JPH0155199B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0155199B2 JPH0155199B2 JP59034015A JP3401584A JPH0155199B2 JP H0155199 B2 JPH0155199 B2 JP H0155199B2 JP 59034015 A JP59034015 A JP 59034015A JP 3401584 A JP3401584 A JP 3401584A JP H0155199 B2 JPH0155199 B2 JP H0155199B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- safety lever
- drive shaft
- handle
- switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Primary Cells (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は牽引巻上装置に関する。
従来の牽引巻上装置においては、無負荷時にピ
ニオンと中間従動歯車との噛み合いを外して、チ
エーンを所定長さに迅速に調整できるようにする
ための遊転機構が設けられているが、しかし牽引
巻上装置の操作用ハンドルを揺動させて巻上げ、
巻戻しを行なつている時に遊転機構を誤つて操作
すると、ロードシーブが自由回転し得る状態とな
つて吊上物が落下する危険があつた。さらに、作
業現場の状況によつては、落石が操作用ハンドル
の切換レバーに不意に当つて、中立位置に戻つて
しまつて、作業者が力を入れてハンドルを操作し
ている最中であるから、不意をくらつて膝を強打
して負傷する事故もあつた。
ニオンと中間従動歯車との噛み合いを外して、チ
エーンを所定長さに迅速に調整できるようにする
ための遊転機構が設けられているが、しかし牽引
巻上装置の操作用ハンドルを揺動させて巻上げ、
巻戻しを行なつている時に遊転機構を誤つて操作
すると、ロードシーブが自由回転し得る状態とな
つて吊上物が落下する危険があつた。さらに、作
業現場の状況によつては、落石が操作用ハンドル
の切換レバーに不意に当つて、中立位置に戻つて
しまつて、作業者が力を入れてハンドルを操作し
ている最中であるから、不意をくらつて膝を強打
して負傷する事故もあつた。
本発明はこのような危険な事故の発生を防止す
る安全機構を有する牽引巻上装置の提供を目的と
する。
る安全機構を有する牽引巻上装置の提供を目的と
する。
以下、図示の実施例に基づき本考案を詳説す
る。
る。
第1図と第2図に於て、1は操作用ハンドルで
あり、2はハウジング、4はハンドル1の基部が
取付けられる駆動軸であり、ハウジング2内のロ
ードシーブに鎖36が懸架され下端にフツクが取
付けられている。そしてハンドル1の基部寄りに
は切換レバー26が突出状に取付けられると共
に、その近傍には、安全レバー37が突出状に取
付けられている。具体的には第1図は切換レバー
26が巻上げU位置にありハンドル1を揺動すれ
ば鎖36が巻上げられ、また第2図は切換レバー
26が巻戻しD位置にありハンドル1を揺動すれ
ば鎖36が巻戻される。
あり、2はハウジング、4はハンドル1の基部が
取付けられる駆動軸であり、ハウジング2内のロ
ードシーブに鎖36が懸架され下端にフツクが取
付けられている。そしてハンドル1の基部寄りに
は切換レバー26が突出状に取付けられると共
に、その近傍には、安全レバー37が突出状に取
付けられている。具体的には第1図は切換レバー
26が巻上げU位置にありハンドル1を揺動すれ
ば鎖36が巻上げられ、また第2図は切換レバー
26が巻戻しD位置にありハンドル1を揺動すれ
ば鎖36が巻戻される。
しかして、第3図に於て、3はロードシーブで
あり、前記鎖36が懸架され、ハンドル1の揺動
作動により駆動軸4及び歯車機構11を介して該
ロードシーブ3が回転駆動される。さらに詳しく
は、ハンドル1の揺動作動は、ラチエツト機構5
を介して駆動車6の回転動作に伝達変換される。
該駆動車6は従動車7に螺合してあり、駆動車6
はその回転に伴つて、従動車7に対してその軸心
方向に相対移動する。そして前記巻上げU位置で
は、駆動車6の左方向Aへ回転移動してブレーキ
ライニング8,8及び爪車9を介して従動車7に
