JPS6314452B2 - - Google Patents
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- JPS6314452B2 JPS6314452B2 JP17963283A JP17963283A JPS6314452B2 JP S6314452 B2 JPS6314452 B2 JP S6314452B2 JP 17963283 A JP17963283 A JP 17963283A JP 17963283 A JP17963283 A JP 17963283A JP S6314452 B2 JPS6314452 B2 JP S6314452B2
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Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は有極電磁継電器に関し、特に構成部
材を絶縁基体に並立位置したスリム形の有極電磁
継電器に関する。
材を絶縁基体に並立位置したスリム形の有極電磁
継電器に関する。
通常、有機電磁継電器は電磁駆動手段として少
なくとも1つの永久磁石と励磁巻線とを備え、こ
れら電磁駆動手段の磁気作用により接極子を作動
させて接点部材の接触・開離を行なう。この継電
器の動作上の特徴は接点部材の接触・開離状態を
電磁駆動手段の配設条件により単安定あるいは双
安定的に保持できることにある。この種の継電器
の適用範囲は各種通信機器をはじめとして一般家
電機器(テレビジヨンおよびルームクーラーな
ど)までに及ぶことができる。近年、特に小形且
つ高集積化傾向にある通信機器への適用の場合、
可能な限り空間を専有することなく極めて小形化
された電子部品と共に印刷配線基板上に実装でき
る寸法および形状であることが望まれる。つま
り、一般の通信機器においては、回路構成部品を
印刷配線板上に実装してパツケージ化したものを
取付枠(パツケージシエルフ)に複数並設する形
態を成しているので、有極電磁継電器としては特
に高さ寸法を制限したフラツト形状である必要が
ある。そして、既に各種のフラツト形有極電磁継
電器が提案されている。一方、家電機器特にテレ
ビジヨンおよびルームクーラーなどに適用される
有極電磁継電器としては、これらの機器が大容量
コンデンサなどの比較的高さ寸法を有する部品を
印刷配線板に実装する傾向にあるため、印刷配線
板面の実装専有面積を制限したスリム形状である
方が空間の有効利用を図れ好ましい。さらに、接
点開閉容量が大きいことが望まれる。しかしなが
ら、これまでにこれらの要件を満足する有極電磁
継電器は実現されていない。
なくとも1つの永久磁石と励磁巻線とを備え、こ
れら電磁駆動手段の磁気作用により接極子を作動
させて接点部材の接触・開離を行なう。この継電
器の動作上の特徴は接点部材の接触・開離状態を
電磁駆動手段の配設条件により単安定あるいは双
安定的に保持できることにある。この種の継電器
の適用範囲は各種通信機器をはじめとして一般家
電機器(テレビジヨンおよびルームクーラーな
ど)までに及ぶことができる。近年、特に小形且
つ高集積化傾向にある通信機器への適用の場合、
可能な限り空間を専有することなく極めて小形化
された電子部品と共に印刷配線基板上に実装でき
る寸法および形状であることが望まれる。つま
り、一般の通信機器においては、回路構成部品を
印刷配線板上に実装してパツケージ化したものを
取付枠(パツケージシエルフ)に複数並設する形
態を成しているので、有極電磁継電器としては特
に高さ寸法を制限したフラツト形状である必要が
ある。そして、既に各種のフラツト形有極電磁継
電器が提案されている。一方、家電機器特にテレ
ビジヨンおよびルームクーラーなどに適用される
有極電磁継電器としては、これらの機器が大容量
コンデンサなどの比較的高さ寸法を有する部品を
印刷配線板に実装する傾向にあるため、印刷配線
板面の実装専有面積を制限したスリム形状である
方が空間の有効利用を図れ好ましい。さらに、接
点開閉容量が大きいことが望まれる。しかしなが
ら、これまでにこれらの要件を満足する有極電磁
継電器は実現されていない。
この発明の目的は、電磁駆動手段を構成する巻
線組立体および永久磁石組立体を接点バネ体と共
に絶縁基体に互いに並立配置することにより、実
装面積を制限し得るスリム形状の有極電磁継電器
を提供することにある。
線組立体および永久磁石組立体を接点バネ体と共
に絶縁基体に互いに並立配置することにより、実
装面積を制限し得るスリム形状の有極電磁継電器
を提供することにある。
この発明の他の目的は、継電器構成部材を絶縁
基体に嵌込んで組立てることにより、生産性の向
上を図れる特に自動組立による低価格化を図れる
有極電磁継電器を提供することにある。
基体に嵌込んで組立てることにより、生産性の向
上を図れる特に自動組立による低価格化を図れる
有極電磁継電器を提供することにある。
この発明のさらに他の目的は、継電器構成部材
の形状および配置などを大幅に変更することなく
単安定および双安定のいずれかの動作を成す有極
電磁継電器を提供することにある。
の形状および配置などを大幅に変更することなく
単安定および双安定のいずれかの動作を成す有極
電磁継電器を提供することにある。
この発明のさらに他の目的は、接点ギヤツプお
よび接点接触力を容易に大きくして接点開閉容量
の増大を図ることができる有極電磁継電器を提供
することにある。
よび接点接触力を容易に大きくして接点開閉容量
の増大を図ることができる有極電磁継電器を提供
することにある。
この発明による有極電磁継電器は、延在する基
台の略中間個所にこの基台の長手方向両端部間を
遮断するように立設された第1の壁部と、この第
1の壁部に連接して略断面コ字状を成すように立
設された第2および第3の壁部と、前記第1の壁
部に設けられた突台とを有する絶縁基体と; 前記基台上に平坦配置され且つ一端部を前記基
台と前記突台間に挾入した第1の磁性板、前記第
1の壁部に設けた前記突台と前記第2の壁部間に
挾入されこの第2の壁部に沿つて立設された第2
の磁性板、および前記第1の壁部に設けられた前
