JPS63183191A - 耐食性に優れた鉛−錫合金めつき鋼板 - Google Patents
耐食性に優れた鉛−錫合金めつき鋼板Info
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- JPS63183191A JPS63183191A JP1135987A JP1135987A JPS63183191A JP S63183191 A JPS63183191 A JP S63183191A JP 1135987 A JP1135987 A JP 1135987A JP 1135987 A JP1135987 A JP 1135987A JP S63183191 A JPS63183191 A JP S63183191A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、めっき皮膜のピンホールの発生を抑え、耐
食性を向上させた鉛−錫合金めっき鋼板に関するもので
ある。
食性を向上させた鉛−錫合金めっき鋼板に関するもので
ある。
従来から、鉛−錫合金めっき鋼板は、ガソリンタンク、
家庭用電気製品などに広く使用されている。これは、鉛
−錫合金めっきが湿潤状態で耐食性に優れ、また、加工
性、溶接性、ハンダ付は性にも非常に優れているためで
ある。しかし、鉛−錫合金めっき皮膜は下地の鉄と比較
して電気化学的に貴であるため、めっき皮膜にピンホー
ルが存在すると、地鉄がアノード、めっき皮膜がカソー
ドとなり局部電池を形成して、地鉄の腐食が促進され、
耐食性が劣化するという問題点ン有してい゛る。
家庭用電気製品などに広く使用されている。これは、鉛
−錫合金めっきが湿潤状態で耐食性に優れ、また、加工
性、溶接性、ハンダ付は性にも非常に優れているためで
ある。しかし、鉛−錫合金めっき皮膜は下地の鉄と比較
して電気化学的に貴であるため、めっき皮膜にピンホー
ルが存在すると、地鉄がアノード、めっき皮膜がカソー
ドとなり局部電池を形成して、地鉄の腐食が促進され、
耐食性が劣化するという問題点ン有してい゛る。
この問題を解決するために、めっき時に生じたピンホー
ルの封孔を目的として、リン酸浸漬処理が行なわれてい
る。これは、鉛−錫合金めっき後リン酸系水溶液に浸漬
することにより、めっき皮膜に存在するピンホールを溶
解度の低いリン酸鉛などで封孔するというものである。
ルの封孔を目的として、リン酸浸漬処理が行なわれてい
る。これは、鉛−錫合金めっき後リン酸系水溶液に浸漬
することにより、めっき皮膜に存在するピンホールを溶
解度の低いリン酸鉛などで封孔するというものである。
しかし、このような、ピンホールをおおった薄いリン酸
塩皮膜が数年もの間湿潤状態で健全なまま存在できると
は、はなはだ疑問である。また、その他の方法としてニ
ッケル等の下地めっきを施したのち、鉛−錫合金めっき
を行なう方法があるが、これは、溶融鉛−錫のぬれ性が
向上するため、溶融鉛−錫合金めっきにはピンホールの
抑制に効果があるものの、電気めっきにおいては効果が
小さく、また、下地めっき用めっき液が鉛−錫合金めっ
き浴に混入するなどの操業管理上の問題があった。
塩皮膜が数年もの間湿潤状態で健全なまま存在できると
は、はなはだ疑問である。また、その他の方法としてニ
ッケル等の下地めっきを施したのち、鉛−錫合金めっき
を行なう方法があるが、これは、溶融鉛−錫のぬれ性が
向上するため、溶融鉛−錫合金めっきにはピンホールの
抑制に効果があるものの、電気めっきにおいては効果が
小さく、また、下地めっき用めっき液が鉛−錫合金めっ
き浴に混入するなどの操業管理上の問題があった。
以上のように、従来の鉛−錫合金めっき鋼板は、めっき
皮膜にピンホールが存在すると、地鉄の腐食が促進され
て耐食性が劣rヒする等の問題があった。
皮膜にピンホールが存在すると、地鉄の腐食が促進され
