JPS63183205A - タ−ボ機械の動翼浸食防止装置 - Google Patents

タ−ボ機械の動翼浸食防止装置

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Publication number
JPS63183205A
JPS63183205A JP1256687A JP1256687A JPS63183205A JP S63183205 A JPS63183205 A JP S63183205A JP 1256687 A JP1256687 A JP 1256687A JP 1256687 A JP1256687 A JP 1256687A JP S63183205 A JPS63183205 A JP S63183205A
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JP
Japan
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blade
control valve
suction control
stator
turbine
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Pending
Application number
JP1256687A
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English (en)
Inventor
Shohei Yoshida
正平 吉田
Kuniyoshi Tsubouchi
邦良 坪内
Kazuo Ikeuchi
和雄 池内
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63183205A publication Critical patent/JPS63183205A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/32Collecting of condensation water; Drainage ; Removing solid particles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、蒸気タービン翼構造に係り、特に、蒸気中の
水滴や、翼面に付着した水膜流を効率よく系外に排出す
るのに好適なタービン翼に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、火力発電用蒸気タービンの低圧段や原子力ター
ビン、地熱タービンでは、通常多量の微小水滴を含む湿
り蒸気域で作動する。このため。
タービン段落内の翼表面や側壁面には、これら微小水滴
が付着した薄い水膜流が形成されやすく。
しかもこの水膜流が翼後縁端や側壁端面に到達すると、
気流によって破砕され、再び作動流体中に噴霧される。
このように作動流体中の微小水滴が翼面等への捕集や再
噴霧を繰返されるに従って、数十μm〜数百μmの粗大
水滴に成長する。特に。
静翼後流中にこれら粗大水滴が発生し易く、しかもこれ
らに水滴速度は蒸気速度に比べて遅いために、動翼に達
すると相対的に翼背面から高速で衝突することになり、
動翼が侵蝕作用(二ローション)によって損傷されるこ
とが多い、この静翼表面上に形成されろ水膜流れと後縁
端からの噴霧状況とを第18図及至第19図を用いて説
明する。
第18図は、静翼1とそれを円周上に複数枚保持するダ
イヤフラム2及び支持リング3.3’ 、動翼4とそれ
を円周上に複数枚保持するディスクロータ5とからなる
典型的に蒸気タービンの段落構造で、第19図は第18
図のB−B’断面図である。第19図に示すように作動
流体中に水滴8は。
慣性力により静翼1,1′の腹面に捕集され、集積して
水膜流6を形成する。この水膜流6は、静翼1の翼面上
を複雑な流れの様相を示しながら翼後縁端の方向に流れ
る。翼後縁端に達した水膜流6は、蒸気流による剪断力
の作用によって後縁端から引きちぎられて粗大水滴7と
なって噴霧する。
このような粗大水滴7は静翼1の後流中で加速されるが
、水滴径が大きいと十分加速されない前に動翼4に到達
する。第19図に蒸気の速度三角形を示すが、静翼1の
出口部の蒸気の絶対速度に比較して水滴の絶対速度9が
小さいと、周速12を考慮した相対速度場では、蒸気の
