JPS63130768A - Ta系非晶質合金薄膜の製造方法 - Google Patents
Ta系非晶質合金薄膜の製造方法Info
- Publication number
- JPS63130768A JPS63130768A JP61277151A JP27715186A JPS63130768A JP S63130768 A JPS63130768 A JP S63130768A JP 61277151 A JP61277151 A JP 61277151A JP 27715186 A JP27715186 A JP 27715186A JP S63130768 A JPS63130768 A JP S63130768A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- substrate
- thin
- amorphous
- thin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000808 amorphous metal alloy Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 21
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 11
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims abstract description 29
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 20
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims abstract description 13
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims abstract description 13
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 13
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 13
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 3
- 238000007738 vacuum evaporation Methods 0.000 claims abstract 2
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 claims description 13
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 abstract description 31
- 239000000956 alloy Substances 0.000 abstract description 31
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 20
- 238000002425 crystallisation Methods 0.000 abstract description 12
- 230000008025 crystallization Effects 0.000 abstract description 12
- 229910008423 Si—B Inorganic materials 0.000 abstract description 10
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 abstract description 7
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 7
- 125000004429 atom Chemical group 0.000 abstract description 6
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 abstract description 6
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 abstract description 3
- 238000002441 X-ray diffraction Methods 0.000 abstract description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 abstract description 2
- 125000005843 halogen group Chemical group 0.000 abstract description 2
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 abstract description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 239000010408 film Substances 0.000 abstract 4
- 229910001362 Ta alloys Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 abstract 1
- 239000000289 melt material Substances 0.000 abstract 1
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 9
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 8
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 7
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 5
