JPS63159462A - 難燃性アクリロニトリル系重合体組成物 - Google Patents
難燃性アクリロニトリル系重合体組成物Info
- Publication number
- JPS63159462A JPS63159462A JP30655386A JP30655386A JPS63159462A JP S63159462 A JPS63159462 A JP S63159462A JP 30655386 A JP30655386 A JP 30655386A JP 30655386 A JP30655386 A JP 30655386A JP S63159462 A JPS63159462 A JP S63159462A
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- Japan
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- acrylonitrile
- flame
- weight
- fibers
- vinyl
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は新規な難燃性アクリロニトリル系重合体組成物
に関し、更に詳しくはアクリロニトリル系成型品本来の
諸特性を損なうことなく難燃性に優れたH&雄、フィル
ム等の成型品を形成し得る難燃性アクリロニトリル系重
合体組成物に関する。
に関し、更に詳しくはアクリロニトリル系成型品本来の
諸特性を損なうことなく難燃性に優れたH&雄、フィル
ム等の成型品を形成し得る難燃性アクリロニトリル系重
合体組成物に関する。
(従来の技術)
一般に、アクリル系繊維は力学的性質が羊毛に類似して
いること、染色性に優れ捲縮加工が容易であること等の
理由から、衣料1毛布、インテリア製品として広く使用
されている。しかしながら、他の多くの天然繊維や合成
#111nと同様に易燃性であるため高度な難燃性が要
求される用途分野においては不適当な繊維といわざるを
得ず、難燃化をいかにして効果的に達成するかが、当該
技術分野における長年の課題となている。
いること、染色性に優れ捲縮加工が容易であること等の
理由から、衣料1毛布、インテリア製品として広く使用
されている。しかしながら、他の多くの天然繊維や合成
#111nと同様に易燃性であるため高度な難燃性が要
求される用途分野においては不適当な繊維といわざるを
得ず、難燃化をいかにして効果的に達成するかが、当該
技術分野における長年の課題となている。
しかして、この様なアクリル系繊維を難燃化する手法と
しては、従来から難燃剤によって後工程する方法、アク
リロニトリル系重合体と難燃性重合体とを混合紡糸する
方法、アクリロニトリルとハロゲン含有単量体等の難燃
性モノマーを共重合する方法等種々の提案がなされてき
た。
しては、従来から難燃剤によって後工程する方法、アク
リロニトリル系重合体と難燃性重合体とを混合紡糸する
方法、アクリロニトリルとハロゲン含有単量体等の難燃
性モノマーを共重合する方法等種々の提案がなされてき
た。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、難燃剤によって後工程する方法において
は耐洗濯性が劣り、繊維の風合も損なわれることなど木
質的な制約がある。また、アクリロニトリル系重合体と
難燃性重合体を混合紡糸する方法においては、重合体間
の相溶性が悪いため、m維の透明性、光沢、染色鮮明性
等の繊維性能の点で劣悪であり、かかる方法により高度
に難燃性を有する繊維を製造することは実質的に不可能
であった。上記した方法における種々の欠点を改善する
ために、現状ではアクリロニトリルと難燃性モノマーを
共重合させる方法が一般的に採用されている。この方法
の場合、難燃性モノマーとしては塩化ビニル、塩化ビニ
リデンを用いる方法が種々考案されているが、しかし、
満足できる難燃性能を得るためには難燃性モノマーを2
0〜30重量%使用することが必要であり、その結果、
得られた重合体においては、所謂、モダクリル繊維の範
躊へと性能が低下するため、耐熱性が低く1寸法安定性
に欠け、熱、光によって劣化しやすく、さらには繊維の
加工工程における熱処理によって白化しやすく、また染
色性も不充分であることなどの欠陥が指摘されていた。
は耐洗濯性が劣り、繊維の風合も損なわれることなど木
