JPS6312196B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6312196B2 JPS6312196B2 JP56005578A JP557881A JPS6312196B2 JP S6312196 B2 JPS6312196 B2 JP S6312196B2 JP 56005578 A JP56005578 A JP 56005578A JP 557881 A JP557881 A JP 557881A JP S6312196 B2 JPS6312196 B2 JP S6312196B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- solvent
- antistatic agent
- graying
- washing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
本発明はドライクリーニング時に灰色着色(グ
レーイング)することを未然に防止するとともに
水系の洗濯時の汚れが落ちやすく、かつ再汚染し
にくくするポリエステル系合成繊維布帛及びの加
工方法に関するものである。 従来、水系及び溶剤系の洗濯時の防汚加工を目
的とする種々の試みが発表されているが、残念な
がらそれらは水系又は溶剤系の各々単独系におけ
る洗濯に対する防汚性に関するものでしかなかつ
た。ポリエステル系合成繊維製品の白物及び極淡
色物を水系及び溶剤系で洗濯する場合に、水系の
洗濯においては洗濯の繰り返しによる黒ずみ、汚
れの再付着あるいは汚れ自体がおちにくいという
問題があり、又溶剤系の洗濯においては溶剤中に
たまつた汚れが逆汚染する等、灰色着色(グレー
イング)が起こりやすい。このグレーイングの汚
れは非常に取れにくく元の状態に戻すことは困難
である。 ドライクリーニング時におけるグレーイング現
象を避けるためには、現在ドライクリーニング業
においては汚れの少ない淡色のものと汚れのひど
いものとをそれぞれ別浴にてクリーニングするな
どの注意が払われているが、それにもかかわらず
ドライクリーニング時の事故となり、苦情になつ
ている場合がある。 本発明はかかる現状に鑑みて行われたもので、
水系及び溶剤系の洗濯におけるグレーイングが起
こりえないようなポリエステル系合成繊維布帛を
加工によつて得ることを目的とするものである。
かかる目的を達成するために本発明は次の構成を
有するものである。 すなわち本発明はポリエステル系合成繊維布帛
に、ポリシロキサン樹脂、メラミン樹脂、フツ素
樹脂及び必要により帯電防止剤を含む混合エマル
ジヨンを付与したのち乾燥、熱処理することを特
徴とするポリエステル系合成繊維布帛の水系及び
溶剤系の洗濯におけるグレーイング防止加工方
法、及び布帛の構成繊維がポリシロキサン樹脂、
メラミン樹脂及びフツ素樹脂の三成分を含有して
いることを特徴とするグレーイング防止性を有す
るポリエステル系合成繊維布帛である。 本発明は末端にケイ素と直結した水酸基を有す
るジメチルポリシロキサンあるいはメチルハイド
ロジエンポリシロキサンの単独又は混合物よりな
るポリシロキサン樹脂とアルキルエーテル化メチ
ロールメラミン樹脂及びフツ素樹脂と帯電防止剤
(必要な場合のみ併用)の混合エマルジヨンを付
与したのち乾燥し、熱処理することにより水系及
び溶剤系の洗濯におけるグレーイング防止性を有
するポリエステル系合成繊維布帛及びその製造方
法を提供するものである。 本発明者らは数多くの繊維処理剤と各系におけ
るグレーイング現象との関係を知るべく研究を重
ねた結果、水系及び溶剤系の洗濯におけるグレー
イング現象を防止するためにはポリシロキサン樹
脂、メラミン樹脂、フツ素樹脂の混合エマルジヨ
ンを使用することにより極めて良好なるグレーイ
ング防止性を得ることができることを発見した。
これらの樹脂を各々単独で使用したのではグレー
イング防止効果が一方の系ではあつても他方の系
で効果がないか又は双方の系に対し効果がなく、
本発明のごとく組合せて混合された状態のもとで
のみグレーイング防止効果が発揮されることは驚
くべきことである。 ポリシロキサン樹脂は繊維重量に対し0.1%以
上使用すれば十分なグレーイング防止効果が得ら
れるが被処理布帛の形態により縫目強力の低下、
滑脱抵抗力の低下あるいはランが発生しやすいな
どの欠点を生ずる場合がある。本発明で併用する
メラミン樹脂はかかる欠点を防止する効果もあり
又風合を適当な硬さに調整する効果をも有し、フ
