JPS6316936Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6316936Y2 JPS6316936Y2 JP14542483U JP14542483U JPS6316936Y2 JP S6316936 Y2 JPS6316936 Y2 JP S6316936Y2 JP 14542483 U JP14542483 U JP 14542483U JP 14542483 U JP14542483 U JP 14542483U JP S6316936 Y2 JPS6316936 Y2 JP S6316936Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal ring
- retainer
- end surface
- sealing end
- holding part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Sealing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はメカニカルシールに関し、特に高圧、
高速、高温等の使用条件下で、これに耐え得るメ
カニカルシールに関するものである。
高速、高温等の使用条件下で、これに耐え得るメ
カニカルシールに関するものである。
従来の一般的なメカニカルシールの要部構成
は、第1図イに示すように、回転軸1にスリーブ
軸2を嵌装し、このスリーブ軸2の外周にリテー
ナ3を配設し、このリテーナ3の一端側外周部に
突出形成した保持部4内に密接端面6を有するシ
ールリング5(例えば回転側シールリング)を焼
嵌めで固定してなるというものであつた。
は、第1図イに示すように、回転軸1にスリーブ
軸2を嵌装し、このスリーブ軸2の外周にリテー
ナ3を配設し、このリテーナ3の一端側外周部に
突出形成した保持部4内に密接端面6を有するシ
ールリング5(例えば回転側シールリング)を焼
嵌めで固定してなるというものであつた。
そして、特に前記リテーナ3の保持部4は、第
1図ロに示すように径方向の厚さを一様にして回
転側シールリング5を均一な分布応力Fの状態の
もとに焼嵌め固定し、これにより回転側シールリ
ング5の密封端面6における歪を抑えて、固定側
シールリング(図示せず)の密封端面との間で、
摺動時、流体漏れ量を抑制するというものであつ
た。
1図ロに示すように径方向の厚さを一様にして回
転側シールリング5を均一な分布応力Fの状態の
もとに焼嵌め固定し、これにより回転側シールリ
ング5の密封端面6における歪を抑えて、固定側
シールリング(図示せず)の密封端面との間で、
摺動時、流体漏れ量を抑制するというものであつ
た。
ところが、近時のメカニカルシールにおいて
は、高圧、高速、高温等という非常に過酷な条件
下で使用されることがあり、この場合、従来のよ
うに流体の漏れ量を抑制することばかり考えてい
ると、却つて前記過酷な使用条件では回転側或い
は固定側のシールリングの密封端面に焼き付き現
象が起りそのシールリングにサーマルクラツクや
ハクリ或いはブリスターリング等が発生して、多
量の流体漏れにつながるという問題があつた。
は、高圧、高速、高温等という非常に過酷な条件
下で使用されることがあり、この場合、従来のよ
うに流体の漏れ量を抑制することばかり考えてい
ると、却つて前記過酷な使用条件では回転側或い
は固定側のシールリングの密封端面に焼き付き現
象が起りそのシールリングにサーマルクラツクや
ハクリ或いはブリスターリング等が発生して、多
量の流体漏れにつながるという問題があつた。
本考案は、このような事情があることに鑑がみ
てなされたもので、その目的とするところは、高
圧、高速、高温等の使用条件下で、シールリング
の密封端面に微少な漏れを許容することによつて
シールの負荷能力を向上させ、これにより多量の
流体漏れにつながるようなダメージを防止して、
長期に亘り安定した密封性能を得られる信頼性の
高いメカニカルシールを提供することにある。
てなされたもので、その目的とするところは、高
圧、高速、高温等の使用条件下で、シールリング
の密封端面に微少な漏れを許容することによつて
シールの負荷能力を向上させ、これにより多量の
流体漏れにつながるようなダメージを防止して、