て耐食性が劣rヒする等の問題があった。
この発明は、上述の現状に鑑み、めっき皮膜のピンホー
ルの発生を抑えて、耐食性を向上させた鉛−錫合金めっ
き鋼板を提供することを目的とするものである。
ルの発生を抑えて、耐食性を向上させた鉛−錫合金めっ
き鋼板を提供することを目的とするものである。
本発明者等は、鋼板表面に形成した下層の鉛−錫合金め
っき皮膜上に、下層と異なる上層のめつき皮膜を形成さ
せることによって、めっき皮膜にピンホールが発生する
のを抑えて、めっき鋼板の耐食性を向上させるべく鋭意
研究を重ねたところ、下層の鉛−錫合金めっき皮膜上に
、下層の合金めっき皮膜中の錫含有率よりも錫含有率が
少ない、その錫含有率の差が1 wt% 以上である上
層の鉛−錫合金めっき皮膜、または、上層の鉛めっき皮
膜を形成させれば、この二層めっき皮膜にピンホールが
発生するのを抑えることができ、めっき鋼板の耐食性を
向上させることができることを見い出した。
っき皮膜上に、下層と異なる上層のめつき皮膜を形成さ
せることによって、めっき皮膜にピンホールが発生する
のを抑えて、めっき鋼板の耐食性を向上させるべく鋭意
研究を重ねたところ、下層の鉛−錫合金めっき皮膜上に
、下層の合金めっき皮膜中の錫含有率よりも錫含有率が
少ない、その錫含有率の差が1 wt% 以上である上
層の鉛−錫合金めっき皮膜、または、上層の鉛めっき皮
膜を形成させれば、この二層めっき皮膜にピンホールが
発生するのを抑えることができ、めっき鋼板の耐食性を
向上させることができることを見い出した。
また、このようにして形成したピンホールを有さない鉛
−錫合金めっき鋼板をリン酸系水溶液に浸漬し、上層の
めつき皮膜上にリン酸鉛などの不活性なリン酸塩皮膜を
形成させることにより、めっき鋼板の耐食性がより向上
することを見いだした。
−錫合金めっき鋼板をリン酸系水溶液に浸漬し、上層の
めつき皮膜上にリン酸鉛などの不活性なリン酸塩皮膜を
形成させることにより、めっき鋼板の耐食性がより向上
することを見いだした。
この発明は、上記知見に基づきなされたもので、この発
明の耐食性(−優れた鉛−錫合金めっき鋼板は、 鋼板表面上に、下層の鉛−錫合金めっき皮膜と上層の鉛
−錫合金めっき皮膜とからなる二層めっき皮膜を有し、
前記上層の合金めっき皮膜の付着量がo、059/rd
以上で、前記二層めっき皮膜全体の付着量が5〜2 s
o f/rr? 、そして、前記上層の合金めっき皮
膜の錫含有率が前記下層の合金めっき皮膜の錫含有率よ
りも少なく、その錫含有率の差が1wt%以上で、前記
二層めっき皮膜全体の錫含有率が2〜25 vrt係で
あること、または、鋼板表面上に、下層の鉛−錫合金め
っき皮膜と上層の鉛めっき皮膜とからなる二層めっき皮
膜を有し、前記上層の鉛めっき皮膜の付着量が0.05
y7rI?以上で、前記二層めっき皮膜全体の付着量が
5〜z5of/m’、そして、前記二層めろき皮膜全体
の錫含有率が2〜25wt、%であること、更に必要に
応じて、 前記上層の鉛−錫合金めっき皮膜または上層の鉛めっき
皮膜上に、リン酸系水溶液浸漬により形成されたリン酸
塩皮膜を有することに特徴を有するものである。
明の耐食性(−優れた鉛−錫合金めっき鋼板は、 鋼板表面上に、下層の鉛−錫合金めっき皮膜と上層の鉛
−錫合金めっき皮膜とからなる二層めっき皮膜を有し、
前記上層の合金めっき皮膜の付着量がo、059/rd
以上で、前記二層めっき皮膜全体の付着量が5〜2 s
o f/rr? 、そして、前記上層の合金めっき皮
膜の錫含有率が前記下層の合金めっき皮膜の錫含有率よ
りも少なく、その錫含有率の差が1wt%以上で、前記
二層めっき皮膜全体の錫含有率が2〜25 vrt係で
あること、または、鋼板表面上に、下層の鉛−錫合金め
っき皮膜と上層の鉛めっき皮膜とからなる二層めっき皮
