JPS6317041B2 - - Google Patents
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- JPS6317041B2 JPS6317041B2 JP4871280A JP4871280A JPS6317041B2 JP S6317041 B2 JPS6317041 B2 JP S6317041B2 JP 4871280 A JP4871280 A JP 4871280A JP 4871280 A JP4871280 A JP 4871280A JP S6317041 B2 JPS6317041 B2 JP S6317041B2
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- Japan
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
本発明は2―メルカプトベンズイミダール類亜
鉛塩を有効成分として含有するか、又は、該亜鉛
塩とN―(クロル置換フエニル)マレイミド類と
を有効成分として含有する新規な水中有害生物防
除剤に関する。 近年世界的に200カイリ問題等でわが国の水産
資源の減少はいちじるしく、その結果として日本
沿岸で養殖、稚魚の生育など取る漁業から育てる
漁業に移行し、各地で企業的に成功している。 そのための研究も各方面でさかんに行われつつ
ある。このような養殖漁業は水産業界の大きな研
究課題であり、それに伴う必要な漁具類の開発お
よび漁網類の付着生物の防除も重要な問題であ
る。 海中に設置した漁網やロープ等にフジツボ、カ
キ、ムラサキガイ、フサコケムシ、カサネカンザ
シ、ホヤ、ヒドロ虫類等の動物性海中生物やアオ
ノリ、アオサ等の植物性海中生物が付着繁殖し
て、漁網等を汚染することは周知のとおりであ
る。 これらの海中生物が付着繁殖すると、漁網の目
づまりを起して海水の流通が低下し、魚類等に酸
欠を起しその生育が阻害され、寄生虫の発生を容
易にするなどの被害が発生し、また、漁網の耐久
性が低下したりする。 そのため漁網等から絶えず付着生物を除去する
必要があり、それに伴う漁網(養殖網及び定置
網)の取り換え作業に莫大な時間と経費を必要と
し、漁業関係では大きな問題となつている。 さらに、船舶の船底、ブイ等の海中設備、ダム
の水中設備及び冷却水取入設備等の海水や淡水に
常時接触しているところにも、同様に前記の水中
有害生物が付着繁殖して、これら船底や設備に好
ましくない事態をひき起す。 従来、これら水中有害生物の付着繁殖を防止す
るために、例えば、亜酸化銅、酸化水銀、及び有
機酸銅、有機錫化合物等の重金属化合物、並び
に、DDT、PCP等の有機塩素化合物が防除剤と
して使用されてきた。また、最近では、N―
(2,4,6―トリクロルフエニル)マレイミド
等のN―アリールマレイミド類を水中生物忌避剤
として使用することが提案されている(特開昭53
−9320号公報参照)。しかし、従来から使用され
てきたこれら薬剤には、温血動物や魚類に有毒な
ものがあり、また、蓄積性があり環境を汚染する
ものがある。さらに、無機銅化合物が藻類に対し
て殆んど効果を示さないなど、従来の薬剤のなか
には、特定の水中有害生物にしか有効でないもの
もある。 本発明者は、前記の欠点がない有効な水中有害
生物防除剤を開発すべく多数の化合物につき探索
を進めた結果、2―メルカプトベンズイミダゾー
ル類亜鉛塩及びこのものとN―(クロル置換フエ
ニル)マレイミド類の混合物が目的に適合するこ
とを見出し、本発明に到達した。 すなわち、本発明は温血動物や魚類に無害で環
境を汚染することのない広範な水中有害生物に対
し有効な防除剤を提供することを目的とし、その
要旨は下記のとおりである。 (1) 下記一般式 (式中Rは水素原子又は低級アルキルを表わ
す。) で示される2―メルカプトベンゾイミダゾール
類亜鉛塩を有効成分として含有する水中有害生
物防除剤。 (2) 下記一般式 (式中Rは水素原子又は低級アルキル基を表
わす。) で示される2―メルカプトベンズイミダゾール
類亜鉛塩と、 下記一般式 (式中nは1〜3の整数を表わす。) で示されるN−(クロル置換フエニル)マレイ
ミド類とを有効成分として含有する水中有害生
物防除剤。 2―メルカプトベンズイミダゾール類亜鉛塩又
はこのものとN―(クロル置換フエニル)マレイ
ミド類との混合物を水中有害生物防除の用途に供
した例は、これまでに知られていない。 本発明にかかる防除剤を用いると、温血動物や
