JPS629749B2 - - Google Patents
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- JPS629749B2 JPS629749B2 JP53048207A JP4820778A JPS629749B2 JP S629749 B2 JPS629749 B2 JP S629749B2 JP 53048207 A JP53048207 A JP 53048207A JP 4820778 A JP4820778 A JP 4820778A JP S629749 B2 JPS629749 B2 JP S629749B2
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- suction
- cylinder
- refrigerant
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- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 34
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 25
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 9
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 11
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は斜板式圧縮機の改良に係り、とくに各
摺動部の潤滑性を改善した斜板式圧縮機に関す
る。
摺動部の潤滑性を改善した斜板式圧縮機に関す
る。
運転の円滑さおよび静粛さ、さらには体積効率
の高さ等の利点により、近時斜板式圧縮機が注目
され、車両空調用として多用される傾向にあり、
その性能面において急進的に改良が行なわれつつ
現在に至つているが、その中でもオイルポンプを
使用して各摺動部に強制的に油を供給する潤滑方
式を廃止して、圧縮機を含む冷凍回路中を冷媒と
ともに循環する油を巧みに利用して各摺動部の潤
滑を行う潤滑方式を採用するようになつたこと
は、圧縮機の小型化、簡素化、体積効率の向上ひ
いては冷凍効率の向上にとつて特筆すべき改良で
あつた。そしてとくに摺動作用が比較的激しく行
われる斜板室内の各摺動部を効率良く潤滑および
冷却することを企図して、帰還冷媒を前記斜板室
内に直接導入する技術が提案されている。
の高さ等の利点により、近時斜板式圧縮機が注目
され、車両空調用として多用される傾向にあり、
その性能面において急進的に改良が行なわれつつ
現在に至つているが、その中でもオイルポンプを
使用して各摺動部に強制的に油を供給する潤滑方
式を廃止して、圧縮機を含む冷凍回路中を冷媒と
ともに循環する油を巧みに利用して各摺動部の潤
滑を行う潤滑方式を採用するようになつたこと
は、圧縮機の小型化、簡素化、体積効率の向上ひ
いては冷凍効率の向上にとつて特筆すべき改良で
あつた。そしてとくに摺動作用が比較的激しく行
われる斜板室内の各摺動部を効率良く潤滑および
冷却することを企図して、帰還冷媒を前記斜板室
内に直接導入する技術が提案されている。
ところが上記提案になる潤滑方式は、未だ解決
されざる問題点を具有していた。つまり圧縮機の
運転中においては、シリンダボア内壁面とピスト
ン外周面との細隙より被圧縮冷媒が漏洩して、い
わゆる比較的高圧のブローバイガスが斜板室内に
充満し、帰還冷媒のうち油を高率に含有する一部
の冷媒だけを斜板室内に導入する形式の圧縮機に
おいては、その油を高率に含有する冷媒の斜板室
内への導入が阻害されて所期の潤滑効果を発揮す
ることができず、また帰還冷媒の全てを一旦斜板
室内に導入する形式の圧縮機においては、帰還冷
媒の圧縮機内への吸入効率が全体的に低下し、そ
の結果体積効率が低下したりさらには潤滑効率の
低下を招来するというそれぞれ欠点を有してい
た。
されざる問題点を具有していた。つまり圧縮機の
運転中においては、シリンダボア内壁面とピスト
ン外周面との細隙より被圧縮冷媒が漏洩して、い
わゆる比較的高圧のブローバイガスが斜板室内に
充満し、帰還冷媒のうち油を高率に含有する一部
