JPS63179902A - 重合調整剤 - Google Patents

重合調整剤

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JPS63179902A
JPS63179902A JP1136487A JP1136487A JPS63179902A JP S63179902 A JPS63179902 A JP S63179902A JP 1136487 A JP1136487 A JP 1136487A JP 1136487 A JP1136487 A JP 1136487A JP S63179902 A JPS63179902 A JP S63179902A
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JP
Japan
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polymerization
hydroperoxide
polymerization initiator
regulator
polymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP1136487A
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English (en)
Inventor
Takeshi Komai
駒井 猛
Kazuo Matsuyama
一夫 松山
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、不飽和単量体の重合または共重合において、
ラジカル重合開始剤と併用される特定の重合調整剤に関
する。
(従来の技術) 不飽和単量体のラジカル重合または共重合において、重
合速度、ポリマーの重合度および分子量分布などの重合
調整に絡む諸因子は、重合完結時間、重合熱ならびにポ
リマーの流動性、加工性および機械的性質と密接な関係
にある。このため、重合の調整は高分子化学分野、特に
その工業における最も重要な課題となっている。
ラジカル重合の初期に生成する不飽和単量体のポリマー
の数平均重合度(P、、)の逆数および重合速度は、日
本化学全編[新実験化学講座19、高分子化学CI]J
(丸首)第387頁ないし第388頁(1975年)に
記載されているように、−J9には次の(1)および<
2)式によって表わされる。
(ただし、ktrM 、ktrlおよびktrA はそ
れぞれ不飽和単量体、重合開始剤および重合調整剤への
連鎖移動の速度定数であり、ktおよびに、はそれぞれ
停止および成長反応の速度定数である。
また、k、およびfはそれぞれ重合開始剤の分解速度定
数および開始剤効率である。さらにまた、〔■〕、〔M
〕および〔A、]はそれぞれ重合開始剤、不飽和単量体
および重合調整剤の濃度、R1は重合速度、Xは不均化
停止反応の割合を示す。)(1)式において、右辺第1
項、第2項および第3項は、それぞれ不飽和単量体、重
合開始剤および重合調整剤へのポリマーラジカルの連鎖
移動反応による項であり、第4項はポリマーラジカル同
志による停止反応の項である。(1)式に従えば、ポリ
マーの重合度は、重合速度が大になると低下するが、重
合調整剤の濃度が増加しても低下することになる。従っ
て、通常は重合速度を変えるか、kirA/kpで表わ
される連鎖移動定数の既知な重合調整剤を加えることに
よって生成ポリマーの重合度の調整が行なわれている。
重合調整剤としては、一般に連鎖移動定数が大きく、か
つ再開始能が大きく、重合速度を低下させないものが用
いられる。
例えば、アゾビスイソブチロニトリルおよびベンゾイル
ペルオキシドを用いるスチレンの重合において(1)式
の成立する報告〔前記文献〕、ベンゾイルペルオキシド
の濃度変化により各種重合度のポリマーが得られる報告
〔特公昭34−10046号公報〕および連鎖移動定数
の大きなアルキルメルカプクンおよび四臭化炭素を用い
ることによるポリマー溶液粘度が著しく低下する報告〔
特開昭48−52886号公報〕がある。
ヒドロペルオキシドは、最も高温活性な部類に属する有
機ペルオキシドであるが、不純物の影響を受けて分解温
度が変わるため単独で使用されることはあまりない。A
BS樹脂の製造および不飽和ポリエステル樹脂の硬化に