膜を有し、前記上層の鉛めっき皮膜の付着量が0.05
y7rI?以上で、前記二層めっき皮膜全体の付着量が
5〜z5of/m’、そして、前記二層めろき皮膜全体
の錫含有率が2〜25wt、%であること、更に必要に
応じて、 前記上層の鉛−錫合金めっき皮膜または上層の鉛めっき
皮膜上に、リン酸系水溶液浸漬により形成されたリン酸
塩皮膜を有することに特徴を有するものである。
以下、この発明の耐食性に優れた鉛−錫合金めっき鋼板
について詳述する。
について詳述する。
この発明においては、先ず、清浄な鋼板表面上に電気め
っき、あるいは溶融めっきにより、下層のめつき皮膜と
して、通常の鉛−錫合金めっき皮膜を形成する。次に、
下層の鉛−錫合金めっき皮膜上に上層のめつき皮膜とし
て、下層の合金めっき皮膜の錫含有率よりも錫含有率が
少ない、その錫含有率の差が1wt% 以上である鉛
−錫合金めっき皮膜、または、鉛めっき皮膜を、電気め
っきにより形成する。そして、これによって、下層の鉛
−錫合金めっき皮膜と上層の鉛−錫合金めっき皮膜また
は鉛めっき皮膜とからなる、ピンホールのない二層めっ
き皮膜を得るものである。
っき、あるいは溶融めっきにより、下層のめつき皮膜と
して、通常の鉛−錫合金めっき皮膜を形成する。次に、
下層の鉛−錫合金めっき皮膜上に上層のめつき皮膜とし
て、下層の合金めっき皮膜の錫含有率よりも錫含有率が
少ない、その錫含有率の差が1wt% 以上である鉛
−錫合金めっき皮膜、または、鉛めっき皮膜を、電気め
っきにより形成する。そして、これによって、下層の鉛
−錫合金めっき皮膜と上層の鉛−錫合金めっき皮膜また
は鉛めっき皮膜とからなる、ピンホールのない二層めっ
き皮膜を得るものである。
また、この二層めっき皮膜を有するめっき鋼板ヲリン酸
系水溶液に浸漬することにより、上層のめつき皮膜上に
主としてリン酸鉛からなる不動態皮膜を形成し、耐食性
によりすぐれためつき皮膜を得るものである。
系水溶液に浸漬することにより、上層のめつき皮膜上に
主としてリン酸鉛からなる不動態皮膜を形成し、耐食性
によりすぐれためつき皮膜を得るものである。
ここで、上層の合金めっき皮膜の錫含有率が下層の合金
めっき皮膜の錫含有率よりも少なく、その錫含有率の差
がl wt% 以上であるとは、第1図に示す二層めっ
き皮膜において、鋼板4表面上の下層めっき皮膜1の錫
含有率をχ1(wt % )、下層めっき皮膜1上の上
層めっき皮膜2の錫含有率をχ2 (Wt %)とする
と、χ1−χ2≧1 であることを意味する。この発明
では、上記χ2が少なくなって零となること、即ち、上
述したように、上層めっき皮膜2が鉛めっき皮膜からな
ることも可能であるが、後述するように、二層めっき皮
膜3全体の錫含有率は2 vrt%以上とするので、上
層の九もつき皮膜が鉛めっき皮膜である特別の場合にも
、上記のχ1−χ2≧1の関係は保たれている。
めっき皮膜の錫含有率よりも少なく、その錫含有率の差
がl wt% 以上であるとは、第1図に示す二層めっ
き皮膜において、鋼板4表面上の下層めっき皮膜1の錫
含有率をχ1(wt % )、下層めっき皮膜1上の上
層めっき皮膜2の錫含有率をχ2 (Wt %)とする
と、χ1−χ2≧1 であることを意味する。この発明
では、上記χ2が少なくなって零となること、即ち、上
述したように、上層めっき皮膜2が鉛めっき皮膜からな
ることも可能であるが、後述するように、二層めっき皮
膜3全体の錫含有率は2 vrt%以上とするので、上
層の九もつき皮膜が鉛めっき皮膜である特別の場合にも
、上記のχ1−χ2≧1の関係は保たれている。
下層の鉛−錫合金めっき皮膜上に、下層の合金めっき皮
膜の錫含有率よりも錫含有率が少ない、その錫含有率の
差がxwt% 以上である上層の鉛−錫合金めっき皮
膜、または、上層の鉛めっき皮膜を形成すると、これら