の冷媒だけを斜板室内に導入する形式の圧縮機に
おいては、その油を高率に含有する冷媒の斜板室
内への導入が阻害されて所期の潤滑効果を発揮す
ることができず、また帰還冷媒の全てを一旦斜板
室内に導入する形式の圧縮機においては、帰還冷
媒の圧縮機内への吸入効率が全体的に低下し、そ
の結果体積効率が低下したりさらには潤滑効率の
低下を招来するというそれぞれ欠点を有してい
た。
本発明は、斜板室内に充満するブローバイガス
を積極的に排除することによつて、上記欠点を一
掃することを目的になされたものであつて、他の
目的は軸封装置の潤滑性能を向上させることであ
り、さらに他の目的は圧縮機の組立時に位置決め
用のピン穴部への空気の閉込み防止することであ
る。以下図示の実施例に基づき本発明を詳述す
る。
を積極的に排除することによつて、上記欠点を一
掃することを目的になされたものであつて、他の
目的は軸封装置の潤滑性能を向上させることであ
り、さらに他の目的は圧縮機の組立時に位置決め
用のピン穴部への空気の閉込み防止することであ
る。以下図示の実施例に基づき本発明を詳述す
る。
第1図〜第4図に示す第1実施例において、対
接された1対のシリンダブロツク1,2の両端部
は、弁板3,4を介在してそれぞれフロントおよ
びリアのハウジング5,6によつて閉塞されてい
る。前記シリンダブロツク1,2のほぼ軸心部に
は駆動軸7が貫通してベアリング8,9によつて
回転自在に支承され、その一端はフロントハウジ
ング5を貫通延在して、外部駆動源と連結可能で
ある。前記シリンダブロツク1,2の対接部分に
は斜板室10が形成され、前記駆動軸7に傾斜し
て固着された斜板11が回転可能に収納されてい
る。さらに前記シリンダブロツク1,2には、前
記駆動軸7を中心として放射状にかつこれと平行
に互に対向整列した適数組のシリンダボア12,
13が穿設され、これらシリンダボアの挾間に凹
設されたほぼ扇状の空洞部は、それぞれ吸入通路
14、吐出通路15および油留室16等として利
用される。それぞれ1対の前記シリンダボア1
2,13内には両頭のピストン17が嵌挿され、
該ピストン17はボール18、シユー19等の軸
受装置を介して前記斜板11に対して係留し、該
斜板11の回転力によつて前記シリンダボア1
2,13内を往復動する。前記シリンダブロツク
1,2の外壁には、帰還冷媒を圧縮機内に導入す
るための前記吸入通路14内に開口した吸入孔2
0と、圧縮冷媒を外部冷凍回路へ送出すための前
記吐出通路15内に開口した吐出孔21が配設さ
れており、前記斜板室10と前記吸入通路14と
を区画する隔壁には、前記吸入孔20と対向した
位置に斜板室10と吸入通路14とを互に連通す
る通孔22が、そして前記斜板室10と前記油留
室16とを区画する隔壁には斜板室10と油留室
16とを互に連通する油留室連通孔23がそれぞ
れ穿設されている。フロントおよびリアのハウジ
ング5,6内にはそれぞれ弁板3,4との間で、
副吸入室24、吸入室25および吐出室26が形
成され、前記副吸入室24は前記吸入室25と連
通状態にあるとともに、弁板3,4に刻設された
連通溝27を介して油留室16と連通されてお
り、フロントハウジング5の副吸入室24内には
駆動軸7が貫通し、リアハウジング6の副吸入室
24内には弁板4に穿設された孔28を介して前
記駆動軸7の他端部が臨んでいる。前記吸入室2
5は弁板3,4に穿設され吸入弁(図示せず)を
具備した吸入口29を介して各シリンダボア13
と連通されるとともに、同じく弁板3,4に穿設
された吸入通孔30を介して前記吸入通路14と
連通されている。また前記吐出室26は弁板3,
4に穿設され吐出弁(図示せず)を具備した吐出
口31を介して各シリンダボア13と連通される
とともに、同じく弁板3,4に穿設された吐出通
孔32を介して前記吐出通路15と連通されてい
る。前記フロントハウジング5の副吸入室24内
には軸封装置33が配設されている。そして斜板
室10と副吸入室24とを連通する連通路34
が、シリンダブロツク1,2、弁板3,4および
フロント、リアのハウジング5,6を貫通して穿
設されており、該実施例においては前記連通路3
4の弁板3,4部分に、シリンダブロツク1,
2、弁板3,4とおよびフロント、リアのハウジ
ング5,6のそれぞれを位置決めするための中空
位置決めピン35が嵌挿されている。
