JPS63136408A - リチウムイオン伝導性ポリマ−電解質 - Google Patents
リチウムイオン伝導性ポリマ−電解質Info
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- JPS63136408A JPS63136408A JP28393986A JP28393986A JPS63136408A JP S63136408 A JPS63136408 A JP S63136408A JP 28393986 A JP28393986 A JP 28393986A JP 28393986 A JP28393986 A JP 28393986A JP S63136408 A JPS63136408 A JP S63136408A
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- polymer electrolyte
- lithium ion
- polyethylene oxide
- lithium
- ion conductive
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はリチウム電池、エレクトロクロミックディス
プレイなどの電解質やリチウムイオン濃度センサー、リ
チウムイオン分離膜などの用に供されるリチウムイオン
伝導性ポリマー電解質に関する。
プレイなどの電解質やリチウムイオン濃度センサー、リ
チウムイオン分離膜などの用に供されるリチウムイオン
伝導性ポリマー電解質に関する。
リチウム電池用などのリチウムイオン伝導性電解質とし
ては、l、 i CI O4−炭酸プロピレンに代表さ
れるような液体電解質や、l、i3N、Lil−Al□
03に代表されるような固体電解質が知られているが、
最近では柔軟性のあるフィルム状物に成形することが容
易な有機ポリマーをベースとしたポリマー電解質を用い
る試みがなされている。
ては、l、 i CI O4−炭酸プロピレンに代表さ
れるような液体電解質や、l、i3N、Lil−Al□
03に代表されるような固体電解質が知られているが、
最近では柔軟性のあるフィルム状物に成形することが容
易な有機ポリマーをベースとしたポリマー電解質を用い
る試みがなされている。
この種のポリマー電解質は、液体電解質や固体電解質に
比し薄型化や大面積化が比較的容易で可撓性にすぐれる
という構造上の利点を有しており、またリチウム二次電
池の可逆性という面で問題となりやすいLi/電解質界
面におけるLiに対する化学的安定性にすぐれるという
利点も備えていることから、リチウム電池の電解質とし
て特に注目されている。また、エレクトロクロミックデ
ィスプレイなどの電解質としてもその応用が期待されて
いる。さらに、この種のポリマー電解質を、リチウムイ
オン濃度センサーやリチウムイオン分離膜などに応用す
る試みもある。
比し薄型化や大面積化が比較的容易で可撓性にすぐれる
という構造上の利点を有しており、またリチウム二次電
池の可逆性という面で問題となりやすいLi/電解質界
面におけるLiに対する化学的安定性にすぐれるという
利点も備えていることから、リチウム電池の電解質とし
て特に注目されている。また、エレクトロクロミックデ
ィスプレイなどの電解質としてもその応用が期待されて
いる。さらに、この種のポリマー電解質を、リチウムイ
オン濃度センサーやリチウムイオン分離膜などに応用す
る試みもある。
従来、このようなポリマー電解質のひとつとして、有機
ポリマーとしてポリエチレンオキサイドを使用し、これ
とリチウム塩との複合体としたものが知られている(F
ast Ion Transport in
5olid P131 (1979)〕。
ポリマーとしてポリエチレンオキサイドを使用し、これ
とリチウム塩との複合体としたものが知られている(F
ast Ion Transport in
5olid P131 (1979)〕。
しかるに、上記従来のポリマー電解質は、6゜℃以上の
高温では比較的良好なリチウムイオン伝導性を示すもの
の、25℃程度の室温下では上記特性にかなり劣り、室
温下で用いられることがほとんどのリチウム電池や前述
の如き各種用途に応用したとき、その性能上充分に満足
できないという問題があった。
高温では比較的良好なリチウムイオン伝導性を示すもの
の、25℃程度の室温下では上記特性にかなり劣り、室
温下で用いられることがほとんどのリチウム電池や前述
の如き各種用途に応用したとき、その性能上充分に満足
できないという問題があった。
したがって、この発明は、上記従来の有機ポリマーとは
