JPS6312843B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6312843B2 JPS6312843B2 JP54116716A JP11671679A JPS6312843B2 JP S6312843 B2 JPS6312843 B2 JP S6312843B2 JP 54116716 A JP54116716 A JP 54116716A JP 11671679 A JP11671679 A JP 11671679A JP S6312843 B2 JPS6312843 B2 JP S6312843B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ulcer
- acetylcarnosine
- peptic
- ulcers
- therapeutic agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Description
本発明はN−アセチルカルノシンを含有する新
規な消化性潰瘍治療剤に関する。 近年、消化性潰瘍患者は増加する傾向にあり、
その治療剤の開発のために種々の研究が行われて
いる。また、消化性潰瘍は再発、再燃を繰返す事
が多いとされているが、現在それらを顕著に抑え
る抗潰瘍剤は知られておらず、かかる薬物の開発
が強く望まれている。 かかる観点に基づき、本発明者等は種々の有用
な消化性潰瘍治療剤の検討を進め、前記の化合物
が極めて優れた消化性潰瘍治療効果を呈する事を
見い出し、本発明を完成した。 本発明の消化性潰瘍治療剤の有効成分であるN
−アセチルカルノシンは、たとえばJ.Org.
Chem.、26、617(1961)に製造法が記載されてい
るように古くから知られているにもかかわらず、
その薬理作用としては大脳辺縁系に対する抑制作
用が報告されているにすぎない。 従つて、本発明の目的は、全く新規な優れた消
化性潰瘍治療剤を提供せんとするものである。 本発明の消化性潰瘍治療剤の有効成分であるN
−アセチルカルノシンは、たとえば、カルノシ
ン、無水酢酸および酢酸の混合物を100℃にて2
時間加温し、低沸点留分を減圧留去した後水を加
えさらに減圧濃縮し、この操作を数回くり返した
後、メタノールより再結晶することによつて製造
される。 このようにして製造されたN−アセチルカルノ
シンは、209〜210℃の融点を有する無色針状結晶
である。 本発明の消化性潰瘍治療剤の有効成分であるN
−アセチルカルノシンは種々の潰瘍モデルに対し
優れた治療効果を示す。ヒスタミン潰瘍試験にお
いてN−アセチルカルノシンはラツトに300mg/
Kgを経口投与した場合、リン酸ヒスタミン投与に
よつて発生する潰瘍に対して有意な抑制効果を示
すことが見出された。 また、ストレス潰瘍試験においてN−アセチル
カルノシンはラツトに1000mg/Kgを経口投与した
場合、水浸拘束によつて発生する潰瘍に対して有
意な抑制効果を示すことが見出された。 更にアスピリン潰瘍試験においてN−アセチル
カルノシンはラツトに1000mg/Kgを経口投与した
場合、アスピリンによつて発生する潰瘍に対し有
意な抑制を示した。 また、急性毒性試験においてN−アセチルカル
ノシンはラツトに10g/Kgの大量を経口投与して
もまつたく死亡例は認められず一般症状において
もなんら変化を認めなかつた。 従つて、本発明の消化性潰瘍治療剤は毒性が極
めて弱く、安全性の高い優れた薬剤であると言え
る。 本発明の消化性潰瘍治療剤は、経口、非経口投
与のいずれにおいても作用を発揮する。 経口投与用の剤型としては、例えば錠剤、カプ
セル剤、散剤、顆粒剤およびシロツプ剤等があげ
られ、非経口投与用の剤型としては注射剤等があ
げられる。 投与量は、成人に対し500〜5000mg/日である
が、年令、症状等により多少増減させることがで
きる。 次に実施例をあげて本発明を詳細に説明する。
なお、カルノシンは抗潰瘍作用を有することが知
られているので、以下の消化性潰瘍治療効果試験
においてカルノシンを、また、比較対照薬とし
て、既知の抗潰瘍剤L−グルタミンおよび蔗糖硫
酸エステルアルミニウム塩をも合わせ試験した。 実施例 1 ヒスタミン潰瘍に対する作用 体重210〜230gのドンリユウ系雄ラツトを1群
10匹とし、48時間絶食後リン酸ヒスタミン300
mg/Kgを腹腔内に投与した。4時間後に動物をエ
ーテル致死せしめ、胃を摘出し1%ホルマリン液
中に10分間浸した。半固定された胃を大弯に沿つ
て切開し粘膜部に発生する潰瘍の長さ(mm)を計
測し潰瘍指数として表した。薬物はヒスタミン投
与の10分前に経口投与した。 その結果を表1に示す。
規な消化性潰瘍治療剤に関する。 近年、消化性潰瘍患者は増加する傾向にあり、
その治療剤の開発のために種々の研究が行われて
いる。また、消化性潰瘍は再発、再燃を繰返す事
が多いとされているが、現在それらを顕著に抑え
る抗潰瘍剤は知られておらず、かかる薬物の開発
が強く望まれている。 かかる観点に基づき、本発明者等は種々の有用
な消化性潰瘍治療剤の検討を進め、前記の化合物
が極めて優れた消化性潰瘍治療効果を呈する事を
見い出し、本発明を完成した。 本発明の消化性潰瘍治療剤の有効成分であるN
−アセチルカルノシンは、たとえばJ.Org.
