JPS6312829B2 - - Google Patents
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- JPS6312829B2 JPS6312829B2 JP5340580A JP5340580A JPS6312829B2 JP S6312829 B2 JPS6312829 B2 JP S6312829B2 JP 5340580 A JP5340580 A JP 5340580A JP 5340580 A JP5340580 A JP 5340580A JP S6312829 B2 JPS6312829 B2 JP S6312829B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- cylinder
- liquid chamber
- valve
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 86
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 16
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000002079 cooperative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車両のブレーキシステムにおいて採
用されるマスターシリンダとブレーキペダルの操
作に応答して作動するパワーピストンを備えたブ
ースタからなる制動液圧発生装置に関する。
用されるマスターシリンダとブレーキペダルの操
作に応答して作動するパワーピストンを備えたブ
ースタからなる制動液圧発生装置に関する。
近年、車両用の各種装置においては、燃費の向
上等の点から小型軽量化が強く要求されるように
なつてきた。この小型軽量化を上記した制動液圧
発生装置において行う場合、マスターシリンダの
シリンダ径を減少させること、及びブースタのパ
ワーピストン径を減少させることが有効である
が、単に上記したシリンダ径及びパワーピストン
径を減少させると、ブレーキペダルの操作ストロ
ークが過大となり、ブレーキ性能に幣害が生じ
る。
上等の点から小型軽量化が強く要求されるように
なつてきた。この小型軽量化を上記した制動液圧
発生装置において行う場合、マスターシリンダの
シリンダ径を減少させること、及びブースタのパ
ワーピストン径を減少させることが有効である
が、単に上記したシリンダ径及びパワーピストン
径を減少させると、ブレーキペダルの操作ストロ
ークが過大となり、ブレーキ性能に幣害が生じ
る。
本発明の目的は、かかる問題をブレーキペダル
の操作力(踏力)を増大させることなく解決する
ことにあり、以下にその一実施例を図面に基づい
て説明する。
の操作力(踏力)を増大させることなく解決する
ことにあり、以下にその一実施例を図面に基づい
て説明する。
図は自動車のブレーキシステムにおいて採用さ
れる制動液圧発生装置を示しており、この装置は
マスターシリンダ100と、これと一体のバキユ
ームブースタ200からなる。マスターシリンダ
100のシリンダ本体110にはバキユームブー
スタ200のパワーピストン210と同軸的な段
付のシリンダ111が形成されていて、このシリ
ンダ111の小径部112にはプライマリピスト
ン120及びセカンダリピストン130が軸方向
へ摺動可能に嵌挿され、またシリンダ111の大
径部113には筒状ピストン140が軸方向へ摺
動可能に嵌挿されている。
れる制動液圧発生装置を示しており、この装置は
マスターシリンダ100と、これと一体のバキユ
ームブースタ200からなる。マスターシリンダ
100のシリンダ本体110にはバキユームブー
スタ200のパワーピストン210と同軸的な段
付のシリンダ111が形成されていて、このシリ
ンダ111の小径部112にはプライマリピスト
ン120及びセカンダリピストン130が軸方向
へ摺動可能に嵌挿され、またシリンダ111の大
径部113には筒状ピストン140が軸方向へ摺
動可能に嵌挿されている。
プライマリピストン120は、リターンスプリ
ング121により右方へ付勢され、ストツパボル
ト122によつて図示復帰位置に保持されてお
り、左側にはセカンダリピストン130とにより
液室190が形成され右側には筒状ピストン14
0とにより液室191が形成されている。またプ
ライマリピストン120には、連通孔129が設
けられるとともに、ピストンカツプ123が液室
191と液室190との圧力差による液室191
から液室190への液流通を許容するように装着
されている。液室190は、制動液圧の発生室で
ありプライマリピストン120が図示位置にある