記突台と前記第3の壁部間に挾入されこの第3の
壁部に沿つて立設された第3の磁性板より成る継
鉄と、この継鉄の前記第2および第3の磁性板に
磁極部を当接して前記第1の壁部の前記突台上に
載置された永久磁石とを有する永久磁石組立体
と; 前記継鉄の前記第1の磁性板の他端部に立設さ
れた磁性棒と、励磁巻線を巻装した中空巻軸を前
記磁性棒に嵌装した巻線枠とから成る巻線組立体
と; 前記基台の一端部に立設され且つ少なくとも1
つの可動接点バネと少なくとも2つの固定接点バ
ネとから成る接点バネ体と; 一端部が前記継鉄の前記第2および第3の磁性
板に選択的に回動接触するように他端部を前記巻
線組立体の前記磁性棒に嵌合した接極子と、この
接極子の前記一端部よりさらに延在する自由端を
前記可動接点バネに係合した接点バネ駆動体とか
ら成る接極子組立体と; 前記絶縁基体、前記永久磁石組立体、前記巻線
組立体、前記接点バネ体、および前記接極子組立
体を収容する筐体と; を備えることを特徴とする。
台の略中間個所にこの基台の長手方向両端部間を
遮断するように立設された第1の壁部と、この第
1の壁部に連接して略断面コ字状を成すように立
設された第2および第3の壁部と、前記第1の壁
部に設けられた突台とを有する絶縁基体と; 前記基台上に平坦配置され且つ一端部を前記基
台と前記突台間に挾入した第1の磁性板、前記第
1の壁部に設けた前記突台と前記第2の壁部間に
挾入されこの第2の壁部に沿つて立設された第2
の磁性板、および前記第1の壁部に設けられた前
記突台と前記第3の壁部間に挾入されこの第3の
壁部に沿つて立設された第3の磁性板より成る継
鉄と、この継鉄の前記第2および第3の磁性板に
磁極部を当接して前記第1の壁部の前記突台上に
載置された永久磁石とを有する永久磁石組立体
と; 前記継鉄の前記第1の磁性板の他端部に立設さ
れた磁性棒と、励磁巻線を巻装した中空巻軸を前
記磁性棒に嵌装した巻線枠とから成る巻線組立体
と; 前記基台の一端部に立設され且つ少なくとも1
つの可動接点バネと少なくとも2つの固定接点バ
ネとから成る接点バネ体と; 一端部が前記継鉄の前記第2および第3の磁性
板に選択的に回動接触するように他端部を前記巻
線組立体の前記磁性棒に嵌合した接極子と、この
接極子の前記一端部よりさらに延在する自由端を
前記可動接点バネに係合した接点バネ駆動体とか
ら成る接極子組立体と; 前記絶縁基体、前記永久磁石組立体、前記巻線
組立体、前記接点バネ体、および前記接極子組立
体を収容する筐体と; を備えることを特徴とする。
また、前記永久磁石組立体の第2および第3の
磁性板のいずれか一方を前記第1の磁性板の前記
一端部に一体結合し、且つ他方を前記第1の磁性
板の前記一端部に対して離間位置して単安定形磁
気回路を構成したことを特徴とする。
磁性板のいずれか一方を前記第1の磁性板の前記
一端部に一体結合し、且つ他方を前記第1の磁性
板の前記一端部に対して離間位置して単安定形磁
気回路を構成したことを特徴とする。
また、前記永久磁石組立体の前記第1の磁性板
の前記一端部に前記第2および第3の磁性板を一
体結合し、且つこの一端部に前記第2および第3
の磁性板間の磁気的短絡を防止する切欠き部を設
けて双安定形磁気回路を構成したことを特徴とす
る。
の前記一端部に前記第2および第3の磁性板を一
体結合し、且つこの一端部に前記第2および第3
の磁性板間の磁気的短絡を防止する切欠き部を設
けて双安定形磁気回路を構成したことを特徴とす
る。
さらに、前記筐体の対向する内壁に前記第2の
壁部を沿つて立設された前記第2の磁性板と前記
第3の壁部に沿つて立設された前記第3の磁性板
とを保持する一対の隆状突起をそれぞれ設けたこ
とを特徴とする。
壁部を沿つて立設された前記第2の磁性板と前記
第3の壁部に沿つて立設された前記第3の磁性板
とを保持する一対の隆状突起をそれぞれ設けたこ
とを特徴とする。
以下、この発明の実施例について図面を参照し
て説明する。まず、この発明による有極電磁継電
器の一実施例を斜視図で示す第1図と第1図にお
ける絶縁基体の詳細構成を示す第2図とを参照す
ると、絶縁基体1は合成樹脂により成形され、基
台10の中間部にコ字状の絶縁壁11を立設し、
一方の端部に接点バネ体のそれぞれの板状バネ4
0,41,42を嵌挿させる複数のバネ保持溝1
2を設け、且つ他方の端部に巻線導出端子33
3,334を引出すための一対の溝131,13
2と鉄心を成す磁性棒30の下端部余長に収容さ
せる凹部14とを設けている。さらに、絶縁基体
1の絶縁壁11第1の壁部111とこの第1の壁
部に連接して略断面コ字状を成す互いに対向する
第2および第3の壁部112および113とから
成る。第1の壁部111には永久磁石20を載置
する突台15と永久磁石20の上面に当接する突
起16とが設けられている。また、第2および第
3の壁部112および113には突壁171およ
び172がそれぞれ設けられている。これらの突
壁171,172は巻線組立体の巻線枠31のフ
ランジ33と係合する。
て説明する。まず、この発明による有極電磁継電
器の一実施例を斜視図で示す第1図と第1図にお
ける絶縁基体の詳細構成を示す第2図とを参照す
ると、絶縁基体1は合成樹脂により成形され、基
台10の中間部にコ字状の絶縁壁11を立設し、
一方の端部に接点バネ体のそれぞれの板状バネ4
0,41,42を嵌挿させる複数のバネ保持溝1
2を設け、且つ他方の端部に巻線導出端子33
3,334を引出すための一対の溝131,13
2と鉄心を成す磁性棒30の下端部余長に収容さ
せる凹部14とを設けている。さらに、絶縁基体
1の絶縁壁11第1の壁部111とこの第1の壁
部に連接して略断面コ字状を成す互いに対向する
第2および第3の壁部112および113とから
成る。第1の壁部111には永久磁石20を載置
する突台15と永久磁石20の上面に当接する突
起16とが設けられている。また、第2および第
3の壁部112および113には突壁171およ
び172がそれぞれ設けられている。これらの突
壁171,172は巻線組立体の巻線枠31のフ
ランジ33と係合する。
次に第3図を参照すると、ここには永久磁石組
立体2と巻線組立体3とが示されている。永久磁
石組立体2は両端部に磁極“N”、“S”を有する