相対速度11に比較して水滴の相対速度13が大きくな
るとともに入射角が小さくなって翼面に高速で衝突する
ようになる。このため、動翼4の、特に周速の大きい先
端部近傍で二ローションによる浸食作用を受は易いこと
になる。また、通常、低圧段部の湿り度はせいぜい10
%程度であるが、タービン起動時のように、蒸気流路が
低温状態になっている場合、蒸気が凝縮し低圧段部に流
入する作動蒸気の湿り度は数10%となり、蒸気中には
多量の水滴が含まれる。このように、蒸気中の水滴の量
が多くなると浸食も加速され、極端な場合短期間で翼型
形状が変化するような損傷を受けることもある。
従来から、このような二ローション現像を防止するため
、動翼先端部をステライトなどの硬質物質で被覆して浸
食防止を図っている。さらに、その効果を高めるため1
例えば実開昭60−73801に記載されているように
静翼翼面に吸込溝や吸込み孔を設けて水膜を系外に排出
する方法が採用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、翼面に付着した水滴を系外に排出し、
タービン翼後縁端から噴出する粗大水滴の発生を低減さ
せ、二ローションによる浸蝕作用を防止する効果は期待
できるが、タービン起動時のように多量の水滴が発生す
る場合の水滴の排出方法について配慮がされておらず、
その水滴の一部が翼後縁端から粗大水滴となって噴出し
てしまうなどの問題があった。
本発明の目的はタービン起動時のように多量の水滴が発
生する場合においても、効率よく水滴を系外に排出し、
タービン翼後縁端から放出される粗大水滴の発生を低減
させ、二ローションによる翼の浸蝕作用を防止し、信頼
性の高い蒸気タービン身提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の問題点を解決して上記の目的を達成するために1
本発明は、静翼とこれを円周状に複数枚支持するダイヤ
フラム及び支持リングと、動翼とこれを円周上に複数枚
保持するディスクロータとからなる蒸気タービン装置に
おいて、前記静翼を中空構造とし、静翼内部の内聞を静
翼内部の空間よりも低い圧力部と連通ずると共に、前記
静翼表面の一部に水分吸込制御弁を配置する。
本発明を実施する際、上記水分吸込制御弁に形状記憶合
金を用い、常温時に開弁じて高温時に閉弁するよう自動
的に開閉する構造とすることが゛推奨される。
(作用〕 上記の推奨される実施態様によって本発明を適用すると
、タービン起動時のようにケーシング内部の温度が低い
場合、前記の形状記憶合金製の水分吸込制御弁の開度が
最大になるよう配置し、静翼間流路と低圧部の静翼内部
空間を連通させる。
それによって、タービン起動時のように多量の水膜流が
翼面を流下する場合でも、水膜流のほとんどを、静翼内
部空間に導入し系外に排出することが出来、翼後縁端か
ら噴出する水滴を減らすことが可能となる。また、ケー
シング内部の温度が上昇すると、凝縮による作動蒸気中
の水滴の量が減少してくる。この時、ケーシング内部の
温度上昇に伴い形状記憶合金を用いた水分吸込制御弁が
閉塞し、タービン性能設計から決定される翼形状を形成
するので、本発明の適用によって通常運転中におけるタ
ービン性能を低下させる虞れが無い。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第12図を用いて詳
細に説明する。
第1図は、典型的な蒸気タービンの1段落に本発明を適
用した例で、静翼1とそれを複数枚支持するダイヤフラ
ム2、及び支持リング3,3′、動翼4とそれを複数枚
固定して回転するディスクロータ5等の主要構成部品は
第18図に示した従来例と同様である6本実施例では、
このようなタービン段落の静翼1を中空構造とするとと
もに静翼1の内部空間と、その内部空間部よりも圧力の
低い部分、あるいは系外の水分回収装置[17とを、ダ
イヤフラム2.及び支持リング3に設けた水分排出孔1
4.15を介して連通ずるよう構成すると共に、動翼4
のエロージョンが発生しやすい半径方向外周部の位置と
相対する静翼1の腹側表面に、形状記憶合金製の水分吸
込制御弁16を設置し、水分吸込制御弁16の形状記憶
効果による変形により、静翼間流路と静翼1の内部空間
部とを連通あるいは閉止するよう構成したものである。
前述したように、このような翼構造では、作動蒸気中の
水滴は慣性力により静翼1の腹側表面に捕集され、集積