接された1対のシリンダブロツク1,2の両端部
は、弁板3,4を介在してそれぞれフロントおよ
びリアのハウジング5,6によつて閉塞されてい
る。前記シリンダブロツク1,2のほぼ軸心部に
は駆動軸7が貫通してベアリング8,9によつて
回転自在に支承され、その一端はフロントハウジ
ング5を貫通延在して、外部駆動源と連結可能で
ある。前記シリンダブロツク1,2の対接部分に
は斜板室10が形成され、前記駆動軸7に傾斜し
て固着された斜板11が回転可能に収納されてい
る。さらに前記シリンダブロツク1,2には、前
記駆動軸7を中心として放射状にかつこれと平行
に互に対向整列した適数組のシリンダボア12,
13が穿設され、これらシリンダボアの挾間に凹
設されたほぼ扇状の空洞部は、それぞれ吸入通路
14、吐出通路15および油留室16等として利
用される。それぞれ1対の前記シリンダボア1
2,13内には両頭のピストン17が嵌挿され、
該ピストン17はボール18、シユー19等の軸
受装置を介して前記斜板11に対して係留し、該
斜板11の回転力によつて前記シリンダボア1
2,13内を往復動する。前記シリンダブロツク
1,2の外壁には、帰還冷媒を圧縮機内に導入す
るための前記吸入通路14内に開口した吸入孔2
0と、圧縮冷媒を外部冷凍回路へ送出すための前
記吐出通路15内に開口した吐出孔21が配設さ
れており、前記斜板室10と前記吸入通路14と
を区画する隔壁には、前記吸入孔20と対向した
位置に斜板室10と吸入通路14とを互に連通す
る通孔22が、そして前記斜板室10と前記油留
室16とを区画する隔壁には斜板室10と油留室
16とを互に連通する油留室連通孔23がそれぞ
れ穿設されている。フロントおよびリアのハウジ
ング5,6内にはそれぞれ弁板3,4との間で、
副吸入室24、吸入室25および吐出室26が形
成され、前記副吸入室24は前記吸入室25と連
通状態にあるとともに、弁板3,4に刻設された
連通溝27を介して油留室16と連通されてお
り、フロントハウジング5の副吸入室24内には
駆動軸7が貫通し、リアハウジング6の副吸入室
24内には弁板4に穿設された孔28を介して前
記駆動軸7の他端部が臨んでいる。前記吸入室2
5は弁板3,4に穿設され吸入弁(図示せず)を
具備した吸入口29を介して各シリンダボア13
と連通されるとともに、同じく弁板3,4に穿設
された吸入通孔30を介して前記吸入通路14と
連通されている。また前記吐出室26は弁板3,
4に穿設され吐出弁(図示せず)を具備した吐出
口31を介して各シリンダボア13と連通される
とともに、同じく弁板3,4に穿設された吐出通
孔32を介して前記吐出通路15と連通されてい
る。前記フロントハウジング5の副吸入室24内
には軸封装置33が配設されている。そして斜板
室10と副吸入室24とを連通する連通路34
が、シリンダブロツク1,2、弁板3,4および
フロント、リアのハウジング5,6を貫通して穿
設されており、該実施例においては前記連通路3
4の弁板3,4部分に、シリンダブロツク1,
2、弁板3,4とおよびフロント、リアのハウジ
ング5,6のそれぞれを位置決めするための中空
位置決めピン35が嵌挿されている。
上述のごとく構成された圧縮機について、つぎ
に作用の説明を行うと、まず外部駆動源より駆動
軸7が駆動力を得て斜板11が回転すると、該回
転力によつてピストン17が往復動する。該ピス
トン17の往復動によつて発生する吸引力によつ
て、外部冷凍回路より帰還した冷媒は、吸入孔2
0より吸入通路14内に流入し、そこでほぼ直角
に変向して該吸入通路14内を進行して弁板3,
4の吸入通孔30を経てフロントおよびリアのハ
ウジング5,6の吸入室25内に流入する。他方
吸入孔20より吸入通路14内に流入して冷媒が
ほぼ直角に変向する際に、冷媒中に含まれた微粒
油もしくは油分を高率に含有する一部の冷媒は、
比較的比重が大きいため慣性力の影響によつて通
孔22より斜板室10内に突入する。吸入室25
内に流入した油含有率の比較的低くなつた冷媒
は、吸入口29よりシリンダボア13内に導入さ
れ、そこで圧縮作用を受けた後吐出口31よりフ
ロントおよびリアのハウジング5,6の吐出室2
6内に吐出されて、そこより弁板3,4の吐出通
孔32を経て吐出通路15に導かれ、吐出孔21
から外部冷凍回路へと送出される。斜板室10内
