JPS6316717Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6316717Y2 JPS6316717Y2 JP1982135740U JP13574082U JPS6316717Y2 JP S6316717 Y2 JPS6316717 Y2 JP S6316717Y2 JP 1982135740 U JP1982135740 U JP 1982135740U JP 13574082 U JP13574082 U JP 13574082U JP S6316717 Y2 JPS6316717 Y2 JP S6316717Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- drive shaft
- handle
- cam
- hoisting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Transmission Devices (AREA)
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は牽引巻上装置に関する。
一般に、手動ハンドルを揺動作させることによ
り、駆動軸を介してロードシーブが回転駆動する
小型の牽引巻上装置は、上記駆動軸とロードシー
ブとの歯車機構を介しての噛合連結状態を解除さ
せて、上記ロードシーブを遊転状態にし、該ロー
ドシーブに巻回されたチエーン等の索体を所望の
長さに迅速に調節する為の遊転機構を具備する
が、従来、この遊転機構の誤操作を防止する為の
安全装置としては、特公昭48−32017号公報等が
公知である。即ち、ラチエツト機構が係合状態に
在るとき、係止片をもつて駆動軸の軸心方向移動
を阻止させる安全装置が広く知られている。
り、駆動軸を介してロードシーブが回転駆動する
小型の牽引巻上装置は、上記駆動軸とロードシー
ブとの歯車機構を介しての噛合連結状態を解除さ
せて、上記ロードシーブを遊転状態にし、該ロー
ドシーブに巻回されたチエーン等の索体を所望の
長さに迅速に調節する為の遊転機構を具備する
が、従来、この遊転機構の誤操作を防止する為の
安全装置としては、特公昭48−32017号公報等が
公知である。即ち、ラチエツト機構が係合状態に
在るとき、係止片をもつて駆動軸の軸心方向移動
を阻止させる安全装置が広く知られている。
ところで、この特公昭48−32017号公報に記載
のような安全装置付きの牽引巻上装置には、この
他に未解決の次のような問題点が残つていた。
のような安全装置付きの牽引巻上装置には、この
他に未解決の次のような問題点が残つていた。
即ち、牽引巻上装置は種々の用途及び場所にて
使用されるが、狭小な作業現場で使用したとき、
上記ラチエツト機構を手動で切換えるための操作
レバーが、他の物体に不意に衝突することがよく
ある。そのような場合、操作レバーが巻上位置又
は巻下位置から不意に中立位置に切換わることと
なる。そうすると、係合状態にあつた上記ラチエ
ツト機構が離脱する。作業者はハンドルに思い切
り力を加えている最中であるため、不意にこのラ
チエツト機構の離脱によりハンドルが空転する。
この空転により、作業者が該ハンドルの先で膝を
強打負傷する事故、及び、高所作業にて高所から
地面へ不意をくらつて落身する事故が、発生し
た。
使用されるが、狭小な作業現場で使用したとき、
上記ラチエツト機構を手動で切換えるための操作
レバーが、他の物体に不意に衝突することがよく
ある。そのような場合、操作レバーが巻上位置又
は巻下位置から不意に中立位置に切換わることと
なる。そうすると、係合状態にあつた上記ラチエ
ツト機構が離脱する。作業者はハンドルに思い切
り力を加えている最中であるため、不意にこのラ
チエツト機構の離脱によりハンドルが空転する。
この空転により、作業者が該ハンドルの先で膝を
強打負傷する事故、及び、高所作業にて高所から
地面へ不意をくらつて落身する事故が、発生し
た。
本考案はこのような事故を防止することを目的
とし、そこで、本考案の特徴とする処は、ハンド