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 4
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 3
- VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N Hydrochloric acid Chemical compound Cl VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005566 electron beam evaporation Methods 0.000 description 2
- 238000010884 ion-beam technique Methods 0.000 description 2
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 2
- 238000010791 quenching Methods 0.000 description 2
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 description 2
- 229910000521 B alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- GRYLNZFGIOXLOG-UHFFFAOYSA-N Nitric acid Chemical compound O[N+]([O-])=O GRYLNZFGIOXLOG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005275 alloying Methods 0.000 description 1
- QZPSXPBJTPJTSZ-UHFFFAOYSA-N aqua regia Chemical compound Cl.O[N+]([O-])=O QZPSXPBJTPJTSZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004455 differential thermal analysis Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 229910017604 nitric acid Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N sulfuric acid Substances OS(O)(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は高い結晶化温度を有する非晶質合金薄膜の製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
(従来の技術)
近年、各種の非晶質材料が開発され、金属材料の分野に
おいて、多くの注目を集めている。これらの合金は、従
来の結晶合金とは異なり、結晶構造を持たない合金であ
り、その性質も従来の金属材料にはみちれないものが多
く、機械的性質、耐摩耗性、耐食性、軟磁性、電気的性
質などに優れているため、結晶質金属に代わりうる材料
として、各種の用途開発が行われ、さらに、その用途に
適した材料開発も行われている。これらの合金は、従来
、一般に、単ロール法等の液体急冷法によって作製され
ている。
おいて、多くの注目を集めている。これらの合金は、従
来の結晶合金とは異なり、結晶構造を持たない合金であ
り、その性質も従来の金属材料にはみちれないものが多
く、機械的性質、耐摩耗性、耐食性、軟磁性、電気的性
質などに優れているため、結晶質金属に代わりうる材料
として、各種の用途開発が行われ、さらに、その用途に
適した材料開発も行われている。これらの合金は、従来
、一般に、単ロール法等の液体急冷法によって作製され
ている。
(発明が解決しようとする問題点)
非晶質合金の最大の問題点は、熱的に不安定な点にある
。これは非晶質状態が熱力学的に非平衡な準安定状態で
あるということに由来するもので、非晶質合金の宿命と
もいえることである。即ち、非晶質合金は、一般に、そ
れぞれ特有の結晶化温度を有し、その温度を越えるとよ
り熱的に安定な結晶合金に変化してしまい、非晶質状態
のどきにみちれた優れた薄着性が全て失われてしまうの
である。この結晶化温度は、材料によって異なるが、一
般に、絶対温度で測定した融点の0.4〜0.6倍程度
の値をとることが知られている。従って、結晶化温度の
高い合金を得るためには、融点の高い合金を非晶質化し
なければならない。
。これは非晶質状態が熱力学的に非平衡な準安定状態で
あるということに由来するもので、非晶質合金の宿命と
もいえることである。即ち、非晶質合金は、一般に、そ
れぞれ特有の結晶化温度を有し、その温度を越えるとよ
り熱的に安定な結晶合金に変化してしまい、非晶質状態
のどきにみちれた優れた薄着性が全て失われてしまうの
である。この結晶化温度は、材料によって異なるが、一
般に、絶対温度で測定した融点の0.4〜0.6倍程度
の値をとることが知られている。従って、結晶化温度の
高い合金を得るためには、融点の高い合金を非晶質化し
なければならない。
Ta−8i−B合金は、融点が約2300°C以上とき
わめて高い。このため液体急冷法によって作製されたT
a −Si −B系非晶質合金は、その結晶化温度が8
00°C〜960°Cと非常に高く、非晶質合金の問題
点を大幅に改善することが可能となった(特願昭61゜
012385号)。さらに、このTa −Si −B系
非晶質合金は、一般の非晶質合金に特有の高強度、高硬
度などの優れた機械的性質を有しているために、例えば
、耐摩゛耗性材料、および、温度上昇を伴う電極用材料
などへの応用が考えられる。
わめて高い。このため液体急冷法によって作製されたT
a −Si −B系非晶質合金は、その結晶化温度が8
00°C〜960°Cと非常に高く、非晶質合金の問題
点を大幅に改善することが可能となった(特願昭61゜
012385号)。さらに、このTa −Si −B系
非晶質合金は、一般の非晶質合金に特有の高強度、高硬