圧接連結し、その回転力を従動車7に伝達する。
また、前記巻戻しD位置では、駆動車6は右方向
Bへ回転移動せんとするが、従動車7もロードシ
ーブ3に掛かる巻戻し荷重により駆動車6に追従
して回転する。従動車7は駆動軸4と摺動自在に
スプライン嵌合し、そして、従動車7と駆動軸4
とはその軸方向に相対移動可能であり、かつ一体
的に回転動作をする。
あり、前記鎖36が懸架され、ハンドル1の揺動
作動により駆動軸4及び歯車機構11を介して該
ロードシーブ3が回転駆動される。さらに詳しく
は、ハンドル1の揺動作動は、ラチエツト機構5
を介して駆動車6の回転動作に伝達変換される。
該駆動車6は従動車7に螺合してあり、駆動車6
はその回転に伴つて、従動車7に対してその軸心
方向に相対移動する。そして前記巻上げU位置で
は、駆動車6の左方向Aへ回転移動してブレーキ
ライニング8,8及び爪車9を介して従動車7に
圧接連結し、その回転力を従動車7に伝達する。
また、前記巻戻しD位置では、駆動車6は右方向
Bへ回転移動せんとするが、従動車7もロードシ
ーブ3に掛かる巻戻し荷重により駆動車6に追従
して回転する。従動車7は駆動軸4と摺動自在に
スプライン嵌合し、そして、従動車7と駆動軸4
とはその軸方向に相対移動可能であり、かつ一体
的に回転動作をする。
駆動軸4の先端部にはピニオン10が固着して
あり、該ピニオン10は図外においてロードシー
ブ3に連結する歯車機構11に噛合離脱自在に連
動連結してある。そして、ピニオン10と歯車機
構11とが噛合状態にあるときは、駆動軸4の回
転動作は歯車機構11を介してロードシーブ3に
伝達され、該ロードシーブ3は巻上げU又は巻戻
しDの駆動が可能となる。また、ピニオン10と
歯車機構11とが離脱状態にあるときは、駆動軸
4の回転動作はロードシーブ3に伝達されず、該
ロードシーブ3は遊転状態となる。即ち、駆動軸
4とピニオン10は一体として軸方向に移動自在
であつて、矢印B方向に移動すれば、ピニオン1
0の歯車機構11との噛合が離脱して、ロードシ
ーブ3が離転状態となるのであり、スプリング3
8はこのピニオン10と駆動軸4とを矢印A方
向、即ち噛合する方向に、弾発付勢する。
あり、該ピニオン10は図外においてロードシー
ブ3に連結する歯車機構11に噛合離脱自在に連
動連結してある。そして、ピニオン10と歯車機
構11とが噛合状態にあるときは、駆動軸4の回
転動作は歯車機構11を介してロードシーブ3に
伝達され、該ロードシーブ3は巻上げU又は巻戻
しDの駆動が可能となる。また、ピニオン10と
歯車機構11とが離脱状態にあるときは、駆動軸
4の回転動作はロードシーブ3に伝達されず、該
ロードシーブ3は遊転状態となる。即ち、駆動軸
4とピニオン10は一体として軸方向に移動自在
であつて、矢印B方向に移動すれば、ピニオン1
0の歯車機構11との噛合が離脱して、ロードシ
ーブ3が離転状態となるのであり、スプリング3
8はこのピニオン10と駆動軸4とを矢印A方
向、即ち噛合する方向に、弾発付勢する。
ラチエツト機構5は、第3図と第4図と第5図
に示す如く、歯車17及び左右一対の爪片18,
19から成る。歯車17は従動車7に外遊嵌する
と共に、複数のボルト16……により駆動車6に
固着してある。また、爪片18,19はハンドル
1に爪支軸20,21を介して揺動自在に対向配
設してあり、左側爪片18は巻上げU時に歯車1
7に第5図実線に示す如く係合する巻上用、右側
爪片19は巻戻しD時に歯車17に第5図仮想線
に示す如く係合する巻戻用である。
に示す如く、歯車17及び左右一対の爪片18,
19から成る。歯車17は従動車7に外遊嵌する
と共に、複数のボルト16……により駆動車6に
固着してある。また、爪片18,19はハンドル
1に爪支軸20,21を介して揺動自在に対向配
設してあり、左側爪片18は巻上げU時に歯車1
7に第5図実線に示す如く係合する巻上用、右側
爪片19は巻戻しD時に歯車17に第5図仮想線
に示す如く係合する巻戻用である。
両爪片18,19は各々弾発部材22,23に
より常時歯車17から離脱する方向に弾発付勢し
てある。これらの爪片18,19と歯車17との
係脱動作は、上記爪支軸20,21とは全く別個
のカム軸25に固設したカム24により制御す
る。
より常時歯車17から離脱する方向に弾発付勢し
てある。これらの爪片18,19と歯車17との