おけるように、通常は鉄、コバルトなどの重金属塩、ま
たはジメチルアニリンなどのアミンとの併用により、室
温近辺の温度で使用されている。ヒドロペルオキシド単
独で使用する特別な例として、100℃という高温度に
おいて不飽和ポリエステル樹脂を短時間に硬化させると
いう報告〔強化プラスチックス、29巻357頁(19
78) Eがある。また、ヒドロペルオキシドの連鎖移
動定数は、ヒドロペルオキシドをラジカル重合開始剤と
して用いたときの重合開始剤への連鎖移動定数(ktr
l l:I ) /kP  CM 〕) として報告さ
れている〔ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカ
ル・ソサエティrJ、へmer、Chem、Soc J
74巻938頁(1952) 〕。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の重合開始剤および重合調整剤を用いる重合調整技
術には限界があり、次に述べるいくつかの欠点が指摘さ
れている。
例えば、近年のスチレン系樹脂の製造においては、射出
成形機の高速・精密化により成形加工性の優れた樹脂が
求められている。しかし、通常は重合後期のゲル効果に
よる非常に高分子量なポリマーの生成により、成形加工
性の優れたポリマーを得ることは困難となっているし、
分子量を低下させるために重合開始剤の量を増加させる
と、低分子量ポリマーの生成により機械的性質が悪化す
る。
また、四臭化炭素を用いる方法ではポリマーの熱安定性
が悪化し、そのため加工温度での着色分解が激しくなり
、その成形品の実用的価値は低下する。さらにまた、ア
ルキルメルカプクンの場合には、不快な臭気のため使用
上大きな障害となるだけでなく、ポリマー中に残存する
未反応メルカプタンも悪影響を及ぼすことが知られてい
る。さらにまた、ヒドロペルオキシドの場合には、不飽
和単量体との反応によって、重合において好ましくない
エポキシドが生成する〔ジャーナル、オブ。
ジ、オーガニック、ケミストリーrJ、Org、Che
m、  J29巻710頁(1964) 〕。例えば、
100℃のオクテン−1中において、t−ブチルヒドロ
ペルオキシドは6時間で36%分解し、5−10%の収
率でエポキシドを生成する。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、前記の欠点を解決するため鋭意研究を重
ねた結果、特定のヒドロペルオキシドを重合調整剤とし
、その存在下でラジカル重合開始剤を用いて不飽和単量
体の重合または共重合を行なうと、重合速度の低下がな
くかつ著しく低下した重合度のポリマーの得られること
を見い出し、前記ヒドロペルオキシドが重合の調整に有
効に作用することがわかり本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、100℃以下の温度で、不飽和単
量体の重合または共重合にラジカル重合開始剤とともに
用いられ、かつ前記ラジカル重合開始剤と等モル量ない
しそれ以上の量で用いられる次式 (ただし、R1は水素原子または炭素数工ないし5のア
ルキル基ならびにR2およびR3は炭素数1ないし3の
低級アルキル基を示す。)で表わされる重合調整剤に関
するものである。
本発明に用いられる特定のヒドロペルオキシドを具体的
に示すと、クメンヒドロペルオキシド、0−メチルクミ
ルヒドロペルオキシド、p−メチルクミルヒドロペルオ
キシド、m−イソプロピルクミルヒドロペルオキシド、
p−イソプロピルクミルヒドロペルオキシド、p−t−
ブチルクミルヒドロペルオキシド、■−メチルー1−フ
ェニループロピルヒドロペルオキシドなどがあり、好ま
しくはクメンヒドロペルオキシドである。前記ヒドロペ
ルオキシドは相当する芳香族炭化水素の自動酸化、ある
いは相当するオレフィンまたはアルコールと過酸化水素
との反応によって得られる。
また、ベンゼン中0.1モル1βの濃度で求められた1
0時間半減期を示す温度は、クメンヒドロペルオキシド
では158℃、またp−イソプロピルクミルヒドロペル
オキシドでは122 ℃であり、これらのヒドロペルオ
キシドが高温活性な有機ペルオキシドであることを示し
ている。さらにまた、これらのヒドロペルオキシドはメ
ルカプクンとは異なり、特に強い臭気を有していない。
本発明に用いられる具体的な不飽和単量体としでは、エ
