JPS6312759A - 高導電性繊維の製造法 - Google Patents

高導電性繊維の製造法

Info

Publication number
JPS6312759A
JPS6312759A JP15475186A JP15475186A JPS6312759A JP S6312759 A JPS6312759 A JP S6312759A JP 15475186 A JP15475186 A JP 15475186A JP 15475186 A JP15475186 A JP 15475186A JP S6312759 A JPS6312759 A JP S6312759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
highly conductive
carbon
gas
firing
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15475186A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07111027B2 (ja
Inventor
西内 紀八郎
和田 憲一
幸哉 晴山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Chemical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Chemical Co Ltd filed Critical Otsuka Chemical Co Ltd
Priority to JP61154751A priority Critical patent/JPH07111027B2/ja
Publication of JPS6312759A publication Critical patent/JPS6312759A/ja
Publication of JPH07111027B2 publication Critical patent/JPH07111027B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は機能性複合材料用素材として有用な高導電性a
維及びその製造法に関するもので、導電性塗料、インキ
、電気メツキ用複合材料、電波シールド材等に適用でき
るものである。
(従来の技術) 科学技術の発達とニーズの多様化に伴ない高性能、多機
能素材の開発が活発に行われ、プラスチック業界にあっ
ても導電性高分子材料の開発についての研究が種々試み
られており、例えばカーボン粒子もしくは繊維又は銅、
銀、金等の金属粉を導電性充填剤として用いた高分子材
料が提案されている。しかしながらカーボンNI1.維
以外は充填剤として用いた時、いずれも補強性に乏しい
という欠点があった。
カーボンa維は補強性の導電性充填剤ではあるが、繊維
長を均質に揃えるのが困難であり、アスペクト比が不揃
いとなるため、成型加工性が悪く、また、d型品の表面
乎滑性及び研摩性において劣る。
以上の如き実状に鑑み、既に公知の充填剤の欠点を改善
するものとして、耐熱性、補強性の優れた導電性チタン
酸アルカリの開発に期待が寄せられ、還元チタン酸アル
カリ、金属被覆チタン酸アルカリ、炭素蒸着法、金属酸
化物被覆法等が提案されているが、金属被覆性以外、体
積抵抗率が10−2Ω・cm未満のものが得られていな
い現状である。
尚、本発明者は既にvf開昭58−135129におい
て、チタン酸アルカリと炭素物質とからなる混合物を還
元又は不活性雰囲気下に昇温し、500〜1300℃で
加熱焼成することを特徴とする還元チタン酸アルカリの
製造法を提案し、これら先願技術としで開示した炭化水
素化合物、高炭素含有化石成分の有用性を活用した導電