ルの揺動作によりラチエツト機構を介して回転駆
動する駆動軸と、該駆動軸先端に固着したピニオ
ンに噛合する歯車機構を介して回転駆動するロー
ドシーブと、上記駆動軸をその軸心方向に移動さ
せることにより上記ピニオン及び歯車機構の噛合
状態を解除して、上記ロードシーブを遊転状態に
する遊転機構と、該遊転機構の作動を阻止するス
トツパ機構とを有すると共に、該ストツパ機構
が、上記駆動軸4にその軸心方向に相対移動しな
いように付設した係止部材と、該係止部材に係脱
する係止片とから成り、上記ラチエツト機構が係
合状態に存るとき、上記係止片が係止部材の前側
に対向位置して上記駆動軸の軸方向への移動を阻
止するようになした牽引巻上装置に於て、上記ラ
チエツト機構は、上記駆動軸に外嵌された歯車及
び左右一対の爪片から成り、該爪片の一方は巻上
用、他方は巻下用とすると共に、上記歯車近傍に
沿つてハンドルに設けた2本の支軸を介して夫々
の該爪片の略中央部を揺動自在に枢着し、かつ、
該爪片は上記歯車の外周に沿つた弧状爪本体部と
上記ハンドルの先端方向に延設されたカム当接突
片部とをもつて略くの字型に形成し、該爪片を
夫々弾発部材により上記歯車から離脱する方向に
弾発付勢し、さらに、上記支軸の間の中央近傍に
おいて上記ハンドルに揺動自在に枢着した軸にカ
ムを固設し、該カムの外周面を上記爪片のカム当
接突片部に当接可能として該爪片を上記歯車に対
して強制的にかつ上記弾発部材に抗して係合自在
とすると共に、該カムの軸をハンドルの外部へ突
出して、操作レバー及び上記係止片を該軸の突出
端に固設した点にある。
とし、そこで、本考案の特徴とする処は、ハンド
ルの揺動作によりラチエツト機構を介して回転駆
動する駆動軸と、該駆動軸先端に固着したピニオ
ンに噛合する歯車機構を介して回転駆動するロー
ドシーブと、上記駆動軸をその軸心方向に移動さ
せることにより上記ピニオン及び歯車機構の噛合
状態を解除して、上記ロードシーブを遊転状態に
する遊転機構と、該遊転機構の作動を阻止するス
トツパ機構とを有すると共に、該ストツパ機構
が、上記駆動軸4にその軸心方向に相対移動しな
いように付設した係止部材と、該係止部材に係脱
する係止片とから成り、上記ラチエツト機構が係
合状態に存るとき、上記係止片が係止部材の前側
に対向位置して上記駆動軸の軸方向への移動を阻
止するようになした牽引巻上装置に於て、上記ラ
チエツト機構は、上記駆動軸に外嵌された歯車及
び左右一対の爪片から成り、該爪片の一方は巻上
用、他方は巻下用とすると共に、上記歯車近傍に
沿つてハンドルに設けた2本の支軸を介して夫々
の該爪片の略中央部を揺動自在に枢着し、かつ、
該爪片は上記歯車の外周に沿つた弧状爪本体部と
上記ハンドルの先端方向に延設されたカム当接突
片部とをもつて略くの字型に形成し、該爪片を
夫々弾発部材により上記歯車から離脱する方向に
弾発付勢し、さらに、上記支軸の間の中央近傍に
おいて上記ハンドルに揺動自在に枢着した軸にカ
ムを固設し、該カムの外周面を上記爪片のカム当
接突片部に当接可能として該爪片を上記歯車に対
して強制的にかつ上記弾発部材に抗して係合自在
とすると共に、該カムの軸をハンドルの外部へ突
出して、操作レバー及び上記係止片を該軸の突出
端に固設した点にある。
以下、図面に示す実施例に基づいて、本考案を
詳説する。
詳説する。
第1図において、1はハウジング2内に装置し
たロードシーブ3を回転駆動させる為の手動ハン
ドルであり、該ハンドル1は駆動軸4の軸心廻り
に揺動自在に枢着してある。ハンドル1の揺動作
は、ラチエツト機構5を介して駆動車6の回転動
作に伝達変換される。該駆動車6は従動車7に螺
合してあり、駆動車6はその回転に伴なつて、従
動車7に対しその軸心方向に相対移動する。しか
して、巻上げ時においては、駆動車6は左方向A
へ回転移動してブレーキライニング8,8及び爪
車9を介して従動車7に圧接連結し、その回転力
を従動車7に伝達する。また、巻下げ時において
は、駆動車6は右方向Bへ回転移動すると共に、
従動車7もロードシーブ3に掛かる巻下げ荷重に
より駆動車6に追従して適宜の速度で回転駆動す
