JPS6313480B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6313480B2 JPS6313480B2 JP58251115A JP25111583A JPS6313480B2 JP S6313480 B2 JPS6313480 B2 JP S6313480B2 JP 58251115 A JP58251115 A JP 58251115A JP 25111583 A JP25111583 A JP 25111583A JP S6313480 B2 JPS6313480 B2 JP S6313480B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- weight
- alkali metal
- metal salts
- cleaning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Detergent Compositions (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
本発明は、洗浄性、金属の溶出防止性、一時防
錆性の優れた液体洗浄剤組成物に関する。 金属やプラスチツクスの表面を脱脂し、清浄化
することは、メツキや塗装の前処理として不可欠
であるのみでなく、本工程の完否は所望のメツキ
や塗装の良否を支配する重要なフアクターであ
る。 ところで、今日上記目的に使用される硬質表面
洗浄剤、特に金属洗浄用洗浄剤は、概ね、カセイ
ソーダ、カセイカリ等のアルカリ、炭酸塩、ケイ
酸塩、リン酸塩等のアルカリ金属塩類、硫酸塩等
の中性金属塩類及び酸性金属塩類から成る「無機
系ビルダー群」、 非イオン界面活性剤に代表される「界面活性剤
群」で構成され、場合により、グリコール酸、グ
ルコン酸、クエン酸、リンゴ酸のオキシカルボン
酸又はそれ等のアルカリ金属塩類から成る「有機
ビルダー群」、 EDTA(エチレンジアミンドテトラ酢酸)、
NTA(ニトリロトリ酢酸)等のアミノポリカル
ボン酸又はそれ等のアルカリ金属塩類及びアミン
塩類から成る「キレート剤群」、 消泡剤等から構成され、 その形状は粒状、粉状、一部板状と含む粉体と
して市場に供されている。 一般に、金属洗浄において、アルカリ洗浄は効
率的、有効な洗浄手段であるが、特にアルミニウ
ム等の洗浄においては金属の溶出現象がみられ、
細心の洗浄管理が要求される。さらに鉄等の洗浄
で工程的に洗浄後、短時間空気中に放置される場
合があり、条件により発錆によるトラブルがみら
れる。 また、粉体アルカリ洗浄剤は洗浄液を得るため
に ○イ 溶解作業を必要とし作業時飛散粉体によつて
起こる人体並びに環境への影響は甚大である。 ○ロ 溶解槽等の設備、溶解時間を必要とし非効率
的である。 ○ハ 洗浄性に影響を及ぼす洗浄液管理においても
液体洗浄剤に比べ非効率的である。 等の欠点を有し、好ましくない。 そこで以上の粉体洗浄剤の問題点を解消し、さ
らに作業時の計量の容易性、パイプ輸送の可能性
及び保管の簡易な点等の利点を与える目的で、液
状の洗浄剤が提案されている。しかるに、既知の
液状洗浄剤では、共存する多量のアルカリビルダ
ーによる塩析作用が発生し、この結果、界面活性
剤や消泡又は制泡成分が相分離を起こしたり、析
出したりするのを回避できない。そして勿論、こ
のように成分が不均一化した洗浄剤の性能が劣化
するのは当然であつて、液状洗浄剤の実用化上大
きな障害となつていた。因に、以上の相分離や析
出を防止するための手段としては、例えば以下の
方法が考えられている。 ○イ 低濃度のアルカリ洗浄剤とする。 ○ロ アルカリビルダー部(液体又は粉体もありう
る)と界面活性剤部を分離し予備洗浄槽で洗浄
液を調整する。 ○ハ 界面活性剤の曇点を上げたり又はアルカリ性
液中でアニオン界面活性剤を添加する方法。 ○ニ 比較的低分子量のカルボン酸塩、芳香族スル
ホン酸塩、低級脂肪属アルコール、尿素、アミ
ン類、炭化水素類等のハイドロトロビー作用
(水溶性増大作用)有する成分を添加する方法。 しかしながら、○イの低濃度アルカリ洗浄剤は輸
送コストタンススケール等の点で、液体化されて
も有用性は希薄で、○ロの分離タイプは作業性の点
で改善とは言えない。 ○ハの曇点向上手段は、発泡に基因するトラブル