係脱動作は、上記爪支軸20,21とは全く別個
のカム軸25に固設したカム24により制御す
る。
即ち、第4図に示す如く、カム24が中立N位
置に在るとき、両爪片18,19はいずれも弾発
部材22,23の弾発力により離脱状態にあり、
たとえハンドル1を揺動させても歯車17は巻上
方向F、巻戻方向Gのいずれへも回転動作しな
い。
置に在るとき、両爪片18,19はいずれも弾発
部材22,23の弾発力により離脱状態にあり、
たとえハンドル1を揺動させても歯車17は巻上
方向F、巻戻方向Gのいずれへも回転動作しな
い。
また、第5図実線に示す如く、カム24が巻上
げU位置に在るとき、巻上用爪片18は該カム2
4により弾発部材22の弾発力に抗して係合状態
にあり、一方、巻戻用爪片19は弾発部材23の
弾発力により離脱状態にある。そして、ハンドル
1を揺動させると、ハンドル1の巻上方向Fへの
揺動力のみが巻上用爪片18を介して歯車17へ
伝達されるので、該歯車17延いては駆動車6が
巻上方向Fへ回転し、これにより、ロードシーブ
3は前述の要領で巻上げ駆動する。
げU位置に在るとき、巻上用爪片18は該カム2
4により弾発部材22の弾発力に抗して係合状態
にあり、一方、巻戻用爪片19は弾発部材23の
弾発力により離脱状態にある。そして、ハンドル
1を揺動させると、ハンドル1の巻上方向Fへの
揺動力のみが巻上用爪片18を介して歯車17へ
伝達されるので、該歯車17延いては駆動車6が
巻上方向Fへ回転し、これにより、ロードシーブ
3は前述の要領で巻上げ駆動する。
他方、第5図仮想線に示す如く、カム24が巻
戻しD位置にあるとき、巻上用爪片18は弾発部
材22の弾発力により離脱状態にあり、かつ巻戻
用爪片19はカム24により強制的に係合状態に
ある。そこで、ハンドル1を揺動させると、ハン
ドル1の巻戻方向Gへの揺動力のみが巻戻用爪片
19を介して歯車17へ伝達されるので、ロード
シーブ3が逆方向に回転する。
戻しD位置にあるとき、巻上用爪片18は弾発部
材22の弾発力により離脱状態にあり、かつ巻戻
用爪片19はカム24により強制的に係合状態に
ある。そこで、ハンドル1を揺動させると、ハン
ドル1の巻戻方向Gへの揺動力のみが巻戻用爪片
19を介して歯車17へ伝達されるので、ロード
シーブ3が逆方向に回転する。
しかして、カム軸25はハンドル1の外部へ突
出し、該カム軸25の突出部に前記切換レバー2
6が固設されてあり、該切換レバー26を第1図
と第2図、及びその中間位置に切換えることによ
つて、第4図と第5図のようにカム24及び爪片
18,19を巻上げ、巻戻し、中立の各位置に回
動制御する。なお、27はカム24の位置決め機
構であり、該機構27は突出子28及び弾発部材
29とから成る。
出し、該カム軸25の突出部に前記切換レバー2
6が固設されてあり、該切換レバー26を第1図
と第2図、及びその中間位置に切換えることによ
つて、第4図と第5図のようにカム24及び爪片
18,19を巻上げ、巻戻し、中立の各位置に回
動制御する。なお、27はカム24の位置決め機
構であり、該機構27は突出子28及び弾発部材
29とから成る。
13はハウジング2に揺動自在に枢着した爪片
であつて、該爪片13は駆動車6と従動車7との
間に介装した爪車9に係合して該爪車9の巻下げ
方向への回転を阻止し、巻上げ時における従動車
7延いてはロードシーブ3の逆転防止作用とする
と共に、巻戻時における従動車7の回転力が駆動
車6に直接的に作用するのを防止する。
であつて、該爪片13は駆動車6と従動車7との
間に介装した爪車9に係合して該爪車9の巻下げ
方向への回転を阻止し、巻上げ時における従動車
7延いてはロードシーブ3の逆転防止作用とする
と共に、巻戻時における従動車7の回転力が駆動
車6に直接的に作用するのを防止する。
12は、ロードシーブ3を遊転状態に操作する
為の遊転機構であり、該遊転機構12は、従動車
7の後端部に固設したカム部材14と、駆動軸4
の後端部に回転自在に外嵌されると共に該カム部
材14のカム面に係合する操作輪15とから成
る。
為の遊転機構であり、該遊転機構12は、従動車
7の後端部に固設したカム部材14と、駆動軸4
の後端部に回転自在に外嵌されると共に該カム部
材14のカム面に係合する操作輪15とから成
る。
しかして、ピニオン10と歯車機構11との噛
合状態から操作輪15を一方向へ回転操作する