る。従動車7は駆動軸4と摺動自在にスプライン
嵌合し、しかして、従動車7と駆動軸4とはその
軸方向に相対移動すると共に、一体的に回転動作
する。
たロードシーブ3を回転駆動させる為の手動ハン
ドルであり、該ハンドル1は駆動軸4の軸心廻り
に揺動自在に枢着してある。ハンドル1の揺動作
は、ラチエツト機構5を介して駆動車6の回転動
作に伝達変換される。該駆動車6は従動車7に螺
合してあり、駆動車6はその回転に伴なつて、従
動車7に対しその軸心方向に相対移動する。しか
して、巻上げ時においては、駆動車6は左方向A
へ回転移動してブレーキライニング8,8及び爪
車9を介して従動車7に圧接連結し、その回転力
を従動車7に伝達する。また、巻下げ時において
は、駆動車6は右方向Bへ回転移動すると共に、
従動車7もロードシーブ3に掛かる巻下げ荷重に
より駆動車6に追従して適宜の速度で回転駆動す
る。従動車7は駆動軸4と摺動自在にスプライン
嵌合し、しかして、従動車7と駆動軸4とはその
軸方向に相対移動すると共に、一体的に回転動作
する。
駆動軸4の先端部にはピニオン10が固着して
あり、該ピニオン10は図外においてロードシー
ブ3に連結する歯車機構11に噛合離脱自在に連
結してある。しかして、ピニオン10と歯車機構
11とが噛合状態にあるときは、駆動軸4の回転
動作は歯車機構11を介してロードシーブ3に伝
達され、該ロードシーブ3は巻上げ或は巻下げ駆
動される。また、ピニオン10と歯車機構11と
が離脱状態にあるときは、駆動軸4の回転動作は
ロードシーブ3に伝達されず、該ロードシーブ3
は駆動軸4の軸心廻わりに遊転状態にある。尚、
ピニオン10を歯車機構11とは、適宜の弾発部
材(図示せず)により常態において噛合状態に弾
発保持する構成としてある。
あり、該ピニオン10は図外においてロードシー
ブ3に連結する歯車機構11に噛合離脱自在に連
結してある。しかして、ピニオン10と歯車機構
11とが噛合状態にあるときは、駆動軸4の回転
動作は歯車機構11を介してロードシーブ3に伝
達され、該ロードシーブ3は巻上げ或は巻下げ駆
動される。また、ピニオン10と歯車機構11と
が離脱状態にあるときは、駆動軸4の回転動作は
ロードシーブ3に伝達されず、該ロードシーブ3
は駆動軸4の軸心廻わりに遊転状態にある。尚、
ピニオン10を歯車機構11とは、適宜の弾発部
材(図示せず)により常態において噛合状態に弾
発保持する構成としてある。
ラチエツト機構5は、第2図及び第3図に示す
如く、歯車17及び左右一対の爪片18,19か
ら成る。歯車17は第1図に示す如く、従動車7
に外遊嵌すると共に、複数のボルト16…により
駆動車6に同心上に螺着固定してある。また、爪
片18,19はハンドル1に支軸20,21を介
して揺動自在に対向配設してあり、左側爪片18
は巻上時に歯車17と第3図実線に示す如く係合
する巻上用、右側爪片19は巻下時に歯車17と
第3図仮想線に示す如く係合する巻下用である。
両爪片18,19は各々弾発部材22,23によ
り常時歯車17から離脱する方向に弾発付勢して
ある。これらの爪片18,19と歯車17との係
脱動作は回動自在にハンドル1に枢支した軸25
に固設したカム24により制御する。即ち、第2
図に示す如く、カム24が中立位置aに至ると
き、両爪片18,19はいずれも弾発部材22,
23の弾発力により離脱状態にあり、たとえハン
ドル1を揺動させても歯車17は巻上方向C及び
巻下方向Dのいずれの方向へも回転動作しない。
また、第3図実線に示す如く、カム24が巻上位
置bに在るとき、巻上用爪片18は該カム24に
より弾発部材22の弾発力に抗して係合状態にあ
り、一方、巻下用爪片19は弾発部材23の弾発
力により離脱状態にある。しかして、ハンドル1
を揺動させると、該ハンドル1の巻上方向Cへの
揺動力のみが巻上用爪片18を介して歯車17へ
伝達されるので、該歯車17延いては駆動車6が
巻上方向Cへ回転し、これにより、ロードシーブ
3は前述の要領で巻上げ駆動する。また、第3図
仮想線に示す如く、カム24が巻下方向cに至る
とき、巻上用爪片18は弾発部材22の弾発力に
より離脱状態にあり、一方、巻下用爪片19はカ