して水膜流6を形成し、翼面上を複雑な流れの様相を示
しながら翼後縁部に流下し翼後縁端から流路中に再び放
出される。特に、蒸気流路が低温状態であるタービン起
動時などでは、凝縮作用により作動蒸気中に多量の水滴
が発生するため静翼1の腹側表面にも多量の水膜流が形
成される。而して本実施例においては第1図に示すよう
に、静翼1の半径方向外周の位置、すなわち動翼4のエ
ロージョンが発生しやすい位置に設置した水分吸込制御
弁16が、静翼間流路と静翼1の内部空間部とを連通ず
るよう形成されているため、多量の水膜流6は水分吸込
制御弁16から静翼1の内部空間部に導かれる。静翼1
の内部空間に導かれた水分は1回転中心線よりも上側の
上ケーシング部では、ダイヤフラム2に設けた水分排出
孔14から、また、中心線よりも下側の下ケーシング部
では支持リング3に設けた水分排出孔15から、それぞ
れ系外の低圧部の水分回収装置17に排出され、静翼1
の翼後縁端から放出されろ水滴を大幅に減少せしめ、動
翼4のエロージョンを防止する効果がある。
次に形状記憶合金製の水分吸込制御弁16の作動機構に
ついて説明する。第2図は、第11!1のA−A’断面
部分の斜視拡大図、第3図、第4図は。
第1図のA−A’断面図で、第3図はタービン起動時第
4図は定格運転時の水分吸込制御弁16の状態を示した
ものである。第3図に示す形状記憶合金製の水分吸込制
御弁16は、常温状jl!i T tにおいて、静翼1
の内部空間18内に湾曲する形態で取付けられており、
静翼1の復側壁面には多量の水膜流を静翼1の内部空間
18に導くための大きなギャップGが形成されている0
本実施例の水分吸込制御弁16に使用する形状記憶合金
の材質には、二方向性のNi−Ti合金系の形状記憶合
金を用いるのが好ましい、それは、Ni−Ti合金系の
形状記憶合金は、形状記憶合金が変形を開始する転移温
度を一10℃〜100℃の範囲で設定することができる
ためである。第5図は、温度変化に対する形状記憶合金
の変形量を示したちのであるが、本実施例では、水分吸
込制御弁16に使用する形 状記憶合金の転移温度Tgを常温Tzと、熱気タービン
の定格負荷運転状態におけるケーシング内部温度Tz(
51℃〜60℃)との中間温度に設定する。前述のよう
に、タービンの起動時などは蒸気流路が低温状態である
ため、凝縮作用により作動蒸気中に多量の水滴が発生し
静翼腹側には多量の水膜流を形成される。この時ケーシ
ングの内部温度は、作動蒸気の通気に伴って上昇するが
水分吸込制御弁16の形状記憶合金の転移温度Tsに達
していないため、水分吸込制御弁16は変形せず、第3
図に示すように、静翼1の腹側壁面に大きなギャップG
が形成された状態になっており、多量の水膜流が発生す
る場合でもそのほとんどを静翼1の内部空間18に導く
ことができ、系外に排出することが可能となる。
本実施例のように、静翼1の腹側壁面に大きなギャップ
Gを形成すると、タービン性能設計から決定された翼形
とは異なった翼形状となり翼形損失が増大することや、
水膜流とともに多量の蒸気も系外に排出される虞れがあ
る。しかしながら、通常、蒸気ダービンの起動時には低
圧段落部において、蒸気は特に仕事をせず流下するため
、翼形損失や随伴蒸気量の増大による、タービンの性能
低下は、実用上無視し得る程度に微小である。
一方、タービンの起動後、ケーシング内部温度は次第に
上昇し、形状記憶合金製の水分吸込制御弁16の温度が
転移温度’rsに達すると、第3図に示す如く、水分吸
込制御弁16はあらかじめ設定した形状記憶効果により
静翼1の腹側の方向に変形を開始し、ギャップGが次第
に狭くなる。この時、ケーシングの内部温度が上昇する
ため、凝縮による作動蒸気中の水滴量は、しだいに減少
しはじめる。すなわち、静翼1の腹側に形成したギャッ
プGは、静翼腹面に形成されろ水膜流量の減少に伴い狭
くなることになる。さらにケーシングの内部温度が上昇
し、水分吸込制御弁16の温度が定格負荷運転時の温度
Tz(第5図参照)に達した時、水分吸込制御弁16は
変形を終了し、第4図に示すように、腹側表面にギャッ
プのない(タービン性能設計から決定される)翼形を形
成する。
水分吸込制御弁16が第3図に示す状態から第4図に示
す状態に変形する際、水分吸込制御弁16には作動蒸気
の流体力により大きな反力が作用する。しかしながら、
Ni−Ti系の形状記憶合金の変形力は単位d当り、数