質的な制約がある。また、アクリロニトリル系重合体と
難燃性重合体を混合紡糸する方法においては、重合体間
の相溶性が悪いため、m維の透明性、光沢、染色鮮明性
等の繊維性能の点で劣悪であり、かかる方法により高度
に難燃性を有する繊維を製造することは実質的に不可能
であった。上記した方法における種々の欠点を改善する
ために、現状ではアクリロニトリルと難燃性モノマーを
共重合させる方法が一般的に採用されている。この方法
の場合、難燃性モノマーとしては塩化ビニル、塩化ビニ
リデンを用いる方法が種々考案されているが、しかし、
満足できる難燃性能を得るためには難燃性モノマーを2
0〜30重量%使用することが必要であり、その結果、
得られた重合体においては、所謂、モダクリル繊維の範
躊へと性能が低下するため、耐熱性が低く1寸法安定性
に欠け、熱、光によって劣化しやすく、さらには繊維の
加工工程における熱処理によって白化しやすく、また染
色性も不充分であることなどの欠陥が指摘されていた。
また、これらの問題点を解消する手段として提案された
臭化ビニルを使用し、アクリロニトリルと共重合させる
方法にしても、臭化ビニルが塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン等の塩素系難燃性単量体に比べ少量の使用量でも難燃
性能が得られるという有利性が認められるものの、しか
し、臭化ビニルの量が20ffiffi%を超えるとや
はりモダクリルlamの性質が大きくなること、さらに
は臭化ビニルは揮発性が高いため取り扱いが難しく、ま
た原料となるエチレンジブロマイドの毒性が近年問題と
なっており、原料の安定供給に困難が予想されることな
どの問題点が指摘されていた。さらに、該アクリロニト
リル共重合体を形成する共重合反応の工業技術との制約
に関しては、アクリロニトリル重合体の工業的有利な重
合方法として一般に採用されている水系懸濁重合または
乳化重合において塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビ
ニル等のハロゲン化ビニルは水に対する溶解性が著しく
低いため、重合反応性が低下し、また臭化ビニルは重合
反応中に臭素の脱離が起こり着色すること等の問題が認
められている。上述の如く実用的性能を具備した難燃性
アクリル繊維もしくは成型品を工業的有利に製造するた
めには、数多くの制約が認められ未だその技術手段の確
立は実質的になされていないのが現状である。
臭化ビニルを使用し、アクリロニトリルと共重合させる
方法にしても、臭化ビニルが塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン等の塩素系難燃性単量体に比べ少量の使用量でも難燃
性能が得られるという有利性が認められるものの、しか
し、臭化ビニルの量が20ffiffi%を超えるとや
はりモダクリルlamの性質が大きくなること、さらに
は臭化ビニルは揮発性が高いため取り扱いが難しく、ま
た原料となるエチレンジブロマイドの毒性が近年問題と
なっており、原料の安定供給に困難が予想されることな
どの問題点が指摘されていた。さらに、該アクリロニト
リル共重合体を形成する共重合反応の工業技術との制約
に関しては、アクリロニトリル重合体の工業的有利な重
合方法として一般に採用されている水系懸濁重合または
乳化重合において塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビ
ニル等のハロゲン化ビニルは水に対する溶解性が著しく
低いため、重合反応性が低下し、また臭化ビニルは重合
反応中に臭素の脱離が起こり着色すること等の問題が認
められている。上述の如く実用的性能を具備した難燃性
アクリル繊維もしくは成型品を工業的有利に製造するた
めには、数多くの制約が認められ未だその技術手段の確
立は実質的になされていないのが現状である。
(問題点を解決するための手段)
ここにおいて本発明者らは未解決の上記の様な制約を全
面的に解消し、優れた難燃性を有し、しかも機械的特性
、染色性、透明性等の性能も十分に満足できる成型品に
形成し得るアクリロニトリル系重合体組成物を得る工業
的手段を確立すべく鋭意研究を重ねた結果、2.3−ジ
ブロモプロピル(メタ)アクリレートと7クリロニトリ
ルを特定の割合で共重合させると予想もし得ない重合利
用性の高さを示すこと、さらには得られた共重合体組成
物は、優れた難燃性を有し、しかも木来有する性能の低