ム24により弾発部材23の弾発力に抗して係合
状態にある。しかして、ハンドル1を揺動させる
と、該ハンドル1の巻下方向Dへの揺動力のみが
巻下用爪片19を介して歯車17へ伝達されるの
で、該歯車17延いては駆動車6が巻下方向Dへ
回転し、これにより、ロードシーブ3は前述の要
領で巻下げ駆動する。尚、カム24の軸25はハ
ンドル1の外部へ突出し、該軸25の突出端には
操作レバー26が固設してあり、該レバー26を
第4図に示す如く適宜切換えてカム24を上記各
位置a,b,cに回動操作する。また、27はカ
ム24の位置決め機構であり、該機構27は突出
子28及び該突出子28を常時上方へ弾発付勢す
る弾発部材29から成り、しかして、突出子28
の先端が第2図及び第3図に示す如くカム24に
弾発的に係止して、該カム24の中立、巻上及び
巻下位置a,b,cを各々適宜保持する。
如く、歯車17及び左右一対の爪片18,19か
ら成る。歯車17は第1図に示す如く、従動車7
に外遊嵌すると共に、複数のボルト16…により
駆動車6に同心上に螺着固定してある。また、爪
片18,19はハンドル1に支軸20,21を介
して揺動自在に対向配設してあり、左側爪片18
は巻上時に歯車17と第3図実線に示す如く係合
する巻上用、右側爪片19は巻下時に歯車17と
第3図仮想線に示す如く係合する巻下用である。
両爪片18,19は各々弾発部材22,23によ
り常時歯車17から離脱する方向に弾発付勢して
ある。これらの爪片18,19と歯車17との係
脱動作は回動自在にハンドル1に枢支した軸25
に固設したカム24により制御する。即ち、第2
図に示す如く、カム24が中立位置aに至ると
き、両爪片18,19はいずれも弾発部材22,
23の弾発力により離脱状態にあり、たとえハン
ドル1を揺動させても歯車17は巻上方向C及び
巻下方向Dのいずれの方向へも回転動作しない。
また、第3図実線に示す如く、カム24が巻上位
置bに在るとき、巻上用爪片18は該カム24に
より弾発部材22の弾発力に抗して係合状態にあ
り、一方、巻下用爪片19は弾発部材23の弾発
力により離脱状態にある。しかして、ハンドル1
を揺動させると、該ハンドル1の巻上方向Cへの
揺動力のみが巻上用爪片18を介して歯車17へ
伝達されるので、該歯車17延いては駆動車6が
巻上方向Cへ回転し、これにより、ロードシーブ
3は前述の要領で巻上げ駆動する。また、第3図
仮想線に示す如く、カム24が巻下方向cに至る
とき、巻上用爪片18は弾発部材22の弾発力に
より離脱状態にあり、一方、巻下用爪片19はカ
ム24により弾発部材23の弾発力に抗して係合
状態にある。しかして、ハンドル1を揺動させる
と、該ハンドル1の巻下方向Dへの揺動力のみが
巻下用爪片19を介して歯車17へ伝達されるの
で、該歯車17延いては駆動車6が巻下方向Dへ
回転し、これにより、ロードシーブ3は前述の要
領で巻下げ駆動する。尚、カム24の軸25はハ
ンドル1の外部へ突出し、該軸25の突出端には
操作レバー26が固設してあり、該レバー26を
第4図に示す如く適宜切換えてカム24を上記各
位置a,b,cに回動操作する。また、27はカ
ム24の位置決め機構であり、該機構27は突出
子28及び該突出子28を常時上方へ弾発付勢す
る弾発部材29から成り、しかして、突出子28
の先端が第2図及び第3図に示す如くカム24に
弾発的に係止して、該カム24の中立、巻上及び
巻下位置a,b,cを各々適宜保持する。
13はハウジング2に揺動自在に枢着した爪片
であつて、該爪片13は駆動車6と従動車7との
間に介装した爪車9に係合して該爪車9の巻上げ
方向への回転を防止し、巻上げ時における従動車
7延いてはロードシーブ3の逆転防止作用をする
と共に、巻下げ時における従動車7の回転力が駆
動車6に直接的に作用するのを防止する。
であつて、該爪片13は駆動車6と従動車7との
間に介装した爪車9に係合して該爪車9の巻上げ
方向への回転を防止し、巻上げ時における従動車
7延いてはロードシーブ3の逆転防止作用をする
と共に、巻下げ時における従動車7の回転力が駆
動車6に直接的に作用するのを防止する。