永久磁石20と、平坦形状の第1の磁性板211
とこれと一体成形されて垂直方向に延長する第2
の磁性板212とこの第2の磁性板に対向配置さ
れて永久磁石20を挾持する第3の磁性板213
とを備える継鉄21とから構成される。なお、こ
こで第2の磁性板212と第3の磁性板213と
は長さ寸法が異なり、第2磁性板212の方が長
い。したがつて、継鉄21を構成する第1の磁性
板211と第3の磁性板213とは直接磁気結合
しない。この継鉄21の構造により、後述する動
作説明において明確になるが単安定形の磁気回路
を構成できる。一方、巻線組立体3は継鉄21の
第1の磁性板211に穿設された貫通孔22に小
径下端部301を圧漬加工により嵌着して第2お
よび第3の磁性板212,213と平行に立設さ
れる磁性棒30と、この磁性棒30を鉄心として
嵌合され継鉄21の第1の磁性板211上に立設
される巻線枠31と、この巻線枠31の第1のフ
ランジ32と第2のフランジ33とを連結する巻
軸34の外周に巻装される励磁巻線35(第1図
参照)とから構成される。巻線枠31の第1のフ
ランジ32には後述する接極子の回動を支持する
環状の隆起突状部321が設けられている。ま
た、第2のフランジ33には巻軸34に巻装され
た励磁巻線35の導出を案内する溝331,33
2が設けられ、且つ巻線端部を接続する巻線導出
端子333,334が圧入により植設されてい
る。第2のフランジ33には、さらに継鉄21の
第1の磁性板211と適度に嵌合するための凹溝
335が設けられている。永久磁石組立体2と巻
線組立体3とは継鉄21の第1の磁性板211に
立設される磁性棒30を介して組立てられる。こ
れら両組立体2,3を第2図に記載構成の絶縁基
体1に組込む場合、まず基体1の絶縁壁11に設
けられた突台15と突起16間に永久磁石20を
嵌装し、さらに継鉄21の第3の磁性板213を
第3の壁部113と突台15間の間隙g1に嵌装
する。このとき、絶縁壁11の突起18に第3の
磁性板213の切欠き部2131を係合させる
と、第3の磁性板213の下端部を第1の磁性板
211から所定の距離隔てて位置決めできる。こ
の距離により有極電磁継電器の単安定動作に必要
な磁気回路を形成している。なお、第3の磁性板
213に突出しプレス工法により形成された突片
2132は必ずしも設けることを要さないが、こ
れにより永久磁石20の配設を一層確実に保持し
得る。続いて、絶縁基体1の基台10と突台15
間の間隙g2に継鉄21の第1の磁性板211の
端部2111が、且つ絶縁壁11の第2の壁部1
12と突台15間の間隙g3に第2の磁性板21
2の下端部2121がそれぞれ嵌合するように、
上述の如く既に一体的に係合された永久磁石組立
体2および巻線組立体3を絶縁基体1に組込む。
この組込みにより、巻線組立体3の第2のフラン
ジ33の端部が絶縁基体1の一対の突壁171,
172に係合し、且つ第2のフランジ33に植設
された一対の巻線導出端子333,334がそれ
ぞれ基台10の溝131,132に位置する。こ
れにより、第1図に明示されるように、絶縁基体
1と永久磁石組立体2と巻線組立体3とが堅固に
嵌合する。
立体2と巻線組立体3とが示されている。永久磁
石組立体2は両端部に磁極“N”、“S”を有する
永久磁石20と、平坦形状の第1の磁性板211
とこれと一体成形されて垂直方向に延長する第2
の磁性板212とこの第2の磁性板に対向配置さ
れて永久磁石20を挾持する第3の磁性板213
とを備える継鉄21とから構成される。なお、こ
こで第2の磁性板212と第3の磁性板213と
は長さ寸法が異なり、第2磁性板212の方が長
い。したがつて、継鉄21を構成する第1の磁性
板211と第3の磁性板213とは直接磁気結合
しない。この継鉄21の構造により、後述する動
作説明において明確になるが単安定形の磁気回路
を構成できる。一方、巻線組立体3は継鉄21の
第1の磁性板211に穿設された貫通孔22に小
径下端部301を圧漬加工により嵌着して第2お
よび第3の磁性板212,213と平行に立設さ
れる磁性棒30と、この磁性棒30を鉄心として
嵌合され継鉄21の第1の磁性板211上に立設
される巻線枠31と、この巻線枠31の第1のフ
ランジ32と第2のフランジ33とを連結する巻
軸34の外周に巻装される励磁巻線35(第1図
参照)とから構成される。巻線枠31の第1のフ
ランジ32には後述する接極子の回動を支持する
環状の隆起突状部321が設けられている。ま
た、第2のフランジ33には巻軸34に巻装され
た励磁巻線35の導出を案内する溝331,33
2が設けられ、且つ巻線端部を接続する巻線導出
端子333,334が圧入により植設されてい
る。第2のフランジ33には、さらに継鉄21の
第1の磁性板211と適度に嵌合するための凹溝
335が設けられている。永久磁石組立体2と巻
線組立体3とは継鉄21の第1の磁性板211に
立設される磁性棒30を介して組立てられる。こ
れら両組立体2,3を第2図に記載構成の絶縁基
体1に組込む場合、まず基体1の絶縁壁11に設
けられた突台15と突起16間に永久磁石20を
嵌装し、さらに継鉄21の第3の磁性板213を
第3の壁部113と突台15間の間隙g1に嵌装
する。このとき、絶縁壁11の突起18に第3の
磁性板213の切欠き部2131を係合させる
と、第3の磁性板213の下端部を第1の磁性板
211から所定の距離隔てて位置決めできる。こ
の距離により有極電磁継電器の単安定動作に必要
な磁気回路を形成している。なお、第3の磁性板
213に突出しプレス工法により形成された突片
2132は必ずしも設けることを要さないが、こ
れにより永久磁石20の配設を一層確実に保持し
得る。続いて、絶縁基体1の基台10と突台15
間の間隙g2に継鉄21の第1の磁性板211の
端部2111が、且つ絶縁壁11の第2の壁部1
12と突台15間の間隙g3に第2の磁性板21
2の下端部2121がそれぞれ嵌合するように、
上述の如く既に一体的に係合された永久磁石組立
体2および巻線組立体3を絶縁基体1に組込む。
この組込みにより、巻線組立体3の第2のフラン
ジ33の端部が絶縁基体1の一対の突壁171,