異なる特定のポリマーを用いることにより、室温下にお
いても良好なリチウムイオン伝導性を示す、リチウム電
池や前記した如き各種用途に好適に使用しうるポリマー
電解質を提供することを目的としている。
異なる特定のポリマーを用いることにより、室温下にお
いても良好なリチウムイオン伝導性を示す、リチウム電
池や前記した如き各種用途に好適に使用しうるポリマー
電解質を提供することを目的としている。
この発明者らは、上記の目的を達成するために鋭意検討
した結果、ポリマー電解質を構成させる有機ポリマーと
して、従来使用されてきたポリエチレンオキサイドに特
定の側鎖を導入してなるものを用いることにより、リチ
ウムイオン伝導性に非常にすぐれる、特に室温下でも各
種用途に応用可能な良好なイオン伝導性を示すポリマー
電解質が得られるものであることを知り、この発明を完
成するに至った。
した結果、ポリマー電解質を構成させる有機ポリマーと
して、従来使用されてきたポリエチレンオキサイドに特
定の側鎖を導入してなるものを用いることにより、リチ
ウムイオン伝導性に非常にすぐれる、特に室温下でも各
種用途に応用可能な良好なイオン伝導性を示すポリマー
電解質が得られるものであることを知り、この発明を完
成するに至った。
すなわち、この発明は、リチウム塩と有機ポリマーの複
合体からなるリチウムイオン伝導性ポリマー電解質にお
いて、上記の有機ポリマーが主鎖となるポリエチレンオ
キサイドに対して側鎖としてエチレンオキサイドを付加
させてなる分枝ポリエチレンオキサイドからなることを
特徴とするリチウムイオン伝導性ポリマー電解質に係る
ものである。
合体からなるリチウムイオン伝導性ポリマー電解質にお
いて、上記の有機ポリマーが主鎖となるポリエチレンオ
キサイドに対して側鎖としてエチレンオキサイドを付加
させてなる分枝ポリエチレンオキサイドからなることを
特徴とするリチウムイオン伝導性ポリマー電解質に係る
ものである。
この発明において使用する有機ポリマーは、数平均分子
量が通常5.000以上、好適には10.000〜s、
ooo、oooとなる高分子量のポリエチレンオキサイ
ドを主鎖とし、これに側鎖として付加モル数が通常1〜
20モル、好適には3〜7モルとなる低分子量のエチレ
ンオキサイド付加物を導入させてなる分枝ポリエチレン
オキサイドであって、−aにはLiとの反応を抑制する
ために上記付加物における末端の水酸基がOR基(Rは
炭素数が通常1以上、好適には1〜2のアルキル基)に
変換されてなるものが好ましく用いられる。
量が通常5.000以上、好適には10.000〜s、
ooo、oooとなる高分子量のポリエチレンオキサイ
ドを主鎖とし、これに側鎖として付加モル数が通常1〜
20モル、好適には3〜7モルとなる低分子量のエチレ
ンオキサイド付加物を導入させてなる分枝ポリエチレン
オキサイドであって、−aにはLiとの反応を抑制する
ために上記付加物における末端の水酸基がOR基(Rは
炭素数が通常1以上、好適には1〜2のアルキル基)に
変換されてなるものが好ましく用いられる。
すなわち、この発明において好適に使用される上記の分
枝ポリエチレンオキサイドは、その分子構成単位として
、つぎの式(1); (式中、nは1〜20の整数、Rは炭素数1以上のアル
キル基である) で表される単位を少なくとも含むものであり、これ以外
の構成単位として、側鎖としてのエチレンオキサイド付
加物を全く有しない下記の式(2);で表される構成単
位が含まれていてもよい。
枝ポリエチレンオキサイドは、その分子構成単位として
、つぎの式(1); (式中、nは1〜20の整数、Rは炭素数1以上のアル
キル基である) で表される単位を少なくとも含むものであり、これ以外
の構成単位として、側鎖としてのエチレンオキサイド付
加物を全く有しない下記の式(2);で表される構成単
位が含まれていてもよい。
このような分枝ポリエチレンオキサイドを使用すること
により、従来のポリエチレンオキサイド(以下、PEO
という)を用いたものに比し、室温下でのリチウムイオ
ン伝導性が著しく向上する理由については必ずしも明ら
かとはいえないが、以下の如く考えられる。まず、上記
の分枝ポリエチレンオキサイドは、従来のPEOと同様
に、その分子内に誘電率の高いエーテル結合を有してい
るため、このエーテル結合を構成する酸素とリチウム塩
との複合体の形成によって、リチウムイオン伝導性が付
与される。
により、従来のポリエチレンオキサイド(以下、PEO
という)を用いたものに比し、室温下でのリチウムイオ
ン伝導性が著しく向上する理由については必ずしも明ら
かとはいえないが、以下の如く考えられる。まず、上記
の分枝ポリエチレンオキサイドは、従来のPEOと同様