トンの物体を移動することができるほど強大なため、本
実施例の水分吸込制御弁16も作動蒸気の流体力に逆っ
て変形することが十分可能である。また1本実施例では
水分吸込制御弁16に記憶させる変形量を第3図に示す
ギャップGの大きさと等しく与えたが、第6図に示すよ
うに、水分吸込制御弁16に記憶させる変形量をギャッ
プGよりも大きなδとし、さらに、第7図に示すように
水分吸込制御弁16の外周端部にストッパ用の段付面1
9を形成し。
これと接触する静翼1にはストッパ用段付面19と係合
する段付溝20を形成する。水分吸込制御弁16は温度
上昇に伴い、第6図に示す矢印の様に変形するが変形量
がGに達した時、ストッパ用段付面19と段付溝20と
が当接し、これ以上変形しなくなる。そして、水用吸込
制御弁16の温度がT2(第6図)に達する時には、ス
トッパ用段付面19と段付溝20とが形状記憶合金の有
する強大な変形力により強固に圧着され、信頼性の高い
静翼とすることができる。
また、水分吸込制御弁16と静X1との接触部の構造は
、水分吸込制御弁16の変形を制限し得る構造になって
いればよく1例えば第8図に示すように、水分吸込制御
弁16と静′R1の接触部とにそれぞれ傾斜を付けて形
成したものでもよい。
第8図のように形成すると、水膜流が静翼1の内部空間
18に流入しやすくなるという利点がある。
タービンが定格負荷運転状態になると、蒸気中に含まれ
る水滴は1作動蒸気が静翼流路間を通過する際に膨張(
復水衝撃)して発生する水滴が支配的となり、その量は
タービン起動時の凝縮によって生じる水滴量に比べ大幅
に減少するが、これらの水滴も動翼の二〇−ジョンに大
きな影響を及ぼすため、系外に排出しなければならない
、そこで第9図に示すように、水分吸込制御弁16と静
翼1とが接触する際、その接触部の一部に静翼1の内部
空間18と静翼間流路21とを連通ずるスリットSが形
成されるように、水分吸込制御弁16と静翼1との関係
(位置及び形状)を設定する。このスリットにより、タ
ービンの定格運転時に、復水衝撃によって発生して翼面
に付着した水膜流を静翼1の内部空間18に導くことが
でき、系外に排出することが可能である。また、水分吸
込制御弁16と静翼1との間に形成されるスリットSは
第9図に示すように、該スリットSが形成される静翼1
の腹側位置の接線に対して角度αを設けるのが好ましい
、これにより、静翼腹面を流下する水膜流が静翼1の内
部空間18に導かれやすくなる。特に、タービンの定格
運転時では、前述したように静翼腹面を流下する水膜流
の流量が減少するため、これに起因して、その流速が速
くなる。しかしスリットSの形状を第9図に示すように
形成すれば、高速の水膜流もスムーズに静翼内部空間1
8に導くことが可能である。さらに、スリットSの幅を
小さくすることができるため。
随伴蒸気量を減少させるなど、タービンの性能面からも
有利である。
次に、静翼1への形状記憶合金製の水分吸込制御弁16
の取付は方法について説明する。第10図に示した方法
は、静翼1と形状記憶合金製の制御弁16とを溶接によ
って取付けた例である。形状記憶合金を溶接する場合、
その溶接点では形状記憶合金の形状記憶効果は破壊され
てしまうが、その他の部分は、形状記憶効果に問題がな
いため、本実施例における取付は方法として採用が可能
である。
また、第11図に示した方法は、静翼1と水分吸込制御
弁16の取付は部とをそれぞれL字形に形成し、静翼1
のL字形部には水分吸込制御弁16のL字形部に延びる
接合ビン22を設け、水分吸込制御弁16のL字形部に
は、接合ビン22と合致する孔23を形成する。第11
図に示すように、静翼1に設けた接合ビン22を、水分
吸込制御弁16に穿った孔23に挿入し、孔23から突
出した部分の接合ビン22の先端を半球状24のように
かしめ、静翼1に水分吸込制御弁16を取付ける。また
、第12図に示した方法は、水分吸込制御弁16の接合
部に突起部25を形成し。
静翼1の接合部には、突起部25と合致する略り字形の
突出部26を形成する。突出部26と突起部25とを接
触させた後、突起部25と合致するコの字形のピース2
7を配置し、静翼1の突出部26とピース27とを溶接
することにより接合し、水分吸込制御弁16を静翼1に
取付ける方法である。第10図〜第12図に示したどの
方法でも水分吸込制御弁16を静翼1に容易に、しかも
強固に取付けることが可能である。
次に1本発明による第二の実施例を第13図乃至第15