チレン、塩化ビニル、酢酸ビニル、アクリロニトリル、
塩化ビニリデン、アクリル酸エステル、メククリル酸エ
ステノペフマル酸エステル、スチレンなどのラジカル重
合または共重合可能なビニル型不飽和単量体およびエチ
レン型不飽和単量体を挙げることができ、好ましくはス
チレンがある。
本発明に用いられるラジカル重合開始剤とは、100℃
以下の温度で重合を開始することができるもので、前記
の10時間半減期温度がその目安となる。これらを具体
的に示せば、例えばアセチルシクロヘキシルスルホニル
ペルオキシド、イソブチリルペルオキシド、ジイソプロ
ピルベ2.オキシジカーボネート、t−ブチルペルオキ
シビバレート、ラウロイルペルオキシド、ジベンゾイル
ペルオキシド、t−ブチルペルオキシイソブチレート、
1・1−ビス(t−ブチルペルオキシ)−3・3・5−
トリメチルシクロヘキサン、アゾビスイソブチロニトリ
ル、アゾビスジメチルバレロニトリルなどがあり、好ま
しくはアゾビスイソブチロニトリルがある。鉄、コバル
トなど重金属塩からなる還元剤、またはジメチルアニリ
ンなどのアミンの併用は、前記ヒドロペルオキシドの分
解を促進する場合があるので好ましくない。
本発明に用いられるラジカル重合開始剤の使用量は、不
飽和単量体1モルに対して0.00005モルないし0
.2モルであり、また前記ヒドロペルオキシド(1)の
使用量は、前記ラジカル重合開始剤と等モル量ないしそ
れ以上の量、好ましくは、1.2倍モル量ないし50倍
モル量である。ラジカル重合開始剤の量が、前記範囲よ
りも少ないと、重合完結する以前に不飽和単量体とヒド
ロペルオキシドとの好ましくない反応が起き、多すぎる
と重合反応の制御が困難となり好ましくない。また前記
ヒドロペルオキシドの使用量は、前記範囲よりも少ない
と重合調整の効果が小さく、多いと重合完結後の残存ヒ
ドロペルオキシドの量が問題となり好ましくない。
本発明は、現在知られているラジカル活性種によるビニ
ル重合法、すなわち塊状重合、溶液重合または水性媒体
重合法のいずれによっても行なうことができるが、重合
温度は100℃以下でなければならない。前記温度を越
えると、前記ヒドロペルオキシド(1)の分解が著しく
なり、かつそれに伴ない不飽和単量体からの副生物の生
成も著しくなり、重合の調整には好ましくなくなる。
(作 用) 本発明は、ラジカル重合におけるヒドロペルオキシドの
重合調整能を詳細に研究した結果、t−ブチルヒドロペ
ルオキシドとクメンヒドロペルオキシドの重合系内にお
ける挙動が著しく異なることに基づいてなされたもので
ある。すなわち、通常の重合調整剤による重合度の調整
は(1)式で示される連鎖移動反応に基づくもので、A
からのラジカルの反応性が高いものほど再開始効率が高
くなり好ましいものである。t−ブチルヒドロペルオキ
シドの場合には、前記引用文献〔ジャーナル・オブ・ザ
・アメリカン・ケミカル・ソサエティー〕に記載されて
いるように、(2)式で示されるような連鎖移動反応が
生じ、t−ブチルベルオキシルラジカルを生成する。こ
のラジカルは安定であり、ポリマーラジカルとの停止反
応を起こし易く、重合速度を低下させる。また再開始反
応が起っても(3)式 のように、その後の反応によりスチレンオキシドを生成
する。これに反して、クメンヒドロペルオキシドの場合
には、通常の重合調整剤と同様に(4)式 のような連鎖移動反応が起こり、生成するクミロキシラ
ジカルは反応性の高いものである。また、ラジカル重合
開始剤によって重合が開始されるため、クメンヒドロペ
ルオキシドの分解は、主に(4)式の連鎖移動反応によ
って起こり、ヒドロペルオキシド自身の分解による好ま
しくない反応を極力抑えることが可能となり、優れた重
合調整能を発現できるものと考える。
(発明の効果) 本発明は、前述の特殊な作用機構に基づいているため、
次に示すいくつかの利点がある。
第1は、重合速度を低下させることなく、より分子量の
低下したポリマーが得られる。第2は、重合系が高粘度
になってもポリマーラジカル同志ノ停止反応に優先して
ヒドロペルオキシドへノ連鎖移動反応が起こるため、ゲ
ル効果が防止でき、最終ポリマーの分子量分布は均一な
ものとなり、分散指数を小さくできることである。第3
は、無臭で取り扱いが容易であることが挙げられる。
(実施例) 次に本発明の実施例、比較例、参考例および比較参考例
を示すが本発明はこれによって限定されるものではない