ツ素樹脂も同効果を有する。これらの使用量とし
ては繊維重量に対しメラミン樹脂が0.1%以上、
フツ素樹脂が0.5%以上使用することにより十分
な効果が得られる。又合成繊維布帛は静電気を蓄
積しやすいので、必要により帯電防止剤処理を行
わなければ、縫製作業等が困難となることがあ
る。帯電防止剤を用いる場合には水系及び溶剤系
の洗濯時におけるグレーイング防止の加工におい
て併用する帯電防止剤は特に溶剤系の洗濯時に簡
単に脱落する帯電防止剤を使用すべきである。本
発明者らの研究の結果では全ての帯電防止剤が溶
剤系の洗濯時の汚染吸収を促進し、特に溶剤系洗
濯に対して耐久性を有する帯電防止剤は著しいグ
レーイング現象を起こすことが判明している。し
たがつてグレーイング防止処理を行う場合は特に
洗濯で簡単に脱落する帯電防止剤を使用し、汚れ
を吸収する帯電防止剤が布帛上に残留しないよう
にする必要がある。帯電防止剤の使用量は帯電防
止剤の種類、被処理布帛の形態及び種類等によつ
て異なるが、繊維重量に対し0.5%以上使用しな
ければ十分な制電性を得ることはできない。 該ポリシロキサン樹脂、該メラミン樹脂、該フ
ツ素樹脂及び必要により帯電防止剤を含む混合エ
マルジヨンを被処理布帛に付与するには該処理布
を該混合エマルジヨンに浸漬し均一に絞るか、ス
プレーにて散布すれば良いが付与方法としてはこ
の限りでない。次いで該処理布を乾燥後これに熱
処理を行う。乾燥は100℃〜140℃にて30秒〜3分
位で十分であり、熱処理条件は150℃〜200℃にて
20秒〜2分位行えば良い。 次に実施例により本発明方法を説明するが、水
系及び溶剤系の洗濯時のグレーイング防止性の測
定は次のようにして行つた。 〔試験室における測定〕 (1) ドライクリーニング法(カーボン汚れテス
ト)試料(5cm×5cm)4枚をカーボンブラツ
ク0.01g、非イオン活性剤1g、アニオン活性
剤1g、水0.2gとパークロルエチレン200c.c.及
びスチールボール(φ5mm)10コをフタ付ポツ
トに入れ、ラウンダー・オ・メーターを使用し
て40℃×30分間のドライクリーニングを行い、
続いて該試料を新しいパークロルエチレン100
c.c.にてラウンダー・オ・メーターで40℃×10分
間のすすぎを行い風乾したものを被判定試料と
した。 (2) 水によるクリーニング方法 試料(5cm×5cm)4枚を汚れの素1g,洗
剤(ラウリルベンゼンスルフオン酸ソーダ1g
とトリポリリン酸ソーダ1gの混合物)と水
200c.c.スチールボール(φ5mm)10コをフタ付ポ
ツトに入れラウンダー・オ・メーターを使用し
40℃の水200c.c.を入れ40℃×10分間のすすぎを
行い、さらに25℃の水200c.c.にて10分間すすぎ
をした後60℃のタンブラーにて乾燥したものを
被判定試料とした。 ここで用いる汚れの素とは、ドライクリーニ
ング汚れと人工油性汚れ(ステアリン酸15%、
オレイン酸15%、牛脂硬化油15%、オリーブ油
15%、セチルアルコール10%、コレステロール
5%、固形パラフイン25%)を1:2の割合に
混合したものである。 (3) 評価方法 未ドライクリーニング布及びドライクリーニ
ング処理布並びに水による未洗濯布及び洗濯処
理布の反射率(波長480nm)を分光光度計で測
定した。未洗濯布及び洗濯布の反射率をそれぞ
れR0およびR1とし次式より汚染率を算出した。 汚染率(%)=R0−R1/R0×100 〔市中のクリーニング屋における試験〕 加工布をつなぎ合わせ、市中のクリーニング屋
にてクリーニング試験を行う場合、溶剤による洗
濯については3回の繰り返し洗濯を行い、水によ
る洗濯については10回の繰り返し洗濯を行つたも
のについてそれぞれ前記〔実験室における測定〕
の第(3)項に記載した評価方法と同じ方法で汚染率
を算出した。 実施例 1 ポリエステル加工糸(150デニール/48フイラ
メント)使いのツイル織物に通常の精練、染色
(螢光白色)を行い乾燥した。次に下記処方1〜
4の処理浴を用意した。処方1は本発明方法のた
めの処方である。処方2〜4は本発明方法との比
較のための処方であり本発明方法で用いる樹脂の
一方の樹脂のみの使用による方法である。 処方 1 ポリシロキサン樹脂エマルジヨン(A)(末端にケ
イ素と直結した水酸基を有するジメチルポリシ
ロキサン〔平均重合度210〕20%とメチルハイ
ドロジエンポリシロキサン〔平均重合度40〕20
%よりなるポリシロキサン樹脂エマルジヨン。)
