JPS6313498Y2 - - Google Patents

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JPS6313498Y2
JPS6313498Y2 JP1978000015U JP1578U JPS6313498Y2 JP S6313498 Y2 JPS6313498 Y2 JP S6313498Y2 JP 1978000015 U JP1978000015 U JP 1978000015U JP 1578 U JP1578 U JP 1578U JP S6313498 Y2 JPS6313498 Y2 JP S6313498Y2
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magnet
rotor magnet
excitation
magnetic flux
drive coil
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば自動車等において充放電電流
を指示するのに好適な両振れ式の可動磁石型電流
計に関する。 自動車等発電設備をもつたものにあつては、発
電機の状態を監視する一つの手段として、電流計
によつて充放電電流を指示させることが行なわれ
る。このような電流計の構造は、第1図に示すよ
うに鉄心1に駆動コイル2が巻かれ、鉄心1のフ
オーク3間に回転子マグネツト4が回転自在に位
置し、この回転子マグネツト4の回転中心を通る
直線上に励磁マグネツト5の磁極が対向して設け
られていて、回転子マグネツト4の磁極と励磁マ
グネツト5の磁極にもとづく回転トルクによつて
回転子マグネツト4は安定点に静止するようにな
つている。 そして、駆動コイル2に電流が流れると、この
電流に比例した磁束が生じ、この磁束によつて回
転子マグネツト4は所定角度回転し、回転子マグ
ネツト4に固定された指針(図示せず)によつて
そのとき流れている電流値を指示する。この駆動
コイル2に流れる電流値と回転子マグネツト4の
回転角度すなわち指針の指示位置との関係は第2
図に示すように比例関係にあり、電流が逆方向へ
流れれば回転子マグネツト4も反対向きに回転す
る。したがつて充電電流を(+)、放電電流を
(−)とすれば、両振れ式の、すなわち目盛中央
に位置する指針が(+)方向に振れれば充電状態
を、逆に(−)方向に振れれば放電状態を示すこ
とになる。 このような電流計は、通常指示させるべき充放
電電流値の最大値が略等しければ指示範囲を最大
限に利用できるので効果的であるが、通常指示さ
せるべき充放電電流値がアンバランスである場合
は、最大値が指示できるような目盛を付す必要が
あることから、他方の小さな電流値の指示範囲が
少なく読取り精度が低下する欠点があつた。 本考案は、このような欠点を除去し、通常指示
させるべき充放電電流がアンバランスである場
合、同一目盛角度でアンバランスの度合に応じた
異なつた電流値を表示することのできる可動磁石
型電流計を提供することを目的としてなされたも
のである。 第3図ないし第5図は本考案を説明するに当つ
ての前提として、可動磁石型電流計における駆動
電流、磁束、回転子マグネツトの回転角の関係を
説明するために示したものである。第3図、第4
図において、11は回転子マグネツト、12は一
対の励磁マグネツト、13は駆動コイル、14は
回転子マグネツト11に取着された指針であり、
回転子マグネツト11は第1図に示した回転子マ
グネツト4と異なり円形に形成され、正弦波の磁
束分布を有するように2極に着磁されている。ま
た、一対の励磁マグネツト12は駆動コイル13
による磁束φの方向と直交して回転子マグネツト
11の回転中心を通る直線上にそれぞれ配置され
ている。 今、駆動コイル13に+Iの電流が流れると、
コイルの巻数をNとすると+NIの強さの磁束+
φが図示方向に発生する。逆に、駆動コイル13
に−Iの電流が流れると、−NIの強さで逆方向に
磁束−φを生ずる。このときの指針14の振れ角
(すなわち回転子マグネツト11の回転角)θは
第4図に示すように夫々+θ、−θとなり、指針
の位置が夫々+I、−Iの電流値を示すことにな
る。 この指針14の振れ角θは、一対の励磁マグネ
ツト12の磁束φτと駆動コイル13による磁束
φとの合成磁束の方向に対応し、上記の関係をベ
クトル表示すると第5図のようになる。すなわ
ち、駆動コイル13に流れる電流+Iによつて生
ずる磁束+φは励磁マグネツト12の示束φτよ
り90゜位相が進んだ方向を向き、φτと+φの影響
を受ける回転子マグネツト11は両者のベクトル
和すなわち+θだけ回転する。逆に−Iの電流が
流れると、φτより9゜遅れた方向に磁束−φが発生
し、両者のベクトル和すなわち−θだけ回転子マ
グネツト11が回転する。 このように、駆動コイル13に流れる電流+
I、−Iによつて生ずる磁束+φ、−φに対し、励
磁マグネツト12による磁束φτが直交する位相
関係にある場合は、第1図、第2図によつて説明
した従来の電流計にほかならない。 本考案は、一対の励磁マグネツト12による磁
束φτを、駆動コイル13に流れる電流+I、−I
によつて生ずる磁束+φ、−φに対して直交させ
ずに、+φ、−φに対して位相差を与えることによ
つて目的を達成しようとするものである。 すなわち、いま位相差θAを与えようとする場
合には、第6図に示すように、一方(第6図では
上側)の励磁マグネツト12を、駆動コイル13
による磁束φ(第3図参照)の方向と直交し他方
(第6図では下側)の励磁マグネツト12と回転