度などの優れた機械的性質を有しているために、例えば
、耐摩゛耗性材料、および、温度上昇を伴う電極用材料
などへの応用が考えられる。
しかしながら、液体急冷法によって作製されるTa −
5i−B系非晶質合金は、その形状が幅数mm〜数cm
のリボン状であるために、広い面積を有する非晶質合金
を得ることができないという問題点があった。さらに、
ある物質の上に、前記非晶質合金を薄膜状で形成するこ
とも、従来の液体急冷法ではできなかった。
5i−B系非晶質合金は、その形状が幅数mm〜数cm
のリボン状であるために、広い面積を有する非晶質合金
を得ることができないという問題点があった。さらに、
ある物質の上に、前記非晶質合金を薄膜状で形成するこ
とも、従来の液体急冷法ではできなかった。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決して、高
い結晶化温度を有し、かつ、機械的特性、耐食性等にす
ぐれたTa系非晶質合金薄膜の製造方法を提供すること
を目的とする。
い結晶化温度を有し、かつ、機械的特性、耐食性等にす
ぐれたTa系非晶質合金薄膜の製造方法を提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、Ta1−X(811−yBy)xなる式で表
され、x=0.1〜0.4、y=o、o1〜0.99で
ある合金を、真空中において、金属を加熱溶解し、金属
原子を蒸発させることによって、基板上に付着させ、非
晶質薄膜を形成することを特徴とするTa系非晶質合金
薄膜の製造方法である。
され、x=0.1〜0.4、y=o、o1〜0.99で
ある合金を、真空中において、金属を加熱溶解し、金属
原子を蒸発させることによって、基板上に付着させ、非
晶質薄膜を形成することを特徴とするTa系非晶質合金
薄膜の製造方法である。
(作用)
Ta −Si −B系合金では、後に実施例で示すよう
に、Taが60at%〜90at%の組成範囲で、非晶
質合金ができることを本発明者は見いだした。この組成
範囲をはずれると非晶質構造がほとんどみられなくなり
、非晶質合金に特徴的な優れた特性がすべて消失してし
まう。また、yの範囲を0.01〜0.99と限定した
のは、この範囲において、SiまたはBを微量添加した
場合や、いずれか一方だけを添加した場合よりも結晶化
温度が高くなるからである。これらの非晶質合金の結晶
化温度は、その融点の高さに対応して、いずれも800
’C以上という高い値である。また、これらの非晶質合
金の機械的特性は、非晶質合金に一般にみちれるように
、高強度かつ高硬度である。また、耐食性においても、
Taのすぐれた耐食性に匹敵するほどの耐食性を有して
いる。
に、Taが60at%〜90at%の組成範囲で、非晶
質合金ができることを本発明者は見いだした。この組成
範囲をはずれると非晶質構造がほとんどみられなくなり
、非晶質合金に特徴的な優れた特性がすべて消失してし
まう。また、yの範囲を0.01〜0.99と限定した
のは、この範囲において、SiまたはBを微量添加した
場合や、いずれか一方だけを添加した場合よりも結晶化
温度が高くなるからである。これらの非晶質合金の結晶
化温度は、その融点の高さに対応して、いずれも800
’C以上という高い値である。また、これらの非晶質合
金の機械的特性は、非晶質合金に一般にみちれるように
、高強度かつ高硬度である。また、耐食性においても、
Taのすぐれた耐食性に匹敵するほどの耐食性を有して
いる。
本発明による製造方法は、真空中において、金属を加熱
溶解して、金属原子を蒸発させることによって、基板上
に付着させ、非晶質薄膜を形成する方法であるが、この
際、原料合金の溶解を水冷されたるつぼのなかで行うの
で、原料合金とるつぼ金属の反応はほとんどおこらない
。るつぼ金属が十分に冷却されている場合には、たとえ
高温度の溶解金属が接触したとしても、るつぼ金属の温
度が低すぎるために合金化反応が極めて起こりにくいか
らである。
溶解して、金属原子を蒸発させることによって、基板上
に付着させ、非晶質薄膜を形成する方法であるが、この
際、原料合金の溶解を水冷されたるつぼのなかで行うの
で、原料合金とるつぼ金属の反応はほとんどおこらない
。るつぼ金属が十分に冷却されている場合には、たとえ
高温度の溶解金属が接触したとしても、るつぼ金属の温
度が低すぎるために合金化反応が極めて起こりにくいか
らである。
また、基板は、水、液体窒素等の冷媒によって、冷却し
ておく必要がある。これは、薄膜作製中の基板温度が高
すぎると、形成された合金薄膜が、結晶質になってしま
い、非晶質相が得られないからである。
ておく必要がある。これは、薄膜作製中の基板温度が高
すぎると、形成された合金薄膜が、結晶質になってしま
い、非晶質相が得られないからである。
さらに、溶解手段としては、電子ビーム溶解、レーザー
ビーム溶解などのよく知られた方法を用いることができ
る。
ビーム溶解などのよく知られた方法を用いることができ
る。
また、溶解される原料物質としては、目的組成のTa
−Si −B合金、またはTa5SiおよびBを別々に
準備することができる。Ta −Si −B合金の場合
には、この合金を溶解することによって、また、Ta、
SiおよびBを別々に準備する場合には、それぞれを
同時に別個に溶解することによって、薄膜を形成するこ
とができる。また、得られる合金薄膜の組成は、原料と
なるTa −Si −B合金の組成を変化させることに
より、また、Ta、 SiおよびBの蒸気圧を調整する
ことにより、容易に変化させることが出来るため、目的
とする組成の非晶質合金薄膜を容易に得ることができる
。
−Si −B合金、またはTa5SiおよびBを別々に
準備することができる。Ta −Si −B合金の場合
には、この合金を溶解することによって、また、Ta、
SiおよびBを別々に準備する場合には、それぞれを
同時に別個に溶解することによって、薄膜を形成するこ
とができる。また、得られる合金薄膜の組成は、原料と
なるTa −Si −B合金の組成を変化させることに
より、また、Ta、 SiおよびBの蒸気圧を調整する
ことにより、容易に変化させることが出来るため、目的
とする組成の非晶質合金薄膜を容易に得ることができる