に、その分子内に誘電率の高いエーテル結合を有してい
るため、このエーテル結合を構成する酸素とリチウム塩
との複合体の形成によって、リチウムイオン伝導性が付
与される。
ここで、従来のP−E Oでは、高分子量の主鎖中に存
在するエーテル結合に起因してのみ上述のリチウムイオ
ン伝導性が付与されるのに対して、上記この発明に係る
分枝ポリエチレンオキサイドでは、主鎖および側鎖中に
存在するエーテル結合に起因して上述のリチウムイオン
伝導性が付与されるため、特にエチレンオキサイド付加
物からなる側鎖はその分子量が主鎖よりもはるかに小さ
いことから、これによりもたらされるリチウムイオン伝
導性は上記従来のPEOに比し非常に大きなものとなっ
て、前記従来に比しより低い温度つまり室温下でも良好
なリチウムイオン伝導性を発揮するに至るものと思われ
る。
在するエーテル結合に起因してのみ上述のリチウムイオ
ン伝導性が付与されるのに対して、上記この発明に係る
分枝ポリエチレンオキサイドでは、主鎖および側鎖中に
存在するエーテル結合に起因して上述のリチウムイオン
伝導性が付与されるため、特にエチレンオキサイド付加
物からなる側鎖はその分子量が主鎖よりもはるかに小さ
いことから、これによりもたらされるリチウムイオン伝
導性は上記従来のPEOに比し非常に大きなものとなっ
て、前記従来に比しより低い温度つまり室温下でも良好
なリチウムイオン伝導性を発揮するに至るものと思われ
る。
なお、このようなエチレンオキサイド付加物からなる側
鎖に基づくリチウムイオン伝導性の改善効果は、エチレ
ンオキサイドの付加モル数が200モル迄特に7モル迄
である場合に効果的に発現され、20モルより多くなる
と改善効果が低くなる。また、付加モル数が少なすぎる
と側鎖の自由度が低下することに起因して上記改善効果
が低くなるため、特に好ましくは3モル以上であるのが
よい。
鎖に基づくリチウムイオン伝導性の改善効果は、エチレ
ンオキサイドの付加モル数が200モル迄特に7モル迄
である場合に効果的に発現され、20モルより多くなる
と改善効果が低くなる。また、付加モル数が少なすぎる
と側鎖の自由度が低下することに起因して上記改善効果
が低くなるため、特に好ましくは3モル以上であるのが
よい。
この発明に係る上記の分枝ポリエチレンオキサイドは、
公知の種々の方法でつくることができるが、その−例と
して、主鎖となるポリエチレンオキサイドをクロル化し
てなるポリクロロエチレンオキサイドに、エチレングリ
コールもしくは低分子量のポリエチレングリコール(通
常はそのモノアルキルエステル)のナトリウム塩を、テ
トラヒドロフランなどの溶媒中で、反応させる方法を挙
げることができる。
公知の種々の方法でつくることができるが、その−例と
して、主鎖となるポリエチレンオキサイドをクロル化し
てなるポリクロロエチレンオキサイドに、エチレングリ
コールもしくは低分子量のポリエチレングリコール(通
常はそのモノアルキルエステル)のナトリウム塩を、テ
トラヒドロフランなどの溶媒中で、反応させる方法を挙
げることができる。
この発明において上記の分枝ポリエチレンオキサイドと
ともにポリマー電解質を構成させるリチウム塩としては
、従来のポリマー電解質に用いられているものがいずれ
も使用可能であり、その具体例としてはL iB r
SL t I −、L iS CN 5LiBF4、L
iA3F4、LiClO4、LiCF:+ SC)+
、L ich F+*SOs 、L iCF:+ CO
□、LiHg1.などが挙げられる。このリチウム塩の
使用量は、分枝ポリエチレンオキサイドの主鎖および側
鎖を構成するエチレンオキサイド1モルに対して通常0
.02〜0.2モル、特に好適には0.05〜0.1モ
ルの範囲にあるのがよい。
ともにポリマー電解質を構成させるリチウム塩としては
、従来のポリマー電解質に用いられているものがいずれ
も使用可能であり、その具体例としてはL iB r
SL t I −、L iS CN 5LiBF4、L
iA3F4、LiClO4、LiCF:+ SC)+
、L ich F+*SOs 、L iCF:+ CO
□、LiHg1.などが挙げられる。このリチウム塩の
使用量は、分枝ポリエチレンオキサイドの主鎖および側
鎖を構成するエチレンオキサイド1モルに対して通常0
.02〜0.2モル、特に好適には0.05〜0.1モ
ルの範囲にあるのがよい。
この発明のポリマー電解質は、上記の分枝ポリエチレン
オキサイドとリチウム塩との複合体としたものであるが
、この複合体を得るための一般的手段としては、上記の
両成分を適宜の有機溶媒に溶解した溶液を調製したのち
に有機溶媒を揮散除去する方法がある。この方法におい