下が予想もし得ない程小さいH&維、フィルム等の成型
品を形成し得るとの事実を見出し本発明の共重合体組成
物を開発するに到った。
面的に解消し、優れた難燃性を有し、しかも機械的特性
、染色性、透明性等の性能も十分に満足できる成型品に
形成し得るアクリロニトリル系重合体組成物を得る工業
的手段を確立すべく鋭意研究を重ねた結果、2.3−ジ
ブロモプロピル(メタ)アクリレートと7クリロニトリ
ルを特定の割合で共重合させると予想もし得ない重合利
用性の高さを示すこと、さらには得られた共重合体組成
物は、優れた難燃性を有し、しかも木来有する性能の低
下が予想もし得ない程小さいH&維、フィルム等の成型
品を形成し得るとの事実を見出し本発明の共重合体組成
物を開発するに到った。
すなわち、本発明の難燃性アクリロニトリル系重合体組
成物は、 鉗 (式中、RはHまたはCH,を表す)で示される2、3
−ジブロモプロピル(メタ)アクリレート5〜45重量
%、アクリロニトリル95〜55重量%を必須成分とす
る共重合体であることを特徴とする。
成物は、 鉗 (式中、RはHまたはCH,を表す)で示される2、3
−ジブロモプロピル(メタ)アクリレート5〜45重量
%、アクリロニトリル95〜55重量%を必須成分とす
る共重合体であることを特徴とする。
本発明の重合体組成物は、上記式で示される2、3−ジ
ブロモプロピル(メタ)アクリレートと7クリロニトリ
ルとを必須の成分として合成された共重合体である。
ブロモプロピル(メタ)アクリレートと7クリロニトリ
ルとを必須の成分として合成された共重合体である。
このとき、2.3−ジブロモプロピル(メタ)アクリレ
ートの含有量は5〜45重量%であることが必要であり
、5重量%以下では十分な難燃性を得ることができず、
また45重量%を超えるとアクリル繊維の有する優れた
繊維性能を維持することができない、好ましくは10〜
40重量%、更に好ましくは15〜35重量%である。
ートの含有量は5〜45重量%であることが必要であり
、5重量%以下では十分な難燃性を得ることができず、
また45重量%を超えるとアクリル繊維の有する優れた
繊維性能を維持することができない、好ましくは10〜
40重量%、更に好ましくは15〜35重量%である。
また、アクリロニトリルの含有量は95〜55重量%で
あることが必須であり、95重量%を超える場合は十分
な難燃性を保有することができず、55重量%未満では
アクリル繊維本来の#a維性能を保持することが困難と
なる。好ましくは90〜60重量%、更に好ましくは8
5〜65重量%である。
あることが必須であり、95重量%を超える場合は十分
な難燃性を保有することができず、55重量%未満では
アクリル繊維本来の#a維性能を保持することが困難と
なる。好ましくは90〜60重量%、更に好ましくは8
5〜65重量%である。
なお、本発明の重合体組成物は上記2成分の外に、後述
するような不飽和単量体の1種または2種以上を適宜に
選択して共重合に供することもできる。
するような不飽和単量体の1種または2種以上を適宜に
選択して共重合に供することもできる。
このような不飽和単量体としては、塩化ビニル、塩化ビ
ニリデン、臭化ビニル、臭化ビニリデン等のハロゲン化
ビニル単量体;2,4.6−)リブロモフェニルアクリ
レート、2.6−ジプロモー4−スルホニツクフェニル
アクリレート等のハロゲン化アリール(メタ)アクリレ
ートおよびその誘導体ニジブロモスチレン等のハロゲン
化スチレン;p−クロロメチルビニルエーテル、ブロモ
メチルビニルエーテル、2.3−ジクロロプロピルビニ
ルエーテル、2,3−ジブロモプロピルビニルエーテル
等のハロゲン化アルキルビニルエーテルおよび相当する
ハロゲン化アルキルエーテル;ビス(2−クロロエチル
)ビニルホスホネート、ビス(2−ブロモエチル)ビニ
ルホスホネート等の燐およびハロゲン含有不飽和単量体
;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、醋酸ビニル等のビ
ニルエステル;アリルアルコール、メタアリルアルコー
ル、メタアリルアルコール等のアリル型アルコール;ア
クリル酸、メタクリル酸;メチル、エチル、プロピル、
ブチル等の(メタ)アクリレート等のエステル;アクリ
ルアミド、メタアクリルアミド、N−メチル、−エチル
、−プロピル、−ブチル等の(メタ)アクリルアミド;
メタアクリロニトリル、メタアクリロニトリルおよび他