に突入した微粒油および油分を高率に含有した一
部の帰還冷媒は、該斜板室10内の各摺部つまり
板17とシユー19、シユー19とボール18、
ボール18とピストン17、スラストベアリング
部等を効果的に潤滑する。潤滑を終つて斜板室1
0の下底壁の滞溜した油は油留室連通孔23より
油留室16内に流出してそこに貯留される。また
一部の油はブローバイガス流れと共に連通溝27
を通つて吸入室へ流れる。なお該油留室16に貯
留された油は、圧縮機の起動時における急激な内
圧低下に起因して発生するいわゆるフオーミング
現象によつて冷媒流に乗るか、もしくは運転状態
の変化による圧力平衡の変動によつて冷媒流に持
ち去られるかして再度潤滑に供せられる。
に作用の説明を行うと、まず外部駆動源より駆動
軸7が駆動力を得て斜板11が回転すると、該回
転力によつてピストン17が往復動する。該ピス
トン17の往復動によつて発生する吸引力によつ
て、外部冷凍回路より帰還した冷媒は、吸入孔2
0より吸入通路14内に流入し、そこでほぼ直角
に変向して該吸入通路14内を進行して弁板3,
4の吸入通孔30を経てフロントおよびリアのハ
ウジング5,6の吸入室25内に流入する。他方
吸入孔20より吸入通路14内に流入して冷媒が
ほぼ直角に変向する際に、冷媒中に含まれた微粒
油もしくは油分を高率に含有する一部の冷媒は、
比較的比重が大きいため慣性力の影響によつて通
孔22より斜板室10内に突入する。吸入室25
内に流入した油含有率の比較的低くなつた冷媒
は、吸入口29よりシリンダボア13内に導入さ
れ、そこで圧縮作用を受けた後吐出口31よりフ
ロントおよびリアのハウジング5,6の吐出室2
6内に吐出されて、そこより弁板3,4の吐出通
孔32を経て吐出通路15に導かれ、吐出孔21
から外部冷凍回路へと送出される。斜板室10内
に突入した微粒油および油分を高率に含有した一
部の帰還冷媒は、該斜板室10内の各摺部つまり
板17とシユー19、シユー19とボール18、
ボール18とピストン17、スラストベアリング
部等を効果的に潤滑する。潤滑を終つて斜板室1
0の下底壁の滞溜した油は油留室連通孔23より
油留室16内に流出してそこに貯留される。また
一部の油はブローバイガス流れと共に連通溝27
を通つて吸入室へ流れる。なお該油留室16に貯
留された油は、圧縮機の起動時における急激な内
圧低下に起因して発生するいわゆるフオーミング
現象によつて冷媒流に乗るか、もしくは運転状態
の変化による圧力平衡の変動によつて冷媒流に持
ち去られるかして再度潤滑に供せられる。
そして、圧縮機の運転中においては、シリンダ
ボア13内壁面とピストン17外周面との細隙よ
り被圧縮冷媒が漏洩して、比較的高圧のいわゆる
ブローバイガスが斜板室10内に充満する傾向と
なるが、斜板室10と副吸入室24とを連通する
連通路34によつて斜板室10内の冷媒が吸入室
25へとどんどん排出されるため、斜板室10内
の高圧化を防止することができる結果、通孔22
からの、微粒油および油分を高率に含有した一部
の冷媒の斜板室10内への突入を円滑に行うこと
ができる。なおフロントハウジング5の副吸入室
24内に配設された軸封装置33は、連通路34
より流入する油分を含有した冷媒によつて潤滑な
らびに冷却が効果的に行われる。ただし、連通路
34を経て斜板室10内の冷媒が排出されるのと
併行して、油留室連通孔23から油留室16を経
て連通溝27を通る経路からも斜板室10内の冷
媒が排出されるが、起動時のフオーミング現象等
によつて多量の油が冷媒通路へもたらされた結
果、液圧縮を生起して圧縮機そのものもしくは冷
凍回路に悪影響を及ぼすことを防止する目的で、
前記連通構27の流路断面積は極力小さくなるよ
うに設定されているため、その排出流量はほんの
わずかであり、大部分のものは連通路34より十
分な量の冷媒が斜板室10より排出される。また
起動時には連通路34によつて斜板室10および
油留室16の圧力が、急激に下げられるため、フ
オーミングにより、油が斜板室10へ流込み、さ
らに連通路34を通して吸入室へ流込もうとする
が、連通孔34が軸心に近いため、斜板11の遠
心力で油は出にくくなり、一部の油は潤滑に寄与
した後再び油留室16へ流下する。このため連通
路34の断面積は比較的大きくしても液圧縮は起
きにくい。
ボア13内壁面とピストン17外周面との細隙よ