の発現アニオンの添加による発泡、洗浄性の低下
によるトラブルの原因となり有効ではない。 ○ニは比較的効果は認められるが高濃度液体洗浄
剤を得るには効果が充分ではなく高濃度液体洗浄
剤が得られても洗浄効果に影響を与えるほどの添
加量を要し、実用的ではない。 一方、金属特にアルミニウムのアルカリ洗浄液
中での溶出防止には「無機系ビルダー」でPH値の
調整を行つたり、ケイ酸塩ビルダーをベースとし
アルカリ洗浄剤を構成する事が知られているが、
洗浄効果に有効なPH値10以上であればケイ酸以外
アルミニウムの溶出が著しく、又、ケイ酸塩で構
成された洗浄剤においても洗浄液の管理及び洗浄
条件の管理に細心の注意を要す。 さらに鉄等の工程中における短期防錆において
も亜硝酸塩の添加は有効公知であるが、公知の様
な人体への影響において好ましくなく、リン酸
塩、無機ビルダーの添加は充分な効果を発揮しな
い。 本発明は、以上述べた公知の液状洗浄剤の欠点
を解消したものであつて、その特徴は、アルカ
リ、アルカリ金属塩類、中性・酸性金属塩類等の
「無機系ビルダー群」(A)と、 非イオン界面活性剤に代表される「界面活性剤
群」(B)、 オキシカルボン酸系「有機ビルダー」(C)、 アミノポリカルボン酸系「キレート剤」(D)、 より構成される硬質表面、特に金属洗浄用洗浄剤
成分に、芳香族スルホン酸及びそれ等のアルカリ
金属塩から成る「溶解補助剤」(E)、 芳香族カルボン酸及びそれ等のアルカリ金属塩
又はアミン塩から成る「有機防錆溶解補助剤」
(F)、 及び 「水」(G) を必須の構成成分として配合し、さらに所望によ
り、消泡剤(H)、及び/又は公知の溶解補助剤から
選ばれた化合物(I)を配合する点に在る。即ち本発
明は、 A:アルカリ、アルカリ金属塩類、中性塩類及び
酸性塩類から選らばれた一種又はその以上の無
機系ビルダーが0〜80重量%; B:非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤及
び両性界面活性剤から選らばれた一種又はそれ
以上の界面活性剤が0.1〜50重量%; C:グルコン酸、クエン酸、グリコール酸、リン
ゴ酸、酒石酸、及び乳酸のオキシカルボン酸も
しくは、それらのアルカリ金属塩類から選らば
れた一種、又はそれ以上の有機系ビルダーが、
2〜60重量%; D:エチレンジアミンテトラ酢酸及びニトリロト
リ酢酸のアミノポリカルボン酸もしくは、それ
らのアルカリ金属塩類あるいはアミン塩類から
選らばれた一種又は、それ以上のキレート剤が
1〜40重量%; E:トルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸も
しくはナフタレンスルホン酸の芳香族スルホン
酸、もしくは、それらのアルカリ金属塩類から
選らばれた一種又は、それ以上の溶解補助剤が
1〜30重量%; F:安息香酸、桂皮酸の芳香族カルボン酸、もし
くは、それらのアルカリ金属塩類あるいはアミ
ン塩類から選らばれた一種又は、それ以上の有
機防錆溶解補助剤が2〜50重量%; 及び、 G:水がその他のA〜F及びH〜I成分の総計に
対して、1.5〜4倍; が必須成分として含まれ、さらに所望により付
加成分として、 H:一種又は、それ以上の消泡剤; 及び/又は I:低級アルコール、尿素、アミン類及び炭化水
素からなる公知の溶解補助剤から選らばれた化
合物 が配合されていることを特徴する金属用の液体洗
浄剤組成物。 以上の組成物において、A成分のアルカリ、ア
ルカリ金属塩類、中性塩類及び酸性塩類から選ば
れた一種又はそれ以上の無機系ビルダーは、普
通、水を除く固形成分(以下B〜Fの各成分につ
いても同じ)に対し0〜80重量%(以下同じ)の
割合で配合される。本成分が80%を超えると均質
な液体洗浄剤を得るのが困難となる。 次にB成分の非イオン界面活性剤、アニオン界
面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれた一種又
はそれ以上の界面活性剤は、0.1〜50%の割合で
配合される。配合量が0.1%未満では、洗浄効果
が劣り、また50%を超えるとやはり均一な液体洗
浄剤を得るのが困難になる。またC成分のグルコ
ン酸、クエン酸、グリコール酸、リンゴ酸、酒石
酸、及び乳酸等のオキシカルボン酸もしくはそれ