172に係合し、且つ第2のフランジ33に植設
された一対の巻線導出端子333,334がそれ
ぞれ基台10の溝131,132に位置する。こ
れにより、第1図に明示されるように、絶縁基体
1と永久磁石組立体2と巻線組立体3とが堅固に
嵌合する。
上述した永久磁石組立体2は単安定形有極電磁
継電器を構成するものであるが、双安定形の場合
は第4図に示すように永久磁石組立体2の継鉄を
構成すればよい。つまり、継鉄21′は平坦配置
の第1の磁性板211′とこれの一方の端部に対
向立設する同一長さ寸法の第2および第3の磁性
板212′,213′とを一体成形して構成され
る。第4図中には示していないが、第2の磁性板
212′と第3の磁性板213′間には、第3図に
示した永久磁石組立体2と同様に永久磁石20が
挾入される。第1の磁性板211′の一方の端部
から他方の端部方向にV字カツトして形成された
切欠き部23は第2および第3の磁性板212′,
213′間の磁気的短絡を防止するためにあり、
第1の磁性板211′と第2の磁性板212′また
第1の磁性板211′と第3の磁性板213′間の
磁束路を設定する。第3の磁性板213′に設け
られた切欠き部2131′および第2の磁性板2
12′の突片2132′は第3図に示す第3の磁性
板213に設けられたものと同様に作用する。こ
のように構成される双安定形有極電磁継電器の永
久磁石組立体2は第1の磁性板211′の貫通孔
22′に第3図に示す巻線組立体3の磁性棒30
の小径下端部301を嵌着することにより、巻線
組立体3と一体的に係合される。これら両組立体
2,3は第2図に記載構成の絶縁基体1に既述の
ように組込まれる。したがつて、有極電磁継電器
の磁気回路を単安定形および双安定形のいずれに
構成する場合にも絶縁基体1および巻線組立体3
には何らの構造変更を要すことなく永久磁石組立
体2と係合組立てできる。しかしながら、絶縁基
体1の共用を図らない場合、双安定形継電器を構
成する絶縁基板1の突起18を設ける必要はな
く、継鉄21′の第3の磁性板213′の切欠き部
2131′も設けなくてよい。また、この場合単
安定形継電器を構成する絶縁基体1の突起18を
設けることなく突台15を第3の壁部113まで
延設して継鉄21の第3磁性板213を載置する
ことができ、且つ第3の磁性板213の切欠き部
2131も不要となる。
継電器を構成するものであるが、双安定形の場合
は第4図に示すように永久磁石組立体2の継鉄を
構成すればよい。つまり、継鉄21′は平坦配置
の第1の磁性板211′とこれの一方の端部に対
向立設する同一長さ寸法の第2および第3の磁性
板212′,213′とを一体成形して構成され
る。第4図中には示していないが、第2の磁性板
212′と第3の磁性板213′間には、第3図に
示した永久磁石組立体2と同様に永久磁石20が
挾入される。第1の磁性板211′の一方の端部
から他方の端部方向にV字カツトして形成された
切欠き部23は第2および第3の磁性板212′,
213′間の磁気的短絡を防止するためにあり、
第1の磁性板211′と第2の磁性板212′また
第1の磁性板211′と第3の磁性板213′間の
磁束路を設定する。第3の磁性板213′に設け
られた切欠き部2131′および第2の磁性板2
12′の突片2132′は第3図に示す第3の磁性
板213に設けられたものと同様に作用する。こ
のように構成される双安定形有極電磁継電器の永
久磁石組立体2は第1の磁性板211′の貫通孔
22′に第3図に示す巻線組立体3の磁性棒30
の小径下端部301を嵌着することにより、巻線
組立体3と一体的に係合される。これら両組立体
2,3は第2図に記載構成の絶縁基体1に既述の
ように組込まれる。したがつて、有極電磁継電器
の磁気回路を単安定形および双安定形のいずれに
構成する場合にも絶縁基体1および巻線組立体3
には何らの構造変更を要すことなく永久磁石組立
体2と係合組立てできる。しかしながら、絶縁基
体1の共用を図らない場合、双安定形継電器を構
成する絶縁基板1の突起18を設ける必要はな
く、継鉄21′の第3の磁性板213′の切欠き部
2131′も設けなくてよい。また、この場合単
安定形継電器を構成する絶縁基体1の突起18を
設けることなく突台15を第3の壁部113まで
延設して継鉄21の第3磁性板213を載置する
ことができ、且つ第3の磁性板213の切欠き部
2131も不要となる。
次に、第5図を参照すると、ここには第2図に
記載構成の絶縁基体1に組込まれる接点バネ体4
が示されている。接点バネ体4は絶縁基体1のバ
ネ保持溝12a,12b,12cにそれぞれ矢印
A方向から挿着される可動接点バネ40と一対の
固定接点バネ41,42とから成る。可動接点バ
ネ40は可撓性に富む導電性バネ材を所定の形状
に加工して成り、上端部の両面にはそれぞれ可動
接点部材401a,401b(401bは図示省
略)が溶接あるいは圧漬加工により固着され、且
つ上縁端部には後述する接点バネ駆動体と係合す
る半球状の突部402が設けられている。また、
可動接点バネ40の曲折下端部には、絶縁基板1
のバネ保持溝12aに挿着された場合にこの溝1
2aの凹部121aの壁面に当接する爪403が
設けられている。一方、一対の固定接点バネ4
1,42は導電性の板材から成り、上端部に固定
接点部材411,421をそれぞれれ固着し、且
つ曲状中間部412,422に続く下端部にはバ
ネ保持溝12b,12cの凹部121b,121
cの壁面に当接する爪413,423をそれぞれ
設けている。可動接点バネ40の爪403と固定
接点バネ41,42の爪413,423とはそれ
ぞれ絶縁基体1のバネ保持溝12a,12b,1
2cから接点バネ40,41,42が抜けること
を防止する。また、これらの接点バネ40,4
1,42のそれぞれの下端部に設けられた突状部
404,414,424は絶縁基体1の裏面に注
入される充填剤がバネ保持持溝12a,12b,
12cに沿つて絶縁基体1の基台10上に侵入す
ることを防止する。
記載構成の絶縁基体1に組込まれる接点バネ体4
が示されている。接点バネ体4は絶縁基体1のバ
ネ保持溝12a,12b,12cにそれぞれ矢印
A方向から挿着される可動接点バネ40と一対の