性チタン酸アルカリの製造技術において、これら炭化水
素化合物、高炭素含有化石成分は、チタン酸アルカリと
ともに焼成するとき、チタン酸アルカリを還元するとと
もに、非酸化性雰囲気で分解し、チタン酸アルカリ金属
の表面に炭素質被膜を形成し、黒色の導電性チタン酸ア
ルカリが得られた。
但し、これら先願技術ではチタン酸アルカリは還元され
ることにより導電性が発現するだめの補助的手段として
利用していた。近年ニーズの多様化、高性能化に併い高
導電性の補強材料の開発が望まれ補強性とともに導電性
の優れた素材開発が望まれている。しかるに先願技術に
おいて、室温で気体である炭化水素化合物を用いるとチ
タン酸カリウムとの接触は均質であり、チタン酸アルカ
リの還元と同時に炭素被膜を形成させることはできるが
、炭化水素ガスの比重が小さく、開放型の焼成炉では、
雰囲気ガスとともに外部に流出しガス濃度を高濃度にす
るが、長時間焼成する必要があり、前者では炭素被膜以
外に多量の遊離カーボンが副生じ、そのまま用いると補
強性を者しく低減し、遊離カーボンの除去が必要であり
、後者では密閉式焼成炉にするが、内圧を引圧にして炭
化水素ガスの漏れを防止しないと爆発、引火しゃすく、
装置管理に熟練を要し、しがも、この様にして得られた
導電性チタン酸アルカリの導電性は高々10−2Ω・c
m程度の体積固有抵抗率しか得られなかった。
これら先願技術の改良法として、チタン酸アルカリの還
元と同時に炭素質被膜の形成条件について種々検討した
ところ、チタン酸アルカリを炉内に静置し、炭素物質と
接触させて非酸化性雰囲気で焼成する方法では、室温に
て液体又は固体を呈し、加温下で気化する成分を用いた
方が室温で気体である炭素物質を用いる場合より、反応
効率も良く、爆発等の危険性も低減され産業利用性の高
いものであり、チタン酸アルカリの還元も均質に進行し
たが、遊離カーボンが若干生成し、炭素物質の利用効率
が不充分で、高導電性のものを得るのに高度の熟練した
技術を必要とすることが明らかとなった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は耐熱性及び補強性に優れた高導電性のa
維及びその製造法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は繊維質成分の表面が炭素質を主成分とする被膜
で被覆され、体積固有抵抗値が10−”Ω・am未満で
ある高導電性ts、mに係り、この高導電性繊維は例え
ば加熱焼成炉に繊維質成分を定常供給し、繊維質成分1
00重量部に対し芳香族炭化水素成分を10〜100重
量部となるよう気化室から導入後、非酸化性雰囲気下8
00〜1100’Cで焼成することにより得られる。
本発明においてWL維質成分とは、アスペクト比(i細
長と繊維径の比)が10以上のN&維形状を有するもの
であり、非酸化性雰囲気で焼成されることから、耐熱性
が優れたものであり、一般に無機質a維から選択され、
加熱焼成炉中で焼成される点及び複合材料として利用さ
れる時の加工性等から、4i 4I Etは1 u m
−300mn+、 b”11m径は10μm−1mm程
度のものが好ましく、繊維径が細すぎると補強効果が不
足し、Ia惟艮が便すぎると、解繊に多大の労を用し、
複合材料用素材として利用するとき、成型加工性及び均
質性が低下するとともに7スペクト比が低減し、補強性
が不充分となりやすいためであり、石膏繊維、アスベス
ト、ロッククール、石英ffl維、アルミナ繊維、炭素
繊維、炭化珪素繊維、窒化珪素繊維、ジルコニア繊維、
窒化ホウ素繊維、炭化ホウ素繊維、ホウ化チタン繊維、
ホウ素繊維、酸化ベリリウム繊維、チタン酸アルカリ金
属繊維、チタン酸アルカリ土類金属繊維等が例示される
本発明の繊維質成分において、チタン酸ナトリウムa、