らのアルカリ金属塩類から選ばれた一種又はそれ
以上の有機系ビルダーは、2〜60%の割合で配合
される。配合割合が2%未満では、洗浄効果が低
下し、均一な液体洗浄剤を得るのが困難になる。
また60%を超えても洗浄効果が低下する。さらに
D成分であるエチレンジアミンテトラ酢酸及びニ
トリロトリ酢酸等のアミノポリカルボン酸もしく
はそれ等のアルカリ金属塩類あるいはアミン塩類
から選ばれた一種又はそれ以上のキレート剤は、
1〜40%の割合で配合される。配合率が1%未満
でも、40%超過でも洗浄効果が低下する。またE
成分であるトルエンスルホン酸、キシレンスルホ
ン酸もしくはナフタリンスルホン酸等の芳香族ス
ルホン酸もしくはそれ等のアルカリ金属塩類から
選ばれた一種又はそれ以上の芳香族スルホン酸類
は、1〜30%の比率で配合される。配合率が1%
未満では均質の液体洗浄剤が得難く、30%を超え
ると洗浄効果の低下が見られる。最後にF成分で
ある、安息香酸、桂皮酸等の芳香族カルボン酸も
しくはそれ等のアルカリ金属塩類あるいはアミン
塩類から選ばれた一種又はそれ以上の芳香族カル
ボン酸類は、2〜50%の配合率で、2%未満で
は、均質の液体洗浄剤が得難く、溶出防止、防錆
効果も得難い。50%を超えると、洗浄効果の低下
がみられる。 成分H及びIは必要に応じ少量添加されればよ
い。水(G成分)は、その他のA〜F及びH〜I
成分の総計に対し1.5〜4倍の割合で添加される。 以上述べた工程により、液状で均質安定であ
り、優れた洗浄効果を有した、並びに金属の溶出
防止効果及び、一時防錆効果が秀れた液体洗浄剤
組成物を得ることができる。 以下実施例により発明実施の態様及び発明品の
効果を説明するが、例示は勿論説明用のものであ
つて、発明精神の限定を意味するものではない。
特に、本発明組成物中から水を除去したドライマ
ター(乾物)を製造又は販売する行為が、明白な
不完全実施形態を構成するものであることは多言
を要しないことである。 実施例 配合 表−の組成表に従つて発明洗浄剤及び対照
洗浄剤を試製した。
錆性の優れた液体洗浄剤組成物に関する。 金属やプラスチツクスの表面を脱脂し、清浄化
することは、メツキや塗装の前処理として不可欠
であるのみでなく、本工程の完否は所望のメツキ
や塗装の良否を支配する重要なフアクターであ
る。 ところで、今日上記目的に使用される硬質表面
洗浄剤、特に金属洗浄用洗浄剤は、概ね、カセイ
ソーダ、カセイカリ等のアルカリ、炭酸塩、ケイ
酸塩、リン酸塩等のアルカリ金属塩類、硫酸塩等
の中性金属塩類及び酸性金属塩類から成る「無機
系ビルダー群」、 非イオン界面活性剤に代表される「界面活性剤
群」で構成され、場合により、グリコール酸、グ
ルコン酸、クエン酸、リンゴ酸のオキシカルボン
酸又はそれ等のアルカリ金属塩類から成る「有機
ビルダー群」、 EDTA(エチレンジアミンドテトラ酢酸)、
NTA(ニトリロトリ酢酸)等のアミノポリカル
ボン酸又はそれ等のアルカリ金属塩類及びアミン
塩類から成る「キレート剤群」、 消泡剤等から構成され、 その形状は粒状、粉状、一部板状と含む粉体と
して市場に供されている。 一般に、金属洗浄において、アルカリ洗浄は効
率的、有効な洗浄手段であるが、特にアルミニウ
ム等の洗浄においては金属の溶出現象がみられ、
細心の洗浄管理が要求される。さらに鉄等の洗浄
で工程的に洗浄後、短時間空気中に放置される場
合があり、条件により発錆によるトラブルがみら
れる。 また、粉体アルカリ洗浄剤は洗浄液を得るため
に ○イ 溶解作業を必要とし作業時飛散粉体によつて
起こる人体並びに環境への影響は甚大である。 ○ロ 溶解槽等の設備、溶解時間を必要とし非効率
的である。 ○ハ 洗浄性に影響を及ぼす洗浄液管理においても
液体洗浄剤に比べ非効率的である。 等の欠点を有し、好ましくない。 そこで以上の粉体洗浄剤の問題点を解消し、さ
らに作業時の計量の容易性、パイプ輸送の可能性
及び保管の簡易な点等の利点を与える目的で、液
状の洗浄剤が提案されている。しかるに、既知の
液状洗浄剤では、共存する多量のアルカリビルダ
ーによる塩析作用が発生し、この結果、界面活性
剤や消泡又は制泡成分が相分離を起こしたり、析
出したりするのを回避できない。そして勿論、こ
のように成分が不均一化した洗浄剤の性能が劣化