長期に亘り安定した密封性能を得られる信頼性の
高いメカニカルシールを提供することにある。
以下、本考案の一実施例を第2図〜第4図を参
照して説明する。
照して説明する。
第2図および第3図は、メカニカルシールの要
部構成の一実施例を示しているもので、前記第1
図の従来例と同一符号は同一または相当部分を示
している。
部構成の一実施例を示しているもので、前記第1
図の従来例と同一符号は同一または相当部分を示
している。
このような構成にあつて、特にリテーナ3の保
持部4の外周面に、円周方向等間隔おきに軸心方
向へ延びる複数の溝7…が形成されている。この
ような複数の溝7…を予めリテーナ3の保持部4
の外周面に円周方向等間隔おきに形成しておけ
ば、リテーナ3の保持部4内に回転側シールリン
グ5を焼嵌めにより固定したとき、該シールリン
グ5の密封端面6に周方向うねりが発生する。
持部4の外周面に、円周方向等間隔おきに軸心方
向へ延びる複数の溝7…が形成されている。この
ような複数の溝7…を予めリテーナ3の保持部4
の外周面に円周方向等間隔おきに形成しておけ
ば、リテーナ3の保持部4内に回転側シールリン
グ5を焼嵌めにより固定したとき、該シールリン
グ5の密封端面6に周方向うねりが発生する。
すなわち、この周方向うねりは、前記複数の溝
7…を有するリテーナ3の保持部4が、回転側シ
ールリング5の外周面に対して、焼嵌め固定する
時、第3図に示すような規則正しい変化状態の分
布応力Fで締付けることになるから、回転側シー
ルリング5の密封端面6には微少な周方向うねり
が発生するのであるが、この周方向うねりが回転
側シールリング5の密封端面6に発生すると、固
定側シールリング(図示せず)の密封端面との間
で、摺動時、微少な流体の漏れを許容することに
なる。そのため、回転側シールリング5および固
定側シールリングの密封端面は円滑に摺動するこ
とになるから、高圧、高速、高温等という過酷な
使用条件下でも、回転側シールリング5或いは固
定側シールリングの密封端面は焼き付け現象など
起さず、したがつて、多量の漏れにつながるよう
なサーマルクラツクやハクリ或いはブリスターリ
ングなどもこれらシールリングに発生せず、長期
に亘つて安定した密封性能を得る信頼性の高いメ
カニカルシールを提供することができるのであ
る。
7…を有するリテーナ3の保持部4が、回転側シ
ールリング5の外周面に対して、焼嵌め固定する
時、第3図に示すような規則正しい変化状態の分
布応力Fで締付けることになるから、回転側シー
ルリング5の密封端面6には微少な周方向うねり
が発生するのであるが、この周方向うねりが回転
側シールリング5の密封端面6に発生すると、固
定側シールリング(図示せず)の密封端面との間
で、摺動時、微少な流体の漏れを許容することに
なる。そのため、回転側シールリング5および固
定側シールリングの密封端面は円滑に摺動するこ
とになるから、高圧、高速、高温等という過酷な
使用条件下でも、回転側シールリング5或いは固
定側シールリングの密封端面は焼き付け現象など
起さず、したがつて、多量の漏れにつながるよう
なサーマルクラツクやハクリ或いはブリスターリ
ングなどもこれらシールリングに発生せず、長期
に亘つて安定した密封性能を得る信頼性の高いメ
カニカルシールを提供することができるのであ
る。
なお、前記実施例では、前記複数の溝7…をリ
テーナ3の保持部4の外周面に円周方向等間隔お
きに形成したが、本考案は必ずしもこのようなも
のに限られず、例えば第5図に示すようにリテー
ナ3の保持部4の周端面4aに円周方向等間隔お
きに側面視凹状の溝7…を複数形式したり、また
第6図に示すようにリテーナ3の保持部4の外周
面に円周方向等間隔おきに外周面から内周面に貫
通するような円形溝7…を複数形成しても、前記
実施例と同様の作用効果を奏する。
テーナ3の保持部4の外周面に円周方向等間隔お
きに形成したが、本考案は必ずしもこのようなも
のに限られず、例えば第5図に示すようにリテー
ナ3の保持部4の周端面4aに円周方向等間隔お
きに側面視凹状の溝7…を複数形式したり、また
第6図に示すようにリテーナ3の保持部4の外周
面に円周方向等間隔おきに外周面から内周面に貫
通するような円形溝7…を複数形成しても、前記
実施例と同様の作用効果を奏する。