ては、上記溶液とした状態で分枝ポリエチレンオキサイ
ドの分子鎖にリチウム塩が錯体的に結合し、溶媒除去後
も上記結合が保たれた複合体が得られるものである。
オキサイドとリチウム塩との複合体としたものであるが
、この複合体を得るための一般的手段としては、上記の
両成分を適宜の有機溶媒に溶解した溶液を調製したのち
に有機溶媒を揮散除去する方法がある。この方法におい
ては、上記溶液とした状態で分枝ポリエチレンオキサイ
ドの分子鎖にリチウム塩が錯体的に結合し、溶媒除去後
も上記結合が保たれた複合体が得られるものである。
この複合体の形態は、用途目的や分枝ポリエチレンオキ
サイドの性状などに応じて適宜法められる。たとえば、
リチウム電池用のポリマー電解質としてこの電解質で正
負両極間のセパレータを兼備させる場合は、上記複合体
単独からなるシート状物とするか、これにアルミナなど
の充填剤を含ませたシート状物や上記複合体を不織布な
どの支持体に保持させたシート状物とすればよい。これ
らのシート状物はいずれも柔軟性を有するものである。
サイドの性状などに応じて適宜法められる。たとえば、
リチウム電池用のポリマー電解質としてこの電解質で正
負両極間のセパレータを兼備させる場合は、上記複合体
単独からなるシート状物とするか、これにアルミナなど
の充填剤を含ませたシート状物や上記複合体を不織布な
どの支持体に保持させたシート状物とすればよい。これ
らのシート状物はいずれも柔軟性を有するものである。
上記のシート状物のうち複合体単独からなるものは、前
記溶液を適宜の厚みで流延したのち溶媒を揮散除去する
ことにより得られる。また、充填剤含存のシート状物は
前記溶液に充填剤を混入させる以外は上記同様にして得
られる。さらに、支持体付きのシート状物は前記溶液を
支持体に含浸させたのち溶媒を除去することにより得る
ことができる。後二者のシート状物は分枝ポリエチレン
オキサイドが半固体状でその形状保持性に劣る場合の通
常形態として採用されるものである。
記溶液を適宜の厚みで流延したのち溶媒を揮散除去する
ことにより得られる。また、充填剤含存のシート状物は
前記溶液に充填剤を混入させる以外は上記同様にして得
られる。さらに、支持体付きのシート状物は前記溶液を
支持体に含浸させたのち溶媒を除去することにより得る
ことができる。後二者のシート状物は分枝ポリエチレン
オキサイドが半固体状でその形状保持性に劣る場合の通
常形態として採用されるものである。
また、リチウム電池における正極に通用する場合、前記
溶液に正極活物質などを所定割合で加え、これを成形し
たのち溶媒を連敗除去するかあるいは成形前に連敗除去
しその後成形することにより、前記複合体と正極活物質
などとが混在一体化した成形正極とすることができる。
溶液に正極活物質などを所定割合で加え、これを成形し
たのち溶媒を連敗除去するかあるいは成形前に連敗除去
しその後成形することにより、前記複合体と正極活物質
などとが混在一体化した成形正極とすることができる。
同様に、リチウムイオン分離膜などの他の用途にあって
は、上記に準じて各用途に応じた種々の形態をとれるも
のである。
は、上記に準じて各用途に応じた種々の形態をとれるも
のである。
このような複合体を得るために用いられる有機溶媒は、
前記分枝ポリエチレンオキサイドおよびリチウム塩を溶
解でき、かつ最終的に連敗除去できるものであれば特に
限定されない。しかし、微量成分の残存が電池性能など
の劣化をきたさないように複合体の用途目的に応じて適
宜の溶媒を選択するのが望ましい。たとえば、リチウム
電池用のポリマー電解質にあっては、上記溶媒としてテ
トラヒドロフラン、ジメトキシエタン、ジオキソラン、
アセトニトリル、ジメチルフォルムアミドなどの溶媒が
好ましく用いられる。
前記分枝ポリエチレンオキサイドおよびリチウム塩を溶
解でき、かつ最終的に連敗除去できるものであれば特に
限定されない。しかし、微量成分の残存が電池性能など
の劣化をきたさないように複合体の用途目的に応じて適
宜の溶媒を選択するのが望ましい。たとえば、リチウム
電池用のポリマー電解質にあっては、上記溶媒としてテ
トラヒドロフラン、ジメトキシエタン、ジオキソラン、
アセトニトリル、ジメチルフォルムアミドなどの溶媒が
好ましく用いられる。
第1図は上記したこの発明のポリマー電解質を用いたリ
チウム電池の例を示したもので、図中、lはステンレス
鋼からなる方形平板状の正極集電機、2は周辺を一面側
へ段状に折曲して主面と同じ向きの平坦状の周辺部2a
を設けたステンレス鋼からなる浅い方形皿状の負極集電
板、3は両極集電板1,2の対向する周辺部1a、2a
間を封止した接着剤層である。