二層めっき皮膜によりピンホールを封孔できる理由は、
詳しくは不明であるが、次のように推定される。即ち、
上層の合金めっき皮膜の錫含有率が下層の合金めっき皮
膜の錫含有率よりも少ないと、上層の合金めっき皮膜は
、下層の合金めっき皮膜上よりも地鉄上に優先的に析出
し、その後に下層の合金めっき皮膜上に析出するため、
下層の合金めっき皮膜中に生じているピンホールが確実
に封孔される。従って、このようなことから、下層の錫
−鉛合金めっき皮膜上に、下層の合金めっき皮膜の錫含
有率よりも錫き有率が少ない、その錫含有率の差がl
wt% 以上である上層の鉛°−錫合金めっき皮膜、ま
たは、上層の鉛めっき皮膜を形成すると、ピンホールの
発生が抑制された二層めっき皮膜が得られるものと考え
られる。
膜の錫含有率よりも錫含有率が少ない、その錫含有率の
差がxwt% 以上である上層の鉛−錫合金めっき皮
膜、または、上層の鉛めっき皮膜を形成すると、これら
二層めっき皮膜によりピンホールを封孔できる理由は、
詳しくは不明であるが、次のように推定される。即ち、
上層の合金めっき皮膜の錫含有率が下層の合金めっき皮
膜の錫含有率よりも少ないと、上層の合金めっき皮膜は
、下層の合金めっき皮膜上よりも地鉄上に優先的に析出
し、その後に下層の合金めっき皮膜上に析出するため、
下層の合金めっき皮膜中に生じているピンホールが確実
に封孔される。従って、このようなことから、下層の錫
−鉛合金めっき皮膜上に、下層の合金めっき皮膜の錫含
有率よりも錫き有率が少ない、その錫含有率の差がl
wt% 以上である上層の鉛°−錫合金めっき皮膜、ま
たは、上層の鉛めっき皮膜を形成すると、ピンホールの
発生が抑制された二層めっき皮膜が得られるものと考え
られる。
上層のめつき皮膜が鉛−錫合金めっき皮膜であり、その
錫含有率が下層の鉛−錫合金めっき皮膜の錫含有率より
少なくても、これらの間の錫含有率の差が1wi%未満
の場合、または、上層のめつき皮膜が鉛めっき皮膜でな
い場合には、下層の合金めっき皮膜中に生じているピン
ホールを封孔する効果が極端に低下し、ピンホールの発
生を抑えた良好な二層めっき皮膜が得られない。
錫含有率が下層の鉛−錫合金めっき皮膜の錫含有率より
少なくても、これらの間の錫含有率の差が1wi%未満
の場合、または、上層のめつき皮膜が鉛めっき皮膜でな
い場合には、下層の合金めっき皮膜中に生じているピン
ホールを封孔する効果が極端に低下し、ピンホールの発
生を抑えた良好な二層めっき皮膜が得られない。
下層の鉛−錫合金めっき皮膜と上層の鉛−錫合金めっき
皮膜または鉛めっき皮膜とからなる二層めっき皮膜全体
の錫含有率は、めっき鋼板の7・ンダ付は性を確保する
観点から2 wt% 以上とすることが必要である。即
ち、先の第1図において、下層めっき皮膜1の付着量を
υ、(f/m”)、上層めっき皮膜2の付着量を1□(
9/m’)とすると、下層めっき皮膜lの錫含有率およ
び上層めっき皮膜2の錫含有率に先の記号χr (wt
% )およびχ2(wt% )を使って、(υ1χ、
+w2χ2)/(−、+−2)≧2となることである。
皮膜または鉛めっき皮膜とからなる二層めっき皮膜全体
の錫含有率は、めっき鋼板の7・ンダ付は性を確保する
観点から2 wt% 以上とすることが必要である。即
ち、先の第1図において、下層めっき皮膜1の付着量を
υ、(f/m”)、上層めっき皮膜2の付着量を1□(
9/m’)とすると、下層めっき皮膜lの錫含有率およ
び上層めっき皮膜2の錫含有率に先の記号χr (wt
% )およびχ2(wt% )を使って、(υ1χ、
+w2χ2)/(−、+−2)≧2となることである。
二層めっき皮膜全体の錫含有率が2 wt%未満となる
と、めっき鋼板のハンダ付は性が著しく悪化する。二層
めっき皮膜全体の錫含有率の上限は、25wt%とする
ことが好ましい。
と、めっき鋼板のハンダ付は性が著しく悪化する。二層