固定接点バネ41,42とから成る。可動接点バ
ネ40は可撓性に富む導電性バネ材を所定の形状
に加工して成り、上端部の両面にはそれぞれ可動
接点部材401a,401b(401bは図示省
略)が溶接あるいは圧漬加工により固着され、且
つ上縁端部には後述する接点バネ駆動体と係合す
る半球状の突部402が設けられている。また、
可動接点バネ40の曲折下端部には、絶縁基板1
のバネ保持溝12aに挿着された場合にこの溝1
2aの凹部121aの壁面に当接する爪403が
設けられている。一方、一対の固定接点バネ4
1,42は導電性の板材から成り、上端部に固定
接点部材411,421をそれぞれれ固着し、且
つ曲状中間部412,422に続く下端部にはバ
ネ保持溝12b,12cの凹部121b,121
cの壁面に当接する爪413,423をそれぞれ
設けている。可動接点バネ40の爪403と固定
接点バネ41,42の爪413,423とはそれ
ぞれ絶縁基体1のバネ保持溝12a,12b,1
2cから接点バネ40,41,42が抜けること
を防止する。また、これらの接点バネ40,4
1,42のそれぞれの下端部に設けられた突状部
404,414,424は絶縁基体1の裏面に注
入される充填剤がバネ保持持溝12a,12b,
12cに沿つて絶縁基体1の基台10上に侵入す
ることを防止する。
次に、第6図を参照すると、ここには接極子組
立体5が示されている。接極子組立体5は磁性体
から成る回動接極子50と絶縁体から成る接点バ
ネ駆動体51とから構成される。接点バネ駆動体
51は接極子50の隆状突起501に貫通孔51
1を嵌合した後、隆状突起501に曲状の締付け
片52を溶接することにより、接極子50と一体
的に組立てられる。このように一体化された接極
子50と接点バネ駆動体51とはそれぞれに穿設
された円形貫通孔502,512を第3図に記載
の巻線組立体3の磁性棒30の上端部302に嵌
合することにより組込まれる。ここで、接極子組
立体5が磁性棒30を回動支持軸として回転でき
るようにするために、接極子50および駆動体5
1の貫通孔502,512と磁性棒30とは適度
な嵌め合いにより係合する。また、第6図と共に
第1図を参照すると一層明確に理解できるよう
に、接点バネ駆動体51の二又状回動端部513
は既に絶縁基体1に立設されている可動接点バネ
40の上端突部402に係止する。さらに、接極
子50の接極端部503は絶縁基体1に組込まれ
て対向立設する永久磁石組立体2の第2および第
3の磁性板212,213間の有極空間に位置す
る。なお、この有極空間に延在する接極子50と
点バネ体4との間の電気的絶縁耐圧は絶縁基体1
の絶縁壁11の第1の壁部111(第2図に明
示)により確保できる。
立体5が示されている。接極子組立体5は磁性体
から成る回動接極子50と絶縁体から成る接点バ
ネ駆動体51とから構成される。接点バネ駆動体
51は接極子50の隆状突起501に貫通孔51
1を嵌合した後、隆状突起501に曲状の締付け
片52を溶接することにより、接極子50と一体
的に組立てられる。このように一体化された接極
子50と接点バネ駆動体51とはそれぞれに穿設
された円形貫通孔502,512を第3図に記載
の巻線組立体3の磁性棒30の上端部302に嵌
合することにより組込まれる。ここで、接極子組
立体5が磁性棒30を回動支持軸として回転でき
るようにするために、接極子50および駆動体5
1の貫通孔502,512と磁性棒30とは適度
な嵌め合いにより係合する。また、第6図と共に
第1図を参照すると一層明確に理解できるよう
に、接点バネ駆動体51の二又状回動端部513
は既に絶縁基体1に立設されている可動接点バネ
40の上端突部402に係止する。さらに、接極
子50の接極端部503は絶縁基体1に組込まれ
て対向立設する永久磁石組立体2の第2および第
3の磁性板212,213間の有極空間に位置す
る。なお、この有極空間に延在する接極子50と
点バネ体4との間の電気的絶縁耐圧は絶縁基体1
の絶縁壁11の第1の壁部111(第2図に明
示)により確保できる。
ここまでの説明により、第1図記載のとおりの
有極電磁継電器が構成されることを理解できる。
続いて、第7図を参照してさらに説明を推める
と、第7図には第1図記載のように組立てられた
継電器を収納する筐体6が一部破断状態で示され
ている。筐体6は合成樹脂により所定の形状に成
形され、第1の壁部60の内壁面には平坦配置の
隆状突起601,602とこれら突起を連結する
段状部603とが一体成形されている。また、対
向する第2の壁部61の内壁面には図示していな
いが、同様に隆状突起611,612と段状部6
13とが配設されている。ここで、隆状突起60
1と同602は絶縁基体1の第2の壁部112を
挾持し、この壁部112の内側に立設された継鉄
21の第2の磁性板212の配置を保持する。ま
た、隆状突起611と同612は絶縁基体1の第
3の壁部113を挾持し、この壁部112の内側
に立設された継鉄21の第3の磁性板213の配
置を保持する。さらに、第3の壁部62の内壁面
には巻線組立体3の巻線枠31上に磁性棒30を
回転支持軸として配設された接極子組立体5の抜
けを防止するために、接点バネ駆動体51に当接
する突起621が設けられている。第3の壁部6
2には封入ガスの注入孔または後述する充填剤に
よる封止時に筐体6内に侵入したガスの排出孔と
して機能する貫通孔622が穿設されている。こ
のように構成される筐体6は開口する底部から第
1図のように組立てられた継電器に嵌着される。
そして、筐体6内に絶縁基体1、永久磁石組立体
2、巻線組立体3、接点バネ体4、および接極子
組立体5を気密的に収納するために、筐体6の開
口底部に嵌着する絶縁基体1の基台10の底面側
に充填剤が注入される。充填剤の注入後、筐体6
の第3の壁部62に設けられた貫通孔622から
還元性ガスを注入してこの貫通孔622を閉塞す
れば密封形の有極電磁継電器が完成する。
有極電磁継電器が構成されることを理解できる。
続いて、第7図を参照してさらに説明を推める
と、第7図には第1図記載のように組立てられた
継電器を収納する筐体6が一部破断状態で示され
ている。筐体6は合成樹脂により所定の形状に成