り被圧縮冷媒が漏洩して、比較的高圧のいわゆる
ブローバイガスが斜板室10内に充満する傾向と
なるが、斜板室10と副吸入室24とを連通する
連通路34によつて斜板室10内の冷媒が吸入室
25へとどんどん排出されるため、斜板室10内
の高圧化を防止することができる結果、通孔22
からの、微粒油および油分を高率に含有した一部
の冷媒の斜板室10内への突入を円滑に行うこと
ができる。なおフロントハウジング5の副吸入室
24内に配設された軸封装置33は、連通路34
より流入する油分を含有した冷媒によつて潤滑な
らびに冷却が効果的に行われる。ただし、連通路
34を経て斜板室10内の冷媒が排出されるのと
併行して、油留室連通孔23から油留室16を経
て連通溝27を通る経路からも斜板室10内の冷
媒が排出されるが、起動時のフオーミング現象等
によつて多量の油が冷媒通路へもたらされた結
果、液圧縮を生起して圧縮機そのものもしくは冷
凍回路に悪影響を及ぼすことを防止する目的で、
前記連通構27の流路断面積は極力小さくなるよ
うに設定されているため、その排出流量はほんの
わずかであり、大部分のものは連通路34より十
分な量の冷媒が斜板室10より排出される。また
起動時には連通路34によつて斜板室10および
油留室16の圧力が、急激に下げられるため、フ
オーミングにより、油が斜板室10へ流込み、さ
らに連通路34を通して吸入室へ流込もうとする
が、連通孔34が軸心に近いため、斜板11の遠
心力で油は出にくくなり、一部の油は潤滑に寄与
した後再び油留室16へ流下する。このため連通
路34の断面積は比較的大きくしても液圧縮は起
きにくい。
つぎに、第5図〜第7図に示した第2の実施例
について説明を行う。該実施例においては、シリ
ンダブロツク41,42に5対のシリンダボア4
3,44が穿設され、該シリンダボア43,44
にはそれぞれピストン45が嵌挿されており、駆
動軸46に固着された斜板47の回転力によつて
前記ピストン45がシリンダボア43,44内を
往復動可能である。帰還冷媒の全てが斜板室48
内に導入されるように構成されており、そこより
冷媒は通しボルト49を包囲するように形成され
た吸入通路50を経て、フロントおよびリアのハ
ウジング51,52に形成された吸入室53内に
流入し、吸入弁装置を介してシリンダボア43,
44内に吸入される。シリンダボア43,44内
で圧縮された冷媒は吐出室54から、通しボルト
55を包囲して形成され前記吸入通路50とは独
立した吐出通路56を経て、外部冷凍回路へと送
出される。そしてフロントおよびリアのハウジン
グ51,52には、前記駆動軸46に臨んで副吸
入室57が形成され、フロントハウジング51の
副吸入室57内には軸封装置58が配設されると
ともに、シリンダブロツク41、弁板59および
フロントハウジング51を貫通して穿設され、斜
板室48と連通するための連通路61が前記フロ
ントハウジング51の副吸入室57内に開口して
いる。なお該連通路61の弁板59部分には、シ
リンダブロツク41、弁板59およびフロントハ
ウジング51の互の位置決めを行う中空状位置決
めピン62が嵌挿されている。他方リア側の弁板
60部には、該実施例においては位置決めのみの
目的の中空位置決めピン63が嵌挿され、図に示
したごとき座ぐり64および該位置決めピン63
の具有する軸方向割面部分を介して(中空状縦割
り位置決めピン)、該位置決めピン63嵌合用穴
とリアハウジング52の副吸入室57とが連通状
態とされている。また副吸入室57と吸入室53
とは連通孔65によつてそれぞれ連通状態となつ
ている。従つて斜板室48に導入された冷媒およ
びブローバイガスは、吸入通路50を経てシリン
ダボア43,44へと送給されるが、さらに連通
路61を経ても積極的に斜板室48内の冷媒の排
出を助長するため、斜板室48内でのブローバイ
ガス充満に起因する圧縮機に対する全体的な冷媒
の吸入効率の低下を招来することはなく、連通路
61よりフロントハウジング51の副吸入室57
内に流入した油分を含む冷媒によつて軸封装置5
8が効果的に潤滑および冷却される。
について説明を行う。該実施例においては、シリ
ンダブロツク41,42に5対のシリンダボア4
3,44が穿設され、該シリンダボア43,44
にはそれぞれピストン45が嵌挿されており、駆