ときには、一系統のホイールシリンダ(図示せ
ず)に接続されるポート114とリザーバ150
に連通する(後述する逆止弁160の弁座161
に設けた補償孔169を通して連通する)補償孔
115が開口している。液室191には連通孔1
16が開口しており、この連通孔116はリリー
フ弁165を一体的に備える逆止弁160を介し
てリザーバ150に連通している。逆止弁160
は、シリンダ本体110のリザーバ接続口内に固
定した弁座161、この弁座161の下方に位置
し弁体162を支持する移動可能な支持体16
3、この支持体163を上方へ付勢するスプリン
グ164、及び支持体163内に組込んだリリー
フ弁165からなり、リザーバ150からの液流
出を許容し、リザーバ150への液逆流をリリー
フ弁165により抑制する。なお、リリーフ弁1
65の開弁圧は比較的低い所定値(シユークリア
ランスをゼロとするに要する圧力)に設定してあ
る。
ング121により右方へ付勢され、ストツパボル
ト122によつて図示復帰位置に保持されてお
り、左側にはセカンダリピストン130とにより
液室190が形成され右側には筒状ピストン14
0とにより液室191が形成されている。またプ
ライマリピストン120には、連通孔129が設
けられるとともに、ピストンカツプ123が液室
191と液室190との圧力差による液室191
から液室190への液流通を許容するように装着
されている。液室190は、制動液圧の発生室で
ありプライマリピストン120が図示位置にある
ときには、一系統のホイールシリンダ(図示せ
ず)に接続されるポート114とリザーバ150
に連通する(後述する逆止弁160の弁座161
に設けた補償孔169を通して連通する)補償孔
115が開口している。液室191には連通孔1
16が開口しており、この連通孔116はリリー
フ弁165を一体的に備える逆止弁160を介し
てリザーバ150に連通している。逆止弁160
は、シリンダ本体110のリザーバ接続口内に固
定した弁座161、この弁座161の下方に位置
し弁体162を支持する移動可能な支持体16
3、この支持体163を上方へ付勢するスプリン
グ164、及び支持体163内に組込んだリリー
フ弁165からなり、リザーバ150からの液流
出を許容し、リザーバ150への液逆流をリリー
フ弁165により抑制する。なお、リリーフ弁1
65の開弁圧は比較的低い所定値(シユークリア
ランスをゼロとするに要する圧力)に設定してあ
る。
セカンダリピストン130は、リターンスプリ
ング131により右方へ付勢され、かつリターン
スプリング131より弾撥力の大きいリターンス
プリング121により左方へ付勢された中間部材
132(プライマリピストン120に摺動可能に
組付けられ、プライマリピストン120に固着し
たリテーナ124により抜け止めされている)と
の当接により図示復帰位置に保持されている。こ
のセカンダリピストン130は、シリンダ本体1
10とにより液室192及び193を形成してお
り、液室192には他系統のホイールシリンダ
(図示せず)に接続されるポート117とリザー
バ150に連通する補償孔118が開口し、また
液室193にはリザーバ150に連通する連通孔
119が開口している。またセカンダリピストン
130には、連通孔139が設けられるととも
に、ピストンカツプ133,134が装着されて
おり、左方のピストンカツプ133は液室193
と液室192との圧力差による液室193から液
室192への液流通を許容するように装着されて
いる。
ング131により右方へ付勢され、かつリターン
スプリング131より弾撥力の大きいリターンス
プリング121により左方へ付勢された中間部材
132(プライマリピストン120に摺動可能に
組付けられ、プライマリピストン120に固着し
たリテーナ124により抜け止めされている)と
の当接により図示復帰位置に保持されている。こ
のセカンダリピストン130は、シリンダ本体1
10とにより液室192及び193を形成してお
り、液室192には他系統のホイールシリンダ
(図示せず)に接続されるポート117とリザー
バ150に連通する補償孔118が開口し、また
液室193にはリザーバ150に連通する連通孔
119が開口している。またセカンダリピストン
130には、連通孔139が設けられるととも
に、ピストンカツプ133,134が装着されて
おり、左方のピストンカツプ133は液室193
と液室192との圧力差による液室193から液
室192への液流通を許容するように装着されて
いる。
筒状ピストン140は、リターンスプリング1
41により右方へ付勢され、クリツプ142によ
つて図示復帰位置に保持されており、その内孔1
43内にはプライマリピストン120のロツド部