12はロードシーブ3を遊転状態に操作する為
の遊転機構であつて、該遊転機構12は、従動車
7の後端部に固設したカム部材14と、駆動軸4
の後端部に回転自在に外嵌すると共に該カム部材
14のカム面に係合する操作輪15とから成る。
しかして、ピニオン10と歯車機構11との噛合
状態から操作輪15を一方向へ回転操作すると、
該操作輪15はカム部材14のカム面の作用によ
り第1図仮想線に示す如く右方向Bへ移動し、こ
れにより駆動軸4も右方向Bへ移動して、ピニオ
ン10と歯車機構11とは離脱状態となり、かく
て、ロードシーブ3は駆動軸4に対して遊転状態
となる。また、操作輪15を上記と逆方向へ回転
操作すると、前述したピニオン10を噛合状態方
向に弾発付勢する弾発部材及びカム部材14のカ
ム面の作用により駆動軸4は左方向Aへ移動し
て、ピニオン10の歯車機構11とは再び噛合状
態となり、かくて、ロードシーブ13の遊転状態
は解除される。
の遊転機構であつて、該遊転機構12は、従動車
7の後端部に固設したカム部材14と、駆動軸4
の後端部に回転自在に外嵌すると共に該カム部材
14のカム面に係合する操作輪15とから成る。
しかして、ピニオン10と歯車機構11との噛合
状態から操作輪15を一方向へ回転操作すると、
該操作輪15はカム部材14のカム面の作用によ
り第1図仮想線に示す如く右方向Bへ移動し、こ
れにより駆動軸4も右方向Bへ移動して、ピニオ
ン10と歯車機構11とは離脱状態となり、かく
て、ロードシーブ3は駆動軸4に対して遊転状態
となる。また、操作輪15を上記と逆方向へ回転
操作すると、前述したピニオン10を噛合状態方
向に弾発付勢する弾発部材及びカム部材14のカ
ム面の作用により駆動軸4は左方向Aへ移動し
て、ピニオン10の歯車機構11とは再び噛合状
態となり、かくて、ロードシーブ13の遊転状態
は解除される。
30は遊転機構12の作動を阻止して作業時に
おける該遊転機構12の誤操作を防止する為のス
トツパ機構であり、該ストツパ機構30は、駆動
軸4にその軸心方向に相対移動しないように付設
した係止部材31とラチエツト機構5と連動する
係止片32とかから成る。係止部材31は具体的
には操作輪15の先端部にフランジ状に一体形成
してあり、また、係止片32は具体的にはカム2
4の軸25に固設した操作レバー26に一体形成
してある。係止片32は第4図に示す如く、左右
一対の突出部33,34を有すると共に、これら
突出部33,34間の上端縁を円弧状の逃げ部3
5と成してある。突出部33,34は各々レバー
26が巻上位置b及び巻下位置cに在るとき係止
部材31の前側即ち第1図右側に対向位置して、
係止部材31の右方向Bへの移動を阻止する構成
としてある。また、逃げ部35はレバー26が中
立位置aに在るとき係止部材31の右方向Bへの
移動を許す構成としてある。
おける該遊転機構12の誤操作を防止する為のス
トツパ機構であり、該ストツパ機構30は、駆動
軸4にその軸心方向に相対移動しないように付設
した係止部材31とラチエツト機構5と連動する
係止片32とかから成る。係止部材31は具体的
には操作輪15の先端部にフランジ状に一体形成
してあり、また、係止片32は具体的にはカム2
4の軸25に固設した操作レバー26に一体形成
してある。係止片32は第4図に示す如く、左右
一対の突出部33,34を有すると共に、これら
突出部33,34間の上端縁を円弧状の逃げ部3
5と成してある。突出部33,34は各々レバー
26が巻上位置b及び巻下位置cに在るとき係止
部材31の前側即ち第1図右側に対向位置して、
係止部材31の右方向Bへの移動を阻止する構成
としてある。また、逃げ部35はレバー26が中
立位置aに在るとき係止部材31の右方向Bへの
移動を許す構成としてある。
しかして、ピニオン10と歯車機構11との噛
合状態において、レバー26は巻上位置b若しく
は巻下位置cに切換操作してラチエツト機構5を
係合状態に置くと、係止片32の左突出部33若
しくは右突出部34が係止部材31の前側に対向
位置するので、係止部材31を介して操作輪15
