JPS6316861A - 消耗電極式自動アーク溶接方法 - Google Patents

消耗電極式自動アーク溶接方法

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JPS6316861A
JPS6316861A JP15882586A JP15882586A JPS6316861A JP S6316861 A JPS6316861 A JP S6316861A JP 15882586 A JP15882586 A JP 15882586A JP 15882586 A JP15882586 A JP 15882586A JP S6316861 A JPS6316861 A JP S6316861A
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welding
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藤山 裕久
Ken Kimura
木村 憲
Toshio Aoki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、多層盛溶接における次パス溶接のアークスタ
ートが確実に行なえる消耗電極式アーク溶接方法に関す
るものである。
(従来の技術) 近年、溶接ロボットヲ用いたアーク溶接により、溶接工
程の省力化に大きな効果をあげているが、これらの溶接
は薄板を1パスで溶接する部分であつた。しかし厚板に
は2パス以上の多層盛溶接が必要で、このような溶接に
は、溶接ロボットの適用は非常に困難であった。
その最大の理由は、次パスの溶接のアークスタートが困
難なためである。消耗電極式アーク溶接のビード表面に
は、第3図に示すように、スラグ10が付着し、このス
ラグ10は電気抵抗が太きい。
このため、溶接全スタートさせるとき、消耗電極(以後
ワイヤ)を溶接ビードに接触させても、ワイヤ7と鋼板
40間に電流が流れず、アークが発生しない。したがっ
て1次パスを溶接するには、ビード表面のスラグ10ヲ
人間が除去しなければならないため、溶接ロボットヲ用
いても、省力化に大きな効果をあげることができなかっ
た。
消耗電極式アーク溶接の多層盛溶接のアークスタートを
改善するため、従来より第3図に示すように、高周波ア
ークスタータ13が用いられてきた特開昭56−139
285号公報参照)。この方法は、ワイヤ7と鋼板40
間に高周波アークスタータ13ヲ取り付け、ワイヤ7と
溶接ビード9の間に高周波、高電圧による放電を発生さ
せ、アークスタートさせる方法である。
また別の方法として、アークを切ることなく、連続的に
多層盛溶接を行い、アークスタートの問題点を避ける方
法も行なわれてきた。この方法は多層盛溶接を往復溶接
する場合に行なわれ、各パスの溶接ビードの終端部で、
アークを切らずに次パスの溶接を開始する方法である。
(発明が解決しようとする問題点) 高周波アークスタータを用いる方法は、第3図の溶接金
属9の表面のスラグ10が薄い場合には、良好にアーク
スタートできるが、多層盛溶接の上層部ではスラグが厚
くなり、高周波スタータによる放声が困難となり、アー
クスタートに失敗することがたびたびあり、溶接を中断
しなければならなかった。
また、高周波アークスタータは高周波電流を用いている
ため、これがノイズとなり、今日、多く用いられている
マイクロコンピュータを利用したロボットや、自動溶接
機の誤動作の原因となりやス<、高周波アークスタータ
を用いたアークスタート方法には問題が多かった。
また、アークを切ることなく、連続的に多層盛溶接する
方法は、1パス毎の溶接部の冷却時間が少々いため、パ
スを重ねるごとに、溶接部付近の温度が上昇する。この
ため、溶接金属のしん性が悪化するなど、良好な溶接が
できないため、パス数が多い溶性では、アークを切らず
に連続して溶接する方法を用いることは問題であった。
本発明は従来技術と全く異なる方法で、上記の問題を解
決し、多層盛溶接における良好なアークスタートと、良
好な品質の溶接金属を得る消耗電極式アーク溶接方法を
提供することを目的としている。
(問題点を解決するだめの手段作用) 本発明の要旨は、往復溶接を行う多層盛溶接方法におい
て、最終層の最終パス以外の各パスの溶接終了時、溶接
電源遮断後、5秒以内に消耗電極を送給し、溶接金属に
電気的に接触させ、消耗電極の送給全停止させるととも
に、溶接開始時の消耗電極の突き出し長さが、10〜5
0關の範囲になるよう溶接トーチ高さを調整することを
特徴とする消耗電極式アーク溶接方法である。
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明における往復溶接とは、前パスの溶接終了点を、
次バスの溶接開始点とする溶接方法で、■パスごとに、
溶接方向を反転する溶接方法である。
まず、本発明の知見を得るために、次のような予備実験
を行った。
第1図は予備実験に用いた溶接装置で、高さ方向に溶接
トーチ3を移動するためのモータ6を搭載し、鋼板4の
開先に平行に移動できる走行台車5、ワイヤ送給機2お
よび溶接電源1のそれぞれの動作は、制御器11にて制
御することができる。
また、ワイヤ7が溶接ビードに電気的に接触したかどう