125が軸方向へ摺動可能に収容されている。こ
の筒状ピストン140の外周にはピストンカツプ
144が装着され、またロツド部125の外周に
はピストンカツプ126が装着されていて、液室
191が外部に対してシールされている。また筒
状ピストン140の右側内孔部には環状のプレー
ト145が螺着されている。
41により右方へ付勢され、クリツプ142によ
つて図示復帰位置に保持されており、その内孔1
43内にはプライマリピストン120のロツド部
125が軸方向へ摺動可能に収容されている。こ
の筒状ピストン140の外周にはピストンカツプ
144が装着され、またロツド部125の外周に
はピストンカツプ126が装着されていて、液室
191が外部に対してシールされている。また筒
状ピストン140の右側内孔部には環状のプレー
ト145が螺着されている。
一方、バキユームブースタ200は、そのパワ
ーピストン210がダイアフラムピストン220
とバルブピストン230に二分割されている。ダ
イアフラムピストン220は、ハウジング240
に外周縁部を気密的に固着したダイアフラム22
1と、このダイアフラム221の内周縁部に気密
的に固着したスリーブ222からなり、リターン
スプリング219により右方へ付勢されている。
このダイアフラムピストン220は、そのスリー
ブ222にて連通孔223aを有するフランジ2
23を備えたスリーブ224を介して筒状ピスト
ン140のプレート145に常時係合している。
バルブピストン230は、ダイアフラムピストン
210のスリーブ222内に軸方向へ摺動可能か
つ気密的に組付けたスリーブ231と、このスリ
ーブ231に気密的かつ一体的に組付けた本体2
32からなり、スリーブ231がダイアフラムピ
ストン220のスリーブ222に一体的に設けた
突壁225及びスリーブ222に固着したクリツ
プ226によつてその軸方向への移動を規制され
ることにより、ダイアフラムピストン210に軸
方向へ所定量相対移動可能に組付けられている。
本体232は、内孔232a及び連通孔232
b,232cを有しており、右端部はシール部材
249を介してハウジング240外に延出してい
る。この本体232は、その内孔232aの右方
内にブレーキペダル(図示せず)に連結されるオ
ペレーテイングロツド233,バルブプランジヤ
234、ポペツト235及びエアークリーナ23
6を収容している。また本体232は、内孔23
2aの左端部に組付けたリアクシヨンゴムデイス
ク237及びプラグ238(本体232に対して
摺動可能である)とプツシユロツド239(スリ
ーブ224に対して気密的かつ摺動可能である)
を介してマスターシリンダ100のプライマリピ
ストン120に係脱可能に係合する。なお、本体
232にはハウジング240の内面と当接するス
トツパ211に組付けられている。上記したオペ
レーテイングロツド233、バルブプランジヤ2
34、ポペツト235及びエアークリーナ236
の構成は従来公知のバキユームブースタにおける
構成と同じであり、オペレーテイングロツド23
3、バルブプランジヤ234、ポペツト235並
びに本体232の共働作用により、ハウジング2
40内にパワーピストン210によつて形成され
た右室241が、常時負圧源に接続される左室2
42、又は大気に連通することは容易に理解され
ると思われるので、その説明は省略する。
ーピストン210がダイアフラムピストン220
とバルブピストン230に二分割されている。ダ
イアフラムピストン220は、ハウジング240
に外周縁部を気密的に固着したダイアフラム22
1と、このダイアフラム221の内周縁部に気密
的に固着したスリーブ222からなり、リターン
スプリング219により右方へ付勢されている。
このダイアフラムピストン220は、そのスリー
ブ222にて連通孔223aを有するフランジ2
23を備えたスリーブ224を介して筒状ピスト
ン140のプレート145に常時係合している。
バルブピストン230は、ダイアフラムピストン
210のスリーブ222内に軸方向へ摺動可能か
つ気密的に組付けたスリーブ231と、このスリ
ーブ231に気密的かつ一体的に組付けた本体2
32からなり、スリーブ231がダイアフラムピ
ストン220のスリーブ222に一体的に設けた
突壁225及びスリーブ222に固着したクリツ
プ226によつてその軸方向への移動を規制され
ることにより、ダイアフラムピストン210に軸
方向へ所定量相対移動可能に組付けられている。
本体232は、内孔232a及び連通孔232
b,232cを有しており、右端部はシール部材
249を介してハウジング240外に延出してい
る。この本体232は、その内孔232aの右方
内にブレーキペダル(図示せず)に連結されるオ