0.2部 ポリシロキサン樹脂の触媒カタリストOZ(信越
化学(株)製ポリシロキサン樹脂用触媒) 0.02部 メチルエーテル化トリメチロールメラミン(B)
0.6部 アルカノールアミン塩酸塩(メラミン樹脂用触
媒) 0.06部 アクリル酸パーフルオロアルコールエステル(C)
(フツ素樹脂、非イオン系、有効成分18%)
4部 帯電防止剤 サンスタツトES―11(三洋化成(株)
製、一時帯電防止剤) 2部 水 98.12部 処方 2 ポリシロキサン樹脂(A) 1部 カタリストOZ 0.1部 水 98.9部 処方 3 メチルエーテル化トリメチロールメラミン(B)
0.5部 アルカノールアミン塩酸塩 0.05部 水 99.45部 処方 4 サンスタツトES―11 2部 水 98部 まず被加工布帛を4ツに分割し処方1〜4の処
理浴に各々浸漬した後、絞り率75%にて均一に絞
り、次いで120℃で3分間乾燥し、さらに170℃に
て40秒間の熱処理を行つた。得られた各試料につ
いてそのグレーイング防止性、帯電防止性の測定
を行つた。結果を第1表に示す。なお帯電防止性
は105℃にて1時間絶乾した試料を20℃×40%
RHの雰囲気に48時間放置した後宍戸商会(株)製の
ネオストメーターを使用し、回転板速度
1730rpm、荷電圧10000Vの条件にて半減期を測
定した。 第1表から明らかなように本発明方法はすぐれ
たグレーイング防止性を有しており、帯電防止性
も十分有していることがわかる。
レーイング)することを未然に防止するとともに
水系の洗濯時の汚れが落ちやすく、かつ再汚染し
にくくするポリエステル系合成繊維布帛及びの加
工方法に関するものである。 従来、水系及び溶剤系の洗濯時の防汚加工を目
的とする種々の試みが発表されているが、残念な
がらそれらは水系又は溶剤系の各々単独系におけ
る洗濯に対する防汚性に関するものでしかなかつ
た。ポリエステル系合成繊維製品の白物及び極淡
色物を水系及び溶剤系で洗濯する場合に、水系の
洗濯においては洗濯の繰り返しによる黒ずみ、汚
れの再付着あるいは汚れ自体がおちにくいという
問題があり、又溶剤系の洗濯においては溶剤中に
たまつた汚れが逆汚染する等、灰色着色(グレー
イング)が起こりやすい。このグレーイングの汚
れは非常に取れにくく元の状態に戻すことは困難
である。 ドライクリーニング時におけるグレーイング現
象を避けるためには、現在ドライクリーニング業
においては汚れの少ない淡色のものと汚れのひど
いものとをそれぞれ別浴にてクリーニングするな
どの注意が払われているが、それにもかかわらず
ドライクリーニング時の事故となり、苦情になつ
ている場合がある。 本発明はかかる現状に鑑みて行われたもので、
水系及び溶剤系の洗濯におけるグレーイングが起
こりえないようなポリエステル系合成繊維布帛を
加工によつて得ることを目的とするものである。
かかる目的を達成するために本発明は次の構成を
有するものである。 すなわち本発明はポリエステル系合成繊維布帛
に、ポリシロキサン樹脂、メラミン樹脂、フツ素
樹脂及び必要により帯電防止剤を含む混合エマル
ジヨンを付与したのち乾燥、熱処理することを特
徴とするポリエステル系合成繊維布帛の水系及び
溶剤系の洗濯におけるグレーイング防止加工方
法、及び布帛の構成繊維がポリシロキサン樹脂、
メラミン樹脂及びフツ素樹脂の三成分を含有して
いることを特徴とするグレーイング防止性を有す
るポリエステル系合成繊維布帛である。 本発明は末端にケイ素と直結した水酸基を有す
るジメチルポリシロキサンあるいはメチルハイド
ロジエンポリシロキサンの単独又は混合物よりな
るポリシロキサン樹脂とアルキルエーテル化メチ
ロールメラミン樹脂及びフツ素樹脂と帯電防止剤
(必要な場合のみ併用)の混合エマルジヨンを付
与したのち乾燥し、熱処理することにより水系及
び溶剤系の洗濯におけるグレーイング防止性を有
するポリエステル系合成繊維布帛及びその製造方
法を提供するものである。 本発明者らは数多くの繊維処理剤と各系におけ
るグレーイング現象との関係を知るべく研究を重
ねた結果、水系及び溶剤系の洗濯におけるグレー
イング現象を防止するためにはポリシロキサン樹
脂、メラミン樹脂、フツ素樹脂の混合エマルジヨ
ンを使用することにより極めて良好なるグレーイ
ング防止性を得ることができることを発見した。
これらの樹脂を各々単独で使用したのではグレー
イング防止効果が一方の系ではあつても他方の系
で効果がないか又は双方の系に対し効果がなく、
本発明のごとく組合せて混合された状態のもとで