W、チタン酸リチウム繊維、チタン酸カリウムM&維等
として例示されるチタン酸アルカリ繊維に関し、チタン
酸カリウムan、その中でもに2o・6 T i O2
で表わされる6チタン酸カリウム繊維は、耐火、断熱性
、機械的強度に優れ、しかも充填剤として用いたとき、
製品の表面平滑性が優れている。αで有利であり、繊維
長5μm以上、アスペクト比20以上、特に100以上
のものが補強性充填剤として適している。
本発明の芳香族炭化水素成分とは、例えばベンゼン、ト
ルエン、キシレンなどの単核芳香族炭化水素、ナフタレ
ン、アントラセンなとの多核芳香族炭化水素及び上述の
各種炭化水素の各81誘導体において、常圧下300℃
以下で気化又は昇華するものであり、これらの111又
は2種以上の混合物として使用される。
非酸化性雰囲気とは、還元ガス又は不活性γスを導入し
て非酸化性雰囲気に保つことであり、還元ガスとして水
素ガス、−酸化炭素ガス、アンモニアガスなどが例示で
き、不活性ガスとしては窒素ガスが代表的なものである
が、アルゴン、ヘリウム、キセノン、その他の不活性ガ
ス、更には炭酸ガス等も使用でき、これら還元がス及び
不活性が又は単独、又は任意の2種以上の混合ガスとし
て系内に導入でき、これらのガスによって実質的に90
容量%以上置換された雰囲気を示す。
本発明においては、加熱焼成炉に繊維質成分を定常供給
し、気化した芳香族炭化水素と繊維質成分を均質接触下
で移送、非酸化性雰囲気下で焼成することにより目的の
高導電性繊維が得られる。
好適な加熱焼成炉としては、回転焼成式のロータリーキ
ルンが例示できるが、炉内に送り羽根を付した回転軸に
より繊維質成分を移送する機構を付した円筒型の焼成炉
も利用でき、後者は送り羽根により焼成炉内に乱流が生
じやすく、芳香族炭化水素が送り羽根の表面等で熱分解
して異常析出し、遊離炭素が生じやすいので、制御に熟
練を要する。
尚、本発明では加熱炉を特に工夫しなくても、供給する
Wl、m質成分をスプレードライ等で造粒したものに加
工することにより、傾斜型焼成炉をも利用でき、更にロ
ータリーキルンに造粒したMILm。
質成分を供給することで、より簡易に本発明の導電性繊
維が製造できる。
繊m質成分の造粒法としては通常行われている任意の方
法が利用できるが、粒径は10μm〜51、好ましくは
50μm〜1mmの範囲であり、細かすぎると繊維のか
らみが強く複合材料として用いた時、均質に解繊した分
散物になりにくく、逆に大きすぎると焼成時の熱伝導及
び雰囲気ガスとの接触が不均質となり、均質な製品が得
にくい。
尚、造粒工程において、繊維質成分を結合させる造粒助
剤は通常用いられる任意のものが利用できるが、ワセリ
ン等のペトロラタム系物質の乳化分散液中にi椎質成分
を分散後スプレードライ等で造粒すると、wl、継面表
面への炭素質膜の形成を助長する効果がある。
本発明の実施に際して留意すべき点の一つに炭化水素の
分解温度及び繊維質成分への付着温度がある。炭化水素
は種類により分解温度が異なり、カーボンの最適な析出
温度範囲及び繊維質成分への最適付着温度範囲は使用す
る炭化水素様によって異なる。例えばメタンの場合はカ
ーボンの析出温度範囲は約900〜950℃であり、n
−プロパンの場合は約950〜1000℃である。ベン
ゼンの場合は温度が低く約750〜800℃でカーボン
が析出する。
但し、これらの析出温度は静置式測定器で観察された実
験例が多く、析出温度と付着特性の関係についての考察
がなされて5らず、静置式ではこれらの温度でいずれの
成分もカーボンの析出が認められるが、遊離カーボンも
付随して析出する。炭素質被膜を有する高導電性繊維の
開発には、付着効率の向上と付着特性の解析が重要であ
った。
炭化水素系化合物としてメタン、プロパン等の気体炭化