ペレーテイングロツド233,バルブプランジヤ
234、ポペツト235及びエアークリーナ23
6を収容している。また本体232は、内孔23
2aの左端部に組付けたリアクシヨンゴムデイス
ク237及びプラグ238(本体232に対して
摺動可能である)とプツシユロツド239(スリ
ーブ224に対して気密的かつ摺動可能である)
を介してマスターシリンダ100のプライマリピ
ストン120に係脱可能に係合する。なお、本体
232にはハウジング240の内面と当接するス
トツパ211に組付けられている。上記したオペ
レーテイングロツド233、バルブプランジヤ2
34、ポペツト235及びエアークリーナ236
の構成は従来公知のバキユームブースタにおける
構成と同じであり、オペレーテイングロツド23
3、バルブプランジヤ234、ポペツト235並
びに本体232の共働作用により、ハウジング2
40内にパワーピストン210によつて形成され
た右室241が、常時負圧源に接続される左室2
42、又は大気に連通することは容易に理解され
ると思われるので、その説明は省略する。
以上のように構成した本実施例において、ブレ
ーキペダルを踏込んでバキユームブースタ200
のオペレーテイングロツド233を左動させる
と、バルブプランジヤ234、ポペツト235並
びにバルブピストン230の本体232が共働し
て右室241内に大気が流入し、パワーピストン
210が両室241,242の差圧によりリター
ンスプリング219に抗して左動し、マスターシ
リンダ100のプライマリピストン120が左方
へ押動され、また液室190内の液を介してセカ
ンダリピストン130が押動され、プライマリピ
ストン120の左動によりピストンカツプ123
が液室190と補償孔123の連通を閉じた後液
室190内の液圧が上昇し液室190内の液がポ
ート114から一系統のホイールシリンダに向け
て吐出され、またセカンダリピストン130の左
動によりピストンカツプ133が液室192と補
償孔118の連通を閉じた後液室192内の液圧
が上昇し液室192内の液がポート117から他
系統のホイールシリンダに向けて吐出され、制動
力が得られる。
ーキペダルを踏込んでバキユームブースタ200
のオペレーテイングロツド233を左動させる
と、バルブプランジヤ234、ポペツト235並
びにバルブピストン230の本体232が共働し
て右室241内に大気が流入し、パワーピストン
210が両室241,242の差圧によりリター
ンスプリング219に抗して左動し、マスターシ
リンダ100のプライマリピストン120が左方
へ押動され、また液室190内の液を介してセカ
ンダリピストン130が押動され、プライマリピ
ストン120の左動によりピストンカツプ123
が液室190と補償孔123の連通を閉じた後液
室190内の液圧が上昇し液室190内の液がポ
ート114から一系統のホイールシリンダに向け
て吐出され、またセカンダリピストン130の左
動によりピストンカツプ133が液室192と補
償孔118の連通を閉じた後液室192内の液圧
が上昇し液室192内の液がポート117から他
系統のホイールシリンダに向けて吐出され、制動
力が得られる。
ところで、上記したパワーピストン210の左
動初期には、ダイアフラムピストン220がバル
ブピストン230に先行して左動し、これがスリ
ーブ224及びプレート145を介して筒状ピス
トン140に伝わり、筒状ピストン140が左動
して、液室191内の液圧がリリーフ弁165を
開けない程度(所定値以下)に高められ、この液
室191内の液が主として連通孔129及びピス
トンカツプ123の外周を通つて液室190内に
流入し、同時に液室190内の液がポート114
から一系統のホイールシリンダに向けて吐出され
て一系統のホイールシリンダのアイドル作動(シ
ユークリアランスをゼロとするまでの作動)がな
される。このときには、液室190内に流入した
液によりセカンダリピストン130が左動され、
液室192内の液がポート117から他系統のホ
イールシリンダに向けて吐出されて他系統のホイ
ールシリンダのアイドル作動がなされる。この間
バルブピストン230もわずかに左動していて、
バルブピストン230の左動によりリアクツシヨ
ンゴムデイスク237、プラグ238及びプツシ
ユロツド239を介してプライマリピストン12
0が左方へ押動され、シユークリアランスがゼロ
となるころには、液室190内の液圧が液室19
1内の液圧より高くなり、液室191内の液圧が
所定値以上となつてリリーフ弁165が開き、そ
の後は液室191内の液が主として連通孔116
及びリリーフ弁165を通つてリザーバ150に
流れることにより、筒状ピストン140の左動が
可能とされる。かくして、ダイアフラムピストン