の炭化水素置換アクリロニトリル、−個のビニル基を有
する不飽和スルホン酸、メタアクリルスルホン酸、スチ
レンスルホン酸およびそれらのナトリウム塩、カリウム
塩;−個のビニル基を有する不飽和脂肪族炭化水素、例
えばイソブチレン等;並びに、アクリロニトリルと共重
合して熱可塑性共重合体を生ずる一個のビニル基を有す
る他のビニル、アクリルおよび他の化合物をあげること
ができる。
ニリデン、臭化ビニル、臭化ビニリデン等のハロゲン化
ビニル単量体;2,4.6−)リブロモフェニルアクリ
レート、2.6−ジプロモー4−スルホニツクフェニル
アクリレート等のハロゲン化アリール(メタ)アクリレ
ートおよびその誘導体ニジブロモスチレン等のハロゲン
化スチレン;p−クロロメチルビニルエーテル、ブロモ
メチルビニルエーテル、2.3−ジクロロプロピルビニ
ルエーテル、2,3−ジブロモプロピルビニルエーテル
等のハロゲン化アルキルビニルエーテルおよび相当する
ハロゲン化アルキルエーテル;ビス(2−クロロエチル
)ビニルホスホネート、ビス(2−ブロモエチル)ビニ
ルホスホネート等の燐およびハロゲン含有不飽和単量体
;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、醋酸ビニル等のビ
ニルエステル;アリルアルコール、メタアリルアルコー
ル、メタアリルアルコール等のアリル型アルコール;ア
クリル酸、メタクリル酸;メチル、エチル、プロピル、
ブチル等の(メタ)アクリレート等のエステル;アクリ
ルアミド、メタアクリルアミド、N−メチル、−エチル
、−プロピル、−ブチル等の(メタ)アクリルアミド;
メタアクリロニトリル、メタアクリロニトリルおよび他
の炭化水素置換アクリロニトリル、−個のビニル基を有
する不飽和スルホン酸、メタアクリルスルホン酸、スチ
レンスルホン酸およびそれらのナトリウム塩、カリウム
塩;−個のビニル基を有する不飽和脂肪族炭化水素、例
えばイソブチレン等;並びに、アクリロニトリルと共重
合して熱可塑性共重合体を生ずる一個のビニル基を有す
る他のビニル、アクリルおよび他の化合物をあげること
ができる。
本発明に使用する?、3−ジブロモプロピル(メタ)ア
クリレートは2.3−ジブロモプロパノールと(メタ)
アクリル酸とのエステル化反応を利用する公知の方法に
より合成することができ、共重合に際しては粗製品、精
製品のいずれをも使用することが可能である。
クリレートは2.3−ジブロモプロパノールと(メタ)
アクリル酸とのエステル化反応を利用する公知の方法に
より合成することができ、共重合に際しては粗製品、精
製品のいずれをも使用することが可能である。
このような不飽和単量体は、10重量%以下、好ましく
は8重量%以下、更に好ましくは5〜0.5重量%含有
せしめることができる。
は8重量%以下、更に好ましくは5〜0.5重量%含有
せしめることができる。
本発明の共重合反応に関しては、何ら特別の方法を必要
とすることなく水系懸濁重合、乳化重合あるいは有機系
、無機系溶剤を使用する溶液重合等公知の重合方法を採
用することができる。
とすることなく水系懸濁重合、乳化重合あるいは有機系
、無機系溶剤を使用する溶液重合等公知の重合方法を採
用することができる。
かくして得られた重合体はジメチルアセトアミド等の有
機系溶剤、ロダンソーダ水溶液等の無機系溶剤に溶解し
て紡糸、フィルム形成等のための原液を調製することが
できる。
機系溶剤、ロダンソーダ水溶液等の無機系溶剤に溶解し
て紡糸、フィルム形成等のための原液を調製することが
できる。
本発明において、2,3−ジブロモプロピル(メタ)ア
クリレート、アクリロニトリルおよび他の不飽和単量体
を特定の割合で共重合させると予想以上の高い重合利用
性を示し、さらには得られた共重合体より、優れた難燃
性を有し、しかも本来保有している性能の低下が予想外
に小さい繊維、フィルム等の成型品が得られるという事
実は全く予想外のことであり、いまだその理由の詳細は
明らかではないが、重合利用性が高いのは恐らく、2,
3−ジブロモプロピル(メタ)アクリレートが塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、臭化ビニル等のハロゲン化ビニル
単量体と比べ、水に対する溶解性が高いこと、揮発性が
非常に小さいことにより水系の懸濁重合、乳化重合にお
いて極めて良好に反応が進み得るためと思われる。また
該アクリロニトリル系重合体より形成した112B、フ