形され、第1の壁部60の内壁面には平坦配置の
隆状突起601,602とこれら突起を連結する
段状部603とが一体成形されている。また、対
向する第2の壁部61の内壁面には図示していな
いが、同様に隆状突起611,612と段状部6
13とが配設されている。ここで、隆状突起60
1と同602は絶縁基体1の第2の壁部112を
挾持し、この壁部112の内側に立設された継鉄
21の第2の磁性板212の配置を保持する。ま
た、隆状突起611と同612は絶縁基体1の第
3の壁部113を挾持し、この壁部112の内側
に立設された継鉄21の第3の磁性板213の配
置を保持する。さらに、第3の壁部62の内壁面
には巻線組立体3の巻線枠31上に磁性棒30を
回転支持軸として配設された接極子組立体5の抜
けを防止するために、接点バネ駆動体51に当接
する突起621が設けられている。第3の壁部6
2には封入ガスの注入孔または後述する充填剤に
よる封止時に筐体6内に侵入したガスの排出孔と
して機能する貫通孔622が穿設されている。こ
のように構成される筐体6は開口する底部から第
1図のように組立てられた継電器に嵌着される。
そして、筐体6内に絶縁基体1、永久磁石組立体
2、巻線組立体3、接点バネ体4、および接極子
組立体5を気密的に収納するために、筐体6の開
口底部に嵌着する絶縁基体1の基台10の底面側
に充填剤が注入される。充填剤の注入後、筐体6
の第3の壁部62に設けられた貫通孔622から
還元性ガスを注入してこの貫通孔622を閉塞す
れば密封形の有極電磁継電器が完成する。
以下上述のように構成されるこの発明による有
極電磁継電器の一実施例の動作について説明す
る。
極電磁継電器の一実施例の動作について説明す
る。
まず、第8図Aおよび第8図Bを参照して単安
定形動作を行なう場合の磁気回路構成について説
明すると、励磁巻線35に電流I1が供給されて
いる期間は、第8図Aに示すように、発生された
主磁束Φ1が磁性棒30−接極子50−継鉄21
の第2の磁性板212−継鉄21の第1の磁性板
211−磁性棒30を通過する。したがつて、こ
の電流供給期間中は接極子50は第2の磁性板2
12に磁気吸引される。また、同図中には示して
いないが、接極子50と連動する接点バネ駆動体
51により可動接点バネ40が固定接点バネ41
側に駆動され、可動接点部材401aと固定接点
部材411とが接触する。励磁巻線35への通電
電流I1を断ち無励磁状態とすると、磁気吸引力
が可動接点バネ負荷の反抗力より小さくなるの
で、第8図Bに示すように、接触子50は永久磁
石20から発生されて継鉄21の第3の磁性板2
13−接極子50−磁性棒30−継鉄21の第1
の磁性板211−継板21の第2の磁性板212
を通過する主磁束Φ2により第3の磁性板213
に磁気吸引される。したがつて、接点バネ駆動体
51に駆動される可動接点バネ40はその可動接
点部材401bを固定接点バネ42の固定接点部
材421に切替接触する。この接触状態は励磁巻
線35に電流I1が通電されるまで維持される。
定形動作を行なう場合の磁気回路構成について説
明すると、励磁巻線35に電流I1が供給されて
いる期間は、第8図Aに示すように、発生された
主磁束Φ1が磁性棒30−接極子50−継鉄21
の第2の磁性板212−継鉄21の第1の磁性板
211−磁性棒30を通過する。したがつて、こ
の電流供給期間中は接極子50は第2の磁性板2
12に磁気吸引される。また、同図中には示して
いないが、接極子50と連動する接点バネ駆動体
51により可動接点バネ40が固定接点バネ41
側に駆動され、可動接点部材401aと固定接点
部材411とが接触する。励磁巻線35への通電
電流I1を断ち無励磁状態とすると、磁気吸引力
が可動接点バネ負荷の反抗力より小さくなるの
で、第8図Bに示すように、接触子50は永久磁
石20から発生されて継鉄21の第3の磁性板2
13−接極子50−磁性棒30−継鉄21の第1
の磁性板211−継板21の第2の磁性板212
を通過する主磁束Φ2により第3の磁性板213
に磁気吸引される。したがつて、接点バネ駆動体
51に駆動される可動接点バネ40はその可動接
点部材401bを固定接点バネ42の固定接点部
材421に切替接触する。この接触状態は励磁巻
線35に電流I1が通電されるまで維持される。
次に、第9図Aおよび第9図Bを参照して双安
定形動作を行なう磁気回路構成について説明する
と、この構成においては接極子50に作用する磁
気吸引力は永久磁石20によつて定まる。接極子
50が継鉄21′の第2の磁性板212′あるいは
第3の磁性板213′に吸引されている状態は可
動接点バネ負荷の反抗力をそれぞれ上まわる逆対
称特性曲線を示す永久磁石20の磁気吸引力によ
つて保持される。第9図Aに示すように、接極子
50が継鉄21′の第2の磁性板212′に吸引保
持されている時、励磁巻線35にパルス電流I1
0を通電すると、永久磁石20−第3の磁性板2
13′−第1の磁性板211′−磁性棒30−接極
子50−第2の磁性板212′−永久磁石20を
通過する主磁束Φ10が減少し、接極子50は第
9図Bに示すように第3の磁性板213′に切替
吸引される。第9図Bに示す状態では、接極子5
0は永久磁石20−第3の磁性板213′−接極
子50−磁性棒30−第1の磁性板211′−第
2の磁性板212′−永久磁石20を通過する主
磁束Φ20により第3の磁性板213′に吸引保
持される。この時、励磁巻線35にパルス電流−
I10を通電すると、磁束Φ20が減少して接極
子50は再び第2の磁性板212′に切替吸引さ
れる。接極子50の回動に従つて接点バネ駆動体
51が可動接点バネ40を駆動するため、バネ4
0の可動接点部材401aと固定接点バネ41の
固定接点部材411とが、また可動接点部材40
1bと固定接点部材421とがそれぞれ選択的に
接触する。
定形動作を行なう磁気回路構成について説明する
と、この構成においては接極子50に作用する磁
気吸引力は永久磁石20によつて定まる。接極子
50が継鉄21′の第2の磁性板212′あるいは
第3の磁性板213′に吸引されている状態は可
動接点バネ負荷の反抗力をそれぞれ上まわる逆対
称特性曲線を示す永久磁石20の磁気吸引力によ