220のスリーブ222がバルブピストン230
のスリーブ231に係合し一体的となると、両ピ
ストン220,230に作用する左方への押圧力
がほとんど全てプライマリピストン120に作用
し、液室190内の液圧が高圧とされるととも
に、液室192内の液圧が高圧とされ、大きな制
動力が得られる。このときには、液室190内の
液圧がプライマリピストン120、プツシユロツ
ド239、プラグ238及びリアクツシヨンゴム
デイスク237を伝わり、リアクツシヨンゴムデ
イスク237からバルブピストン230の本体2
32及びバルブプランジヤ234に分散して伝わ
り、バルブプランジヤ234からオペレーテイン
グロツド233及びブレーキペダルを伝わつて運
転者に反力を与える。
動初期には、ダイアフラムピストン220がバル
ブピストン230に先行して左動し、これがスリ
ーブ224及びプレート145を介して筒状ピス
トン140に伝わり、筒状ピストン140が左動
して、液室191内の液圧がリリーフ弁165を
開けない程度(所定値以下)に高められ、この液
室191内の液が主として連通孔129及びピス
トンカツプ123の外周を通つて液室190内に
流入し、同時に液室190内の液がポート114
から一系統のホイールシリンダに向けて吐出され
て一系統のホイールシリンダのアイドル作動(シ
ユークリアランスをゼロとするまでの作動)がな
される。このときには、液室190内に流入した
液によりセカンダリピストン130が左動され、
液室192内の液がポート117から他系統のホ
イールシリンダに向けて吐出されて他系統のホイ
ールシリンダのアイドル作動がなされる。この間
バルブピストン230もわずかに左動していて、
バルブピストン230の左動によりリアクツシヨ
ンゴムデイスク237、プラグ238及びプツシ
ユロツド239を介してプライマリピストン12
0が左方へ押動され、シユークリアランスがゼロ
となるころには、液室190内の液圧が液室19
1内の液圧より高くなり、液室191内の液圧が
所定値以上となつてリリーフ弁165が開き、そ
の後は液室191内の液が主として連通孔116
及びリリーフ弁165を通つてリザーバ150に
流れることにより、筒状ピストン140の左動が
可能とされる。かくして、ダイアフラムピストン
220のスリーブ222がバルブピストン230
のスリーブ231に係合し一体的となると、両ピ
ストン220,230に作用する左方への押圧力
がほとんど全てプライマリピストン120に作用
し、液室190内の液圧が高圧とされるととも
に、液室192内の液圧が高圧とされ、大きな制
動力が得られる。このときには、液室190内の
液圧がプライマリピストン120、プツシユロツ
ド239、プラグ238及びリアクツシヨンゴム
デイスク237を伝わり、リアクツシヨンゴムデ
イスク237からバルブピストン230の本体2
32及びバルブプランジヤ234に分散して伝わ
り、バルブプランジヤ234からオペレーテイン
グロツド233及びブレーキペダルを伝わつて運
転者に反力を与える。
また、ブレーキペダルの操作を解除すれば、プ
ライマリピストン120、セカンダリピストン1
30、筒状ピストン140及びパワーピストン2
10が各リターンスプリングの作用により図示復
帰位置に復帰する。この復帰時において、液室1
90が負圧傾向となつた時には液室191内の液
が連通孔129とピストンカツプ123の外周を
通つて液室190内に流入し、液室191が負圧
傾向となつた時にはリザーバ150内の液が逆止
弁160及び連通孔116を通つて液室191内
に流入し、液室192が負圧傾向となつた時には
液室193内の液が連通孔139とピストンカツ
プ133の外周を通つて液室192内に流入し
て、ブレーキの解除が良好に行なわれる。かくし
て、マスターシリンダ100の各ピストン12
0,130,140が図示復帰位置へ復帰する
と、液室190がシリンダ本体110に設けた補
償孔115及び逆止弁160の弁座161に設け
た補償孔169を介してリザーバ150に連通
し、また液室191がシリンダ本体110に設け
た連通孔116及び補償孔169を介してリザー
バ150に連通し、更に液室192がシリンダ本
体110に設けた補償孔118を介してリザーバ
150に連通するため、ブレーキ系内の液の膨
張、収縮によつて液室190,192内に異常な
圧力が生じることはなく、ブレーキの誤動作は生
じない。
ライマリピストン120、セカンダリピストン1
30、筒状ピストン140及びパワーピストン2
10が各リターンスプリングの作用により図示復
帰位置に復帰する。この復帰時において、液室1
90が負圧傾向となつた時には液室191内の液
が連通孔129とピストンカツプ123の外周を
通つて液室190内に流入し、液室191が負圧