動軸46に固着された斜板47の回転力によつて
前記ピストン45がシリンダボア43,44内を
往復動可能である。帰還冷媒の全てが斜板室48
内に導入されるように構成されており、そこより
冷媒は通しボルト49を包囲するように形成され
た吸入通路50を経て、フロントおよびリアのハ
ウジング51,52に形成された吸入室53内に
流入し、吸入弁装置を介してシリンダボア43,
44内に吸入される。シリンダボア43,44内
で圧縮された冷媒は吐出室54から、通しボルト
55を包囲して形成され前記吸入通路50とは独
立した吐出通路56を経て、外部冷凍回路へと送
出される。そしてフロントおよびリアのハウジン
グ51,52には、前記駆動軸46に臨んで副吸
入室57が形成され、フロントハウジング51の
副吸入室57内には軸封装置58が配設されると
ともに、シリンダブロツク41、弁板59および
フロントハウジング51を貫通して穿設され、斜
板室48と連通するための連通路61が前記フロ
ントハウジング51の副吸入室57内に開口して
いる。なお該連通路61の弁板59部分には、シ
リンダブロツク41、弁板59およびフロントハ
ウジング51の互の位置決めを行う中空状位置決
めピン62が嵌挿されている。他方リア側の弁板
60部には、該実施例においては位置決めのみの
目的の中空位置決めピン63が嵌挿され、図に示
したごとき座ぐり64および該位置決めピン63
の具有する軸方向割面部分を介して(中空状縦割
り位置決めピン)、該位置決めピン63嵌合用穴
とリアハウジング52の副吸入室57とが連通状
態とされている。また副吸入室57と吸入室53
とは連通孔65によつてそれぞれ連通状態となつ
ている。従つて斜板室48に導入された冷媒およ
びブローバイガスは、吸入通路50を経てシリン
ダボア43,44へと送給されるが、さらに連通
路61を経ても積極的に斜板室48内の冷媒の排
出を助長するため、斜板室48内でのブローバイ
ガス充満に起因する圧縮機に対する全体的な冷媒
の吸入効率の低下を招来することはなく、連通路
61よりフロントハウジング51の副吸入室57
内に流入した油分を含む冷媒によつて軸封装置5
8が効果的に潤滑および冷却される。
上述のごとく本発明によれば、斜板室内に残留
する冷媒を積極的に排除することができるため、
斜板室内が高圧状態となるのを防止することがで
き、帰還冷媒に含まれる微粒油および油分を高率
に含有する一部の冷媒の斜板室への流入を阻害す
ることが無くなる結果、摺動部の潤滑効果が上
り、耐久性の高い圧縮機を得ることができ、また
圧縮機全体としての吸入効率の低下を防止するこ
とができる結果、上述と同様の効果を有し、さら
に体積効率が高い圧縮機を得ることができるとい
う効果を有しており、また軸封装置の潤滑および
冷却が効率良く行なわれる結果、これまた耐久性
の高い圧縮機を得ることに貢献し、さらに位置決
めピン打込用の穴を本発明になる連通路と兼用し
たことにより、構造が簡単になるとともに、圧縮
機組立時に位置決めピン打込用の穴内に閉じ込め
られた空気が、圧縮機を含む冷凍回路全体内を1
度真空状態にする際に容易に取除かれるため、該
位置決めピンがさびるのを防止できるという種々
の顕著な効果を有している。
する冷媒を積極的に排除することができるため、
斜板室内が高圧状態となるのを防止することがで
き、帰還冷媒に含まれる微粒油および油分を高率
に含有する一部の冷媒の斜板室への流入を阻害す
ることが無くなる結果、摺動部の潤滑効果が上
り、耐久性の高い圧縮機を得ることができ、また
圧縮機全体としての吸入効率の低下を防止するこ
とができる結果、上述と同様の効果を有し、さら
に体積効率が高い圧縮機を得ることができるとい
う効果を有しており、また軸封装置の潤滑および
冷却が効率良く行なわれる結果、これまた耐久性
の高い圧縮機を得ることに貢献し、さらに位置決
めピン打込用の穴を本発明になる連通路と兼用し
たことにより、構造が簡単になるとともに、圧縮
機組立時に位置決めピン打込用の穴内に閉じ込め
られた空気が、圧縮機を含む冷凍回路全体内を1
度真空状態にする際に容易に取除かれるため、該
位置決めピンがさびるのを防止できるという種々
の顕著な効果を有している。
第1図〜第4図は本発明の第1実施例を示した
もので、第1図は断面正面図(第3図および第4
図における―断面)、第2図は同じく別な断