のみグレーイング防止効果が発揮されることは驚
くべきことである。 ポリシロキサン樹脂は繊維重量に対し0.1%以
上使用すれば十分なグレーイング防止効果が得ら
れるが被処理布帛の形態により縫目強力の低下、
滑脱抵抗力の低下あるいはランが発生しやすいな
どの欠点を生ずる場合がある。本発明で併用する
メラミン樹脂はかかる欠点を防止する効果もあり
又風合を適当な硬さに調整する効果をも有し、フ
ツ素樹脂も同効果を有する。これらの使用量とし
ては繊維重量に対しメラミン樹脂が0.1%以上、
フツ素樹脂が0.5%以上使用することにより十分
な効果が得られる。又合成繊維布帛は静電気を蓄
積しやすいので、必要により帯電防止剤処理を行
わなければ、縫製作業等が困難となることがあ
る。帯電防止剤を用いる場合には水系及び溶剤系
の洗濯時におけるグレーイング防止の加工におい
て併用する帯電防止剤は特に溶剤系の洗濯時に簡
単に脱落する帯電防止剤を使用すべきである。本
発明者らの研究の結果では全ての帯電防止剤が溶
剤系の洗濯時の汚染吸収を促進し、特に溶剤系洗
濯に対して耐久性を有する帯電防止剤は著しいグ
レーイング現象を起こすことが判明している。し
たがつてグレーイング防止処理を行う場合は特に
洗濯で簡単に脱落する帯電防止剤を使用し、汚れ
を吸収する帯電防止剤が布帛上に残留しないよう
にする必要がある。帯電防止剤の使用量は帯電防
止剤の種類、被処理布帛の形態及び種類等によつ
て異なるが、繊維重量に対し0.5%以上使用しな
ければ十分な制電性を得ることはできない。 該ポリシロキサン樹脂、該メラミン樹脂、該フ
ツ素樹脂及び必要により帯電防止剤を含む混合エ
マルジヨンを被処理布帛に付与するには該処理布
を該混合エマルジヨンに浸漬し均一に絞るか、ス
プレーにて散布すれば良いが付与方法としてはこ
の限りでない。次いで該処理布を乾燥後これに熱
処理を行う。乾燥は100℃〜140℃にて30秒〜3分
位で十分であり、熱処理条件は150℃〜200℃にて
20秒〜2分位行えば良い。 次に実施例により本発明方法を説明するが、水
系及び溶剤系の洗濯時のグレーイング防止性の測
定は次のようにして行つた。 〔試験室における測定〕 (1) ドライクリーニング法(カーボン汚れテス
ト)試料(5cm×5cm)4枚をカーボンブラツ
ク0.01g、非イオン活性剤1g、アニオン活性
剤1g、水0.2gとパークロルエチレン200c.c.及
びスチールボール(φ5mm)10コをフタ付ポツ
トに入れ、ラウンダー・オ・メーターを使用し
て40℃×30分間のドライクリーニングを行い、
続いて該試料を新しいパークロルエチレン100
c.c.にてラウンダー・オ・メーターで40℃×10分
間のすすぎを行い風乾したものを被判定試料と
した。 (2) 水によるクリーニング方法 試料(5cm×5cm)4枚を汚れの素1g,洗
剤(ラウリルベンゼンスルフオン酸ソーダ1g
とトリポリリン酸ソーダ1gの混合物)と水
200c.c.スチールボール(φ5mm)10コをフタ付ポ
ツトに入れラウンダー・オ・メーターを使用し
40℃の水200c.c.を入れ40℃×10分間のすすぎを
行い、さらに25℃の水200c.c.にて10分間すすぎ
をした後60℃のタンブラーにて乾燥したものを
被判定試料とした。 ここで用いる汚れの素とは、ドライクリーニ
ング汚れと人工油性汚れ(ステアリン酸15%、
オレイン酸15%、牛脂硬化油15%、オリーブ油
15%、セチルアルコール10%、コレステロール
5%、固形パラフイン25%)を1:2の割合に
混合したものである。 (3) 評価方法 未ドライクリーニング布及びドライクリーニ
ング処理布並びに水による未洗濯布及び洗濯処
理布の反射率(波長480nm)を分光光度計で測
定した。未洗濯布及び洗濯布の反射率をそれぞ
れR0およびR1とし次式より汚染率を算出した。 汚染率(%)=R0−R1/R0×100 〔市中のクリーニング屋における試験〕 加工布をつなぎ合わせ、市中のクリーニング屋
にてクリーニング試験を行う場合、溶剤による洗
濯については3回の繰り返し洗濯を行い、水によ
る洗濯については10回の繰り返し洗濯を行つたも
のについてそれぞれ前記〔実験室における測定〕
の第(3)項に記載した評価方法と同じ方法で汚染率
を算出した。 実施例 1 ポリエステル加工糸(150デニール/48フイラ
メント)使いのツイル織物に通常の精練、染色
(螢光白色)を行い乾燥した。次に下記処方1〜
4の処理浴を用意した。処方1は本発明方法のた
めの処方である。処方2〜4は本発明方法との比