図を用いて説明する。
第二の実施例では、第13図に示すように、静翼1を中
空構造とし、その腹側に形状記憶合金製のコイルバネを
駆動源とする水分吸込制御弁28を配置したものである
。第14図、第15図は第13図の断面図を示し、第1
4図は形状記憶合金製のコイルバネ29が変形する前の
状態(低温時)を、第15図はコイルバネ29が変形し
た後の状態(高温時)をそれぞれ描いたものである。第
14図に示すように、形状記憶合金製のコイルバネ29
は常温T1において縮んだ状態になっており、水分吸込
制御弁28は静翼1の内部空間18側にへこんだ状態で
配置されているため、静翼1の腹側表面には、静翼間流
路21と静翼9の内部空間18とを連通ずるギャップG
が形成される。
このギャップGにより、前述した第一の実施例(第3図
参照)と同様にタービンの起動時などに発生する多量の
水膜流を静翼1の内部空間18に導くことができ、系外
に排出することが可能となる。ケーシングの内部温度が
上昇してコイルバネ29の転移温度Tsを越えると、コ
イルバネ29はあらかじめ設定された形状記憶効果によ
り伸びるように変形し、第15図に示すようにタービン
性能設計的に決定された翼形状を形成する6本実施例で
は、コイルバネ29の形状が変化する時、静翼1と水分
吸込制御弁28とが合致するように。
静翼1の変形方向案内棒30を、また水分吸込制御弁2
8には、変形方向吸込案内枠30と、該案内棒30を挿
入して案内するためのパイプ31とを構成した。これに
より、水分吸込制御弁28は確実に静翼1の壁面に合致
することができる。
一方、コイルバネ29の形状記憶合金の転移温度Tsは
、第1の実施例と同様に、常温Ttとタービンの定格運
転時のケーシング内部温度T1との中間とし、その変形
量も、第14図に示したギャップGよりも大きくなるよ
う設定する。これにより、第一の実施例と同等な効果を
得ることができるとともに、タービンの定格運転時にお
いて。
水分吸込制御弁28は、静翼1に強固に当接せしめられ
て固定されるため、信頼性の高い静翼を構成することが
可能となる。また、本実施例では、タービンの定格運転
時に形状記憶合金製のコイルバネ29が過酷な蒸気流路
場にさらされないため、信頼性が向上することや、形状
記憶合金をコイルバネ状に形成したため、変形量を大き
くすることが可能となり、しかも、その変形力を強大に
することができるなどの利点がある。
以上に説明した第一、第二の実施例では、翼面を流下す
る水膜流を系外に排出することができるが、静翼間流路
を飛翔する水滴を捕捉することは困難である。しかし、
タービンの起動時では、蒸気中に多量の水滴が発生する
ため、水滴同志の衝突による合体などにより、比較的大
きな水滴が静翼間流路を飛翔し、動翼に衝突してエロー
ジョンが発生することが考えられる。そこで、第三の実
施例では第16図に示すように静翼間流路を飛翔する水
滴を捕捉するよう形状記憶合金製の水分吸込制御弁32
を中空構造の静翼1の腹側に配置したものである0本実
施例の水分吸込制御弁32以外の主要構成部品は第一の
実施例と全て同様である0本実施例では、第16図に示
すように、形状記憶合金製の水分吸込制御弁32は常温
Tiにおいて、静翼間流路21側に突出する形態で配置
されており、静翼1の腹側には、静翼間流路21と静翼
1の内部空間18とを連通ずるギャップGが形成されて
いる。このギャップGにより、第一の実施例と同様にタ
ービンの起動時などに発生する多量の水膜流を静翼1の
内部空間18に導くことができ系外に排出することが可
能となる。また、水分吸込制御弁32が静翼間流路21
に突出しているため、飛翔する水滴8を容易に捕捉する
ことができる。
水分吸込制御弁32の形状記憶合金の転移温度Tsを第
一の実施例と同様に設定すれば、タービンの定格運転時
には、性能設計から決定された翼形を形成し、第一の実
施例と同等の効果の他に静翼流路空間を飛翔する水滴も
捕捉して系外に排出することができ、動翼のエロージョ
ン防止に、より効果的である。
次に本発明による第四の実施例について説明する。第四
の実施例では、ケーシング内部の湿り度に応じ、形状記
憶合金製の水分吸込制御弁の変形量を調節し、静翼腹側
に形成されるギャップの大きさを制御するものである。
すなわち、第17図に示すように、静翼1の入口部に湿
り度計33を配置する。湿り度計33からの信号は、熱
源発生袋r134に接続され、さらに水分吸込制御弁1