ィルム等の成型品の本来保有している性能の低下が予想
外に小さい事実に関しては、既知の技術として通常のア
クリロニトリル系重合体がアクリルアミドを含有するこ
とにより、その重合体より形成された繊維の失透および
染着座席の利用効率の低下が効果的に防止されるという
事実があるが、恐らく2.3−ジブロモプロピル(メタ
)アクリレートがこのアクリルアミドと同様の効果を有
するため、該アクリロニトリル系重合体組成物が高度の
難燃性を付与されることと、性能の低下が非常に小さい
ことが同時に満足し得るためと思われる。しかるに本発
明の要旨はこの様な推定により何ら制約されるものでは
ない。
クリレート、アクリロニトリルおよび他の不飽和単量体
を特定の割合で共重合させると予想以上の高い重合利用
性を示し、さらには得られた共重合体より、優れた難燃
性を有し、しかも本来保有している性能の低下が予想外
に小さい繊維、フィルム等の成型品が得られるという事
実は全く予想外のことであり、いまだその理由の詳細は
明らかではないが、重合利用性が高いのは恐らく、2,
3−ジブロモプロピル(メタ)アクリレートが塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、臭化ビニル等のハロゲン化ビニル
単量体と比べ、水に対する溶解性が高いこと、揮発性が
非常に小さいことにより水系の懸濁重合、乳化重合にお
いて極めて良好に反応が進み得るためと思われる。また
該アクリロニトリル系重合体より形成した112B、フ
ィルム等の成型品の本来保有している性能の低下が予想
外に小さい事実に関しては、既知の技術として通常のア
クリロニトリル系重合体がアクリルアミドを含有するこ
とにより、その重合体より形成された繊維の失透および
染着座席の利用効率の低下が効果的に防止されるという
事実があるが、恐らく2.3−ジブロモプロピル(メタ
)アクリレートがこのアクリルアミドと同様の効果を有
するため、該アクリロニトリル系重合体組成物が高度の
難燃性を付与されることと、性能の低下が非常に小さい
ことが同時に満足し得るためと思われる。しかるに本発
明の要旨はこの様な推定により何ら制約されるものでは
ない。
次に本発明を具体的に実施例によって説明するが、以下
の実施例は本発明をよりよ〈説明するものであり、本発
明の要旨はこれら実施例の記載によって何ら限定される
ものではない、なお、実施例に示される百分率および部
は特に断わりのない限り全て重量基準によるものである
。
の実施例は本発明をよりよ〈説明するものであり、本発
明の要旨はこれら実施例の記載によって何ら限定される
ものではない、なお、実施例に示される百分率および部
は特に断わりのない限り全て重量基準によるものである
。
実施例1
アクリロニトリル74部、2.3−ジブロモプロピルメ
タクリレート25部、メタリルスルホン酸ナトリウム1
部、水400部、過硫酸カリウム0.5部、重亜硫酸ナ
トリウム0.5部、塩化第一鉄0.0015部を反応器
に仕込み水系懸濁重合を行った。W11部件下、65℃
で90分間重合した。
タクリレート25部、メタリルスルホン酸ナトリウム1
部、水400部、過硫酸カリウム0.5部、重亜硫酸ナ
トリウム0.5部、塩化第一鉄0.0015部を反応器
に仕込み水系懸濁重合を行った。W11部件下、65℃
で90分間重合した。
これにより組成が7クリロニトリル73.5重量%、2
.3−ジブロモプロピルメタクリート25.6重量%、
メタリルスル、ホン酸ナトリウム0.9重量%の共重合
体を得た0重合率は98.6%であった。この共重合体
をジメチルアセトアミド(−5℃)中に投入し固形分濃
度28%のスラリーを得た。このスラリーを90℃に加
熱して紡糸原液を調製した。
.3−ジブロモプロピルメタクリート25.6重量%、
メタリルスル、ホン酸ナトリウム0.9重量%の共重合
体を得た0重合率は98.6%であった。この共重合体
をジメチルアセトアミド(−5℃)中に投入し固形分濃
度28%のスラリーを得た。このスラリーを90℃に加
熱して紡糸原液を調製した。
得られた紡糸原液を1000ホール0.07鵬膳φの口
金を通し、77%ジメチルアセトアミド水溶液(25℃
)中で紡糸し、5倍延伸後115℃で蒸熱セットを行い
、失透の全くみなれない繊維を得た。また得られた繊維
の難燃性はLOI(限界酸素指数)27と優れた難燃性
能が得られた。
金を通し、77%ジメチルアセトアミド水溶液(25℃