また、前記実施例では、回転側シールリング5
の密封端面6に周方向うねりを発生させるように
したが、勿論本考案はこれに限らず、固定側シー
ルリングの密封端面に周方向うねりを発生させる
ようにしてもよい。この場合には、固定側シール
リングを焼嵌め固定で保持する固定側リテーナの
保持部に、前記実施例と同様な円周方向等間隔お
きの複数の溝を形成しておけばよい。また、本考
案では回転側および固定側のシールリングの双方
の密封端面に周方向うねりを発生させるようにし
てもよい。
の密封端面6に周方向うねりを発生させるように
したが、勿論本考案はこれに限らず、固定側シー
ルリングの密封端面に周方向うねりを発生させる
ようにしてもよい。この場合には、固定側シール
リングを焼嵌め固定で保持する固定側リテーナの
保持部に、前記実施例と同様な円周方向等間隔お
きの複数の溝を形成しておけばよい。また、本考
案では回転側および固定側のシールリングの双方
の密封端面に周方向うねりを発生させるようにし
てもよい。
また、前記実施例では、回転側シールリング5
の密封端面6に周方向うねりを発生させるのを、
リテーナ3の保持部4の焼嵌め固定時に発生させ
るようにしたが、本考案は必ずしもこのような場
合に限られない。例えば、回転側或いは固定側の
シールリングをリテーナの保持部内に嵌合固定
し、そのシールリングの密封端面をラツピング等
によつて平面に仕上げているものであつても、前
記シールリングの保持部に、円周方向等間隔おき
の複数の溝を形成しておけば、シールリングの密
封端面に周方向微少うねりを発生せしめることが
できる。それは、一般的にリテーナとシールリン
グとは、線膨張係数が異つた材料間で嵌合固定が
行なわれているので、密封時、メカニカルシール
の温度が嵌合固定時の温度と異なれば、前記リテ
ーナの保持部の複数の溝によつてシールリングを
外周面は前記第3図に示すような分布応力Fの状
態で締付けられることになるから、結局シールリ
ングの密封端面には周方向微少うねりが発生し、
そのためこのような場合でも微少な流体漏れを許
容して前記実施例と同様の作用効果を奏するので
ある。
の密封端面6に周方向うねりを発生させるのを、
リテーナ3の保持部4の焼嵌め固定時に発生させ
るようにしたが、本考案は必ずしもこのような場
合に限られない。例えば、回転側或いは固定側の
シールリングをリテーナの保持部内に嵌合固定
し、そのシールリングの密封端面をラツピング等
によつて平面に仕上げているものであつても、前
記シールリングの保持部に、円周方向等間隔おき
の複数の溝を形成しておけば、シールリングの密
封端面に周方向微少うねりを発生せしめることが
できる。それは、一般的にリテーナとシールリン
グとは、線膨張係数が異つた材料間で嵌合固定が
行なわれているので、密封時、メカニカルシール
の温度が嵌合固定時の温度と異なれば、前記リテ
ーナの保持部の複数の溝によつてシールリングを
外周面は前記第3図に示すような分布応力Fの状
態で締付けられることになるから、結局シールリ
ングの密封端面には周方向微少うねりが発生し、
そのためこのような場合でも微少な流体漏れを許
容して前記実施例と同様の作用効果を奏するので
ある。
以上説明したように、本考案は、回転軸上にリ
テーナを配設し、このリテーナの一端側外周部に
突出形成した保持部内に密封端面を有するシール
リングを嵌合固定したメカニカルシールにおい
て、前記リテーナの保持部に、複数の溝を円周方
向等間隔おきに形成したものである。
テーナを配設し、このリテーナの一端側外周部に
突出形成した保持部内に密封端面を有するシール
リングを嵌合固定したメカニカルシールにおい
て、前記リテーナの保持部に、複数の溝を円周方
向等間隔おきに形成したものである。
したがつて、このような構成であれば、前記複
数の溝によつてシールリングの外周面に、固定時
或いは密封時、規則正しい変化状態の締付け応力
が形成されるから、該シールリングの密封端面に
は周方向うねりが発生し、そのため、シールリン
グの密封端面には微少な流体漏れが許容されるこ
ととなる。そして、この微少流体漏れを許容する
と、高圧、高速、高温等の過酷な使用条件下で
も、多量の漏れにつながるようなシールリングの
密封端面のタメージは防止できるから、長期間に
亘つて安定した密封性が得られる信頼性の高いメ
カニカルシールを提供できる。