面の正面図(第3図および第4図における―
断面)、第3図は第2図における―断面図、
第4図は第1図および第2図における―断面
図、第5図〜第7図は本発明の第2実施例を示し
たもので、第5図は断面正面図、第6図は第5図
における―断面図、第7図は第5図における
―断面図である。 1,2,41,42…シリンダブロツク、1
1,47…斜板、17,45…ピストン24,5
7…副吸入室、34,61…連通路、35,6
2,63…位置決めピン、33,58…軸封装
置。
もので、第1図は断面正面図(第3図および第4
図における―断面)、第2図は同じく別な断
面の正面図(第3図および第4図における―
断面)、第3図は第2図における―断面図、
第4図は第1図および第2図における―断面
図、第5図〜第7図は本発明の第2実施例を示し
たもので、第5図は断面正面図、第6図は第5図
における―断面図、第7図は第5図における
―断面図である。 1,2,41,42…シリンダブロツク、1
1,47…斜板、17,45…ピストン24,5
7…副吸入室、34,61…連通路、35,6
2,63…位置決めピン、33,58…軸封装
置。
Claims (1)
- 1 対設された一対のシリンダブロツクと、両シ
リンダブロツクの外端部を弁板を介してそれぞれ
閉塞するフロント及びリヤのハウジングと、前記
両シリンダブロツクに嵌挿支承され、前記フロン
トハウジング内に配設された軸封装置を通貫延出
する駆動軸と、前記駆動軸に固定された斜板に係
留して前記シリンダブロツクに対向配設されたシ
リンダボア内を摺動する適数個のピストンと、前
記両ハウジング内に前記シリンダボアと関係的に
区画形成された吸入室及び吐出室とを有し、前記
斜板を収容する斜板室に帰還冷媒の少なくとも一
部を導入する形式の斜板式圧縮機において、前記
斜板室と前記軸封装置を収納する副吸入室とを結
ぶ連通路を前記駆動軸の近傍に配設するととも
に、前記連通路のうち前記弁板部分に、シリンダ
ブロツク、弁板及びハウジングを互いに位置決め
するための中空状縦割位置決めピンを配設し、前
記ピンの中空部を介して副吸入室と斜板室を連通
した斜板式圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4820778A JPS54140202A (en) | 1978-04-21 | 1978-04-21 | Inclined-plate type compressor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4820778A JPS54140202A (en) | 1978-04-21 | 1978-04-21 | Inclined-plate type compressor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54140202A JPS54140202A (en) | 1979-10-31 |
| JPS629749B2 true JPS629749B2 (ja) | 1987-03-02 |
Family
ID=12796938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4820778A Granted JPS54140202A (en) | 1978-04-21 | 1978-04-21 | Inclined-plate type compressor |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54140202A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58162288U (ja) * | 1982-04-26 | 1983-10-28 | 株式会社デンソー | 多気筒圧縮機 |
-
1978
- 1978-04-21 JP JP4820778A patent/JPS54140202A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54140202A (en) | 1979-10-31 |
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