水素を用いると、漏れによる引火爆発、接触比の増大と
いう欠点を容認すると製造工程が簡略化i!−れること
は明白であるが、繊維質表面への付着性が、種々の条件
で検討しても不充分であった。尚、室温で液体又は固体
であり、気化B’11Nが必要な芳香族炭化水素におい
て、例えばベンゼンではカーボンの析出温度が750〜
800℃と脂肪族系炭化水素ガスより低温でカーボンが
析出することは知られていたが、気化8!構が必要なこ
とと、上述のカーボンの析出温度に焼成しでも、他の気
体炭化〃大同様、静置法では遊離炭素の析出が多く認め
られ、繊維表面の平滑度が低減する欠点があった。
本発明者はベンゼンのカーボン析出機構について種々検
討した結果、ベンゼンを非酸化性雰囲気で焼成すると、
焼成条件によりベンゼンが重合し種々の化合物に変化す
ること、これらの重合物が繊維質表面に付着して均質な
導電性炭素膜を形成することを見い出し、0m法ではこ
れらベンゼンの重合物が繊維質表面に付着せず、遊離炭
素となることが明らかとなった。尚、これら炭化8!構
の解明から、従来論じられているカーボン析出温度より
高温焼成する必要があり、出発原料としてベンゼン誘導
体である芳香族炭化水素を用いると、焼成条件が原料の
種類により大差なく、800〜1100’Cの温度範囲
、好ましくは、900℃以上の温度域を通過させること
により、芳香族系炭化水素の炭素質化が完了することを
見い出した。
本発明の方法では炭素源となる芳香族炭化水素が有効利
用されるので、使用量は低減されるが、繊維形状、繊維
の比表面積、目的とする導電性により異なるので特定で
きないが、繊維質成分100重量部に対し、芳香族炭化
水素成分を10〜1000重量部の範囲とするのが好ま
しい。
本発明では芳香族炭化水素の分解、a、$lI質表面表
面付着を助長する触媒の併用を排除するものではなく、
このような触媒としては、マンガン、モリブデン、タン
グステン、ホウ素、鉄、ニッケル、コバルト等の化合物
の1種又は2種以上の混合物であり、塩化物、酸化物、
水酸化物、硝酸塩、硫酸塩、更には金属アルコラード、
アルキルアセトネート等の有機金属塩が利用できる。こ
れら触媒の利用の実施態様としては、繊維質成分と均質
混合するのが最も有効であり、待にスプレードライ等で
造粒する場合には、造粒工程時に添加し、繊維質成分と
触媒が均質混合された造粒品を利用すると良い。
本発明において、気化した芳香族炭化水素と繊維質成分
を均質接触下で移送する手段として、芳香族炭化水素と
繊維質成分を萌もって均質混合し、その混合物を加熱焼
成炉の予熱部に定常供給することにより、芳香族炭化水
素が気化し、以後の焼成工程で気化した芳香族炭化水素
と繊維質成分を均質接触させることができるが、最も有
効な方法としては、気化室を利用し、芳香族炭化水素を
前もって気化し、不活性ガスをキャリヤーとして加熱焼
成炉に導入する方法であり、気化室を利用する方法とし
て、加熱焼成炉の導入部に気化室を前置し、芳香族炭化
水素の気化成分とm維貿成分を併流接触させる方法(併
流接触法と略す)と後述士る向流接触法が有り、前者で
は芳香族炭化水素の気化成分と繊維質成分の混合割合が
、精度良く制御される反面、芳香族炭化水素と繊維質成
分の接触効率が若干低下し、且つ本発明に係る芳香族炭
化水素の熱重合物からなる有効成分が、充分活用されず
に、i椎質成分とともに排出されることがある。
本発明では併流接触法のこのような欠点を改善する手段
として、加熱炉後段部で800〜1100’C1好まし
くは900〜1000″Cで数分間、不活性雰囲気で後
焼成することにより、芳香族炭化水素成分の有効利用と
ともに、緻密な炭素質被膜が形成され、高導電性繊維が
得られた。
本発明では併流接触法とは別(ご、気化室を後部に設け
、芳香族炭化水素の気化成分と繊維質成分を向流で接触