と、該操作輪15はカム部材14のカム面の作用
により第3図仮想線に示す如く右方向Bへ移動
し、これにより駆動軸4及びピニオン10が右方
向Bへ移動してピニオン10は歯車機構11から
離脱状態となり、かくて、ロードシーブ3は駆動
軸4に対して遊転状態となる。また、操作輪15
を上記と逆方向へ操作すれば、スプリング38の
作用により、左方向Aへ移動して、ピニオン10
と歯車機構11とは再び噛合状態となり、ロード
シーブ3の遊転状態は解除される。つまりロード
シーブ3と駆動軸4とは連動連結される。
合状態から操作輪15を一方向へ回転操作する
と、該操作輪15はカム部材14のカム面の作用
により第3図仮想線に示す如く右方向Bへ移動
し、これにより駆動軸4及びピニオン10が右方
向Bへ移動してピニオン10は歯車機構11から
離脱状態となり、かくて、ロードシーブ3は駆動
軸4に対して遊転状態となる。また、操作輪15
を上記と逆方向へ操作すれば、スプリング38の
作用により、左方向Aへ移動して、ピニオン10
と歯車機構11とは再び噛合状態となり、ロード
シーブ3の遊転状態は解除される。つまりロード
シーブ3と駆動軸4とは連動連結される。
しかして、第6図〜第9図に示すように、駆動
軸4には間接的に係止部30が設けられており、
図例では軸方向に相対移動しないように駆動軸4
に取付けられた操作輪15に外鍔部31を形成
し、この外鍔部31の外側面をもつて係止部30
とする。そして、安全レバー37がこの係止部3
0に係脱自在として、該外鍔部31の近くでかつ
切換レバー26に近接して、ハンドル1に突設さ
れる。即ち、安全レバー軸32をハンドル1から
突出状に固設し、弾発部材33を介装して安全レ
バー37をこの軸32に揺動自在に枢着し、ナツ
ト34等で抜止めとする。
軸4には間接的に係止部30が設けられており、
図例では軸方向に相対移動しないように駆動軸4
に取付けられた操作輪15に外鍔部31を形成
し、この外鍔部31の外側面をもつて係止部30
とする。そして、安全レバー37がこの係止部3
0に係脱自在として、該外鍔部31の近くでかつ
切換レバー26に近接して、ハンドル1に突設さ
れる。即ち、安全レバー軸32をハンドル1から
突出状に固設し、弾発部材33を介装して安全レ
バー37をこの軸32に揺動自在に枢着し、ナツ
ト34等で抜止めとする。
さらに詳しく説明すれば、この安全レバー37
は第6図のようにZ字型に折曲状として係止片部
35を形成して該係止片部35が前記係止部30
の外側面に対応して、操作輪15及び駆動軸4の
右方向Bへの移動を阻止する。かつ、安全レバー
37は、平板状規制部39を有し、該規制部39
はハンドル1の外面と平行に対応すると共に、弯
曲凸状部44切換レバー26へ対応側に形成され
ている。また、人が指で操作しやすいように該平
板状規制部39から直角に指当接部40が起立状
に連設されている。
は第6図のようにZ字型に折曲状として係止片部
35を形成して該係止片部35が前記係止部30
の外側面に対応して、操作輪15及び駆動軸4の
右方向Bへの移動を阻止する。かつ、安全レバー
37は、平板状規制部39を有し、該規制部39
はハンドル1の外面と平行に対応すると共に、弯
曲凸状部44切換レバー26へ対応側に形成され
ている。また、人が指で操作しやすいように該平
板状規制部39から直角に指当接部40が起立状
に連設されている。
他方、切換レバー26は、左右側縁が凹状弯曲
部41,41としてかつハンドル1の外面に平行
な平板状規制部42と、これから突設された(人
が指で摘む)摘み部43とから成つており、しか
も、第7図で明らかなように、上記安全レバー3
7の平板状規制部39と、切換レバー26の平板
状規制部42とは、ほぼ同一平面状に配設して、
相互に揺動時に当接してその動きを規制し合うよ
うになつている。
部41,41としてかつハンドル1の外面に平行
な平板状規制部42と、これから突設された(人
が指で摘む)摘み部43とから成つており、しか
も、第7図で明らかなように、上記安全レバー3
7の平板状規制部39と、切換レバー26の平板
状規制部42とは、ほぼ同一平面状に配設して、
相互に揺動時に当接してその動きを規制し合うよ
うになつている。
即ち、切換レバー26が、中立N位置において
のみ、安全レバー37が第10図の仮想線から実
線のように揺動して、係止部30への係止片部3