めっき皮膜全体の錫含有率の上限は、25wt%とする
ことが好ましい。
これは、25wt%を超えると、めっきのコストが増加
する割には、めっき鋼板の赤錆発生率、加工性およびハ
ンダ付は性等の向上効果が小さいからである。しかし、
錫含有率の上限は必ずしも25wt% に限定されるも
のではなく、20wtt%會厖えることも妨げられない
。
する割には、めっき鋼板の赤錆発生率、加工性およびハ
ンダ付は性等の向上効果が小さいからである。しかし、
錫含有率の上限は必ずしも25wt% に限定されるも
のではなく、20wtt%會厖えることも妨げられない
。
鉛−錫合金めっき皮膜または鉛めっき皮膜からなる上層
のめっき皮膜の付着量は、O,,05y/lrr″以上
であることを要する。上層のめっき皮膜の付着量がo、
ostj/?wt″未満であると少なすぎて、下層の鉛
−錫合金めっき皮膜中のピンホールを有効に封孔できな
い。二層めっき皮膜全体の付着量は5〜25oy/lr
? とする。二層めっき皮膜全体の付着量が51/R
未満では、地鉄全面をめっき皮膜で覆うことが困難にな
り、めっき鋼板の耐食性が劣化する。一方、25oy/
lr? を超えると、めっき鋼板の加工性が低下する。
のめっき皮膜の付着量は、O,,05y/lrr″以上
であることを要する。上層のめっき皮膜の付着量がo、
ostj/?wt″未満であると少なすぎて、下層の鉛
−錫合金めっき皮膜中のピンホールを有効に封孔できな
い。二層めっき皮膜全体の付着量は5〜25oy/lr
? とする。二層めっき皮膜全体の付着量が51/R
未満では、地鉄全面をめっき皮膜で覆うことが困難にな
り、めっき鋼板の耐食性が劣化する。一方、25oy/
lr? を超えると、めっき鋼板の加工性が低下する。
二層めっき皮膜を有するめっき鋼板をリン酸系水溶液に
浸漬することにより、耐食性により優れためつき皮膜が
得られる理由は、上層のめっき皮膜上に主としてリン酸
鉛からなる皮膜が生成し、これが鉛−錫合金より反応性
に乏しく、不動態皮膜として働くからであると考えられ
る。二層めっき後におこなうリン酸系水溶液浸漬処理の
溶液は、リン酸根が0.5yt% はど含有されたもの
であればよく、その他の浴成分、処理温度、処理時間に
無関係に必要な皮膜が得られる。
浸漬することにより、耐食性により優れためつき皮膜が
得られる理由は、上層のめっき皮膜上に主としてリン酸
鉛からなる皮膜が生成し、これが鉛−錫合金より反応性
に乏しく、不動態皮膜として働くからであると考えられ
る。二層めっき後におこなうリン酸系水溶液浸漬処理の
溶液は、リン酸根が0.5yt% はど含有されたもの
であればよく、その他の浴成分、処理温度、処理時間に
無関係に必要な皮膜が得られる。
以上のような、この発明の鉛−錫合金めっき鋼板によれ
ば、鉛−錫合金めっきの長所である、湿潤環境での耐食
性の高さ、並びに、加工性、溶接性およびハンダ付は性
の良さを維持しつつ、従来の欠点であったピンホールの
発生を抑制でき、耐食性を一段と向上できる。
ば、鉛−錫合金めっきの長所である、湿潤環境での耐食
性の高さ、並びに、加工性、溶接性およびハンダ付は性
の良さを維持しつつ、従来の欠点であったピンホールの
発生を抑制でき、耐食性を一段と向上できる。
冷延鋼板(5pccまたは5PCD ) をアルカリ
電解によって脱脂し、硫酸水溶液°で酸洗し、水洗した
のち、この発明の範囲内の条件で、下層の鉛−錫合金め
っき皮膜を冷延鋼板の表面上に電気めっきまたは溶融め
っきにより形成し、そして、上層の鉛−錫合金めっき皮
膜または鉛めっき皮膜を下層の合金めっき皮膜上に電気
めっきにより形成し、本発明めっき鋼板N[11〜3.
6〜10.15〜1Bおよび22を得た。また、めっき
後にリン酸系水溶液浸漬処理を行なって、本発明めっき
鋼板N[L21を得た。