させる(向流接触法と略す)方法も利用できる。向流接
触法では、芳香族炭化水素の気化成分とam質成分の接
触は効率良く行われるが、芳香族炭化水素の重合物が加
熱焼成炉の#am質成分導入部近(にまで移行すること
があるので、加熱焼成炉の中央付近を900〜1000
″Cに数分間保持するようにし、前述重合物の炭素化を
促進させることにより、この炭化物が核となり、a椎質
成分が移動するに従い、新たに供給される芳香族炭化水
素の気化成分の接触炭化を促進させ、M&維資質表面緻
密な炭素質被膜を形成させ、高導電性!椎を得ることが
できる。但し、向流接触法においても、加熱焼成炉出口
近くで新規な芳香族炭化水素の気化成分と接触し、湿潤
汚染される恐れがあるが、本発明の導電性繊維の製造時
安定な炭素質被膜を形成させるには、比較的低温、好ま
しくは200℃以上では空気に接触させないようにする
のが望ましいので、後冷却段階、即ち芳香族炭化水素の
気化成分導入部直後に不活性ガスを加熱焼、戎炉に導入
し、芳香族炭化水素成分を気化させて分離すると良い。
このようにして得られた排ガスは、再度気化室に導入す
ることにより、有効に利用することができる。
以上述べた方法により、本発明では、体積固有抵抗率が
常に10°Ω・ate以下とすぐれた導電性を示す導電
性繊維が均質に得られ、しかも従来得られなかった体積
固有抵抗率が10−2Ω・cm未満の高導電性#&維を
も得ることができる。
本発明の高導電性I&雑の製造装置について図面を参照
しながら以下に述べる。
第1a図は前置式焼成炉前部とその付属装置を、第1−
b図は前置式焼成炉後部とその付属装置を示す。また第
2−a図は後置式焼成炉前部とその付属装置を、第2−
1)図は後置式焼成炉後部とその付属装置を示す。図に
おいて、 1、芳香族炭化水素、 2.気化器。
3.不活性ガス導入管、 4.凝縮器、 5.受器。
6、連結器、 7.ガス導入管、 8.保護管。
9、シーリング材、10.摺動部、110回転回転軸2
、駆動部、13.焼成炉、14.投入口。
15、 #t!L徘質成分投入器、16.接続管。
17.18.開閉弁、19.ガス放出管。
20、不活性ガス導入口、21.取り出し口。
22、開閉弁、23.ストッカー、24.ガス放出管。
25、保護管、26.凝縮器、270回収器。
28、気密性摺動連結装置である。
(1)湿式解繊された繊維質成分の分散液を不活性がス
中で噴霧乾燥後分級工程を経て、不活性ガスで気流移送
されたものとの接続管(]6)、(2)不活性ガス中で
スプレードライされた繊維質成分の造粒品を気流移送さ
れたものとの接続管(16)、 (3)繊41t質成分原体、分級したもの、造粒処理さ
れだもの等の[I貿戊分を不活性ガスと混合し、残存空
気量が10%以下になるよう、予備室にて不活性ガスで
置換後、不活性ガスとともに移送されたものとの接続管
(16) 上記のいずれかの方法で移送された繊維質成分は繊維質
成分投入器(15)を経て、前もって所定温度及び非酸
化性雰囲気に調整された焼成炉本体(13)に投入口(
14)を経て投入される。尚、投入器(15)及び投入
口(14)には焼成炉の回転と連動する開閉弁が用意さ
れ、且つ、不要の空気の流入を予防する装置がとられて
いる。
芳香族炭化水素(1)は気化器(2)内に貯蔵され、不
活性が入管(3)から連続的に不活性ガスを導入しつつ
連結器(6)を経て、がス導入管(7)へ導入され、非
酸化性ガス導入口(A)より導入された非酸化性ガスと
ともに焼成炉本体(13)に連続供給される。
尚、前置式では焼成炉前部に(第1−a図)、後置式で
は焼成炉後部(第2−b図)に、芳香族炭化水素の導入
装置が設置されている。
焼成炉中で導電化処理された導電性繊維は、取り呂し口
(21)を経て、ストッカー(23)に集積され、炉内
