る紅花エキスのもう一つの製造方法は、逆相
系液体クロマトグラフィーのかわりにシリカゲルを吸着
剤として利用し、濃縮精製する方法である。
即ち、分別沈澱により濃縮された紅花粗エキス(B)6
0部を水溶性有機溶剤約1000部に再溶解し、吸着剤
約200部を添加して、室温で約1時開綿やかに攪拌し
た後、シリカゲルを取り出し、水約500部で溶離する
画分を回収し、減圧乾固することにより、紅花エキス約
12部を得る。
吸着剤としては、シリカゲル、活性炭、活性アルミナ、
ケイソウ土等が挙げられ、−力水溶性有機溶剤としては
、アルコール類、アセトン等が挙げられるか、シリカゲ
ルとアセトンを組合せてこの操作を行なえば、有効成分
を選択的にしかも良好に吸脱着でき、しかも回収率が高
いため最も好ましい。
上記した分別沈澱及び、逆用系液体クロマトグラフィー
分取士たは吸着剤を用いた精製工程で多糖類、サフラワ
ーイエロー等の非有効成分及び、血小板凝集抑制作用成
分及び血液凝固抑制作用成分等の副作用成分が除去され
る。
本発明に係る紅花エキスは、水溶性有機溶剤で分別沈澱
後の紅花粗エキス(B)をざらに分画する時、最も極性
の高い画分に濃縮されて回収される。この特性を考慮す
れば、該紅花粗エキス(B)をざらに濃縮精製する方法
としては、本発明に係る逆相系液体クロマトグラフィー
やシリカゲル吸着剤を利用する方法以外にも、より一般
的にはカラムクロマトグラフィー、ゲル濾過法、イオン
交換樹脂法、溶媒分配法、あるいはこれらの手段の組合
せ等当該分野で汎用される多くの分別精製方法でも達成
し得る。
本紅花エキス中の血管拡張作用物質は、水酸基、カルボ
キシル基、アミノ基等の極性基を持つか、あるいは配糖
体であり、比較的極性が高く、少なくとも5種以上の物
質から構成されていると推定される。
本発明の紅花エキスからなる血管拡張剤は、医薬品とし
て臨床的には高血圧治療薬、四肢循環不全の治療薬及び
脳循環改善薬等として使用できる。投与方法は経口、非
経口のいずれの手段であってもよい。投与量は患者の年
齢、体重、疾患の程度によっても異なるが、大人1回当
たり、経口投与の場合、0.5〜500mg程度、非経
口投与の場合0゜005〜25mg程度が適当であり、
予防用および治療用の両方に用いることができる。通常
、上記有効量の紅花エキスに薬理学的に許容される媒体
、担体、賦形剤、結合剤、保存剤、安定剤、香味剤、着
色剤等を配合して通常用いられる経口及び非経口投与形
態に適合する単位投与剤型に製剤されるが、適宜、他の
血管拡張剤等信の薬剤を配合してもよい。
また、本発明に係る紅花エキスは、紅花色素か実質的に
除去されており塗布部位や衣服等を汚すことが無いため
、皮膚外用剤としても有用であり、霜やはや凍傷等の予
防、治療の為の外用医薬品、および育毛剤、浴用剤、化
粧料等に軟膏、クリーム、ローション、乳化液、粉末等
の剤型で用いることが可能である。皮膚外用剤中の紅花
エキスの配合量はo、ooi〜20重量%程度が好まし
い。
該皮膚外用剤には紅花エキスの他に通常化M、fE↓、
医薬品等の皮膚外用剤に用いられる成分例九ば油分、水
、保湿剤、増粘剤、防腐剤、金属イオン封tQ剤、紫外
線吸収剤、薬剤、生薬、分散剤、香tz[等を必要に応
じて本発明の効果を損なわない範囲で配合できる。
更に本発明に係る紅花エキスは安全性が高いことから、
健康食品等として予防的に用いることも可能である。
[実施例1 次に、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。本
発明はこれにより限定されるものではない4)実施例に
先立ち、各実施例と比較例で採用した血管拡張作用、血
小板凝集抑制作用及び血液、凝固抑制作用の試験法につ
いて説明する。っ(血管拡張作用の試験法) 健康な日本臼色神ウサギ(雄、体重2.5〜・3.5k
g)より大動脈を摘出し、ラセン状標本を作製した。こ
れをタイロード液を満たし?:10m1の標本Jfj中