子マグネツト11の回転中心とを通る直線上より
2θAの角度だけ偏倚させるものである。 このときのベクトル図は、第7図に示すよう
に、φτは+φ、−φとの直交軸に対して角度θA偏
倚した方向を向くことになる。従つて、駆動コイ
ル13に流れる被測定電流+I、−Iによつて生
ずる磁束+φ、−φにもとづく指針14の振れ角
(すなわち回転子マグネツト11の回転角)+θ′、
−θ″は夫々φτと+φのベクトル和、φτと−φの
ベクトル和となり、|θ′|≠|θ″|であることが
判る。このように、絶対値が等しく方向の違う電
流によつて生ずる指針の振れ角が異なることにな
る。 これを一対の励磁マグネツト12のなす角度
(すなわち180゜−2θA)について、指針の振れ角
が等しくなる+方向、一方向の電流値の比をとる
と、次の表のようになる。
【表】 この表から、励磁の位相差を適宜選定すること
によつて、+方向、−方向の異なつた電流値に対し
て指針14の振れ角を等しくすることが可能なこ
とがわかる。例えば所定の指針の振れ角に対して
±の電流値の比を1:2にしようとすれば、一対
の励磁マグネツト12のなす角度を約125゜(すな
わち偏倚角=180゜−125゜=55゜)に設定すればよ
い。 偏倚角は90゜に満たない範囲であれば、所期の
目的を達成でき、実用上の問題がないことが分か
つている。 また、このような±電流値の比の調整すなわち
目盛分布の調整は、一対の励磁マグネツト12の
一方の編倚角を変えることにより行うことができ
るので、両方の励磁マグネツトの位置を同時に変
える必要はなく、したがつて2個の励磁マグネツ
トを一体化する必要もないので計器構造を簡素化
できる。 例えば、励磁マグネツト12に位相差をもたせ
るための具体的な機構の一例は、第8図、第9図
に示されているように、回転子マグネツト11を
保持するボビン21の下部の回転子マグネツト1
1の回転軸を中心とする円周上に、例えば30゜お
きに穴22を設けておき、この穴22の一対の励
磁マグネツト12を適宜所望の偏倚角となるよう
に取着するものが提供できる。 上述のように本考案によれば、可動磁石型電流
計において、励磁位相差を与えるようにすること
によつて、指針の同一振れ角に対して、指示すべ
き±電流値の比を変えることができ、例えば自動
車に使用される電流計の如く、充電電流値と放電
電流値の最大値がアンバランスである場合にも、
同一角度目盛でアンバランスの度合に応じて指示
範囲を補正させた表示が可能となり、小さな電流
値の読み取り精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電流計の構造説明図、第2図は
従来の電流計の特性図、第3図ないし第5図は従
来の電流計の基本的な動作を説明するために示し
たもので第3図は機構図、第4図は状態図、第5
図はベクトル図、第6図は本考案の一実施例を示
す機構図、第7図は本考案の動作を説明するベク
トル図、第8図は本考案の実施態様の一例を示す
断面図、第9図は第8図の底面図である。 11……回転子マグネツト、12……励磁マグ
ネツト、13……駆動コイル、14……指針、2
1……ボビン、22……穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 指針が取着され、2極に着磁された円形の回転
    子マグネツトと、この回転子マグネツトにトルク
    を作用させる一対の励磁マグネツトと、正負方向
    の被測定電流が流れ前記回転子マグネツトを駆動
    する磁束を生ずる駆動コイルとを有する両振れ式
    の可動磁石型電流計において、前記励磁マグネツ
    トの一方を、前記駆動コイルによる磁束の方向と
    直交し前記励磁マグネツトの他方と前記回転子マ
    グネツトの回転中心とを通る直線上から90゜に満
    たない範囲で偏倚させた位置に配置し、この一方
    の励磁マグネツトの偏倚角を変えることにより目
    盛分布の調整をなすことを特徴とする可動磁石型
    電流計。
JP1978000015U 1978-01-05 1978-01-05 Expired JPS6313498Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978000015U JPS6313498Y2 (ja) 1978-01-05 1978-01-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978000015U JPS6313498Y2 (ja) 1978-01-05 1978-01-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54104871U JPS54104871U (ja) 1979-07-24
JPS6313498Y2 true JPS6313498Y2 (ja) 1988-04-16

Family

ID=28687183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978000015U Expired JPS6313498Y2 (ja) 1978-01-05 1978-01-05

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JPS54104871U (ja) 1979-07-24

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