較のための処方であり本発明方法で用いる樹脂の
一方の樹脂のみの使用による方法である。 処方 1 ポリシロキサン樹脂エマルジヨン(A)(末端にケ
イ素と直結した水酸基を有するジメチルポリシ
ロキサン〔平均重合度210〕20%とメチルハイ
ドロジエンポリシロキサン〔平均重合度40〕20
%よりなるポリシロキサン樹脂エマルジヨン。)
0.2部 ポリシロキサン樹脂の触媒カタリストOZ(信越
化学(株)製ポリシロキサン樹脂用触媒) 0.02部 メチルエーテル化トリメチロールメラミン(B)
0.6部 アルカノールアミン塩酸塩(メラミン樹脂用触
媒) 0.06部 アクリル酸パーフルオロアルコールエステル(C)
(フツ素樹脂、非イオン系、有効成分18%)
4部 帯電防止剤 サンスタツトES―11(三洋化成(株)
製、一時帯電防止剤) 2部 水 98.12部 処方 2 ポリシロキサン樹脂(A) 1部 カタリストOZ 0.1部 水 98.9部 処方 3 メチルエーテル化トリメチロールメラミン(B)
0.5部 アルカノールアミン塩酸塩 0.05部 水 99.45部 処方 4 サンスタツトES―11 2部 水 98部 まず被加工布帛を4ツに分割し処方1〜4の処
理浴に各々浸漬した後、絞り率75%にて均一に絞
り、次いで120℃で3分間乾燥し、さらに170℃に
て40秒間の熱処理を行つた。得られた各試料につ
いてそのグレーイング防止性、帯電防止性の測定
を行つた。結果を第1表に示す。なお帯電防止性
は105℃にて1時間絶乾した試料を20℃×40%
RHの雰囲気に48時間放置した後宍戸商会(株)製の
ネオストメーターを使用し、回転板速度
1730rpm、荷電圧10000Vの条件にて半減期を測
定した。 第1表から明らかなように本発明方法はすぐれ
たグレーイング防止性を有しており、帯電防止性
も十分有していることがわかる。
【表】
実施例 2
ポリエステル加工糸(150デニール/30フイラ
メント)使いの平織物を用意し、これに通常の精
練、染色(螢光白色)を施し乾燥した。次に下記
処方5の浴に浸漬し絞り率80%にて均一に絞り、
次いで130℃で2分間乾燥後、180℃にて30秒間の
熱処理を行つた。 処方 5 ポリシロキサン樹脂エマルジヨン(A)(末端にケ
イ素と直結した水酸基を有するジメチルポリシ
ロキサン〔平均重合度300〕25%及びメチルハ
イドロジエンポリシロキサン〔平均重合度60〕
15%よりなるポリシロキサン樹脂エマルジヨ
ン。) 0.4部 カタリストOZ 0.04部 メチルエーテル化トリメチロールメラミン(B)
0.4部 アルカノールアミン塩酸塩 0.04部 アクリル酸パーフロオロアルコールエーテル(C)
2部 帯電防止剤、サンスタツトES―11 2部 水 95.12部 得られた処理布の性能を第2表に示す。第2表
から明らかなごとく本発明方法はすぐれたグレー
イング防止性と帯電防止性を有していた。
メント)使いの平織物を用意し、これに通常の精
練、染色(螢光白色)を施し乾燥した。次に下記
処方5の浴に浸漬し絞り率80%にて均一に絞り、
次いで130℃で2分間乾燥後、180℃にて30秒間の
熱処理を行つた。 処方 5 ポリシロキサン樹脂エマルジヨン(A)(末端にケ
イ素と直結した水酸基を有するジメチルポリシ
ロキサン〔平均重合度300〕25%及びメチルハ
イドロジエンポリシロキサン〔平均重合度60〕
15%よりなるポリシロキサン樹脂エマルジヨ
ン。) 0.4部 カタリストOZ 0.04部 メチルエーテル化トリメチロールメラミン(B)
0.4部 アルカノールアミン塩酸塩 0.04部 アクリル酸パーフロオロアルコールエーテル(C)
2部 帯電防止剤、サンスタツトES―11 2部 水 95.12部 得られた処理布の性能を第2表に示す。第2表
から明らかなごとく本発明方法はすぐれたグレー
イング防止性と帯電防止性を有していた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリエステル系合成繊維布帛に、ポリシロキ
サン樹脂、メラミン樹脂、フツ素樹脂及び必要に
より帯電防止剤を含む混合エマルジヨンを付与し
たのち乾燥、熱処理することを特徴とするポリエ
ステル系合成繊維布帛の水系及び溶剤系の洗濯に
おけるグレーイング防止加工方法。 2 ポリシロキサン樹脂を繊維重量に対し0.1%
以上、メラミン樹脂を0.1%以上及びフツ素樹脂
を0.5%以上付与することを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載のポリエステル系合成繊維布帛