チウム電池の例を示したもので、図中、lはステンレス
鋼からなる方形平板状の正極集電機、2は周辺を一面側
へ段状に折曲して主面と同じ向きの平坦状の周辺部2a
を設けたステンレス鋼からなる浅い方形皿状の負極集電
板、3は両極集電板1,2の対向する周辺部1a、2a
間を封止した接着剤層である。
4は両極集電板1. 2間に構成された空間5内におい
て正極集電板1側に蛇されたこの発明のポリマー電解質
と正極活物質などとを既述した方法にてシート状に成形
してなる正極、6は空間5内において負極集電板2側に
装填されたリチウムまたはリチウム合金からなる負極、
7は両極4,6間に介在させた前記この発明のポリマー
電解質をこれ単独あるいは充填剤や不織布などとともに
シート状に成形してなるセパレータである。
て正極集電板1側に蛇されたこの発明のポリマー電解質
と正極活物質などとを既述した方法にてシート状に成形
してなる正極、6は空間5内において負極集電板2側に
装填されたリチウムまたはリチウム合金からなる負極、
7は両極4,6間に介在させた前記この発明のポリマー
電解質をこれ単独あるいは充填剤や不織布などとともに
シート状に成形してなるセパレータである。
なお、上記正極4は、場合により正極活物質とテフロン
粉末などの結合剤や電子伝導助剤とを混合してシート状
に成形したものなどであってもよい。正極4に用いる正
極活物質としては、TiS2〜MO32% V6013
% V2 O5% VSeSNi P S zなどの1
種もしくは2種以上が用いられる。
粉末などの結合剤や電子伝導助剤とを混合してシート状
に成形したものなどであってもよい。正極4に用いる正
極活物質としては、TiS2〜MO32% V6013
% V2 O5% VSeSNi P S zなどの1
種もしくは2種以上が用いられる。
このように構成されるリチウム電池は、セパレータ7が
前記ポリマー電解質からなるシート状物であることによ
り、また正極4が上記電解質を含む同様のシート状物で
あることによって、電池の薄型化や電池作業のための作
業性、封止の信頼性などの向上に寄与させることができ
、また液体電解質のような漏液の心配が本質的にないと
いった種々の利点を有するうえに、上記電解質がそのイ
オン伝導性にすぐれていることにより、−次電池として
の放電特性や二次電池としての充放電サイクル特性に非
常にすぐれたものとなる。
前記ポリマー電解質からなるシート状物であることによ
り、また正極4が上記電解質を含む同様のシート状物で
あることによって、電池の薄型化や電池作業のための作
業性、封止の信頼性などの向上に寄与させることができ
、また液体電解質のような漏液の心配が本質的にないと
いった種々の利点を有するうえに、上記電解質がそのイ
オン伝導性にすぐれていることにより、−次電池として
の放電特性や二次電池としての充放電サイクル特性に非
常にすぐれたものとなる。
以上のとおり、この発明によれば、リチウム塩との複合
体を構成させるための有機ポリマーとして、高分子量の
ポリエチレンオキサイドに低分子量のエチレンオキサイ
ドを付加させてなる分枝ポリエチレンオキサイドを用い
たことにより、室温下でのリチウムイオン伝導性にすぐ
れた、リチウム電池やその他各種の用途に有利に応用で
きるリチウムイオン伝導性ポリマー電解質を提供するこ
とができる。
体を構成させるための有機ポリマーとして、高分子量の
ポリエチレンオキサイドに低分子量のエチレンオキサイ
ドを付加させてなる分枝ポリエチレンオキサイドを用い
たことにより、室温下でのリチウムイオン伝導性にすぐ
れた、リチウム電池やその他各種の用途に有利に応用で
きるリチウムイオン伝導性ポリマー電解質を提供するこ
とができる。
以下に、この発明の実施例を比較例と対比して記述する
。
。
実施例1
数平均分子10万のポリエチレンオキサイドをクロル化
してなるポリクロロエチレンオキサイド79gとNa
O(CHz CHz 0)CH3188gとを500
m lのテトラヒドロフランに溶解し、スターラで攪拌
しながら60℃で10時間反応させることにより、分枝
ポリエチレンオキサイドを得た。
してなるポリクロロエチレンオキサイド79gとNa
O(CHz CHz 0)CH3188gとを500
m lのテトラヒドロフランに溶解し、スターラで攪拌
しながら60℃で10時間反応させることにより、分枝
ポリエチレンオキサイドを得た。
この分枝ポリエチレンオキサイド2.68 gと、L
i CF35Os 0.236 gとを、テトラヒドロ
フラン5mj!に溶解し、スター子で均一に攪拌した。
i CF35Os 0.236 gとを、テトラヒドロ
フラン5mj!に溶解し、スター子で均一に攪拌した。