5の係合を離脱することが可能として、両平板状
規制部39,42の形状を決定するのである。つ
まり、中立N位置における切換レバー26の略円
弧状の凹状弯曲部41に衝突せずに、安全レバー
37の弯曲凸状部44が揺動可能なように、形状
が決定されている。そして、この揺動によつて安
全レバー37の係止片部35は完全に、操作輪1
5の係止部30外面から外れて、自由に軸方向に
操作輪15が移動自由である。他方、第8図に示
す如く巻上げU位置に切換レバー26を切換えれ
ば、安全レバー37の弯曲凸状部44が、切換レ
バー26の規制部42の基部寄り突部45に微小
間隙Hで近接し、安全レバー37を矢印P方向に
指で押しても、同図仮想線のように僅かに揺動す
るのみであつて、係止片部35と係止部30との
係合状態は保持される。また、第9図に示す如く
巻戻しD位置に切換レバー26を切換えれば、安
全レバー37の弯曲凸状部44が、切換レバー2
6の規制部42の先端寄り突部46に微小間隙K
で近接させ、安全レバー37を矢印P方向に指で
押しても、同図仮想線まで揺動するのみで依然係
止片部35が係止部30外面に対応して、係合状
態が保持される。
のみ、安全レバー37が第10図の仮想線から実
線のように揺動して、係止部30への係止片部3
5の係合を離脱することが可能として、両平板状
規制部39,42の形状を決定するのである。つ
まり、中立N位置における切換レバー26の略円
弧状の凹状弯曲部41に衝突せずに、安全レバー
37の弯曲凸状部44が揺動可能なように、形状
が決定されている。そして、この揺動によつて安
全レバー37の係止片部35は完全に、操作輪1
5の係止部30外面から外れて、自由に軸方向に
操作輪15が移動自由である。他方、第8図に示
す如く巻上げU位置に切換レバー26を切換えれ
ば、安全レバー37の弯曲凸状部44が、切換レ
バー26の規制部42の基部寄り突部45に微小
間隙Hで近接し、安全レバー37を矢印P方向に
指で押しても、同図仮想線のように僅かに揺動す
るのみであつて、係止片部35と係止部30との
係合状態は保持される。また、第9図に示す如く
巻戻しD位置に切換レバー26を切換えれば、安
全レバー37の弯曲凸状部44が、切換レバー2
6の規制部42の先端寄り突部46に微小間隙K
で近接させ、安全レバー37を矢印P方向に指で
押しても、同図仮想線まで揺動するのみで依然係
止片部35が係止部30外面に対応して、係合状
態が保持される。
このように、第10図の如く切換レバー26の
中立N位置でのみ、安全レバー37を指で矢印P
方向に押圧しつつ、操作輪15が矢印B方向に引
出可能である。弾発部材33は安全レバー37の
係止片部35が操作輪15の係止部30に係止す
る方向に常時弾発付勢しているが、第6図と第7
図に示す如く、外鍔部31の軸方向幅Mが、駆動
軸4と操作輪15の矢印A,B方向への移動量よ
りも大に設定して、矢印B方向へ引抜状態(遊転
状態)に於ては、安全レバー37の係止片部35
が、この幅Mの大きい操作輪15の外鍔部31に
乗り上げて、第10図の実線に近い揺動姿勢を保
ち、従つて、この状態では切換レバー26を手で
持つて無理に中立N位置から巻上げU位置、巻戻
しD位置に揺動することが阻止されている。即
ち、外鍔部31の外周面部のような、駆動軸4に
付設の突出部47に、遊転状態で係止片部35が
当接して乗り上げることにより、切換レバー26
を巻上げU位置や巻戻しD位置に切換不可能とし
て、もつて、ピニオン10と歯車機構11との半
噛状態にて大きな回転トルクが作用してギヤ破損
事故が発生するのを、有効に防止している。
中立N位置でのみ、安全レバー37を指で矢印P
方向に押圧しつつ、操作輪15が矢印B方向に引
出可能である。弾発部材33は安全レバー37の
係止片部35が操作輪15の係止部30に係止す
る方向に常時弾発付勢しているが、第6図と第7
図に示す如く、外鍔部31の軸方向幅Mが、駆動
軸4と操作輪15の矢印A,B方向への移動量よ
りも大に設定して、矢印B方向へ引抜状態(遊転
状態)に於ては、安全レバー37の係止片部35
が、この幅Mの大きい操作輪15の外鍔部31に
乗り上げて、第10図の実線に近い揺動姿勢を保
ち、従つて、この状態では切換レバー26を手で
持つて無理に中立N位置から巻上げU位置、巻戻
しD位置に揺動することが阻止されている。即
ち、外鍔部31の外周面部のような、駆動軸4に