。
以上のように、本発明の製造方法によって、Ta系非晶
質合金は、組成制御された、高純度の合金薄膜として、
大面積に、かつ、均質に、基板上に形成することができ
る。
質合金は、組成制御された、高純度の合金薄膜として、
大面積に、かつ、均質に、基板上に形成することができ
る。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図により詳細に説明する。第
1図に、本発明のTa系非晶質合金薄膜を作製する装置
の一例を示す。第1図に示す装置は高真空電子ビーム蒸
着装置である。蒸発材料1,2は、それぞれるつぼ3,
4に保持されている。本実施例においては、蒸発材料1
にはTa、また、蒸発材料2には、Ta −Si −B
合金を使用した。各蒸発材料は、るつぼ中に50g準備
することができる。るつぼ3,4は銅製であり、冷却水
導入管5によって、水冷されており、蒸発材料が溶解し
た状態においても、温度が上昇することはない。
1図に、本発明のTa系非晶質合金薄膜を作製する装置
の一例を示す。第1図に示す装置は高真空電子ビーム蒸
着装置である。蒸発材料1,2は、それぞれるつぼ3,
4に保持されている。本実施例においては、蒸発材料1
にはTa、また、蒸発材料2には、Ta −Si −B
合金を使用した。各蒸発材料は、るつぼ中に50g準備
することができる。るつぼ3,4は銅製であり、冷却水
導入管5によって、水冷されており、蒸発材料が溶解し
た状態においても、温度が上昇することはない。
基板6は、基板ホルダー7に固定されて゛いる。基板に
は、長さ50mm、幅25mmで厚さQ、2mmのガラ
スを用いた。基板ホルダー7には、液体窒素導入管8よ
り導入された液体窒素9が蓄えられており、基板が十分
冷却される構造になっている。
は、長さ50mm、幅25mmで厚さQ、2mmのガラ
スを用いた。基板ホルダー7には、液体窒素導入管8よ
り導入された液体窒素9が蓄えられており、基板が十分
冷却される構造になっている。
薄膜作製に際しては、最初に、真空チャンバー10を真
空ポンプ11によって、1O−8Torr台の真空まで
排気する。この状態で、電子ビーム源12.13より、
電子ビームを発生させ、蒸発材料1,2を同時に加熱、
溶解させる。溶解した材料からは、Ta、SiおよびB
が原子状態で蒸発する。蒸着の最初1時間は、シャッタ
ー14を閉じた状態で予備蒸着を行う。つぎに、予備蒸
着終了後、シャッターを開くことにより、基板上に薄膜
を作製した。蒸発材料1および2から飛び出した蒸発原
子は、基板付近でお互いに混合状態になり、基板に付着
する際には、均質な合金として付着する。薄膜作製中の
真空度は、1O−7Torrであった。また、薄膜作製
中の基板温度を熱電対15を通して、温度計16によっ
て測定したところ、−180°Cであった。蒸着は、1
時間行った。得られた薄膜の厚さは、5pm程度であっ
た。
空ポンプ11によって、1O−8Torr台の真空まで
排気する。この状態で、電子ビーム源12.13より、
電子ビームを発生させ、蒸発材料1,2を同時に加熱、
溶解させる。溶解した材料からは、Ta、SiおよびB
が原子状態で蒸発する。蒸着の最初1時間は、シャッタ
ー14を閉じた状態で予備蒸着を行う。つぎに、予備蒸
着終了後、シャッターを開くことにより、基板上に薄膜
を作製した。蒸発材料1および2から飛び出した蒸発原
子は、基板付近でお互いに混合状態になり、基板に付着
する際には、均質な合金として付着する。薄膜作製中の
真空度は、1O−7Torrであった。また、薄膜作製
中の基板温度を熱電対15を通して、温度計16によっ
て測定したところ、−180°Cであった。蒸着は、1
時間行った。得られた薄膜の厚さは、5pm程度であっ
た。
得られたTa −Si −B合金薄膜の構造をX線回折
法によって評価した。その結果、薄膜の組成でTaが6
0at%〜90at%の組成範囲ではいずれの薄帯も結
晶)、 による鋭い回折ピークはみられず、ブロードなハローパ
ターンが得られたことから、非晶質合金薄膜が得られた
ことが確認された。第1表に、示差熱分析で測定したこ
れらの試料の結晶化温度を示す。いずれも800°C以
上の高い結晶化温度を示している。また、これらの試料
の機械的特性は、ビッカース硬度が800〜1500の
範囲であるという優れた性質を示した。さらに、これら
の試料は濃塩酸、濃硝酸、濃硫酸、濃王水の中に一日放
置しても何等腐食された様子は見られず、重量変化も認
めら・・−9パ\ 第1表 なお、本実施例では、高真空電子ビーム蒸着装置による
Ta系非晶質合金薄膜の製造方法を紹介したが、非晶質
薄膜を作製する際に、他の蒸着方法、即ち、レーザービ
ーム蒸着法、クラスターイオンビーム蒸着法等を利用し
てもさしつがえない。
法によって評価した。その結果、薄膜の組成でTaが6
0at%〜90at%の組成範囲ではいずれの薄帯も結
晶)、 による鋭い回折ピークはみられず、ブロードなハローパ
ターンが得られたことから、非晶質合金薄膜が得られた
ことが確認された。第1表に、示差熱分析で測定したこ
れらの試料の結晶化温度を示す。いずれも800°C以
上の高い結晶化温度を示している。また、これらの試料
の機械的特性は、ビッカース硬度が800〜1500の
範囲であるという優れた性質を示した。さらに、これら
の試料は濃塩酸、濃硝酸、濃硫酸、濃王水の中に一日放
置しても何等腐食された様子は見られず、重量変化も認
めら・・−9パ\ 第1表 なお、本実施例では、高真空電子ビーム蒸着装置による
Ta系非晶質合金薄膜の製造方法を紹介したが、非晶質
薄膜を作製する際に、他の蒸着方法、即ち、レーザービ
ーム蒸着法、クラスターイオンビーム蒸着法等を利用し
てもさしつがえない。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、本発明によるTa系非晶質
合金薄膜の製造方法は高い結晶化温度を有し、かつ、機
械的特性、耐食性等にすぐれた非晶質合金薄膜が容易に
得られ、その効果は大きい。
合金薄膜の製造方法は高い結晶化温度を有し、かつ、機
械的特性、耐食性等にすぐれた非晶質合金薄膜が容易に
得られ、その効果は大きい。
第1図は、本発明のTa系非晶質合金薄膜を作製する装