の右方向Bへの移動が阻止され、従つて、巻上げ
若しくは巻下げ作業中に、遊転機構12が作動し
てロードシーブ3が遊転状態となる虞れは全くな
い。また、ロードシーブ3無負荷時において、レ
バー26を中立位置aに切換操作してラチエツト
機構5の係合状態を解除して離脱状態とすると、
係止片32の逃げ部35が係止部材31の前側下
方に位置するので、係止部材31延いては操作輪
15の右方向Bへの移動が可能となり、従つて、
遊転機構12を作動させてロードシーブ3を遊転
状態とすることができ、これにより、該ロードシ
ーブ3に巻回されたチエーン等の索体(図示せ
ず)を所望の長さに迅速に調節することができ
る。
合状態において、レバー26は巻上位置b若しく
は巻下位置cに切換操作してラチエツト機構5を
係合状態に置くと、係止片32の左突出部33若
しくは右突出部34が係止部材31の前側に対向
位置するので、係止部材31を介して操作輪15
の右方向Bへの移動が阻止され、従つて、巻上げ
若しくは巻下げ作業中に、遊転機構12が作動し
てロードシーブ3が遊転状態となる虞れは全くな
い。また、ロードシーブ3無負荷時において、レ
バー26を中立位置aに切換操作してラチエツト
機構5の係合状態を解除して離脱状態とすると、
係止片32の逃げ部35が係止部材31の前側下
方に位置するので、係止部材31延いては操作輪
15の右方向Bへの移動が可能となり、従つて、
遊転機構12を作動させてロードシーブ3を遊転
状態とすることができ、これにより、該ロードシ
ーブ3に巻回されたチエーン等の索体(図示せ
ず)を所望の長さに迅速に調節することができ
る。
尚、本考案は上述の実施例に限定されないこと
は勿論であつて、種々設計変更自由である。例え
ば、ラチエツト機構5、カム24の位置決め機構
27及びストツパ機構30等の形状構成は図示の
ものと同一機能を有する限り変形可能である。
は勿論であつて、種々設計変更自由である。例え
ば、ラチエツト機構5、カム24の位置決め機構
27及びストツパ機構30等の形状構成は図示の
ものと同一機能を有する限り変形可能である。
上述の実施例のように、ラチエツト機構5の一
対の爪片18,19の各々の支軸20,21をカ
ム24と歯車17との間に位置させ且つ該爪片1
8,19の略中央部を支持する構成とすれば、爪
片18,19の形状寸法を極力小さく設定するこ
とができ、従つて、部品重量を軽減することがで
き、かつハンドルボス部をコンパクト化できる。
また、上述の実施例のように、ラチエツト機構5
の一対の爪片18,19と操作レバー26とを別
体とし、これから両者を操作レバー26に固設し
たカム24を介して強制的に連動させる構成とす
れば、爪片18,19とカム24との相対的形状
寸法を適宜設定することにより、操作レバー26
の揺動操作に要する力を最適値に設定することが
できると共に、該レバー26の揺動角度も最適値
に設定することができ、特に、上記揺動角度を大
きくとることにより、レバー26の誤操作を防止
することができ、極めて安全性が高い。
対の爪片18,19の各々の支軸20,21をカ
ム24と歯車17との間に位置させ且つ該爪片1
8,19の略中央部を支持する構成とすれば、爪
片18,19の形状寸法を極力小さく設定するこ
とができ、従つて、部品重量を軽減することがで
き、かつハンドルボス部をコンパクト化できる。
また、上述の実施例のように、ラチエツト機構5
の一対の爪片18,19と操作レバー26とを別
体とし、これから両者を操作レバー26に固設し
たカム24を介して強制的に連動させる構成とす
れば、爪片18,19とカム24との相対的形状
寸法を適宜設定することにより、操作レバー26
の揺動操作に要する力を最適値に設定することが
できると共に、該レバー26の揺動角度も最適値
に設定することができ、特に、上記揺動角度を大
きくとることにより、レバー26の誤操作を防止
することができ、極めて安全性が高い。
本考案は次のような著大な効果を奏する。
係止片32の支軸20,21に設けず、代り
にカム軸25に該係止片32及び操作レバー2
6を設けたから、狭小な作業現場に於て作業者
がハンドル1を揺動中に操作レバー26が他の
