JPS6318421Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6318421Y2 JPS6318421Y2 JP1980178900U JP17890080U JPS6318421Y2 JP S6318421 Y2 JPS6318421 Y2 JP S6318421Y2 JP 1980178900 U JP1980178900 U JP 1980178900U JP 17890080 U JP17890080 U JP 17890080U JP S6318421 Y2 JPS6318421 Y2 JP S6318421Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mol
- paper
- eva
- filter element
- fibers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filtering Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエチレンー酢酸ビニル共重合体ケン化
物すなわち、エチレンービニルアルコール共重合
体(EVAと略記する)を一成分とする複合繊維
を含む湿式抄紙よりつくられた気体または液体を
過するフイルターエレメントに関するものでと
りわけ耐油性に優れた湿式抄紙からなるフイルタ
ーエレメントに関するものである。
物すなわち、エチレンービニルアルコール共重合
体(EVAと略記する)を一成分とする複合繊維
を含む湿式抄紙よりつくられた気体または液体を
過するフイルターエレメントに関するものでと
りわけ耐油性に優れた湿式抄紙からなるフイルタ
ーエレメントに関するものである。
従来からフイルターエレメント素材としては各
種天然繊維有機化学繊維及び無機繊維からなる編
織物,不織布,紙が広く使用されている。
種天然繊維有機化学繊維及び無機繊維からなる編
織物,不織布,紙が広く使用されている。
しかし耐油性の要求される分野ではガラス繊維
が主体として専ぱら使用されている。ガラス繊維
フイルターは価格的に汎用の有機化学繊維を用い
るフイルターに比べると高価であり、さらに、有
機合成繊維とのなじみが悪く両者の混用もなかな
かうまく行くものではない。
が主体として専ぱら使用されている。ガラス繊維
フイルターは価格的に汎用の有機化学繊維を用い
るフイルターに比べると高価であり、さらに、有
機合成繊維とのなじみが悪く両者の混用もなかな
かうまく行くものではない。
本考案者らはこのような問題に鑑みて種々研究
をした結果、EVAを一成分とする複合繊維を含
む湿式抄紙よりなるフイルターエレメントがその
品質,製造工程共に優れたものであることを見出
した。
をした結果、EVAを一成分とする複合繊維を含
む湿式抄紙よりなるフイルターエレメントがその
品質,製造工程共に優れたものであることを見出
した。
すなわち本考案によるフイルターエレメントは
フイルター効率が高いだけでなくEVAの特性と
しての耐油性が発揮されて耐油性が良好で、各種
油中の異物を過除去することが長期に連続して
行なう事ができる。しかも、一般の不織布製フイ
ルターと異なりケーキ層の剥離性もよく、逆洗再
使用も可能である。これら性能は、繊維繊度,抄
紙条件等の選択範囲によつて任意コントロールで
きる。
フイルター効率が高いだけでなくEVAの特性と
しての耐油性が発揮されて耐油性が良好で、各種
油中の異物を過除去することが長期に連続して
行なう事ができる。しかも、一般の不織布製フイ
ルターと異なりケーキ層の剥離性もよく、逆洗再
使用も可能である。これら性能は、繊維繊度,抄
紙条件等の選択範囲によつて任意コントロールで
きる。
一方本考案フイルターエレメント用の湿式抄紙
は工程において、吸水状態で湿熱接着し易すく、
また水分蒸発后は粘着トラブルが全くない。又
EVAはバインダー効果をもつているので特に他
のヒートシール性繊維を混抄しなくても又二次的
な接着工程を付与しなくても、通常の抄紙工程中
の乾燥プロセスで繊維相互の熱融着が形成され紙
は極めて強力な紙力を有する。
は工程において、吸水状態で湿熱接着し易すく、
また水分蒸発后は粘着トラブルが全くない。又
EVAはバインダー効果をもつているので特に他
のヒートシール性繊維を混抄しなくても又二次的
な接着工程を付与しなくても、通常の抄紙工程中
の乾燥プロセスで繊維相互の熱融着が形成され紙
は極めて強力な紙力を有する。
本考案のEVAとは、エチレン含量が30〜70モ
ル%、酢酸ビニル部分のケン化度が98モル%以上
のエチレン・酢酸ビニル共重合体ケン化物であ
る。エチレン含量が30モル%以下では熱分解のた
めEVAを使つた熱溶融複合紡糸が任意の熱可塑
性ポリマーとの組合せで可能とは限らなくなり、
しかも融点が180℃以上で接着処理がしにくくな
る。またエチレン含量が70モル%以上ではEVA
の耐油性が急激に低下してしまうし、抄紙プロセ
スで湿熱接着しにくく、また乾熱接着では粘着し
易く、やはり好ましくない。またケン化度が98モ
ル%以下では、熱溶融複合紡糸する時にもう一方
の複合成分の選択範囲が狭まり、又繊維あるいは
紙の製造プロセスで粘着しやすい。
ル%、酢酸ビニル部分のケン化度が98モル%以上
のエチレン・酢酸ビニル共重合体ケン化物であ
る。エチレン含量が30モル%以下では熱分解のた
めEVAを使つた熱溶融複合紡糸が任意の熱可塑
性ポリマーとの組合せで可能とは限らなくなり、
しかも融点が180℃以上で接着処理がしにくくな
る。またエチレン含量が70モル%以上ではEVA
の耐油性が急激に低下してしまうし、抄紙プロセ
スで湿熱接着しにくく、また乾熱接着では粘着し
易く、やはり好ましくない。またケン化度が98モ
ル%以下では、熱溶融複合紡糸する時にもう一方
の複合成分の選択範囲が狭まり、又繊維あるいは
紙の製造プロセスで粘着しやすい。
EVAと複合紡糸できる他の熱可塑性ポリマー
としてはポリオレフイン,ポリエステル,ポリア
ミド等の任意の溶融紡糸可能なものが用いられ
る。
としてはポリオレフイン,ポリエステル,ポリア
ミド等の任意の溶融紡糸可能なものが用いられ
る。
湿式抄紙して得る紙の素材としては、本考案の
複合繊維を50重量%以上使用する。他素材として
はパルプ,麻のような天然繊維,ビニロン,エス
テル,レーヨンのような有機化学繊維,あるいは
ガラス繊維のような無機繊維と混抄してもよい。
複合繊維を50重量%以上使用する。他素材として
はパルプ,麻のような天然繊維,ビニロン,エス
テル,レーヨンのような有機化学繊維,あるいは
ガラス繊維のような無機繊維と混抄してもよい。
抄紙及びフイルターエレメントの成形加工は公
知の装置により行なうことが可能である。
