JPS6316400B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6316400B2 JPS6316400B2 JP13009480A JP13009480A JPS6316400B2 JP S6316400 B2 JPS6316400 B2 JP S6316400B2 JP 13009480 A JP13009480 A JP 13009480A JP 13009480 A JP13009480 A JP 13009480A JP S6316400 B2 JPS6316400 B2 JP S6316400B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- ursodeoxycholic acid
- butanol
- hydroxy
- hydrogenation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はウルソデオキシコール酸(即ち3α,
7β−ジヒドロキシコラン酸)粗製品の新規な製
造方法に関し、詳しくは3α−ヒドロキシ−7−
ケトコラン酸をt−ブタノール中触媒の存在下、
ナトリウムを用いて水素化してウルソデオキシコ
ール酸粗製品を製造する方法に関する。
7β−ジヒドロキシコラン酸)粗製品の新規な製
造方法に関し、詳しくは3α−ヒドロキシ−7−
ケトコラン酸をt−ブタノール中触媒の存在下、
ナトリウムを用いて水素化してウルソデオキシコ
ール酸粗製品を製造する方法に関する。
3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸を通常の
方法で水素化すると、3α,7α−ジヒドロキシコ
ラン酸(別名ケノデオキシコール酸)が得られ、
ウルソデオキシコール酸はほとんど得られない
(例えば星野ら:日本化学雑誌、76巻、297頁、
1955年)。従来、3α−ヒドロキシ−7−ケトコラ
ン酸を原料としてウルソデオキシコール酸を製造
する方法としては、(1)沸点80〜150℃のアルコー
ル中金属ナトリウムを用いて水素化する方法(特
公昭33−9973号公報);(2)t−ブタノール中金属
カリウムを用いて水素化する方法(特公昭53−
10062号公報);および(3)液体アンモニヤ中プロト
ンソースの存在下リチウムを用いて水素化する方
法(特開昭55−85600号公報)が知られている。
これらの方法で製造されたウルソデオキシコール
酸粗製品の純度は夫々(1)法では82%以下、(2)法で
は96%以上および(3)法では90%程度とされてい
る。しかし、最も純度の高いウルソデオキシコー
ル酸粗製品が得られる(2)法ではカリウムを用いて
水素化しているが、カリウムは最も化学的反応性
が高い金属の一つであつて、空気中で発火するこ
とがあり、常温で水と激しく反応して水素を発生
し、その際の反応熱のため発生した水素が発火す
る。このような性質を有するカリウムを用いる点
で(2)法は工業的製造方法とはいえない。一方、(3)
法では液体アンモニヤ中、−70〜−32℃で反応を
行わせるため冷却設備を必要とし、また操作が繁
雑となり工業的製造方法としては不利である。
方法で水素化すると、3α,7α−ジヒドロキシコ
ラン酸(別名ケノデオキシコール酸)が得られ、
ウルソデオキシコール酸はほとんど得られない
(例えば星野ら:日本化学雑誌、76巻、297頁、
1955年)。従来、3α−ヒドロキシ−7−ケトコラ
ン酸を原料としてウルソデオキシコール酸を製造
する方法としては、(1)沸点80〜150℃のアルコー
ル中金属ナトリウムを用いて水素化する方法(特
公昭33−9973号公報);(2)t−ブタノール中金属
カリウムを用いて水素化する方法(特公昭53−
10062号公報);および(3)液体アンモニヤ中プロト
ンソースの存在下リチウムを用いて水素化する方
法(特開昭55−85600号公報)が知られている。
これらの方法で製造されたウルソデオキシコール
酸粗製品の純度は夫々(1)法では82%以下、(2)法で
は96%以上および(3)法では90%程度とされてい
る。しかし、最も純度の高いウルソデオキシコー
ル酸粗製品が得られる(2)法ではカリウムを用いて
水素化しているが、カリウムは最も化学的反応性
が高い金属の一つであつて、空気中で発火するこ
とがあり、常温で水と激しく反応して水素を発生
し、その際の反応熱のため発生した水素が発火す
る。このような性質を有するカリウムを用いる点
で(2)法は工業的製造方法とはいえない。一方、(3)
法では液体アンモニヤ中、−70〜−32℃で反応を
行わせるため冷却設備を必要とし、また操作が繁
雑となり工業的製造方法としては不利である。
本発明者は上記従来法の製造上の不利をなく
し、工業的に容易に比較的純度の高いウルソデオ
キシコール酸粗製品を製造する方法につき研究し
た結果、従来3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン
酸はt−ブタノールとナトリウムとを用いては水
素化できなかつたのであるが(前掲特公昭53−
10062号公報)、この反応で特定の触媒を添加する
ときは有利にウルソデオキシコール酸粗製品が製
造できることを見出し、本発明を完成した。
し、工業的に容易に比較的純度の高いウルソデオ
キシコール酸粗製品を製造する方法につき研究し
た結果、従来3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン
酸はt−ブタノールとナトリウムとを用いては水
素化できなかつたのであるが(前掲特公昭53−
10062号公報)、この反応で特定の触媒を添加する
ときは有利にウルソデオキシコール酸粗製品が製
造できることを見出し、本発明を完成した。
本発明法で用いられる触媒としては金属、金属
塩、金属酸化物などであり、例えばラネー・ニツ
ケル、塩化ニツケル()6水塩、鉄、酸化マン
ガン()、リンモリブデン酸塩、塩化ロジウム
()3水塩、塩化銀、酸化白金などである。ま
た、ナトリウムの量は3α−ヒドロキシ−7−ケ