かを、ワイヤ7と鋼板40間の電気抵抗の変化を利用し
て検知するワイヤ接触検知器12は、制御器11へその
信号を伝え、ワイヤ送給機2を停止できる装置である。
制御器11は、プログラムにより1〜5パス目まで、第
1表に示す溶接条件にて溶接した後、5パス目の溶接終
了時溶接電源1を遮断し、ワイヤ送給器2を停止させた
後、6パス目の溶接開始時の突き出し長が5.10,2
0,40.50および5Qimとなるように、溶接トー
チ3の高さをモータ6により移動させ、溶接電源を遮断
してから1,3゜5.7および9秒後に、ワイヤ7を送
給し、ワイヤ先端を5パス目の溶接ビードのクレータ部
に挿入させる。
その場合、ワイヤ接触検知器12の信号により、ワイヤ
送給金停止させるようにし、さらに5パスロの溶接終了
時、溶接電源1を遮断してから、10分後に溶接電源1
を通電し、ワイヤ送給機を起動するように、プログラム
にしである。
この装置を用い、第4図に示す開先形状のJISG31
01相等の構造用鋼板に溶接した時、゛6パス目がアー
クスタートシ、溶接開始できたものを良好、溶接開始で
きなかったものを不良と評価した。なお、突き出し長は
、第3図に示すチップ8の先端と、溶接ビード9のクレ
ータ部表面間の距離lを突き出し長とした。
つぎに実験結果を第2表に示す。
第2表より、溶接終了時溶接電源を遮断し、ワイヤ送給
金停止した後、放置時間が5秒以内にワイヤを溶接ビー
ドのクレータ部に挿入し、さらに溶接開始時、突き出し
長が10〜5Qmmの範囲内のものについては、良好に
アークが発生し、溶接開始することができた。
しかし、溶接終了時、溶接電源を遮断しワイヤ送給金停
止した後、7秒以上放置し、ワイヤをクレータ部に挿入
したものは、クレータが冷却しすぎてスラグが凝固して
しまうため、ワイヤをクレータに接触しても、溶接金属
表面の凝固した高抵抗のスラグにより、ワイヤは直接溶
接金属に接触できない。このため溶接開始時、溶接電源
を通電し、ワイヤ送給を開始しても、アークが発生せず
溶接開始できなかった。
また、溶接終了時、溶接電源を遮断しワイヤ送給金停止
した後、放置時間が5秒以内であっても、突き出し長が
19mm未満では、溶接開始時、溶接電源を通電しワイ
ヤ送給金開始した時、溶接トーチのチップとワイヤが溶
着し、ワイヤ送給できないため、溶接開始することがで
きない。
さらに、溶接終了時、溶接電源を遮断しワイヤ送給金停
止した後、放置時間が5秒以内であっても、溶接開始時
の突き出し長が50朋を超えるものについては、溶接電
源を通電しワイヤ送給金開始した時に、ワイヤが溶接ト
ーチのチップ先端から溶は落ちてしまい、ワイヤはさら
に送給されるが、ワイヤ先端は凝固したスラグで覆われ
たクレータに接触するため、アークは発生せず溶接開始
できなかった。
第  1  表 第  2  表 以上の予備実験の結果から、本発明方法が示す溶接方法
、即ち前パスでの溶接電源遮断後5秒以内に、ワイヤを
溶接金属に接触できるよう挿入し、消耗電極の突き出し
長を10〜50朋の範囲に調整することにより、多層盛
溶接でも良好なアークスタートができることがわかった
なお、ワイヤ接触検出器は、たとえば、第1図に示すよ
うに、スイッチ14電源15および電流検出器16を、
溶接電源1の出力端子の両端に接続j−、ワイヤ接触検
出時、制御器の信号により、スイッチ14を接触させ、
ワイヤ7と鋼板4の間に適当な電圧をあたえる。ワイヤ
7、が鋼板4に電気的に接触していない時は、電源15
よりスイッチ14から溶接電源1を経由して、電流検出
器16ヲ通る検出電流■が流れる。
一方ワイヤ7が鋼板4に電気的に接触したときは、溶接
電源全経由する検出電流■の他に、電源15よりスイッ
チ14からワイヤ7および鋼板4を経由して、電流検出
器16ヲ通る検出電流■′が流れる。
したがって、ワイヤ7が鋼板4に電気的に接触したとき
、電流検出器での検出電流はI + I’となり、接触
しないときの検出電流■に比べ太きい。
よって、制御器では検出電流の値が、ある設定値■oよ
り小さい場合には、ワイヤ7が鋼板4に電気的に接触し
ていないものと判断し、ワイヤ送給機2′(f−起動し
、検出電流の値が設定値■。より大きい場合には、ワイ
ヤ7が鋼板4に電気的に接触しているものと判断し、ワ
イヤ送給機2を停止させることができる。
また、6パス目の突き出し長を、所定の長さに設定する
方法の一例を以下に示す。
■パス目の突き出し長l、とし、■から5パス目までの
ビード高さの積算値ihとし、6パス目の突き出し長k
16とすれば、溶接トーチ3の移動距離Zは Z=16+h−6゜ でもとめることができる。
一方、5パス目までの送給したワイヤ長およびワイヤ径
から求められる溶着金属の体積と、溶接長から溶着金属
の断面積が算出でき、開先形状は第4図に示す形状であ
るため、ビード高さhは台形の高さとしてもとめること
ができる。
このような方法で、Zの値を算出し、モータ6を用い溶
接トーチ3を移動することにより、6パス目の所定の突
き出し長を設定することができる。
つぎに本発明方法を、従来方法の高周波アークスタータ
を用いる方法およびアークを切らずに連続的に多層盛溶
接を行う方法と比較し、さらに詳細に説明する。
(実施例) 実施例に用いる本発明方法の溶接装置は、第1図に示す