魚類に害を与えず環境を汚染することなく、藻類
や虫類、特にフサコケムシ、ヒドロ虫類、フジツ
ボ等の付着繁殖を顕著に阻止し、これらの水中有
害生物を有効に防除することができる。 本発明における有効成分は、下記式で表わされ
る自体公知の2―メルカプトベンズイミダゾール
類亜鉛塩である。 (式中Rは水素原子又は低級アルキル基を表わ
す。)好ましい具体例としては2―メルカプトベ
ンズイミダゾール亜鉛塩、2―メルカプト―4―
メチルベンズイミダゾール亜鉛塩、2―メルカプ
ト―6―メチルベンズイミダゾール亜鉛塩等を例
示することができ、特に2―メルカプトベンズイ
ミダゾール亜鉛塩が好ましい。これら亜鉛塩はい
ずれも一定の融点を示さず、270℃以上の分解点
をもつ。 また、他の有効成分は下記一般式で表わされる
自体公知のN―(クロル置換フエニル)マレイミ
ド類である。 (式中nは1〜3の整数を表わす。) 具体的にはN―(2―クロルフエニル)マレイ
ミド(融点72〜75℃)、N―(3,5―ジクロル
フエニル)マレイミド(融点139〜140℃)、N―
(2,4,6―トリクロルフエニル)マレイミド
(融点130〜132℃)等を例示することができ、特
に好ましいのはN―(2,4,6―トリクロルフ
エニル)マレイミドである。 本発明の有効成分である2―メルカプトベンズ
イミダゾール類亜鉛塩単独及びこのものとN―
(クロル置換フエニル)マレイミド類との混合物
は、後記の防除力検定の結果が示すように、クロ
レラ(藻類)やアルテミア(甲殻類)を死滅させ
る作用をもち、ひいては、これらの生育や繁殖を
阻止する作用を有する。このの結果に徴すれば、
本発明の有効成分である前記亜鉛塩及び前記混合
物が藻類や虫類を含む広範な水中有害生物に対
し、防除効果を発揮することがわかる。 N―(クロル置換フエニル)マレイミド類は、
本発明者の実験によると、藻類の防除には有効で
あるものの、虫類の防除には必ずしも十分に有効
でない。漁網に付着するのは主として虫類である
から、上記マレイミド類単独では十分な漁網防汚
効果を期待できないが、このものと2―メルカプ
トベンズイミダゾール類亜鉛塩との混合剤は、虫
類に対しても十分な防除効果を有し、したがつ
て、該混合剤は優れた漁網防汚効果を発揮する。 本発明の水中有害生物防除剤は、2―メルカプ
トベンズイミダゾール類亜鉛塩を100%含有して
いるか、又は、このものとN―(クロル置換フエ
ニル)マレイミド類の混合物を100%含有してい
るものでもよいが、通常は塗料、乳剤、溶液等の
形態で使用される。どのような形態にするかは、
防除剤の適用対象物や適用場所によつて合理的に
適宜決めることができる。例えば、漁網に適用す
る場合には有効成分を樹脂とともに溶剤に溶解さ
せて樹脂溶液とする。この場合必要に応じ、例え
ば、可塑剤等を加えてもよい。このものを漁網に
含浸させて乾燥する。ここに使用される樹脂は、
天然、合成いずれでもよく、網の表面に薬剤を固
着させるとともに、有効成分を水中に徐々に溶出
させる作用を有するものがよい。かかる樹脂とし
ては、例えば、ロジン、エステルガム、塩化ゴ
ム、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、アクリル
樹脂等がある。また、溶剤としては、ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、ケロシ
ン、灯油等の脂肪族炭化水素、さらに、アルコー
ル類、ケトン類、有機酸エステル類を挙げること
ができる。船底に適用する場合には、有効成分と
公知の塗膜形成剤や溶剤を混合溶解して、塗料の
形態で本発明の防除剤を用いることができる。 本発明の防除剤において有効成分の含有量は、
剤形や防除要求度等により一定でないが、通常は
剤に対し約10〜30重量%である。有効成分が亜鉛
塩とマレイミド類の混合物である場合における両
者の配合割合は、実用的見地から適宜決めること
ができるが、好ましくは亜鉛塩に対しマレイミド
類を等量程度含有させるようにする。 次に、本発明における有効成分である2―メル
カプトベンズイミダゾール亜鉛塩及びこのものと
N―(2,4,6―トリクロルフエニル)マレイ
ミドとの混合物について殺藻殺虫試験を行なつた
結果を例示する。 試験例 1 クロレラスケール法 海中の漁網資材に付着する植物としてアオサ、
アオノリなどの緑藻類がかなり多くみられるの
で、これらと同類に属するクロレラを用いて防除
力検定の試験を行なつた。 下記に示すようなクロレラ用培養液(PH5.4)