置の一例を示す図である。図において、1および2は蒸
発材料、3および4はるつぼ、5は冷却水導入管、6は
基板、7は基板ホルダー、8は液体窒素導入管、9は液
体窒素、10はチャンバー、11は真空ポンプ、12お
よび13は電子ビーム源、14はシャツ;71 図
置の一例を示す図である。図において、1および2は蒸
発材料、3および4はるつぼ、5は冷却水導入管、6は
基板、7は基板ホルダー、8は液体窒素導入管、9は液
体窒素、10はチャンバー、11は真空ポンプ、12お
よび13は電子ビーム源、14はシャツ;71 図
Claims (1)
- Ta_1_−_x(Si_1_−_yB_y)_xなる
式で表され、x=0.1〜0.4、y=0.01〜0.
99である組成の合金を、真空中において、金属を加熱
溶解し、該金属原子を蒸発させることによって、基板上
に薄膜を形成する真空蒸着装置を用いて、非晶質化させ
ることを特徴とするTa系非晶質合金薄膜の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61277151A JPS63130768A (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | Ta系非晶質合金薄膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61277151A JPS63130768A (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | Ta系非晶質合金薄膜の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63130768A true JPS63130768A (ja) | 1988-06-02 |
Family
ID=17579510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61277151A Pending JPS63130768A (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | Ta系非晶質合金薄膜の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63130768A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5499035A (en) * | 1972-12-26 | 1979-08-04 | Allied Chem | Noncrystalline metal wire |
-
1986
- 1986-11-19 JP JP61277151A patent/JPS63130768A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5499035A (en) * | 1972-12-26 | 1979-08-04 | Allied Chem | Noncrystalline metal wire |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7520944B2 (en) | Method of making in-situ composites comprising amorphous alloys | |
| Yamada et al. | Metal carbide-carbon peritectic systems as high-temperature fixed points in thermometry | |
| US4172718A (en) | Ta-containing amorphous alloy layers and process for producing the same | |
| US6929820B2 (en) | Method of forming a superconductor film | |
| JPH05214521A (ja) | チタンスパッタリングターゲット | |
| JPS63125669A (ja) | Ta−W系非晶質合金薄膜の製造方法 | |
| JPS63125668A (ja) | Ta−W系非晶質合金薄膜の製造方法 | |
| JPS63125667A (ja) | Ta−W系非晶質合金薄膜の製造方法 | |
| JPH0582464B2 (ja) | ||
| JPS63130766A (ja) | Ta系非晶質合金薄膜の製造方法 | |
| Bermeshev et al. | Features of solidification of the 2Bi2O3· 3GeO2 melt under different cooling conditions | |
| EP0178034A1 (en) | Process for preparing amorphous of intermetallic compounds by a chemical reaction | |
| JPS63125663A (ja) | Ta−W系非晶質合金薄膜の製造方法 | |
| JPS63125665A (ja) | Ta−W系非晶質合金薄膜の製造方法 | |
| JPS63125664A (ja) | Ta系非晶質合金薄膜の製造方法 | |
| JPH0578194A (ja) | グラフアイト結晶の作製方法 | |
| JPH02228434A (ja) | 水素吸蔵合金の製造方法 | |
| Marchal et al. | THE CRYSTALLIZATION OF Fe-Au AMORPHOUS ALLOYS | |
| JPH0558056B2 (ja) | ||
| JPH03173832A (ja) | 電荷移動錯体の作成方法 | |
| JPH0448860B2 (ja) | ||
| JPH0448861B2 (ja) | ||
| JPS63125670A (ja) | Ta−W系非晶質合金薄膜の製造方法 | |
| JPS63225413A (ja) | 化合物超伝導線の製造方法 | |
| JPH0448862B2 (ja) |