つて保持される。第9図Aに示すように、接極子
50が継鉄21′の第2の磁性板212′に吸引保
持されている時、励磁巻線35にパルス電流I1
0を通電すると、永久磁石20−第3の磁性板2
13′−第1の磁性板211′−磁性棒30−接極
子50−第2の磁性板212′−永久磁石20を
通過する主磁束Φ10が減少し、接極子50は第
9図Bに示すように第3の磁性板213′に切替
吸引される。第9図Bに示す状態では、接極子5
0は永久磁石20−第3の磁性板213′−接極
子50−磁性棒30−第1の磁性板211′−第
2の磁性板212′−永久磁石20を通過する主
磁束Φ20により第3の磁性板213′に吸引保
持される。この時、励磁巻線35にパルス電流−
I10を通電すると、磁束Φ20が減少して接極
子50は再び第2の磁性板212′に切替吸引さ
れる。接極子50の回動に従つて接点バネ駆動体
51が可動接点バネ40を駆動するため、バネ4
0の可動接点部材401aと固定接点バネ41の
固定接点部材411とが、また可動接点部材40
1bと固定接点部材421とがそれぞれ選択的に
接触する。
上述したこの発明の有極電磁継電器の単安定形
および双安定形磁気回路構成において、接極子5
0の吸引保持を成す永久磁石20の発生磁束Φ
2,Φ10,Φ20は永久磁石20のエネルギ積
および断面積に依存し、磁気吸引力の大きさはこ
れら各磁束に比例するので、永久磁石20の長さ
寸法を継鉄21,21′の第2および第3の磁性
板の長手方向に増大して断面積を増すならば、容
易に接点接触力の増大を図ることができる。ま
た、継鉄21,21′の第2および第3の磁性板
によつて形成される有極空間が接極子50の回動
支持軸を成す磁性棒立設位置と各接点バネ立設位
置との中間個所に存在し、接極子50のトラベル
量χを接極子50および接点バネ駆動体51のレ
バー比によつて大きく設定できるため、接点ギヤ
ツプを容易に増大できる。したがつて、接点開閉
容量の大きい有極電磁継電器を構成することがで
きる。
および双安定形磁気回路構成において、接極子5
0の吸引保持を成す永久磁石20の発生磁束Φ
2,Φ10,Φ20は永久磁石20のエネルギ積
および断面積に依存し、磁気吸引力の大きさはこ
れら各磁束に比例するので、永久磁石20の長さ
寸法を継鉄21,21′の第2および第3の磁性
板の長手方向に増大して断面積を増すならば、容
易に接点接触力の増大を図ることができる。ま
た、継鉄21,21′の第2および第3の磁性板
によつて形成される有極空間が接極子50の回動
支持軸を成す磁性棒立設位置と各接点バネ立設位
置との中間個所に存在し、接極子50のトラベル
量χを接極子50および接点バネ駆動体51のレ
バー比によつて大きく設定できるため、接点ギヤ
ツプを容易に増大できる。したがつて、接点開閉
容量の大きい有極電磁継電器を構成することがで
きる。
以上説明したようにこの発明によれば、電磁駆
動手段を構成する巻線組立体および永久磁石組立
体を接点バネ体と共に絶縁基体に互いに並立配置
する構成により、有極電磁継電器を実装面積を専
有しないスリム形状とすることができる。また、
継電器構成部材を絶縁基体に嵌込んで組立てるこ
とにより、生産性の向上特に自動組立による低価
格化を図ることができる。さらに、この発明によ
れば、継電器構成部材の形状および配置を大幅に
変更することなく単安定および双安定動作形の有
極電磁継電器を構成できる。また、この発明によ
れば、接点ギヤツプおよび接点接触力を容易に大
きくして接点開閉容量の増大を図ることができ
る。
動手段を構成する巻線組立体および永久磁石組立
体を接点バネ体と共に絶縁基体に互いに並立配置
する構成により、有極電磁継電器を実装面積を専
有しないスリム形状とすることができる。また、
継電器構成部材を絶縁基体に嵌込んで組立てるこ
とにより、生産性の向上特に自動組立による低価
格化を図ることができる。さらに、この発明によ
れば、継電器構成部材の形状および配置を大幅に
変更することなく単安定および双安定動作形の有
極電磁継電器を構成できる。また、この発明によ
れば、接点ギヤツプおよび接点接触力を容易に大
きくして接点開閉容量の増大を図ることができ
る。
第1図はこの発明による有極電磁継電器の一実
施例を示す斜視図、第2図は同実施例における絶
縁基体の一構成例を一部破断状態で示す斜視図、
第3図は同実施例における永久磁石組立体および
巻線組立体の一構成例を示す分解斜視図、第4図
は同実施例における永久磁石組立体の他の構成例
を一部破断状態で示す斜視図、第5図は同実施例
における接点バネ体および絶縁基体を示す分解斜
視図、第6図は同実施例における接極子組立体の
一構成例を示す分解斜視図、第7図は同実施例に
おける筐体の一構成例を一部破断状態で示す斜視
図、第8図Aおよび第8図Bは同実施例における
単安定形磁気回路の構成例を示す斜視図、および
第9図Aおよび第9図Bは同実施例における双安
定形磁気回路の構成例を示す斜視図である。 1……絶縁基体、10……基台、11……絶縁
壁、111,112,113……第1、第2、第
3の壁部、12,12a,12b,12c……バ
ネ保持溝、15……突台、16,18……突起、
2……永久磁石組立体、20……永久磁石、2
1,21′……継鉄、211,212,213,
211′,212′,213′……第1、第2、第
3の磁性板、3……巻線組立体、31……巻線
枠、32,33……フランジ、34……巻軸、4
……接点バネ体、40……可動接点バネ、41,
42……固定接点バネ、5……接極子組立体、5
0……接極子、51……接点バネ駆動体、52…
…締付け片、6……筐体、601,602……隆
状突起。
施例を示す斜視図、第2図は同実施例における絶
縁基体の一構成例を一部破断状態で示す斜視図、
第3図は同実施例における永久磁石組立体および
巻線組立体の一構成例を示す分解斜視図、第4図
は同実施例における永久磁石組立体の他の構成例
を一部破断状態で示す斜視図、第5図は同実施例
における接点バネ体および絶縁基体を示す分解斜
視図、第6図は同実施例における接極子組立体の
一構成例を示す分解斜視図、第7図は同実施例に
おける筐体の一構成例を一部破断状態で示す斜視