電解によって脱脂し、硫酸水溶液°で酸洗し、水洗した
のち、この発明の範囲内の条件で、下層の鉛−錫合金め
っき皮膜を冷延鋼板の表面上に電気めっきまたは溶融め
っきにより形成し、そして、上層の鉛−錫合金めっき皮
膜または鉛めっき皮膜を下層の合金めっき皮膜上に電気
めっきにより形成し、本発明めっき鋼板N[11〜3.
6〜10.15〜1Bおよび22を得た。また、めっき
後にリン酸系水溶液浸漬処理を行なって、本発明めっき
鋼板N[L21を得た。
比較のために、上層のめつき皮膜を形成しないか、上層
のめつき皮膜または上層および下層の二層のめっき皮膜
全体を、この発明の範囲外とした条件で、冷延鋼板の表
面上に同様にめっき皮膜を形成し、比較めっき鋼板14
〜5.11〜14゜19〜20および24を得た。また
、めっき後にリン酸系水溶液浸漬処理を行なって、比較
めっき鋼板随23を得た。
のめつき皮膜または上層および下層の二層のめっき皮膜
全体を、この発明の範囲外とした条件で、冷延鋼板の表
面上に同様にめっき皮膜を形成し、比較めっき鋼板14
〜5.11〜14゜19〜20および24を得た。また
、めっき後にリン酸系水溶液浸漬処理を行なって、比較
めっき鋼板随23を得た。
これ等本発明めっき鋼板および比較めっき鋼板における
、上層めっき皮膜等の錫含有率の条件および塩水噴霧試
験結果等について、第1表および第2表に示す。
、上層めっき皮膜等の錫含有率の条件および塩水噴霧試
験結果等について、第1表および第2表に示す。
上層めっきおよび下層めっきの電気めっき条件は、共に
同一で、次の通りであった。
同一で、次の通りであった。
浴温度:25°C1
電流密度: l 〜80A/dm’−
下層めっきの溶融めっき条件は次の通りであった。
めっき浴: SnO〜11 vrt%のPb−8n。
フラックス: 40 wt%ZnCJ、2水溶液。
リン酸系°水溶液浸漬処理の条件は、次の通りであった
。
。
浸漬液ニリン酸3 wtチ水溶液
液 温:5o″C
処理時間: 2秒
塩水噴霧試験は、48時間(第1表)、1000時間(
第2表)おこない、10100X100のサンプル中に
発生した赤錆の数で評価した。第1〜2表中、◎は赤錆
発生個数が0〜5個の範囲で耐食性が優秀であること、
○印は同じく6〜10個の範囲で良好であること、Δ印
は同じく11〜20個の範囲で不良であること、そして
、X印は同じ<21〜100個の範囲で劣悪であること
を示す。
第2表)おこない、10100X100のサンプル中に
発生した赤錆の数で評価した。第1〜2表中、◎は赤錆
発生個数が0〜5個の範囲で耐食性が優秀であること、
○印は同じく6〜10個の範囲で良好であること、Δ印
は同じく11〜20個の範囲で不良であること、そして
、X印は同じ<21〜100個の範囲で劣悪であること
を示す。
第1表に示されるように、本発明めっき鋼板醜1〜3.
6〜10.15〜18においては、めっき皮膜にピンホ
ールが発生するのを抑制できているために、48時間の
塩水噴霧試験において優秀乃至良好な耐食性を示してお
り、また加工性、ノ・ンダ付は性も共に良好であった。
6〜10.15〜18においては、めっき皮膜にピンホ
ールが発生するのを抑制できているために、48時間の
塩水噴霧試験において優秀乃至良好な耐食性を示してお
り、また加工性、ノ・ンダ付は性も共に良好であった。
これに対し、比較めっき鋼板N14〜5,11〜14.
19〜20においては、加工性およびハンダ付は性を失
なわずに、めっき皮膜にピンホールが発生するのを抑制
できていないために、48時間の塩水噴霧試験において
劣悪乃至不良な耐食性を示すか、加工性またはノ・ンダ
付は性が不良であるかのいずれかの頂点があった。
19〜20においては、加工性およびハンダ付は性を失
なわずに、めっき皮膜にピンホールが発生するのを抑制
できていないために、48時間の塩水噴霧試験において