)中で紡糸し、5倍延伸後115℃で蒸熱セットを行い
、失透の全くみなれない繊維を得た。また得られた繊維
の難燃性はLOI(限界酸素指数)27と優れた難燃性
能が得られた。
なお、繊維の諸性能は下記の様にして測定および判定し
た。
た。
失透性:沸騰水中で3時間処理し、失透化を判定した。
染色性:通常のカチオン染料を用い、常法に従って染色
し、繊維の鮮明性を判定した。
し、繊維の鮮明性を判定した。
(■:優、0:良、Δ:やや良、×:不良)難燃性:難
燃性は限界酸素指数(LOI)で表わし、得られた繊維
より長さ100v、巾10mm、厚さ3+amのニード
ルパンチフェルトを作り、ASTM(D−2863−7
0)に順じで判定した。
燃性は限界酸素指数(LOI)で表わし、得られた繊維
より長さ100v、巾10mm、厚さ3+amのニード
ルパンチフェルトを作り、ASTM(D−2863−7
0)に順じで判定した。
実施例2
実施例1と同様の条件で2.3−ジブロモプロピルメタ
クリレートの代わりに、2.3−ジブロモプロピルアク
リレートを使用して共重合を行い、組成がアクリロニト
リル73.3重量%。
クリレートの代わりに、2.3−ジブロモプロピルアク
リレートを使用して共重合を行い、組成がアクリロニト
リル73.3重量%。
2.3−ジブロモプロピルアクリレ−)25 、8℃M
t%、メタリルスルホン酸ナトリウム0.91量%の共
重合体を得た0重合率は98.3%であった。
t%、メタリルスルホン酸ナトリウム0.91量%の共
重合体を得た0重合率は98.3%であった。
得られた共重合体より実施例1と同様の方法で繊維を得
た。得られた繊維はLOI 27.5であり、良好な
難燃性能が得られ、また失透は全く見られなかった。
た。得られた繊維はLOI 27.5であり、良好な
難燃性能が得られ、また失透は全く見られなかった。
比較例1
アクリロニトリル55部、塩化ビニリデン43部、メタ
リルスルホン酸ナトリウム1部、水400部、過硫酸カ
リウム065部、重亜硫酸ナトリウム0.5部、塩化第
一鉄0.0015部を反応器に仕込んで攪拌条件下35
℃で90分間重合を行った。
リルスルホン酸ナトリウム1部、水400部、過硫酸カ
リウム065部、重亜硫酸ナトリウム0.5部、塩化第
一鉄0.0015部を反応器に仕込んで攪拌条件下35
℃で90分間重合を行った。
これにより組成が、アクリロニトリル60.5重量%、
塩化ビニリデン39.0重量%、メタリルスルホン酩ナ
トリウム0.5重量%の共重合体を得た0重合率は74
.2%であった。
塩化ビニリデン39.0重量%、メタリルスルホン酩ナ
トリウム0.5重量%の共重合体を得た0重合率は74
.2%であった。
得られた重合体より実施例1と同様の方法で繊維を得た
。得られた繊維はLOI 26.8と良好な難燃性能
が得られたが、光沢がなく失透した繊維であった。
。得られた繊維はLOI 26.8と良好な難燃性能
が得られたが、光沢がなく失透した繊維であった。
比較例2
アクリロニトリル67部、臭化ビニル32部、メタリル
スルホン酸ナトリウム1部、水400部、過硫酸カリウ
ム0.5部、重亜硫酸ナトリウム0,5部、塩化第一鉄
0.0015部を反応器に仕込んで、35℃で90分間
重合を行った。
スルホン酸ナトリウム1部、水400部、過硫酸カリウ
ム0.5部、重亜硫酸ナトリウム0,5部、塩化第一鉄
0.0015部を反応器に仕込んで、35℃で90分間
重合を行った。
9れにより組成がアクリロニトリル75.2重量%、臭
化ビニル24.2重量%、メタリルスルホン酸ナトリウ
ム0.6重量%の共重合体を得た。重合率は68.7%
であった。この重合体は反応中臭素が分解したためと思
われるが著しい着色が見られた。
化ビニル24.2重量%、メタリルスルホン酸ナトリウ
ム0.6重量%の共重合体を得た。重合率は68.7%
であった。この重合体は反応中臭素が分解したためと思
われるが著しい着色が見られた。
得られた重合体より実施例1と同様の方法で繊維を得た
。得られたN&維はLOI 28.4と良好な難燃性
を示したが、着色が激しく、光沢のない繊維であった。
。得られたN&維はLOI 28.4と良好な難燃性
を示したが、着色が激しく、光沢のない繊維であった。
実施例1.2および比較例1.2で得られた共重合体お
よび繊維の評価結果を一括して第1表に示した。
よび繊維の評価結果を一括して第1表に示した。
第 1 表
AN:7クリロニトリル
BPM:2,3−ジブロモプロピルメタクリレートBP