Chem.、26、617(1961)に製造法が記載されてい
るように古くから知られているにもかかわらず、
その薬理作用としては大脳辺縁系に対する抑制作
用が報告されているにすぎない。 従つて、本発明の目的は、全く新規な優れた消
化性潰瘍治療剤を提供せんとするものである。 本発明の消化性潰瘍治療剤の有効成分であるN
−アセチルカルノシンは、たとえば、カルノシ
ン、無水酢酸および酢酸の混合物を100℃にて2
時間加温し、低沸点留分を減圧留去した後水を加
えさらに減圧濃縮し、この操作を数回くり返した
後、メタノールより再結晶することによつて製造
される。 このようにして製造されたN−アセチルカルノ
シンは、209〜210℃の融点を有する無色針状結晶
である。 本発明の消化性潰瘍治療剤の有効成分であるN
−アセチルカルノシンは種々の潰瘍モデルに対し
優れた治療効果を示す。ヒスタミン潰瘍試験にお
いてN−アセチルカルノシンはラツトに300mg/
Kgを経口投与した場合、リン酸ヒスタミン投与に
よつて発生する潰瘍に対して有意な抑制効果を示
すことが見出された。 また、ストレス潰瘍試験においてN−アセチル
カルノシンはラツトに1000mg/Kgを経口投与した
場合、水浸拘束によつて発生する潰瘍に対して有
意な抑制効果を示すことが見出された。 更にアスピリン潰瘍試験においてN−アセチル
カルノシンはラツトに1000mg/Kgを経口投与した
場合、アスピリンによつて発生する潰瘍に対し有
意な抑制を示した。 また、急性毒性試験においてN−アセチルカル
ノシンはラツトに10g/Kgの大量を経口投与して
もまつたく死亡例は認められず一般症状において
もなんら変化を認めなかつた。 従つて、本発明の消化性潰瘍治療剤は毒性が極
めて弱く、安全性の高い優れた薬剤であると言え
る。 本発明の消化性潰瘍治療剤は、経口、非経口投
与のいずれにおいても作用を発揮する。 経口投与用の剤型としては、例えば錠剤、カプ
セル剤、散剤、顆粒剤およびシロツプ剤等があげ
られ、非経口投与用の剤型としては注射剤等があ
げられる。 投与量は、成人に対し500〜5000mg/日である
が、年令、症状等により多少増減させることがで
きる。 次に実施例をあげて本発明を詳細に説明する。
なお、カルノシンは抗潰瘍作用を有することが知
られているので、以下の消化性潰瘍治療効果試験
においてカルノシンを、また、比較対照薬とし
て、既知の抗潰瘍剤L−グルタミンおよび蔗糖硫
酸エステルアルミニウム塩をも合わせ試験した。 実施例 1 ヒスタミン潰瘍に対する作用 体重210〜230gのドンリユウ系雄ラツトを1群
10匹とし、48時間絶食後リン酸ヒスタミン300
mg/Kgを腹腔内に投与した。4時間後に動物をエ
ーテル致死せしめ、胃を摘出し1%ホルマリン液
中に10分間浸した。半固定された胃を大弯に沿つ
て切開し粘膜部に発生する潰瘍の長さ(mm)を計
測し潰瘍指数として表した。薬物はヒスタミン投
与の10分前に経口投与した。 その結果を表1に示す。
【表】
実施例 2
ストレス潰瘍に対する作用
体重240〜260gのドンリユウ系雄ラツトを1群
10匹とし、高木ら(Jap.J.Pharmac.、18(9)、9
−18、1968)の拘束ストレスケージに入れ23℃の
水槽に胸部剣状突起まで水浸してストレスを負荷
した。7時間後に水槽より引き揚げ、直ちに撲殺
して胃を取り出した。1%ホルマリン液を胃内に
注入すると同時に1%ホルマリン液中に10分間浸
した後胃を大弯に沿つて切開し、腺胃部に発生し
ている粘膜潰瘍の長さ(mm)を計測し潰瘍指数と
して表した。薬物はストレス負荷10分前に経口投
与した。 その結果を表2に示す。
10匹とし、高木ら(Jap.J.Pharmac.、18(9)、9
−18、1968)の拘束ストレスケージに入れ23℃の
水槽に胸部剣状突起まで水浸してストレスを負荷
した。7時間後に水槽より引き揚げ、直ちに撲殺
して胃を取り出した。1%ホルマリン液を胃内に
注入すると同時に1%ホルマリン液中に10分間浸
した後胃を大弯に沿つて切開し、腺胃部に発生し
ている粘膜潰瘍の長さ(mm)を計測し潰瘍指数と
して表した。薬物はストレス負荷10分前に経口投
与した。 その結果を表2に示す。
【表】
実施例 3
アスピリン潰瘍に対する作用
体重220〜230gのドンリユウ系雄ラツトを1群
10匹とし、岡部ら(Jap.J.Pharmac.24、357−
361、1974)の方法に従い24時間絶食後エーテル
麻酔下に幽門部を結紮する。腹部を閉じた後、ア
スピリン100mg/Kgを経口投与する。7時間後に
エーテル麻酔下に胃を摘出し胃液を採取後、1%
ホルマリン処置し、腺胃部に発生する潰瘍の長さ