のガスはガス放出管(24)を経て、放出口(B)より
放出される。
尚、その他の装置は参考までに示したもので、図中表示
の構成に限定されないが、焼成炉は駆動機と連結した駆
動部(12)により、回転軸(11)、摺動部(10)
を経て回転運動が伝達され回転する。
一方、ガス導入管(7)、ガス放出管(24)はそれぞ
れ保護管(8)及び(25)にて保護され、回転軸(1
1)と保護管の開には随時シーリング材(9)を設置し
気密性を保持し、必要により、不活性ガス導入管(20
)にて外部空気の導入を防ぐ。
尚、保護管、ガス導入管(7)、ガス放出管(24)は
気密性摺動連結装置(28)にてそれぞれ連結され、焼
成炉本体の回転運動の系外装置への伝達が遮断されてい
る。
(実 施 例) 以下、実施例を挙げて発明実施の態様を説明する。
実施例1 チタン酸カリ原体を湿式解繊後、加熱窒素中で噴霧乾燥
した、チタン酸カリ繊維(人尿化学製。
テイスモD)を予備室に貯蔵し、第1−a図、第1−b
図に示した併流接触方式の焼成炉(13)において、全
装置系を窒素ガスで置換後、焼成炉前部を450℃、焼
成炉中央温度を850℃,焼成炉後部を950”Cl:
調整後、予備室からチタン酸カリを窒素がスにて気流移
送し、投入口(14)より、5kg/hrの供給速度で
定常供給した。尚、焼成炉は、1rpI11の回転速度
に調整され、供給されたチタン酸カリは各焼成温度域を
各々10分を要して通過し、定常的に取り出し口(2]
)から排出され、ストッカー(23)に貯蔵される。
上記条件に調整された雰囲気にチタン酸カリの投入と同
時に気化器(2)からベンゼンを連結器(6)を経て、
ガス導入管(7)より、5ffi/hr(ベンゼン二窒
素比=1:5)の供給条件で導入することにより、スト
ッカー(23)に5.5kH/hrの回収速度で炭素付
着量10.3%、体積固有抵抗率8.7X 10−’Ω
・Cll1の高導電性チタン酸カリ繊維が得られ、電子
顕微鏡観察からも遊離炭素は認められず、チタン酸カリ
繊維は、原料に用いたテイスモDと何ら形状変化が認め
られなかった。
実施例2 焼成炉後部の温度を850℃にした以外実施例1と同法
で行ったところ、回収量が5.3kH/hrに低減し、
炭素量8.6%、体積固有抵抗率3.7X 10−3Ω
・cIllの高導電性チタン酸カリ繊維が得られた。
実施例3 実施例1においてベンゼン二窒素比を1:2にした以外
同法で行ったところ、回収量が5.8kH/hrに増大
し、炭素量17.1%、体積固有抵抗率1.3×10−
Ω・Cmの高導電性チタン酸カリ繊維が得られたが、遊
離炭素が若干認められた。
参考例1 実施例1において焼成炉の全領域の温度を850℃とし
、チタン酸カリを供給後、供給を一時中断と同時に炉の
回転を止め、実施例1と同条件でベンゼンを30分間導
入後、導入ガスを窒素ガスのみに切り換えた後、再び炉
の回転を開始し、炉内のチタン酸カリを回収したところ
、炭素量13.5%、体積固有抵抗率8,3X 10−
’Ω・elllの高導電性チタン酸カリ繊維が得られた
が、得られたチタン酸カリ繊維について、ベンゼン抽出
した抽出成分について、N M R、Mass分析の結
果ビフェニル、テルフェニル及びトリフェニルベンゼン
等のベンゼン縮合体が検出された。
比較例1 参考例1と同法でチタン酸カリを供給後、開閉弁(17
)、(22)を閉じ、ガス導入管(7)よりメタンガス
を2000mm/ A q<水柱)で1時間導入、炉内
温度を全領域900’Cとして焼成処理したものは炭素
量11.8%、体積固有抵抗率2.4X10−2Ω・c
mと導電性が不充分であった。
比較例2 比較例1においてメタンガスをメタンガス二窒素比を1
:2に変化し、焼成温度を800℃に変更する以外同法
で行ったところ、炭素量4.3%、体積固有抵抗率4.