知の装置により行なうことが可能である。
つぎに実施例による本考案を説明する。
実施例 1
ポリエチレンテレフタレート(PET)を芯成
分とし、エチレン含量45モル%ケン化度99.5%の
EVAを鞘成分とする、芯成分/鞘成分=70/30
(重量比)であるような複合紡糸を行ない、つい
で延伸,切断して繊度1.5dr,繊維長5mmのPET
とEVAからなる複合繊維を得、これをシヨート
カツトして製紙原材を得た。この複合繊維70重量
%及びパルプ30重量%を混合し、0.1%濃度で粘
剤としてPEO(製鉄化学製),分散剤としてゾン
デスKV(松本油脂製)を用いて分散し、通常の
短網抄紙機で混抄、140℃に設定した乾燥機を通
過させて厚さ0.5mmの紙をえた。
分とし、エチレン含量45モル%ケン化度99.5%の
EVAを鞘成分とする、芯成分/鞘成分=70/30
(重量比)であるような複合紡糸を行ない、つい
で延伸,切断して繊度1.5dr,繊維長5mmのPET
とEVAからなる複合繊維を得、これをシヨート
カツトして製紙原材を得た。この複合繊維70重量
%及びパルプ30重量%を混合し、0.1%濃度で粘
剤としてPEO(製鉄化学製),分散剤としてゾン
デスKV(松本油脂製)を用いて分散し、通常の
短網抄紙機で混抄、140℃に設定した乾燥機を通
過させて厚さ0.5mmの紙をえた。
この紙を枠に両面に張り付け、このフイルター
エレメントを12枚組合せてフイルターを構成し、
このフイルターでA重油中にカーボンブラツクが
混合した液を過した。このとき過面積5300cm2
でカーボンブラツク吸着量が約400gまでの過
圧約0.3Kg/cm2で処理できた。
エレメントを12枚組合せてフイルターを構成し、
このフイルターでA重油中にカーボンブラツクが
混合した液を過した。このとき過面積5300cm2
でカーボンブラツク吸着量が約400gまでの過
圧約0.3Kg/cm2で処理できた。
これに対して従来のポリエチテル製不織布のメ
ツシユフイルターでは過圧約3.0Kg/cm2を必要
とし、過面積9000cm2でカーボンブラツク吸着量
が200gであり、前記本考案フイルターの方がは
るかに優れた処理能力と耐油耐久性があつた。
ツシユフイルターでは過圧約3.0Kg/cm2を必要
とし、過面積9000cm2でカーボンブラツク吸着量
が200gであり、前記本考案フイルターの方がは
るかに優れた処理能力と耐油耐久性があつた。
第1図は本考案フイルターエレメントの模式図
を示す。 1……フイルター用湿式抄紙、2……取付け
枠。
を示す。 1……フイルター用湿式抄紙、2……取付け
枠。
Claims (1)
- エチレン含量が30〜70モル%、酢酸ビニル部分
のケン化度が98モル%以上のエチレン・酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物と他の熱可塑性ポリマーとか
らなる複合繊維を50重量%以上含む湿式抄紙して
得た紙よりなる耐油性に優れたことを特徴とする
フイルターエレメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980178900U JPS6318421Y2 (ja) | 1980-12-11 | 1980-12-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980178900U JPS6318421Y2 (ja) | 1980-12-11 | 1980-12-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5799716U JPS5799716U (ja) | 1982-06-19 |
| JPS6318421Y2 true JPS6318421Y2 (ja) | 1988-05-24 |
Family
ID=29974107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980178900U Expired JPS6318421Y2 (ja) | 1980-12-11 | 1980-12-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6318421Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016055248A (ja) * | 2014-09-09 | 2016-04-21 | 株式会社クラレ | 固液分離フィルター材 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2945592C (en) * | 2004-11-05 | 2020-01-07 | Donaldson Company, Inc. | Filter medium and structure |
| JP5127533B2 (ja) * | 2008-03-28 | 2013-01-23 | 株式会社クラレ | フィルター及びその製造方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS565567B2 (ja) * | 1973-05-28 | 1981-02-05 | ||
| JPS5171566A (en) * | 1974-12-19 | 1976-06-21 | Mitsubishi Rayon Co | Eaafuirutaano seizohoho |
| JPS5477703A (en) * | 1977-11-29 | 1979-06-21 | Chisso Corp | Wet producing method of nonwoven fabric |
| JPS551379A (en) * | 1979-01-10 | 1980-01-08 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | Conjugate fiber |
-
1980
- 1980-12-11 JP JP1980178900U patent/JPS6318421Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016055248A (ja) * | 2014-09-09 | 2016-04-21 | 株式会社クラレ | 固液分離フィルター材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5799716U (ja) | 1982-06-19 |
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