つぎに、この溶液をガラス基板上に滴下し、常圧下アル
ゴンガス気流中で5時間放置したのち、真空度I X
10−’To r r、温度130℃で10時間熱処理
してテトラヒドロフランを蒸発除去することにより、厚
みが20μmのポリマー電解質を得た。
ゴンガス気流中で5時間放置したのち、真空度I X
10−’To r r、温度130℃で10時間熱処理
してテトラヒドロフランを蒸発除去することにより、厚
みが20μmのポリマー電解質を得た。
実施例2
NaO(CHz CHz 0)CH3188gの代わり
に、Na O(CHz CHz O) 3 CHs 3
64gを使用した以外は、実施例1と同様にして分岐ポ
リエチレンオキサイドを得た。また、この分岐ポリエチ
レンオキサイド1.89 gを使用した以外は、実施例
1と同様にしてポリマー電解質を得た。
に、Na O(CHz CHz O) 3 CHs 3
64gを使用した以外は、実施例1と同様にして分岐ポ
リエチレンオキサイドを得た。また、この分岐ポリエチ
レンオキサイド1.89 gを使用した以外は、実施例
1と同様にしてポリマー電解質を得た。
実施例3
N a O(CHz CHz O) CHi 188
gの代わりに、Na O(CHz CHz O) s
CH3540gを使用した以外は、実施例1と同様に
して分岐ポリエチレンオキサイドを得た。また、この分
枝ポリエチレンオキサイド1.34gを使用した以外は
、実施例1と同様にしてポリマー電解質を得た。
gの代わりに、Na O(CHz CHz O) s
CH3540gを使用した以外は、実施例1と同様に
して分岐ポリエチレンオキサイドを得た。また、この分
枝ポリエチレンオキサイド1.34gを使用した以外は
、実施例1と同様にしてポリマー電解質を得た。
実施例4
Na O(CHz CHz O) CF13188 g
の代わりに、Na O(CHt CH2O) 7 CH
3716gを使用した以外は、実施例1と同様にして分
岐ポリエチレンオキサイドを得た。また、この分岐ポリ
エチレンオキサイド1.24 gを使用した以外は、実
施例1と同様にしてポリマー電解質を得た。
の代わりに、Na O(CHt CH2O) 7 CH
3716gを使用した以外は、実施例1と同様にして分
岐ポリエチレンオキサイドを得た。また、この分岐ポリ
エチレンオキサイド1.24 gを使用した以外は、実
施例1と同様にしてポリマー電解質を得た。
実施例5
NaO(CHz CHt 0)CH3188gの代わり
に、NaOCCHz CHz O) 、CHi 892
gを使用した以外は、実施例1と同様にして分岐ポリエ
チレンオキサイドを得た。また、この分岐ポリエチレン
オキサイド1.19 gを使用した以外は、実施例1と
同様にしてポリマー電解質を得た。
に、NaOCCHz CHz O) 、CHi 892
gを使用した以外は、実施例1と同様にして分岐ポリエ
チレンオキサイドを得た。また、この分岐ポリエチレン
オキサイド1.19 gを使用した以外は、実施例1と
同様にしてポリマー電解質を得た。
比較例
分岐ポリエチレンオキサイド2.68 gの代わりに数
平均分子量60万のPE01gを、テトラヒドロフラン
5mlの代わりにアセトニトリル5mlを、それぞれ使
用した以外は、実施例1と同様にしてポリマー電解質を
得た。
平均分子量60万のPE01gを、テトラヒドロフラン
5mlの代わりにアセトニトリル5mlを、それぞれ使
用した以外は、実施例1と同様にしてポリマー電解質を
得た。
以上の実施例1〜5および比較例に係る各ポリマー電解
質の性能を調べるために、以下のイオン伝導度試験およ
び放電特性試験を行った。
質の性能を調べるために、以下のイオン伝導度試験およ
び放電特性試験を行った。
〈イオン伝導度試験〉
実施例1〜5および比較例に係る各ポリマー電解質上に
Auのくし形電極を蒸着法で形成し、電極間の交流イン
ピーダンスを測定し、複素インピーダンス解析(Col
e−Coleプロット)を行って、室温(25℃)での
イオン伝導度を測定した。結果は、下記の表に示される
とおりであった。
Auのくし形電極を蒸着法で形成し、電極間の交流イン
ピーダンスを測定し、複素インピーダンス解析(Col
e−Coleプロット)を行って、室温(25℃)での
イオン伝導度を測定した。結果は、下記の表に示される
とおりであった。
また、種々の温度条件下でのイオン伝導度を上記同様に
して測定した結果は、第2図に示されるとおりであった
。図中、縦軸はイオン伝導度(S/cn) 、横軸は絶
対温度の逆数(1/T)Xl、000(K−’)であり
、また直線−2aは実施例1の結果、同2bは実施例2
の結果、同2cは実施例3の結果、同2dは実施例4の