図、第8図Aおよび第8図Bは同実施例における
単安定形磁気回路の構成例を示す斜視図、および
第9図Aおよび第9図Bは同実施例における双安
定形磁気回路の構成例を示す斜視図である。 1……絶縁基体、10……基台、11……絶縁
壁、111,112,113……第1、第2、第
3の壁部、12,12a,12b,12c……バ
ネ保持溝、15……突台、16,18……突起、
2……永久磁石組立体、20……永久磁石、2
1,21′……継鉄、211,212,213,
211′,212′,213′……第1、第2、第
3の磁性板、3……巻線組立体、31……巻線
枠、32,33……フランジ、34……巻軸、4
……接点バネ体、40……可動接点バネ、41,
42……固定接点バネ、5……接極子組立体、5
0……接極子、51……接点バネ駆動体、52…
…締付け片、6……筐体、601,602……隆
状突起。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 延在する基台の略中間個所にこの基台の長手
方向両端部間を遮断するように立設された第1の
壁部と、この第1の壁部に連接して略断面コ字状
を成すように立設された第2および第3の壁部
と、前記第1の壁部に設けられた突台とを有する
絶縁基体と; 前記基台上に平坦配置され且つ一端部を前記基
台と前記突台間に挾入した第1の磁性板、前記第
1の壁部に設けた前記突台と前記第2の壁部間に
挾入されこの第2の壁部に沿つて立設された第2
の磁性板、および前記第1の壁部に設けられた前
記突台と前記第3の壁部間に挾入されこの第3の
壁部に沿つて立設された第3の磁性板より成る継
鉄と、この継鉄の前記第2および第3の磁性板に
磁極部を当接して前記第1の壁部の前記突台上に
載置された永久磁石とを有する永久磁石組立体
と; 前記継鉄の前記第1の磁性板の他端部に立設さ
れた磁性棒と、励磁巻線を巻装した中空巻軸を前
記磁性棒に嵌装した巻線枠とから成る巻線組立体
と; 前記基台の一端部に立設され且つ少なくとも1
つの可動接点バネと少なくとも2つの固定接点バ
ネとから成る接点バネ体と; 一端部が前記継鉄の前記第2および第3の磁性
板に選択的に回動接触するように他端部を前記巻
線組立体の前記磁性棒に嵌合した接極子と、この
接極子の前記一端部よりさらに延在する自由端を
前記可動接点バネに係合した接点バネ駆動体とか
ら成る接極子組立体と; 前記絶縁基体、前記永久磁石組立体、前記巻線
組立体、前記接点バネ体、および前記接極子組立
体を収容する筐体と; を備えることを特徴とする有極電磁継電器。 2 前記永久磁石組立体の第2および第3の磁性
板のいずれか一方を前記第1の磁性板の前記一端
部に一体結合し、且つ他方を前記第1の磁性板の
前記一端部に対して離間配置して単安定形磁気回
路を構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の有極電磁継電器。 3 前記永久磁石組立体の前記第1の磁性板の前
記一端部に前記第2および第3の磁性板を一体結
合し、且つこの一端部に前記第2および第3の磁
性板間の磁気的短絡を防止する切欠き部を設けて
双安定形磁気回路を構成したことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の有極電磁継電器。 4 前記筐体の対向する内壁に前記第2の壁部に
沿つて立設された前記第2の磁性板と前記第3の
壁部に沿つて立設された前記第3の磁性板とを保
持する一対の隆状突起をそれぞれ設けたことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の有極電磁継
電器。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17963283A JPS6072122A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 有極電磁継電器 |
| US06/546,837 US4542359A (en) | 1982-11-02 | 1983-10-31 | Polar relay |
| EP83306647A EP0110579B1 (en) | 1982-11-02 | 1983-11-01 | Polar relay |
| CA000440191A CA1224833A (en) | 1982-11-02 | 1983-11-01 | Polar relay |
| DE8383306647T DE3380157D1 (en) | 1982-11-02 | 1983-11-01 | Polar relay |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17963283A JPS6072122A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 有極電磁継電器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6072122A JPS6072122A (ja) | 1985-04-24 |
| JPS6314452B2 true JPS6314452B2 (ja) | 1988-03-31 |
Family
ID=16069155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17963283A Granted JPS6072122A (ja) | 1982-11-02 | 1983-09-28 | 有極電磁継電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6072122A (ja) |
-
1983
- 1983-09-28 JP JP17963283A patent/JPS6072122A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6072122A (ja) | 1985-04-24 |
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