するのは当然であつて、液状洗浄剤の実用化上大
きな障害となつていた。因に、以上の相分離や析
出を防止するための手段としては、例えば以下の
方法が考えられている。 ○イ 低濃度のアルカリ洗浄剤とする。 ○ロ アルカリビルダー部(液体又は粉体もありう
る)と界面活性剤部を分離し予備洗浄槽で洗浄
液を調整する。 ○ハ 界面活性剤の曇点を上げたり又はアルカリ性
液中でアニオン界面活性剤を添加する方法。 ○ニ 比較的低分子量のカルボン酸塩、芳香族スル
ホン酸塩、低級脂肪属アルコール、尿素、アミ
ン類、炭化水素類等のハイドロトロビー作用
(水溶性増大作用)有する成分を添加する方法。 しかしながら、○イの低濃度アルカリ洗浄剤は輸
送コストタンススケール等の点で、液体化されて
も有用性は希薄で、○ロの分離タイプは作業性の点
で改善とは言えない。 ○ハの曇点向上手段は、発泡に基因するトラブル
の発現アニオンの添加による発泡、洗浄性の低下
によるトラブルの原因となり有効ではない。 ○ニは比較的効果は認められるが高濃度液体洗浄
剤を得るには効果が充分ではなく高濃度液体洗浄
剤が得られても洗浄効果に影響を与えるほどの添
加量を要し、実用的ではない。 一方、金属特にアルミニウムのアルカリ洗浄液
中での溶出防止には「無機系ビルダー」でPH値の
調整を行つたり、ケイ酸塩ビルダーをベースとし
アルカリ洗浄剤を構成する事が知られているが、
洗浄効果に有効なPH値10以上であればケイ酸以外
アルミニウムの溶出が著しく、又、ケイ酸塩で構
成された洗浄剤においても洗浄液の管理及び洗浄
条件の管理に細心の注意を要す。 さらに鉄等の工程中における短期防錆において
も亜硝酸塩の添加は有効公知であるが、公知の様
な人体への影響において好ましくなく、リン酸
塩、無機ビルダーの添加は充分な効果を発揮しな
い。 本発明は、以上述べた公知の液状洗浄剤の欠点
を解消したものであつて、その特徴は、アルカ
リ、アルカリ金属塩類、中性・酸性金属塩類等の
「無機系ビルダー群」(A)と、 非イオン界面活性剤に代表される「界面活性剤
群」(B)、 オキシカルボン酸系「有機ビルダー」(C)、 アミノポリカルボン酸系「キレート剤」(D)、 より構成される硬質表面、特に金属洗浄用洗浄剤
成分に、芳香族スルホン酸及びそれ等のアルカリ
金属塩から成る「溶解補助剤」(E)、 芳香族カルボン酸及びそれ等のアルカリ金属塩
又はアミン塩から成る「有機防錆溶解補助剤」
(F)、 及び 「水」(G) を必須の構成成分として配合し、さらに所望によ
り、消泡剤(H)、及び/又は公知の溶解補助剤から
選ばれた化合物(I)を配合する点に在る。即ち本発
明は、 A:アルカリ、アルカリ金属塩類、中性塩類及び
酸性塩類から選らばれた一種又はその以上の無
機系ビルダーが0〜80重量%; B:非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤及
び両性界面活性剤から選らばれた一種又はそれ
以上の界面活性剤が0.1〜50重量%; C:グルコン酸、クエン酸、グリコール酸、リン
ゴ酸、酒石酸、及び乳酸のオキシカルボン酸も
しくは、それらのアルカリ金属塩類から選らば
れた一種、又はそれ以上の有機系ビルダーが、
2〜60重量%; D:エチレンジアミンテトラ酢酸及びニトリロト
リ酢酸のアミノポリカルボン酸もしくは、それ
らのアルカリ金属塩類あるいはアミン塩類から
選らばれた一種又は、それ以上のキレート剤が
1〜40重量%; E:トルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸も
しくはナフタレンスルホン酸の芳香族スルホン
酸、もしくは、それらのアルカリ金属塩類から
選らばれた一種又は、それ以上の溶解補助剤が
1〜30重量%; F:安息香酸、桂皮酸の芳香族カルボン酸、もし
くは、それらのアルカリ金属塩類あるいはアミ
ン塩類から選らばれた一種又は、それ以上の有
機防錆溶解補助剤が2〜50重量%; 及び、 G:水がその他のA〜F及びH〜I成分の総計に
対して、1.5〜4倍; が必須成分として含まれ、さらに所望により付
加成分として、 H:一種又は、それ以上の消泡剤; 及び/又は I:低級アルコール、尿素、アミン類及び炭化水
素からなる公知の溶解補助剤から選らばれた化
合物 が配合されていることを特徴する金属用の液体洗