A : 2,3−ジブロモプロピルアクリレートVd
C1: 塩化ビニリデン vB:臭化ビニル MS:メタリルスルホン酸ナトリウム 実施例3 実施例1においてアクリロニトリルと2.3−ジブロモ
プロビルメタクリレートの仕込量の割合を種々変更して
第2表に示すような共重合体を得た。
A : 2,3−ジブロモプロピルアクリレートVd
C1: 塩化ビニリデン vB:臭化ビニル MS:メタリルスルホン酸ナトリウム 実施例3 実施例1においてアクリロニトリルと2.3−ジブロモ
プロビルメタクリレートの仕込量の割合を種々変更して
第2表に示すような共重合体を得た。
得られた重合体より実施例1と同様の方法で繊維を得た
。得られたそれぞれの繊維の性能を評価して、重合体の
2,3−ジブロモプロピルメタクリレート含有量と#j
!1lIa性能の関係を表わしたものを第2表に示した
。
。得られたそれぞれの繊維の性能を評価して、重合体の
2,3−ジブロモプロピルメタクリレート含有量と#j
!1lIa性能の関係を表わしたものを第2表に示した
。
比較例3
比較例1においてアクリロニトリルと塩化ビニリデンの
仕込量の割合を種々変更して第2表に示すような共重合
体を得た。
仕込量の割合を種々変更して第2表に示すような共重合
体を得た。
得られた重合体より実施例1と同様の方法で繊維を得た
。得られたそれぞれの繊維の性能を評価して、重合体の
塩化ビニリデン含有量と繊維性能の関係を表わしたもの
を第2表に示した。
。得られたそれぞれの繊維の性能を評価して、重合体の
塩化ビニリデン含有量と繊維性能の関係を表わしたもの
を第2表に示した。
比較例4
比較例2においてアクリロニトリルと臭化ビニルの仕込
量の割合を種々変更して第2表に示すような共重合体を
得た。
量の割合を種々変更して第2表に示すような共重合体を
得た。
得られた重合体より実施例1と同様の方法で繊維を得た
。得られたそれぞれの繊維の性能を評価して重合体の臭
化ビニル含有量と繊維性能の関係を表わしたものを第2
表に示した。
。得られたそれぞれの繊維の性能を評価して重合体の臭
化ビニル含有量と繊維性能の関係を表わしたものを第2
表に示した。
第 2 表
(発明の効果)
第1表から明らかな様に、アクリロニトリルと共重合さ
せる際に2.3−ジブロモプロピル(メタ)アクリレー
トはハロゲン化ビニル単量体と比較して重合利用性が非
常に高く、さらには共重合体より得られた繊維は優れた
難燃性能を有し、アクリル繊維本来の性能の低下も見ら
れない、また第2表から明らかな様に該アクリロニトリ
ル系重合体組成物より得られた繊維は、アクリロニトリ
ルと塩化ビニリデンあるいは臭化ビニルとを共重合した
重合体から得られた繊維に比べると、難燃性を大きくす
るためにハロゲン含有単量体の含有量を増やしても繊維
性能の低下は見られず、非常にバランスの良い物性を有
しているという事実が判明した0本発明の重合体組成物
は、優れた難燃性を有し、機械的特性、透明前、染色性
等に優れた繊維、フィルム等の成型品の素材としてその
工業的価値は大である。
せる際に2.3−ジブロモプロピル(メタ)アクリレー
トはハロゲン化ビニル単量体と比較して重合利用性が非
常に高く、さらには共重合体より得られた繊維は優れた
難燃性能を有し、アクリル繊維本来の性能の低下も見ら
れない、また第2表から明らかな様に該アクリロニトリ
ル系重合体組成物より得られた繊維は、アクリロニトリ
ルと塩化ビニリデンあるいは臭化ビニルとを共重合した
重合体から得られた繊維に比べると、難燃性を大きくす
るためにハロゲン含有単量体の含有量を増やしても繊維
性能の低下は見られず、非常にバランスの良い物性を有
しているという事実が判明した0本発明の重合体組成物
は、優れた難燃性を有し、機械的特性、透明前、染色性
等に優れた繊維、フィルム等の成型品の素材としてその
工業的価値は大である。
手続補正書
昭和63年 3月14日
特許庁長官 小 川 邦 夫 殿
1、事件の表示
昭和61年特許願第306553号
2、発明の名称
難燃性アクリロニトリル系重合体組成物3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 名称 松永化学工業株式会社 4、代理人 5、補正命令の日付 自 発 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄発明の
詳細な説明の欄 (1)明細書第2頁第12行目および第18行目に記載