にセルフ、インを用いて懸垂した。P!、本槽内のタイ
ロード液は37℃に保ち、95%02と5%CO2の混
合ガスを供給した。これに被験物質0 、1 mO−を
滴下し、滴下後の等張性収縮ないし弛緩をポリグラフシ
ステム(日本光電製)により測定しL:。
又、ノルアドレナリン10−”” 10 ”” mol
やK C110−5〜10−’ molにて予め収縮を
惹起した状態で被験物質0.1m(Lを滴下し、その後
の作用も調べた。被験物質の作用程度は、得られたチャ
ート上の収縮或は弛緩の幅から、対照としたノルアドレ
ナリン等の作用と対比しT評価した。判定は、著しく拡
張を+++、明らかに拡張を++、僅かに拡張を+、拡
張作用無しを−として、4段階で評価した。
(血小板凝集抑制作用の試験法) 健康な日本−色種ウサギ(雄、体重2.5〜3.5kg
)より採取した血液を950rpmで15分間遠心分離
し、上層の白色懸濁部分を分取して、これを多血小板血
漿とした。残った血液を更に300Orpmで10分間
遠心分離し、上清を分取して、これを乏血小板血漿とし
た。予め金属製回転子を入れた血小板凝集測定用試験管
に多血小板血漿と乏血小板血漿をそれぞれ250μl採
り、血小板凝集針(理化学電気工業製)にセットして透
過率を0および100に調整した。多血小板血漿側に被
験物質12.5μ店を添加して37℃に1分間保ち、次
に凝集惹起物質として20μMADP、20μg/+n
llコラーゲン懸濁液又は5mMアラキドン酸を25μ
色添加し、透過率の変化を5分間記録した。被験物質及
び対照の凝集曲線のベースラインと最大凝集の記録紙上
の距離(+no+)を測定し、次式により凝集抑制率(
%)を算出した。
凝集抑制率(%)= 被験物質の最大〆凝集(mm) 100−          −− X 100対照の
最大凝集(m+n) 判定は、凝集抑制率100〜80%を+++、80〜5
0を++、50〜20%を十及び20〜0%を−として
、4段階で評価した。
(血液凝固抑制作用の試験法) (1)活性部分トロンボプラスチン時間測定試験(AP
TT) APTT試薬(血小板第3因子試薬、アクチン)100
μ店を小試験管に採り、37”Cて1分間保った。これ
に被験物質251Jl)−と乏血小板血漿125μLを
加え、史に37℃で2分間保った。これに、予め37℃
加温しておいた20mM CaC!2水溶液100μL
を添加し37℃に保ちながら静かに混和した。
20mM CaCl2水溶液添加からフィブリン析出、
トての時間を測定した。対照として被験物質と同じ溶媒
について同様に測定した。
(2)プロトロンビン時間側定試!9(PT)被験物質
50μLと乏血小板血漿200μ店を小試験管に採り、
37℃で2分間加温した。これにPT試薬(シンプラス
チン)200ulを添加し、37℃に保ちながらフィブ
リン析出までの時間を測定した。対照として被験物質と
同じ溶媒について同様に)同定した。
APTT、 PT共に次式より相対時間(%)を算出し
た。
被験物質の測定値(秒) 相対時間(%)=            X100対
照の測定値(秒) 判定は、相対時間150%以上を+++、150〜12
0を++、120〜100%を十及び100%以下を−
として、4段階で評価した。
実施例1 乾燥紅花1kgを、70℃に加熱した水10Q、で、1
時間ずつ3回抽出し、熱時に濾過した後0.71まで減
圧濃縮した。これにアセトン3.5Lを攪拌しながら徐
々に添加し、添加後1時間静置すると、タール状の沈澱
が生じた。上清を減圧乾固したところ、黄褐色粉末59
gを得た。これに水を加えて100m1lとして、加温
しながら溶解し、放冷後2500rpmで10分間遠心
分離して不溶物を沈澱除去した。得られた上清のうち5
0mQ、を、粒径44〜63μm破砕型逆相系C8充填
剤750 gからなる内径5cm 、長き50cmのス
テンレススチール製カラムに注入し、移動相として水を