傾向となつた時にはリザーバ150内の液が逆止
弁160及び連通孔116を通つて液室191内
に流入し、液室192が負圧傾向となつた時には
液室193内の液が連通孔139とピストンカツ
プ133の外周を通つて液室192内に流入し
て、ブレーキの解除が良好に行なわれる。かくし
て、マスターシリンダ100の各ピストン12
0,130,140が図示復帰位置へ復帰する
と、液室190がシリンダ本体110に設けた補
償孔115及び逆止弁160の弁座161に設け
た補償孔169を介してリザーバ150に連通
し、また液室191がシリンダ本体110に設け
た連通孔116及び補償孔169を介してリザー
バ150に連通し、更に液室192がシリンダ本
体110に設けた補償孔118を介してリザーバ
150に連通するため、ブレーキ系内の液の膨
張、収縮によつて液室190,192内に異常な
圧力が生じることはなく、ブレーキの誤動作は生
じない。
以上の説明から理解されるように、本実施例に
おいては、ブレーキペダルの踏込操作に応答して
作動するパワーピストン210の作動初期におい
て、ダイアフラムピストン220がバルブピスト
ン230に先行して作動し、筒状ピストン140
がスリーブ224を介して押動され、液室191
内の液が液室190内に流入し、液室190,1
92内の液がそれぞれホイールシリンダに向けて
吐出されるため、仮りにマスターシリンダ100
におけるシリンダ111の径(特に小径部112
の径)を小さくして小型、軽量化を図るとともに
ブレーキペダルの反力を小さくし、かつバキユー
ムブースタ200におけるパワーピストン210
の径を小さくして小型、軽量化を図つても、ブレ
ーキペダルと実質的に一体となつて動くプライマ
リピストン120を大きく移動させることなく所
要(多量)の吐出液量をホイールシリンダに向け
て吐出させることができ、ブレーキ性能を向上さ
せることができる。また、本実施例においては、
筒状ピストン140がバキユームブースタ200
におけるパワーピストン210のダイアフラムピ
ストン220によつて押動されるため、ブレーキ
ペダルの操作力(踏力)を増大させることがな
く、操作性の改善を図ることもできる。
おいては、ブレーキペダルの踏込操作に応答して
作動するパワーピストン210の作動初期におい
て、ダイアフラムピストン220がバルブピスト
ン230に先行して作動し、筒状ピストン140
がスリーブ224を介して押動され、液室191
内の液が液室190内に流入し、液室190,1
92内の液がそれぞれホイールシリンダに向けて
吐出されるため、仮りにマスターシリンダ100
におけるシリンダ111の径(特に小径部112
の径)を小さくして小型、軽量化を図るとともに
ブレーキペダルの反力を小さくし、かつバキユー
ムブースタ200におけるパワーピストン210
の径を小さくして小型、軽量化を図つても、ブレ
ーキペダルと実質的に一体となつて動くプライマ
リピストン120を大きく移動させることなく所
要(多量)の吐出液量をホイールシリンダに向け
て吐出させることができ、ブレーキ性能を向上さ
せることができる。また、本実施例においては、
筒状ピストン140がバキユームブースタ200
におけるパワーピストン210のダイアフラムピ
ストン220によつて押動されるため、ブレーキ
ペダルの操作力(踏力)を増大させることがな
く、操作性の改善を図ることもできる。
なお、上記実施例においては、タンデムのマス
ターシリンダ100とバキユームブースタ200
とによつて本発明による制動液圧発生装置を構成
したが、本発明による制動液圧発生装置はシング
ルのマスターシリンダとバキユームブースタ20
0とによつて構成し得ることは勿論のこと、マス
ターシリンダと種々の型式のブースタとによつて
も構成し得るものである。
ターシリンダ100とバキユームブースタ200
とによつて本発明による制動液圧発生装置を構成
したが、本発明による制動液圧発生装置はシング
ルのマスターシリンダとバキユームブースタ20
0とによつて構成し得ることは勿論のこと、マス
ターシリンダと種々の型式のブースタとによつて
も構成し得るものである。
図は本発明の一実施例を示す部分縦断側面図で
ある。 符号の説明、100……マスターシリンダ、1
10……シリンダ本体、111……段付のシリン
ダ、112……シリンダの小径部、113……シ
リンダの大径部、114……ポート、115……
補償孔、116……連通孔、120……プライマ
リピストン(作動ピストン)、123……ピスト
ンカツプ、125……ロツド部、140……筒状
ピストン、150……リザーバ、160……逆止
弁、190……液室(第1液室)、191……液
室(第2液室)、200……バキユームブースタ、