数の溝によつてシールリングの外周面に、固定時
或いは密封時、規則正しい変化状態の締付け応力
が形成されるから、該シールリングの密封端面に
は周方向うねりが発生し、そのため、シールリン
グの密封端面には微少な流体漏れが許容されるこ
ととなる。そして、この微少流体漏れを許容する
と、高圧、高速、高温等の過酷な使用条件下で
も、多量の漏れにつながるようなシールリングの
密封端面のタメージは防止できるから、長期間に
亘つて安定した密封性が得られる信頼性の高いメ
カニカルシールを提供できる。
第1図イは従来の一般的なメカニカルシールの
要部を示す側断面図、第1図ロは従来の一般的な
メカニカルシールのリテーナの保持部がシールリ
ングに与える締付け力の分布状態を示す正断面
図、第2図〜第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、第3図はメカニカルシールの要部を示す正
断面図、第4図はメカニカルシールのリテーナの
保持部がシールリングに与える締付け力の分布状
態を示す正断面図、第5図および第6図は本考案
の他の実施例を示すものであつて、これらはメカ
ニカルシールの要部を示す正断面図である。 1……回転軸、3……リテーナ、4……保持
部、5……回転側シールリング、6……密封端
面、7,7′,7″……溝。
要部を示す側断面図、第1図ロは従来の一般的な
メカニカルシールのリテーナの保持部がシールリ
ングに与える締付け力の分布状態を示す正断面
図、第2図〜第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、第3図はメカニカルシールの要部を示す正
断面図、第4図はメカニカルシールのリテーナの
保持部がシールリングに与える締付け力の分布状
態を示す正断面図、第5図および第6図は本考案
の他の実施例を示すものであつて、これらはメカ
ニカルシールの要部を示す正断面図である。 1……回転軸、3……リテーナ、4……保持
部、5……回転側シールリング、6……密封端
面、7,7′,7″……溝。
Claims (1)
- 回転軸上にリテーナを配設し、このリテーナの
一端側が外周部に突出形式した保持部内に密封端
面を有するシールリングを嵌合固定したメカニカ
ルシールにおいて、前記リテーナの保持部に、複
数の溝を円周方向等間隔おきに形成してなること
を特徴とするメカニカルシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14542483U JPS6052468U (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | メカニカルシ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14542483U JPS6052468U (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | メカニカルシ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6052468U JPS6052468U (ja) | 1985-04-12 |
| JPS6316936Y2 true JPS6316936Y2 (ja) | 1988-05-13 |
Family
ID=30324006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14542483U Granted JPS6052468U (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | メカニカルシ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6052468U (ja) |
-
1983
- 1983-09-19 JP JP14542483U patent/JPS6052468U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6052468U (ja) | 1985-04-12 |
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