もので、予備実験に用いた溶接装置と同じもので、制御
器11のプログラムのみ1〜2バス目および3〜7パス
目の突き出し長を、30および25mmとなるよう、ま
た、前層の溶接終了時、溶接電源を遮断してから、ワイ
ヤを溶接ビードのプールに接触させるため、ワイヤ送給
機2を起動するまでの放置時間を、3秒となるよう変更
した。
従来の高周波アークスタータを用いた溶接装置は、第2
図に示すように、本発明方法に用いた第1図のワイヤ接
触検知器12のみを取り除き、高周波アークスタータ1
3を接続したもので、制御器11のプログラムにより、
1〜2バス目および3〜7パス目の突き出し長を、30
および25朋となるよう、また、溶接開始時高周波アー
クスタータ13を、溶接電源1およびワイヤ送給機2と
同時に起動し、高周波アークスタータによるアークスタ
ートができるようにした。
また、従来方法のアークを切らずに連続的に多層盛溶接
する方法に用いた溶接装置は、第2図に示す高周波アー
クスタータを用いる方法の溶接装置をそのまま用い、制
御器11プログラムのみを変更し、各層の溶接終了時、
溶接ビードの終端部でアークを切らず、そのまま次層の
溶接を開始するようにした。
これらの溶接装置を用い、第4図に示す開先形状のJI
S  G3101相等の構造用鋼板金、第1表に示す溶
接条件にて(ただし、従来方法のアークを切らずに、連
続的に多層盛溶接する方法では、パス間温度は無視した
)往復溶接した。
各パスでの溶接開始時、無人でアークスタートできたも
のを良好とし、無人でのアークスタートに失敗し、人間
がスタート部のスラグを除去した後、アークスタートし
たものを不良と評価し、また、7パス溶接後の溶着金属
を、JIS  z3112溶着金属の衝撃試験方法に従
って、吸収エネルギを測定し、船級協会溶接材料規格N
K  KSWIのじん性を満足したものを良好、満足し
なかったものを不良と評価し、さらに、アークスタート
評価およびじん性評価が良好なものは総合評価を良好と
し、アークスタートまたはじん性の評価が不良なものは
総合評価を不良と評価し、これらの結果を第3表に示す
第3表より、本発明方法は%2から7ノ々スまで良好な
アークスタートができ、溶接金属のじん性も良好である
ため、総合評価も良好であった。しかし従来方法の高周
波アークスタータを用いる方法は、4バス目以後はクレ
ータ部のスラグが厚いため、良好なアークスタートがで
きず不良であった。また、アークを切らず連続して多層
盛溶接する方法は、パスを重ねるごとに溶接部の温度が
上昇し、溶接金属のしん性が低下し不良であった。
(発明の効果) 以上のように本発明のアーク溶接方法は、多層盛溶接の
自動化における最大の問題点であるアークスタート方法
を改善することができるため、今後、溶接工程の省力化
に太いに貢献できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の本発明方法に用いた溶接装置のブロッ
ク図、第2図は実施例の従来方法に用いた溶接装置のブ
ロック図、第3図は高周波スタータを取り付けた一般的
な溶接装置の模式図、第4図は基礎実験および実施例に
用いた鋼板および開先の寸法形状を示す説明図である。 1:溶接電源    2:ワイヤ送給機3:溶接トーチ
    4:鋼板 5:走行台車     6:モータ 7:ワイヤ      8:チップ 9:溶接金属    10ニスラグ 11:制御器      12:ワイヤ接触検出器13
:高周波アークスタータ 14:スイッチ15:電源 
     16:電流検出器l:突き出し長

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 往復溶接を行う多層盛溶接方法において、最終パス以外
    の各パスの溶接終了時、溶接電源遮断後5秒以内に消耗
    電極を送給し、溶接金属に電気的に接触させ、消耗電極
    の送給を停止させるとともに、溶接開始時の消耗電極の
    突き出し長が、10〜50mmの範囲になるよう溶接ト
    ーチ高さを調整することを特徴とする消耗電極式アーク
    溶接方法。
JP15882586A 1986-07-08 1986-07-08 消耗電極式自動アーク溶接方法 Granted JPS6316861A (ja)

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JPH0411306B2 JPH0411306B2 (ja) 1992-02-28

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102441725A (zh) * 2010-09-30 2012-05-09 株式会社大亨 电弧焊接装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5277841A (en) * 1975-12-23 1977-06-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Submerged arc welding process

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