7X102Ω・canであった。
実施例4 チタン酸カリ繊維(テイスモD)を1%流動パラフィン
乳化液中に分散し、チタン酸カリWL雑に対し流動パラ
フィンが0.1%になるよう調整後、窒素雰囲気下でス
プレードライ後、実施例1と同様に予備室に貯蔵し、以
下実施例1と同法で行い、炭素付着量9.8%、体積固
有抵抗率7.lX10−4Ω・cIllの高導電性チタ
ン酸カリ繊維を得た。
実施例5 1%流動パラフィン乳化液に酸化タングステン1%を均
質分散した以外実施例4と同法で行い、炭素付着量10
.1%、体積固有抵抗率4.9X 10−’Ω・cmの
高導電性チタン酸カリ繊維を得た。
実施例6 第2−a図及び第2−b図に示した向流接触方式におい
て全装置系を窒素ガスで置換後、焼成炉前部を850℃
1中央部を950℃1後部を500℃に調整後、以下実
施例1と同法で、予備室よりチタン酸カリ繊維を投入、
気化器からベンゼン蒸気を導入した。但しチタン酸カリ
v&雑の投入量は5 kg/ hr。
ベンゼン供給量3f/i+r、ベンゼン二窒素比=に〇
の供給条件とし、各焼成部の温度領域の通過時間は各々
10分間であった。上記条件で焼成することにより、ス
トッカーに5.4kg/ hrの回収速度で高導電性チ
タン酸カリ繊維が回収され、炭素付着量11.2%、体
積固有抵抗率7.3X10−’Ω・cmで、電子顕微鏡
写真でも遊離炭素及び形状異状は認められなかった。
実施例7 実施例4で示したスプレードライされたチタン酸カリ繊
維を用い、以下実施例6と同法で行い炭素付着量10.
8%、体積固有抵抗率6.4X10−’Ω・cmの高導
電性チタン酸力1.I ffl維が得られた。
実施例8 酸化タングステンを硝酸ニッケルに変更し、実施例5と
同法で処理したチタン酸カリ繊維を用い、以下実施例6
と同法で行い、炭素付着量10.4%、体積固有抵抗率
4.lX10−’Ω・cmの高導電性チタン酸カリa維
を得た。
(発明の効果) 発明に係る高導電性繊維は、#JJL#、質成分が本米
持っている諸物性、特に耐熱性、複合材料として用いた
際の補強性及び表面平滑性等の特長をそのまま保有する
。そして従来公知の方法で得られる導電性繊維に比較し
て海かに優れた高導電性を示すことから、帯電防止、静
電気除去、導電性材料等としての用途適合性が者しく改
善され、特にシート、紙、布帛、フィルム等の導電材料
等の導電性処理剤として、高い産業上の利用性を備える
更に本発明の導電性繊維は、以上の他、プラスチックの
補強材料、導電性塗料、導電性インキ等の種々の用途に
広く利用される。
【図面の簡単な説明】
第1−a図は前置式焼成炉前部とその付属装置を、第1
−b図は前置式焼成炉後部とその付属装置を示す概略図
である。また第2−a図は後置式焼成炉前部とその付属
装置を、第2−b図は後置式焼成炉後部とその付属装置
を示す概略図である。 (以 上) 特許出願人  大塚化学株式会社 代 理 人  弁理士 1)村  巌 第2−b図

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維質成分の表面が炭素質を主成分とする被膜で
    被覆され、体積固有抵抗率が10^−^2Ω・cm未満
    である高導電性繊維。
  2. (2)加熱焼成炉に繊維質成分を定常供給し、繊維質成
    分100重量部に対し芳香族炭化水素成分を10〜10
    0重量部となるよう気化室から導入後、非酸化性雰囲気
    下800〜1100℃で焼成することを特徴とする高導
    電性繊維の製造法。
  3. (3)気化室が前置式である特許請求の範囲第2項記載
    の高導電性繊維の製造法。
  4. (4)気化室が後置式である特許請求の範囲第2項記載
    の高導電性繊維の製造法。
  5. (5)繊維質成分がチタン酸アルカリである特許請求の
    範囲第1項記載の高導電性繊維。
  6. (6)繊維質成分がチタン酸アルカリである特許請求の
    範囲第2項記載の高導電性繊維の製造法。
  7. (7)触媒としてマンガン、モリブデン、タングステン
    、ホウ素、鉄、ニッケル、コバルト等の化合物の1種又
    は2種以上を併用する特許請求の範囲第1項記載の高導
    電性繊維。
  8. (8)触媒としてマンガン、モリブデン、タングステン
    、ホウ素、鉄、ニッケル、コバルト等の化合物の1種又
    は2種以上を併用する特許請求の範囲第2項記載の高導
    電性繊維の製造法。
  9. (9)芳香族炭化水素成分がベンゼンである特許請求の
    範囲第1項記載の高導電性繊維。
  10. (10)芳香族炭化水素成分がベンゼンである特許請求
    の範囲第2項記載の高導電性繊維の製造法。
  11. (11)焼成温度が900℃以上である特許請求の範囲
    第2項記載の高導電性繊維の製造法。
JP61154751A 1986-07-01 1986-07-01 高導電性繊維の製造法 Expired - Lifetime JPH07111027B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61154751A JPH07111027B2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01 高導電性繊維の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61154751A JPH07111027B2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01 高導電性繊維の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6312759A true JPS6312759A (ja) 1988-01-20
JPH07111027B2 JPH07111027B2 (ja) 1995-11-29

Family