210……パワーピストン、220……ダイアフ
ラムピストン、224……スリーブ(筒状連結
体)、230……バルブピストン。
ある。 符号の説明、100……マスターシリンダ、1
10……シリンダ本体、111……段付のシリン
ダ、112……シリンダの小径部、113……シ
リンダの大径部、114……ポート、115……
補償孔、116……連通孔、120……プライマ
リピストン(作動ピストン)、123……ピスト
ンカツプ、125……ロツド部、140……筒状
ピストン、150……リザーバ、160……逆止
弁、190……液室(第1液室)、191……液
室(第2液室)、200……バキユームブースタ、
210……パワーピストン、220……ダイアフ
ラムピストン、224……スリーブ(筒状連結
体)、230……バルブピストン。
Claims (1)
- 1 マスターシリンダとブレーキペダルの操作に
応答して作動するパワーピストンを備えたブース
タからなり、マスターシリンダのシリンダ本体に
は段付のシリンダが形成され、このシリンダの小
径部には作動ピストンが軸方向へ摺動可能に嵌挿
されて、前記シリンダの小径部側にホイールシリ
ンダに接続されるポートが常時開口するとともに
リザーバに連通する補償孔が前記作動ピストンの
復帰時に開口する第1液室が形成され、かつ前記
シリンダの大径部側に前記リザーバへの液逆流を
抑制する逆止弁及びリリーフ弁を介して前記リザ
ーバに連通する連通孔が開口する第2液室が形成
され、前記作動ピストンには前記両液室間の圧力
差による第2液室から第1液室への液流通を許容
するピストンカツプが装着され、前記シリンダの
大径部には前記作動ピストンのロツド部を軸方向
へ摺動可能に収容する筒状ピストンが軸方向へ摺
動可能に嵌挿され、また前記ブースタのパワーピ
ストンが、前記筒状ピストンと筒状連結体を介し
て係合するダイアフラムピストンと、このダイア
フラムピストンに軸方向へ所定量相対移動可能に
組付けられ前記ブレーキペダルに作動的に連結さ
れるとともに前記作動ピストンに前記筒状連結体
内を通して作動的に係合するバルブピストンに二
分割され、前記ブレーキペダルの操作により前記
パワーピストンが作動したとき、その作動初期に
おいて前記ダイアフラムピストンが前記バルブピ
ストンに先行して作動し、前記筒状連結体を介し
て前記筒状ピストンが所定量押動され、その後前
記ダイアフラムピストンが前記バルブピストンと
係合して一体的に作動し、これが前記作動ピスト
ンに伝えられて前記作動ピストンが押動され、前
記第1液室内に制動液圧が発生するようにした制
動液圧発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5340580A JPS56149249A (en) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | Hydraulic pressure generator for brake |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5340580A JPS56149249A (en) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | Hydraulic pressure generator for brake |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56149249A JPS56149249A (en) | 1981-11-19 |
| JPS6312829B2 true JPS6312829B2 (ja) | 1988-03-22 |
Family
ID=12941911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5340580A Granted JPS56149249A (en) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | Hydraulic pressure generator for brake |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56149249A (ja) |
-
1980
- 1980-04-21 JP JP5340580A patent/JPS56149249A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56149249A (en) | 1981-11-19 |
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