物体に不意に衝突したとしても、(カム24は
中立位置にもどるが、)ハンドル1に力が加え
られている限り、爪片18又は19は歯車17
との摩擦抵抗により離脱しないで1ストローク
を完了する。従つて、作業者がハンドル1に思
い切り大きな力を加えている最中に、不意にハ
ンドル1が空転して、膝を強代負傷する事故、
及び、高所から落身する事故を、有効に防止出
来る。
にカム軸25に該係止片32及び操作レバー2
6を設けたから、狭小な作業現場に於て作業者
がハンドル1を揺動中に操作レバー26が他の
物体に不意に衝突したとしても、(カム24は
中立位置にもどるが、)ハンドル1に力が加え
られている限り、爪片18又は19は歯車17
との摩擦抵抗により離脱しないで1ストローク
を完了する。従つて、作業者がハンドル1に思
い切り大きな力を加えている最中に、不意にハ
ンドル1が空転して、膝を強代負傷する事故、
及び、高所から落身する事故を、有効に防止出
来る。
同様の理由で、炭鉱内にトンネル工事に於
て、上方から落石があつて操作レバー26に不
意に衝突し、カム軸55及びカム24が中立位
置へ切換つたとしても、爪片18,19は摩擦
抵抗にて歯車17から離脱せずに、ストローク
エンドまでハンドル1に力を加えたままとな
り、空転することはない。従つて、ハンドル1
によつて膝を強打負傷する等の人身事故を防止
出来る。
て、上方から落石があつて操作レバー26に不
意に衝突し、カム軸55及びカム24が中立位
置へ切換つたとしても、爪片18,19は摩擦
抵抗にて歯車17から離脱せずに、ストローク
エンドまでハンドル1に力を加えたままとな
り、空転することはない。従つて、ハンドル1
によつて膝を強打負傷する等の人身事故を防止
出来る。
歯車17近傍に支軸20,21及びカム軸2
5を設けると共に、爪片18,19は夫々弧状
爪本体部41とカム当接突片部40をもつて略
くの字型に形成し、その略中央部を枢着し、か
つ、カム24の外周面をこの爪片18,19の
カム当接突片部40に当接させたから、ハンド
ル1のボス部をコンパクト化出来る。
5を設けると共に、爪片18,19は夫々弧状
爪本体部41とカム当接突片部40をもつて略
くの字型に形成し、その略中央部を枢着し、か
つ、カム24の外周面をこの爪片18,19の
カム当接突片部40に当接させたから、ハンド
ル1のボス部をコンパクト化出来る。
第1図は本考案に係る一実施例を示す一部断面
側面図、第2図及び第3図は第1図におけるX−
X線矢視断面図であり、第2図はラチエツト機構
の離脱状態及び第3図はその係合状態を各々示
す。第4図はストツパ機構の作用説明図である。 1……ハンドル、3……ロードシーブ、4……
駆動軸、5……ラチエツト機構、10……ピニオ
ン、11……歯車機構、12……遊転機構、17
……歯車、18,19……爪片、20,21……
支軸、22,23……弾発部材、24……カム、
25……軸、26……操作レバー、30……スト
ツパ機構、31……係止部材、32……係止片、
40……カム当接突片部、41……弧状爪本体
部。
側面図、第2図及び第3図は第1図におけるX−
X線矢視断面図であり、第2図はラチエツト機構
の離脱状態及び第3図はその係合状態を各々示
す。第4図はストツパ機構の作用説明図である。 1……ハンドル、3……ロードシーブ、4……
駆動軸、5……ラチエツト機構、10……ピニオ
ン、11……歯車機構、12……遊転機構、17
……歯車、18,19……爪片、20,21……
支軸、22,23……弾発部材、24……カム、
25……軸、26……操作レバー、30……スト
ツパ機構、31……係止部材、32……係止片、
40……カム当接突片部、41……弧状爪本体
部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ハンドル1の揺動作によりラチエツト機構5を
介して回転駆動する駆動軸4と、該駆動軸4先端
に固着したピニオン10に噛合する歯車機構11
を介して回転駆動するロードシーブ3と、上記駆
動軸4をその軸心方向に移動させることにより上
記ピニオン10及び歯車機構11の噛合状態を解