(mm)を測定し、一匹当りの合計を潰瘍指数とし
た。被検薬物は幽門結紮直後経口的に投与した。 その結果を表3に示す。
10匹とし、岡部ら(Jap.J.Pharmac.24、357−
361、1974)の方法に従い24時間絶食後エーテル
麻酔下に幽門部を結紮する。腹部を閉じた後、ア
スピリン100mg/Kgを経口投与する。7時間後に
エーテル麻酔下に胃を摘出し胃液を採取後、1%
ホルマリン処置し、腺胃部に発生する潰瘍の長さ
(mm)を測定し、一匹当りの合計を潰瘍指数とし
た。被検薬物は幽門結紮直後経口的に投与した。 その結果を表3に示す。
【表】
【表】
実施例 4
急性毒性試験
体重150〜200gのウイスター系雌雄ラツトを各
1群10匹としてN−アセチルカルノシンを経口投
与した。観察期間は7日間とした。 その結果を表4に示す。
1群10匹としてN−アセチルカルノシンを経口投
与した。観察期間は7日間とした。 その結果を表4に示す。
【表】
実施例 5
製剤例(顆粒剤)
1g中、下記成分を含有する。
N−アセチルカルノシン 200mg
乳 糖 400mg
コーンスターチ 400mg
Claims (1)
- 1 N−アセチルカルノシンを含有することを特
徴とする新規な消化性潰瘍治療剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11671679A JPS5640613A (en) | 1979-09-13 | 1979-09-13 | Novel type remedy for peptic ulcer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11671679A JPS5640613A (en) | 1979-09-13 | 1979-09-13 | Novel type remedy for peptic ulcer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5640613A JPS5640613A (en) | 1981-04-16 |
| JPS6312843B2 true JPS6312843B2 (ja) | 1988-03-23 |
Family
ID=14694033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11671679A Granted JPS5640613A (en) | 1979-09-13 | 1979-09-13 | Novel type remedy for peptic ulcer |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5640613A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5655378A (en) * | 1979-10-12 | 1981-05-15 | Nippon Chemiphar Co Ltd | N-(b-(n'-acylamino)propionyl)histidine aluminum salt and its preparation |
| JPH02229510A (ja) * | 1989-03-02 | 1990-09-12 | Kikkoman Corp | 濾過機 |
| IT1270905B (it) * | 1993-10-15 | 1997-05-13 | Bruschettini Srl | Composizioni farmaceutiche contenenti n-acetilcarnosina per il trattamento della cataratta |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT948178B (it) * | 1971-01-20 | 1973-05-30 | Nordson Corp | Disposizione di controllo per apparecchi di rivestimento auto matico di oggeti con sostanze liquide |
-
1979
- 1979-09-13 JP JP11671679A patent/JPS5640613A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5640613A (en) | 1981-04-16 |
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