結果、同2eは実施例5の結果、同2fは比較例の結果
である。
して測定した結果は、第2図に示されるとおりであった
。図中、縦軸はイオン伝導度(S/cn) 、横軸は絶
対温度の逆数(1/T)Xl、000(K−’)であり
、また直線−2aは実施例1の結果、同2bは実施例2
の結果、同2cは実施例3の結果、同2dは実施例4の
結果、同2eは実施例5の結果、同2fは比較例の結果
である。
く放電特性試験〉
実施例1〜5および比較例に係る各ポリマー電解質をセ
パレータとして用いた第1図に示す構成の総J!X0.
5 m、−辺の長さ151mの方形薄型のすチウム電池
を作製した。なお、負極はリチウムとアルミニウムとの
合金を、正極は実施例1〜5および比較例のポリマー電
解質と同様成分の電解質とTiS、とを含むシート状成
形物を、それぞれ用いた。これらのリチウム電池につき
、25℃で、270μAの定電流放電を行ったときの放
電特性結果を第3図に示した。図中、曲線−3aは実施
例1の結果、同3bは実施例2の結果、同3Cは実施例
3の結果、同3dは実施例4の結果、同3eは実施例5
の結果、同3fは比較例の結果である。
パレータとして用いた第1図に示す構成の総J!X0.
5 m、−辺の長さ151mの方形薄型のすチウム電池
を作製した。なお、負極はリチウムとアルミニウムとの
合金を、正極は実施例1〜5および比較例のポリマー電
解質と同様成分の電解質とTiS、とを含むシート状成
形物を、それぞれ用いた。これらのリチウム電池につき
、25℃で、270μAの定電流放電を行ったときの放
電特性結果を第3図に示した。図中、曲線−3aは実施
例1の結果、同3bは実施例2の結果、同3Cは実施例
3の結果、同3dは実施例4の結果、同3eは実施例5
の結果、同3fは比較例の結果である。
以上の試験結果から明らかなように、この発明に係る実
施例1〜5のポリマー電解質は、室温(25℃;第2図
の横軸の値で約3.35)付近においても約0.1〜1
0 X 10−5S/cm程度の高いイオン伝導性が得
られているのに対し、比較例のポリマー電解質は室温付
近では上記特性に非常に劣るものであることが判る。ま
た、このため、第3図の結果から明らかなように、この
発明に係る実施例1〜5のポリマー電解質を用いてなる
リチウム電池はすぐれた放電特性を示すが、比較例のポ
リマー電解質を用いたリチウム電池は上記特性にかなり
劣っている。
施例1〜5のポリマー電解質は、室温(25℃;第2図
の横軸の値で約3.35)付近においても約0.1〜1
0 X 10−5S/cm程度の高いイオン伝導性が得
られているのに対し、比較例のポリマー電解質は室温付
近では上記特性に非常に劣るものであることが判る。ま
た、このため、第3図の結果から明らかなように、この
発明に係る実施例1〜5のポリマー電解質を用いてなる
リチウム電池はすぐれた放電特性を示すが、比較例のポ
リマー電解質を用いたリチウム電池は上記特性にかなり
劣っている。
第1図はこの発明のリチウムイオン伝導性ポリマー電解
質を用いたリチウム電池の一例を示す縦断図面、第2図
はこの発明および比較用のリチウムイオン伝導性ポリマ
ー電解質のイオン伝導度と温度との相関図、第3図はこ
の発明および比較用のリチウムイオン伝導性ポリマー電
解質を用いた第1図に示す構成のリチウム電池の放電特
性図である。 7・・・ポリマー電解!(セパレータ)第1図 1/T X1000 (K’) 第3図 TiS2JrjM季(’10)
質を用いたリチウム電池の一例を示す縦断図面、第2図
はこの発明および比較用のリチウムイオン伝導性ポリマ
ー電解質のイオン伝導度と温度との相関図、第3図はこ
の発明および比較用のリチウムイオン伝導性ポリマー電
解質を用いた第1図に示す構成のリチウム電池の放電特
性図である。 7・・・ポリマー電解!(セパレータ)第1図 1/T X1000 (K’) 第3図 TiS2JrjM季(’10)
Claims (4)
- (1)リチウム塩と有機ポリマーの複合体からなるリチ
ウムイオン伝導性ポリマー電解質において、上記の有機
ポリマーが主鎖となるポリエチレンオキサイドに対して
側鎖としてエチレンオキサイドを付加させてなる分枝ポ
リエチレンオキサイドからなることを特徴とするリチウ
ムイオン伝導性ポリマー電解質。 - (2)主鎖を構成するポリエチレンオキサイドの数平均
分子量が5,000以上である特許請求の範囲第(1)
項記載のリチウムイオン伝導性ポリマー電解質。 - (3)側鎖を構成するエチレンオキサイド付加物の付加
モル数が1〜20モルである特許請求の範囲第(1)項
または第(2)項記載のリチウムイオン伝導性ポリマー