トコラン酸に対し10倍モル量以上、好ましくは50
〜110倍モル量程度である。t−ブタノールの量
は3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸に対し10
倍量(v/w)以上、好ましくは300倍量程度で
ある。
塩、金属酸化物などであり、例えばラネー・ニツ
ケル、塩化ニツケル()6水塩、鉄、酸化マン
ガン()、リンモリブデン酸塩、塩化ロジウム
()3水塩、塩化銀、酸化白金などである。ま
た、ナトリウムの量は3α−ヒドロキシ−7−ケ
トコラン酸に対し10倍モル量以上、好ましくは50
〜110倍モル量程度である。t−ブタノールの量
は3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸に対し10
倍量(v/w)以上、好ましくは300倍量程度で
ある。
実施例 1
3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸100g、塩
化ニツケル()6水塩500mgおよびt−ブタノ
ール30の混合物を加熱し、共沸により水分を除
去し、還流下に金属ナトリウム630gを加え、ナ
トリウムが全量溶けるまで還流を続けた。ナトリ
ウム溶解後、反応液に水を加え、t−ブタノール
を留去し、次いで3N塩酸を加えて酸性とし、生
成した沈澱物を取、水洗、乾燥してウルソデオ
キシコール酸粗製品99gを得た。純度91.8%(ガ
スクロマトグラフイーにより測定;以下同様)、
〔α〕D=+56.48(C=1%、エタノール)。
化ニツケル()6水塩500mgおよびt−ブタノ
ール30の混合物を加熱し、共沸により水分を除
去し、還流下に金属ナトリウム630gを加え、ナ
トリウムが全量溶けるまで還流を続けた。ナトリ
ウム溶解後、反応液に水を加え、t−ブタノール
を留去し、次いで3N塩酸を加えて酸性とし、生
成した沈澱物を取、水洗、乾燥してウルソデオ
キシコール酸粗製品99gを得た。純度91.8%(ガ
スクロマトグラフイーにより測定;以下同様)、
〔α〕D=+56.48(C=1%、エタノール)。
実施例 2
塩化ニツケル()6水塩に代えて塩化銀を用
い且つ金属ナトリウム600gを用いたほかは実施
例1と同様に操作してウルソデオキシコール酸粗
製品99.3gを得た。純度91.2%、〔α〕D=+56.24
(C=1%、エタノール)。
い且つ金属ナトリウム600gを用いたほかは実施
例1と同様に操作してウルソデオキシコール酸粗
製品99.3gを得た。純度91.2%、〔α〕D=+56.24
(C=1%、エタノール)。
実施例 3
塩化ニツケル()6水塩に代えて酸化白金を
用い且つ金属ナトリウム450gを用いたほかは実
施例1と同様に操作してウルソデオキシコール酸
粗製品99.5gを得た。純度91.3%、〔α〕D=+
56.24(C=1%、エタノール)。
用い且つ金属ナトリウム450gを用いたほかは実
施例1と同様に操作してウルソデオキシコール酸
粗製品99.5gを得た。純度91.3%、〔α〕D=+
56.24(C=1%、エタノール)。
Claims (1)
- 1 3α−ヒドロキシ−7−ケトコラン酸をt−
ブタノール中、塩化ニツケル()6水塩、塩化
銀または酸化白金の存在下ナトリウムを用いて水
素化することを特徴とするウルソデオキシコール
酸粗製品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13009480A JPS5756497A (en) | 1980-09-20 | 1980-09-20 | Production of crude ursodeoxycholic acid |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13009480A JPS5756497A (en) | 1980-09-20 | 1980-09-20 | Production of crude ursodeoxycholic acid |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5756497A JPS5756497A (en) | 1982-04-05 |
| JPS6316400B2 true JPS6316400B2 (ja) | 1988-04-08 |
Family
ID=15025811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13009480A Granted JPS5756497A (en) | 1980-09-20 | 1980-09-20 | Production of crude ursodeoxycholic acid |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5756497A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1150756B (it) * | 1982-04-02 | 1986-12-17 | Zambon Spa | Procedimento per preparare l'acido 3alfa, 7beta-diidrossi-5beta-colanico |
| EP3613754B1 (en) | 2017-04-20 | 2023-07-12 | Daewoong Bio Inc. | Method for preparing bile acid derivative by using continuous flow reaction |
-
1980
- 1980-09-20 JP JP13009480A patent/JPS5756497A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5756497A (en) | 1982-04-05 |
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