の水系及び溶剤系の洗濯におけるグレーイング防
止加工方法。 3 帯電防止剤として水系及び溶剤系の洗濯で脱
落する一時的な帯電防止剤を用いることを特徴と
する特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のポ
リエステル系合成繊維布帛の水系及び溶剤系の洗
濯におけるグレーイング防止加工方法。 4 帯電防止剤の使用量が繊維重量に対し0.3%
以上であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項、第2項又は第3項に記載のポリエステル系合
成繊維布帛の水系及び溶剤系の洗濯におけるグレ
ーイング防止加工方法。 5 布帛の構成繊維がポリシロキサン樹脂、メラ
ミン樹脂及びフツ素樹脂の三成分を含有している
ことを特徴とするグレーイング防止性を有するポ
リエステル系合成繊維布帛。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP557881A JPS57117679A (en) | 1981-01-16 | 1981-01-16 | Graying-proof fabric and processing thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP557881A JPS57117679A (en) | 1981-01-16 | 1981-01-16 | Graying-proof fabric and processing thereof |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57117679A JPS57117679A (en) | 1982-07-22 |
| JPS6312196B2 true JPS6312196B2 (ja) | 1988-03-17 |
Family
ID=11615101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP557881A Granted JPS57117679A (en) | 1981-01-16 | 1981-01-16 | Graying-proof fabric and processing thereof |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57117679A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4518649A (en) * | 1984-05-11 | 1985-05-21 | Chicopee | Soil releasing textiles containing fluorochemical soil release agents and method for producing same |
| JPS6228471A (ja) * | 1985-07-29 | 1987-02-06 | カネボウ株式会社 | 撥水加工方法 |
| JP2611884B2 (ja) * | 1991-04-22 | 1997-05-21 | 馨 岡本 | 改質繊維製品の製造法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5335100A (en) * | 1976-09-09 | 1978-04-01 | Mitsubishi Rayon Co | Acid resistant finish for aromatic polyamide |
| JPS5819794B2 (ja) * | 1979-06-01 | 1983-04-20 | 東レ株式会社 | 防汚性布帛及びその製法 |
| JPS581232B2 (ja) * | 1980-02-29 | 1983-01-10 | 大日本インキ化学工業株式会社 | 染色摩擦堅牢度の改良された繊維布の撥水撥油加工法 |
-
1981
- 1981-01-16 JP JP557881A patent/JPS57117679A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57117679A (en) | 1982-07-22 |
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