劣悪乃至不良な耐食性を示すか、加工性またはノ・ンダ
付は性が不良であるかのいずれかの頂点があった。
第2表に示されるようζ二、本発明めっき鋼板亀22に
おいては、めっき後にリン酸系水溶液浸漬処理を行なっ
ていないにもかかわらず、1000時間もの塩水噴霧試
験において、良好な耐食性を示しており、また、本発明
めっき鋼板NIL21においては、めっき後にリン酸系
水溶液浸漬処理を行なって、リン酸塩皮膜を形成させて
いるので、1000時間の塩水噴霧試験において、優秀
な耐食性を示している。
おいては、めっき後にリン酸系水溶液浸漬処理を行なっ
ていないにもかかわらず、1000時間もの塩水噴霧試
験において、良好な耐食性を示しており、また、本発明
めっき鋼板NIL21においては、めっき後にリン酸系
水溶液浸漬処理を行なって、リン酸塩皮膜を形成させて
いるので、1000時間の塩水噴霧試験において、優秀
な耐食性を示している。
これに対し、比較めっき鋼板m23においては、100
0時間の塩水噴霧試験において、劣悪な耐食性を示して
おり、また、比較めっき鋼板随24においては、めっき
後にリン酸系水溶液浸漬処理を行なっているにもかかわ
らず、1000時間の塩水噴霧試験において、不良な耐
食性を示している。
0時間の塩水噴霧試験において、劣悪な耐食性を示して
おり、また、比較めっき鋼板随24においては、めっき
後にリン酸系水溶液浸漬処理を行なっているにもかかわ
らず、1000時間の塩水噴霧試験において、不良な耐
食性を示している。
以上説明したように、この発明によれば、めっき皮膜の
ピンホールの発生を抑えて、耐食性を向上させた鉛−錫
合金めっき鋼板が得られる。
ピンホールの発生を抑えて、耐食性を向上させた鉛−錫
合金めっき鋼板が得られる。
第1図は、この発明のめっき鋼板の二層めっき皮膜を示
す説明図である。図面において、1・・・下層めっき皮
膜、゛ 2・・・上層めっき皮膜3・・・二層めっき皮
膜、 4・・・鋼板。
す説明図である。図面において、1・・・下層めっき皮
膜、゛ 2・・・上層めっき皮膜3・・・二層めっき皮
膜、 4・・・鋼板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、鋼板表面上に、下層の鉛−錫合金めつき皮膜と上層
の鉛−錫合金めつき皮膜とからなる二層めつき皮膜を有
し、前記上層の合金めつき皮膜の付着量が0.05g/
m^2以上で、前記二層めつき皮膜全体の付着量が5〜
250g/m^2、そして、前記上層の合金めつき皮膜
の錫含有率が前記下層の合金めつき皮膜の錫含有率より
も少なく、その錫含有率の差が1wt%以上で、前記二
層めつき皮膜全体の錫含有率が2〜25wt%であるこ
とを特徴とする、耐食性に優れた鉛−錫合金めつき鋼板
。 2、前記上層の合金めつき皮膜上に、リン酸系水溶液浸
漬により形成されたリン酸塩皮膜を有することを特徴と
する、特許請求の範囲第1項記載の耐食性に優れた鉛−
錫合金めつき鋼板。 3、鋼板表面上に、下層の鉛−錫合金めつき皮膜と上層
の鉛めつき皮膜とからなる二層めつき皮膜を有し、前記
上層の鉛めつき皮膜の付着量が0.05g/m^2以上
で、前記二層めつき皮膜全体の付着量が5〜250g/
m^2、そして、前記二層めつき皮膜全体の錫含有率が
2〜25wt%であることを特徴とする、耐食性に優れ
た鉛−錫合金めつき鋼板。 4、前記上層の鉛めつき皮膜上に、リン酸系水溶液浸漬
により形成されたリン酸塩皮膜を有することを特徴とす
る、特許請求の範囲第3項記載の耐食性に優れた鉛−錫