浄剤組成物。 以上の組成物において、A成分のアルカリ、ア
ルカリ金属塩類、中性塩類及び酸性塩類から選ば
れた一種又はそれ以上の無機系ビルダーは、普
通、水を除く固形成分(以下B〜Fの各成分につ
いても同じ)に対し0〜80重量%(以下同じ)の
割合で配合される。本成分が80%を超えると均質
な液体洗浄剤を得るのが困難となる。 次にB成分の非イオン界面活性剤、アニオン界
面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれた一種又
はそれ以上の界面活性剤は、0.1〜50%の割合で
配合される。配合量が0.1%未満では、洗浄効果
が劣り、また50%を超えるとやはり均一な液体洗
浄剤を得るのが困難になる。またC成分のグルコ
ン酸、クエン酸、グリコール酸、リンゴ酸、酒石
酸、及び乳酸等のオキシカルボン酸もしくはそれ
らのアルカリ金属塩類から選ばれた一種又はそれ
以上の有機系ビルダーは、2〜60%の割合で配合
される。配合割合が2%未満では、洗浄効果が低
下し、均一な液体洗浄剤を得るのが困難になる。
また60%を超えても洗浄効果が低下する。さらに
D成分であるエチレンジアミンテトラ酢酸及びニ
トリロトリ酢酸等のアミノポリカルボン酸もしく
はそれ等のアルカリ金属塩類あるいはアミン塩類
から選ばれた一種又はそれ以上のキレート剤は、
1〜40%の割合で配合される。配合率が1%未満
でも、40%超過でも洗浄効果が低下する。またE
成分であるトルエンスルホン酸、キシレンスルホ
ン酸もしくはナフタリンスルホン酸等の芳香族ス
ルホン酸もしくはそれ等のアルカリ金属塩類から
選ばれた一種又はそれ以上の芳香族スルホン酸類
は、1〜30%の比率で配合される。配合率が1%
未満では均質の液体洗浄剤が得難く、30%を超え
ると洗浄効果の低下が見られる。最後にF成分で
ある、安息香酸、桂皮酸等の芳香族カルボン酸も
しくはそれ等のアルカリ金属塩類あるいはアミン
塩類から選ばれた一種又はそれ以上の芳香族カル
ボン酸類は、2〜50%の配合率で、2%未満で
は、均質の液体洗浄剤が得難く、溶出防止、防錆
効果も得難い。50%を超えると、洗浄効果の低下
がみられる。 成分H及びIは必要に応じ少量添加されればよ
い。水(G成分)は、その他のA〜F及びH〜I
成分の総計に対し1.5〜4倍の割合で添加される。 以上述べた工程により、液状で均質安定であ
り、優れた洗浄効果を有した、並びに金属の溶出
防止効果及び、一時防錆効果が秀れた液体洗浄剤
組成物を得ることができる。 以下実施例により発明実施の態様及び発明品の
効果を説明するが、例示は勿論説明用のものであ
つて、発明精神の限定を意味するものではない。
特に、本発明組成物中から水を除去したドライマ
ター(乾物)を製造又は販売する行為が、明白な
不完全実施形態を構成するものであることは多言
を要しないことである。 実施例 配合 表−の組成表に従つて発明洗浄剤及び対照
洗浄剤を試製した。
【表】
本発明品の安定性
前表に従つて試製された本発明洗浄剤及び対
照洗浄剤を夫々5℃及び40℃の恒温室内に30日
間放置後、各サンプルの外観を肉眼で観察し
た。結果を下表−2に示す。 洗浄テスト JIS G 3141(SPCC−SB)の圧延鋼板をテ
ストピースとして、これに内径5mmφの孔20個
を穿つて「凹」字形に曲げ、これをモービル油
90部及び大豆油10部からなる油浴中に浸漬後、
100℃で8時間加熱調整したものをテストに供
した。このテストピースを、洗浄剤各々有効成
分30g/、60℃に調整したものの中に60秒浸
漬する。さらにスプレー圧:4Kg/cm2の条件下
でスプレー洗浄を60秒行ない、そのあとスプレ
ー水洗を60秒行なつた。その結果を下式に従つ
て、算出した。 洗浄性(%)=被洗浄オイル量/付着オイル量×10
0 結果を表−2として示す。
照洗浄剤を夫々5℃及び40℃の恒温室内に30日
間放置後、各サンプルの外観を肉眼で観察し
た。結果を下表−2に示す。 洗浄テスト JIS G 3141(SPCC−SB)の圧延鋼板をテ
ストピースとして、これに内径5mmφの孔20個
を穿つて「凹」字形に曲げ、これをモービル油
90部及び大豆油10部からなる油浴中に浸漬後、
100℃で8時間加熱調整したものをテストに供
した。このテストピースを、洗浄剤各々有効成
分30g/、60℃に調整したものの中に60秒浸