付設の突出部47に、遊転状態で係止片部35が
当接して乗り上げることにより、切換レバー26
を巻上げU位置や巻戻しD位置に切換不可能とし
て、もつて、ピニオン10と歯車機構11との半
噛状態にて大きな回転トルクが作用してギヤ破損
事故が発生するのを、有効に防止している。
なお、図示の実施例では、係止部30を操作輪
15に設けているが、駆動軸4に他の部材を駆動
軸4に取付けてこれに係止部30を形成するも好
ましく、あるいは駆動軸4自体に直接的に係止部
30を形成するも自由である。また、安全レバー
37及び切換レバー26の形状は変形自由であ
り、前述のように相互に揺動を規制し合う形状と
なるならば凹凸を逆にする等、全く自由に決定可
能である。また切換レバー26を爪支軸20,2
1に取付けたり、爪片18,19と爪支軸20,
21を夫々単数とするも自由である。また突出部
47を直接に駆動軸4に設けたり、操作輪15以
外の部品に設けるも好ましい。
15に設けているが、駆動軸4に他の部材を駆動
軸4に取付けてこれに係止部30を形成するも好
ましく、あるいは駆動軸4自体に直接的に係止部
30を形成するも自由である。また、安全レバー
37及び切換レバー26の形状は変形自由であ
り、前述のように相互に揺動を規制し合う形状と
なるならば凹凸を逆にする等、全く自由に決定可
能である。また切換レバー26を爪支軸20,2
1に取付けたり、爪片18,19と爪支軸20,
21を夫々単数とするも自由である。また突出部
47を直接に駆動軸4に設けたり、操作輪15以
外の部品に設けるも好ましい。
本発明は以上詳述したように、操作用ハンドル
1には巻上げUと巻戻しDと中立Nの各位置に切
換えるための切換レバー26を突設し、さらに、
駆動軸4には直接または間接的に係止部30を設
けると共に該係止部30に係脱自在の安全レバー
37を、上記ハンドル1に突設し、正面から見た
操作用ハンドル1の幅方向位置の中央位置と端部
位置に夫々、上記切換レバー26と該安全レバー
37とを近接して並設し、該切換レバー26が中
立N位置においてのみ該安全レバー37の上記係
止部30への係合を離脱する方向に揺動可能とし
て、該切換レバー26と該安全レバー37とを当
接分離自在な形状に構成し、しかも弾発部材33
により該安全レバー37が上記係止部30に係止
する方向に弾発付勢すると共に、上記駆動軸4を
その軸方向に移動してロードシーブ3駆動用ピニ
オン10の噛み合いを解く方向に引出せば上記安
全レバー37が該駆動軸4に付設の突出部47に
当接して、上記切換レバー26を中立N位置から
巻上げU又は巻戻しD位置に揺動することを阻止
するように構成した牽引巻上装置であるから、所
期目的を有効達成出来、特に、安全レバー37を
意識して指で揺動しない限り、駆動軸4のピニオ
ン10の噛合を離脱して遊転状態にできないか
ら、不意に被吊上物が落下する事故を防止出来、
かつ、巻上げUと巻戻しDの位置では、安全レバ
ー37の係止部30への係合を離脱できないか
ら、一層安全性が向上出来た。しかも、ピニオン
10が軸方向に引き出されてピニオン10の半噛
み状態では、切換レバー26を巻上げUや巻戻し
D位置に切換えられない構造であるから、ピニオ
ン10の歯車機構11への面圧が極端に高まつ
て、切損する事故も有限に防止出来る。さらに、
作業現場の状況によれば落石等が切換レバー26
に衝突して不意に巻上げUから中立N位置にもど
つてしまい、あるいは狭い空間にてハンドル1を
揺動時に突出物に切換レバー26が不意に衝突し
て巻上げUから中立N位置にもどつてしまえば、
作業者が力いつぱいにハンドル1を揺動している
最中であるから、不意をくらつて、高所から落身
する事故、及びハンドル1にて膝を強打して負傷
する事故の虞があるが、安全レバー37が、落石
等の切換レバー26への衝突を防ぎ、あるいは突
出物の切換レバー26への衝突を防ぎ、もつて上
記重大事故を有効防止出来るという著大な効果が
ある。
1には巻上げUと巻戻しDと中立Nの各位置に切
換えるための切換レバー26を突設し、さらに、
駆動軸4には直接または間接的に係止部30を設
けると共に該係止部30に係脱自在の安全レバー
37を、上記ハンドル1に突設し、正面から見た
操作用ハンドル1の幅方向位置の中央位置と端部
位置に夫々、上記切換レバー26と該安全レバー
37とを近接して並設し、該切換レバー26が中
立N位置においてのみ該安全レバー37の上記係