200ml中に本発明の有効成分薬剤が規定濃度とな
るように添加する。 これに前もつて前培養したクロレラ・エリプソ
イダ(Chlorella Ellipsoida)を一定量づつ添加
し、23℃恒温状態でケイ光灯にて照明を与えなが
ら通気培養を6日間行なつた。 6日後に培養したクロレラの10mlを遠沈管に取
り4000回転で20分間遠心分離後体積を比較し殺藻
濃度を決定した。 培養液組成は次のとおりである。 K NO3 5g KH2PO4 1.25g MgSO4・7H2O 2.5g FeSO4・7H2O 0.003g ブドウ糖 15g 水 1 その結果を第1表に示す。
鉛塩を有効成分として含有するか、又は、該亜鉛
塩とN―(クロル置換フエニル)マレイミド類と
を有効成分として含有する新規な水中有害生物防
除剤に関する。 近年世界的に200カイリ問題等でわが国の水産
資源の減少はいちじるしく、その結果として日本
沿岸で養殖、稚魚の生育など取る漁業から育てる
漁業に移行し、各地で企業的に成功している。 そのための研究も各方面でさかんに行われつつ
ある。このような養殖漁業は水産業界の大きな研
究課題であり、それに伴う必要な漁具類の開発お
よび漁網類の付着生物の防除も重要な問題であ
る。 海中に設置した漁網やロープ等にフジツボ、カ
キ、ムラサキガイ、フサコケムシ、カサネカンザ
シ、ホヤ、ヒドロ虫類等の動物性海中生物やアオ
ノリ、アオサ等の植物性海中生物が付着繁殖し
て、漁網等を汚染することは周知のとおりであ
る。 これらの海中生物が付着繁殖すると、漁網の目
づまりを起して海水の流通が低下し、魚類等に酸
欠を起しその生育が阻害され、寄生虫の発生を容
易にするなどの被害が発生し、また、漁網の耐久
性が低下したりする。 そのため漁網等から絶えず付着生物を除去する
必要があり、それに伴う漁網(養殖網及び定置
網)の取り換え作業に莫大な時間と経費を必要と
し、漁業関係では大きな問題となつている。 さらに、船舶の船底、ブイ等の海中設備、ダム
の水中設備及び冷却水取入設備等の海水や淡水に
常時接触しているところにも、同様に前記の水中
有害生物が付着繁殖して、これら船底や設備に好
ましくない事態をひき起す。 従来、これら水中有害生物の付着繁殖を防止す
るために、例えば、亜酸化銅、酸化水銀、及び有
機酸銅、有機錫化合物等の重金属化合物、並び
に、DDT、PCP等の有機塩素化合物が防除剤と
して使用されてきた。また、最近では、N―
(2,4,6―トリクロルフエニル)マレイミド
等のN―アリールマレイミド類を水中生物忌避剤
として使用することが提案されている(特開昭53
−9320号公報参照)。しかし、従来から使用され
てきたこれら薬剤には、温血動物や魚類に有毒な
ものがあり、また、蓄積性があり環境を汚染する
ものがある。さらに、無機銅化合物が藻類に対し
て殆んど効果を示さないなど、従来の薬剤のなか
には、特定の水中有害生物にしか有効でないもの
もある。 本発明者は、前記の欠点がない有効な水中有害
生物防除剤を開発すべく多数の化合物につき探索
を進めた結果、2―メルカプトベンズイミダゾー
ル類亜鉛塩及びこのものとN―(クロル置換フエ
ニル)マレイミド類の混合物が目的に適合するこ
とを見出し、本発明に到達した。 すなわち、本発明は温血動物や魚類に無害で環
境を汚染することのない広範な水中有害生物に対
し有効な防除剤を提供することを目的とし、その
要旨は下記のとおりである。 (1) 下記一般式 (式中Rは水素原子又は低級アルキルを表わ
す。) で示される2―メルカプトベンゾイミダゾール
類亜鉛塩を有効成分として含有する水中有害生
物防除剤。 (2) 下記一般式 (式中Rは水素原子又は低級アルキル基を表
わす。) で示される2―メルカプトベンズイミダゾール
類亜鉛塩と、 下記一般式 (式中nは1〜3の整数を表わす。) で示されるN−(クロル置換フエニル)マレイ
ミド類とを有効成分として含有する水中有害生
物防除剤。 2―メルカプトベンズイミダゾール類亜鉛塩又
はこのものとN―(クロル置換フエニル)マレイ
ミド類との混合物を水中有害生物防除の用途に供
した例は、これまでに知られていない。 本発明にかかる防除剤を用いると、温血動物や
魚類に害を与えず環境を汚染することなく、藻類
や虫類、特にフサコケムシ、ヒドロ虫類、フジツ
ボ等の付着繁殖を顕著に阻止し、これらの水中有
害生物を有効に防除することができる。 本発明における有効成分は、下記式で表わされ
る自体公知の2―メルカプトベンズイミダゾール
類亜鉛塩である。 (式中Rは水素原子又は低級アルキル基を表わ