除して、上記ロードシーブ3を遊転状態にする遊
転機構12と、該遊転機構12の作動を阻止する
ストツパ機構30とを有すると共に、該ストツパ
機構30が、上記駆動軸4にその軸心方向に相対
移動しないように付設した係止部材31と、該係
止部材31に係脱する係止片32とから成り、上
記ラチエツト機構5が係合状態に在るとき、上記
係止片32が係止部材31の前側に対向位置して
上記駆動軸4の軸方向への移動を阻止するように
なした牽引巻上装置に於て、 上記ラチエツト機構5は、上記駆動軸4に外嵌
された歯車17及び左右一対の爪片18,19か
ら成り、該爪片18,19の一方は巻上用、他方
は巻下用とすると共に、上記歯車17近傍に沿つ
てハンドル1に設けた2本の支軸20,21を介
して夫々の該爪片18,19の略中央部を揺動自
在に枢着し、かつ、該爪片18,19は上記歯車
17の外周に沿つた弧状爪本体部41と上記ハン
ドル1の先端方向に延設されたカム当接突片部4
0とをもつて略くの字型に形成し、該爪片18,
19を夫々弾発部材22,23により上記歯車1
7から離脱する方向に弾発付勢し、さらに、上記
支軸20,21の間の中央近傍において上記ハン
ドル1に揺動自在に枢着した軸25にカム24を
固設し、該カム24の外周面を上記爪片18,1
9のカム当接突片部40に当接可能として該爪片
18,19を上記歯車17に対して強制的にかつ
上記弾発部材22,23に抗して係合自在とする
と共に、該カム24の軸25をハンドル1の外部
へ突出して、操作レバー26及び上記係止片32
を該軸25の突出端に固設したことを特徴とする
牽引巻上装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13574082U JPS5940294U (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | 牽引巻上装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13574082U JPS5940294U (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | 牽引巻上装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5940294U JPS5940294U (ja) | 1984-03-14 |
| JPS6316717Y2 true JPS6316717Y2 (ja) | 1988-05-12 |
Family
ID=30305426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13574082U Granted JPS5940294U (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | 牽引巻上装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5940294U (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5516838B2 (ja) * | 1971-08-31 | 1980-05-07 | ||
| US4029185A (en) * | 1975-11-03 | 1977-06-14 | Eaton Corporation | Torque transmitting and indicating device |
| JPS5640785U (ja) * | 1979-09-07 | 1981-04-15 |
-
1982
- 1982-09-06 JP JP13574082U patent/JPS5940294U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5940294U (ja) | 1984-03-14 |
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