6に連絡されている。湿り度計33からの信号に応じ、
熱源発生装置34では、形状記憶合金製の水分吸込制御
弁16の転移温度以上あるいは転移温度以下の温度を発
生させ、水分吸込制御弁16に伝える、すなわち、湿り
度計33により湿り度が大きい場合、静翼腹側に形成さ
れるギャップが大きくなるよう、水分吸込制御弁16を
変形させる熱源を熱源発生袋v134で発生させて水分
吸込制御弁16に供給する。これにより、ケーシング内
部温度に左右されることなく、湿り度に応じたギャップ
を形成することができ、タービン全体の効率を向上する
ことができる。
(発明の効果〕 本発明を適用すると、例えば蒸気タービン起動時の如く
、多量の水滴が発生する場合においても、発生した水分
を効率よく系外に排出することが出来、該水分が粗大水
滴となってタービン翼後縁端から蒸気流中に放出される
量を著しく減少せしめ。
エロージョンの発生を防止し得るという優れた実用的効
果を奏し、タービンの信頼性向上、耐久性増加に貢献す
るところ多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例を示す構造図。 第2図は、第1図の部分拡大斜視図である。第3図及び
第4図は、第1図のA−A’断面図である。 第5図及び第6図は形状記憶合金の温度変化に対する変
形量を説明するための図表である。 第7図乃至第12図は、水分吸込制御弁の構成について
の詳細の説明図である。 第13図は本発明の第2の実施例を示す斜視図。 第14図及び第15図は第13図の断面図、第16図は
本発明の第3の実施例を示す断面図、第17図は本発明
の第4の実施例を示す構造図である。第18図は従来の
典型的なタービンの断面構造図、第19図は第18図の
B−B’断面図である。 1.1′・・・静翼、2・・・ダイヤフラム、3.3’
・・・支持リング、4・・・動翼、5・・・ディスクロ
ータ、16.28,32・・・水分吸込制御弁、17・
・・水分回収装置、29・・・形状記憶合金製のコイル
バネ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、静翼と、該静翼を円周状に複数枚支持するダイヤフ
    ラム及び支持リングと、動翼と、該動翼を円周状に複数
    枚支承するディスクロータとからなる蒸気タービン装置
    において、前記の静翼を中空に構成するとともに、該静
    翼の表面と中空部内面との間に形成される壁の一部に開
    閉可能な水分吸込制御弁を設け、かつ、前記静翼の中空
    部を、該中空部に比して低圧の部分に連通せしめたこと
    を特徴とするターボ機械の動翼浸食防止装置。 2、前記水分吸込制御弁は形状記憶合金を用いたものと
    し、常温時に開弁して定格運転時のバランス温度で閉弁
    する構造であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載のターボ機械の動翼浸食防止装置。 3、前記水分吸込制御弁は、形状記憶合金製のコイル部
    材を動力源として開閉作動するものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項に記載のターボ機械の動翼浸
    食防止装置。 4、前記の形状記憶合金の転移温度をTsとし、常温を
    T_1とし、タービンの定格運転時のタービンケーシン
    グの内部温度をT_2とし、T_1<Ts<T_2とな
    るように設定したことを特徴とする特許請求の範囲第2
    項又は同第3項に記載のターボ機械の動翼浸食防止装置
    。 5、前記の水分吸込制御弁は、その開度をケーシング内
    部の蒸気の湿り度に応じて制御されるものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のターボ機械の
    動翼浸食防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20110135447A1 (en) * 2009-12-07 2011-06-09 General Electric Company System for reducing the level of erosion affecting a component
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