合金めつき鋼板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62011359A JPH0680195B2 (ja) | 1987-01-22 | 1987-01-22 | 耐食性に優れた鉛−錫合金めつき鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62011359A JPH0680195B2 (ja) | 1987-01-22 | 1987-01-22 | 耐食性に優れた鉛−錫合金めつき鋼板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63183191A true JPS63183191A (ja) | 1988-07-28 |
| JPH0680195B2 JPH0680195B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=11775831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62011359A Expired - Lifetime JPH0680195B2 (ja) | 1987-01-22 | 1987-01-22 | 耐食性に優れた鉛−錫合金めつき鋼板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0680195B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6473096A (en) * | 1987-09-14 | 1989-03-17 | Nippon Kokan Kk | Production of lead-tin alloy plated steel sheet having excellent corrosion resistance |
| JPH0773769A (ja) * | 1993-09-03 | 1995-03-17 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 半導体パッケージの外部接続端子及びその製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6173869A (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-16 | Nippon Steel Corp | 2層Pb−Sn合金めつき鋼板 |
-
1987
- 1987-01-22 JP JP62011359A patent/JPH0680195B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6173869A (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-16 | Nippon Steel Corp | 2層Pb−Sn合金めつき鋼板 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6473096A (en) * | 1987-09-14 | 1989-03-17 | Nippon Kokan Kk | Production of lead-tin alloy plated steel sheet having excellent corrosion resistance |
| JPH0773769A (ja) * | 1993-09-03 | 1995-03-17 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 半導体パッケージの外部接続端子及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0680195B2 (ja) | 1994-10-12 |
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