漬する。さらにスプレー圧:4Kg/cm2の条件下
でスプレー洗浄を60秒行ない、そのあとスプレ
ー水洗を60秒行なつた。その結果を下式に従つ
て、算出した。 洗浄性(%)=被洗浄オイル量/付着オイル量×10
0 結果を表−2として示す。
【表】
〔〕 アルミニウム溶出(侵食)テスト
JIS H 4000(A−1050P)アルミ板にモー
ビル油80部、大豆油10部から成る汚染油を紙
に含浸させ交互に重ね100℃にて10Kg/cm2の圧
力を加え3時間処理したものをテストに供す
る。 ●洗浄テスト 本発明洗浄剤1及び対照洗浄剤1〜4を、
各々純分20g/溶液とし90℃に調整後テス
トピースを60分浸漬洗浄し実施例と同様重
量法により洗浄性を求める。 ●溶出(侵食)テスト 初期テストピース重量及び洗浄テスト後さ
らに石油ベンジンエチルアルコールにて清浄
としたテストピースの重量減により溶出(侵
食)g/m2を算出する。 結果を表−3として示す。
ビル油80部、大豆油10部から成る汚染油を紙
に含浸させ交互に重ね100℃にて10Kg/cm2の圧
力を加え3時間処理したものをテストに供す
る。 ●洗浄テスト 本発明洗浄剤1及び対照洗浄剤1〜4を、
各々純分20g/溶液とし90℃に調整後テス
トピースを60分浸漬洗浄し実施例と同様重
量法により洗浄性を求める。 ●溶出(侵食)テスト 初期テストピース重量及び洗浄テスト後さ
らに石油ベンジンエチルアルコールにて清浄
としたテストピースの重量減により溶出(侵
食)g/m2を算出する。 結果を表−3として示す。
【表】
〔〕 一時防錆テスト
JIS G 3141(SPCC−B)軟鋼板をJIS R
6252(研摩紙)240番で均一にみがき調整した
テストピースに100g/m2のリチウムグリスを
塗布し洗浄、一時防錆テストに供する。 ●洗浄テスト 本発明洗浄剤2及び対照洗浄剤5〜8を、
各々純分80g/溶液として、95℃に調整後
テストピースを30分間浸漬洗浄し、効果例2
と同様の重量法により洗浄性を高める。 ●一時防錆テスト 洗浄後テストピースを60℃×100%湿度中
に60分放置し発錆(%)を肉眼判定する。 結果を表−4として示す。
6252(研摩紙)240番で均一にみがき調整した
テストピースに100g/m2のリチウムグリスを
塗布し洗浄、一時防錆テストに供する。 ●洗浄テスト 本発明洗浄剤2及び対照洗浄剤5〜8を、
各々純分80g/溶液として、95℃に調整後
テストピースを30分間浸漬洗浄し、効果例2
と同様の重量法により洗浄性を高める。 ●一時防錆テスト 洗浄後テストピースを60℃×100%湿度中
に60分放置し発錆(%)を肉眼判定する。 結果を表−4として示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 A:アルカリ、アルカリ金属塩類、中性塩類
及び酸性塩類から選らばれた一種又はその以上
の無機系ビルダーが0〜80重量%; B:非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤及
び両性界面活性剤から選らばれた一種又はそれ
以上の界面活性剤が0.1〜50重量%; C:グルコン酸、クエン酸、グリコール酸、リン
ゴ酸、酒石酸、及び乳酸のオキシカルボン酸も
しくは、それらのアルカリ金属塩類から選らば
れた一種、又はそれ以上の有機系ビルダーが、
2〜60重量%; D:エチレンジアミンテトラ酢酸及びニトリロト
リ酢酸のアミノポリカルボン酸もしくは、それ
らのアルカリ金属塩類あるいはアミン塩類から
選らばれた一種又は、それ以上のキレート剤が
1〜40重量%; E:トルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸も
しくはナフタリンスルホン酸の芳香族スルホン
酸、もしくは、それらのアルカリ金属塩類から
選らばれた一種又は、それ以上の溶解補助剤が
1〜30重量%; F:安息香酸、桂皮酸の芳香族カルボン酸、もし
くは、それらのアルカリ金属塩類あるいはアミ
ン塩類から選らばれた一種又は、それ以上の有
機防錆溶解補助剤が2〜50重量%; 及び、 G:水がその他のA〜F及びH〜I成分の総計に
対して、1.5〜4倍; が必須成分として含まれ、さらに所望により