毎分500 Mで流し、k′=0〜2の殆ど保持されな
い画分のみを回収した。次にメタノール3.OLをカラ
ムに流して洗浄した後、再び移動相を水として、同様の
操作で残りの上清50mNを処理した。回収した画分を
合わせて減圧乾固したところ、淡黄色の紅花エキス粉末
16gを得た。
実施例2 実施例1の紅花熱水抽出、分別沈澱の操作により得られ
黄褐色粉末59gにアセトン1000+niを加えて溶
解し、粒径44〜63μm破砕型シリカゲル200 g
を添加して、室温で1時間緩やかに攪拌し六二後、30
分間静置した。上清を除去し、水500+dを加えて1
時間緩やかに攪拌した後、30分間静置した。上清の水
溶液を回収し、減圧乾固したところ淡黄色の紅花エキス
粉末12gを得た。
比較例1 乾燥紅花1kgを、水10Q、にて、70℃で1時間ず
つ3回抽出し、熱時に濾過して、減圧乾固したところ、
暗黄色で吸湿性の高い紅花粗エキス327gを得た。
比較例2 乾燥紅花1.kgを、50%水性エタノール10Q、に
て、70℃で1時間ずつ3回抽出し、熱時に濾過して、
減圧乾固したところ、暗黄色で吸湿性の高い紅花粗エキ
ス356gを得た。
比較例3 乾燥紅花1kgを、エタノール101にて、70℃で1
時間ずつ3回抽出し、熱時に濾過して、減圧乾固したと
ころ、暗黄色の紅花粗エキス312gを得た。
実施例1および2で得られた紅花エキスをddY系マウ
ス(llti雄4〜5週齢、体重20〜23g)に投与
した時のLDso値を第1表に示す1つ第1表から明ら
かなように本発明に係る紅花エキスは安全性の高いもの
である。
(以下余白) 実施例1.2及び比較例1.2.3で得られた紅花エキ
スと紅花粗エキスについてそれぞれ血管拡張作用、血小
板凝集抑制作用及び血液凝固抑制作用を評価した結果を
第2表と第3表に示す。
第2表 血管拡張作用の試験結果 第3表 血液凝固抑制作用泣び血液凝固抑制第2表から
明らかなように、本発明による紅花エキス(実施例1.
2)は、従来汎用されてきた紅花粗エキス(比較例1.
2.3)に比べて著しく強い末梢血管拡張作用を示し、
従来の和エキスの約1720又はそれ以下の投与量で同
程度の作用を有していた。
又、第3表から明らかなように、本発明の紅花エキス(
実施例1.2)は、従来の紅花粗エキス(比較例1.2
.3)とは異なり、血小板凝集抑制作用及び血液凝固抑
制作用を全く示さなかフた。なお比較例3の紅花粗エキ
スから、血小板凝集抑制作用物質としてアデノシンが最
高で0.14%検出された。
実施例3 注射液(静脈内投与用) 実施例1で得た紅花エキスに5mg/mtの濃度になる
ように生理食塩水(日本薬局方収載量)を加えて溶解し
、除菌後1 mtのアンプルに充填溶閉し加熱減菌して
、血管拡張剤とした。
実施例4 錠剤 実施例2で得た紅花エキスを除菌後、紅花エキス100
mgと微結晶セルロース50mgとを含有する錠剤を常
法に従って調製し、シロップゼラチン沈降性炭酸カルシ
ウムで糖衣をほどこし、血管拡張剤とした。この錠剤は
1回の投与量1〜3錠で使用される。
実施例5 軟膏 実施例2で得た紅花エキスを除菌後、紅花エキス10g
と吸水軟膏(日本薬局方収載量) 90gを均一に練り
合わせて軟膏を得た1、この軟膏は1日11−〜5回患
部に塗布される。
実施例6 乳液 (1)ステアリン酸         2.0重量%(
2)セタノール          1.5(3)ワセ
リン           3.0(4)ラノリンアル
コール      2.0(5)流動パラフィン   
    10.0(6)ポリオキシエチレンモノオレイ
ン酸エステル(10E、O,)      2.0(7
)香料             0.5(8)防腐剤
、酸化防止剤     適量(9)グリセリン    
      3.0(10)プロピレングリコール  
   5.0(11) トリエタノールアミン    
 1.0(12)紅花エキス          2.