実施例工ないし7、比較例工ないし15、参考例1ない
し2 表1に示した濃度になるようにアゾビスイソブチロニト
リルを秤量し、スチレン溶液を作成した。
この溶液5mlを各ガラスアンプルに入れ、凍結−溶解
法により脱気して真空下に溶封した。各ガラスアンプル
を60℃の恒温槽中に入れて重合を行ない、所定時間ご
とにサンプリングし、高速液体クロマトグラフく東洋曹
達工業株式会社製HLC−802八型)を用いて重合率
および数平均分子量を求めた。
重合率および数平均重合度は、予じめ標品を用いた検量
線により求め、重合速度および数平均重合度は重合率1
0%以下で求めた。得られた結果を表1に示し、これを
実施例1ないし7とした。
同様にして、アゾビスイソブチロニトリル−t−ブチル
ヒドロペルオキシドのラジカル重合開始剤・重合調整剤
併用系ならびにt−ブチルヒドロペルオキシドまたはア
ゾビスイソブチロニトリルのそれぞれ重合調整剤または
ラジカル重合開始剤単独系について実験を行なった。得
られた結果を表2および表3に示し、これを比較例1な
いし14、および表4に参考例1ないし2として示した
表1の実施例1ないし7より、クメンヒドロペルオキシ
ド濃度の増加と共に重合速度は増加し、ポリマーの重合
度は低下していることがわかる。
しかし、表2の比較例1ないし10より、t−ブチルヒ
ドロペルオキシドの場合には、その濃度が増加しても、
重合速度はほとんど変化せず、ポリマーの重合度のみが
低下していることがわかる。このことは、表4の参考例
1ないし2を見れば、明確であり、ヒドロペルオキシド
の分解を考慮すれば、t−ブチルヒドロペルオキシドの
場合には、その濃度の増加と共に重合速度は減少するこ
とになる。
また、比較例11ないし14のアゾビスイソブチロニト
リルの単独系と比較すれば、クメンヒドロペルオキシド
と併用したほうが、ポリマーの重合度の低下に優れてい
ることがわかる。このように、本発明の製造法は、重合
完結時間を短縮でき、かつポリマーの重合度の低下に有
効であり、本発明に用いられるヒドロペルオキシドが重
合調整剤として優れていることがわかる。
参考例3および比較参考例1 (1)式を変形整理した(3)式に従って、連鎖1  
 ktr、lk、RP W、   kp     kP”  CM]2(式中、
π。、ktrM 5ktrA % kP 、kt 、R
P %CM )および〔A )は(1)式と同じである
。)移動定数を求めることがでる。すなわち、〔A〕/
〔M)に対して(3)式の左辺の値をプロットし、得ら
れた直線の傾きから連鎖移動定数を求めることができる
。クメンヒドロペルオキシドおよびt−ブチルヒドロペ
ルオキシドについて、表11表2および表4のデータに
基づいてそれぞれのアゾビスイソブチロニトリルの濃度
における連鎖移動定数を求め、それぞれを参考例3およ
び比較参考例1とし表5に示した。
娶 表5の比較参考例から明らかなように、t−ブチルヒド
ロペルオキシドの場合には、アゾビスイソブチロニトリ
ルの濃度、すなわち重合速度によって連鎖移動定数が変
化しており、重合の調整を著しく困難にしていることが
わかる。これに反して、本発明のクメンヒドロペルオキ
シドの場合には、連鎖移動定数が大きく、かつアゾビス
イソブチロニ) IJルの濃度によって変化しない優れ
た重合調整剤であることを示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、100℃以下の温度で、不飽和単量体の重合または
    共重合にラジカル重合開始剤とともに用いられ、かつ前
    記ラジカル重合開始剤と等モル量ないしそれ以上の量で
    用いられる次式▲数式、化学式、表等があります▼(
    I ) (ただし、R_1は水素原子または炭素数1ないし5の
    アルキル基ならびにR_2およびR_3は炭素数1ない
    し3の低級アルキル基を示す。)で表わされる重合調整
    剤。 2、ラジカル重合開始剤がアゾビスイソブチロニトリル
    で、重合調整剤がクメンヒドロペルオキシドで、不飽和
    単量体がスチレンである特許請求の範囲第1項記載の重
    合調整剤。
JP1136487A 1987-01-22 1987-01-22 重合調整剤 Pending JPS63179902A (ja)

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