す。)好ましい具体例としては2―メルカプトベ
ンズイミダゾール亜鉛塩、2―メルカプト―4―
メチルベンズイミダゾール亜鉛塩、2―メルカプ
ト―6―メチルベンズイミダゾール亜鉛塩等を例
示することができ、特に2―メルカプトベンズイ
ミダゾール亜鉛塩が好ましい。これら亜鉛塩はい
ずれも一定の融点を示さず、270℃以上の分解点
をもつ。 また、他の有効成分は下記一般式で表わされる
自体公知のN―(クロル置換フエニル)マレイミ
ド類である。 (式中nは1〜3の整数を表わす。) 具体的にはN―(2―クロルフエニル)マレイ
ミド(融点72〜75℃)、N―(3,5―ジクロル
フエニル)マレイミド(融点139〜140℃)、N―
(2,4,6―トリクロルフエニル)マレイミド
(融点130〜132℃)等を例示することができ、特
に好ましいのはN―(2,4,6―トリクロルフ
エニル)マレイミドである。 本発明の有効成分である2―メルカプトベンズ
イミダゾール類亜鉛塩単独及びこのものとN―
(クロル置換フエニル)マレイミド類との混合物
は、後記の防除力検定の結果が示すように、クロ
レラ(藻類)やアルテミア(甲殻類)を死滅させ
る作用をもち、ひいては、これらの生育や繁殖を
阻止する作用を有する。このの結果に徴すれば、
本発明の有効成分である前記亜鉛塩及び前記混合
物が藻類や虫類を含む広範な水中有害生物に対
し、防除効果を発揮することがわかる。 N―(クロル置換フエニル)マレイミド類は、
本発明者の実験によると、藻類の防除には有効で
あるものの、虫類の防除には必ずしも十分に有効
でない。漁網に付着するのは主として虫類である
から、上記マレイミド類単独では十分な漁網防汚
効果を期待できないが、このものと2―メルカプ
トベンズイミダゾール類亜鉛塩との混合剤は、虫
類に対しても十分な防除効果を有し、したがつ
て、該混合剤は優れた漁網防汚効果を発揮する。 本発明の水中有害生物防除剤は、2―メルカプ
トベンズイミダゾール類亜鉛塩を100%含有して
いるか、又は、このものとN―(クロル置換フエ
ニル)マレイミド類の混合物を100%含有してい
るものでもよいが、通常は塗料、乳剤、溶液等の
形態で使用される。どのような形態にするかは、
防除剤の適用対象物や適用場所によつて合理的に
適宜決めることができる。例えば、漁網に適用す
る場合には有効成分を樹脂とともに溶剤に溶解さ
せて樹脂溶液とする。この場合必要に応じ、例え
ば、可塑剤等を加えてもよい。このものを漁網に
含浸させて乾燥する。ここに使用される樹脂は、
天然、合成いずれでもよく、網の表面に薬剤を固
着させるとともに、有効成分を水中に徐々に溶出
させる作用を有するものがよい。かかる樹脂とし
ては、例えば、ロジン、エステルガム、塩化ゴ
ム、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、アクリル
樹脂等がある。また、溶剤としては、ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、ケロシ
ン、灯油等の脂肪族炭化水素、さらに、アルコー
ル類、ケトン類、有機酸エステル類を挙げること
ができる。船底に適用する場合には、有効成分と
公知の塗膜形成剤や溶剤を混合溶解して、塗料の
形態で本発明の防除剤を用いることができる。 本発明の防除剤において有効成分の含有量は、
剤形や防除要求度等により一定でないが、通常は
剤に対し約10〜30重量%である。有効成分が亜鉛
塩とマレイミド類の混合物である場合における両
者の配合割合は、実用的見地から適宜決めること
ができるが、好ましくは亜鉛塩に対しマレイミド
類を等量程度含有させるようにする。 次に、本発明における有効成分である2―メル
カプトベンズイミダゾール亜鉛塩及びこのものと
N―(2,4,6―トリクロルフエニル)マレイ
ミドとの混合物について殺藻殺虫試験を行なつた
結果を例示する。 試験例 1 クロレラスケール法 海中の漁網資材に付着する植物としてアオサ、
アオノリなどの緑藻類がかなり多くみられるの
で、これらと同類に属するクロレラを用いて防除
力検定の試験を行なつた。 下記に示すようなクロレラ用培養液(PH5.4)
200ml中に本発明の有効成分薬剤が規定濃度とな
るように添加する。 これに前もつて前培養したクロレラ・エリプソ
イダ(Chlorella Ellipsoida)を一定量づつ添加
し、23℃恒温状態でケイ光灯にて照明を与えなが
ら通気培養を6日間行なつた。 6日後に培養したクロレラの10mlを遠沈管に取