0(13)精製水           残余製法 (13)に(9) (10) (11) (12)を加
え、70℃で加熱り昆合した。(1) (2) (3)
 (4) (5) (6) (7) (8)を加熱融解
して70℃とした。この油相成分に、前述した水相成分
を徐々に攪拌しながら加えた後、ホモミキサーにより均
一に乳化した。乳化後熱交換器により30℃まで冷却し
て乳液を得た。
[効果1 本発明に係る紅花エキスは、従来汎用されていた紅花租
エキスと比べて著しく強い血管拡張作用を有しており、
従来のものの約1720又はそれ以下の投与量で同程度
の作用が発現するものである。
ま−た、本発明の紅花エキスは従来の紅花粗エキスとは
異なり、血小板凝集抑制作用及び血液凝固抑制作用等の
副作用成分を含有しないものである。
また本発明の製造方法によれば、血小板凝集抑制作用及
び血液凝固抑制作用等の副作用成分が無く、血管拡張作
用が著しく強い紅花エキスを工業的に有利な方法で得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は紅花エキス1mg/m!水溶液の紫外−可視部
吸光度曲線を示すものである。第2図はカラム:ODS
(5μ)、4φ× 250mm  、移動相:酢酸/ア
セトニドυル/水= 0.1 / 1 /98.9、流
速:1.0m1j/min、検出器:RI又はU V 
(254nm)の条件の高速液体クロマトグラフィーに
よる測定における紅花エキスのクロマトグラムである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カラム:ODS(5μ)4φ×250mm、移動
    相:酢酸/アセトニトリル/水=0.1/1/98.9
    、検出器:RI又はUV(254nm)の条件の高速液
    体クロマトグラフィーによる測定においてk′=0.5
    〜6のみに主ピークの認められる紅花エキス。
  2. (2)紅花の熱水抽出濃縮液に水溶性有機溶剤を加えて
    分別沈澱し上清を得る。該上清の濃縮物を水に再溶解し
    て逆相系液体クロマトグラフィー用カラムに注入し移動
    相として水を通じた時保持されない画分のみを回収する
    か、又は該上清の濃縮物を水溶性有機溶媒に再溶解して
    吸着剤を添加攪拌した後吸着剤を回収し水で溶離する画
    分のみを回収することを特徴とする紅花エキスの製造方
    法。
  3. (3)カラム:ODS(5μ)4φ×250mm、移動
    相:酢酸/アセトニトリル/水=0.1/1/98.9
    、検出器:RI又はUV(254nm)の条件の高速液
    体クロマトグラフィーによる測定においてk′=0.5
    〜6のみに主ピークの認められる紅花エキスからなる血
    管拡張剤。
JP60227447A 1985-10-12 1985-10-12 紅花エキス、該紅花エキスの製造方法及び該紅花エキスからなる血管拡張剤 Pending JPS6287523A (ja)

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JP60227447A Pending JPS6287523A (ja) 1985-10-12 1985-10-12 紅花エキス、該紅花エキスの製造方法及び該紅花エキスからなる血管拡張剤

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JP (1) JPS6287523A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100341674B1 (ko) * 1998-09-25 2002-10-25 강희송 홍화엑기스추출방법및동방법에의해제조되는홍화엑기스

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KR100341674B1 (ko) * 1998-09-25 2002-10-25 강희송 홍화엑기스추출방법및동방법에의해제조되는홍화엑기스

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