止部30への係合を離脱する方向に揺動可能とし
て、該切換レバー26と該安全レバー37とを当
接分離自在な形状に構成し、しかも弾発部材33
により該安全レバー37が上記係止部30に係止
する方向に弾発付勢すると共に、上記駆動軸4を
その軸方向に移動してロードシーブ3駆動用ピニ
オン10の噛み合いを解く方向に引出せば上記安
全レバー37が該駆動軸4に付設の突出部47に
当接して、上記切換レバー26を中立N位置から
巻上げU又は巻戻しD位置に揺動することを阻止
するように構成した牽引巻上装置であるから、所
期目的を有効達成出来、特に、安全レバー37を
意識して指で揺動しない限り、駆動軸4のピニオ
ン10の噛合を離脱して遊転状態にできないか
ら、不意に被吊上物が落下する事故を防止出来、
かつ、巻上げUと巻戻しDの位置では、安全レバ
ー37の係止部30への係合を離脱できないか
ら、一層安全性が向上出来た。しかも、ピニオン
10が軸方向に引き出されてピニオン10の半噛
み状態では、切換レバー26を巻上げUや巻戻し
D位置に切換えられない構造であるから、ピニオ
ン10の歯車機構11への面圧が極端に高まつ
て、切損する事故も有限に防止出来る。さらに、
作業現場の状況によれば落石等が切換レバー26
に衝突して不意に巻上げUから中立N位置にもど
つてしまい、あるいは狭い空間にてハンドル1を
揺動時に突出物に切換レバー26が不意に衝突し
て巻上げUから中立N位置にもどつてしまえば、
作業者が力いつぱいにハンドル1を揺動している
最中であるから、不意をくらつて、高所から落身
する事故、及びハンドル1にて膝を強打して負傷
する事故の虞があるが、安全レバー37が、落石
等の切換レバー26への衝突を防ぎ、あるいは突
出物の切換レバー26への衝突を防ぎ、もつて上
記重大事故を有効防止出来るという著大な効果が
ある。
第1図は本発明の一実施例を示す巻上げ状態の
正面図、第2図は巻戻し状態の正面図、第3図は
一部破断で示す拡大側面図、第4図は中立位置の
要部破断正面図、第5図は巻上げ又は巻戻し位置
の同正面図、第6図は要部断面側面図、第7図は
安全レバーと切換レバーとの位置関係を説明する
簡略説明図、第8図は巻上げ状態の要部正面図、
第9図は巻戻し状態の要部正面図、第10図は中
立状態の正面図である。 U……巻上げ、D……巻戻し(巻下げ)、N…
…中立、1……ハンドル、3……ロードシーブ、
4……駆動軸、10……ピニオン、26……切換
レバー、30……係止部、33……弾発部材、3
7……安全レバー、47……突出部。
正面図、第2図は巻戻し状態の正面図、第3図は
一部破断で示す拡大側面図、第4図は中立位置の
要部破断正面図、第5図は巻上げ又は巻戻し位置
の同正面図、第6図は要部断面側面図、第7図は
安全レバーと切換レバーとの位置関係を説明する
簡略説明図、第8図は巻上げ状態の要部正面図、
第9図は巻戻し状態の要部正面図、第10図は中
立状態の正面図である。 U……巻上げ、D……巻戻し(巻下げ)、N…
…中立、1……ハンドル、3……ロードシーブ、
4……駆動軸、10……ピニオン、26……切換
レバー、30……係止部、33……弾発部材、3
7……安全レバー、47……突出部。
Claims (1)
- 1 操作用ハンドル1には巻上げUと巻戻しDと
中立Nの各位置に切換えるための切換レバー26
を突設し、さらに、駆動軸4には直接または間接
的に係止部30を設けると共に該係止部30に係
脱自在の安全レバー37を、上記ハンドル1に突
設し、正面から見た操作用ハンドル1の幅方向の
中央位置と端部位置に夫々、上記切換レバー26
と該安全レバー37とを近接して並設し、該切換
レバー26が中立N位置においてのみ該安全レバ
ー37の上記係止部30への係合を離脱する方向
に揺動可能として、該切換レバー26と該安全レ
バー37とを当接分離自在な形状に構成し、しか
も弾発部材33により該安全レバー37が上記係
止部30に係止する方向に弾発付勢すると共に、
上記駆動軸4をその軸方向に移動してロードシー
ブ3駆動用ピニオン10の噛み合いを解く方向に
引出せば上記安全レバー37が該駆動軸4に付設
の突出部47に当接して、上記切換レバー26を
中立N位置から巻上げU又は巻戻しD位置に揺動
することを阻止するように構成したことを特徴と