り4000回転で20分間遠心分離後体積を比較し殺藻
濃度を決定した。 培養液組成は次のとおりである。 K NO3 5g KH2PO4 1.25g MgSO4・7H2O 2.5g FeSO4・7H2O 0.003g ブドウ糖 15g 水 1 その結果を第1表に示す。
【表】
なお、対照は防汚船底塗料に指定されている薬
剤である。 試験例 2 アルテミアスケール法 海中漁網資材に付着する動物として、フジツボ
類をはじめ、コケムシ類、ヒドロ虫類、カンザシ
類、ホヤ類などの多くの種類の甲殻動物が知られ
ているが、実験材料としてフジツボと同じ甲殻類
に属するブラインシユリンプ(学名アルテミア・
サリナArtemia Salina)を用いて本発明の有効
成分の防除力検定の試験を行つた。 市販ブラインシユリンプ乾燥卵を人工海水(PH
8.3)500mlに0.2gを入れエアーポンプにて通気
しながら25℃前後に保つ。 1〜2日後にはフ化した幼虫が泳ぎ出る。これ
を別の人工海水に移し20℃恒温中で通気しながら
2日間放置する。 この2日後のアルテミア個体を試験に用いる。 100mlの人工海水に本発明の有効成分の薬剤が
規定濃度となるようにピペツトで入れ、20℃恒温
中に放置し、24時間後に致死量を求める。 その結果を第2表に示す。
剤である。 試験例 2 アルテミアスケール法 海中漁網資材に付着する動物として、フジツボ
類をはじめ、コケムシ類、ヒドロ虫類、カンザシ
類、ホヤ類などの多くの種類の甲殻動物が知られ
ているが、実験材料としてフジツボと同じ甲殻類
に属するブラインシユリンプ(学名アルテミア・
サリナArtemia Salina)を用いて本発明の有効
成分の防除力検定の試験を行つた。 市販ブラインシユリンプ乾燥卵を人工海水(PH
8.3)500mlに0.2gを入れエアーポンプにて通気
しながら25℃前後に保つ。 1〜2日後にはフ化した幼虫が泳ぎ出る。これ
を別の人工海水に移し20℃恒温中で通気しながら
2日間放置する。 この2日後のアルテミア個体を試験に用いる。 100mlの人工海水に本発明の有効成分の薬剤が
規定濃度となるようにピペツトで入れ、20℃恒温
中に放置し、24時間後に致死量を求める。 その結果を第2表に示す。
【表】
なお、対照は防汚船底塗料に指定されている薬
剤である。 ※ median Tolerance Limit(50%致死量) 試験例 3 クロレラスケール法 前記試験例1に示す方法にて試験を行つた。
剤である。 ※ median Tolerance Limit(50%致死量) 試験例 3 クロレラスケール法 前記試験例1に示す方法にて試験を行つた。
【表】
試験例 4
アルテミアスケール法
前記試験例2に示す方法にて試験を行つた。
本発明にかかる防除剤の効果を評価するために
下記の海中浸漬試験を行つた。 (1) 本発明の水中有害生物防除剤中にポリエチレ
ン製漁網を漬けて網の表面に剤を十分に付着さ
せた後乾燥させた。このように処理した漁網を
一辺の長さ500mmの正方形に切取り、これを直
径18mm塩化ビニル樹脂管で作つた一辺450mmの
正方形の枠に固定して、海面下1mの深さにつ
り上げ、漁網片を海中に浸漬した。同時に無処
理の漁網を同様な仕方で海中に浸漬し、網に対
する海水生物の付着具合を3か月間にわたり月
ごとに対比観察した。 その結果は第5表に示すとおりであつた。
下記の海中浸漬試験を行つた。 (1) 本発明の水中有害生物防除剤中にポリエチレ
ン製漁網を漬けて網の表面に剤を十分に付着さ
せた後乾燥させた。このように処理した漁網を
一辺の長さ500mmの正方形に切取り、これを直
径18mm塩化ビニル樹脂管で作つた一辺450mmの
正方形の枠に固定して、海面下1mの深さにつ
り上げ、漁網片を海中に浸漬した。同時に無処
理の漁網を同様な仕方で海中に浸漬し、網に対
する海水生物の付着具合を3か月間にわたり月
ごとに対比観察した。 その結果は第5表に示すとおりであつた。
【表】
表中の記号は汚染生物の付着状態を示す。
汚染生物が非常に著しく付着し、使用に
耐えない。 + 汚染生物が著しく付着。 ± 汚染生物がわずかに付着。 − 汚染生物の付着なし。 第5表においては、本発明実施例の製剤で処
理した漁網片に対しては、3か月経過後におい
ても汚染生物が全く付着しないか、わずかしか
付着しないこと、これに反し、無処理の場合に
は、1カ月経過後すでに汚染生物が著しく付着
していることが示されている。この結果によれ
ば、本発明実施例1及び2の製剤が漁網に対す
る汚染生物付着の防止に著効があり、ひいて