電解質。 - (4)側鎖を構成するエチレンオキサイド付加物の末端
水酸基がOR基(Rは炭素数1以上のアルキル基)に変
換されてなる特許請求の範囲第(1)〜(3)項のいず
れかに記載のリチウムイオン伝導性ポリマー電解質。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28393986A JPS63136408A (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | リチウムイオン伝導性ポリマ−電解質 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28393986A JPS63136408A (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | リチウムイオン伝導性ポリマ−電解質 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63136408A true JPS63136408A (ja) | 1988-06-08 |
Family
ID=17672172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28393986A Pending JPS63136408A (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | リチウムイオン伝導性ポリマ−電解質 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63136408A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5098589A (en) * | 1989-10-26 | 1992-03-24 | Dai-Ichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd. | Ion-conductive polymer electrolyte |
| US5159001A (en) * | 1990-05-31 | 1992-10-27 | Dai-Ichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd. | Ion-conductive polymer electrolyte |
| US7226549B2 (en) * | 2001-12-10 | 2007-06-05 | Uchicago Argonne, Llc | High cation transport polymer electrolyte |
| CN109659604A (zh) * | 2017-10-12 | 2019-04-19 | 北京大学深圳研究生院 | 一种固体电解质复合材料及其制备方法和应用 |
-
1986
- 1986-11-27 JP JP28393986A patent/JPS63136408A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5098589A (en) * | 1989-10-26 | 1992-03-24 | Dai-Ichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd. | Ion-conductive polymer electrolyte |
| US5159001A (en) * | 1990-05-31 | 1992-10-27 | Dai-Ichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd. | Ion-conductive polymer electrolyte |
| US7226549B2 (en) * | 2001-12-10 | 2007-06-05 | Uchicago Argonne, Llc | High cation transport polymer electrolyte |
| CN109659604A (zh) * | 2017-10-12 | 2019-04-19 | 北京大学深圳研究生院 | 一种固体电解质复合材料及其制备方法和应用 |
| CN109659604B (zh) * | 2017-10-12 | 2020-09-01 | 北京大学深圳研究生院 | 一种固体电解质复合材料及其制备方法和应用 |
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