付加成分として、 H:一種又は、それ以上の消泡剤; 及び/又は I:低級アルコール、尿素、アミン類及び炭化水
素からなる公知の溶解補助剤から選らばれた化
合物 が配合されていることを特徴する金属用の液体洗
浄剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25111583A JPS60144398A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 液体洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25111583A JPS60144398A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 液体洗浄剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60144398A JPS60144398A (ja) | 1985-07-30 |
| JPS6313480B2 true JPS6313480B2 (ja) | 1988-03-25 |
Family
ID=17217873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25111583A Granted JPS60144398A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 液体洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60144398A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013213266A (ja) * | 2012-04-03 | 2013-10-17 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 鉄及び非鉄金属部品用洗浄剤組成物、並びにこれを用いた洗浄方法 |
Families Citing this family (7)
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|---|---|---|---|---|
| JPH0631403B2 (ja) * | 1985-08-22 | 1994-04-27 | 株式会社日本触媒 | 液体洗浄剤組成物 |
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| JP4114820B2 (ja) * | 1995-12-11 | 2008-07-09 | 昭和電工株式会社 | 洗浄剤組成物 |
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| JP4069443B2 (ja) * | 2002-11-26 | 2008-04-02 | 栗田工業株式会社 | アルミニウムまたはアルミニウム合金を含む金属表面のスケール洗浄剤及びそれを用いたアルミニウムまたはアルミニウム合金を含む金属表面のスケール洗浄方法 |
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| JPS6023155B2 (ja) * | 1982-03-06 | 1985-06-06 | 第一工業製薬株式会社 | 自由流動性アルカリ洗浄剤組成物 |
-
1983
- 1983-12-29 JP JP25111583A patent/JPS60144398A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013213266A (ja) * | 2012-04-03 | 2013-10-17 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 鉄及び非鉄金属部品用洗浄剤組成物、並びにこれを用いた洗浄方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60144398A (ja) | 1985-07-30 |
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