の「工程」を「加工」に訂正する。
者 事件との関係 特許出願人 名称 松永化学工業株式会社 4、代理人 5、補正命令の日付 自 発 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄発明の
詳細な説明の欄 (1)明細書第2頁第12行目および第18行目に記載
の「工程」を「加工」に訂正する。
(2)明細書第4頁第12〜13行目に記載の「工業技
術との」を「工業技術上の」に訂正する。
術との」を「工業技術上の」に訂正する。
(3)明細書第8頁第7〜9行目に記載の「アリルアル
コール・・・・・・アリル型アルコール;」を削除する
。
コール・・・・・・アリル型アルコール;」を削除する
。
(4)明細書第8頁第15行目に記載の「炭化水素置換
アクリロニトリル、」を「炭化水素置換アクリロニトリ
ル;」に訂正する。
アクリロニトリル、」を「炭化水素置換アクリロニトリ
ル;」に訂正する。
(5)明・細歯第9頁第3行目の「ができる、」の次に
「このような不飽和単量体は、10重量%以下、好まし
くは8重量%以下、更に好ましくは5〜0.5重量%含
有せしめることができる。」を挿入する。
「このような不飽和単量体は、10重量%以下、好まし
くは8重量%以下、更に好ましくは5〜0.5重量%含
有せしめることができる。」を挿入する。
(6)明細書第9頁第10〜12行目に記載の「このよ
うな不飽和単量体は、・・・・・・ことができる、」を
削除する。
うな不飽和単量体は、・・・・・・ことができる、」を
削除する。
(7)明細書第16頁第1表中の比較例2のrMS
O,9JをrMS O,8Jに訂正する。
O,9JをrMS O,8Jに訂正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、RはHまたはCH_3を表す)で示される2,
3−ジブロモプロピル(メタ)アクリレート5〜45重
量%、アクリロニトリル95〜55重量%を必須成分と
する共重合体であることを特徴とする難燃性アクリロニ
トリル系重合体組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30655386A JPS63159462A (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 難燃性アクリロニトリル系重合体組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30655386A JPS63159462A (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 難燃性アクリロニトリル系重合体組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63159462A true JPS63159462A (ja) | 1988-07-02 |
Family
ID=17958428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30655386A Pending JPS63159462A (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 難燃性アクリロニトリル系重合体組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63159462A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4921449A (ja) * | 1972-06-20 | 1974-02-25 | ||
| JPS4926524A (ja) * | 1972-07-12 | 1974-03-09 |
-
1986
- 1986-12-24 JP JP30655386A patent/JPS63159462A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4921449A (ja) * | 1972-06-20 | 1974-02-25 | ||
| JPS4926524A (ja) * | 1972-07-12 | 1974-03-09 |
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