は、本発明にかかる防除剤が水中有害生物の防
除効果において優れていることがわかる。 (2) 前記(1)における漁網片の代りに鉄片を用いて
これに実施例3で調製した船底防汚塗料を付着
させて、同様な試験を行つた。その結果は第6
表に示すとおりであつた。
耐えない。 + 汚染生物が著しく付着。 ± 汚染生物がわずかに付着。 − 汚染生物の付着なし。 第5表においては、本発明実施例の製剤で処
理した漁網片に対しては、3か月経過後におい
ても汚染生物が全く付着しないか、わずかしか
付着しないこと、これに反し、無処理の場合に
は、1カ月経過後すでに汚染生物が著しく付着
していることが示されている。この結果によれ
ば、本発明実施例1及び2の製剤が漁網に対す
る汚染生物付着の防止に著効があり、ひいて
は、本発明にかかる防除剤が水中有害生物の防
除効果において優れていることがわかる。 (2) 前記(1)における漁網片の代りに鉄片を用いて
これに実施例3で調製した船底防汚塗料を付着
させて、同様な試験を行つた。その結果は第6
表に示すとおりであつた。
【表】
表中の記号は第5表におけると同じ。
第6表の結果によれば、本発明実施例3の塗
料が、船底に対する汚染生物の付着の防止に顕
著な効果があり、水中有害生物の防除効果にお
いて優れていることがわかる。
料が、船底に対する汚染生物の付着の防止に顕
著な効果があり、水中有害生物の防除効果にお
いて優れていることがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式 (式中Rは水素原子又は低級アルキル基を表わ
す。) で示される2―メルカプトベンズイミダゾール類
亜鉛塩を有効成分として含有する水中有害生物防
除剤。 2 下記一般式 (式中Rは水素原子又は低級アルキル基を表わ
す。) で示される2―メルカプトベンズイミダゾール類
亜鉛塩と、 下記一般式 (式中nは1〜3の整数を表わす。) で示されるN−(クロル置換フエニル)マレイミ
ド類とを有効成分として含有する水中有害生物防
除剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4871280A JPS56147701A (en) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | Agent for controlling harmful water organism |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4871280A JPS56147701A (en) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | Agent for controlling harmful water organism |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56147701A JPS56147701A (en) | 1981-11-16 |
| JPS6317041B2 true JPS6317041B2 (ja) | 1988-04-12 |
Family
ID=12810914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4871280A Granted JPS56147701A (en) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | Agent for controlling harmful water organism |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56147701A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990021171A (ko) * | 1996-09-27 | 1999-03-25 | 히라타 다다시 | 김 병해의 방제 방법 및 방제제 |
-
1980
- 1980-04-15 JP JP4871280A patent/JPS56147701A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56147701A (en) | 1981-11-16 |
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