する牽引巻上装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3401584A JPS60178196A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 牽引巻上装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3401584A JPS60178196A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 牽引巻上装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60178196A JPS60178196A (ja) | 1985-09-12 |
| JPH0155199B2 true JPH0155199B2 (ja) | 1989-11-22 |
Family
ID=12402567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3401584A Granted JPS60178196A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 牽引巻上装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60178196A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4832017U (ja) * | 1971-08-20 | 1973-04-18 | ||
| JPS58147991U (ja) * | 1982-03-30 | 1983-10-04 | 株式会社ニツチ | 牽引巻上装置 |
-
1984
- 1984-02-23 JP JP3401584A patent/JPS60178196A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60178196A (ja) | 1985-09-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5211440A (en) | Safety mechanism for vehicle tarpaulin system | |
| JP2516027Y2 (ja) | スピニングリール | |
| US2501253A (en) | Power unit | |
| JP2547399B2 (ja) | 魚釣用リ−ルのクラツチ機構 | |
| US4263999A (en) | Devices for the automatic elimination of play in motor vehicle clutches | |
| JPS60190992A (ja) | 自動車おもちやのばね作動装置 | |
| JPH0155199B2 (ja) | ||
| US4199134A (en) | Portable winch | |
| JP2563861Y2 (ja) | 両軸受リール | |
| EP0646540B1 (en) | Free rotation control apparatus of hoist and traction machine | |
| JPS6254754B2 (ja) | ||
| JPS6316717Y2 (ja) | ||
| JPS6037619Y2 (ja) | 作業装置における安全装置 | |
| US4055290A (en) | Rope pulling device | |
| JPH0116567Y2 (ja) | ||
| JPH0344788Y2 (ja) | ||
| JPS6316716Y2 (ja) | ||
| JPH0138346Y2 (ja) | ||
| JPH0138150Y2 (ja) | ||
| JP3631285B2 (ja) | 走行作業機の緊急停止装置 | |
| JPS6218747Y2 (ja) | ||
| JP2004194600A (ja) | 魚釣用リール | |
| TW202442490A (zh) | 自帶剎車的手拉器 | |
| JP3166530U (ja) | 墜落防止具のブレーキ装置 | |
| TW203592B (en) | Lever type traction machine |