ID=15591113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61154751A Expired - Lifetime JPH07111027B2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01 高導電性繊維の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07111027B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7145277B2 (en) 2001-07-31 2006-12-05 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Rotary electric machine for a permanent magnet synchronous motor

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6155218A (ja) * 1984-08-23 1986-03-19 Hinode Kagaku Kogyo Kk 合成樹脂充填用導電性チタン酸カリウム繊維およびその製造方法
JPS626973A (ja) * 1985-06-27 1987-01-13 工業技術院長 高導電性繊維の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6155218A (ja) * 1984-08-23 1986-03-19 Hinode Kagaku Kogyo Kk 合成樹脂充填用導電性チタン酸カリウム繊維およびその製造方法
JPS626973A (ja) * 1985-06-27 1987-01-13 工業技術院長 高導電性繊維の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7145277B2 (en) 2001-07-31 2006-12-05 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Rotary electric machine for a permanent magnet synchronous motor
US7259488B2 (en) 2001-07-31 2007-08-21 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Rotary electric machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07111027B2 (ja) 1995-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5898618B2 (ja) カーボンナノチューブ凝集体
JPS6054998A (ja) 気相成長炭素繊維の製造方法
Czosnek et al. Preparation of silicon carbide SiC-based nanopowders by the aerosol-assisted synthesis and the DC thermal plasma synthesis methods
JP2003227039A (ja) 微細炭素繊維、その製造方法及びその用途
JPH05299073A (ja) 炭素複合体電極材料の製造方法
CN113135562A (zh) 一种制备碳纳米管和氢气的方法和装置
CN101462722B (zh) 一种制备碳化钛陶瓷粉末的方法
CN111164804A (zh) 硅基负极材料及其制备方法,锂离子电池
EP3816133A1 (en) Method for preparing alumina-based solid solution ceramic powder by using aluminum oxygen combustion synthesis water mist process
Xie et al. Preparation of nano-sized titanium carbide particles via a vacuum carbothermal reduction approach coupled with purification under hydrogen/argon mixed gas
EP3339247B1 (en) Device for drying and recovering carbon nanotube product and method for manufacturing carbon nanotube using same
KR100808027B1 (ko) 기상반응법을 이용한 니켈 나노분말의 제조방법
JPS6312759A (ja) 高導電性繊維の製造法
CN101462701B (zh) 一种制备氮化钛陶瓷粉末的方法
CN101891193B (zh) 一种溶胶凝胶法制备纳米碳化钒
KR100251294B1 (ko) 염기성 금속 산화물 담지 철족 전이 금속 촉매를 이용한 미세 탄소 섬유의 제조 방법
US20150232336A1 (en) Method for producing bn-based nanoparticles and products therefrom
CN110330008A (zh) 一种碳纳米管的连续生产方法
CN1331810C (zh) 纳米碳管-纳米碳化钨复合粉体的制备方法
CN110306261B (zh) 一种螺旋纳米碳纤维的制备方法
CN110429262A (zh) 硅碳复合材料及其制备方法
Liu et al. Study on Nano‐Metal Oxide and Carbon Nanotube Composites on Thermal Decomposition of Potassium Perchlorate
CN117126554A (zh) 一种电缆屏蔽料用炭黑及其制造方法
CN113929099A (zh) 一种超细碳化钨粉末的制备方法
JP3483363B2 (ja) 導電性繊維及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term